JP2004182115A - セキュリティシステム - Google Patents

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Yasuyuki Nakano
泰之 中野
Harumi Aoki
治美 青木
Tatsuya Koga
達哉 古賀
Masahiro Yuhara
雅裕 湯原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】車載用電気機器の盗難を防止するセキュリティシステムを提供すること。
【解決手段】第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キー110と、車両30の内部に設置されバッテリ10によって給電される車載用電気機器140と、第2の識別記号を格納する手段を有して第1の識別記号と第2の識別記号とを照合する記号照合装置130と、記号照合装置130が車両30の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠150とを備え、記号照合装置130が、第1の識別記号と第2の識別記号とを照合し、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない場合に、車載用電気機器140がバッテリ10による給電を禁止し、電気錠150が施錠の解除を禁止し、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しい場合に、車載用電気機器140がバッテリ10による給電を許容し、電気錠150が施錠の解除を許容するようにした構成を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用電気機器の盗難を防止するセキュリティシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のセキュリティシステムとして、特許文献1に開示されたものが知られている。
【0003】
図6は、従来のセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。
従来のセキュリティシステム900は、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キー910、第2の識別記号を格納し第1の識別記号と第2の識別記号とを照合する識別記号照合装置920、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない場合にドアロック開閉装置935による車両のドアロックの施錠および開錠を禁止するように制御するドアロック開閉制御装置930、および第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない場合にエンジン始動装置945による車両のエンジンの始動を禁止するように制御するエンジン始動制御装置940によって構成されている。
【0004】
ドアロック開閉制御装置930は、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しい場合にドアロック開閉装置935による車両のドアロックの施錠および開錠を許容するようになっている。
エンジン始動制御装置940は、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しい場合にエンジン始動装置945による車両のエンジンの始動を許容するようになっている。
車載用電気機器950は、車両のエンジンの始動に応じて通電が開始されるようになっている。
【0005】
前述のように構成されたセキュリティシステムにおいて、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない場合には、ドアロック開閉装置935によるドアロックの施錠および開錠とエンジン始動装置945による車両のエンジンの始動が禁止され、車両の盗難が防止されていた。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−115706号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のセキュリティシステムでは、車両の盗難を防止することができるが、車載用電気機器の盗難を防止することができないという問題があった。
【0008】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、車載用電気機器の盗難を防止することができるセキュリティシステムを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のセキュリティシステムは、車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーと、第2の識別記号を格納し前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合する記号照合装置とを備え、前記記号照合装置が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する記号受信手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する記号照合判断手段とを有し、前記車載用電気機器が、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記バッテリによる給電を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記バッテリによる給電を禁止するように制御する給電制御手段とを有した構成を有している。
【0010】
この構成により、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と記号照合装置に格納された識別記号とが一致しない場合にはバッテリから車載用電気機器への給電が禁止されることによって、車載用電気機器を盗難しても転用できないため、車載用電気機器の盗難を防止することができる。
【0011】
また、本発明のセキュリティシステムは、前記車載用電気機器が前記車両の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠を備え、前記電気錠が、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記施錠の解除を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段とを有した構成を有している。
【0012】
この構成により、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と記号照合装置に格納された識別記号とが一致しない場合にはバッテリから車載用電気機器への給電が禁止されることによって、車載用電気機器を盗難しても転用できないため、車載用電気機器の盗難を防止することができ、さらに、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と記号照合装置に格納された識別記号とが一致しない場合には車載用電気機器を車両の内部から取り外すことが禁止されるため、車両の内部からの車載用電気機器の不正な持ち出しを防止することができる。
