JPH069919B2 - 印刷機における排煙装置 - Google Patents

印刷機における排煙装置

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JPH069919B2
JPH069919B2 JP63097159A JP9715988A JPH069919B2 JP H069919 B2 JPH069919 B2 JP H069919B2 JP 63097159 A JP63097159 A JP 63097159A JP 9715988 A JP9715988 A JP 9715988A JP H069919 B2 JPH069919 B2 JP H069919B2
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、帯状の印刷紙を印刷して乾燥させる印刷機に
おいて、帯状の印刷紙と共に移送される印刷インクの溶
剤蒸気の煙を排除する装置に関する。
<従来の技術> 第1従来例 高速オフセット輪転印刷機は、印刷ローラを通過して印
刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室を設け、乾燥室
内に、印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インクを
乾燥する多数のノズルを印刷紙通路を挟んで設けてい
る。
乾燥室内のノズルと乾燥室の印刷紙出口の間には、印刷
紙に熱風を吹き付けて印刷紙から印刷インクの溶剤蒸気
の煙を剥離する複数のエアナイフを印刷紙通路を挟んで
設けている。
乾燥室内のノズルとエアナイフから吹き出した熱風を送
風機と加熱装置を経て加熱して乾燥室内のノズルとエア
ナイフに再び供給する熱風路を設けている。
また、乾燥室を通過して加熱された印刷紙が巻架して冷
却される冷却シリンダを設けている。
第2従来例 特開昭58−153654号公報に開示されているように、乾燥
室を通過して冷却シリンダに巻架する直前位置の印刷紙
に新鮮空気を吹き付けて印刷紙から印刷インクの溶剤蒸
気の煙を剥離するエアナイフを設け、乾燥室の印刷紙出
口とエアナイフの間に、エアナイフから吹き出した新鮮
空気が乾燥室に流入すると共に印刷紙が通過する筒状の
通路を設けている。
第3従来例 特開昭61−222743号公報に開示されているように、乾燥
室を通過して冷却シリンダに巻架する直前位置の印刷紙
に新鮮空気を吹き付けて印刷紙から印刷インクの溶剤蒸
気の煙を側方に剥離するエアナイフを設け、エアナイフ
の側方に、印刷インクの溶剤蒸気が霧になって含まれた
空気を吸引して浄化する装置を設けている。
<発明が解決しようとする課題> ところが、第1従来例においては、煙剥離用の熱風は、
印刷紙乾燥用の熱風と同じであり、温度が250℃位であ
って高温であるので、比重が低く、煙剥離効果が低い。
印刷インクの溶剤蒸気の煙が印刷紙と一緒に乾燥室から
流出して印刷機の周囲に漂う。
第2従来例と第3従来例においては、煙剥離用の風は、
新鮮空気であり、温度が室温の20℃位であって、印刷
インクの溶剤蒸気が凝縮する温度の40〜50℃より低いの
で、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮してタール化し、印刷
紙や印刷機を汚す。
第2従来例においては、煙や剥離した新鮮空気を乾燥室
に流入するので、乾燥室内の熱風の温度が低下し、乾燥
室内の熱風を印刷紙乾燥用の熱風にするために加熱する
熱量が多い。
第3従来例においては、印刷紙を乾燥させて熱風を浄化
する装置の外に、煙が霧になって含まれた空気を浄化す
る装置が必要になるので、設備費と運転費が高い。
本発明の目的は、上記のような従来の課題を解決するこ
とである。
<課題を解決するための手段> 本発明は、印刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室内
