JP2007505764A - シート・オフセット・マシンと、乾燥器と、シート・オフセット・マシン内で乾燥するための方法 - Google Patents

シート・オフセット・マシンと、乾燥器と、シート・オフセット・マシン内で乾燥するための方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、空気乾燥するインク/ニスに使用されると良いシート・オフセット・マシンを記載する。本発明はさらに、空気乾燥するインク/ニスを乾燥するために使用されると良い乾燥装置に関する。乾燥装置は、シリンダ表面に連結して配置され、吸入及び排出のダクトと一体化された換気装置を含む。ダクトは未使用の空気を吸入し、印刷物キャリア上の湿潤な印刷物を吹き抜けた使用済みの空気を排出するために使用される。換気装置は、シリンダ表面の中心軸と平行に配向される細長いノズル口を有するノズルに連結される。印刷物キャリアがシリンダ表面に配置されるとき、空気流を印刷物キャリア上の逆圧(counter pressure)部に向かって吹き込むために、ノズル口はシリンダ表面に直接向き合って備えられる。そのような装置を使用することにより、効率的でエネルギ節約になる、塗布されたインク/ニスの乾燥が達成される。

Description

本発明は、空気乾燥するインク/ニスを少なくとも一つの印刷装置に塗布するために改良された、シート・オフセット・マシンに関する。
本発明は同様に、空気乾燥するインク/ニスを少なくとも一つの印刷装置に塗布するために可能なかぎり改良された、シート・オフセット・マシンに使用するための乾燥装置に関する。
本発明はさらに、印刷物キャリアが乾燥装置を通り過ぎて移動するとき、印刷物キャリア上の印刷物に空気流を噴射することにより、空気乾燥するインク/ニスをシート・オフセット・マシン内で乾燥するための方法に関する。
一つ以上の印刷装置がオフセット印刷用あるいはフレキソ印刷用に任意に使用できる、改良された印刷装置であるシート・オフセット・マシンにおいて、乾燥装置を使用することが可能である。あるいは、マシンが改良されたあるいはされなかったかに係らず、乾燥装置を、シート・オフセット・マシンのニス塗布装置において使用できる。同様に、マシンが改良されたあるいはされなかったに係らず、シート・オフセット・マシンの最終印刷装置/ニス塗布装置の後ろで乾燥装置を使用することが可能である。
本特許出願に使用されるような改良されたシート・オフセット・マシンを示すことにより、空気乾燥されると良いインク及び/又はニスを塗布するシート・オフセット・マシンが意図され作製される。本発明は従って、シート・オフセット・マシンに使用でき、また空気乾燥ができる(紫外線乾燥を必要としない)全てのインクとニスとの乾燥に関する。
シート・オフセット・マシンは、印刷物キャリアがシートの形で一枚ずつ挿入されるオフセット印刷用に使用される。印刷物キャリアは、例えば紙と厚紙のような吸水性材料から成るのが好ましいが、例えばプラスチックと、フィルムと、金属被覆された紙及び厚紙と、平板状金属のような非吸水性材料から成っていても良い。オフセット印刷を、フレキソ印刷、あるいは一つ以上の独立のインラインの印刷装置及び/又は一つ以上のオフセット印刷装置のニス/インク塗布と併用できる。また、一つ以上のオフセット印刷装置は、好ましくはドクター・ブレード装置の形で、フレキソ印刷用のニス/インク塗布装置を設けることにより、インラインのニス塗布装置に改良されると良い。また、ドクター・ブレード装置は、ドクター・ブレードと、ゴム製ブランケット・シリンダと逆圧(counter pressure)シリンダとの間の通路にある印刷物キャリアにインク/ニスを移送するために印刷装置のゴム製ブランケット・シリンダに係合するようにされるスクリーン・ローラとを含んでいる。
従来技術のシート・オフセット・マシンにおいて、乾燥(紫外線乾燥は除く)は普通、マシンの型に従属して、異なる長さを有する後続の流通装置内のマシンの最終印刷装置及び/又はニス塗布装置の後ろに配置される乾燥装置を用いて実行される。そのような乾燥装置は最終乾燥器と呼ばれる。
酸化している油が主成分のオフセットインクを乾燥するための最終乾燥器は通常、短波長、中波長及び/又は長波長赤外線ランプを備える赤外線乾燥器である。この乾燥器は通常、従来の流通装置のグーズネックの折り返しに配置される。酸化している油が主成分のオフセットインクと、分散状態のニス(水を含んだニス)との組合せを、乾燥するための最終乾燥器は通常、一つ以上の空気ナイフと併用される赤外線乾燥器である。この乾燥器は普通、延長された流通装置の水平部分とグーズネックとの両方に配置される。
