JP5930749B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

この発明は、主ブレーキ及び主軸ブレーキ装置を備えた乗客コンベアに関するものである。
従来、踏段列を移動させる動力源であるモータの駆動軸の回転を制動する主ブレーキと、この主ブレーキとは別に、主駆動スプロケットの主軸を制動する主軸ブレーキ装置とを備えたエスカレータが知られている。
このエスカレータでは、何等かの原因により主ブレーキが作動しない場合には、駆動スプロケットが無制動状態になるが、このような事態を避けるために、この主軸ブレーキ装置は、主軸に直接制動力を与えるものである。
この主軸ブレーキ装置は、主軸に摩擦材を介して支持されたラチェットホイールの係止爪がレバーに係止することで主軸を制動するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
この主軸ブレーキ装置を作動させることで、主ブレーキに異常がない場合には、主ブレーキの制動トルクに主軸ブレーキ装置の制動トルクが加わることになり、同時制動動作により増大した制動トルクで踏段列が急停止することが起こり得る。
このような事態を避けるために、上記エスカレータは、主軸ブレーキ装置の放電回路により、レバーの動作を主ブレーキの制動動作の開始よりも遅延させ、主ブレーキ及び主軸ブレーキ装置の同時制動動作を防止しようとするものである。
特公平1-26995号公報
しかしながら、上記構成のエスカレータには、以下の問題点があった。
ア.放電回路による動作遅延量には限度があり、その量も任意に大きくすることはできない。よって、乗客数が少なく無負荷に近い状態であれば、踏段列の移動に伴う慣性力は小さいので、停止までの時間も短く、主軸ブレーキ装置の制動動作前に、主ブレーキのみの制動で踏段列が停止し、同時制動動作を回避することができる。
しかしながら、一定以上の制動負荷がある下降運転時は、乗客負荷により乗客コンベアが停止するまでの距離が延びるので、踏段列が停止までの時間が主軸ブレーキ装置のレバーが動作する時間より後になり、同時動作を避けることができない。
イ.ラチェットホイールの隣接した係止爪の間隔を広くしても、主ブレーキの制動開始時におけるレバーと係止爪との位置関係は一定でないことには変りがなく、主軸ブレーキ装置と主ブレーキとの同時制動動作を避けることができない。
ウ.主軸ブレーキ装置のレバーの動作をソフトウエアで遅延させたとしても、停電などの電源喪失時には、同時制動動作を避けることができない。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、特別な制御をすることなく、停電などの電源喪失時にも主ブレーキと主軸ブレーキ装置との同時制動動作を避け、踏段列が急停止するのを防止した乗客コンベアを得ること目的とする。
この発明に係る乗客コンベアは、モータを含む駆動機と、
この駆動機に設けられ駆動機の駆動軸の回転を制動する主ブレーキと、
前記モータの動力により踏段列が取付けられた踏段チェーンを移動させる主駆動スプロケットと、
この主駆動スプロケットの主軸の周囲に設けられ主軸とともに回転する円板状の主軸プレートと、
この主軸プレートの周縁部に間隔をおいて複数設けられた係止手段に係止し、主軸プレートの回転を阻止して前記主軸の回転を制動するレバーを有する主軸ブレーキ装置とを備え、
前記主軸ブレーキ装置は、前記レバーの先端部を前記主軸プレートから離間させるプランジャ、及び前記レバーの先端部を前記係止手段と係止させる方向に付勢する付勢手段を有する乗客コンベアであって、
前記主軸プレートには、前記主ブレーキの制動動作の開始と同時に前記係止手段が前記レバーの先端部に係止するのを阻止する阻止手段が前記係止手段に接近して設けられている。
この発明に係る乗客コンベアによれば、阻止手段は、主ブレーキの制動動作の開始と同時に係止部がレバーの先端部に係止するのを阻止するようになっており、主ブレーキの制動動作後の主ブレーキと主軸ブレーキ装置との同時制動動作を避けることで、踏段列が急停止するのを防止することができる。
