JP2007520632A - 白金合金及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本開示は、(a)白金55〜63重量%、(b)コバルト2〜10重量%、及び(c)銅27〜43重量%を含む白金合金に関する。本開示は、更に、(a)白金70〜79.5重量%、コバルト2〜10重量%、及び(c)銅10.5〜28重量%を含む白金合金にも関する。白金合金は、指輪、ネックレス、イヤリング、時計バンド、時計枠及びその他の装身具のような装飾品の製造で使用するのに優れた機械的及び光学的特性を有する。本開示は、更に、装飾品の製造における、白金合金の調製方法及びその合金の使用にも関する。更に、本開示は、白金合金を含む装飾品及びその製造方法にも関する。

Description

本発明は、白金合金及びその製造方法に関する。とりわけ、本発明は、指輪、ネックレス、ブレスレット、イヤリング、時計バンド、時計枠及びその他の装身具のような装飾品の二次加工に好適である白金合金に関する。更に、本発明は、白金合金から作られる装飾品及びその製造方法に関する。
白金は貴金属であり、かなり高価である。近年、白金は、装身具の二次加工用に使用される金属として益々目立つ存在になってきている。素晴らしい装身具用の白金は、通常、85重量パーセントを超える高い濃度で広く販売される。
純粋な白金金属(Pt1000)は、軟らかく、大抵の装身具用途に適する機械的強さを有していない。この理由から、大抵の装身具用途には、いろいろな種類の白金合金が使用される。白金合金は、宝石と組み合わされた時の邪魔にならない色が好まれ、アレルギー誘発性が少なく、高い引張り強さを持ち、その密度の高さから快い重量感がある。
装身具業界は、主に3つのクラスの白金合金を使用している。これらのクラスは、Pt950、Pt900及びPt850である。これらの合金は、各々、95、90及び85重量%の白金含量を有する。装身具の二次加工でよく使用される市販の合金には、Pt/Ir900/100(白金90重量%とイリジウム10重量%)、PtCu950(白金95重量%と銅5重量%)及びPtCo950(白金95重量%とコバルト5重量%)が挙げられる。
当業界では、種々の高い白金含量の装身具材料が知られている。本明細書で使用される“高い白金含量”と言う用語は、85重量%以上の白金含量を有する白金合金を指す。
例えば、米国特許第4,165,983号明細書は、白金が少なくとも95重量%、ガリウム1.5〜3.5重量%、及び残部はインジウム、金、パラジウム、銀、銅、コバルト、ニッケル、ルテニウム、イリジウム及びロジウムのうちの少なくとも1種を含有する装身具の二次加工用の合金を記載している。米国特許第5,846,352号明細書は、ガリウム1〜9重量%と少量のパラジウムを含有する装身具を二次加工するための熱処理白金−ガリウム合金を記載している。日本国特開昭61−133340号公報は、白金84〜96重量%、ガリウム1〜10重量%、銅0.5〜10重量%、及びコバルト0.01〜5重量%から成る装身具を二次加工するための合金を記載している。日本国特開昭61−034133号公報は、白金84〜96重量%、コバルト0.5〜10重量%、銅0.5〜10重量%、及びY、B、CaBミッシュメタル0.01〜0.5を含有する装身具を二次加工するための合金を記載している。
そのような合金は、装身具の二次加工には好適となる充分な機械的及び光学的特性を有するけれども、その高い白金含量のために製造すると高価になる。
当業界には、多数の低い白金含量の装身具材料もある。本明細書で使用される“低い白金含量”と言う用語は、85重量%より少ない白金含量を有する白金合金を指す。
米国特許第6,048,492号明細書は、装身具製品に使用するために白金約58.5重量%、パラジウム26.5〜36.5重量%、及びイリジウム、銅又はルテニウムのいずれかを5〜15重量%含有する白金合金組成物を記載している。米国特許第2,279,763号明細書は、白金10〜80重量%、パラジウム12〜90重量%、及びルテニウム1〜15重量%を含有する、延性のある白金合金を記載している。
