JP2013227117A - マンコンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペースでかつ構造が簡単で制動トルクを主軸に確実に段階的に印加させることができるマンコンベアを得る。
【解決手段】この発明に係るマンコンベアでは、主軸ブレーキ装置9は、主軸に固定されたラチェットホイール13と、ラチェットホイール13の歯部13aに係止して主軸の回転を阻止するラチェットポール15と、を含み、ラチェットホイール13は、径方向に隙間を空けて複数配設された複数のドーナツ状の円板33,34,35,40と、隣接した円板33,34,35,40間で回転方向の摩擦力を付与する摩擦付与手段14A,14B,14Cと、摩擦付与手段14A,14B,14Cの作動を隣接した摩擦付与手段14B,14Cに移行させる作動移行手段と、を有し、摩擦付与手段14A,14B,14Cにより主軸に印加される制動トルクは、段階的に大きくなっている。
【選択図】図3

Description

この発明は、主軸の回転を制動する主軸ブレーキ装置を備えたマンコンベアに関する。
従来エスカレータでは、駆動機本体に取付られるディスクブレーキなどによる主ブレーキと、駆動スプロケットと主軸とを繋ぐ駆動チェーンが破断した際に主軸自体を制動する主軸ブレーキ装置の2種類の制動装置が存在する。
主ブレーキは、発生する制動トルクに対して急停止にならないように駆動機システム内に慣性を持たせることで最適な減速度で停止するように構成されるのが一般的である。
しかし、主軸自体を制動する主軸ブレーキ装置は、駆動チェーンが破断しているために駆動機側の慣性を得ることができないために急停止になってしまう恐れがあった。
このような事態を避けるためには、ゆっくりと制動を開始させることが本来望ましい。
これに対しては、主軸ブレーキ装置として、制動に必要な大きさの1/2の制動トルクをそれぞれ発生させる第1及び第2制動装置を用いて、第1制動装置が所定時間制動後に第2制動装置を作動させることで制動トルクを主軸に段階的に印加させ減速度を緩和させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011-46483号公報
しかしながら、この主軸ブレーキ装置は、第1及び第2制動装置を、それぞれ主軸に設ける必要があり、大型化してしまうという問題点があった。
また、第1及び第2制動装置がそれぞれ動作するまでの所定の時間を確保させるためにカム機構を備える必要があり、構造が複雑化し、そのことは動作不良・故障が発生する可能性が高くなるという問題点もあった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、省スペースでかつカム機構を持つことなく、構造が簡単で制動トルクを主軸に確実に印加させることができるマンコンベアを提供することを目的とする。
この発明に係るマンコンベアは、主軸と、この主軸に固定されたメインスプロケットと、このメインスプロケットとモータの駆動力が伝達される駆動スプロケットとに巻掛けされた駆動チェーンと、前記駆動チェーンの破断を検出する破断検出手段と、前記主軸の回転を制動する主軸ブレーキ装置と、を備え、
前記主軸ブレーキ装置は、前記主軸に固定されたラチェットホイールと、前記駆動チェーンの前記破断に応じて前記ラチェットホイールの歯部に係止して前記主軸の回転を阻止するラチェットポールと、を含み、
前記ラチェットホイールは、前記主軸を同心として径方向に隙間を空けて複数配設された複数のドーナツ状の円板と、
各隣接した前記円板間の前記隙間に設けられ隣接した円板間に回転方向の摩擦力を付与する摩擦付与手段と、
各前記隣接した前記円板間に設けられ、前記摩擦付与手段の作動を隣接した摩擦付与手段に移行させる作動移行手段と、を有し、
各前記摩擦付与手段により前記主軸に印加される制動トルクは、段階的に大きくなっている。