従来の最終乾燥器は、最終印刷装置あるいはニス塗布装置の後ろの流通装置内に取付けられる。印刷シリンダの幅に対応する幅を備え、またロッドの横方向にグリッパの列を備えるグリッパロッドは、最終印刷装置/ニス塗布装置の逆圧シリンダから流通装置スタックへ印刷シートを輸送する。グリッパロッドは、流通装置の両側にあるチェーン駆動装置に取付けられる。組み立てられたチェーン駆動装置は、逆圧シリンダ内のグリッパロッドの距離に対応する間隔を備えて連続して取付けられるグリッパロッドの列を含む。グリッパストップ自体は、グリッパロッドの下側に置かれ、また印刷シートの湿潤側は、グリッパロッドに上向きになっている。シートは前面端でのみ保持され、またそれ故輸送中にグリッパロッドから旗のようにひるがえる。従来の乾燥装置がグリッパロッドと衝突し及び/又はシートが上にはためきそして最終乾燥器からしみを受取ることを回避するために、流通装置自体のグリッパロッドの上方に、グリッパが必ず一定の距離に取付けられる必要がある。これは、乾燥器と印刷シートの湿潤な上部側との間の距離が、グリッパロッドにグリッパ(かなり大きい場合が多いが)を加えた厚みに少なくとも等しくなることを意味し、またこの距離は、湿潤な印刷物の直上に位置する蒸気圧を取り除くことを難しくする原因になる。従って、赤外線と空気が湿潤なシートを通り過ぎる前に、赤外線と空気ナイフの噴射空気との両方が長距離を移動する状態にあるような、従来技術の最終乾燥器は不都合である。
従来技術の乾燥装置の事例は、例えば英国特許第905,942号明細書から周知である。
従来技術の乾燥装置を使用するとき、多くの印刷装置を備えるシート・オフセット・マシンを使用するための適応性に限界が生ずる。これは例えば、オフセット印刷と重畳される紫外線用ニスとの間に、下塗剤を塗布することに関連する場合である。従来技術のシート・オフセット・マシンにおいて、下塗剤の塗布は、印刷物キャリアがシート・オフセット・マシンを通る二つの通路を付与されることを必要とする。
湿式と乾式の両方のオフセットを備える従来の多色オフセット印刷は、湿潤状態に湿式で、即ち一つの湿潤なオフセットインクを印刷シートの別のインク上に塗布して実行される。シートは従って、シートが最終印刷装置を離れまた流通装置を経てスタックの中に送出されるときは湿潤である。一つの印刷シートの湿潤な印刷表面をオフセット印刷しないよう、また後続のシートの乾いた未印刷(あるいは両側印刷により印刷された)の裏側を上方にオフセット印刷しないように、最終印刷装置の後ろのシートの間に散布される粉末層、いわゆる散布粉末が通常は使用される。散布粉末は印刷された物質の特性に悪い影響を有し、またさらなる処理を複雑にする。散布粉末の使用を解消する唯一の方法は、シートをスタックへ配送するときシートが乾燥していることを確保することである。通常条件下では、印刷シートがスタックの中に現れるとき印刷シートのインクが完全に乾燥することを確保する化学乾燥処理を経る紫外線用インクを用いる印刷により、あるいはシートが流通装置のスタックに到達する前に、分散性ニス(水を含むニス)を塗布し、またこのニスの表面が乾燥することを確保することにより、このことは保証されるだけである。
もしも十分な光沢を用いて印刷シートを改良したいなら、紫外線用あるいは分散状態の光沢ニスを使用すると良い。もしも紫外線用ニスを用いて十分な光沢が維持される状態にあるならば、紫外線用ニスを、紫外線用インク上に(湿潤状態に湿式であるいは乾燥状態に湿式で)、あるいは完全に乾燥している従来の印刷インク上にのみ塗布できる。印刷シートが最終印刷装置を離れとき、従来の油を主成分とするオフセットインクは湿潤であるので、紫外線用ニスを同一通路において従来のオフセットインク上に塗布できない。紫外線用ニスを追加の通路において塗布できる前は、印刷シートは最初のうちは乾燥状態にある。分散状態のニスはしかしながら、湿潤な従来の印刷インク上に塗布されるが、インクが湿潤になればなるほど、光沢は少なくなる。紫外線用と分散状態のニスの両方を用いて十分な光沢を得るには、乾燥している印刷インク上にニスを塗布することを必要とすることを、これは意味する。
もしも紫外線用光沢ニス、あるいは分散状態の光沢ニス、あるいは特殊な効果剤(金属、真珠層、にかわ、香料等)を用いて、従来の印刷インクに基づいた印刷シートを改良したいなら、これを印刷シートの乾燥表面上でのみ実施できる。前述の改良処理を同一通路で実行できる前に、この乾燥表面を従来のオフセットインク上に達成するための唯一の方法は、印刷シートが改良ニスを塗布される前は乾燥表面であるオフセットインクの湿潤表面を分散状態のニスを用いて密閉することである。改良ニスを後続のニス塗布装置において塗布できる前に、余分の印刷装置(フレキソ印刷装置)及び/又はニス塗布装置に改良されるオフセット印刷装置(フレキソ印刷装置)を、これは必要とする。
