JP2007510836A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

オイルポンプにおいて、シャフト125の外周に螺旋溝142及び142’を螺旋状に刻設し、且つ、シャフト125の外周に遊嵌した略カップ状のスリーブ146を備えシャフトの底部と前記スリーブの底面部とを相互に回転可能に結合し、さらにスリーブの回転を抑制する回転抑制手段を設けている。それによって低い回転数の動作にあってもオイルが信頼性よく圧縮機要素へと押し上げられ、この構成により高い信頼性を有する圧縮機の動作を提供する。

Description

本発明は改良されたオイル供給手段をもつ圧縮機に関する。
近年、地球環境に対する要求から家庭用冷蔵庫は、ますます省エネルギー化への動きが加速されている。そのために、冷媒圧縮機はインバータ駆動の型式とされ、回転数をより低くすることに努められている。そのような低速回転の圧縮機では先行技術日本の特許公表公報2002−519589すなわち“National (Japanese) publication of translation of international patent application 2002-519589”の遠心ポンプでは十分な給油を得ることが難しくなってきた。
先行技術の圧縮機としては、在来の遠心ポンプに代わって低速回転でも容易に安定したポンプ能力が得られやすい粘性ポンプを備えたものがある。
以下、図面を参照しながら上記先行技術の圧縮機について説明する。
図7は、先行技術の圧縮機の要部断面図である。図7において密閉容器1は底部にオイル2を貯留している。電動機5はコイルをもつ固定子6、および、永久磁石を内蔵する回転子7から構成される。圧縮要素10に備えられた中空のシャフト11の外周にはスリーブ12がシャフト11と一体に回るように嵌装固定され、さらにそのシャフト11の外周には回転子7が嵌装されている。またスリーブ12の下端はオイル2内に浸漬している。
略U字状にピアノ線などで形成されたブラケット15はモータ5の回転子7に固定された底板16に両端部が固定されている。スリーブ12はプラスチック材料で作られ、その中には、外周に螺旋溝20'を形成したロッド20が自由に回転できるようにして挿入されている。ロッド20の外周面とその外側に狭いギャップを介して対向するスリーブ12の内面との間にはオイル通路が形成される。ロッド20の下端はブラケット15の中央部に固定されているのでスリーブ12がシャフト11と一体に回転してもロッド20はスリーブ12の中で静止して留っている。
以上のように構成された先行技術の圧縮機は下記のように動作する。
電動機5に通電がされると、その回転子7は回転する。それ故回転子7に一体に嵌装されたシャフト11もまた回転する。このシャフト11の回転により、圧縮要素10は所定の圧縮動作を行う。またシャフト11の回転によりスリーブ12が回転すると、スリーブ12の内壁は相対的にロッド20の外壁に対し回転することになる。その結果オイル2は回転力を受けロッド20の外周に形成された螺旋溝20'とスリーブ12の内壁との間で形成されたオイル通路の中で、スリーブ12とロッド20との相対的な回転により生ずる粘性で引きずられる。すなわち、スリーブ12の相対的回転により、その内表面に接しているオイルの層がロッド表面と前記の螺旋溝20'内のオイルの層に粘性による回転力を与え、それでこの回転力が螺旋に沿った経路内のオイルを引きずって回転上昇させる。スリーブ12内に上昇したオイルは、シャフト11内の水平の孔を通ってさらにシャフト11の中心軸部の垂直な孔を経て、シャフト11の中空部上部へと汲み上げられる。この、オイル2のシャフト11の中空部上部への上昇は、遠心力の作用によるのではなく粘性的に引きずる力で回転上昇する作用によるので、それにより遠心力の小さい低回転数で安定したオイルの汲み上げが行える。