この発明によるマンコンベアによれば、各隣接した円板間の隙間に設けた摩擦付与手段により主軸に印加される制動トルクは、段階的に大きくなっているので、駆動チェーンが破断した場合には、主軸の緩やかな減速、停止を、省スペースでかつ簡単な構成で実現できる。
この発明の実施の形態のエスカレータを示す側面図である。 図1のエスカレータの要部を示す正面図である。 図1の上部機械室を示す側面図である。 駆動チェーン破断直後の主軸ブレーキ装置を示す側面図である。 主軸ブレーキ装置の第1段階の制動動作時を示す側面図である。 主軸ブレーキ装置の第2段階の制動動作時を示す側面図である。 主軸ブレーキ装置の最終制動動作時を示す側面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1のマンコンベアであるエスカレータについて図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態のエスカレータを示す側面図、図2は図1のエスカレータの要部を示す正面図、図3は図1のエスカレータの上部機械室を示す側面図である。
このエスカレータでは、ステップ3の両側に取付けられた一対のステップチェーン17は、主軸12の両端部に固定された一対の上部スプロケット11と下階に配置された一対の下部スプロケット6とにそれぞれ巻掛けされている。
ステップ3の両側には、ステップ3に沿って内欄干7が設けられている。内欄干7の外周には、ステップ3の移動に連動する手摺4が設けられている。
主枠18で支持された主軸12の一端部には、メインスプロケット10が固定されている。
主軸12に動力を与える駆動装置1は、モータ30とプーリ38を介して接続されている。駆動装置1の駆動スプロケット36とメインスプロケット10とには、駆動チェーン2が巻掛けされている。
主軸12のメインスプロケット10と反対側の端部には、ラチェットホイール13が固定されている。このラチェットホイール13の歯部13aには、支点41を中心に回動するラチェットポール15の端部が係止するようになっている。
ここで、ラチェットホイール13及びラチェットポール15で主軸12に制動トルクを印加する主軸ブレーキ装置9を構成する。
支点41には、支点41を中心に回動自在であって先端部にスライダ39を有する検出レバー16が設けられている。
駆動チェーン2の破断を検出する検出手段である検出レバー16は、通常運転時は図3に示すように、スライダ39が駆動チェーン2上に摺動している。
ステップ3の運転中に駆動チェーン2が破断した場合には、検出レバー16が支点41を中心に図3において反時計方向に回動するが、この回動に連動して検出レバー16と支点41を共有したラチェットポール15も支点41を中心に反時計方向に回動し、その先端部がラチェットホイール13の歯部13aに係止し、ラチェットホイール13の回転は阻止される。
ラチェットホイール13は、主軸12に固定されたドーナツ状の第1の円板33と、この第1の円板33と同心で外側に配設されたドーナツ状の第2の円板34と、この第2の円板34と同心で外側に配設されたドーナツ状の第3の円板35と、第3の円板35と同心で外側に配設され、外周に歯部13aを有するドーナツ状の第4の円板40とを備えている。
第1の円板33の外周には、周方向に等分間隔で8個の突起が形成されており、そのうちの対向した2個は、他の突起よりも径方向に長く突出したストッパ33aである。このストッパ33aは、第2の円板34の内周面に形成された溝部34bに収まっている。
第2の円板34の外周には周方向に等分間隔で8個の突起が形成されており、そのうちの対向した2個は、他の突起よりも径方向に長く突出したストッパ34aである。このストッパ34aは、第3の円板35の内周面に形成された溝部35bに収まっている。
第3の円板35の外周には、周方向に等分間隔で8個の突起が形成されている。
各ストッパ33a,34aの周方向の幅寸法は、溝部34b,35bの周方向の寸法よりも小さく、従って隣接した円板33,34,35間での周方向の相対移動量は、溝部34b,35bの寸法で規定される。
