JP2007530835A5 - - Google Patents

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ウィンドウリフトシステム、窓ガラスを嵌合する方法
本発明はウィンドウリフトシステム、特に自走車両のサイドウィンドウ用のウィンドウリフトシステムであって、牽引装置により上下可能な窓ガラス用キャッチを有すもの(主たる請求項の先行部分に準ずる)に関している。本発明はさらに、このようなウィンドウリフトシステムを含むドア(サイド)パネルモジュールや、窓ガラスをこのようなウィンドウリフトシステムに嵌合する方法に関している。
この種類のウィンドウリフトシステムにおいてキャッチは、牽引装置の引き上げ端部のための第一固定点と、牽引装置の引き下げ端部のための第二固定点を持つ。この第二固定点は、窓ガラスが嵌合されている状態において、窓ガラスにより定義される平面において第一固定点から水平方向にオフセットされた位置にある。このようなウィンドウリフトシステムは公報DE 690 27 127 T2から公知である。
この種類のウィンドウリフトシステムにおいては、牽引装置の引き上げ端部と引き下げ端部を、上述のように水平方向にオフセットすることでキャッチの二つの固定点に固定する際、運動の方向とは関係なく窓ガラスが常に、単一の誘導端面、あるいはレールに対して押し付けられるよう、窓ガラスに対して運動の全方向につき普遍な駆動動力が働くように保証されている。このようにして、誘導装置に嵌合している窓ガラスの傾斜が防止されている。本出願の出願日には未公開であったドイツ特許出願 DE 102 55 461.7は、このように設計されたウィンドウリフトシステムを提案している。以下に記載する本発明は、特に前記特許出願で提案されているこの種類のウィンドウリフトシステムで好適であり、この出願に記載された内容全体を参照により本出願に組み込む。
この種類のウィンドウリフトシステムは、本発明の発端となる課題を有している。このようなウィンドウリフトシステムにおいて、引っ張りや運動の方向に関係なくトルクが窓ガラスに働く。このトルクは窓ガラスを同じ誘導端面あるいはレールに対して常に押し付ける目的においても通常は望ましい。しかしながら、窓ガラスが嵌合された際にキャッチから窓ガラスに伝わるものと同じトルクが、窓ガラスの嵌合前にはキャッチを傾斜体勢に至らせることとなり、窓ガラスの嵌合、特に窓ガラスをキャッチに連結する際、著しい困難を伴うこととなる。また窓ガラスの嵌合は、通常当初はキャッチが二端だけで支持されており、少なくとも1回転自由度を持つため、少なくとも一つの軸の回りを自由に回転できることによっても、さらに困難になる。このことはまた、ウィンドウリフトシステムを含むドア(サイド)パネルモジュールの搬送時に、好ましくないがたつきを生じる。
従って、本発明の目的は前述の問題点や不都合な点を克服することであり、前述の方法で窓ガラスにトルクを伝えるという観点において、一貫して適したウィンドウリフトシステムの提供である。さらに本発明の目的は、この種類のウィンドウリフトシステムに窓ガラスを嵌合する実用的方法の提案である。
本発明で、この目的は、主たる請求項の先行部分に加えて、前記主たる請求項の特徴を有すウィンドウリフトシステムにより達成される。さらにこの目的は、請求項10のドア(サイド)パネルモジュール、あるいは請求項12の車両用サイドドア、ひいては請求項13の特徴を有す窓ガラス嵌合方法によって達成される。本発明の効果的な実施の形態や展開が、従属請求項により生じる。
本発明のウィンドウリフトシステムは、前記窓ガラスが嵌合されていない状態でも前記キャッチを少なくとも3自由度について固定された位置で支持できるよう、前記少なくとも3自由度についてキャッチ(2)を配置・固定する、前記キャッチ(2)の配置・固定手段を有しているため、窓ガラスの嵌合が圧倒的に簡単になる。このようなウィンドウリフトシステムにおける窓ガラスの効果的な嵌合方法により、前記キャッチはこの目的をもつ前記の手段により前述の自由度について配置・固定される。そして、窓ガラスとキャッチがお互いに対応する体勢をとるところまで、窓ガラスがウィンドウリフトシステムに導入される(本発明の好適なウィンドウリフトシステムにおいては、これは窓ガラスを十分しっかり導入することで略自動的に実現される)。また前記方法により、窓ガラスがキャッチに、係合(型を合わせる嵌め方)連結、および・あるいは圧入(圧力嵌め)連結される。