もしも改良ニスの前に保護用ニスを改良したいなら、改良された印刷装置である場合が多い少なくとも二つのインラインニス塗布装置が必要とされ、また全ての印刷インクが被覆されるだけの保護用ニスがシートに塗布されることを必要とする。同時に、改良ニスが塗布される前に保護用ニスが乾燥していることを必要とする。このことは、保護用ニスを塗布するニス塗布装置と改良ニスを塗布するニス塗布装置との間の大きな距離か、または二つのニス塗布装置の間に別途必要とする極めて効率的で、かつ小型の乾燥器のどちらかを必要とする。
塗布されるインク/ニスの効率的でエネルギ節約になる乾燥を確保できるのみならず、空気乾燥するインク/ニスに使用されると良いシート・オフセット・マシンと乾燥方法を示すことが、本発明の目的である。具体的には、印刷物キャリアが、シート・オフセット・マシンの直接続きの印刷装置においてさらにインク/ニスを付与されること、あるいは印刷物キャリアを、後続の最終乾燥の必要あるいはスタックに発生する“ケーキング”の危険のいずれも無しにスタッキングへ直接移動できることが望まれる。
本発明によると、これは前述の型のシート・オフセット・マシンを用いて達成され、シート・オフセット・マシンは、好ましくはシリンダ表面を伴う乾燥装置が設けられていて、乾燥装置は、未使用の空気を吸入する吸入ダクト,及び印刷物キャリア上の印刷物を吹き抜けた使用済みの空気を排出するために使用される排出ダクトと,一体化された換気装置を含んでいて、換気装置は、シリンダ表面の中心軸と平行に配向された細長いノズル口の中にノズルダクト開口部を有するノズルと連結されていて、また印刷物キャリアが前記シリンダ上に置かれるとき、印刷物キャリア上の印刷物に向かって空気流を吹き込むためにシリンダ表面に向き合って配置されることを特徴とする。
本発明に記載の乾燥装置は、好ましくはシート・オフセット・マシン内に円筒状表面を伴う乾燥装置が設けられていて、乾燥装置は、未使用の空気を吸入する吸入ダクト、及び印刷物キャリア上の印刷物を吹き抜けた使用済みの空気を排出するために使用される排出ダクトと、一体化された換気装置を含んでいて、換気装置は、シリンダ表面の中心軸と平行に配向された細長いノズル口の中にノズルダクト開口部を有するノズルと連結されていて、また印刷物キャリアが前記シリンダ上に置かれるとき、印刷物キャリア上の印刷物に向かって空気流を吹き込むためにシリンダ表面に向き合って配置されることを特徴とする。
ノズル口を形成するノズルダクトの最外部の少なくとも一つは、シリンダ表面上の半径方向位置に対し曲げられ、その結果ノズルダクトは、乾燥装置を通り過ぎる印刷物キャリアの移動の方向に指向される。
具体的な実施態様によると、乾燥装置は、後続のノズルの間及び/又はノズルと乾燥装置の側壁との間に配置される空気引き込みダクトを含む。
具体的な実施態様によると、空気引き込みダクトは、自身の口部領域にプレートを設けられ、プレートは、ノズルの口の高さに大体は対応する高さで空気引き込みダクトの口の中心部分を覆っている。シリンダ表面は、シート・オフセット・マシンの、印刷装置及び/又はニス塗布装置の逆圧シリンダ、あるいは後続の印刷装置の間の伝達シリンダ、あるいは最終の印刷装置後部の伝達ローラという形で備えられる。
具体的な実施態様によると、シート・オフセット・マシンは、ノズル及び引き込み吸入ダクトが共通のケーシングの中に組込まれ、前記ケーシングには、引き込みダクトに接続される換気装置と、ノズルダクトと排出ダクトとに接続される空気供給ダクトとを備えるモータも取付けられていて、その結果換気装置に吸入される空気のかなりの部分がケーシングの中に循環され、また噴射のために再使用され、そしてこの割合は80%以上であるのが好ましいことを特徴とする。
さらなる実施態様によると、ノズル口と印刷物キャリアの表面との間の距離は、7−20mm、好ましくは9−11mmである。
半径方向の方位に対するノズルダクトの角度は、2-45°の間に、なるべく4-10°の間に、また具体的には5-7°の間にあるのが好ましい。圧力に対するノズルダクトのそのような角度を使用することにより、湿潤なインク印刷物の上方に位置する蒸発層のための最適なピーリング効果が達成されると思われる。