第1の円板33の外周縁部と第2の円板34の内周縁部との間の隙間には、周方向に等分間隔で4個の第1の摩擦付与手段14Aが配設されている。第2の円板34の外周縁部と第3の円板35の内周縁部との間には、周方向に等分間隔で4個の第2の摩擦付与手段14Bが配設されている。第3の円板35の外周縁部と第4の円板40の内周縁部との間には、周方向に等分間隔で4個の第3の摩擦付与手段14Cが配設されている。
ここで、摩擦付与手段14A,14B,14Cは、各ストッパ33a,34a及び溝部34b,35bにより構成された作動移動手段により、摩擦付与手段14A,14B,14Cの作動が隣接した外側の摩擦付与手段14B,14Cに順次移行されるようになっている。
摩擦付与手段14A,14B及び14Cは、ボルト及びナットで構成された締結手段31と、各円板33,34,35,40のそれぞれの両面の周縁部を挟持した、第1の摩擦部材32a及び第2の摩擦部材32bとから構成されている。
ボルトは、一方の第1の摩擦部材32a、隙間及び第2の摩擦部材32bを貫通し、この後、ボルトの先端部にナットが締付けられることで、摩擦付与手段14A,14B及び14Cは、それぞれラチェットホイール13の所定の位置に取付けられる。
摩擦付与手段14A,14B及び14Cでは、それぞれの摩擦部材32a,323bは、全て同じ摩擦係数の材料を用いている。
従って、各摩擦付与手段14A,14B,14Cでの摩擦力は同じであり、第1の摩擦付与手段14A、第2の摩擦付与手段14B及び第3の摩擦付与手段14Cで作用する主軸12に対する制動トルクの大きさは、各主軸12の軸心からの距離に比例して段階的に大きな値となる。
次に、上記構成のエスカレータの動作について説明する。
エスカレータの運転時には、駆動装置1のモータ30の回転駆動力は、駆動スプロケット36、駆動チェーン2、メインスプロケット10を介して主軸12に伝達される。
この主軸12に伝達された動力により、主軸12と一体の上部スプロケット11が回転し、その回転に合わせて上部スプロケット11に歯合したステップチェーン17が回転し、ステップ3は移動する。
このステップ3の運転時には、検出レバー16の先端部のスライダ39は、移動する駆動チェーン2上を接触している。
このステップ3の運転時に、駆動チェーン2が破断したときには、検出レバー16が支点41を中心に回動し、それに合わせてラチェットポール15の先端部がラチェットホイール13の歯部13aに係止してラチェットホイール13の回転を制動する制動動作が開始する。
このとき、ラチェットホイール13と一体の主軸12にも同様の制動トルクが作用するが、第1の摩擦付与手段14Aでの制動トルクは、第2の摩擦付与手段14B、第3の摩擦付与手段14Cと比較して小さく、かつ主軸12の慣性による回転トルクよりも小さいので、主軸12は、第1の円板33とともに回転する。
第2の円板34に対して第1の円板33が図5において時計方向に回転すると、第1の円板33のストッパ33aが第2の円板34の溝部34bの壁面に衝突し、それ以降の第1の円板33の回転が阻止される。
引き続き、主軸12には図6において時計方向の制動トルクが作用するが、この後は第1の円板33ととともに第2の円板3も回転するが、このときには、主軸12には、第2の摩擦付与手段14Bの作用により、第1の円板33のみが回転していた場合と比較してより大きな制動トルクが作用する。
第3の円板35に対して第2の円板34が図6において時計方向に回転すると、第2の円板34のストッパ34aが第3の円板35の溝部35bの壁面に衝突し、それ以降の第2の円板34の回転が阻止される。
引き続き、主軸12の回転が停止せず、主軸12には図7において時計方向の回転トルクが作用し、この後は第1の円板33、第2の円板34とともに第3の円板35も回転するが、このときには、主軸12には、第3の摩擦付与手段14Cの作用により、第1の円板33及び第1の円板34が回転していた場合と比較してより大きな制動トルクが作用し、主軸12の回転は停止する。