本発明の一般的な実施の形態においては、前記キャッチが、前記窓ガラスの下端部を受け入れるための上方開口スリットを有す。窓ガラスを嵌合する際、上方からキャッチが配置・固定されると、窓ガラスの下端部が上方からキャッチのスリットに移動する程度までしっかりと、窓ガラスをウィンドウリフトシステムに導入することが可能となる。なお、「上方から」、などの方向と相対位置に関する記述は、常にウィンドウリフトシステムの設置や稼動状態との関連に基づく。窓ガラスの導入は、ウィンドウリフトシステムのドアあるいは車両サイドパネルへの設置前あるいは設置後に(一般的なウィンドウリフトシステム、及びこれに対応する嵌合方法においては、上方から)行われる。
ガラスをキャッチに簡単に確実に連結するために、キャッチは、窓ガラスに設けられた、対応する少なくとも一つの凹部にスナップ嵌合する、一つまたは複数のロック部材を有す。係合式連結は、窓ガラス導入により略自動的に実現される。
代わりに、あるいは加えて、一つの開口、あるいは二つの対向する開口がキャッチに設けられ、窓ガラスが嵌合した時に前記の開口と位置合わせされる、一つまたは複数の凹部が窓ガラスに、それぞれ設けられ、ピンやボルトを挿入することで窓ガラスをキャッチに連結するようにしてもよい。このピンやボルトは対応する開口や凹部に出来るだけきっちり嵌合すべきである。このようなピン結合やスクリューボルト結合により、牽引装置の端部から窓ガラスに対する力の伝達が特に確実に行われる。ここで、良好な力の伝達は特に牽引装置の引き下げ端部側で望ましい。なぜなら、下方に働く牽引力はキャッチを窓ガラスから引き離す傾向があることがあるからである。
従って、前述のピン連結やスクリューボルト連結を、一つのピンやボルトで行う場合には、この連結が牽引装置の引き下げ端部から生じる力を特に吸収できるように工夫すると、より有用である。しかしながら本発明の効果的な実施の形態においては、このようなピン連結部は二つ、あるいはスクリューボルト連結部を二つ設けて、これらを水平方向にオフセットして、キャッチを窓ガラスに耐トルク連結してもよい。このような仕組みによる窓ガラスのキャッチへの連結は、窓ガラスのウィンドウリフトシステムへの導入後、窓ガラスとキャッチがお互いに対応する体勢をとったときに、各ピン(ボルト)を対応する開口または凹部に押入することで実現される。
本発明における、特に好適な実施の形態においては、前述のウィンドウリフトシステムがドア(サイド)パネルモジュールの一構成部とされていたり、あるいは窓ガラス嵌合の前、かつドア(サイド)パネルモジュール嵌合の前に、該ドア(サイド)パネルモジュールに対して配置されたりする。このようなモジュールはパネル部を有してもよく、このパネル部は、安定性の理由から繊維強化プラスチック材料から成ることが好ましく、成型あるいは射出成形され得る。安価な製造、および簡単に嵌合を行うためには、キャッチおよび・あるいはウィンドウリフトシステムの他の部品を配置・固定する前述の手段の少なくとも幾つかをこのパネル部に一体成形した実施の形態は特に効果的である。特に本発明のウィンドウリフトシステムをこのようなドア(サイド)ドアパネルモジュールと組み合わせると、前記キャッチ配置・固定手段の使用により、簡単な嵌合という効果以外にも、ウィンドウリフトシステムやドア(サイド)ドアパネルモジュールの搬送中にキャッチが立てる好ましくない音を防ぐという効果が得られる。ひいては、搬送中の振動によりキャッチが自由にあちこち動き回ることにより生じ得る損傷も防ぐことができるようになる。
前述の種類のウィンドウリフトシステムによる効果は、何よりも所謂レールなしのウィンドウリフトシステム、あるいは窓ガラスが片側のみで誘導されるウィンドウリフトシステムを可能とすることである。片側のみで誘導される、というのは例えば、一つのレールや誘導端面で誘導される、ということである。つまり、このような、あるいは類似したウィンドウリフトシステムにおいては、二つのオフセットされた固定点を牽引装置の二端に設ける構成により、運動の方向に関わらず、同一方向に向けたトルクが窓ガラスに伝達されることが肝要である。
