JP2008001470A - 乗客コンベアの補助ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンベアチェーンの循環移動状態に異常が発生した場合、コンベアチェーンと踏段との循環移動を停止させ、この移動停止を緩やか行う。
【解決手段】乗客コンベアの補助ブレーキ装置において、コンベアチェーンが掛け渡されるスプロケット5aに連結されてこのスプケット5aと共に回転し、回転中心周りに複数の係合部19を有する板状の回転体15と、係合部19に係合される係合位置と係合が回避される退避位置とに移動可能な係合体25と、コンベアチェーンの循環移動状態の異常を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づいて係合体25を退避位置から係合位置へ移動させる移動手段27とを備え、回転体15とスプロケット5aとの連結は、回転体15とスプロケット5aとの少なくとも一方に回転中心周りに形成された円弧状の長穴20に、回転体15とスプロケット5aとを締付固定する固定部材22を挿通させて行われている。
【選択図】図3

Description

本発明は、乗客コンベアの補助ブレーキ装置に関し、特に、踏段が連結されて循環移動する無端状のコンベアチェーンの循環移動状態に異常が発生した場合において、利用者の安全性を確保する乗客コンベアの補助ブレーキ装置に関する。
乗客コンベアの一例であるエスカレータは、エスカレータが設置される設置構造物の上階側と下階側とにスプロケットが2つずつ同一軸心上に配置され、これらのスプロケット間に平行に位置する2本のコンベアチェーンが掛け渡されている。2本のコンベアチェーンには、複数の踏段の両端部が連結されている。
上階側と下階側とのいずれか一方にモータ等の駆動部が配置され、駆動部からの駆動力が駆動力伝達チェーンを介してスプロケットに伝達される。
このような構成において、駆動部からの駆動力が駆動力伝達チェーンを介してスプロケットに伝達され、スプロケットが回転駆動される。スプロケットが回転駆動されることによりこのスプロケットと他のスプロケットとの間に掛け渡されているコンベアチェーンが循環移動し、踏段上に乗っている利用者は下階から上階へ、又は、上階から下階へと運ばれる。
エスカレータにおいて、駆動力伝達チェーンが切れる事故が発生した場合、何らかの対策を講じないと、踏段上に乗っている利用者の重量によって踏段とコンベアチェーンとが下階側に向けて暴走する。
このような暴走を阻止するため、下記特許文献1に記載されているような補助ブレーキ装置の発明が提案されている。
特許文献1に記載されている補助ブレーキ装置は、駆動力伝達チェーンが切れたことを検知した場合、検知結果に基づいて可動片を移動させ、移動させた可動片をスプロケットの歯部に係合させてスプロケットの回転を阻止している。スプロケットの回転が阻止されることにより、このスプロケットと他のスプロケットとの間に掛け渡されているコンベアチェーンの循環移動が阻止され、コンベアチェーンと踏段とが下階側に向けて暴走することが阻止される。
特開2003−176089号公報
しかしながら、前述の補助ブレーキ装置においては、以下の点について配慮がなされていない。
可動片がスプロケットの歯部に係合されることにより、スプロケットは急ブレーキを掛けられた状態となり、コンベアチェーンと踏段とは急停止されることになる。このため、踏段の上に乗っている利用者が転倒する場合がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的は、駆動力伝達チェーンが切れたり、踏段の移動速度が過速状態になったり、踏段の移動方向が逆転する等のような、コンベアチェーンの循環移動状態に異常が発生したことを検知した場合、コンベアチェーンと踏段との循環移動を停止させるとともに、この移動停止を緩やか行うことができる乗客コンベアの補助ブレーキ装置を提供することである。
本発明の実施の形態に係る第1の特徴は、乗客コンベアの補助ブレーキ装置において、踏段が連結されて循環移動する無端状のコンベアチェーンが掛け渡されるスプロケットに連結されてこのスプケットと共に回転し、回転中心周りに複数の係合部を有する板状の回転体と、前記係合部に係合される係合位置と、前記係合部との係合が回避される退避位置とに移動可能に設けられる係合体と、前記コンベアチェーンの循環移動状態の異常を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づいて前記係合体を前記退避位置から前記係合位置へ移動させる移動手段と、を備え、前記回転体と前記スプロケットとの連結は、前記回転体と前記スプロケットとの少なくとも一方に回転中心周りに形成された円弧状の長穴に、前記回転体と前記スプロケットとを締付固定する固定部材を挿通させて行われていることである。
本発明によれば、コンベアチェーンの循環移動状態に異常が発生した場合、コンベアチェーンと踏段との移動を停止させることができるとともに、この移動停止を緩やか行うことができ、移動停止に伴う乗客コンベア利用者の転倒を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置は、図1に示す乗客コンベアであるエスカレータに設けられている。このエスカレータは、エスカレータが設置される設置構造物の上階と下階との間に亘って据え付けられるトラス1を有している。トラス1の上部両側には一対の欄干2が設置され、欄干2の周囲には手摺ベルト3が掛け渡されている。