以上説明したように、この実施の形態によるエスカレータによれば、主軸ブレーキ装置9は、主軸12に固定されたラチェットホイール13と、駆動チェーン2の破断に応じてラチェットホイール13の歯部13aに係止して主軸12の回転を阻止するラチェットポール15と、を含み、ラチェットホイール13は、主軸12を同心として径方向に隙間を空けて配設された複数のドーナツ状の円板33,34,35,40と、各隣接した円板33,34,35,40間の隙間に設けられ隣接した円板33,34,35,40間で回転方向の摩擦力を付与する摩擦付与手段14A,14B,14Cと、摩擦付与手段14A,14B,14Cの作動を外側に隣接した摩擦付与手段14B,14Cに移行させる作動移行手段と、を有し、摩擦付与手段14A,14B,14Cにより主軸12に印加される制動トルクは、段階的に大きくなっている。
従って、駆動チェーン2が破断した場合には、主軸12の緩やかな減速、停止を、省スペースでかつ簡単な構成で実現できる。
また、摩擦付与手段14A,14B,14Cは、円板33,34,35の一方の面の外周縁部とこの円板33,34,35の外径側の円板34,35,40の一方の面の内周縁部とを跨いで配設された第1の摩擦部材32aと、それぞれの円板33,34,35,40の他方の面の、それぞれの外周縁部と内周縁部とを跨いで配設された第2の摩擦部材32bと、第1の摩擦部材32a、第2の摩擦部材32b及び隙間を貫通し、第1の摩擦部材32a及び第2の摩擦部材32bで、隣接したそれぞれの円板33,34,35,40の外周縁部及び内周縁部を挟持する締結手段31とから構成されているので、簡単な構成で隣接した円板33,34,35,40での回転方向の摩擦力を発生させることができる。
また、円板33,34は、周縁部に径方向に突出したストッパ33a,34aを有し、この円板33,34の隣接した円板34,35は、周縁部にストッパ33a,34aと係止する溝部34b,35bを有し、ストッパ33a,34aが溝部34b,35bに係止することで、摩擦付与手段14A,14B,14Cの作動を外側に隣接した摩擦付与手段14B,14Cに簡単な構成で移行させることができ、主軸12に対する制動トルクを段階的に大きくさせることができる。
また、第1の摩擦部材32a及び第2の摩擦部材32bは、同一の摩擦係数の摩擦部材であり、摩擦部材の管理が簡単であり、また製造コストも低減される。
また、検出レバー16は、一端部がラチェットポール15の支点41と共有し、検出レバー16の回動に連動して、ラチェットポール15は、ラチェットホイール13の歯部13aに係止するので、簡単な構成で、駆動チェーン2の破断に連動してラチェットホイール13の回転が確実に阻止される。
なお、上記の実施の形態では、ラチェットホイール13は、4枚の円板33,34,35,40で構成されたが、勿論この枚数には限定されず、例えば5枚以上であってもよい。
また、摩擦付与手段14A,14B,14Cにより印加される主軸12に対する制動トルクは、径方向の内側から外側に向かって大きくなっているが、径方向の外側から内側に向かって大きくするようにしてもよい。
この場合には、主軸12の制動時には、外側の円板から回転が開始され、順次内側の円板にも回転が伝播する。
また、各摩擦付与手段の第1の摩擦部材及び第2の摩擦部材は、各摩擦付与手段毎に異なる摩擦係数の摩擦部材であってもよい。
また、摩擦付与手段の作動を隣接した摩擦付与手段に移行させる作動移行手段として、ストッパを円板の内周縁部に設け、周方向に遊動したストッパが係止する溝部を円板の外周縁部に設けるようにしてもよい。
また、破断検出手段として、例えば、光センサを用いて駆動チェーンの破断を検出するようにしてもよい。
また、締結手段は、ボルト及びナット以外の例えばリベットでもよい。
また、マンコンベアとしてエスカレータの場合について説明したが、動く歩道であっても、この発明は適用することができる。