上述のことから、本発明の効果的な実施の形態においてキャッチは、窓ガラス導入の際、キャッチと窓ガラスとの確実な接合ができるだけしっかりと、しかも自動的に行われるためにも、嵌合されていない状態においても、略正確に位置すべきである。
この目的のためには、考え得る全ての(6)自由度においてキャッチが固定される必要は必ずしもない。こういう意味で、ウィンドウリフトシステムの他の部品の寸法や相対位置如何によっては、キャッチは3自由度について配置・固定可能でさえあれば十分といえる。本発明の様々な効果的な実施の形態においては、キャッチは上述の手段によって、4、5自由度について、あるいは6自由度全てについて配置・固定されてもよい。
本発明による窓ガラス嵌合方法において、特に、全ての6自由度について配置・固定を許す実施の形態においては、窓ガラスの導入前、キャッチは、前記窓ガラスが嵌合された状態におけるキャッチの可動範囲内の1つの位置で固定されてもよい。
これは、窓が全開の状態に相当する、キャッチの最下位置でもよいが、必ずしもそうでなくてもよい。
本発明の方法に関する他の実施の形態においては、キャッチは少なくとも1自由度については、前記窓ガラスが嵌合された状態における前記キャッチの可動範囲内の1つの位置で未だ固定されておらず、前記キャッチは前記窓ガラスが導入されることによりはじめて前記位置に押されて到達し、前記位置において前記窓ガラス・キャッチ間の連結が行われる。キャッチが前記窓ガラスの下端部を受け入れるための上方開口スリットを有すときには、嵌合方法や窓ガラス導入前にキャッチが配置・固定される自由度数に関わらず、窓ガラス導入のためには、前記スリットが窓ガラスにより規定される平面(あるいはエリア)に在る位置でキャッチを支持することが、いずれの場合においても有用である。こうすると、窓ガラスとキャッチの連結の目的で、両者を接合することは疑いの余地がない。
本発明の一般的な実施の形態においては、牽引装置はケーブル引き具かチェーンを有しており、牽引装置の引き上げ端部と引き下げ端部が各々、このケーブル引き具かチェーンの一端を成す。なるべく高い張力安定性、低い線状伸張性、良好な柔軟性をもたせるためには、例えばワイヤ(あるいはプラスチック)ケーブルをケーブル引き具として使用してもよい。また、二つ別個の牽引装置(例えばケーブル引き具やチェーン)を、キャッチの端部に各々固定した実施の形態も可能である。記載された技術のウィンドウリフトシステムにおける牽引装置は、例えばクランクドライブや電気モータによるドライブシステムとともに、通常は例えばローラおよび/またはスライドブロックからなる、さらなる偏向部をもつ。
前記キャッチ配置・固定手段は様々な方法で設計されうる。特に簡単な実施の形態においては、これらの手段は例えば、キャッチの下方停止部であってもよい。あるいは、このような停止部を一つ、または2つ有した形態でもよい。こうすることで、窓ガラス導入前に行われるキャッチの配置・固定は簡単に行われる。すなわち、キャッチが牽引装置の引き下げ端部により、この停止部(一つまたは複数)に引き寄せられ、あるいはこの引き下げ端部で支持されることにより行われる。ここで、すでに端部が停止部に突き合わされているキャッチは、最初は傾斜した体勢をとっており、窓ガラスによってはじめて、正しい体勢になる位置まで押圧される。他の実施の形態においては、窓ガラス導入の前であっても、キャッチは、最初に傾斜した体勢から牽引装置の引き下げ端部によって引っ張られて傾斜しない正しい体勢になってもよい。こうするためには、牽引装置の引き下げ端部は、停止部と協同して、トルクをキャッチに働かせる。キャッチの有す、一つまたは複数の下方停止部を補足するべく、前記キャッチ配置・固定手段のさらなる構成部品として、少なくとも前記下方停止部付近の降下下方箇所において前記キャッチを横方向に誘導する誘導手段を設けてもよい。ここにおいて、「横方向の誘導」という用語は、特に、窓ガラスにより定義される平面に直交する方向に、キャッチの運動の自由度を制限するような、キャッチの誘導、という意味で使用される。