JPH01267040A - 印刷機における排煙装置 - Google Patents

印刷機における排煙装置

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JPH01267040A
JPH01267040A JP9715988A JP9715988A JPH01267040A JP H01267040 A JPH01267040 A JP H01267040A JP 9715988 A JP9715988 A JP 9715988A JP 9715988 A JP9715988 A JP 9715988A JP H01267040 A JPH01267040 A JP H01267040A
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岡戸 恒彦
Takio Mori
森 滝雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、帯状の印刷紙を印刷して乾燥させる印刷機に
おいて、(ip状の印刷紙と共に移送される印刷インク
の溶剤蒸気の煙を排除する装置に関する。
〈従来の技術〉 高速オフセント輪転印刷機は、印刷ローラを通過して印
刷された帯状の印刷紙が高速で通過する乾燥室を設け、
乾燥室内に、乾燥室を通過する帯状の印刷紙に熱風を吹
き伺けて印刷紙の印刷インクを乾燥する多数個のノズル
を印刷紙通路を挟んで千鳥状に設けている。
また、乾燥室内のノズルと乾燥室の印刷紙出1」の間に
は、印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙と共に移送される
印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離する2個の
エアナイフを印刷紙通路を挟んで上下の対称位置に設け
ている。
乾燥室内の各ノズルと各エアナイフから吹き出した熱風
を送風機と加熱装置を経て加熱して乾燥室内の各ノズル
と各エアナイフに再び供給する熱風路を設けている。
また、乾燥室を通過して加熱された帯状の印刷紙が巻架
して冷却される冷却シリンダを設けている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、1−記の高速オフセット輪転印刷機において
は、乾燥室内で発生して印刷紙と共に移送される印刷イ
ンクの溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離するエアナイフが
十分に機能せず、乾燥室内で発生した印刷インクの溶剤
蒸気の煙が乾燥室から送出される印刷紙と一緒に乾燥室
から流出して印刷機の周囲に漂う。
従って、1−記の高速オフセット輪転印刷機においては
、悪臭を放つ有害な印刷インクの溶剤蒸気が印刷機の周
囲に漂うので、作業環境が悪く、作業者の健康に良くな
い。
本発明の1]的は、上記のような従来の課題を解決する
ことである。
く課題を解決するための考察〉 」二記の高速オフセット輪転印刷機においては、エアナ
イフから印刷紙に吹き付ける煙剥離用の熱風は、ノズル
から印刷紙に吹き伺ける印刷紙乾燥用の熱風と同じであ
り、温度が250℃位であって高温である。
ところが、空気は、低温である程、比重が高くて重いの
で、エアナイフから印刷紙に吹き付ける煙剥離用の空気
は、低温である程、印刷紙と共に移送される印刷インク
の溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離するナイフ効果が高い
そこで、エアナイフから印刷紙に吹き伺ける煙剥離用の
空気は、ナイフ効果を高めるため、冷風にすることが考
えられる。
しかし、エアナイフから印刷紙に冷風を吹き伺けると、
印刷紙と共に移送される印刷インクの溶剤蒸気を冷やす
ことになり、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮してタール化
し、印刷紙や印刷機を汚すことになる。
また、エアナイフから乾燥室内に冷風を吹き出すと、乾
燥室内の熱風の湿度が低ドし、乾燥室内の熱風を乾燥室
内のノズルに印刷紙乾燥用の熱風として供給するために
加熱する加熱装置の消費熱量が増大する。
従って、エアナイフから印刷紙に吹き伺ける煙剥離用の
空気は、印刷紙乾燥用の熱風程には高温ではなく、また
、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮する程には低温ではなく
、適当な温度でなければならない。
また、エアナイフから印刷紙に吹き(=jける煙剥離用
