JP2007530593A - テトラアルキルアンモニウム塩のアニオンを交換する方法 - Google Patents
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Abstract
Description
れたならば、それは非常に望ましいことである。そのような方法を交換を通して当該第四級化合物と一緒に残存する1番目のアニオンの残存含有量が非常に低くなるように高い転化率で実施することができれば、それは更により有用であろう。そのような方法を第四級塩を高い処理率で処理することを可能にする供給濃度で用いて実施することができれば、それは更により有用である。
)前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が25℃で少なくとも約1重量%の量で溶解し、(ii)前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が25℃で少なくとも約1重量%の量で溶解しかつ(iii)前記1番目のアニオンが前記イオン交換樹脂と接触するに有効である溶媒であることを見いだした。そのような溶媒は、一般に、水と1種以上の極性有機共溶媒、例えば低分子量のアルコールなどを含んで成る混合物である。前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液を生じさせた後、その溶液を前記2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂と接触させることで前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩を溶液の状態で生じさせかつまた前記1番目のアニオンと錯体を形成しているイオン交換樹脂も生じさせる。次に、その2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液を回収してもよい。
n(Baton Rouge、LA)などから購入可能である。
る2番目のアニオンを選択するのが通常である。その2番目のアニオンを前記1番目のアニオンと異ならせるのが好適である。このことは、例えば、1番目のアニオンが臭化物の場合には臭化物をまた2番目のアニオンとしても働かせることはできないことを意味する。
・ 水は単独ではアニオンの充分な移動も次の交換も生じさせない。その理由は関与する種類の両親媒性溶質が水中で確立する分子集合体構造によるものであると考えている。水は第四級物の無機部分にとっては良好な溶媒であるが、ある種の置換基の疎水性アルキル尾にとっては良好な溶媒ではない。
・ 非水性溶媒は典型的に所望のイオン交換に妥当な速度で関与し得る溶媒分離型イオン対を生じさせる能力を持たない。しかしながら、有機溶媒は高級アルキル置換基の疎水性尾の溶媒和を向上させる。
・ 特に二重尾界面活性剤は低い水混和性を示しかつ水のみの環境下ではppm(parts−per−million)濃度からかなり高い濃度(>50%)に至る範囲内の全ての濃度で粘性のある「ゲル」を形成する。
・ 双尾の界面活性剤は「二重尾」ファミリーに入る特殊なケースである傾向がある。そのような特殊な例は典型的にほとんどの溶媒中で高粘度の系を生じる。
(i)前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が25℃で少なくとも約1
重量%の量で溶解し、
(ii)前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が25℃で少なくとも約1重量%の量で溶解し、かつ
(iii)前記1番目のアニオンが前記イオン交換樹脂と接触するに有効である、
溶媒である。そのような溶媒の特徴の各々をここに詳細に記述する。
度が速くなりかつ完全な度合の交換が助長されると考えている。
1. 試験を受けさせるべき溶媒に1番目のアニオンの第四級塩(例えば第四級臭化物)を1モル溶解させた後、それを正確に1リットルにする。前記1番目のアニオンの理論的濃度は1モル/リットルである。
2. 前記溶液に入っている前記1番目のアニオンの指示または有効濃度を適切な任意方法で測定する。例えば、臭化物が1番目のアニオンの場合には臭化物に特異的なイオン探針を用いてもよい。そのイオンに特異的な探針がモル/リットルを読み取るようにそれに較正を受けさせておいてもよい。
3. 前記1番目のアニオンの測定濃度を理論濃度で割った値に100を掛けた値が交換に有効なパーセントに等しい。
4. この試験で測定した時のイオン化パーセントが約10%から100%であることは、1番目のアニオンとイオン交換樹脂の接触に有効な溶媒であることを示す。イオン化パーセントが50%−100%であるのが好適であり、イオン化パーセントが90%−100%であるのが更により好適である。
1. 1番目のアニオンの第四級塩が試験を受けさせるべき溶媒に入っている1モル規定の溶液をこの直ぐ上に記述した試験の1番目の段階に記述したようにして用意する。
2. 当該樹脂に再生を受けさせて2番目のアニオンの形態にした後に前記樹脂の床を生じさせそして前記溶液を前記樹脂床の中に流すことで、前記溶液と化学量論的過剰量の前記2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂を交換に適した温度で接触させる。前記樹脂床から出る溶液の最初の5体積%からサンプルを採取する。
3. 前記溶液に入っている前記1番目のアニオンの総量を測定する。その測定技術は如何なる形態の1番目のアニオンの量も測定する技術であるべきである。