しかし、このような誘導手段はキャッチを縦方向に配置することもある。誘導手段は、簡単に実現できるように、例えばキャッチを横方向に誘導し、好適には下方に向かうにつれて間隔の狭くなる壁部としてもよい。加えて、あるいは代わりに、キャッチを最下位置で静止させるコーンを設けてもよい。このようなコーンを二つ設けると、より正確、確実な配置を行うことができる。当然、コーンの他にも、上方に漸減する形状をもつ他の部材を設けて、窪み、ボア、あるいは凹部を介して、降下するキャッチを静止させることも可能である。
下方停止部の代わりに、前記キャッチ配置・固定手段として、上方停止部や、キャッチの横方向誘導のための誘導手段などを上方停止部付近の上昇上方箇所に設けて、同様に窓が全閉の状態に対応する上方位置で窓ガラスを嵌合することもできる。
前述のウィンドウリフトシステムをドア(サイド)パネルモジュールに組み込んだり、このようなモジュール上に配置する際、前記配置・固定手段はまた、このモジュールのパネル部に設けられた一つまたは複数の開口と、いずれの場合においてもキャッチに設けられた対応する開口と、お互い対応する開口に押入されて、キャッチを予め定められた位置に固定するピンによっても実現される。前記キャッチ配置・固定手段にこれらの特徴や誘導手段などその他の特徴を含めることも可能である。ここで、上述の嵌合位置は窓ガラスが嵌合された状態におけるキャッチの可動範囲内の1つの位置と対応すべきである。この嵌合位置は、キャッチの最下位置と対応してもよいが、必ず対応しなければならないという訳ではない。
各々キャッチの開口に押入可能な二つのピンと、パネル部に設けられた対応する開口が設けられると、全ての自由度について規定されるので、配置が好適なものとなる。ピンは簡単なボルトやネジでよいが、寸切ネジが好ましい。二つの対応する開口のうち一つには、前記ネジに適合するネジ山が施されるべきである。
このようなネジはドア(サイド)パネルモジュールからキャッチへとねじ込まれてもよい。また、キャッチからドア(サイド)パネルモジュールへとねじ込まれてもよい。前者の場合においては、キャッチの対応開口は単に窪みであれば十分である。同様に後者の場合においては、ドア(サイド)パネルモジュールの開口は完全な凹部でなくても、単に窪みで十分である。同様のことは、簡単なボルトを、ネジの代わりにピンとして使用する場合についても当てはまる。
このようなモジュールに記述したように開口を設ける際には、この開口が常に封止、あるいは窓ガラスの嵌合の後には封止されるように注意が必要である。この目的のために、対応するピンを取り去った後、プラグでこのような開口を封止してもよい。あるいは、キャッチ固定手段として使用したネジを、窓ガラス嵌合の後に、キャッチは開放されるが開口が依然このネジにより封止される程度に引き抜くことも可能である。
本発明のドア(サイド)パネルモジュール、あるいは本発明の窓ガラス嵌合方法に関する、類似した実施の形態において、モジュールの対応するパネル部に開口を設けて、キャッチを把持、配置、固定可能な器具をピンの代わりに誘導して、キャッチをパネル部へ、ひいてはドア(サイド)パネルモジュールへ嵌合してもよい。
本発明の重要な特徴を、先に述べた特許出願DE 102 55 461.7が請求し、記載しているウィンドウリフトシステムと組み合わせた場合に、本発明は特に効果的である。このように組み合わせると、本発明のウィンドウリフトシステム、ならびにドア(サイド)パネルモジュールの特に効果的な実施の形態が提供される。同様に、ここに記載する方法は、この種類のウィンドウリフトシステムにおける窓ガラス嵌合の際に特に適している。従って、この関係で言及される特許出願DE 102 55 461.7の内容を本出願に組み込むこととする。
図1は、本発明のウィンドウリフトシステムを有す、自走車両の左フロントドア用ドアモジュールの正面概略図である。
図2は、正面概略図における、本発明の他の実施の形態のドアモジュールである。
図3は、正面概略図における、本発明のドアモジュールに関するウィンドウリフトシステムのさらなる変形例を示す。