【0013】
また、本発明のセキュリティシステムは、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記車両のドアロックの施錠および開錠を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記車両のドアロックの施錠および開錠を禁止するように制御するドアロック開閉制御装置と、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記車両のエンジンの始動を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記車両のエンジンの始動を禁止するように制御するエンジン始動制御装置とを備えた構成を有している。
【0014】
この構成により、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と記号照合装置に格納された識別記号とが一致しない場合にはバッテリから車載用電気機器への給電が禁止されることによって、車載用電気機器を盗難しても転用できないため、車載用電気機器の盗難を防止することができ、さらに、判断結果に応じて車両のドアロックの施錠および開錠を禁止するか否かを決定し、車両のエンジンの始動を禁止するか否かを決定するため、車両の盗難を防止することができる。
【0015】
また、本発明のセキュリティシステムは、車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーとを備え、前記車載用電気機器が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する記号受信手段と、第2の識別記号を格納する記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する記号照合判断手段と、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記バッテリによる給電を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記バッテリによる給電を禁止するように制御する給電制御手段とを有した構成を有している。
【0016】
この構成により、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と車載用電気機器に格納された識別記号とが一致しない場合にはバッテリから車載用電気機器への給電が禁止されることによって、車載用電気機器を盗難しても転用できないため、車載用電気機器の盗難を防止することができる。
【0017】
また、本発明のセキュリティシステムは、車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、前記車載用電気機器が前記車両の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーとを備え、前記電気錠が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する第2の記号受信手段と、第2の識別記号を格納する第2の記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第2の記号照合判断手段と、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合には前記施錠の解除を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段とを有した構成を有している。
【0018】
この構成により、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と電気錠に格納された識別記号とが一致しない場合には車載用電気機器を車両の内部から取り外すことが禁止されるため、車両の内部からの車載用電気機器の不正な持ち出しを防止することができる。
【0019】
また、本発明のセキュリティシステムは、車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、前記車載用電気機器が前記車両の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーとを備え、前記車載用電気機器が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する第1の記号受信手段と、第2の識別記号を格納する第1の記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第1の記号照合判断手段と、前記第1の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記バッテリによる給電を許容し、前記第1の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記バッテリによる給電を禁止するように制御する給電制御手段とを有し、前記電気錠が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する第2の記号受信手段と、第2の識別記号を格納する第2の記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第2の記号照合判断手段と、前記第2の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記施錠の解除を許容し、前記第2の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段とを有した構成を有している。
【0020】
この構成により、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と車載用電気機器に格納された識別記号とが一致しない場合にはバッテリから車載用電気機器への給電が禁止されることによって、車載用電気機器を盗難しても転用できないため、車載用電気機器の盗難を防止することができ、さらに、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と電気錠に格納された識別記号とが一致しない場合には車載用電気機器を車両の内部から取り外すことが禁止されるため、車両の内部からの車載用電気機器の不正な持ち出しを防止することができる。
【0021】
また、本発明のセキュリティシステムは、前記バッテリの電圧値の単位時間当たりの変化量を測定する変化量測定手段と、前記変化量が予め設定された値を超えたか否かを判定する変化量判定手段とを備え、前記変化量判定手段によって前記変化量が予め設定された値以下であると判定された場合には、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号との照合を行うことが許容され、前記変化量判定手段によって前記変化量が予め設定された値を超えていると判定された場合には、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号との照合を行うことが禁止され前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断されるようにした構成を有している。