に、印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インクを乾
燥するノズルを設け、乾燥室内の熱風を加熱して乾燥室
内のノズルに供給する熱風路を設けた印刷機において、 乾燥室内のノズルによって熱風を吹き付けられて乾燥し
た印刷紙が通過するエアナイフ室を乾燥室と連通して設
け、エアナイフ室内の空気を印刷紙乾燥用の熱風程には
高温ではなく、また、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮する
程には低温ではない温度にする構成にし、 エアナイフ室内に、印刷紙に空気を吹き付けて印刷紙か
ら印刷インクの溶剤蒸気の煙を剥離するエアナイフを設
け、エアナイフ室内の空気をエアナイフ室内のエアナイ
フに供給する空気供給路を設けたことを特徴とする排煙
装置である。
また、本発明は、印刷された帯状の印刷紙が通過する乾
燥室内に、印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷イン
クを乾燥するノズルを設け、乾燥室内の熱風を加熱して
乾燥室内のノズルに供給する熱風路を設け、乾燥室を通
過して加熱された印刷紙が巻架して冷却される冷却シリ
ンダを設けた印刷紙において、 乾燥室内のノズルと乾燥室外の冷却シリンダの間に、乾
燥室内のノズルによって熱風を吹き付けられて乾燥した
印刷紙が通過するエアナイフ室を乾燥室と連通して設
け、エアナイフ室内の空気を印刷紙乾燥用の熱風程には
高温ではなく、また、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮する
程には低温ではない温度にする構成にし、 エアナイフ室内に、印刷紙に空気を吹き付けて印刷紙か
ら印刷インクの溶剤蒸気の煙を剥離するエアナイフを設
け、乾燥室とエアナイフ室を通過して冷却シリンダに巻
架する直前位置の印刷紙に空気を吹き付けて印刷紙から
印刷インクの溶剤蒸気の煙を剥離するエアナイフを設
け、 エアナイフ室内の空気をエアナイフ室内のエアナイフと
冷却シリンダ近接位置のエアナイフに供給する空気供給
路を設け、乾燥室とエアナイフ室を通過して冷却シリン
ダに巻架する直前位置の印刷紙の上側を覆う覆いを設
け、覆い内の空気を乾燥室又はエアナイフ室に送る空気
路を設けたことを特徴とする排煙装置である。
<作 用> 本発明においては、煙剥離用の風は、エアナイフ室内の
空気であり、印刷紙乾燥用の熱風程には高温ではなく、
また、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮する程には低温では
ない。
従って、煙剥離効果が高く、また、印刷インクの溶剤蒸
気が凝縮してタール化しない。
また、煙を剥離した空気がエアナイフ室を経て又は経ず
に乾燥室に流入するが、この空気は、新鮮空気程には低
温ではないので、第2従来例とは異なり、乾燥室内の熱
風の温度が低下しない。
また、煙を剥離した空気が乾燥室に流入するので、この
空気を、印刷紙を乾燥させた熱風と一緒に浄化すること
ができ、第3従来例とは異なり、煙を剥離した空気専用
の浄化装置を必要としない。
<発明の効果> 本発明においては、煙剥離効果が高いので、印刷インク
の溶剤蒸気の煙が印刷機の周囲に漂わない。また、印刷
インクの溶剤蒸気が凝縮してタール化しないので、印刷
紙や印刷機が汚れない。
また、第2従来例とは異なり、乾燥室内の熱風の温度が
低下しないので、乾燥室内の熱風を印刷紙乾燥用の熱風
にするために加熱する熱量が多くない。
また、第3従来例とは異なり、煙を剥離した空気専用の
浄化装置を必要としないので、設備費と運転費が高くな
い。
<実施例> 本例の排煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷機は、