本発明に記載の方法は、印刷物キャリアがシート・オフセット・マシンのシリンダ表面上に置かれるとき、噴射が印刷物に対して発生することと、吸入及び排出ダクトと一体化された換気装置は、未使用の空気を吸入し、また前記印刷物キャリア上の前記印刷物を吹き抜けた使用済みの空気を排出するために使用されることと、前記換気装置はさらに、前記シリンダ表面の中心軸と平行に配向された細長いノズル口の中にノズルダクト開口部を有するノズルを通る空気を噴射するために使用されることとを特徴とする。
噴射は半径方向方位に対し斜めに実行され、その結果空気流は乾燥装置の傍を通り過ぎた印刷物キャリアの移動の方向に指向される。
さらなる実施態様によると、方法は、空気引き込み吸入が、後続の空気噴射口の間及び/又は空気噴射口と乾燥装置の側壁との間の位置で実行され、また空気引き込み吸入は、乾燥される印刷物の直上に加圧空気クッションを形成するために、空気引き込み吸入ダクトの口部領域の中心部分で部分的にブロックされる口部領域において実行されることを特徴とする。
乾燥は、ノズル口で大きさが20−75m/秒,好ましくは35−50m/秒の空気速度を伴う高速空気流により達成されるのが良いと思われる。
引き込み吸入ダクトとノズルダクトに接続される噴射ダクトのみならず吸入及び排出のダクトを含んでいる共通のケーシング内で、ノズルダクト及び引き込みダクトが一体化されると、乾燥方法は、中に吸入された空気のかなりの部分が循環され、また噴射用に再使用されることと、この割合が好ましくは80%より高いこととが有利である。
印刷物キャリアがシリンダ表面に置かれるとき、印刷物キャリアに向かって風圧を指向し、シート・オフセット・マシンの印刷装置のシリンダの傍に形成されるのが好ましいノズルを使用することにより、例えば印刷/ニス塗布もしくは直接スタックする形にさらなる処理をするために、印刷物を後続の印刷装置に直接移動するように湿潤な印刷物の乾燥を達成することが可能になる。
ノズルが高圧を伴い、また空気流が湿潤な印刷物に垂直方向に指向されず、印刷物に向かって斜めに指向されるように傾けられたノズルダクトを備えて作動するとき、十分な乾燥効果を達成することが可能と思われる。これによって、湿潤な印刷物の直上に位置する蒸気の除去を促進するスイーピング効果が達成される。これによって、高い空気速度のため蒸気は払い除けられあるいは吹き飛ばされ、ひいては、印刷物が印刷装置のシリンダ上に置かれるとき印刷物の乾燥を達成することが可能になると思われる。
二つ続きの印刷装置の間の任意の乾燥装置と同様に、印刷物がシート・オフセット・マシンの最終印刷装置あるいはニス塗布装置の中にあるとき、本装置は乾燥を達成することにより最終乾燥の代替物としても使用される。
乾燥装置は、シリンダの中心軸と平行に配向される一つ以上の細長いノズル口を有するのが良いと思われる。これによって、殆どが、ノズル口を通り過ぎる印刷物の通路にある蒸気を吹き払うことに対応する効果が達成される。ここに、幾つかの後続のノズル口を有する利点があり結果として効果を増大する。しかしながら、大きな空気速度が、乾燥に重要な意味を有することも明らかと思われる。
大きな空気速度を達成するために、後続のノズルの間に及び/又はノズルと乾燥装置の側壁との間に引き込み吸入ダクトを備えることが有利と思われる。これらの引き込み吸入ダクトは通常、ノズルダクトの最外端部を次第に細くするため外向きのじょうご形の開口部を有する。したがって、空気引き込み吸入ダクトの口部領域において、ノズル口に対応する領域のダクトの中心部分を被覆するプレートを付与されるのが良いと思われる。印刷物の上方の短い距離にそれ故、スロットされた空気噴射開口部と空気引き込み開口部とが備えられる。
空気引き込み吸入ダクトの口部領域にそのようなプレートを配置することにより、シートの背面端部が空気噴射ノズルをまさに通過するとき別途発生する吸入効果を回避することが可能と思われる。発生する圧力差は、シートが外側に引かれるようにシートの上側で吸引として作用し続ける傾向がある。シリンダ上に位置するシートにかかるそのような外向きの引張力は、シートが乾燥装置のノズルあるいは乾燥装置の側壁と接触状態になる原因になる。これによって、シート及び/又は印刷物に損傷の危険がある。
ノズルとシートの間の距離は、普通は極めて短く、また大体は7−20mm、好ましくは9−11mmであるので、もしも被覆プレートが空気引き込み吸入ダクトの口に使用されないなら、印刷物への損傷の危険は少なくない。被覆プレートは、大きく重くされあるいは孔を設けられることもある。これらの被覆プレートを使用することにより、シートとプレートの間に圧力カーテンが形成され、噴射ノズルを通過するとき、シートを下方に保持し続けるのに寄与している。