の空気は、流量ないし流速が多い程、印刷紙と共に移送
される印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離する
ナイフ効果が高い。
そこで、エアナイフから印刷紙に吹きイ(1ける煙剥離
用の空気は、ナイフ効果を高めるため、流量ないし流速
を増加させることが考えられる。
しかし、帯状の印刷紙は、乾燥室に入る前に印刷ローラ
で、乾燥室を出た後に冷却シリンダで支持されるだけで
あり、乾燥室内においては支持されないので、乾燥室内
においてエアナイフから印刷紙に吹き付ける煙剥離用の
空気の流量ないし流速を増加させると、印刷紙の振動な
いし揺動が多くなり、紙こずれの原因となる。
従って、乾燥室内においてエアナイフから印刷紙に吹き
付ける煙剥離用の空気は、流量ないし流速を増加させる
ことはできない。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、印刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室内
に、その印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インク
を乾燥するノズルを設け、乾燥室内の熱風を加熱して乾
燥室内のノズルに供給する熱風路を設けた印刷機におい
て、乾燥室内のノズルによって熱風を吹き付けられて乾
燥した帯状の印刷紙が通過するエアナイフ室を乾燥室と
連通して設け、 帯状の印刷紙が通過するエアナイフ室内に、その印刷紙
に空気を吹き伺けて印刷紙と共に移送される印刷インク
の溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離するエアナイフを設け
、 エアナイフ室内の空気をエアナイフ室内のエアナイフに
供給する空気供給路を設けたことを特徴とする排煙装置
である。
また、本発明は、印刷された帯状の印刷紙が通過する乾
燥室内に、その印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷
インクを乾燥するノズルを設け、乾燥室内の熱風を加熱
して乾燥室内のノズルに供給する熱風路を設け、 乾燥室を通過して加熱された帯状の印刷紙が巻架して冷
却される冷却シリンダを設けた印刷機において、 乾燥室を通過して冷却シリンダに巻架する直前位置の帯
状の印刷紙に空気を吹き伺けて印刷紙と共に移送される
印刷インクの溶剤蒸鉢の煙を印刷紙から剥離するエアナ
イフを設け、 乾燥室内の空気をエアナイフに供給する空気供船路を設
け、 乾燥室を通過して冷却シリンダに巻架する直前位置の帯
状の印刷紙の」二側を覆う覆いを設け、覆い内の空気を
乾燥室に送る空気路を設けたことを特徴とする排煙装置
である。
く作 用〉 本発明の印刷機における排煙装置においては、乾燥室と
連通したエアナイフ室内の空気がエアナイフから印刷紙
に吹きイ・1けられて印刷紙と共に移送される印刷イン
クの溶剤蒸気の煙が印刷紙から剥離される。
エアナイフ室内の空気は、乾燥室内のノズルから吹き出
る印刷紙乾燥用の熱風程には高温ではなく、また、印刷
インクの溶剤蒸気が凝縮する程には低温ではない。
更に、エアナイフ室内の空気は、印刷インクの溶剤然気
の濃度が乾燥室内の熱風における程には高くない。
従って、エアナイフから印刷紙に吹きイNjけられる空
気は、温度が適当であり、また、印刷インクの溶剤蒸気
の6度が低い。
また、本発明の印刷機における排煙装置においては、エ
アナイフ室を通過して冷却シリンダに巻架する直前位置
の印刷紙にエアナイフから空気が吹き付けられて印刷紙
と共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙が印刷紙か
ら剥離される。
冷却シリンダに巻架する直前位置の印刷紙は、冷却シリ
ンダで支持されているので、その印刷紙にエアナイフか
ら吹き付ける空気の流量ないし流速を増加させても、印
刷紙の振動ないし揺動が少なく、紙こすれの原因とはな
らない。
従って、冷却シリンダに巻架する直前位置の印刷紙にエ
アナイフから吹き伺ける空気の流量ないし流速を増加さ
せることができる。
なお、冷却シリンダに巻架する直前位置の印刷紙から剥
離された印刷インクの溶剤蒸気の煙は、冷却シリンダに
巻架する直前位置の帯状の印刷紙の上側を覆う覆い内の
空気と共に乾燥室に送られる。
〈発明の効果〉 本発明の印刷機における排煙装置においては、エアナイ
フから印刷紙に吹き付けられる空気は、温度が適当であ
り、また、印刷インクの溶剤蒸気の濃度が低いので、印