しかしながら上記先行例の構成では、ワイヤで作られたブラケット15がロッド20を保持、固定する構造である。そのためブラケット15の寸法精度が悪いとロッド20の外壁とスリーブ12の内壁の間の良好な同軸関係が維持されず、ロッド20がスリーブ12のどこかの部分の内壁に押し付けられる。その結果スリーブ12の中で好ましくない接触を生じる。この接触による大きな摩擦力の発生を吸収するようブラケット15は弾性材で形成するよう設計されている。しかし接触力が大きいとスリーブ12とロッド20との間に異常な摩耗が発生し、ポンプ能力が低下し、または摩耗紛が生じてそれがオイルとともに摺動部に循環して摺動部に入り込み、コンプレッサユニットの動作を著しく損ない、さらにはコンプレッサユニットをロックさせてしまう欠点もあった。
またロッド20はその外周全面に螺旋溝を形成するため製作時に複雑な工程を要する金型が必要であり圧縮機のコストの上昇を招くという欠点があった。
本発明は、信頼性が高く製造に格段の高コストを要しない圧縮機を提供することを目的とする。
上記先行例の問題点を解決するために、本発明の圧縮機のオイルポンプは前記シャフトの外周に螺旋状に刻設された螺旋溝と、前記シャフトの外周に遊嵌した略カップ状のスリーブとを備える。前記シャフトの底部と前記スリーブの底面部とは自由に回転するように連結され、且つ前記スリーブの回転を抑制する回転抑制手段が設けてある。回転が抑制されたスリーブによって、螺旋溝との間に相対的な回転差が生じる。それでシャフトの回転にともないスリーブの内周面に接しているオイルはその粘性で引きずられる。こうしてオイルは螺旋溝の中を回転上昇し給油がなされる。その結果少ない部品で有効な粘性ポンプを形成することができる。またシャフトの底部とスリーブの底面部は回転自在に連結されているので、シャフトとスリーブの相対位置が規制されスリーブとシャフトとの間にこじりが発生しにくくなる。
本発明のコンプレッサユニットによれば、機械的信頼性が高い圧縮機を提供できるという技術的効果が得られる。
本発明の第1の観点によれば、オイルを内部に貯留した密閉容器に、前記密閉容器内に収容された固定子と回転子からなる電動機、及び前記電動機によって駆動される圧縮要素を備え、前記圧縮要素は、垂直方向に延在し前記電動機によって回転運動するシャフトと、前記シャフトの下端に形成され前記オイルに連通するオイルポンプとを含み、前記オイルポンプは、前記シャフトの外周に設けた螺旋溝と、前記シャフトの外周下端部に前記螺旋溝の下端をカバーするように遊嵌され且つ前記シャフトの底部に同シャフトから回転自在に結合されたカップ状のスリーブと、前記スリーブの回転を抑制する回転抑制手段とを含む、圧縮機が提供できる。
本発明の第2の観点によれば、前記回転抑制手段が、前記固定子と前記スリーブとの間に架設され前記スリーブを前記固定子に固定するブラケットである前記特徴による圧縮機を提供できるという効果が得られる。
本発明の第3の観点によれば、前記回転抑制手段が、前記スリーブの外周に形成され、オイルとの間で粘性抵抗を発生する翼部である前記特徴による圧縮機を提供できるという効果が得られる。
本発明の第4の観点によれば、前記回転抑制手段が、前記スリーブおよび前記密閉容器の双方に直接または間接的に固定した永久磁石及びこれに磁気的に作用する部材である前記特徴による圧縮機を提供できるという効果が得られる。
本発明の第5の観点によれば、前記シャフトは、その軸心に沿って垂直方向に延在した垂直孔を有し、前記垂直孔は、前記シャフトと前記シャフトを軸支して摺動及び回転を可能にするシャフト受容部材との間に形成された摺動部に接続され、前記螺旋溝の上端が前記垂直孔に連通している、前記の諸特徴のいずれか1つによる圧縮機を提供できるという効果が得られる。
本発明の第6の観点によれば、前記スリーブが合成樹脂を一体成形して作られている、前記の諸特徴のいずれか1つによる圧縮機を提供できるという効果が得られる。
本発明の第7の観点によれば、前記圧縮要素が前記密閉容器内に弾性的に支持された、前記の諸特徴のいずれか1つによる圧縮機を提供できるという効果が得られる。
本発明の第8の観点によれば、前記電動要素が電源周波数以下の周波数を含む運転周波数で駆動される前記の諸特徴のいずれか1つによる圧縮機を提供できるという効果が得られる。
以下、本発明による圧縮機の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
《実施の形態1》
図1は、本発明の実施の形態1による圧縮機の断面図、図2は同実施の形態による要部断面図である。