4. 前記溶液に入っている前記1番目のアニオンの総量の濃度がカラムに供給する供給材料に入っている前記1番目のアニオンの濃度の10%未満であるならば、そのような溶媒は、前記1番目のアニオンと前記イオン交換樹脂の接触に有効な溶媒である。例えば、供給材料の溶液に入っている臭化物の量が臭素として5重量%の場合(それがイオンとして存在するか或は塩として存在するかに拘わらず)、その溶液に入っている臭素の濃度が0.1x5%未満、即ち0.5%未満であるならば、その溶媒は前記1番目のアニオンに有効な溶媒である。好適には、その溶液に入っている前記1番目のアニオンの濃度がカラムに供給する供給材料に入っているそれの約5%未満、より好適には1%未満であるようにする。
がそのような沸点で一定して沸騰する共沸物を形成する場合、それは揮発性溶媒である。例として、当該テトラアルキルアンモニウム塩が二重尾分子、例えばジデシルジメチルアンモニウム塩などである場合にそのような共溶媒はその二重尾分子が水環境に溶解するのを助長しかつ良好な平衡および良好なイオン交換を可能にすることを見いだした。適切な有機共溶媒の例には数種の化合物、例えば
アルコール、例えばメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、プロパノール、ブタノール、イソブチルアルコール、C1−C6アルコール、C1−C4アルコールなど(メタノールが好適な例である)、
ポリアルコール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコールなど、
エステル、例えば酢酸エチル、酢酸プロピル、蟻酸エステルなど、
エーテル、例えばメチルt−ブチルエーテル、ジオキサン、グライムなど、および
カルボニル含有溶媒、例えばアセトン、アセトアルデヒドなど
が含まれる。
アニオンと錯体を形成している必要はないが、例えば2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂が有する活性部位の少なくとも主要部分がその2番目のアニオンと錯体を形成しているのが好適である。前記樹脂上の活性部位の少なくとも約75%が前記2番目のアニオンと錯体を形成しているのがより好適であり、少なくとも約85%が錯体を形成しているのがより好適であり、少なくとも約90%が錯体を形成しているのが更により好適である。
もよい。その接触の様式はバッチ式または連続流式であってもよい。その接触がバッチ様式であってもよいと述べる場合、これは、ある量の2番目のイオンの形態のイオン交換樹脂をある量の1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩と溶媒中で混合しそしてその混合物をある時間、通常は平衡に到達するまでの時間接触させたままにすることを意味する。次に、前記樹脂と溶液を分離した後、前記2番目のイオンの第四級塩をその溶液から回収してもよい。
9モル%を2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩に転化させるのが更により好適である。
転化させた場合、その使用済み樹脂を最終的に臭化物形態から炭酸塩形態に再生させる必要がある。これは、前記樹脂をこの上で考察したように強塩基の水酸化物と接触させて前記樹脂を水酸化物形態に転化させることを包含する1番目の再生段階を通して実施可能である。その段階の後、前記樹脂を炭酸塩または重炭酸塩アニオンが入っている溶液と接触させることで前記樹脂を炭酸塩形態に戻す。この場合、前記樹脂を所望の出発形態に戻す目的で炭酸塩溶液を有意に過剰に用いる必要があり得る。
R1、R2、R3およびR4は各々独立してアルキルであり、
Z−は、ハロゲン化物、好適には臭化物であり、
Y−は、この上に記述した如き2番目のイオンである。
臭化ジアルキルジメチルアンモニウムの製造
機械的撹拌機、250ミリリットル(ml)の滴下漏斗、温度探針、加熱用マントルおよび水冷全還流凝縮器が備わっている1リットルの折目付き(creased)4つ口丸底Pyrex製フラスコを用いた。前記フラスコに最初にADMA−10[Albemarle Corporation(Baton Rouge、LA)から入手可能なデシルジメチルアミン]を200グラム(1.08モル)仕込んだ後、滴下漏斗に臭化デシルを239グラム(1.08モル)入れた。撹拌機のスイッチを入れた後、反応器を65℃に加熱した。反応器の温度を65℃から142℃に上昇させながら臭化デシルをADMA−10に滴下して加えた。次に、前記滴下漏斗にメタノールを110グラム仕込んだ後、反応槽の温度を90℃に降下させながらメタノールを前記溶液に滴下して加えた。全体積のメタノールを前記反応混合物に加えた後、加熱および撹拌を止めて、中間体である第四級アンモニウム(第四級−Br)溶液を冷却した。
これらの実施例に、第四級アンモニウム化合物のハロゲン化物アニオン、例えば臭化物などを別のアニオン、例えば重炭酸塩などと交換する目的で用いるイオン交換手順を示す。
これらの実施例に、抽出を受けさせた樹脂に存在する臭化物イオンを中間体である第四級臭化物から除去した後にその再生させたカラムをイオン交換で用いる目的で、以前に用いたイオン交換カラム、例えば実施例1−11に記述した手順の結果としてもたらされたカラムに受けさせる2段階の再生プロトコルを記述する。
脂にHCO3 −イオンを仕込んだ。次に、前記カラムを80mlの蒸留水で洗浄した後、95%メタノール/5%水で洗浄した。
これらの実施例では、直径が2インチのカラムを用いた臭化第四級テトラアルキルアンモニウム塩の臭化物アニオンと2番目のアニオンの交換および前記カラムの再生を説明する。
各々が2”x48”の2本のカラムにDowex Marathon A2樹脂を1500g(約2.69の交換当量/床に相当)充填した。Dow Chemical Co.(Midland、MI)が供給している前記樹脂は塩化物形態である。各々に数リットルの水を用いたフラッシュ洗浄を受けさせた後、それを以下のようにして所望の水酸化物または重炭酸塩形態にした。