【0022】
この構成により、バッテリの電圧値の単位時間当たりの変化量を測定し、変化量が予め設定された値を超えている場合に識別記号照合を禁止して、バッテリから車載用電気機器への給電と車載用電気機器の車両の内部からの取り外しを禁止するため、バッテリを取り外しシステムの動作を停止させてからの車載用電気機器の盗難を防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。
セキュリティシステム100は、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キー110、バッテリ10の電圧値の単位時間当たりの変化量を測定する変化量測定手段121、変化量が予め設定された値を超えたか否かを判定する変化量判定手段122、第2の識別記号が予め格納され第1の識別記号と第2の識別記号とを照合する記号照合装置130、車両30の内部に設置されバッテリ10によって給電される車載用電気機器140、および車載用電気機器140が車両30の内部から取り外されないように接続部材20に施錠を行う電気錠150によって構成される。
【0024】
なお、接続部材20は、車両30に車載用電気機器140を固定または接続するためのものである。
【0025】
携帯式電子キー110は、ユーザによって携帯され、第1の識別記号を記号照合装置130に無線送信するようになっている。
なお、携帯式電子キー110は、内部に電池と押釦とを有して、ユーザに押釦が押されることによって、第1の識別記号の送信を開始するようになっていてもよい。
また、携帯式電子キー110は、記号照合装置130によって送信される電磁波を受信し、受信された電磁波によって給電されてから第1の識別記号の送信を開始するようになっていてもよい。
【0026】
変化量測定手段121は、バッテリ10の電圧値の単位時間当たりの変化量を測定し、測定された変化量を示す変化量情報を生成し、生成された変化量情報を変化量判定手段122に出力するようになっている。
【0027】
変化量判定手段122には、変化量測定手段121によって出力された変化量情報が入力されるようになっており、変化量判定手段122は、入力された変化量情報に基づいて、変化量が予め設定された値を超えているか否かを判定するようになっている。
【0028】
変化量が予め設定された値を超えていると判定された場合に、変化量判定手段122は、照合禁止信号を生成し、生成された照合禁止信号を記号照合判断手段133に送信するようになっている。
【0029】
また、変化量が予め設定された値以下であると判定された場合に、変化量判定手段122は、照合許容信号を生成し、生成された照合許容信号を記号照合判断手段133に送信するようになっている。
【0030】
記号照合装置130は、携帯式電子キー110によって無線送信された第1の識別記号を受信する記号受信手段131、第1の識別記号と第2の識別記号とを照合して第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かを判断する記号照合判断手段133、および第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かの判断結果を車載用電気機器140と電気錠150とに送信する判断結果送信手段134によって構成される。
【0031】
なお、以下の説明において、第1の識別記号と第2の識別記号との照合を識別記号照合といい、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かの判断結果のことを単に判断結果という。
【0032】
記号受信手段131は、携帯式電子キー110によって送信された第1の識別記号を受信し、受信された第1の識別記号を記号照合判断手段133に出力するようになっている。
なお、記号受信手段131は、電磁波を携帯式電子キー110に送信することによって携帯式電子キー110に給電を行うようになっていてもよい。
記号格納手段132は、第2の識別記号を予め格納するようになっている。
【0033】
記号照合判断手段133には、変化量判定手段122によって出力された照合禁止信号または照合許容信号が入力されるようになっており、記号照合判断手段133は、照合禁止信号が入力された場合には、識別記号照合を行わずに第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない旨の判断結果を判断結果送信手段134に出力し、照合許容信号が入力された場合には、識別記号照合を行うようになっている。
【0034】
記号照合判断手段133には、記号受信手段131によって出力された第1の識別記号が入力されるようになっており、記号照合判断手段133は、第1の識別記号と記号格納手段132に格納された第2の識別記号とを照合し、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かを判断して判断結果を生成し、生成された判断結果を判断結果送信手段134に出力するようになっている。
【0035】
判断結果送信手段134には、記号照合判断手段133によって出力された判断結果が入力されるようになっており、判断結果送信手段134は、入力された判断結果を車載用電気機器140および電気錠150に送信するようになっている。
【0036】
車載用電気機器140は、判断結果送信手段134によって送信された判断結果を受信する判断結果受信手段141、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合にバッテリ10による給電を許容し、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合にバッテリ10による給電を禁止するように制御する給電制御手段142、および所定の機能を有する電気機器本体143によって構成される。
ここで、電気機器本体143は、例えば、カーオーディオや車載用液晶ディスプレイやカーナビゲーションシステムなどである。
【0037】
判断結果受信手段141は、判断結果送信手段134によって送信された判断結果を受信し、受信された判断結果を給電制御手段142に出力するようになっている。
【0038】
給電制御手段142には、判断結果受信手段141によって出力された判断結果が入力されるようになっており、給電制御手段142は、入力された判断結果に応じてバッテリ10による電気機器本体143への給電を禁止するか否かを決定するようになっている。
【0039】
第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断されている場合には、給電制御手段142は、バッテリ10による電気機器本体143への給電を許容するようになっている。
【0040】
また、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断されている場合に、給電制御手段142は、バッテリ10による電気機器本体143への給電を禁止するようになっている。
【0041】