既知の低い白金含量の装身具材料の短所は、これらの材料が、高い白金含量の装身具材料と比較して、機械的及び物理的特性が劣ることが多いことである。とりわけ、既知の低い白金含量の装身具材料の鋳造性は、高い白金含量の合金の鋳造性ほど優れていない。また、既知の低い白金含量の装身具材料の色は、素敵な装身具の大抵の顧客によって望まれるPt950合金の典型的な“白金色”とは異なる。従って、低い白金含量の装身具材料は、美的理由から顧客に受け入れられないことがおおい。実際、高い白金含量の材料の光学的特性ばかりでなく機械的強さも加工性をも組み合わされた低い白金含量の装身具材料を作ることは極めて難しい。
そのような合金の特性及び性能の実現可能な改良により、装身具及び美術品の用途で使用するのに好適な追加の合金に対するニーズがある。
既知の低い白金含量の装身具材料のもう1つの短所は、一般に、白金と、それ自体比較的高価な材料である、パラジウム及び/又はルテニウムのような少なくとも1種の別の貴金属との合金を含むので、既知の低い白金含量の装身具材料から作られる装身具でもやはり比較的コスト高になることである。
従って、装身具に好適であり、現在入手できる白金よりも安価で、しかもなお、白金装身具品に所望の技術的及び光学的特性をもたらす白金合金組成物を提供できることが望ましい。
(金合金と一緒に使用していてカラット(karat)スケールに馴染みのある)顧客の頭の中で、白金合金の中に含まれる白金の重量パーセンテージの理解を得易くするために、24カラットスケールを基準にして14カラット又は18カラットに対応する、白金含量が58.5重量%又は75重量%を含む、白金と非貴金属から本質的に成る低い白金含量合金も提供できることが望ましい。
本発明により、白金55〜63重量%、コバルト2〜10重量%及び銅27〜43重量%を含有する、改良された低い白金含量の合金組成物が提供される。更に、本発明により、白金70〜79.5重量%、コバルト2〜10重量%、及び銅10.5〜28重量%を含有する合金が提供される。
本発明による合金は、指輪、ネックレス、イヤリング、時計バンド、時計枠及びその他の装身具のような装飾品の二次加工にとりわけ旨く適している。
驚くことに、本発明の合金は比較的低い白金含量にも拘らず、あらゆる種類の装身具のような装飾製品の製造に極めて好適となる、優れた機械的及び光学的特性を発現することが判った。本発明の合金の密度は低いので、高い白金含量の合金(例えば、Pt850、Pt900、Pt950)より著しく低いコストで、より薄く、より軽い構造物及び鋳造物を製造できる。
本発明の白金合金は、例えば米国特許第6,048,492号明細書に記載されている既知の低い白金含量の合金と比較して低い溶融範囲を有する。この比較的低い溶融温度によって、本発明の合金は既知の白金合金より容易に鋳造され、そしてエネルギー効率が良い。この比較的低い温度の合金によって、また、比較的低い金型温度が可能であり、従って、高温では比較的発生し易い収縮気泡、インベストメント・クラック、介在物、及び汚染物による欠陥率を下げることが可能である。
本発明による合金は、それらの改良された硬さ、加工性、鋳造性、変形性、耐摩耗及び耐摩滅特性並びに耐食性によって、装身具の二次加工にはとりわけ旨く適する。本発明の白金合金組成物は、白金95重量パーセントとは何ら異なる見映えや外観を呈しないが、実質的に軽く、密度は低く、従って、製造コストは低い。実際、本発明の白金合金組成物は、PtCu950合金と実質的に同じ色と外観を有する。
本発明は、更に、規定された量で合金の成分を配合し、混合したのち、それらの成分を一緒に溶融することにより本発明の合金を調製する方法にも関する。