記載したように、相当な空気速度を用いて作業することが基本である。被覆プレートを空気引き込み吸入ダクトに使用するとき、シートが押されたりあるいは吸い上げられたりし、そして損傷を受けるいずれかの危険を冒さずにそのような空気速度を用いて作業することが可能である。
乾燥装置自体に空気を引き込むことにより、吹き抜け空気の大部分を、再噴射されるように換気装置へ循環するという利点がさらに達成される。もしも引き込み空気の約80−90%までが再使用されると、効率的な乾燥を達成することが可能と思われる。さらに、そのような構成により、空気吸入及び空気排出用のダクトを寸法決めするための要求が少なくなるという利点が達成される。同時に、印刷装置内に設置でき、また換気装置を駆動するための給電のみを必要とする独立の装置として、乾燥装置を備えることができる。
適切な換気装置を見付けることは難しいと思われる。しかしながら、正確なサーボ操作のために別途意図されるサーボモータとして普通に使用できるモータを備えることが可能であると思われる。これらのモータを極めて高速で動かすことができ、またモータの各端部に羽根車を付与することが可能である。したがって、モータ自体の換気装置を取外すことにより換気装置を備え、また高速を与えることに寄与する羽根車を取付けることが可能である。しかしながら、もしも要求される平衡/適合が正しく達成されるならば、他のモータも使用される。
モータ/換気装置は、6000rpmまで、もしくはそれより高い速度で駆動され、同時に高流速と高圧を付与することを可能にする。空気吸入ダクトと引き込み吸入ダクトはしたがって、換気装置も備える共通のケーシング内に組込まれ、その結果換気装置は、吸入空気を引き込み吸入ダクトから受取り、またノズルダクトに排出空気を有する。モータは、従来のサーボ作動の代りに規定周波数を付与されるのが好ましい。技術的に簡単で安価な解決方法を用いることによって、モータが高室温で作動するとき同時にモータを高回転速度に規定することが可能になる。共通のケーシングの中に、電熱コイルの形式の熱源が備えられる。
乾燥装置は、できるかぎり赤外線乾燥要素と併用されるのが良い。乾燥装置のノズルの前面に赤外線要素を設置することにより、蒸発分子の移動に影響を与えることが可能になる。蒸発分子の移動を促進することにより、湿潤な印刷物の上方の蒸発層を吹き払いあるいは取り払い、それによって改良された乾燥効率を達成することが容易になる。
本発明に記載のシート・オフセット・マシン用の乾燥装置は、シート・オフセット・マシンの中間の印刷装置に配置される。そのような中間の印刷装置は、基本的に水を含むニスから成る下塗剤を塗布するようにされ、また後続の印刷装置は紫外線用ニスを塗布するようにされる。普通は、印刷物キャリアが一つの通路のみを付与されるとき、シート・オフセット・マシンは紫外線用ニスを塗布することができない。印刷物キャリア上の印刷されたオフセット印刷物は従って、紫外線用ニスを塗布する前に下塗剤を塗布される。オフセット印刷において紫外線用ニスが使用される油絵の具により溶解されることを回避するために、これは必要とされる。
あるいは、より合理的な操作の意図を伴う中間印刷装置に乾燥装置を使用することが可能である。従って、最終印刷装置の中あるいは後ろに乾燥装置を配置することも可能である。フレキソ印刷用の装置を同時に備える最終印刷装置に乾燥装置を使用することが可能である。これによって、最終印刷装置あるいはニス塗布装置に保護用ニスを塗布し、またニスを乾燥することが可能になり、その後の直接パンチングが可能にされる。
パンチングを実行できる前に油絵の具が約1日間乾燥される状態にあるとき、それは従来のオフセット印刷を上回る重要な利点である。直後に乾燥される状態にある保護用ニスを塗布することにより、最終印刷装置と直接連続してパンチすることが可能になる。これによって、全体経過時間を、従来のオフセット印刷/パンチングと比較して低減できる。
装置は通常、逆圧シリンダを伴って配置され、その結果乾燥が実行されるとき、印刷物キャリアは逆圧シリンダ上に置かれる。
本発明に記載の装置を使用することにより、従来の最終乾燥器を備える従来技術のオフセット印刷機による通常のオフセット印刷と比較して、25%以上の向上した能力を達成することが可能と思われる。乾燥装置を使用することによるエネルギの節約があるのみならず、同時に、本発明に記載のシート・オフセット・マシンを用いて向上された能力を達成できる。