電気錠150は、判断結果送信手段134によって送信された判断結果を受信する電気錠判断結果受信手段151、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合に施錠の解除を許容し、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段152、および車載用電気機器140が車両30の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠本体153によって構成される。
【0042】
電気錠判断結果受信手段151は、判断結果送信手段134によって送信された判断結果を受信し、受信された判断結果を施錠解除制御手段152に出力するようになっている。
施錠解除制御手段152には、電気錠判断結果受信手段151によって出力された判断結果が入力されるようになっており、施錠解除制御手段152は、入力された判断結果に応じて電気錠本体153の施錠の解除を禁止するか否かを決定するようになっている。
【0043】
第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断されている場合に、施錠解除制御手段152は、電気錠本体153の施錠の解除を許容する旨を示す解除許容信号を生成し、生成された解除許容信号を電気錠本体153に出力するようになっている。
【0044】
第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断されている場合に、施錠解除制御手段152は、電気錠本体153の施錠の解除を禁止する旨を示す解除禁止信号を生成し、生成された解除禁止信号を電気錠本体153に出力するようになっている。
【0045】
電気錠本体153は、接続部材20に施錠を行い、車両30から車載用電気機器140が取り外されないようにするようになっている。
電気錠本体153には、施錠解除制御手段152によって出力された解除許容信号が入力されるようになっており、電気錠本体153は、入力された解除許容信号に応じて施錠の解除を可能とするようになっている。
なお、電気錠本体153によって施錠の解除が可能とされているときに、ユーザは、車両30から車載用電気機器140を取り外すことができる。
【0046】
また、電気錠本体153には、施錠解除制御手段152によって出力された解除禁止信号が入力されるようになっており、電気錠本体153は、入力された解除禁止信号に応じて施錠の解除を不可能とするようになっている。
なお、電気錠本体153は、通常はバッテリ10によって給電されるようになっていてもよく、給電されていないときには施錠の解除が不可能とするようになっていてもよい。
【0047】
以下、本発明の第1の実施の形態のセキュリティシステム100の動作について説明する。
図2は、本発明の第1の実施の形態のセキュリティシステムの動作の流れを示すフローチャートである。
まず、携帯式電子キー110によって第1の識別記号が送信され、記号受信手段131によって第1の識別記号が受信される(S210)。
【0048】
次いで、変化量測定手段121によってバッテリ10の電圧値の単位時間当たりの変化量が測定され(S220)、測定された変化量が予め設定された値を超えているか否かが変化量判定手段122によって判定される(S230)。
【0049】
変化量判定手段122によって変化量が予め設定された値を超えていると判定された場合には、照合禁止信号が変化量判定手段122によって記号照合判断手段133に送信され、識別記号照合が禁止され、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない旨の判断結果が判断結果送信手段134に送信される。
【0050】
また、変化量判定手段122によって変化量が予め設定された値以下であると判定された場合には、照合許容信号が変化量判定手段122によって記号照合判断手段133に送信され、記号受信手段131によって受信された第1の識別記号と記号格納手段132によって格納された第2の識別記号との照合が記号照合判断手段133によって照合され(S240)、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かが判断される(S250)。
【0051】
記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合には、バッテリ10による電気機器本体143への給電が給電制御手段142によって許容され(S260)、接続部材20の施錠の解除が施錠解除制御手段152によって許容される(S270)。
【0052】
記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合には、バッテリ10による電気機器本体143への給電が給電制御手段142によって禁止され(S280)、接続部材20の施錠の解除が施錠解除制御手段152によって禁止される(S290)。
【0053】
なお、セキュリティシステム100は、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合に車両のドアロックの施錠および開錠を許容し、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に車両のドアロックの施錠および開錠を禁止するように制御するドアロック開閉制御装置と、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合に車両のエンジンの始動を許容し、記号照合判断手段133によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に車両のエンジンの始動を禁止するように制御するエンジン始動制御装置とを備えてもよい。
【0054】
以上説明したように、本発明の第1の実施の形態のセキュリティシステムは、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と記号照合装置に格納された識別記号とが一致しない場合にはバッテリから車載用電気機器への給電が禁止されることによって、車載用電気機器を盗難しても転用できないため、車載用電気機器の盗難を防止することができる。
また、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と記号照合装置に格納された識別記号とが一致しない場合には車載用電気機器を車両の内部から取り外すことが禁止されるため、車両の内部からの車載用電気機器の不正な持ち出しを防止することができる。
また、バッテリの電圧値の単位時間当たりの変化量を測定し、変化量が予め設定された値を超えている場合に識別記号照合を禁止して、バッテリから車載用電気機器への給電と車載用電気機器の車両の内部からの取り外しを禁止するため、バッテリを取り外しシステムの動作を停止させてからの車載用電気機器の盗難を防止することができる。
【0055】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムの構成を示すブロック図である。
セキュリティシステム300は、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キー310、バッテリ10の電圧値の単位時間当たりの変化量を測定する変化量測定手段121、変化量が予め設定された値を超えたか否かを判定する変化量判定手段122、車両30の内部に設置されバッテリ10によって給電される車載用電気機器340、および車載用電気機器340が車両30の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠350によって構成される。