この発明の実施の形態1のエスカレータの上部機械室の側面図である。 図1のII-II線に沿った矢視断面図である。 図1のエスカレータの一使用態様を示す要部側面図である。 図3のIV-IV線に沿った矢視断面図である。 図1のエスカレータの一使用態様を示す要部側面図である。 図5のVI-VI線に沿った矢視断面図である。 図1のエスカレータの一使用態様を示す要部側面図である。 図7のVIII-VIII線に沿った矢視断面図である。 図1のエスカレータの一使用態様を示す要部側面図である。 図9のX-X線に沿った矢視断面図である。 利用者数と停止指令後の踏段列の移動量との関係を示す図である。 利用者数と減速度との関係を示す図である。 利用者数と停止指令後の踏段列の移動量との関係を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の乗客コンベアであるエスカレータの上部機械室の側面図、図2は図1のII-II線に沿った矢視断面図である。
このエスカレータでは、踏段列が取付けられた踏段チェーン(図示せず)は、上階に配置された主駆動スプロケット(図示せず)と下階に配置された従駆動鎖歯車(図示せず)とに巻き掛けされている。
主枠1で支持された、主駆動スプロケットの主軸2には、主軸駆動鎖歯車11が固定されている。
主軸2に動力を与える駆動機3では、モータ4の駆動軸6には減速機5が接続されている。減速機5には、駆動鎖歯車9が取り付けられている。この駆動鎖歯車9と主軸駆動鎖歯車11との間には、駆動チェーン10が巻掛けされている。
また、駆動軸6には、主ブレーキ8が取り付けられている。
この主ブレーキ8は、電磁コイル(図示せず)、スプリング(図示せず)、ドラム(図示せず)及びブレーキシュー(図示せず)を有している。
なお、駆動軸6の先端部には、フライホイール7が取り付けられており、このフライホイール7による慣性力で、主ブレーキ8の制動動作により踏段列が急停止するのを抑制している。
主軸2には、円板状のフランジ13が固定されている。このフランジ13の外側には、隙間を介して主軸プレートであるドーナツ形状のラチェットホイール12が設けられている。フランジ13とラチェットホイール12との隙間には締結部材15が通っている。この締結部材15の締結力により、フランジ13及びラチェットホイール12の両縁部であって、表面、裏面から摩擦材14を挟持することで、フランジ13とラチェットホイール12とが一体化されており、ラチェットホイール12は、主軸2はともに回転する。
ラチェットホイール12には、等分間隔で外周縁部の4箇所に切欠き部17が形成されている。各切欠き部17は、ラチェットホイール12の最大径の外周端面を始点として時計方向に沿って径内側方向に漸次向かって延びた曲面形状であり、その終点では、係止手段である半円形状の係止部18が形成されている。
各切欠き部17では、係止部18側であって縁部に沿って突出板30が取付けられている。この突出板30には、ボルト19により阻止手段である円弧状の阻止レール20が取り付けられたている。切欠き部17の全長の約半分の長さの阻止レール20は、断面L字形状であって当接部16を有している。この当接部16は、突出板30と対向している。
ラチェットホイール12の外周縁の近傍には、主軸ブレーキ装置21が設けられている。この主軸ブレーキ装置21では、レバー22は、支点26を中心にして回動可能である。レバー22の先端部であって阻止レール20側には当接部16と対面する突起23が取り付けられている。
レバー22の基端部には、支点26を中心にレバー22を時計方向に回動させる方向に付勢した弾性力を有する付勢手段であるスプリング25が設けられている。支点26とスプリング25との間には、プランジャ24の一端部が取り付けられている。このプランジャ24は、エスカレータの運転時は、給電され、支点26を中心にレバー22を反時計方向に回動させ、レバー22の突起23を阻止レール20の当接部16から離間させている。即ち、レバー22の突起23がラチェットホイール12の回転軌道から外れるようになっている。
次に、上記構成のエスカレータの動作について説明する。
エスカレータの下降運転時には、駆動機3のモータ4の駆動により、駆動軸6が回転し、この回転駆動力は、減速機5、駆動鎖歯車9、駆動チェーン10、主軸駆動鎖歯車11を介して主軸2に伝達される。