水酸化物形態への典型的な再生は、先行する実施の結果としていくらか残存する有機物を除去するに充分な量の水、典型的には数リットルの水を前記カラムの中に流すことを伴う。その後、8重量%の苛性を6リットル以上流した後、追加的水を溶離液が中性になるまで流す。向流再生を実験室に装備したまま、実施するのは困難なことから、カラムを逆さにすることで本質的に向流の再生を実施した。逆さにすると、以前には大部分の苛性が存在しかつ大部分のハロゲン化物が存在しないはずであるカラムの上部がカラムの下部になる。逆さにした後のカラムは使用の準備ができている状態であった。
前記カラムに再生を受けさせそしてそれを逆さにした後、空隙容積(カラム容積の約50%)の水を交換で用いるべき溶媒で追い出すべきである。そのカラムに通す所望溶媒の量はおおよそ約1リットルである。次に、供給材料を加えるが、その流量を約20ml/分に調整した。一定分量、この規模では一般に500mlずつを集めた後、分析しそして/または一緒にする。供給材料の全部を前記カラムに置いた後、追加的1から2リットルの溶媒を前記カラムの中に通すことで第四級物の全部を前記カラムから完全にフラッシュ洗浄する。その時点で、そのカラムは水によるフラッシュ洗浄に続いて逆さにして再生を受けさせる準備ができている状態にある。パート2に報告する臭化物値は全部古典的な硝酸銀滴定を用いて測定した値である。
第四級臭化物から第四級重炭酸塩への転化
この実験では1本のカラムを重炭酸塩形態にして用いた。
洗練を伴う第四級臭化物から第四級水酸化物への転化
この上に概略を示した標準的手順を用いて2本のカラムに再生を受けさせることでそれらを水酸化物形態にした。
濃度をより高くした時の第四級臭化物から第四級水酸化物への転化
この実験の供給材料はメタノール中80%の臭化ジデシルジメチルアンモニウムが1279.7gで追加的メタノールが1843gで水が1228gであった。その結果としてもたらされた第四級臭化物:メタノール:水の比率は23.5:48.25:28.25であった。未反応の臭化デシルを最小限にする目的でアミンを1%過剰量で用いて供給材料である第四級臭化物の調製を実施した。イオン交換カラムから溶離してくる溶離液中の臭化物濃度を表8に示す。
Claims (48)
- 1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩を2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩に転化させる方法であって、
前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が水および極性有機共溶媒を包含する溶媒に入っている溶液を生じさせ、
前記溶液を前記2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂と接触させることで前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩を溶液の状態で生じさせかつ前記1番目のアニオンと錯体を形成しているイオン交換樹脂を生じさせる、
ことを含んで成る方法。 - 前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液を回収することも更に含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液に前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が少なくとも約5重量%入っている請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液に前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が少なくとも約10重量%入っている請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液に前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が少なくとも約20重量%入っている請求項1記載の方法。
- 水および極性有機共溶媒を包含する前記溶媒が前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩および前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩の各々が少なくとも約5重量%の量で溶解する溶媒である請求項1記載の方法。
- 水および極性有機共溶媒を包含する前記溶媒が前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩および前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩の各々が少なくとも約20重量%の量で溶解する溶媒である請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンがハロゲン化物、水酸化物、硫酸塩、重硫酸塩、スルホン酸塩、燐酸塩、ホスホン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩およびこれらの混合物から成る群から選択される少なくとも1種のアニオンを含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンが塩化物、臭化物、ヨウ化物、フッ化物およびこれらの混合物から成る群から選択される少なくとも1種のアニオンを含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンが塩化物または臭化物またはこれらの混合物を含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンが臭化物を含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記2番目のアニオンが前記1番目のアニオンとは異なりかつハロゲン化物、水酸化物、ホウ酸塩、蟻酸塩、カルボン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、亜硫酸塩、スルホン酸塩、燐酸塩、ホスホン酸塩、硝酸塩、塩素酸塩、酢酸塩およびこれらの混合物から成る群から選択される少なくとも1種のアニオンを含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記2番目のアニオンが水酸化物を含んで成る請求項11記載の方法。