本発明に記載の装置を用いて、空気入口ノズルに高圧と高速を付与する小径の換気装置を使用可能にする高速モータが統合される。乾燥装置を共通のケーシング内に組込むことができるので、好ましくは逆圧シリンダである従来のローラ/シリンダを伴うシート・オフセット・マシンの中に直接設置できる乾燥装置をモジュール形式で組込むことができる。乾燥装置は従って、シート・オフセット・マシンの印刷装置上で乾燥を確立するために直接挿入されると良い。シート・オフセット・マシンの他の機能が妨げられないようにそのようなモジュール式の乾燥装置の取付けを実行できる。モジュール構造を使用することにより、取付けと取外しを極めて容易に達成できる。従って、シート・オフセット・マシンの任意の印刷装置にモジュール式の乾燥装置を取付けあるいは取外すことにより、印刷装置の構造をシート・オフセット・マシンのオフセット印刷からニス塗布へ任意に変更することが可能になる。
乾燥装置は、モータを設けられ、また空気の大部分を内部で循環しているので、乾燥装置を容易に取付け、また印刷装置から基本的に給電のみを必要とする印刷装置へ任意に移動できる。ケーシングの囲いあるいは外壁の中に、排出された少量の空気を代替するための少量の空気を吸入するための換気装置の孔が備えられている。少量の空気が排出されるだけなので、空気排出ダクトのための限定された要求があるだけである。空気排出において大きなエネルギ損失は無いことを意味している、再循環される空気にやや小さい圧力損失がある。交換される空気量は取除かれる蒸気量に従属するが、実際には空気の10−20%を交換するだけで十分で、その結果印刷装置/ニス塗布装置のシリンダ表面に付与される短い乾燥距離により可能な効率的な乾燥を達成すると思われる。
モータと一体の乾燥装置を使用するので、モータからの熱は空気を加熱し、従って装置のエネルギの節約と効率を改良している。作動中、モータは、有効な乾燥効果を達成するに十分な温度水準である約40℃まで室の空気を加熱できる。
本発明は次に、添付の図面を参照してより正確に説明されるであろう。
以下において、同等あるいは対応する要素は同一の名称で示され、また全ての図の全細部に対し具体的な説明は記述されない。
図1において、オフセット印刷用のシート・オフセット・マシン1が示される。シート・オフセット・マシンは、五つの印刷装置2を含む。第三の印刷装置2の中に、本発明に記載の乾燥装置3が備えられている。シート・オフセット・マシンはさらに、シート・オフセット・マシン1を通り抜けスタッカ(示されていない)までシートを運送しているコンベヤ4を含む。
図1において、乾燥装置3の位置は、途中に置かれた印刷装置2の中に示される。あるいは、乾燥装置3を、印刷されたシートをスタックする前に最終乾燥を付与するために一部が適当に示される最終印刷装置の後ろに配置できる。シートは、シート・オフセット・マシンを通り矢印5により示される方向に送られる。
図2は、シート・オフセット・マシン1の部分図を図示し、そこでは二つの印刷装置2と乾燥装置3が示される。シート・オフセット・マシンにおいて、シート6は矢印5に沿ってシート・オフセット・マシンを通って運送される。印刷装置は、ゴム製ブランケット・シリンダ7とプレート・シリンダ8を含む。ゴム製ブランケット・シリンダ7は、印刷装置2の支持ホールダ上に吊るされるフレキソ印刷装置9と接触状態にある。フレキソ印刷装置9は、ドクター・ブレード11と、ゴム製ブランケット・シリンダ7上に位置するゴム製ブランケットと接触状態にあるスクリーン・ローラ12とを含む。印刷物がゴム製ブランケット・シリンダ7と逆圧シリンダ13との間に置かれるとき、印刷物は従ってシート6へ移送される。シートは、ゴム製ブランケット・シリンダ上のグリップ装置14に保持される。
印刷物がゴム製ブランケットからシート6へ移送された直後の湿潤な印刷物を乾燥するために、乾燥装置3は逆圧シリンダ13の向かい側の位置に配置される。
図3に、乾燥装置13の斜視図が示される。乾燥装置は、長楕円形でかつ逆圧シリンダ13の中心軸と平行に延びる三つのノズル15を設けられていることが、これから明らかである。ノズルの各々は、使用においてシート6の上方の約9−11mmに配置されるよう意図されるノズル口17を有する最外のダクト16を設けられる。ノズル15の各々の間に、被覆プレート18が備えられていて、それらのうちの一つだけが図3に示される。対応する被覆プレートは、最外ノズルと、乾燥装置3のケーシング20の側壁との間の空所に配置される。