図1および図2において、密閉容器101は潤滑オイル102を貯留するとともに、それに冷媒ガス103が充填されている。ここで好適には、冷媒ガス103は炭化水素系冷媒であるR600a、オイル102は上記冷媒ガス103と相溶性のある、例えば合成油や鉱油、ポリオールエステル油である。
圧縮要素110は、シリンダー113を有するブロック115、シリンダー113内に往復自在に嵌入されたピストン117、ブロック115の軸受部116に軸支されている主軸部120および偏芯部122からなるシャフト125、偏芯部122とピストン117を連結するコンロッド119、を備え、レシプロ式の圧縮要素を構成している。
電動機135は、ブロック115の下方に固定されインバータ駆動回路(図示せず)とつながっている固定子136と、永久磁石を内蔵し主軸部120に固定された回転子137を具えている。この電動機は、インバータ駆動回路(図示せず)によって、20Hzを下回る運転周波数を含む種々の運転周波数で駆動される。
スプリング139はその下端を密閉容器101の底部に係止されその上端によって固定子136及びそれと一体に構成されている圧縮要素110を支持し、密閉容器101の底部に関して圧縮要素110を弾性的に支持している。
シャフト125の主軸部120の下端にはオイル102に浸漬したオイルポンプ140が設けられている。
以下にこの発明の特徴であるオイルポンプ140の構成について図2を特に参照しつつ詳細に説明する。
主軸部120の下端部の周縁には下側の螺旋溝142が設けられている。また主軸部の上端部の周縁には上側の螺旋溝142’が設けられている。この主軸部120の中には、その中心軸と同心の垂直孔144が設けられている。
その垂直孔144へは、主軸部120の中に油穴すなわち下部水平孔144’及び上部水平孔144”が設けられており、それらは、下部スリーブ146上及びそれより上部に存在する軸受部116上を滑動するそれぞれ滑動部において主軸部120のそれぞれの外表面に接続されている。下部水平孔144’は下側の螺旋溝142の上端を垂直孔144に連通させ、上部水平孔144”は主軸部120の中心部に沿った垂直孔144の上端部分を上側の螺旋溝142’の下端に連通している。
下側の螺旋溝142を収容する深さをもつ略カップ状のスリーブ146は耐冷媒性、耐オイル性を備えた合成樹脂(好ましくは(ポリ・ブチレン・テレフタレート)PBTの一体成形品)で作られている。略カップ状とは円筒形、載頭円錐形の他に側面が2次曲面のカップ状などの変形も含む。そのスリーブ146は底面に設けたボルトを止める孔150(図2)と、側面に設けた吸油口152と、底面から下方に突出したスカート部154とを備えている。なお別例では、吸油口152は底面に設けてもよい。そしてスリーブ146の内径と主軸部120の下方の外周の直径との間隙は直径上で100μmから500μmに選ばれている。
主軸部120の下端には、スリーブ146の下端近くの底板146’に設けたボルトを止める孔150を通してボルト160がワッシャ162を介在させて垂直孔144の下端の螺溝付の部分の下端に螺着してある。底板146’のボルトを止める孔150はボルト160のねじ部の外径より大きく作られていて、またボルト160の頭はスリーブ146の底板に対してゆるく止められる。このゆるく止めた構成によりボルト160を取り付けた主軸部120はスリーブ146に対して回転自在に係合される。またボルト160は垂直孔144の下端を封止している。ワッシャ162は耐摩耗性が高い材料(好ましくは自己潤滑性の有る4フッ化エチレン等)で形成され、スリーブ146の主軸部に対する円滑な回転を可能にする。
好ましくは鉄系のばね線材で略台形に形成されたものであって両端を固定子136に固定したブラケット170がスリーブ146の下方に延びているスカート部154と係止する。それによって、そのブラケット170がそのスリーブ146を、スリーブ146がその中心軸のまわりに回転しないように支持する。
以上述べたように構成された本実施の形態の圧縮機について、以下その動作を説明する。
