JPH078712B2 - 乗客コンベヤの非常制動装置 - Google Patents

乗客コンベヤの非常制動装置

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JPH078712B2
JPH078712B2 JP11021186A JP11021186A JPH078712B2 JP H078712 B2 JPH078712 B2 JP H078712B2 JP 11021186 A JP11021186 A JP 11021186A JP 11021186 A JP11021186 A JP 11021186A JP H078712 B2 JPH078712 B2 JP H078712B2
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JP
Japan
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ratchet wheel
boss
wheel
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茂治 北村
勇人 横沢
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Mitsubishi Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/02Driving gear
    • B66B23/026Driving gear with a drive or carrying sprocket wheel located at end portions

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エスカレータ、移動通路のような乗客コン
ベヤの非常制動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
特開昭54-120186号公報に示されたものと近似した従来
の乗客コンベヤの非常制動装置を第6図ないし第8図に
よって説明する。
第6図ないし第8図において、2は乗客コンベヤの主枠
1に設けられた駆動機、3は主枠1に軸支された主軸、
4は駆動機2の鎖車2aと主軸3に嵌合固定された駆動鎖
車5とに巻き掛けられた無端状の駆動鎖、6は主軸3に
嵌合固定された踏板鎖車であり、以上の各部から駆動装
置が構成されている。7は踏板鎖車6に巻き掛られた無
端状の踏板鎖であり、踏板鎖7は無端状に連接した踏板
8にそれぞれ連結されている。そして、駆動機2から鎖
車2a,駆動鎖4および駆動鎖車5を介し、主軸3に駆動
力が伝達されて主軸3が回転されることで、踏板鎖車6
および踏板鎖7を介して踏板8が走行される。
また、9は主軸3の一端部に嵌合固定されたボス、10は
ボス9の外周部に内周部が重ね合された爪車、11はボス
9の内周部の爪車10と反対側に重ね合わされたリング、
12は爪車10とリング11でボス9を挟持してこれらを摩擦
係合させる締付具であり、締付具12はボルトねナットな
どから構成され、爪車10の内周方向の複数個所に配設さ
れている。13は一端部13aが駆動鎖4にこれの摺動可能
に支持され、他端部13bが爪車10の外周に対向して、主
枠1に枢持された作動体である。
以上のように構成された非常制動装置は、駆動鎖4が破
断した時などの非常時に、作動体13が第6図の実線状態
から鎖線状態になって端部13bが爪車10に噛み合うこと
により爪車10が停止する。爪車10が停止すると、これと
リング11で主軸3に固定したボス9が挟持されているの
で、これらの摩擦力で主軸3および踏板鎖車5が緩制動
されて停止し、踏板8も徐々に走行速度が遅くなって停
止することで、乗客の安全を確保している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の乗客コンベヤの非常制動装置は、上述のように構
成され、爪車と駆動装置の主軸に嵌合固定されたボスが
重ね合されているため、主軸の軸方向寸法が大きく、設
置スペーースが大きい上に、爪車とボスを板材の互いに
異なった部分から打ち抜き加工などで採る必要があり、
板材のむだが多く材料費が高くなるという問題点があっ
た。この発明は、上述した問題点を解決して、駆動装置
の主軸軸方向の寸法を小さくでき、また板材のむだが少
なく材料費が安くてすみ、さらに安定した制動力が容易
に得られ、信頼性の高い乗客コンベヤの非常制動装置を
提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る乗客コンベヤの非常制動装置は、非常時
に作動体の噛み合いによって停止する爪車と、この爪車
の内径より外径が小さく爪車と板厚が等しいボスとを同
一平面上に配設して、ボスを駆動装置の主軸に固定し、
ボスの外周に形成した複数の凹部に摩擦係合体に設けた
突起部を係合させ、上記摩擦係合体を、爪車およびボス
の側面に締付具によって締め付け、爪車に摩擦係合させ
たものである。
〔作用〕
この発明における非常制動装置は、爪車と、この爪車の
内径より外径にしたボスとを同一平面上に配設したの
で、駆動装置の主軸軸方向の寸法が小さくコンパクトな
ものが得られ、またボスの外径を爪車の内径より小さく
し、ボスと爪車の板厚を互いに等しくしたので、従来は
廃材にしていた爪車の内周より中心側の板材を利用して
ボスを作ることができ、材料のむだが少なくその有効利
用ができ、さらに爪車およびボスの側面に締め付けられ
る摩擦係合体に設けた突起部をボスの外周に設けた凹部