以下に、発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に記載する。
この通り図1には、自走車両の左フロントドアに取付が想定されたドアモジュールが示されている。本ドアモジュールは、射出成形された繊維強化プラスチックからなるパネル部1を有す。このパネル部1にはウィンドウリフトシステムが配置されている。ウィンドウリフトシステムは、図面の破線で示した窓ガラス3用の、牽引装置により上下可能なキャッチ2を持つ。図から分かる通り、牽引装置の構成部は、クランクドライブ(不図示)あるいは電気モータにより駆動されるドラム4、本ドラム4に巻き回され、よって可動式の牽引ケーブル5、牽引ケーブル5用のローラ形式の二つの偏向部材6である。本発明の他の実施の形態においては、前記偏向部材6はスライドブロック形式であってもよい。
牽引ケーブル5はプラスチックケーブル形式であってもよい。また牽引ケーブル5以外にもワイヤケーブルやチェーンなどを使用した実施の形態も可能である。牽引ケーブル5はキャッチ2に固定される。前記キャッチ2は、牽引ケーブル5の引き上げ端部8のための第一固定点7と、ケーブル5の引き下げ端部10のための第二固定点9を持つ。図1から分かる通り、窓ガラス3が嵌合されている状態において、第二固定点9は第一固定点7から水平方向にオフセットされる。図示されたウィンドウリフトシステムやこの種類の他のウィンドウリフトシステムにおいては、これにより、窓ガラス3が、運動の方向に関係なく(つまり、窓ガラス3の引き上げ、引き下げに関係なく)、キャッチ2を介して牽引ケーブル5が窓ガラス3に働かせるトルクにより、常に同じ誘導端面、あるいはレール11に対して押し付けられる。前記誘導端面、あるいはレール11は図1のみに示されている。
さらに、図示されたウィンドウリフトシステムはキャッチ2を配置・固定する手段を有す。この配置・固定手段の助けにより、キャッチは、窓ガラスがまだ嵌合されていなくても、定位置に保たれる。本発明の図示された本実施の形態では、キャッチ2の前記配置・固定手段は、パネル部1に一体成形された二つの支持部材12であり、キャッチ2の下方停止部の役割を果たす。各支持部材12の上部にはコーン13が成型されている。キャッチ2は、キャッチが最下位置にきたときに、これらコーン13上で静止できるように、二つの開口を備えている。これら二つの開口はキャッチ2の底部に備えられているが、図1では認識できない。キャッチの前記最下位置(図1で点線の輪郭)においては、キャッチ2は支持部材12上で静止する。キャッチ2の下降中、前記最下位置に至る少し手前の最後の運動の間、前記コーン13は各々、キャッチ2の誘導手段として機能する。
ガラス3が嵌合する前、当初キャッチ2は、牽引ケーブル5の引き上げ端部8と引き下げ端部10のみにより支持されている。第一固定点7と第二固定点9とのオフセット配置により、キャッチは常に引っ張られて傾斜体勢になり、また軸の周りを或る制限内で自由に回転して、引き上げ端部8と引き下げ端部10により位置が定められることになる。もしも何らかの手段をなくしてしまうと、ドアモジュールの搬送中にキャッチ2が好ましくない形で自由にあちこち動きまわることとなり、損傷する可能性があるだけでなく、窓ガラス3の嵌合、特に窓ガラス3のキャッチ2への連結も著しい困難を伴うこととなる。支持部材12とコーン13を前記キャッチ配置・固定手段、あるいは誘導手段として備えたウィンドウリフトシステムの設計によれば、ドアモジュールの搬送や窓ガラス3の嵌合の目的で、キャッチ2を最下位置まで引くことが可能であり、当初は静止するが、引き下げ端部10により図1の右側にある支持部材12へと引き下げられ、その後引き下げ端部10により傾斜位置から引っ張られて、ついには図1の左側にある支持部材12で静止する。この過程で、キャッチ2はコーン13により横方向に誘導され、窓ガラス3が未だ嵌合していなくても、6自由度すべてについて既に定められた体勢をとる。このようにして搬送中の振動によりキャッチ2があちこち動き回ることが避けられ、窓ガラス3の嵌合が顕著に容易になる。