【0056】
なお、接続部材20は、車両30に車載用電気機器340を固定または接続するための部材である。
【0057】
ここで、本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステム300を構成する構成手段のうち、上述した本発明の第1の実施の形態のセキュリティシステム100における構成手段と同様の処理を行うものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0058】
携帯式電子キー310は、ユーザによって携帯され、第1の識別記号を車載用電気機器340および電気錠350に無線送信するようになっている。
なお、携帯式電子キー310は、内部に電池と押釦とを有して、ユーザに押釦が押されることによって、第1の識別記号の送信を開始するようになっていてもよい。
【0059】
また、携帯式電子キー310は、車載用電気機器340または電気錠350によって送信される電磁波を受信し、受信された電磁波によって給電されてから第1の識別記号の送信を開始するようになっていてもよい。
また、携帯式電子キー310は、車載用電気機器340および電気錠350にそれぞれ異なる送信用識別記号を送信するようになっていてもよい。
【0060】
車載用電気機器340は、携帯式電子キー310によって無線送信された第1の識別記号を受信する第1の記号受信手段344、第2の識別記号を格納する第1の記号格納手段345、第1の識別記号と第2の識別記号とを照合して第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第1の記号照合判断手段346、第1の記号照合判断手段346によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合にバッテリ10による給電を許容し、第1の記号照合判断手段346によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合にバッテリ10による給電を禁止するように制御する給電制御手段142、および所定の機能を有する電気機器本体143によって構成される。
【0061】
ここで、電気機器本体143は、例えば、カーオーディオや車載用液晶ディスプレイやカーナビゲーションシステムなどである。
なお、以下の説明において、第1の識別記号と第2の識別記号との照合を識別記号照合といい、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かの判断結果のことを単に判断結果という。
【0062】
第1の記号受信手段344は、携帯式電子キー310によって送信された第1の識別記号を受信し、受信された第1の識別記号を第1の記号照合判断手段346に出力するようになっている。
なお、第1の記号受信手段344は、電磁波を携帯式電子キー310に送信することによって携帯式電子キー310に給電を行うようになっていてもよい。
第1の記号格納手段345は、第2の識別記号を予め格納するようになっている。
【0063】
第1の記号照合判断手段346には、変化量判定手段122によって出力された照合禁止信号または照合許容信号が入力されるようになっており、第1の記号照合判断手段346は、照合禁止信号が入力された場合には、識別記号照合を行わずに第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない旨の判断結果を給電制御手段142に出力し、照合許容信号が入力された場合には、識別記号照合を行うようになっている。
【0064】
第1の記号照合判断手段346には、第1の記号受信手段344によって出力された第1の識別記号が入力されるようになっており、第1の記号照合判断手段346は、第1の識別記号と第1の記号格納手段345に格納された第2の識別記号とを照合し、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かを判断して判断結果を生成し、生成された判断結果を給電制御手段142に出力するようになっている。
【0065】
電気錠350は、携帯式電子キー310によって無線送信された第1の識別記号を受信する第2の記号受信手段354、第2の識別記号を格納する第2の記号格納手段355、第1の識別記号と第2の識別記号とを照合して第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第2の記号照合判断手段356、第2の記号照合判断手段356によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合に施錠の解除を許容し、第2の記号照合判断手段356によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段152、および車載用電気機器340が車両30の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠本体153によって構成される。
【0066】
第2の記号受信手段354は、携帯式電子キー310によって送信された第1の識別記号を受信し、受信された第1の識別記号を第2の記号照合判断手段356に出力するようになっている。
なお、第2の記号受信手段354は、電磁波を携帯式電子キー310に送信することによって携帯式電子キー310に給電を行うようになっていてもよい。
第2の記号格納手段355は、第2の識別記号を予め格納するようになっている。
【0067】
第2の記号照合判断手段356には、変化量判定手段122によって出力された照合禁止信号または照合許容信号が入力されるようになっており、第2の記号照合判断手段356は、照合禁止信号が入力された場合には、識別記号照合を行わず、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない旨の判断結果を施錠解除制御手段152に出力し、照合許容信号が入力された場合には、識別記号照合を行うようになっている。
【0068】
第2の記号照合判断手段356には、第2の記号受信手段354によって出力された第1の識別記号が入力されるようになっており、第2の記号照合判断手段356は、第1の識別記号と第2の記号格納手段355に格納された第2の識別記号とを照合し、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かを判断して判断結果を生成し、生成された判断結果を施錠解除制御手段152に出力するようになっている。
【0069】
以下、本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムの動作について説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムの車載用電気機器の給電の禁止および許容に係る動作の流れを示すフローチャートである。
まず、携帯式電子キー310によって第1の識別記号が送信され、第1の記号受信手段344によって第1の識別記号が受信される(S410)。
【0070】