刷紙と共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷
紙から剥離するエアナイフのナイフ効果が高く、また、
エアナイフから印刷紙に吹き付けられる空気によって印
刷インクの溶剤蒸気が凝縮して印刷紙や印刷機を汚すこ
とがない。
また、本発明の印刷機における排煙装置においては、冷
却レリンダに巻架する直前位置の印刷紙にエアナイフか
ら吹き付ける空気の流量ないし流速を増加させることが
できるので、冷却シリンダに巻架する直前位置の印刷紙
と共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙か
ら剥離するエアナイフのナイフ効果が高い。
結局、本発明の印刷機における」煙装置においては、悪
臭を放つ有害な印刷インクの溶剤蒸気が印刷機の周囲に
漂わず、作業環境が悪くならない。
〈実施例〉 本例の排煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷機は、
図面に示すように、印刷ローラ1の印刷紙送出側の後側
に箱形の乾燥室2を設け、乾燥室2の前側壁に横長長方
形状の入口3を、乾燥室2の後側壁に横長長方形状の出
[」4をそれぞれ設けて、乾燥室2内に、印刷ローラ1
から送り出されて印刷された帯状の印刷紙Pが入口3か
ら出口4に高速で通過する印刷紙通路5を形成している
乾燥室2内には、図面に示すように、乾燥室2を通過す
る帯状の印刷紙Pに熱風を吹き伺ける多数個のノズル6
を印刷紙通路5を挟んで上下の位置に千鳥状に設け、多
数個のノズル6から印刷紙Pの両面に吹き付ける熱風に
よって印刷紙Pの両面の印刷インクを乾燥する構成にし
ている。
また、乾燥室2の前側壁と乾燥室2内の前端のノズル6
の間には、図面に示すように、乾燥室2の前側壁の入「
13から送り込まれた帯状の印刷紙Pに熱風を吹きイ・
1ける2個のエアナイフ7を印刷紙通路5を挟んで上下
の対称位置に設け、2個のエアナイフ7から印刷紙Pの
両面に斜め前向きに吹き伺ける熱風によって、印刷紙P
と共に乾燥室2内に送り込まれる外気を印刷紙Pから剥
離する構成にしている。
乾燥室2内には、図面に示すように、乾燥室2内の熱風
を送風機8と加熱装置9を経て加熱して乾燥室2内の各
ノズル6と各エアナイフ7に再び供給する熱風路10を
設けている。
乾燥室?外には、図面に示すように、乾燥室?内の熱風
の一部を送風機11と浄化装置12を経て浄化して大気
に放出する浄化路13を設けている。
乾燥室2の後側壁のj]冒二14の後側には、図面に示
すように、乾燥室1を通過して加熱された帯状の印刷紙
Pが巻架する複数本の冷却シリンダ14を上ドの位置に
設け、複数本の冷却シリンダ14によって印刷紙Pの両
面を冷却する構成にし、乾燥室1を通過した帯状の印刷
紙Pが最初に巻架する上段の冷却シリンダ14を回転駆
動する構成にしている。
乾燥室2内の後端のノズル6と乾燥室2の後側壁の間に
は、図面に示すように、間仕切りしてエアナイフ室15
を構成し、エアナイフ室J5の前側壁に、乾燥室2の印
刷紙通路5が貫通する横長長方形状の入口16を設け、
乾燥室2の後側壁の出口4をエアナイフ室15の出口に
兼用し、乾燥室2内のノズル6によって熱風を吹き付け
られて乾燥した帯状の印刷紙Pがエアナイフ室15を高
速で通過する構成にし、乾燥室2のエアナイフ室15を
その前側壁の入1コ16によって乾燥室2に連通してい
る。
エアナイフ室15内には、図面に示すように、エアナイ
フ室15を通過する帯状の印刷紙Pに空気を吹き伺ける
4個のエアナイフ17をエアナイフ室15の印刷紙通路
5を挟んで上下の対称位置に設け、4個のエアナイフ1
7から印刷紙Pの両面に斜め前向きに吹き伺ける空気に
よって、印刷紙Pと共に移送される印刷インクの溶剤蒸
気の煙を印刷紙Pかも剥離する構成にしている。
また、図面に示すように、乾燥室2とエアナイフ室15
を通過して」−段の冷却シリンダ14に巻架する直前位
置の帯状の印刷紙Pに空気を吹き付ける2個のエアナイ
フ18を、乾燥室2と上段の冷却シリンダ14の間の印
刷紙通路5を挟んで上段の冷却シリンダ14の上側位置
と前側位置に設け、2個のエアナイフ18から印刷紙P
の両面に斜め前向きに吹き伺ける空気によって、印刷紙
Pと共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙
Pから剥離する構成にしている。
また、図面に示すように、エアナイフ室15内の空気を
送風機19を経てエアナイフ室15内の各エアナイフ1
7と上段冷却シリンダ14近接位置の各エアナイフ18