射出成形されたプラスチック部位であるキャッチ2は、窓ガラス3の下端部15を受け入れるための上方開口スリット14を持つ。窓ガラス3とキャッチ2を係合式に結合させるために、キャッチはさらに、窓ガラス3に設けられた二つの凹部(図では認識できない)にスナップ嵌合する二つのロック部材16を持つ。また、キャッチ2には、キャッチ2を窓ガラス3に連結するための開口17が設けられており、開口17にはピンがぴったり嵌合する。前記ピンは、窓ガラス3が嵌合された際に、開口17に位置合わせされた窓ガラス3の凹部と係合される。従って、キャッチ2と窓ガラス3との係合式の結合は、ロック部材16によっても、前述のピンによってももたらされる。
このように、まず前述のように位置していたキャッチ2が、牽引ケーブル5の引き下げ端部10によりその最下位置に引っ張られ、コーン13付き支持部材12で静止することで全自由度について固定される。その後、窓ガラス3がウィンドウリフトシステムへ導入されて、窓ガラス3とキャッチ2がお互いに対応する体勢をとることができる(図示した例では、窓ガラス3が最下位置にある体勢)。この過程で、キャッチ2と窓ガラス3との係合式の結合は、ロック部材16が、対応する窓ガラス3の凹部にスナップ嵌合することで略自動的に行われる。より好適な結合は、前述のピン(あるいはボルト)を開口17と開口17に対応する窓ガラス3の前記凹部に対して押入することで得られる。キャッチは窓ガラス3の誘導前に定位置に配置・固定されるので、窓ガラス3が誘導されると、窓ガラス3の下端部15は略自動的にキャッチ2の前記スリット14へと移動する。従ってこの目的でキャッチ2の移動を手動で高価な方法で行う必要はない。
本発明の他の実施の形態を図2に示す。ここでも、自走車両用のドアモジュールが正面概略図で示されている。図1と同様の特徴については、本図でもまた後続図においても同じ参照番号を付して示しており、特に説明は行わない。前述の実施の形態と異なり、キャッチ2の配置・固定手段は一つの下方停止部18と、この下方停止部18と連通する壁部19を有し、誘導手段として降下中の下方の箇所においてキャッチを横方向に誘導する。図2に示されたウィンドウリフトシステムは、窓ガラス3を嵌合するために、キャッチ2が6自由度のうち5つの点において配置・固定なされるように設計されている。この目的で、その一端部が前記停止部18で静止するまで、引き下げ端部10が下方に引き下げられる。いずれ(ドアモジュールのパネル部1と協同した)壁部19による横方向誘導の結果、窓ガラス3により定義される平面と垂直な方向に対して定められた位置で支持されることになるが、初めは図2に点線で示されるような傾斜した体勢で留まっている。キャッチ2がまだ全自由度について配置・固定されていない状態においても、スリット14はこのようにして窓ガラス3が規定するエリアに留まることとなる。こういう訳で、ウィンドウリフトシステムへの導入による窓ガラス3の嵌合が問題なく遂行できる。窓ガラス3が導入されると、あるいはより正確には窓ガラス3の下端部15がキャッチ2のスリット14に入ると、キャッチ2は窓ガラス3自身により押圧されて最下位置まで移動する。この最下位置は、窓ガラス3が嵌合して窓ガラス3とキャッチ2が前述のように連結した際に窓が全開の状態に相当する。前述の種類のウィンドウリフトシステムの他の部品の寸法や相対位置如何により、他の実施の形態においては、配置・固定手段によりキャッチ2が、2或いは3自由度について配置・固定されてさえいれば十分な場合もある。
最後に、本発明のまた別の実施の形態が図3に図示されている。ここで図示されている、ドアモジュールのパネル部1に配置されるウィンドウリフト装置において、キャッチ2の配置・固定手段は、下方停止部18以外に、パネル部1に開口20、およびキャッチ2にこれと対応する開口21を有す。この開口21は図3で破線で図示されているが、単にパネル部1と対向するキャッチ2側の単なる窪みとして設計されている。前記開口20、21はキャッチ2がキャッチの最下位置に来た時に(図3で点線で示す)、お互いが対向するように作られている。窓ガラス3の嵌合中に嵌合位置として機能する最下位置にキャッチ2を配置・固定する目的で、ピン(図3に不図示)が、パネル部1の開口20そしてキャッチ2の開口21へという経路で挿入されてもよい。