固定子136がインバータ駆動回路により作動させられると、回転子137、したがってシャフト125、及び主軸部120が回転する。これに伴い、偏芯部122の偏芯運動はコンロッド119を介してピストン117をシリンダー113内で往復運動させる。従ってピストン117がシリンダー内で吸入ガスを圧縮するいわゆる圧縮動作を行う。
シャフト125の回転に伴い主軸部120は回転し、ブラケット170によって回転しないように支持されたスリーブ146の中で下側の螺旋溝142が回転する。このことによって下側の螺旋溝142の中のオイル102には、スリーブ146についての粘性抵抗による摩擦抵抗力が生じる。この摩擦抵抗力によって、オイル102は下側の螺旋溝142の下部から相対的に見てスリーブ146の回転方向に回転する。この下側の螺旋溝142についての相対的回転によってある大きさの油圧が起こり、そしてこの油圧によりオイル102は下側の螺旋溝142の中を上昇する。このオイルの上昇とともに下側の螺旋溝142内のオイル102には油圧が発生する。それによって、オイル102は垂直孔144内を上昇する。こうして上昇したオイル102は軸受部116内周面と主軸部120の外周面で形成される摺動部に到達し、そして摺動部を潤滑する。
本実施の形態においては冷媒ガス103は好ましくは炭化水素系冷媒であるR600a、オイル102は合成油や鉱油、ポリオールエステル油である。これらすべてで、冷媒ガス103と相溶性のあるものが用いられる。この炭化水素系冷媒は、塩素やフッ素を含まないためその分子量が小さく、特に合成油や鉱油とは相溶性が高い。その結果オイル粘度が極端に低下することがある。一般にオイル粘度が低下すると粘性抵抗が下がり潤滑には不利になり易い。しかし本実施の形態では低回転で力が減る遠心力にはあまり依存せず、粘性的に引きずる力でオイルを上昇させる。それ故例えば600rpmといった低回転でも安定して潤滑油の汲み上げが行われることが確認できた。
スリーブ146の内径と主軸部120の下方外周との直径方向の隙間が大きすぎるとその間からオイルが落下して潤滑油量が減少する。しかし直径上でこの間隙を100μmから500μmの隙間に選択すれば給油量の大きな低下が無く、しかもスリーブ146の内壁と主軸部120の下部外周との不具合な接触も殆ど生じない、ということを実験的に確認している。
本実施の形態によればスリーブ146は長さが短く、ボルト160でワッシャ162を介してシャフト125の主軸部120の下端に相互に回転できるように結合されている。したがって、スリーブ146と主軸部120の相対位置関係は両者の間に直径方向でほぼ一定のクリアランスが保たれている。それにより両者の間の傾き及び両者の間の軸位置のずれにもとづく両者間の側圧はほとんど発生しない。また上側及び下側の螺旋溝142’、142内で発生する油圧により、主軸部120とスリーブ146、ならびに主軸部上の各隙間が良好に維持される。こうしてスリーブ146などと主軸部120との間の摺動摩耗の発生は極めて少なくなる。
その結果、主軸部120とスリーブ146などの間の摺動摩耗の減少により、先行例でありがちだった、シャフト下部に設けられたロッドから生じた摩耗粉がオイルの流れとともにコンプレッサの摺動部を経て循環し、その摩耗粉が摺動部に噛みこまれて圧縮要素をロックさせる、と言う不都合が無くなった。したがって本発明を実施したこの実施の形態で、高い信頼性を備えた圧縮機が実現できた。
また主軸部120は、上側の螺旋溝142’及び下側の螺旋溝142をその外周の二つの部分に直接設ける構造であるため、それらは主軸部120を回転させながら加工すればエンドミルなどにより容易に製作でき、生産の自動化が容易である。
更に略カップ状のスリーブ146についてはPBTの一体成形品で成形できるような単純な形状であるため、複雑な金型を必要とせずに安価に製作できる。従って生産性の高い粘性ポンプを備えることができ、安価な圧縮機を提供することができる。
《実施の形態2》
図3は本発明の実施の形態2による圧縮機の垂直断面による断面図、図4は同実施の形態による下部の要部拡大断面図である。
以下、図3および図4を参照して本実施の形態の説明をする。実施の形態1と同一又はかなり類似の構成の部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