トラス1内の上階側には、回転軸4と、この回転軸4に連結された一対のスプロケット5(必要に応じて、5a,5bと示す)と、駆動部6とが配置されている。トラス1内の下階側には、回転軸7と、この回転軸7に連結された一対のスプロケット8とが配置されている。上階側のスプロケット5と下階側のスプロケット8との間には、無端状のコンベアチェーン9が掛け渡されている。コンベアチェーン9は平行に2本設けられており、2本のコンベアチェーン9には複数の踏段10の水平方向の両端部が連結されている。コンベアチェーン9は、スプロケット5,8が回転することに伴ってスプロケット5,8の間を循環移動し、踏段10もコンベアチェーン9と一体に循環移動する。
個々の踏段10にはそれぞれ車輪11a,11bが取付けられている。トラス1には、踏段10がコンベアチェーン9と共に循環移動する場合に車輪11a,11bをガイドするガイドレール(図示せず)が設けられている。
図2及び図3に示すように、回転軸4の両端は軸受12により軸支され、軸受12はトラス1に取付けられている。回転軸4の外周部には、回転軸4の両端側に位置する一対の取付部13a,13bと、回転軸4の中央側に位置する一つの取付部14とが溶接により固定されている。取付部13aには、スプロケット5aが着脱可能にボルト締めされ、スプロケット5aには回転体15が着脱可能にボルト締めされている。取付部13bには、スプロケット5bが着脱可能にボルト締めされ、スプロケット5bには駆動用スプロケット16が着脱可能にボルト締めされている。取付部14には、手摺用スプロケット17が着脱可能にボルト締めされている。
スプロケット5a,5bは、下階側のスプロケット8との間にコンベアチェーン9が掛け渡される部材であり、回転軸4と一体に回転可能に設けられている。駆動用スプロケット16は、駆動部6の駆動軸6aに固定されたスプロケット6bとの間に駆動力伝達チェーン18が掛け渡される部材であり、回転軸4と一体に回転可能に設けられている。手摺用スプロケット17は、手摺ベルト3を駆動させるベルト駆動機構側のスプロケット(図示せず)との間にベルトチェーン(図示せず)が掛け渡される部材であり、回転軸4と一体に回転可能に設けられている。このため、駆動部6が駆動されることにより駆動部6からの駆動力が駆動力伝達チェーン18と駆動用スプロケット16とを介して回転軸4に伝達され、回転軸4とスプロケット5a,5bと手摺用スプロケット17とが一体に回転する。
回転体15はリング形状の板状部材であり、スプロケット5aにボルト締めされてスプロケット5aと共に回転可能に設けられている。回転体15の外周部には、回転体15がスプロケット5aと共に回転する場合の回転中心周りに位置する複数の係合部19が形成されている。複数の係合部19は、回転体15の回転中心周りの同一円周上に形成されている。さらに、回転体15には、回転体15がスプロケット5aと共に回転する場合の回転中心周りの同一円周上に位置する複数の長穴20が形成されている。
スプロケット5aは、コンベアチェーン9が噛み合う歯部が外周部に形成された本体部5aaと、リング形状に形成された第1リング部5abと、リング形状に形成された第2リング部5acとに分割して形成されている。これらの本体部5aaと第1リング部5abと第2リング部5acとがボルト締めされ、スプロケット5aが形成されている。回転体15とスプロケット5aとの連結は、回転体15に形成された長穴20と、スプロケット5aの一部である第2リング部5acに形成された取付穴21とに固定部材であるボルト22を挿通し、ボルト22にナット23を螺合させることにより行われている。回転体15とナット23との間には、スプリングワッシャ24が介装されている。
なお、長穴20に対するボルト22の挿通位置は、コンベアチェーン9が下り方向に循環移動する場合において回転体15とスプロケット5aとが回転する方向(図3における矢印B方向)における、回転方向後方側の端部である。
回転体15の係合部19に対向する位置には、係合体25が設置されている。係合体25は支軸26を支点として回動可能に設けられており、図3において仮想線で示す係合位置と、実線で示す退避位置との間で回動する。仮想線で示す係合位置は、係合体25が係合部19に係合される位置であり、この係合により、回転体15が矢印B方向に回転することが規制される。実線で示す退避位置は、係合体25と係合部19との係合が回避される位置であり、回転体15は係合体25による制約を受けずに回転可能となっている。
係合体25には、係合体25を退避位置から係合位置へ回動させる移動手段であるソレノイド27と、係合体25を退避位置に保持する向きに付勢する引っ張りバネ等の付勢体(図示せず)とが連結されている。ソレノイド27は、通常時には通電が遮断されてオフとなっており、係合体25は付勢体の付勢力により退避位置に保持されている。後述する異常発生時にはソレノイド27に通電されてソレノイド27がオンとなり、ソレノイド27は付勢体の付勢力に抗して回転体15を仮想線で示す係合位置に回動させる。
