JP2007515635A5 - - Google Patents

Claims (30)

1. 生物試料を収集するための装置であって、
   前記試料を受け取るために貯蔵部を有する容器と、
   前記容器の前記貯蔵部内に、少なくとも１つのホスファターゼ阻害剤を含む少なくとも１つのタンパク質安定剤とを備えることを特徴とする装置。
2. 前記容器が、諸管、閉鎖系採血装置、収集バッグ、注射器、予め充填された注射器、カテーテル、マイクロタイタープレート、マルチウェル収集装置、フラスコ、スピナーフラスコ、ローラボトル、バイアル、ピペット、ピペットチップ、ならびに組織および他の生物試料収集容器からなるグループから選択されることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. 前記容器は、第１の端部と第２の端部とを有する管であることを特徴とする請求項１に記載の装置。
4. 前記容器内で配置された分離用部材をさらに備えることを特徴とする請求項３に記載の装置。
5. 前記分離用部材は機械的分離用要素であることを特徴とする請求項４に記載の装置。
6. 前記機械的分離用要素が、前記少なくとも１つの安定剤で少なくとも部分的に被覆されることを特徴とする請求項５に記載の装置。
7. 前記機械的分離用要素は、前記安定剤に対して実質的に不活性であることを特徴とする請求項５に記載の装置。
8. 前記分離用部材はゲルであることを特徴とする請求項４に記載の装置。
9. 前記ゲル分離用要素が、前記安定剤から物理的に分離されることを特徴とする請求項８に記載の装置。
10. 前記タンパク質安定剤は、溶液、懸濁液もしくは他の液体、ペレット、タブレット、カプセル、噴霧乾燥材料、フリーズドライ材料、粉末、粒子、ゲル、結晶、または凍結乾燥材料からなるグループから選択された形態にあることを特徴とする請求項１に記載の装置。
11. 前記タンパク質安定剤が凍結乾燥されることを特徴とする請求項１０に記載の装置。
12. 前記少なくとも１つのホスファターゼ阻害剤は、セリンホスファターゼ、スレオニンホスファターゼ、およびチロシンホスファターゼからなるグループから選択された少なくとも１つのホスファターゼを阻害することを特徴とする請求項１に記載の装置。
13. 前記安定剤は、少なくとも１つのプロテアーゼ阻害剤をさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の装置。
14. 前記安定剤は、ホスファターゼ阻害剤カクテルを含むことを特徴とする請求項１に記載の装置。
15. 前記安定剤は、３つ以上のホスファターゼ阻害剤を含むことを特徴とする請求項１に記載の装置。
16. 担持媒体をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
17. 安定化媒体をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
18. 前記安定化媒体はトレハロースであることを特徴とする請求項１７に記載の装置。
19. 少なくとも１つの抗酸化剤をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
20. 少なくとも１つの還元剤をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
21. 少なくとも１つの緩衝剤をさらに備えることを特徴とする請求項１に記載の装置。
22. 前記第１の端部は開いた端部であり、前記第２の端部は閉じた端部であり、さらに前記第１の開いた端部を封止するための閉鎖手段を備えることを特徴とする請求項３に記載の装置。
23. 前記管が部分的に真空にされることを特徴とする請求項３に記載の装置。
24. 前記第１の端部は開いた端部であり、前記第２の端部は開いた端部であり、さらに前記第１の開いた端部を封止するための第１の閉鎖手段と、前記第２の開いた端部を封止するための第２の閉鎖手段とを備えることを特徴とする請求項３に記載の装置。
25. 前記タンパク質安定剤が凍結乾燥されることを特徴とする請求項３に記載の装置。
26. 前記タンパク質安定剤は、３つ以上のホスファターゼ阻害剤を含むことを特徴とする請求項２５に記載の装置。
27. 前記管は、抗凝固剤をさらに備えることを特徴とする請求項２５に記載の装置。
28. 前記抗凝固剤が内部壁の少なくとも一部分上に噴霧乾燥されることを特徴とする請求項２７に記載の装置。
29. 前記抗凝固剤は、ＥＤＴＡの塩を含むことを特徴とする請求項２７に記載の装置。
30. 前記抗凝固剤は、ヘパリンを含むことを特徴とする請求項２７に記載の装置。