次いで、変化量測定手段121によってバッテリ10の電圧値の単位時間当たりの変化量が測定され(S420)、測定された変化量が予め設定された値を超えているか否かが変化量判定手段122によって判定される(S430)。
【0071】
変化量判定手段122によって変化量が予め設定された値を超えていると判定された場合には、照合禁止信号が変化量判定手段122によって第1の記号照合判断手段346に送信され、識別記号照合が禁止され、第1の記号照合判断手段346によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない旨の判断結果が給電制御手段142に出力される。
【0072】
また、変化量判定手段122によって変化量が予め設定された値以下であると判定された場合には、照合許容信号が変化量判定手段122によって第1の記号照合判断手段346に送信され、第1の記号受信手段344によって受信された第1の識別記号と第1の記号格納手段345によって格納された第2の識別記号との照合が第1の記号照合判断手段346によって照合され(S440)、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かが判断される(S450)。
【0073】
第1の記号照合判断手段346によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合には、バッテリ10による電気機器本体143への給電が給電制御手段142によって許容される(S460)。
第1の記号照合判断手段346によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合には、バッテリ10による電気機器本体143への給電が給電制御手段142によって禁止される(S470)。
【0074】
図5は、本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムの電気錠の施錠の解除の禁止および許容に係る動作の流れを示すフローチャートである。
まず、携帯式電子キー310によって第1の識別記号が送信され、第2の記号受信手段354によって第1の識別記号が受信される(S510)。
【0075】
次いで、変化量測定手段121によってバッテリ10の電圧値の単位時間当たりの変化量が測定され(S520)、測定された変化量が予め設定された値を超えているか否かが変化量判定手段122によって判定される(S530)。
【0076】
変化量判定手段122によって変化量が予め設定された値を超えていると判定された場合には、照合禁止信号が変化量判定手段122によって第2の記号照合判断手段356に送信され、識別記号照合が禁止され、第2の記号照合判断手段356によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくない旨の判断結果が施錠解除制御手段152に出力される。
【0077】
また、変化量判定手段122によって変化量が予め設定された値以下であると判定された場合には、照合許容信号が変化量判定手段122によって第2の記号照合判断手段356に送信され、第2の記号受信手段354によって受信された第1の識別記号と第2の記号格納手段355によって格納された第2の識別記号との照合が第2の記号照合判断手段356によって照合され(S540)、第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいか否かが判断される(S550)。
【0078】
第2の記号照合判断手段356によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しいと判断された場合には、接続部材20の施錠の解除が施錠解除制御手段152によって許容される(S560)。
第2の記号照合判断手段356によって第1の識別記号と第2の識別記号とが等しくないと判断された場合には、接続部材20の施錠の解除が施錠解除制御手段152によって禁止される(S570)。
【0079】
以上説明したように、本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムは、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と車載用電気機器に格納された識別記号とが一致しない場合にはバッテリから車載用電気機器への給電が禁止されることによって、車載用電気機器を盗難しても転用できないため、車載用電気機器の盗難を防止することができる。
また、ユーザの携帯している携帯式電子キーから送信された識別記号と電気錠に格納された識別記号とが一致しない場合には車載用電気機器を車両の内部から取り外すことが禁止されるため、車両の内部からの車載用電気機器の不正な持ち出しを防止することができる。
また、バッテリの電圧値の単位時間当たりの変化量を測定し、変化量が予め設定された値を超えている場合に識別記号照合を禁止して、バッテリから車載用電気機器への給電と車載用電気機器の車両の内部からの取り外しを禁止するため、バッテリを取り外しシステムの動作を停止させてからの車載用電気機器の盗難を防止することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、車載用電気機器の盗難を防止することができるセキュリティシステムを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のセキュリティシステムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態のセキュリティシステムの動作の流れを示すフローチャート
【図3】本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムの構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムの車載用電気機器の給電の禁止および許容に係る動作の流れを示すフローチャート
【図5】本発明の第2の実施の形態のセキュリティシステムの電気錠の施錠の解除の禁止および許容に係る動作の流れを示すフローチャート
【図6】従来のセキュリティシステムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 バッテリ
20 接続部材
30 車両
100、300、900 セキュリティシステム
110、310、910 携帯式電子キー
121 変化量測定手段
122 変化量判定手段
130 記号照合装置
131 記号受信手段
132 記号格納手段
133 記号照合判断手段
134 判断結果送信手段
140、340、950 車載用電気機器
141 判断結果受信手段
142 給電制御手段
143 電気機器本体
150、350 電気錠
151 電気錠判断結果受信手段
152 施錠解除制御手段
153 電気錠本体
344 第1の記号受信手段
345 第1の記号格納手段
346 第1の記号照合判断手段
354 第2の記号受信手段
355 第2の記号格納手段
356 第2の記号照合判断手段
920 識別記号照合装置
930 ドアロック開閉制御装置
935 ドアロック開閉装置
940 エンジン始動制御装置
945 エンジン始動装置

Claims (7)