この主軸2に伝達された動力により、主駆動スプロケットが反時計方向に回転し、この主駆動スプロケットに歯合した踏段チェーンが回転に、踏段列は下降方向に移動する。
このエスカレータの下降運転時には、主ブレーキ8では、電磁コイルへの通電により生じた電磁力によりドラムの内壁面からブレーキシューが離間している。
また、この下降運転時には、主軸ブレーキ装置21では、プランジャ24に給電され、スプリング25の弾性力に逆らって支点26を中心にレバー22を反時計方向に回動させており、レバー22の突起23がラチェットホイール12の回転軌道から外れている。
下降運転時に、安全装置による停止指令や、停電が発生すると、主ブレーキ8では、電磁コイルへの通電が遮断され、電磁コイルによる電磁力が消失し、瞬時にスプリングの弾性力によりドラムの内壁面にブレーキシューが圧接し、ドラム及び駆動軸6の回転を制動する制動動作が開始する。
一方、安全装置による停止指令や、停電が発生すると、主軸ブレーキ装置21でも主ブレーキ8と同様にプランジャ24への給電が絶たれるため、スプリング25の弾性力により、レバー22は支点26を中心にして時計方向に回動する。
このとき、エスカレータの運転停止のタイミングにより、例えば図3及び図5に示すように、レバー22の先端面がラチェットホイール12の外周端面と当接する場合と、図7に示すように突起23が阻止レール20の当接部16と当接する場合とがあり、レバー22と、ラチェットホイール12及び阻止レール20との当接位置は一定しない。
図3及び図5に示すように、レバー22がラチェットホイール12の外周端面に当接した場合、図3では矢印イに示す経路、図5では矢印ロに示す経路をたどった後、ラチェットホイール12の係止部18は、レバー22の先端部と係止し(図9及び図10参照)、主軸ブレーキ装置21による制動動作が開始される。
よって、主軸ブレーキ装置21による制動動作は、主ブレーキ8の制動動作と比較して、ラチェットホイール12及び主軸2がθ2〜θ1回転する分だけ遅れる。
また、図7に示すように、阻止レール20の当接部16の端部にレバー22の突起23が当接した場合、レバー22は矢印ハに示す経路をたどる。
即ち、レバー22は、次に会合する係止部18との係止が回避され、引き続き図5に示すように、レバー22の先端面は、ラチェットホイール12の外周端面に当接した後さらに会合した係止部18と係止する(図9参照)経路をたどり、主軸ブレーキ装置21による制動動作が開始する。
よって、ラチェットホイール12及び主軸2がθ3回転する分だけ主ブレーキ8の制動動作と比較して遅れることになり、主ブレーキ8の制動動作が開始するまでの距離(時間)が最大となる。
なお、エスカレータの上昇運転時は、ラチェットホイール12は、時計方向に回転するので、レバー22の先端面が係止部18に係止するようなことはなく、主軸ブレーキ装置21により主軸2を制動するようなことは生じない。
図11は、この実施の形態のエスカレータにおける、利用者数と、停止指令から踏段列が停止するまでの移動量との関係を示した図である。
この図から主ブレーキ8の動作において、下降運転では、利用者数が増えるに従い、踏段列の移動に伴う慣性力が大きくなり、停止指令後に踏段列が停止するまでの移動量が大きくなることがわかる。そして、停止するまでの移動量がある一定量を超えると、それ以降は、主ブレーキ8と主軸ブレーキ装置21との2つの制動が同時進行することを示している。
主軸ブレーキ装置21が制動動作を開始するタイミングは、停止指令が出たときの主軸ブレーキ装置21のレバー22と、阻止レール20との相対位置により異なるが、主軸ブレーキ装置21の制動動作の開始最短距離は、図5に示した関係にあるときである。
即ち、停止指令が出たときに、阻止レール20がレバー22の先端部に最接近した状態のときであって、阻止レール20が回転した後レバー22の先端部が係止部18に衝突までの距離、つまり阻止レール20の周方向の距離が主軸ブレーキ装置21の制動動作の開始最短距離である。
図12は、この実施の形態のエスカレータにおける、利用者数と踏段列の減速度との関係を示した図である。
図11で示したように、下降運転では利用者数が一定以上のとき、それだけ踏段列の慣性力が大きくなり、主ブレーキ8の制動動作の後、主軸ブレーキ装置21の制動動作も加わることがある。