乾燥装置のケーシング20は、各端部に換気装置22を設けられているモータ21を取囲んでいて、また換気装置の一つだけが部分的に図中に見える。換気装置は、ノズル15と連通する圧力チャンバ23内に配置される。圧力チャンバ23の間に、換気装置22への入口と連通し、また同様に被覆プレート18とノズルダクト16との間の空所に備えられる引き込み吸入ダクト25を備える入口に立つ、開放チャンバ24がある。空気は従って、乾燥装置のケーシング内を循環され、また空気の少量のみが周囲に排出される。ケーシング20に、換気装置の開口部26が備えられ、チャンバ24と連通している。排出ダクト27を経て排出された空気量を代替するために、これらの換気装置の開口部26を経て空気吸入が実行される。この空気量は、循環される空気の約10−20%を構成する。
乾燥装置3において、電熱コイル28が換気装置22への入口に備えられる。これによってノズル15を経て噴射する前に、空気を加熱することが可能になる。乾燥装置のケーシングは、圧力チャンバとケーシングの側壁内部の吸入チャンバを隔てている隔壁(示されていない)により分割される。
図4は、乾燥装置を貫く断面を図示する。被覆プレート18は、ノズル15と側壁19との間に与えられることが分る。引き込み吸入ダクトの口が同一高さに配置されるように、被覆プレートはノズル口17の配置に対応する高さに付与される。使用にあたって、シートと乾燥装置との間に空気カーテンが形成され、シートが乾燥装置に向かって吸入され/吹き飛ばされ、またシート及び/又は印刷物に損傷を生ずるという危険を阻止していることを、このことは意味する。
図5は、グリップ手段14によりシート6がその上に固定される逆圧シリンダ13の略図である。回転方向は矢印の方向29である。ノズル15用の口17と空気引き込み吸入ダクト用のノズル25は、シート6の直上の同一高さにあることが明瞭に分る。シート6と被覆プレート18との間に空所30が形成され、空所では、加圧された空気のノズルの通路に存在する圧力差のため、圧力がシート6の背端部31を振り離したり吸い出したりしないようになっている。また、加圧空気ノズルの通路は、空気が矢印33に沿って引き込み吸入ダクトにより吸い出される前に、空気が矢印32に沿って吹き出す場所である。
図5に示されるように、ノズル15の最外ダクトの断面16は、真直ぐな半径方向方位に対し傾斜される。示される実施態様において、逆圧シリンダ13の中心軸に真直ぐな半径方向方位に対し、傾斜角度は5−7°である。
前述において、本発明は具体的な実施態様を参照して説明されるが、改良は以下の請求項に照らして可能である。乾燥装置は従って、三つ未満もしくは以上の、好ましくは十までのノズルを含み、また中間の被覆プレートは固定プレートあるいは孔の開いたプレートとして設計されると良い。シート・オフセット・マシン1の任意の印刷装置2と連結する乾燥装置を配置することも可能である。
さらに、第一の空気噴射は加熱されまた第二の空気噴射は冷却されるように、空気噴射は選別されると良く、それによってニスを冷却しまた粘着傾向を低減する。
図1は、本発明に記載のシート・オフセット・マシンの基本の略図を示す。 図2は、二つ続きで、そのうちの一つは乾燥装置が設けられている、印刷装置を図示するための部分図を示す。 図3は、本発明に記載のシート・オフセット・マシン用の乾燥装置の斜視図である。 図4は、乾燥装置を貫く断面を示す。 図5は、本発明に記載の乾燥の操作を図示するための部分図を示す。

Claims (13)

  1. 空気乾燥するインク/ニスを、好ましくはシリンダ表面を伴う乾燥装置が設けられている、少なくとも一つの印刷装置に塗布するためのシート・オフセット・マシンであって、
    前記乾燥装置は、未使用の空気を吸入する吸入ダクト、及び印刷物キャリア上の印刷物を吹き抜けた使用済みの空気を排出するために使用される排出ダクトと、一体化された換気装置を含んでいて、
    前記換気装置はさらに、シリンダ表面の中心軸と平行に配向された細長いノズル口の中に開口しているノズルダクトを有し、また前記印刷物キャリアが前記シリンダ上に置かれるとき、前記印刷物キャリア上の前記印刷物に向かって空気流を吹き込むために前記シリンダ表面に向き合って配置されるノズルと連結されている、
    シート・オフセット・マシン。
  2. ノズル口を形成するノズルダクトの最外部の少なくとも一つは、シリンダ表面上の半径方向位置に対し曲げられ、その結果ノズルダクトは、前記乾燥装置を通り過ぎる前記印刷物キャリアの移動の方向に指向されることを特徴とする、請求項1に記載のシート・オフセット・マシン。
  3. 前記乾燥装置は、後続のノズルの間及び/又は前記ノズルと前記乾燥装置の側壁との間に配置される空気引き込みダクトを含むことを特徴とする、請求項1−2のいずれか一項に記載のシート・オフセット・マシン。