この第1の実施の形態の補助ブレーキ装置には、コンベアチェーン9の循環移動状態の異常を検知する検知手段28と、検知手段28からの検知結果が入力された場合にソレノイド27に駆動信号を出力する制御部29とが設けられている。制御部29からソレノイド27へ駆動信号が出力されることにより、ソレノイド27がオンになる。検知手段28としては、駆動力伝達チェーン18が切れたことを検知する手段、踏段10の移動速度が過速状態になったことを検知する手段、踏段10の移動方向が逆転したことを検知する手段が含まれている。
このような構成において、エスカレータは、駆動部6を駆動源として駆動される。駆動部6が駆動されることにより駆動軸6aとスプロケット6bとが回転し、スプロケット6bの回転が駆動力伝達チェーン18を介して駆動用スプロケット16に伝達され、駆動用スプロケット16が回転する。駆動用スプロケット16が回転することにより、駆動用スプロケット16と共にスプロケット5a,5bと回転軸4と手摺用スプロケット17とが一体に回転する。スプロケット5a,5bが回転することにより、スプロケット5,8に掛け渡されているコンベアチェーン9が循環移動し、コンベアチェーン9に連結されている踏段10が上階と下階との間を循環移動する。また、手摺用スプロケット17が回転することにより、ベルト駆動機構を介して手摺ベルト3が駆動され、手摺ベルト3が欄干2の周囲を循環移動する。
エスカレータの運転中は、検知手段28がコンベアチェーン9の循環移動状態に異常が生じたか否かを検知している。検知手段28が検知するコンベアチェーン9の循環移動状態の異常とは、例えば、駆動力伝達チェーン18が切れたこと、踏段10の移動速度が過速状態になったこと、踏段10の移動方向が逆転したこと等である。
検知手段28がコンベアチェーン9の循環移動状態の異常を検知しない場合には、ソレノイド27がオフの状態に維持され、係合体25は図3において実線で示す退避位置に位置している。このため、コンベアチェーン9と踏段10とは、係合体25による規制を受けることなく循環移動される。
検知手段28がコンベアチェーン9の循環移動状態の異常を検知した場合には、検知手段28から異常検知信号が出力され、異常検知信号が制御部29に入力される。制御部29に異常検知信号が入力されると、制御部29からソレノイド27に対して制御信号が出力され、ソレノイド27がオンになる。ソレノイド27がオンになると、係合体25が図3において示す実線で示す退避位置から二点鎖線で示す係合位置に回動し、係合体25が回転体15の係合部19に係合される。
係合体25が回転体15の係合部19に係合されると、回転体15の回転が規制され、回転体15に連結されているスプロケット5aに対して回転を規制する力が作用する。しかし、回転体15とスプロケット5aとが長穴20に挿通されたボルト22とにより連結されているため、回転体15の回転が規制された場合にスプロケット5aが直ちに回転を規制されることはなく、スプロケット5aは長穴20の長さ寸法“A”の範囲で回転方向(図3に示す矢印B方向)に減速されながら回転する。そして、長穴20内を移動するボルト22が、長穴20の回転方向に沿った前方側の端部に到達した場合に、スプロケット5aの回転が停止され、コンベアチェーン9と踏段10との循環移動が停止される。
したがって、検知手段28がコンベアチェーン9の循環移動状態の異常を検知した場合には、係合体25によって回転体15の回転を規制することによりコンベアチェーン9と踏段10との循環移動を停止させることができ、コンベアチェーン9と踏段10とが下階側に向けて暴走することを防止することができる。
さらに、係合体25によって回転体15の回転を規制した場合に、スプロケット5aの回転は瞬時に停止されるのではなく、回転体15の回転を規制した後でもスプロケット5aは減速されながら長穴20の長さ寸法“A”の範囲内で減速されながら回転する。このため、コンベアチェーン9と踏段10とを急停止させることなく緩やかに停止させることができ、コンベアチェーン9と踏段10とが停止された場合に踏段10上に乗っているエスカレータの利用者が転倒するという事故の発生を防止することができる。
なお、長穴20の長さ寸法“A”を変えることにより、及び、ボルト22とナット23との締付力を調節して回転体15とスプロケット5との間の摩擦による制動トルクを調節することにより、コンベアチェーン9と踏段10との循環移動を停止させる場合の減速の緩やかさの程度を調節することができる。
なお、この第1の実施の形態では、スプロケット5aを、本体部5aaと第1リング部5abと第2リング部5acとに分割して形成した場合を例に挙げて説明したが、これは、スプロケット5aを製造する上での製造工程を容易にするためであり、スプロケット5aを一部材で形成してもよい。
また、この第1の実施の形態では、回転体15に長穴20を形成した場合を例に挙げて説明したが、このような長穴20をスプロケット5aに形成してもよく、又は、回転体15とスプロケット5aとの双方に形成してもよい。