圧縮要素210を構成するシャフト125の主軸部120の下端に取り付けたスリーブ246にはオイル102に浸漬したオイルポンプ240が形成されている。
以下、オイルポンプ240の構成について詳細に説明する。
主軸部120の下部外周には下側の螺旋溝142が設けられている。この点は、図2に示す第1実施の形態と同様である。主軸部120の内部には、主軸部120と軸受部116とで形成される摺動部へ連通する垂直孔144が(図4に示すように)軸中心に沿って設けられている。その垂直孔144は主軸部120と軸受部116とで形成される摺動部に連通されている。下側の螺旋溝142の上端は水平連絡孔144’を介して垂直孔144に連通されている。
また、下側の螺旋溝142を収容する深さをもつ略カップ状のスリーブ246は耐冷媒性、耐オイル性を備えた合成樹脂(好ましくはPBT)の一体成形品で作られている。略カップ状の語は第1の実施の形態と同様に種々の変形を含む。そのスリーブ246は底板246’に設けたボルトを止める孔250と、側面に設けた油取入口252とを備え、且つ、側面から外周方向に突出して形成された複数の翼部256をもっている。なお、油取入口252は底板に設けてもよい。そしてスリーブ246の内径と主軸部120の下方外周との間隙は直径上で100μmから500μmに選ばれている。
主軸部120の下端には、スリーブ246の下端近くの底板246’に設けたボルトを止める孔250に通して、ボルト160がワッシャ162を介在させて垂直孔144の下端の螺溝付の部分に螺着してある。底板246’のボルトを止める孔250はボルト160のねじ部の外径より大きく作られていて、またボルト160の頭はスリーブ246の底板に対してゆるく止められる。この構成によりボルト160を取り付けた主軸部120はスリーブ246に対して回転自在に係合される。そのボルト160は垂直孔144の下端を封止している。ワッシャ162は耐摩耗性が高い(好ましくは自己潤滑性の有る4フッ化エチレン等)で形成され、スリーブ246の主軸部120に対する円滑な回転を可能にする。
以上述べたように構成された第2の実施の形態の圧縮機について、以下その動作を説明する。
固定子136がインバータ駆動回路より通電されると、回転子137したがってシャフト125、主軸部120が回転し、スリーブ246の中で下側の螺旋溝142が回転する。スリーブ246は主軸部120の回転に引きずられて回転しようとするが、翼部256がオイル102の中で回転することにより生ずる強い粘性抵抗を受けるため、スリーブ246は主軸部120の回転数よりはるかに低い回転数で回転する。従って主軸部120とスリーブ246との間にはシャフト125の回転数に近い回転数差が生じる。
上述の動作によって螺旋溝の中のオイル102には、スリーブ146についての粘性抵抗による摩擦抵抗力が生じる。この摩擦抵抗力によってオイル102は下側の螺旋溝142から相対的に見てスリーブ246の回転方向に回転し、その螺旋溝との相対的回転によってある大きさの油圧が発生し、この油圧によりオイル102は下側の螺旋溝142の中を上昇する。このオイルの上昇とともに螺旋溝内のオイル102には油圧が発生し、それによってオイルは垂直孔144内を上昇する。こうして上昇したオイルは軸受部116内周面と主軸部120外周面で形成される摺動部に到達しこれを潤滑する。
本実施の形態において冷媒ガス103は好ましくは炭化水素系冷媒であるR600aであり、オイル102については合成油や鉱油やポリオールエステル油である。それらはすべて冷媒ガス103と相溶性のあるものが用いられる。この炭化水素系冷媒は、塩素やフッ素を含まないため分子量が小さく、また特に合成油や鉱油とは相溶性が高い。その結果オイル粘度が極端に低下することがある。一般にオイル粘度が低下すると粘性抵抗が下がり潤滑において不利になり易い。しかし本実施の形態では低回転で力が減る遠心力にあまり依存せず、粘性的に引きずる力でオイル102が上昇せしめられる。このため600rpmのような低回転でも安定して潤滑油の汲み上げが行なわれることが確認できた。
もしスリーブ246の内径と主軸部120の下方外周との直径方向の隙間が、大きすぎるとその間からオイルが落下して給油量が低下してしまう。しかし、直径において、この間隙が100μmから500μmの隙間であれば大きな給油の低下が無く、しかもスリーブ246の内壁と主軸部120の下部外周との不具合な接触も殆ど生じない、と言うことを実験的に確認している。