合金は、所望の形状に形成可能である。そのような作業は多くあり、それらには鋳造又は二次加工が挙げられる。二次加工の幾つかの例は、合金をシートに圧延すること、線を引抜くこと、装身具要素として有用な物体又は形状の成形、鋳造、鍛造、型押し又は組立てによって可能である。
従って、本発明は、装飾品の製造方法にも関するものであり、本方法は、前述の白金合金の1つを配合した後、装身具の要素としてその合金を利用することを含む。
更に、本発明は、装身具のような装飾品の製造に当ってのそのような合金の使用にも関する。更に、本発明はそのような合金を含む装飾品にも関する。
従って、改良された低い白金含量の白金合金組成物を提供することが本発明の1つの目的である。
本発明のもう1つの目的は、大規模の商業市場向けの装身具での使用に適する改良された白金合金組成物を提供することである。
本発明の更なる目的は、従来の白金合金組成物より実質的に軽くて密度の低い改良された白金合金組成物を提供することである。
更に、既知の白金合金より容易に鋳造可能である白金合金を提供することが本発明の1つの目的である。
本発明のもう1つの目的は、白金以外の貴金属をさほど含有しない改良された低い白金含量の合金を提供することである。
本発明の更なるもう1つの目的は、白金以外の貴金属をさほど含有しない改良された低い白金含量の合金を提供することであり、その場合、白金の重量パーセントは、24カラットスケールで、14及び18カラットに等しい。本発明のその他の目的及び長所は、一部は明白であり、そして一部は次の説明から明らかになるであろう。
本発明の白金合金組成物は、55〜63重量%又は70〜79.5重量%の量の白金を包含する。本発明の合金組成物の白金含量は、装身具業界で広く使用されている従来のPt850、Pt900及びPt950の白金含量より大幅に低い。
本発明の1つの実施態様により、白金合金は:
白金55〜63重量%;
コバルト2〜10重量%;及び
銅27〜43重量%
を含む。
この合金の白金含量は、全合金組成を基準にして、57.5〜59.9重量%、とりわけ58.5〜59.0重量%であるのが好ましい。この合金の白金含量が55重量%より少ないと、合金の加工性及び型打ち性が大幅に低下し、この合金は白金様の色を失う。合金の白金含量が63重量%より多いと、合金の製造コストが大幅に上昇するが、同時に、合金の機械的及び化学的特性はさほど向上しない。
本発明の合金のコバルト含量は、全合金組成を基準にして、2.0〜8.0重量%、とりわけ3.5〜5.5重量%であるのが好ましい。この合金のコバルト含量が2重量%より少ないと、合金の機械的特性及び加工性が大幅に低下し、合金は白金様の色を失う。合金のコバルト含量が10重量%より多いと、合金は硬くなり過ぎる。
本発明の合金のいずれの残部も銅で構成されるのが好ましい。
本発明の白金合金は、更に、パラジウム、イリジウム及びルテニウムから成る群から選ばれる少なくとも1種の第1金属0.001〜2重量%を含むことが可能である。合計量が合金組成物の2重量%を超えない限り、これらの元素を組み合わせて加えることも可能である。合金の色を変えるためにはパラジウムの添加が有用である。イリジウム及び/又はルテニウムは、合金の硬さを向上するために金属硬化剤として加えることができ、イリジウムは合金特性を劣化させることなく、広範囲の濃度にわたって徐々に硬さを向上させるので、好ましい硬化剤である。
本発明の白金合金は、更に、インジウム及びガリウムから成る群から選ばれる少なくとも1種の第2金属0.001〜2重量%を含むことが可能である。合計量が合金組成物の2重量%を超えない限り、これらの元素を組み合わせて加えることも可能である。インジウム及びガリウムは、合金の析出硬化を向上させるために加えることが可能である。
有利なことに、本合金は、脱酸剤、結晶粒度低減剤、粘度降下剤又は色調変更剤を含めて、多数の特性向上剤のいずれか1つをも包含できる。その他の添加剤の数及び量は、合金の所望の機械的特性によって変更してもよく、通常の実験により、当業者によって容易に決めることができる。