  4. 前記空気引き込みダクトは、自身の口の領域にプレートを設けられ、前記プレートは、前記ノズルの口の位置に大体は対応する位置で前記空気引き込みダクトの前記口の中心部分を覆っていることを特徴とする、請求項3に記載のシート・オフセット・マシン。
  5. 前記シリンダ表面は、前記シート・オフセット・マシンの、印刷装置及び/又はニス塗布装置の逆圧(counter pressure)シリンダ、あるいは後続の印刷装置の間の伝達シリンダ、あるいは最終の前記印刷装置後部の伝達ローラという形で備えられることを特徴とする、請求項1−4のいずれか一項に記載のシート・オフセット・マシン。
  6. 前記ノズル及び前記引き込み吸入ダクトは共通のケーシングの中に組込まれ、前記ケーシングには、前記引き込みダクトに接続される換気装置と、前記ノズルダクトと前記排出ダクトとに接続される空気供給ダクトとを備えるモータも取付けられていて、その結果前記換気装置に吸入される空気のかなりの部分が前記ケーシングの中に循環され、また噴射のために再使用され、そしてこの割合は好ましくは80−90%であることを特徴とする、請求項1−5のいずれか一項に記載のシート・オフセット・マシン。
  7. 前記ノズル口と前記印刷物キャリアの表面との間の距離は、7−20mm、好ましくは9−11mmであることを特徴とする、請求項1−6のいずれか一項に記載のシート・オフセット・マシン。
  8. 空気乾燥するインク/ニスを、少なくとも一つの印刷装置に塗布するために可能なかぎり改良されたシート・オフセット・マシンに使用するための乾燥装置であって、
    前記シート・オフセット・マシンに好ましくはシリンダ表面を伴って配置され、未使用の空気を吸入する吸入ダクト、及び前記印刷物キャリア上の印刷物を吹き抜けた使用済みの空気を排出するために使用される排出ダクトと、一体化された換気装置を含んでいる装置において、
    前記換気装置はさらに、前記シリンダ表面の中心軸と平行に配向された細長いノズル口の中に開口しているノズルダクトを有し、また前記印刷物キャリアが前記シリンダ上に置かれるとき、前記印刷物キャリア上の印刷物に向かって空気流を吹き込むために前記シリンダ表面に向き合って配置されるノズルと連結されている、
    乾燥装置。
  9. 印刷物キャリアを乾燥装置の傍に移動するとき、前記印刷物キャリア上の印刷物に向かって空気流を噴射することにより、シート・オフセット・マシン内で空気乾燥するインク/ニスを乾燥するための方法であって、
    前記印刷物キャリアが前記シート・オフセット・マシンのシリンダ表面上に置かれるとき、前記噴射が前記印刷物に対して発生する乾燥方法において、
    吸入及び排出ダクトと一体の換気装置は、未使用の空気を吸入し、また前記印刷物キャリア上の前記印刷物を吹き抜けた使用済みの空気を排出するために使用され、前記換気装置はさらに、前記シリンダ表面の中心軸と平行に配向された細長いノズル口の中に開口しているノズルダクトを有するノズルを通る空気を噴射するために使用される、
    乾燥方法。
  10. 空気の噴射は半径方向配向に対し斜めに実行され、その結果前記空気流は、前記乾燥装置の傍を通り過ぎた前記印刷物キャリアの移動の方向に指向されることを特徴とする、請求項9に記載の乾燥方法。
  11. 前記空気引き込み吸入は、後続の空気噴射口の間及び/又は空気噴射口と乾燥装置の側壁との間の位置で実行されることと、前記空気引き込み吸入は、乾燥される前記印刷物の直上に加圧空気クッションを形成するために、空気引き込み吸入ダクトの口部領域の中心部分で部分的にブロックされる口部領域において達成されることとを特徴とする、請求項9−10のいずれか一項に記載の乾燥方法。
  12. 前記乾燥は、前記ノズル口で大きさが20−75m/秒,好ましくは35−50m/秒の空気速度を伴う高速空気流により達成されることを特徴とする、請求項9−11のいずれか一項に記載の乾燥方法。
  13. 前記ノズルダクト及び前記引き込みダクトが、引き込み吸入ダクトと前記ノズルダクトに連結される噴射ダクトのみならず吸入及び排出のダクトを含んでいる共通のケーシング内で一体化されると、中に吸入された前記空気のかなりの部分は、循環されまた噴射用に再使用されることと、この割合は80%より高いこととを特徴とする、請求項9−12のいずれか一項に記載の乾燥方法。
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