- 前記2番目のアニオンが炭酸塩または炭酸塩と重炭酸塩の混合物である請求項11記載の方法。
- 前記溶媒がアルコール、ポリアルコール、エステル、エーテルおよびカルボニル含有溶媒から成る群から選択される少なくとも1種の極性有機液を含んで成る共溶媒と水の混合物を含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記溶媒がメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、プロパノール、ブタノール、イソブチルアルコール、C1−C6アルコール、C1−C4アルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、酢酸エチル、酢酸プロピル、蟻酸エステル、メチルt−ブチルエーテル、ジオキサン、グライム、アセトンおよびアセトアルデヒドから成る群から選択される少なくとも1種の極性有機液を含んで成る共溶媒と水の混合物を含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記溶媒がアルコールと水の混合物を含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記溶媒がC1−C4アルコールと水をアルコール:水が約50:50から99:1の重量比で含有する混合物を含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記溶媒がメタノールと水をメタノール:水が70:30から99:1の重量比で含有する混合物を含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記溶液をイオン交換樹脂と接触させる段階が1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウムが入っている溶液を2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂の床が入っている容器の中に流れ込ませて前記溶液を前記樹脂の床の中に通し、それによって、前記1番目のアニオンを前記2番目のアニオンと交換させることで前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩および前記1番目のアニオンと錯体を形成しているイオン交換樹脂を生じさせることを含んで成る請求項1記載の方法。
- 1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が1番目のアニオンのテトラ(C1−C20)アルキルアンモニウム塩を含んで成る請求項1記載の方法。
- 1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が1番目のアニオンのジ(C1−C20)アルキルジメチルアンモニウム塩を含んで成る請求項1記載の方法。
- 1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩がハロゲン化ジオクチルジメチルアンモニウム塩、ハロゲン化ジデシルジメチルアンモニウム塩、ハロゲン化ジドデシルジメチルアンモニウム塩、ハロゲン化ジテトラデシルジメチルアンモニウム塩、ハロゲン化ジヘキサデシルジメチルアンモニウム塩、ハロゲン化ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩およびこれらの混合物から成る群から選択される化合物である請求項1記載の方法。
- 前記イオン交換樹脂が強塩基アニオン交換樹脂である請求項1記載の方法。
- 前記イオン交換樹脂がゲル型樹脂またはマクロ孔質樹脂である請求項24記載の方法。
- 前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩の少なくとも90モル%を前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩に転化させる請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩の少なくとも99モル%を前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩に転化させる請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩の少なくとも99.9モル%を前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩に転化させる請求項1記載の方法。
- 前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液に入っている前記1番目のアニオンの量が約3000ppm未満である請求項2記載の方法。
- 前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液に入っている前記1番目のアニオンの量が約1000ppm未満である請求項2記載の方法。