本発明の別の実施態様により、白金合金は、不純物を除いて、本質的に、
白金57.5〜59.9重量%、
コバルト3.5〜4.5重量%、及び
銅35.6〜39重量%
から成り、この場合、銅0.001〜2重量%は、少なくとも1種の第1金属によって置換可能であり、銅0.001〜2重量%は、少なくとも1種の第2金属によって置換可能である。
本発明の合金は、引張り強さ、ビッカース硬さ及び破断点伸びのような優れた機械的及び物理的特性を発現する。本発明の白金合金の引張り強さは、450〜800N/mmの範囲内にある。本発明の白金合金のビッカース硬さは軟化状態で測定すると、130〜210HV10の範囲内である。本発明の白金合金の破断点伸びは少なくとも約20%である。
本発明の更なる長所は、白金合金の色合いが、美的に極めて魅力的であるPtCu950合金の白金の白い色合いに本質的に一致していることである。
本発明のもう1つの実施態様により、白金合金は:
白金70〜79.5重量%、
コバルト2〜10重量%、及び
銅10.5〜28重量%
を含む。
この白金合金は、白金72〜78重量%、とりわけ74〜76重量%を含むのが好ましい。合金の白金含量が70重量%より少ないと、合金の加工性は低下する。合金の白金含量が79.5重量%より多いと、合金の製造コストが大幅に上昇するが、同時に、合金の機械的及び化学的特性がそれに応じて向上しない。
70〜79.5重量%の白金含量を有する本発明の合金は、55〜63重量%の白金含量を有する本発明の合金に対する前述のような更なる成分も含有することが可能である。また、引張り強さ、ビッカース硬さ、破断点伸び及び色のような物理的及び化学的特性は、55〜63重量%の白金含量を有する本発明の合金に対して前述したのと同じである。
本発明の更にもう1つの実施態様により、合金は、55〜63重量%又は70〜79.5重量%の量の白金金属と、1種以上の非貴金属から本質的に成る。
本明細書で使用される“非貴金属”と言う用語は、貴金属のグループ(金、銀、水銀、レニウム、ルテニウム、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム及び白金)に属さない任意の金属を指す。本発明の合金の中に包含され得る非貴金属は、例えば銅、鉄、コバルト、ニッケル、インジウム、及び/又はガリウムである。
本明細書で使用される“から本質的に成る”と言う用語は、不純物、及び硬化剤(例えば、イリジウム及び/又はルテニウム)、脱酸剤、結晶粒度低減剤、粘度降下剤又は色調変更剤(例えば、パラジウム)のような特性向上添加剤を除いて、合金の全ての構成成分を説明することを意味するものであり、特性向上添加剤の合計量は、5重量%未満、好ましくは3重量%未満、更に好ましくは2重量%未満、もっと更に好ましくは1重量%未満、そして最も好ましくは0.5重量%未満である。
更に好ましい実施態様により、本発明の合金は、白金55〜63重量%、コバルト2〜10重量%、及び銅27〜43重量%から本質的に成る。更に別の好ましい実施態様により、本発明の合金は、白金70〜79.5重量%、コバルト2〜10重量%及び銅10.5〜28重量%から本質的に成る。
本発明の白金は、当業界で周知の従来の合金化法によって調製可能である。合金の調製は、一般に、規定された量の白金、コバルト及び銅、並びにあらゆるその他の成分を溶融する段階を包含する。この方法は、更に、冷間加工又は熱処理により合金を硬化する段階を包含することが可能である。
この方法は、合金を硬化させる前に、合金を焼鈍した後、急冷する段階を包含することが可能である。
合金は、遮蔽ガスのもとで溶融物から鋳造された後、成形されるのが普通である。成形後、合金を、多分遮蔽ガスのもとで、熱処理にかけると、その機械的特性を向上させることが可能である。