また、この第1の実施の形態では、複数の長穴20を回転体15の回転中心周りの同一の円周上に形成した場合を例に挙げて説明したが、複数の長穴20は、回転体15の回転中心周りに形成されていればよく、異なる円周上に形成してもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置を、図5を参照して説明する。なお、第2の実施の形態及びこれ以降の実施の形態において、第1の実施の形態において説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
第2の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置では、第1の実施の形態と同様に、スプロケット5aと回転体15とがボルト22とナット23とにより連結されている。回転体15にはボルト22が挿通される長穴20(図3参照)が形成されている。回転体15とナット23との間には、第1の実施の形態で説明したスプリングワッシャ24に代えて、ベルビルワッシャ30が介装されている。
このような構成において、回転体15とナット23との間にベルビルワッシャ30が介装されていることにより、ボルト22とナット23とにより回転体15とスプロケット5aとを連結する場合における回転体15とスプロケット5との間の摩擦による制動トルクの調節を精度良く行うことができる。これにより、コンベアチェーン9の循環移動状態に異常が発生したためにコンベアチェーン9と踏段10との循環移動を停止させる場合、減速の緩やかさの程度を精度良く調節することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置を、図6を参照して説明する。
第3の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置では、第1の実施及び第2のの形態と同様に、スプロケット5aと回転体15とがボルト22とナット23とにより連結されている。回転体15にはボルト22が挿通される長穴20(図3参照)が形成されている。回転体15とナット23との間には、第1の実施の形態で説明したスプリングワッシャ24、第2の実施の形態で説明したベルビルワッシャ30に代えて、コイルバネ31が介装されている。
このような構成において、回転体15とナット23との間にコイルバネ31が介装されていることにより、ボルト22とナット23とにより回転体15とスプロケット5aとを連結する場合における回転体15とスプロケット5との間の摩擦による制動トルクの調節を精度良く行うことができる。これにより、コンベアチェーン9の循環移動状態に異常が発生したためにコンベアチェーン9と踏段10との循環移動を停止させる場合、減速の緩やかさの程度を精度良く調節することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置を有するエスカレータの全体構造の概略を示す側面図である。 図1に示すエスカレータにおける、補助ブレーキ装置が設けられている上階側の構造を示す正面図である。 図2に示す構造の側面図である。 補助ブレーキ装置の制御系の構造を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置における回転体とスプロケットとの連結部の構造を示す正面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る乗客コンベアの補助ブレーキ装置における回転体とスプロケットとの連結部の構造を示す正面図である。
符号の説明
5a スプロケット
9 コンベアチェーン
10 踏段
15 回転体
19 係合部
20 長穴
22 固定部材
25 係合体
27 移動手段
28 検知手段
30 ベルビルワッシャ
31 コイルバネ

Claims (3)

  1. 踏段が連結されて循環移動する無端状のコンベアチェーンが掛け渡されるスプロケットに連結されてこのスプケットと共に回転し、回転中心周りに複数の係合部を有する板状の回転体と、
    前記係合部に係合される係合位置と、前記係合部との係合が回避される退避位置とに移動可能に設けられる係合体と、
    前記コンベアチェーンの循環移動状態の異常を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づいて前記係合体を前記退避位置から前記係合位置へ移動させる移動手段と、
    を備え、
    前記回転体と前記スプロケットとの連結は、
    前記回転体と前記スプロケットとの少なくとも一方に回転中心周りに形成された円弧状の長穴に、前記回転体と前記スプロケットとを締付固定する固定部材を挿通させて行われていることを特徴とする乗客コンベアの補助ブレーキ装置。
  2. 前記固定部材による前記回転体と前記スプロケットとの締付固定部にベルビルワッシャが介装されていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの補助ブレーキ装置。
  3. 前記固定部材による前記回転体と前記スプロケットとの締付固定部にコイルバネが介装されていることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの補助ブレーキ装置。
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