に係合させたので、上記突起部がストッパとなって摩擦
係合体とボスが一体に回転し、摩擦係合体と爪車の摩擦
係合で主軸の回転が制動されることにより、安定した制
動力が容易に得られる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図ないし第5図につい
て説明する。
第1図ないし第5図において、第6図ないし第8図と同
一符号は同一または相当部分を示し、この実施例では、
爪車10の内径よりもボス9の外径を小さくし、爪車10と
ボス9の板厚を互いに等しくし、これらが垂直な同一平
面上に配置されている。ボス9の外周には多数の凹部9a
が内周方向に沿って一定間隔で形成され、これらの凹部
9aには1つおきに摩擦係合体14の扇形状突起部14aが係
合支持されている。1対の摩擦係合体14の突起部14aが
対向して配置され、これらの突起部14aに締結具12のボ
ルト12aが挿し通され、ボルト12aの先端部にスプリング
ワッシャ12cを介してナット12を締め付けることで、摩
擦係合体14の対向面が爪車10の内周部およびボスの外周
部の側面にそれぞれ圧接されている。なお、この実施例
の上述した以外の構成は第6図ないし第8図に示すもの
と同様である。
以上のように構成された実施例の非常制動装置は、駆動
装置の駆動鎖4が切断した時などの非常時に、作動体13
が爪車10に噛み合って爪車10が停止すると、主軸3など
とともに回転しているボス9の凹部9aの一端に摩擦係合
体14の突起部14aが係止され突起部14aがストッパとな
り、ボス9と一体に摩擦係合体14が回転し、これらの係
合体14と爪車10の側面の摩擦係合で主軸3の回動が制動
され、主軸3,踏板鎖車6,踏板鎖7および踏板の速度が徐
々に遅くなって停止する。
そして、摩擦係合体14の締付具12による締付力Fは、爪
車10側の分力F1とボス9側の分力F2に分かれ、 が上記係合体(14)1個当たりの爪車保持トルクとな
る。したがって、エスカレータのような乗客コンベヤの
乗客負荷に応じ、係合体14の数を適宜増減させれば、適
正なトルクがリニヤに得られる。
なお、この発明において、摩擦係合体14の爪車10に摺動
可能に圧接する面に、網目状凹凸を形成し、あるいは上
記面の硬度を高くするなどの高摩擦抵抗処理を施すと、
爪車10に対する摩擦保持力が大きくなり、また摩擦係合
体14を爪車10より摩擦しやすい材質で構成すれば、非常
制動装置の作動時に上記係合体が主として摩耗するの
で、摩耗した係合体のみを交換すればよく、交換が簡単
で経済的に補修ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、駆動装置の主
軸に嵌合固定されたボスと、駆動鎖の切断時などの非常
時に作動体が噛み合って停止する爪車とを、同一平面上
に配設したので、上記主軸軸方向の寸法を小さくでき、
非常制動装置の設置スペースが小さくてすみ、また、爪
車の内径よりボスの外径を小さくするとともに、爪車と
ボスの板厚を互いに等しくしたので、爪車の内周より中
心側の板材を利用してボスを作ることができ、材料の有
効利用ができて安価に得られ、さらに爪車およびボスの
側面に締め付けられる摩擦係合体の突起部をボスの外周
に設けた凹部に係合させたので、上記突起部がストッパ
となって上記係合体とボスが一体に回転し、係合体と爪
車の摩擦係合で主軸の回転が制御されることにより、安
定した制動力が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例による乗客コンベヤの非常
制動装置を示す垂直断面図、第2図は第1図のII−II線
矢視図、第3図は要部の拡大側面図、第4図および第5
図は第3図のIV−IV線およびV−V線断面図、第6図は
従来例による乗客コンベヤの非常制動装置を示す概略側
面図、第7図は同垂直断面図、第8図は第7図のVIII−
VIII線断面図である。 2……駆動機、3……主軸、4……駆動鎖、5……駆動
鎖車、6……踏板鎖車、7……踏板鎖、8……踏板、9
……ボス、9a……凹部、10……爪車、12……締付具、13
……作動体、14……摩擦係合体、14a……突起部。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非常時に作動体の噛み合いによって停止す
    る爪車と、踏板鎖を駆動する駆動装置の主軸に嵌合固定
    されたボスとを有し、このボスは、外径を上記爪車の内
    径より小さく、板厚を爪車の板厚と等しく形成し、爪車
    とボスを同一平面上に配設するとともに、ボスの外周に
    円周方向に沿って形成した複数の凹部に摩擦係合体に設
    けた突起部を係合させ、上記摩擦係合体を、爪車および
    ボスの側面に締付具によって締め付け、爪車に摩擦係合
    させことを特徴とする乗客コンベヤの非常制動装置。
  2. 【請求項2】摩擦係合体は、爪車に摺接する面に網目状
    に凹凸の形成などの高摩擦抵抗処理が施してある特許請
    求の範囲第1項に記載の乗客コンベヤの非常制動装置。
JP11021186A 1986-05-14 1986-05-14 乗客コンベヤの非常制動装置 Expired - Fee Related JPH078712B2 (ja)

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JP5924673B2 (ja) * 2012-04-25 2016-05-25 三菱電機株式会社 マンコンベア
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