本発明の白金合金組成物を調製するために、高温溶融工程が実施される。これは、当業界では周知のように、誘導溶融装置を使って達成できる。常に、環境の中で決まって存在している多くの元素によって白金は汚染され易いので、金属汚染を抑えるために、厳しい注意が払われなければならない。そのような注意は、真空又は不活性ガスのいずれかの雰囲気の中で金属を溶融し、その他の金属との接触を防ぎ、そしてシリカ系生成物との混合を防ぐことにより達成できる。
白金合金は、白金合金に適切なるつぼの中で誘導加熱により溶融してブレンドされるのが好ましい。溶融したのち、合金を水の中に通すと結晶粒ショット(grain-shot)を生成させることができ、そして次に乾燥、計量して鋳造用に使用できる。
本発明の合金の調製の場合、本発明の組成物の成分を、誘導炉の中でシリカるつぼ(少量向きであり、溶融が速い)、又は酸化ジルコニウム(多量向きであり、溶融が遅い)るつぼの中で溶融するのが好ましい。溶融工程では真空又は不活性ガスを使用し、同時に、るつぼの中に合金組成物の全ての成分を入れることが好ましい。合金の溶融に当っては金属の適切な混合を得るために、溶融金属は好ましくは“回転される”(中〜低周波誘導電磁界を利用する)べきである。
溶融段階に続いて、混合物の機械的品質を高めるために、得られた合金ナゲット要素を冷間圧延及び/又は焼鈍にかけることができる。この後、混合金属組成物は随意に、前と同じように再溶融ができ、合金ショット(shot)又はプレートを製造できる。
本発明の白金合金の調製は、更に、焼鈍段階を含むことができる。焼鈍は、当業界で周知のように炉の中でも吹管を使っても行なうことができる。焼鈍温度は、合金の白金含量及び融点によって決まり、当業者が、通常の実験によって容易に決めるであろう。焼鈍は、遮蔽ガスで制御される雰囲気である炉の中で行なわれるのが好ましい。
遮蔽ガスは、アルゴン、窒素、又はそれらの混合物のような非酸化性不活性ガス;水素、一酸化炭素、又は“フォーミング”若しくは“分解アンモニア”ガス(数パーセントの水素を含む窒素)のような酸化防止性ガス、のいずれでもよい。合金部品は市販の熱処理ラップで包むことにより酸化を防ぐことができる。
合金は、リング、留め金、ばね部品、宝石用の平坦な圧縮ばね取付具等のような極めて種々の装身具部品用に使用できる。
更に、合金は、必要ならば、焼鈍及び熱処理/時効硬化を繰り返すことができる。
本明細書で使用されるように、“時効硬化”と言う用語は、固溶体の内部の新しい構成成分(相)の微細な粒子の生成から生じる“析出硬化”と言う用語と本質的に同義である。これらの粒子の存在によって、合金内部に応力が発生し、合金の降伏強さ及び硬さが向上する。ビー・エイ・ロジャーズ(B.A.Rogers)、“金属の性質(The Nature of Metals)”,アイオワ州立大学出版部(Iowa State University Press)、1964年、p.320;エッチ・ダブリュ・ポロック(H.W.Polock)、“材料科学及び冶金学(Materials Science and Metallurgy)”,レストン出版社(Reston Pub.Inc,)、1981年、p.266、及びアメリカ金属学会(Am.Soc'y Metals)、“金属ハンドブック(The Metals Handbook)”1986年、p.1−2を参照されたい。
合金の焼鈍/軟化状態で、合金は標準的な装身具製造技術によって加工できる:合金には、圧延、引き抜き、はんだ付け、成形、曲げ、型打ち等の加工ができる。これらの合金は、ばね、指輪の宝石の石止め、ペンダント、ブレスレット、鎖、貴金属業界の物品等の種々のデザインに適用できる。
装身具又は美術品の構造物の設計に当っては、構成成分の最小断面積及び形状が考慮されることに留意すべきである。本合金のデザインを殆ど大抵の配置に適応させることができる。これらのデザインの基本的形態は、単純なシートからリング形状そして更に複雑ならせん形状、V字形状等まで様々でよい。物品は、伸線、シート、あらゆるタイプのばね、ペンダント、鎖リンク、ブローチ、及び多数のその他のものである。標準的な装身具はんだ付け技術を適用でき、加熱を必要とする修理を行なうことができる。合金は、成形、曲げ、組込み、焼鈍することができ、そして部品が完成するとばねの力と硬さは熱処理によって回復できる。