図示した実施の形態においては、このピンは寸切ネジであり、パネル部1の開口20には、この寸切ネジに適合するネジ山が施されている。従ってキャッチ2は、プラスチック材料からなる前述の寸切ネジがパネル部1の開口20からキャッチ2の開口21へとねじ込まれることにより固定することができる。窓ガラス3の嵌合後、つまり窓ガラス3をウィンドウリフトシステムに導入して前述の通り窓ガラス3をキャッチ2に連結した後、キャッチ2が開放される程度まで寸切ネジを引き抜き、この後はキャッチを窓ガラス3とともに窓の開閉のために上下させる。パネル部の開口20に留まっている寸切ネジは依然、パネル部1の開口20を封止して、水分が車両へ染み出すのを防ぐ役目を果たす。あるいは、寸切ネジではなくて、プラグで開口20を封止することも可能である。寸切ネジの代わりにピンとして簡単なボルトを使用しても、同様に実行することも可能である。
発明における、類似した実施の形態においては、キャッチ2を上述のように固定する目的で、複数のピン(好適には二つのピン)と、これに対応する数の開口、あるいは窪みを、パネル部1とキャッチ2に設けることも可能である。この位置は、窓ガラスが嵌合された状態におけるキャッチ2の可動範囲内の1つの位置と対応することが好ましい。図3で図示した実施の形態とは異なるが、この位置は必ずしもキャッチ2の最下位置に対応しなくても構わない。発明における、類似した実施の形態においては、このようなネジやピンのねじ込み、あるいは押入を、パネル部1からキャッチ2へと行うのではなく、キャッチ2からパネル部1へと行うことも可能である。最後に、開口20を介した係合、キャッチ2の把持・固定の目的で、ピンやネジの代わりに、他の器具を使用することも可能である。
図1−3に示した各ウィンドウリフトシステムにおいては、窓ガラス3は一つの誘導レール11により片側のみで誘導された。しかし、レールを持たないウィンドウリフト装置であっても全く同様の方式で実施可能である。最後に、図示した全てのウィンドウリフトシステムと異なる実施の形態において、一つの牽引ケーブル5の代わりに、二つの独立した牽引装置(例えばケーブル引き具やチェーン)を設けて、一方を引き上げ端部8、他方を引き上げ端部10とすることも可能である。

Claims (14)

  1. 特に自走車両のサイドウィンドウ用のウィンドウリフトシステムであって、
    牽引装置と
    前記牽引装置により上下可能な窓ガラス(3)用のキャッチ(2)とを有し、
    前記キャッチ(2)は
    前記窓ガラス(3)の下端部(15)を受け入れるための上方開口スリット(14)と、
    前記牽引装置の引き上げ端部(8)のための第一固定点(7)と、
    前記牽引装置の引き下げ端部(10)のための第二固定点(9)とを有し、
    前記キャッチ(2)は、前記窓ガラス(3)の嵌合前に前記引き上げ端部(8)および前記引き下げ端部(10)のみにより支持され、
    前記第二固定点(9)は、前記窓ガラス(3)が嵌合されている状態において前記窓ガラスが引き上げられるか引き下げられるかに関わらず、前記引き上げ端部(8)および前記引き下げ端部(10)によって前記窓ガラス(3)に伝達されるトルクにより前記窓ガラス(3)が一の誘導レール(11)に対して押し付けられるように、前記窓ガラス(3)が嵌合されている状態において、前記窓ガラス(3)により定義される平面において前記第一固定点(7)から水平方向にオフセットされた位置にあるウィンドウリフトシステムであって、
    前記窓ガラス(3)が嵌合されていない状態においても、前記上方開口スリット(14)が前記平面内に位置するように前記キャッチ(2)を5または6自由度について固定された位置で支持できるよう、前記5または6自由度について前記キャッチ(2)を配置および固定する配置固定手段を有すことを特徴とする、ウィンドウリフトシステム。
  2. 前記牽引装置は、前記端部(8、10)が属すケーブル引き具かチェーンを有すことを特徴とする、請求項1記載されたウィンドウリフトシステム。
  3. 前記キャッチ(2)が、前記窓ガラス(3)の凹部にスナップ嵌合する少なくとも一つのロック部材(16)を有すことを特徴とする、請求項1または2に記載されたウィンドウリフトシステム。