この場合、図12から分かるように、利用者の負荷により、減速度が小さくなり、同時制動動作したとしても減速度の値は、利用者数が少数のときに主ブレーキ8のみが制動動作したときと同等であり、踏段列の急停止を避けることができることが分かる。
なお、上記構成のエスカレータでは、同時制動動作時の減速度を小さくでき、踏段列の急停止を避けることができるという、十分な効果を得ることができるが、ラチェットホイール12の係止部18の数と阻止レール20の周方向の長さを調整することで、図13に示すように主軸ブレーキ装置21の制動動作の開始距離をより大きくし、開始までの時間を大きくすることができる。
この結果、その時間までに主ブレーキ8の制動動作のみで踏段列は停止し、主ブレーキ8と主軸ブレーキ装置21との2つの同時制動による踏段列の急停止を確実に防止するこができる。
以上説明したように、この実施の形態によるエスカレータによれば、ラチェットホイール12には、切り欠き部17に沿って、かつ端部が係止部18側に接近した円弧状の阻止レール20が取り付けられており、この阻止レール20は、主ブレーキ8の制動動作の開始と同時に係止部18がレバー22の先端部に係止するのを阻止するとともに、レバー22の先端部が切り欠き部17の外周端面に当接するのを阻止するようになっているので、
主ブレーキ8の制動動作の開始と同時に主軸ブレーキ装置21の制動動作することはなく、また主ブレーキ8のみで踏段列の移動を停止することが可能となり、踏段列の急停止を防止することができる。
また、レバー22は、その先端部に主軸2の軸線方向に突出した突起23を有しており、阻止レール20は、断面L字形状であって突起23に当接する当接部16を有しており、主ブレーキ8の制動動作時に、突起23がスプリング25の付勢力により当接部16に当接するようになっているので、簡単な構成で阻止レール20を飛び越えてレバー22の先端部が切り欠き部17の外周端面に当接するのを確実に阻止ことができる。
また、切り欠き部17は、ラチェットホイール12の最大径の外周端面を始点として周方向に沿って径内側方向に漸次向かって延びた曲面形状であり、その終点に係止部18が形成されているので、レバー22の先端部は、切り欠き部17の外周端面に案内されて円滑に係止部18に導かれる。
また、阻止レール20は、ラチェットホイール12の外周縁部であって周方向において等分間隔で4箇所に配設されているので、主ブレーキ8の制動動作の後に主軸ブレーキ装置21の制動動作が開始するタイミングは、ラチェットホイール12の回転角度により偏ることはない。
また、主軸2に対するラチェットホイール12による荷重は周方向において偏ることはなく、ラチェットホイール12は、主軸2とともに円滑に回転する。
また、ラチェットホイール12は、主軸2に固定された円板状のフランジ13の外側に設けられたドーナツ形状であり、フランジ13の外周端面とラチェットホイール12の内周端面との間には摩擦材14が介在しているので、主軸ブレーキ装置21の制動動作によるラチェットホイール12に対する制動力は、摩擦材14で緩衝して主軸2に伝達され、踏段列の急停止をより抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、主軸プレートは、ラチェットホイール12であり、係止手段は、各切欠き部17の終点に形成された半円形状の係止部18であり、主ブレーキの制動動作の開始と同時に係止部18がレバー22の先端部に係止するのを阻止する阻止手段は、阻止レール20であったが、この発明は、このものに限定されない。
例えば、主軸プレートが円板であり、この円板の周縁部に間隔をおいて複数の係止手段であるブロックが設けられ、円板の軸線方向に突出したブロックに接近して阻止手段である阻止部材を設けたものであってもよい。
このものの場合、主ブレーキの制動動作の開始時に、レバーの先端部が阻止部材に当接していた場合には、レバーの先端部は、この阻止部材に隣接したブロックで係止される。
また、上記実施の形態では乗客コンベアとしてエスカレータを用いて説明したが、この発明は、動く歩道にも適用することができるのは勿論である。