装飾品は鋳造によって作ることができる。合金の硬さは、熱処理によって更に高めることも可能である。熱処理は300〜950℃の範囲内で行なうことが可能であり、好適な値は600〜950℃の範囲内、そして一般に800℃台である。合金は、標準的な焼鈍手順により、一般に約850〜950℃で軟化できる。
合金は、伸線、シート、又はその他の製造物品の形態で使用可能であり、合金の大きな延性と大きな硬さが組み合わされることによって、複雑な形状及び形態を得ることが可能である。
本発明による合金は、例えば、結婚指輪の二次加工で使用できる。そのような結婚指輪は、管状物から半加工品を鋸引きしたのち、この半製品をフライス加工、引き抜き、鍛造、及び研磨のような好適な手段によって更に加工することにより作るのが一般的である。
本発明による合金から製造できるその他の装身具製品には、例えば、指輪、ネックレス、ブレスレット、イヤリング、バングル、スティックピン、時計バンド、時計枠、腕時計、爪楊枝ばかりでなく、ボールペン、ペーパーナイフ、ポケットナイフの把手等のようなその他の装飾品も挙げられる。
次の実施例は、本発明の或る側面を説明するために提示されていて、この実施例は、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲を限定するものではないことを理解されたい。
次表に記載されている組成の合金を計量したのち、1480〜1500℃の温度の真空誘導炉の中のジルコニアるつぼで真空下で溶融し均一な溶融物を得た。この合金を水冷式の銅製金型の中へ流し込み、20×1430mmの寸法を有するブロックを形成した。冷間圧延により75%減寸したのち、この合金を窒素雰囲気下で950℃で焼鈍した。
次表には、こうして形成した合金試験片の物理的特性を示している。リンセイス(Linseis)熱電対及び温度−時間プロッターL250が装備されているデグッサ(Degussa)抵抗炉HR1/Pt/PtRH10を使い、合金の冷却曲線を測定することにより溶融領域を決めた。ビッカース硬さは、ウルパート(Wolpert)V−テスタ−4521計器を使いEN ISO 14577に準拠して測定した。引張り強さ、破断点伸び及び降伏応力は、ツウィック(Zwick)Z010計器を使いEN 10002に準拠して測定した。色は画像によって決めた。
比較例
市販のPt/Cu950/50合金を計量し、真空誘導炉の中のジルコニアるつぼで真空下で溶融し均一な溶融物を得た。この合金を水冷式の銅製金型の中に流し入れて40×1140mmの寸法を有するブロックを形成した。冷間圧延により20mmに減寸したのち、この合金を窒素雰囲気下で950℃で50分間焼鈍した。次の変形段階は、8mm、2.5mm、1.0mmであった。各段階の間に材料を950℃で焼鈍した。
こうして形成した合金試験片の物理的特性を前述のように試験して次表に示している。
Figure 2007520632
実験結果は、本発明による合金が従来のPt/Cu950/50合金と比較して優れた鋳造性、耐摩耗及び耐摩滅特性を発現することを示している。更に、実験結果は、本発明による合金の成形特性及び色合いが、従来のPt/Cu950/50合金の前記特性及び色合いに匹敵することを示している。本発明による合金は、指輪、ブレスレット又はネックレスのような装身具品の製造に優れた材料であることが判った。本発明の合金の加工特性は、押出、はんだ付け等のような従来の周知の製造技術を使って装身具品を作ることができるような特性である。
本発明の原理及びその原理を適用するために意図された最良の態様を説明してきた。前記の説明は単に説明のためであること、そしてその他の手段及び技術が、次の特許請求の範囲の中で定義されている本発明の真の範囲から逸脱することなく使用され得ることが理解されるべきである。