本実施の形態ではシャフト125の主軸部120の下端にワッシャ162を存在させてスリーブ246をボルト160で回転自在に結合している。そして底板246’のボルトを止める孔250はボルト160のねじ部より大きく作られていてまたボルト160の頭はスリーブ246の底板246’に対してゆるく止められている。この構成によりボルト160を取り付けた主軸部120はスリーブ246に対して回転自在に係合され且つこれら両者の間の相対位置は上記ボルト160の頭と主軸部120の間の相対関係で規定される。ボルト160は垂直孔144の下端を封止している。ワッシャ162は耐摩耗性が高い材料(好ましくは自己潤滑性の有る4フッ化エチレン等)で形成され、スリーブ246の主軸部120に対する円滑な回転を可能にする。下側の螺旋溝142内で発生する油圧が作用するのでスリーブ246と主軸部120との隙間が一定に維持される。したがってスリーブ246と主軸部120との間の軸位置のずれによる接触や側方の押圧力は生ぜず、これら両者の間の摺動摩耗の発生は極めて少ない。
摺動摩擦が小さいので、摩耗紛が発生してオイルとともに摺動部に循環し摺動部に噛みこまれて圧縮機をロックさせると言う現象が無くなる。従って高い信頼性を備えた圧縮機が実現できた。
また主軸部120の下方外周に設けた下側の螺旋溝142は金属の主軸部に直接彫られるため、エンドミル等で主軸部120を回転させながら加工でき、生産の自動化が容易である。
さらにスリーブ246は翼部256とともに例えばPBTで一体成形で製作でき、単純な形状であるため、複雑な金型を必要とせず安価な製造が可能である。
翼部256がオイル102の中で回転方向の強い粘性抵抗を受けることで自己の回転が妨げられるためスリーブ246は固定子136に間接的に固定する必要が無く、ボルト160で主軸部120に結合するだけのため極めてシンプルな構成となり、部品や工程が少なくてすむ。従って生産性の高い粘性ポンプを備えることができ、安価な圧縮機を提供することができる。
《実施の形態3》
図5は本発明の実施の形態3による圧縮機の垂直断面による縦断面図、図6は同実施の形態による下部の要部拡大断面図である。
以下、図5および図6を参照して本実施の形態の説明をする。実施の形態1と同一又はかなり類似の構成の部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
圧縮要素210を構成するシャフト125の主軸部120の下端に取り付けたスリーブ346にはオイル102に浸漬したオイルポンプ240が形成されている。
以下、オイルポンプ240の構成について詳細に説明する。主軸部120にはその下部外周に下側の螺旋溝142が設けられている。その点は図2に示す第1の実施の形態と同様である。主軸部120の内部には(図6に示すように)その軸中心に沿って、垂直孔144が設けられている。その垂直孔144は主軸部120と軸受部116により形成されている摺動部に連絡されている。下側の螺旋溝142の上端は水平連絡孔142’を通して垂直孔144に連通されている。
また、下側の螺旋溝142を収容する深さをもつ略カップ状のスリーブ346は耐冷媒性、耐オイル性を備えた合成樹脂(好ましくはPBT)の一体成形品で作られている。略カップ状の語は、第1の実施の形態のように種々の変形を含む。そのスリーブ346は底面に設けたボルトを止める孔350と、側面に設けた給油口352とを備え、且つ、側面から外周方向に突出して形成された複数の腕356をもっている。なお、別の実施の形態では給油口352は底板346’に設けてもよい。
スリーブ346の内径と主軸部120の下方外周との間隙は100μmから500μmに選ばれている。
腕356には各々永久磁石358が固定されており、また密閉容器101の底部内面であって永久磁石358と略対向する位置には、永久磁石358との相互間の磁力が働きうるに適当な所定の空隙をもって位置させた固定永久磁石360が設けられている。複数の腕356、永久磁石358及び固定永久磁石360とで回転抑制手段を形成している。なお、永久磁石358と固定永久磁石360は対向面がそれぞれ異極となるように設けてある。