  1. 車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーと、第2の識別記号を格納し前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合する記号照合装置とを備え、前記記号照合装置が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する記号受信手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する記号照合判断手段とを有し、前記車載用電気機器が、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記バッテリによる給電を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記バッテリによる給電を禁止するように制御する給電制御手段とを有したことを特徴とするセキュリティシステム。
  2. 前記車載用電気機器が前記車両の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠を備え、前記電気錠が、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記施錠の解除を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段とを有したことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
  3. 前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記車両のドアロックの施錠および開錠を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記車両のドアロックの施錠および開錠を禁止するように制御するドアロック開閉制御装置と、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記車両のエンジンの始動を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記車両のエンジンの始動を禁止するように制御するエンジン始動制御装置とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のセキュリティシステム。
  4. 車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーとを備え、前記車載用電気機器が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する記号受信手段と、第2の識別記号を格納する記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する記号照合判断手段と、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記バッテリによる給電を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記バッテリによる給電を禁止するように制御する給電制御手段とを有したことを特徴とするセキュリティシステム。
  5. 車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、前記車載用電気機器が前記車両の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーとを備え、前記電気錠が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する第2の記号受信手段と、第2の識別記号を格納する第2の記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第2の記号照合判断手段と、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記施錠の解除を許容し、前記記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段とを有したことを特徴とするセキュリティシステム。
  6. 車両の内部に設置されバッテリによって給電される車載用電気機器と、前記車載用電気機器が前記車両の内部から取り外されないように施錠を行う電気錠と、第1の識別記号を無線送信する携帯式電子キーとを備え、前記車載用電気機器が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する第1の記号受信手段と、第2の識別記号を格納する第1の記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第1の記号照合判断手段と、前記第1の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記バッテリによる給電を許容し、前記第1の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記バッテリによる給電を禁止するように制御する給電制御手段とを有し、前記電気錠が、前記携帯式電子キーによって無線送信された前記第1の識別記号を受信する第2の記号受信手段と、第2の識別記号を格納する第2の記号格納手段と、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とを照合して前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいか否かを判断する第2の記号照合判断手段と、前記第2の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しいと判断された場合に前記施錠の解除を許容し、前記第2の記号照合判断手段によって前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断された場合に前記施錠の解除を禁止するように制御する施錠解除制御手段とを有したことを特徴とするセキュリティシステム。
  7. 前記バッテリの電圧値の単位時間当たりの変化量を測定する変化量測定手段と、前記変化量が予め設定された値を超えたか否かを判定する変化量判定手段とを備え、前記変化量判定手段によって前記変化量が予め設定された値以下であると判定された場合には、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号との照合を行うことが許容され、前記変化量判定手段によって前記変化量が予め設定された値を超えていると判定された場合には、前記第1の識別記号と前記第2の識別記号との照合を行うことが禁止され前記第1の識別記号と前記第2の識別記号とが等しくないと判断されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載のセキュリティシステム。
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CN115107696A (zh) * 2022-01-13 2022-09-27 长城汽车股份有限公司 一种车辆控制方法、车辆及存储介质

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