図面に示すように、印刷ローラ1の印刷紙送出側の後側
に箱形の乾燥室2を設け、乾燥室2の前側壁に横長長方
形状の入口3を、乾燥室2の後側壁に横長長方形状の出
口4をそれぞれ設けて、乾燥室2内に、印刷ローラ1か
ら送り出されて印刷された帯状の印刷紙Pが入口3から
出口4に高速で通過する印刷紙通路5を形成している。
乾燥室2内には、図面に示すように、乾燥室2を通過す
る帯状の印刷紙Pに熱風を吹き付ける多数個のノズル6
を印刷紙通路5を挟んで上下の位置に千鳥状に設け、多
数個のノズル6から印刷紙Pの両面に吹き付ける熱風に
よって印刷紙Pの両面の印刷インクを乾燥する構成にし
ている。
また、乾燥室2の前側壁と乾燥室2内の前端のノズル6
の間には、図面に示すように、乾燥室2の前側壁の入口
3から送り込まれた帯状の印刷紙Pに熱風を吹き付ける
2個のエアナイフ7を印刷紙通路5を挟んで上下の対称
位置に設け、2個のエアナイフ7から印刷紙Pの両面に
斜め前向きに吹き付ける熱風によって、印刷紙Pと共に
乾燥室2内に送り込まれる外気を印刷紙Pから剥離する
構成にしている。
乾燥室2内には、図面に示すように、乾燥室2内の熱風
を送風機8と加熱装置9を経て加熱して乾燥室2の各ノ
ズル6と各エアナイフ7に再び供給する熱風路10を設
けている。
乾燥室2外には、図面に示すように、乾燥室2内の熱風
の一部を送風機11と浄化装置12を経て浄化して大気
に放出する浄化路13を設けている。
乾燥室2の後側壁の出口4の後側には、図面に示すよう
に、乾燥室1を通過して加熱された帯状の印刷紙Pが巻
架する複数本の冷却シリンダ14を上下の位置に設け、
複数本の冷却シリンダ14によって印刷紙Pの両面を冷
却する構成にし、乾燥室1を通過した帯状の印刷紙Pが
最初に巻架する上段の冷却シリンダ14を回転駆動する
構成にしている。
乾燥室2内の後端のノズル6と乾燥室2の後側壁の間に
は、図面に示すように、間仕切りしてエアナイフ室15
を構成し、エアナイフ室15の前側壁に、乾燥室2の印
刷紙通路5が貫通する横長長方形状の入口16を設け、
乾燥室2の後側壁の出口4をエアナイフ室15の出口に
兼用し、乾燥室2内のノズル6によって熱風を吹き付け
られて乾燥した帯状の印刷紙Pがエアナイフ室15を高
速で通過する構成にし、乾燥室2のエアナイフ室15を
その前側壁の入口16によって乾燥室2に連通してい
る。
エアナイフ室15内には、図面に示すように、エアナイ
フ室15を通過する帯状の印刷紙Pに空気を吹き付ける
4個のエアナイフ17をエアナイフ室15の印刷紙通路
5を挟んで上下の対称位置に設け、4個のエアナイフ1
7から印刷紙Pの両面に斜め前向きに吹き付ける空気に
よって、印刷紙Pと共に移送される印刷インクの溶剤蒸
気の煙を印刷紙Pから剥離する構成にしている。
また、図面に示すように、乾燥室2とエアナイフ室15
を通過して上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置
の帯状の印刷紙Pに空気を吹き付ける2個のエアナイフ
18を、乾燥室2と上段の冷却シリンダ14の間の印刷
紙通路5を挟んで上段の冷却シリンダ14の上側位置と
前側位置に設け、2個のエアナイフ18から印刷紙Pの
両面に斜め前向きに吹き付ける空気によって、印刷紙P
と共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙P
から剥離する構成にしている。
また、図面に示すように、エアナイフ室15内の空気を
送風機19を経てエアナイフ室15内の各エアナイフ1
7と上段冷却シリンダ14近接位置の各エアナイフ18
に供給する空気供給路20を設けている。
乾燥室2の後側壁と上段冷却シリンダ14近接位置のエ
アナイフ18の間には、図面に示すように、乾燥室2の
後側壁の出口4を入口に兼用する排煙室21を設け、排
煙室21の後側壁に、乾燥室2と上段の冷却シリンダ1