  4. 前記キャッチ(2)は少なくとも一つの開口(17)を有し、窓ガラス(3)が嵌合された際に、前記開口(17)と、窓ガラスの嵌合時に前記開口(17)と位置合わせされる前記窓ガラス(3)の凹部とにぴったり嵌合するピンが設けられていることを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載されたウィンドウリフトシステム。
  5. 前記配置固定手段は、前記キャッチ(2)のための下方停止部(18)である、または前記キャッチ(2)のための下方停止部(18)を有すことを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載されたウィンドウリフトシステム。
  6. 少なくとも前記下方停止部(18)付近の降下下方箇所において前記キャッチ(2)を横方向に誘導する誘導手段が設けられていることを特徴とする、請求項に記載されたウィンドウリフトシステム。
  7. 前記誘導手段は、前記キャッチ(2)を横方向に誘導し、下方に向かうにつれて間隔の狭くなる壁部(19)を有すことを特徴とする、請求項に記載されたウィンドウリフトシステム。
  8. 前記配置固定手段は、それぞれが支持部材(12)上に設けられる2つのコーン(13)を有し
    前記キャッチ(2)は、前記2つのコーン(13)付近の降下下方箇所において、前記2つのコーン(13)によって誘導され前記2つのコーン(13)上で静止するように、前記2つのコーン(13)に対応する2つの開口を前記キャッチ(2)の底部に有することを特徴とする、請求項1からのいずれか1項に記載されたウィンドウリフトシステム。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載されたウィンドウリフトシステムと、
    パネル部(1)とを備えるパネルモジュール。
  10. 前記配置固定手段は、前記窓ガラス(3)を嵌合する場合に、予め定められた位置に前記キャッチ(2)を固定するために、
    前記パネルモジュールの前記パネル部(1)に設けられた開口(20)と、
    前記キャッチ(2)に設けられ、前記開口(20)に対応する開口(21)と、
    前記開口(20、21)に押入可能なピンとを含むことを特徴とする、請求項に記載されたパネルモジュール。
  11. 請求項1からのいずれか1項に記載されたウィンドウリフトシステム、あるいは請求項または10に記載されたパネルモジュールと、
    前記窓ガラス(3)とを備える自走車両用サイドドア。
  12. 請求項1からのいずれか1項に記載されたウィンドウリフトシステム、あるいは請求項または10に記載されたパネルモジュール、あるいは請求項11に記載された車両用サイドドアにおいて、窓ガラスを嵌合する方法であって:
    前記キャッチ(2)をこの目的のために設けられた前記配置固定手段を使用して前述の自由度について配置および固定する工程と、
    前記窓ガラス(3)と前記キャッチ(2)がお互いに対応する体勢をとるところまで、前記窓ガラス(3)を前記ウィンドウリフトシステムに導入する工程と、
    前記窓ガラス(3)を前記キャッチ(2)に、係合連結、あるいは圧入連結する工程と含み該工程を記載順に行う方法。
  13. 前記キャッチ(2)は、前記窓ガラス(3)が嵌合された状態における前記キャッチ(2)の可動範囲内の1つの位置で前記窓ガラス(3)の導入前に固定されている請求項12に記載された方法。
  14. 前記キャッチ(2)は、前記窓ガラス(3)が嵌合された状態における前記キャッチ(2)の可動範囲内の1つの位置で少なくとも1自由度について前記窓ガラス(3)の導入前に固定されておらず、前記キャッチ(2)は、前記窓ガラス(3)が導入されることによりはじめて前記位置に押されて到達し、前記位置において前記窓ガラス(3)と前記キャッチ(2)との間の連結が行われることを特徴とする、請求項12に記載された方法。
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