1 駆動装置、2 駆動チェーン、3 ステップ、4 手摺、6 下部スプロケット、7 内欄干、9 主軸ブレーキ装置、10 メインスプロケット、11 上部スプロケット、12 主軸、13 ラチェットホイール、13a 歯部、14A 第1の摩擦付与手段、14B 第2の摩擦付与手段、14C 第3の摩擦付与手段、15 ラチェットポール、16 検出レバー、30 モータ、31 締結手段(ボルト、ナット)、32a 第1の摩擦部材、32b 第2の摩擦部材、33 第1の円板、34 第2の円板、35 第3の円板、33a,34a ストッパ(作動移行手段)、34b,35b 溝部(作動移行手段)、36 駆動スプロケット、38 プーリ、39 スライダ、40 第4の円板、41 支点。

Claims (7)

  1. 主軸と、
    この主軸に固定されたメインスプロケットと、
    このメインスプロケットとモータの駆動力が伝達される駆動スプロケットとに巻掛けされた駆動チェーンと、
    前記駆動チェーンの破断を検出する破断検出手段と、
    前記主軸の回転を制動する主軸ブレーキ装置と、を備え、
    前記主軸ブレーキ装置は、前記主軸に固定されたラチェットホイールと、
    前記駆動チェーンの前記破断に応じて前記ラチェットホイールの歯部に係止して前記主軸の回転を阻止するラチェットポールと、を含み、
    前記ラチェットホイールは、前記主軸を同心として径方向に隙間を空けて複数配設された複数のドーナツ状の円板と、
    各隣接した前記円板間の前記隙間に設けられ隣接した円板間に回転方向の摩擦力を付与する摩擦付与手段と、
    各前記隣接した前記円板間に設けられ、前記摩擦付与手段の作動を隣接した摩擦付与手段に移行させる作動移行手段と、を有し、
    各前記摩擦付与手段により前記主軸に印加される制動トルクは、段階的に大きくなっていることを特徴とるマンコンベア。
  2. 前記摩擦付与手段は、前記円板の一方の面の外周縁部とこの円板の外径側の円板の一方の面の内周縁部とを跨いで配設された第1の摩擦部材と、
    それぞれの前記円板の他方の面の、それぞれの前記外周縁部と前記内周縁部とを跨いで配設された第2の摩擦部材と、
    前記第1の摩擦部材、前記第2の摩擦部材及び前記隙間を貫通し、第1の摩擦部材及び第2の摩擦部材で、隣接したそれぞれの前記円板の前記外周縁部及び前記内周縁部を挟持する締結手段と、を有していることを特徴とする請求項1に記載のマンコンベア。
  3. 前記作動移行手段は、前記円板の周縁部に径方向に突出したストッパと、
    前記円板に隣接した円板の周縁部に形成され前記ストッパよりも周方向の寸法が大きく、かつストッパが壁面に係止する溝部と、を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のマンコンベア。
  4. 各前記摩擦付与手段の前記第1の摩擦部材及び前記第2の摩擦部材は、何れも同一の摩擦係数の摩擦部材であることを特徴とする請求項2または3に記載のマンコンベア。
  5. 各前記摩擦付与手段の前記第1の摩擦部材及び前記第2の摩擦部材は、摩擦付与手段毎に異なる摩擦係数の摩擦部材であることを特徴とする請求項2または3に記載のマンコンベア。
  6. 前記破断検出手段は、一端部が前記ラチェットポールの支点と共有するとともに他端部に前記駆動チェーンに摺動するスライダを有する検出レバーであり、前記駆動チェーンの前記破断の検出による前記支点を中心にした前記検出レバーの回動に連動して前記ラチェットポールも回動し、前記ラチェットポールの端部が前記ラチェットホイールの前記歯部に係止することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のマンコンベア。
  7. 前記マンコンベアは、エスカレータであることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のマンコンベア。
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