- 前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液に入っている前記1番目のアニオンの量が約300ppm未満である請求項2記載の方法。
- 水酸化物のテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液に入っている臭化物の量が塩化物として重量で報告して約300ppm未満である請求項13記載の方法。
- 前記1番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂を再生させかつ前記2番目のアニオンの状態のイオン交換樹脂を生じさせることも更に含んで成る請求項1記載の方法。
- 前記1番目のアニオンがハロゲン化物を含んで成りそしてハロゲン化物形態の前記イオン交換樹脂の再生がそれを前記2番目のアニオンをアニオンとして有する塩基と接触させることで前記2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂を生じさせることを含んで成る請求項33記載の方法。
- 前記2番目のアニオンの形態で再生させたイオン交換樹脂の全部または一部を前記溶液を前記2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂と接触させて前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩を生じさせることを含んで成る段階で用いる目的で再利用することも更に含んで成る請求項33記載の方法。
- 前記イオン交換樹脂を槽の中の床の中に入れそして前記イオン交換樹脂床の中の前記樹脂を水酸化ナトリウムが約1−25重量%の濃度で入っている水溶液にイオン交換床表面積1平方フィート当たり少なくとも約0.1ガロン/分(gpm/平方フィート)の速度で接触させることを含んで成る請求項34記載の方法。
- 前記水溶液に水酸化ナトリウムが約2−12重量%の濃度で入っている請求項36記載の方法。
- 前記水溶液に水酸化ナトリウムが約4−8重量%の濃度で入っている請求項36記載の方法。
- 前記水酸化ナトリウム水溶液を前記イオン交換床に少なくとも約0.3gpm/平方フィートの速度で接触させる請求項36記載の方法。
- 前記水酸化ナトリウム水溶液を前記イオン交換床に少なくとも約1gpm/平方フィートの速度で接触させる請求項36記載の方法。
- 前記水酸化ナトリウム水溶液を前記イオン交換床に少なくとも約2gpm/平方フィートの速度で接触させる請求項36記載の方法。
- 前記水酸化ナトリウム水溶液を前記イオン交換床に前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が入っている溶液を前記床に送り込んでいる間に用いる流れ形態とは逆の流れ形態で接触させる請求項36記載の方法。
- 1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩がトリアルキルアミンと臭化アルキルの反応で生じさせた臭化テトラアルキルアンモニウムである請求項1記載の方法。
- 前記トリアルキルアミンが(C1−C20)アルキルジメチルアミンでありそして前記臭化アルキルが臭化(C1−C20)アルキルである請求項43記載の方法。
- 前記トリアルキルアミンがデシルジメチルアミンであり、前記臭化アルキルが臭化デシルでありそして前記テトラアルキルアンモニウム塩が臭化ジデシルジメチルアンモニウムである請求項43記載の方法。
- 前記2番目のアニオンが炭酸塩または炭酸塩と重炭酸塩の混合物である請求項44記載の方法。
- 前記1番目のアニオンが臭化物を含んで成り、かつ
臭化物形態の前記イオン交換樹脂を水酸化ナトリウムと接触させることで前記イオン交換樹脂の少なくとも一部を水酸化物形態に転化させかつ臭化ナトリウムを生じさせ、そして
水酸化物形態の前記イオン交換樹脂を炭酸塩アニオンまたは炭酸塩アニオンと重炭酸アニオンの混合物の源と接触させることで水酸化物形態の前記イオン交換樹脂の少なくとも一部を炭酸塩形態または炭酸塩形態と重炭酸塩形態の混合形態に転化させる、
ことで前記イオン交換樹脂を再生させることも更に含んで成る請求項46記載の方法。 - 1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩を2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂と接触させることで前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩に転化させる方法であって、
(a)前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が
(i)前記1番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が25℃で少なくとも約1重量%の量で溶解し、
(ii)前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩が25℃で少なくとも約1重量%の量で溶解し、かつ
(iii)前記1番目のアニオンが前記イオン交換樹脂と接触するに有効である、
溶媒に入っている溶液を生じさせ、そして
(b)前記溶液を前記2番目のアニオンの形態のイオン交換樹脂と接触させることで前記2番目のアニオンのテトラアルキルアンモニウム塩を溶液の状態で生じさせかつ前記1番目のアニオンと錯体を形成しているイオン交換樹脂を生じさせる、
ことを含んで成る方法。
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