に供給する空気供給路20を設けている。
乾燥室2の後側壁と上段冷却シリンダ14近接位置のエ
アナイフ18の間には、図面に示すように、乾燥室2の
後側壁の出口4を入口に兼用する排煙室21を設け、排
煙室21の後側壁に、乾燥室2と上段の冷却シリンダ1
4の間の印刷紙通路5が貫通する横長長方形状の出口2
2を設け、工アナイフ室15を高速で通過した帯状の印
刷紙Pが排煙室21を高速で通過する構成にし、排煙室
21をその前側壁の入口4によってエアナイフ室15に
連通している。
排煙室21内には、図面に示すように 排煙室21を通
過する帯状の印刷紙Pと共に移送される印刷インクの溶
剤蒸気の煙を印刷紙Pから剥離する複数枚の剥離板23
を印刷紙通路5を挟んで−1−下の位置に設けている。
排煙室21の後側壁には、図面に示すように、排煙室2
1を高速で通過した帯状の印刷紙Pが高速で通過する角
筒部24を印刷紙通路5に沿って取すイ4け、角筒部2
4の後端−J−、部に、角筒部24を通過して1−段の
冷却シリンダ14に巻架する帯状の印刷紙Pの−に側を
覆う庇部25を印刷紙通路5に沿って連設し、排煙室2
1を通過して−1−段の冷却シリンダ14に巻架する帯
状の印刷紙Pを覆う覆い24.25を構成している。
また、図面に示すように、覆い24.25内の空気と排
煙室21内の空気を送風機26を経て乾燥室2に送る空
気路27を設けている。
なお、覆い24.25内の空気と排煙室21内の空気を
送風機26を経てエアナイフ室15に送る空気路を設け
てもよい。
本例の排煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷機にお
いては、印刷ローラlによって両面を印刷された帯状の
印刷紙Pが乾燥室2、エアナイフ室15と排煙室21及
び覆い24.25を高速で通過して冷却シリンダ14に
高速で巻架する。
一方、乾燥室2内の熱風が熱風路10を経て乾燥室2内
の名エアナイフ7と各ノズル6から、それぞれ、乾燥室
2を通過する帯状の印刷紙Pの両面に吹き付けられて、
印刷紙Pの両面の印刷インクが乾燥されて、印刷インク
の溶剤蒸気の煙が発生して印刷紙Pと共に移送される。
また、乾燥室2と連通したエアナイフ室15内の空気が
空気供給路20を経てエアナイフ室15内の各エアナイ
フ17と上段冷却シリンダ14近接位置の各エアナイフ
18から、それぞれ、帯状の印刷紙Pの両面に吹き付け
られて、印刷紙Pと共に移送される印刷インクの溶剤蒸
気の煙が印刷紙Pの両面から剥離される。
帯状の印刷紙Pは、移送速度が200〜400m / 
m i nの高速であり、乾燥室2を通過する時間が0
.2秒前後の短時間である。
エアナイフ室15内の空気は、温度が100〜130°
Cであり、印刷インクの溶剤蒸気の濃度が約100.P
pDllである。
これに対し、乾燥室2内のノズル6から吹き出る熱風は
、温度が約250°Cである。
また、乾燥室2内の熱風は、温度が180〜200°C
であり、印刷インクの溶剤蒸気の濃度が約1.OOOp
pmである。
即ち、エアナイフ室15内の空気は、乾燥室2内のノズ
ル6から吹き出る熱風の温度より低温であり、また、乾
燥室2内の熱風の温度より低温であり、かつ、印刷イン
クの溶剤蒸気が凝縮する温度より高温である。
更に、エアナイフ室15内の空気は、印刷インクの溶剤
蒸気のe度が乾燥室2内の熱風のそれより低い。
従って、各エアナイフ17.18から印刷紙Pに吹き付
けられる空気は、温度が適当であり、印刷インクの溶剤
蒸気の濃度が低いので、印刷紙Pと共に移送される印刷
インクの溶剤蒸気を印刷紙Pから剥離する各エアナイフ
17.18のナイフ効果が高く、また、各エアナイフ1
7.18から印刷紙Pに吹き伺けられる空気によって印
刷インクの溶剤蒸気が凝縮して印刷紙Pや印刷機を汚す
ことがない。
また、本例の排煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷
機においては、エアナイフ室15と排煙室21を通過し
て上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の印刷紙
Pにエアナイフ18から空気が吹き付けられて、印刷紙
Pと共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙が印刷紙
Pから剥離される。
−に段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の印刷紙
Pは、上段の冷却シリンダ14で支持されているので、
その印刷紙Pにエアナイフ18から吹き付ける空気の!