主軸部120の下端にはワッシャ162を介在させてスリーブ346の下端近くの底板346’に設けたボルトを止める孔350を貫通してボルト160が垂直孔144の下端に螺着してある。底板346’のボルトを止める孔350はボルト160のねじ部より大きく作られていてまたボルト160の頭はスリーブ346の底板346’に対してゆるく止められる。この構成によりボルト160を取り付けた主軸部120に対してスリーブ346は回転自在に係合される。またボルト160は垂直孔144の下端を封止している。ワッシャ162は耐摩耗性が高い(好ましくは自己潤滑性の有る4フッ化エチレン等)で形成され、スリーブ346の主軸部120に対する円滑な回転を可能にする。
以上のように構成された第2の実施の形態の圧縮機について、以下その動作を説明する。
固定子136にインバータ駆動回路より通電がされると、回転子137したがってシャフト125、主軸部120が回転し、スリーブ346の中で下側の螺旋溝142が回転する。スリーブ346は主軸部120の回転に引きずられて回転しようとするが、腕が取付けられている永久磁石358と、密閉容器101の底部内面に取り付けられている固定永久磁石360が相互に吸着し合うため、スリーブ346は主軸部120との間で自由な回転が阻止される。そのため、両者の回転数に差が生じる。
この動作によって下側の螺旋溝142の中のオイル102にはスリーブ346についての粘性抵抗による摩擦抵抗力が生じる。この摩擦抵抗力によってオイル102は下側の螺旋溝142から相対的に見てスリーブ346の回転方向に回転し、その下側の螺旋溝142についての相対的回転によって油圧が発生し、この油圧によりオイルは下側の螺旋溝142の中を上昇する。このオイルの上昇とともに下側の螺旋溝142内のオイルには油圧が発生し、それによってオイル102は垂直孔144内を上昇する。こうして上昇したオイルは軸受部116内周面と主軸部120外周面で形成される摺動部に到達しこれを潤滑する。
本実施の形態において冷媒ガス103は好ましくは炭化水素系冷媒であるR600aであり、オイル102については冷媒ガス103と相溶性のある例えば合成油や鉱油やポリオールエステル油である。この炭化水素系冷媒は、塩素やフッ素を含まないため分子量が小さく、また特に合成油や鉱油とは相溶性が高い。その結果オイル粘度が極端に低下することがある。一般にオイル粘度が低下すると粘性抵抗が下がり給油に対しては不利になり易い。しかし本実施の形態では低回転で力が減じる遠心力にあまり依存せず、粘性的に引きずられる力で回転上昇せしめられる。このため600rpmのような低回転でも安定して潤滑油の汲み上げが行われることが確認できた。
スリーブ346の内径と主軸部120の下方外周との直径方向の隙間は、大きすぎるとその間からオイルが落下して給油量が減少してしまうが、直径において、この間隙を100μmから500μmの隙間であれば大きな落下が無く、しかもスリーブ346の内壁と主軸部120の下部外周との不具合な接触も殆ど生じないことを実験的に確認している。
本実施の形態ではシャフト125の主軸部120の下端にワッシャ162を介在させてスリーブ346をボルト160で回転自在に結合している。そして底板346’のボルトを止める孔350はボルト160のねじ部より大きく作られていてまたボルト160の頭はスリーブ346の底板346’に対してゆるく止められる。この構成によりボルト160を取り付けた主軸部120はスリーブ346に対して回転自在に係合され且つこれら両者の間の相対位置は上記ボルト160の頭と主軸部120の間の相対関係で規定される。ボルト160は垂直孔144の下端を封止している。ワッシャ162は耐摩耗性が高い(好ましくは自己潤滑性の有る4フッ化エチレン等)で形成され、スリーブ346の主軸部120に対する円滑な回転を可能にする。下側の螺旋溝142内で発生する油圧が作用するのでスリーブ346と主軸部120との隙間が一定に維持される。したがってスリーブ346と主軸部120との間の軸位置のずれによる接触や側方の押圧力は生ぜず、これら両者の間の摺動摩耗の発生は極めて少ない。