また、付勢手段としてスプリング25を用いたが、勿論このものに限定されるものではない。
例えば、スプリング25の箇所に付勢手段として重りを配置し、重りの自重によりレバーの先端部を係止部に係止させるようにしてもよいし、またレバーをラチェットホイールの上側であってレバーの重力による作用でその先端部を係止部に係止させるように配置させてもよい。
1 主枠、2 主軸、3 駆動機、4 モータ、5 減速機、6 駆動軸、7 フライホイール、8 主ブレーキ、9 駆動鎖歯車、10 駆動チェーン、11 主軸駆動鎖歯車、12 ラチェットホイール(主軸プレート)、13 フランジ、14 摩擦材、15 締結部材、16 当接部、17 切欠き部、18 係止部(係止手段)、19 ボルト、20 阻止レール(阻止手段)、21 主軸ブレーキ装置、22 レバー、23 突起、24 プランジャ、25 スプリング(付勢手段)、26 支点、30 突出板。

Claims (7)

  1. モータを含む駆動機と、
    この駆動機に設けられ駆動機の駆動軸の回転を制動する主ブレーキと、
    前記モータの動力により踏段列が取付けられた踏段チェーンを移動させる主駆動スプロケットと、
    この主駆動スプロケットの主軸の周囲に設けられ主軸とともに回転する円板状の主軸プレートと、
    この主軸プレートの周縁部に間隔をおいて複数設けられた係止手段に係止し、主軸プレートの回転を阻止して前記主軸の回転を制動するレバーを有する主軸ブレーキ装置とを備え、
    前記主軸ブレーキ装置は、前記レバーの先端部を前記主軸プレートから離間させるプランジャ、及び前記レバーの先端部を前記係止手段と係止させる方向に付勢する付勢手段を有する乗客コンベアであって、
    前記主軸プレートには、前記主ブレーキの制動動作の開始と同時に前記係止手段が前記レバーの先端部に係止するのを阻止する阻止手段が前記係止手段に接近して設けられていることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記主軸プレートは、円板状のラチェットホイールであり、
    前記係止手段は、ラチェットホイールの周縁部に形成された切り欠き部の各端部に形成された係止部であり、
    前記阻止手段は、前記切り欠き部に沿って、かつ端部が前記係止部に接近した円弧状の阻止レールであることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記レバーは、その先端部に前記主軸の軸線に沿った方向に突出した突起を有しており、
    前記阻止レールは、断面L字形状であって前記突起に当接する当接部を有しており、
    前記主ブレーキの制動動作時に、前記突起が前記付勢手段の弾性力により前記当接部に当接するようになっていることを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記切り欠き部は、前記ラチェットホイールの最大径の前記外周端面を始点として周方向に沿って径内側方向に漸次向かって延びた曲面形状であり、その終点に前記係止部が形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の乗客コンベア。
  5. 前記阻止レールは、周方向において等分間隔で配設されていることを特徴とする請求項〜4の何れか1項に記載の乗客コンベア。
  6. 前記ラチェットホイールは、前記主軸に固定された円板状のフランジの外側に設けられたドーナツ形状であり、前記フランジの外周端面と前記ラチェットホイールの内周端面との間には摩擦材が介在していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の乗客コンベア。
  7. 前記乗客コンベアは、エスカレータであって、前記阻止レールの数、及びその周方向の長さは、下降運転時において、前記レバーに前記係止部が係止する前に、前記主ブレーキの制動動作により前記踏段列の移動が停止するように設定されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の乗客コンベア。
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