Claims (26)

  1. 白金55〜63重量%、
    コバルト2〜10重量%、及び
    銅27〜43重量%
    を含む白金合金。
  2. 白金70〜79.5重量%、
    コバルト2〜10重量%、及び
    銅10.5〜28重量%
    を含む白金合金。
  3. 前記合金が、白金57.5〜59.9重量%を含む請求項1の白金合金。
  4. 前記合金が、白金58.5〜59.0重量%を含む請求項1の白金合金。
  5. 前記合金が、白金72〜78重量%を含む請求項2の白金合金。
  6. 前記合金が、白金74〜76重量%を含む請求項2の白金合金。
  7. 前記合金が、コバルト2.0〜8.0重量%を含む請求項1〜6のいずれか1項の白金合金。
  8. 前記合金が、コバルト3.5〜5.5重量%を含む請求項1〜7のいずれか1項の白金合金。
  9. 前記合金が、更に、パラジウム、イリジウム及びルテニウムから成る群から選ばれる少なくとも1種の第1金属0.001〜2重量%を含む請求項1〜8のいずれか1項の白金合金。
  10. 前記合金が、更に、インジウム及びガリウムから成る群から選ばれる少なくとも1種の第2金属0.001〜2重量%を含む請求項1〜9のいずれか1項の白金合金。
  11. 白金57.5〜59.9重量%、
    コバルト3.5〜4.5重量%、及び
    銅35.6〜39重量%
    から本質的に成る請求項1、3、4及び7〜10のいずれか1項の白金合金において、銅0.001〜2重量%が少なくとも1種の前記第1金属により置換されることが可能であり、銅0.001〜2重量%が少なくとも1種の前記第2金属により置換されることが可能である白金合金。
  12. 前記合金の引張り強さが、450〜800N/mmの範囲内にある請求項1〜11のいずれか1項の白金合金。
  13. 軟化状態で測定される前記合金のビッカース硬さが、130〜210HV10の範囲内にある請求項1〜12のいずれか1項の白金合金。
  14. 前記合金の破断点伸びが、少なくとも20%である請求項1〜13のいずれか1項の白金合金。
  15. 前記合金の色合いが、PtCu950合金の白金の白い色合いに本質的に一致する請求項1〜14のいずれかの1項の白金合金。
  16. (a)前記合金の成分をブレンドすること;及び(b)前記合金を溶融することを含む請求項1〜15のいずれか1項に記載の合金の調製方法。
  17. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の白金合金を含む装飾目的の白金色の材料。
  18. 請求項1〜15のいずれか1項の白金合金を含む装飾品。
  19. 前記装飾品が、指輪、ネックレス、イヤリング、時計バンド、時計枠又はその他の装身具である請求項18の装飾品。
  20. 請求項1〜15のいずれかの1項に記載の合金から装飾品を形成することを含む請求項18又は19の装飾品の二次加工方法。
  21. 前記合金が装飾品の形状に鋳造される請求項20の方法。
  22. 指輪、ネックレス、イヤリング、時計バンド、時計枠又はその他の装身具のような装飾品の製造のための、請求項1〜15のいずれか1項に記載の白金合金の使用。
  23. 白金55〜63重量%又は70〜79.5重量%及び1種以上の貴でない元素から本質的に成る白金合金。
  24. 白金約58.5重量%及び1種以上の貴でない元素から本質的に成る白金合金。
  25. 白金約75.0重量%及び1種以上の貴でない元素から本質的に成る白金合金。
  26. 55〜63重量%又は70〜79.5重量%の範囲内の量の白金及び少なくとも1種の貴でない元素から本質的に成る、白金合金を含有する装身具製品。
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