摺動摩擦が小さいので、摩耗紛が発生してオイルとともに摺動部に循環し、摺動部に噛みこまれて圧縮機をロックさせることが無くなり、高い信頼性を備えた圧縮機が実現できた。
また主軸部120の下方外周に設けた下側の螺旋溝142は金属の主軸部に直接刻設されるため、エンドミル等で主軸部120を回転させながら加工でき、生産の自動化が容易である。
スリーブ346は腕356とともに例えばPBTで一体成形でき、単純な形状であるため、複雑な金型を必要とせず安価な製造が可能である。
さらにスリーブ346の腕356にそれぞれ永久磁石358が固定されており、また密閉容器101の底部内面であって永久磁石358と略対向する位置に所定の空隙をもって固定永久磁石360が固定された機構により回転が妨げられる。それ故スリーブ346を固定子136に間接的に固定する必要が無く、ボルト160で主軸部120に結合するだけのため極めてシンプルな構成を用いることができ、それ故部品や工程が少なくてすむ。従って生産性の高い粘性ポンプを備えた、安価な圧縮機を提供することができる。
なお、上記の実施の形態では永久磁石の吸着力を利用したものを例示した。その他に、永久磁石の同極同士をシャフトの回転方向に対し対向配置して永久磁石の反発力を得、この反発力をもってスリーブの回転を阻止する構成も用いうる。さらには腕又は密閉容器の底内面に設ける磁石の一方を軟鉄やソフトフェライトなどの強磁性材料としても類似の同様の作用を得ることができる。
本発明による圧縮機は家庭用の冷蔵庫、除湿機や、食品ショーケース、自販機等、冷凍サイクルを用いる諸装置に利用可能である。
本発明の実施の形態1による圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態1による圧縮機の要部縦断面図 本発明の実施の形態2による圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態2による圧縮機の要部縦断面図 本発明の実施の形態3による圧縮機の縦断面図 本発明の実施の形態3による圧縮機の要部縦断面図 先行例の圧縮機の要部縦断面図

Claims (8)

  1. オイルを内部に貯留した密閉容器、と
    前記密閉容器内に収容された固定子と回転子を含む電動機、及び前記電動機によって駆動されるように結合された圧縮要素と、を備え、
    前記圧縮要素は、垂直方向に延在し前記電動機によって回転運動をするシャフトと、前記シャフトの下端に形成され前記オイルに連通するオイルポンプと、を含み、
    前記オイルポンプは、前記シャフトの外周に設けた螺旋溝と、前記シャフトの外周下端部に前記螺旋溝の下端をカバーするように遊嵌されて且つ前記シャフトの底部にそのシャフトとは回転自在に結合されたカップ状のスリーブと、前記スリーブの回転を抑制する回転抑制手段と、を備えた、
    圧縮機。
  2. 前記回転抑制手段が、前記固定子と前記スリーブとの間に架設され前記スリーブを前記固定子に固定するブラケットである、請求項1による圧縮機。
  3. 前記回転抑制手段が、前記スリーブの外周に形成されオイルに関して粘性抵抗を発生する翼部である、請求項1による圧縮機。
  4. 前記回転抑制手段が、前記スリーブおよび前記密閉容器の双方に直接的にまたは間接的に固定された永久磁石及びそれに磁気的に作用する部材である、請求項1による圧縮機。
  5. 前記シャフトは、
    その軸心に沿って垂直方向に延在した垂直孔を有し、前記垂直孔は、前記シャフトと前記シャフトを軸支して摺動及び回転を可能にするシャフト受容部材との間に形成された摺動部に接続され、前記螺旋溝の上端が前記垂直孔に連通している、
    請求項1から請求項4のいずれか1項による圧縮機。
  6. 前記スリーブが合成樹脂を一体成形して作られている、請求項1から請求項5のいずれか1項による圧縮機。
  7. 前記圧縮要素が前記密閉容器内に弾性的に支持された、請求項1から請求項6のいずれか1項による圧縮機。
  8. 前記電動要素が電源周波数以下の周波数を含む運転周波数で駆動される請求項1から請求項7のいずれか1項による圧縮機。
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