 3:ないし流速を増加させた場合、印刷紙Pの振動な
いし揺動が大きく増加することはなく、紙こずれの原因
とはならない。
従って、上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の
印刷紙Pにエアナイフ18から吹き伺ける空気は、流量
ないし流速を増加させることができ、上段の冷却シリン
ダ14に巻架する直前位置の印刷紙Pと共に移送さ・れ
る印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙Pから剥離するエ
アナイフ18のナイフ効果が高い。
なお、−に段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の
印刷紙Pから剥離された印刷インクの溶剤蒸気の煙は、
−上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の帯状の
印刷紙Pを覆う角筒部24と庇部25からなる覆い内の
空気と共に空気路27を経て乾燥室2に送られる。
結局、本例の刊煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷
機においては、悪臭を放つ有害な印刷インクの溶剤蒸気
が印刷機の周囲に漂わず、作業環境が悪くならない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例の排煙装置を備えた高速オフセ
ット輪転印刷機の概略図である。 2:乾燥室      6:ノズル 10:熱風路     14:冷却シリンダ15:エア
ナイフ室  17:エアナイフ】8:エアナイフ   
2o:空気供給路24 、25 +覆 い  27:空
気路P:印刷紙 特許出願人  近藤運輸機工株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 印刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室内に、そ
    の印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インクを乾燥
    するノズルを設け、 乾燥室内の熱風を加熱して乾燥室内のノズルに供給する
    熱風路を設けた印刷機において、乾燥室内のノズルによ
    って熱風を吹き付けられて乾燥した帯状の印刷紙が通過
    するエアナイフ室を乾燥室と連通して設け、 帯状の印刷紙が通過するエアナイフ室内に、その印刷紙
    に空気を吹き付けて印刷紙と共に移送される印刷インク
    の溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離するエアナイフを設け
    、 エアナイフ室内の空気をエアナイフ室内のエアナイフに
    供給する空気供給路を設けたことを特徴とする排煙装置
    。 2 印刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室内に、そ
    の印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インクを乾燥
    するノズルを設け、 乾燥室内の熱風を加熱して乾燥室内のノズルに供給する
    熱風路を設け、 乾燥室を通過して加熱された帯状の印刷紙が巻架して冷
    却される冷却シリンダを設けた印刷機において、 乾燥室を通過して冷却シリンダに巻架する直前位置の帯
    状の印刷紙に空気を吹き付けて印刷紙と共に移送される
    印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離するエアナ
    イフを設け、 乾燥室内の空気をエアナイフに供給する空気供給路を設
    け、 乾燥室を通過して冷却シリンダに巻架する直前位置の帯
    状の印刷紙の上側を覆う覆いを設け、覆い内の空気を乾
    燥室に送る空気路を設けたことを特徴とする排煙装置。 3 印刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室内に、そ
    の印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インクを乾燥
    するノズルを設け、 乾燥室内の熱風を加熱して乾燥室内のノズルに供給する
    熱風路を設け、 乾燥室を通過して加熱された帯状の印刷紙が巻架して冷
    却される冷却シリンダを設けた印刷機において、 乾燥室内のノズルと乾燥室外の冷却シリンダの間に、乾
    燥室内のノズルによって熱風を吹き付けられて乾燥した
    帯状の印刷紙が通過するエアナイフ室を乾燥室と連通し
    て設け、 帯状の印刷紙が通過するエアナイフ室内に、その印刷紙
    に空気を吹き付けて印刷紙と共に移送される印刷インク
    の溶剤蒸気の煙を印刷紙から剥離するエアナイフを設け
    、 また、乾燥室とエアナイフ室を通過して冷却シリンダに
    巻架する直前位置の帯状の印刷紙に空気を吹き付けて印
    刷紙と共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷
    紙から剥離するエアナイフを設け、 エアナイフ室内の空気をエアナイフ室内のエアナイフと
    冷却シリンダ近接位置のエアナイフに供給する空気供給
    路を設け、 乾燥室とエアナイフ室を通過して冷却シリンダに巻架す
    る直前位置の帯状の印刷紙の上側を覆う覆いを設け、 覆い内の空気を乾燥室又はエアナイフ室に送る空気路を
    設けたことを特徴とする排煙装置。
JP63097159A 1988-04-20 1988-04-20 印刷機における排煙装置 Expired - Lifetime JPH069919B2 (ja)

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