4の間の印刷紙通路5が貫通する横長長方形状の出口2
2を設け、エアナイフ室15を高速で通過した帯状の印
刷紙Pが排煙室21を高速で通過する構成にし、排煙室
21をその前側壁の入口4によってエアナイフ室15に
連通している。
排煙室21内には、図面に示すように、排煙室21を通
過する帯状の印刷紙Pと共に移送される印刷インクの溶
剤蒸気の煙を印刷紙Pから剥離する複数枚の剥離反23
を印刷紙通路5を挟んで上下の位置に設けている。
排煙室21の後側壁では、図面に示すように、排煙室2
1を高速で通過した帯状の印刷紙Pが高速で通過する角
筒部24を印刷紙通過5に沿って取り付け、角筒部24
の後端上部に、角筒部24を通過して上段の冷却シリン
ダ14に巻架する帯状の印刷紙Pの上側を覆う庇部25
を印刷紙通路5に沿って連設し、排煙室21を通過して
上段の冷却シリンダ14に巻架する帯状の印刷紙Pを覆
う覆い24,25を構成している。
また、図面に示すように、覆い24,25内の空気と排
煙室21内の空気を送風機26を経て乾燥室2に送る空
気路27を設けている。
なお、覆い24,25内の空気と排煙室21内の空気を
送風機26を経てエアナイフ室15に送る空気路を設け
てもよい。
本例の排煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷機にお
いては、印刷ローラ1によって両面を印刷された帯状の
印刷紙Pが乾燥室2、エアナイフ室15と排煙室21及
び覆い24,25を高速で通過して冷却シリンダ14に
高速で巻架する。
一方、乾燥室2内の熱風が熱風路10を経て乾燥室2内
の各エアナイフ7と各ノズル6から、それぞれ、乾燥室
2を通過する帯状の印刷紙Pの両面に吹き付けられて、
印刷紙Pの両面の印刷インクが乾燥されて、印刷インク
の溶剤蒸気の煙が発生して印刷紙Pと共に移送される。
また、乾燥室2と連通したエアナイフ室15内の空気が
空気供給路20を経てエアナイフ室15内の各エアナイ
フ17と上段冷却シリンダ14近接位置の各エアナイフ
18から、それぞれ、帯状の印刷紙Pの両面に吹き付け
られて、印刷紙Pと共に移送される印刷インクの溶剤蒸
気の煙が印刷紙Pの両面から剥離される。
帯状の印刷紙Pは、移送速度が200〜400m/mi
nの高速であり、乾燥室2を通過する時間が、0.2秒
前後の短時間である。
エアナイフ室15内の空気は、温度が100〜130℃
であり、印刷インクの溶剤蒸気の濃度が約100ppm
である。
これに対し、乾燥室2内のノズル6から吹き出る熱風
は、温度が約250℃である。
また、乾燥室2内の熱風は、温度が180〜200℃で
あり、印刷インクの溶剤蒸気の濃度が約1,000pp
mである。
即ち、エアナイフ室15内の空気は、乾燥室2内のノズ
ル6から吹き出る熱風の温度より低温であり、また、乾
燥室2内の熱風の温度より低温であり、かつ、印刷イン
クの溶剤蒸気が凝縮する温度より高温である。
更に、エアナイフ室15内の空気は、印刷インクの溶剤
蒸気の濃度が乾燥室2内の熱風のそれより低い。
従って、各エアナイフ17,18から印刷紙Pに吹き付
けられる空気は、温度が適当であり、印刷インクの溶剤
蒸気の濃度が低いので、印刷紙Pと共に移送される印刷
インクの溶剤蒸気を印刷紙Pから剥離する各エアナイフ
17,18のナイフ効果が高く、また、各エアナイフ1
7,18から印刷紙Pに吹き付けられる空気によって印
刷インクの溶剤蒸気が凝縮して印刷紙Pや印刷機を汚す
ことがない。
また、本例の排煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷
機においては、エアナイフ室15と排煙室21を通過し
て上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の矢印P
にエアナイフ18から空気が吹き付けられて、印刷紙P
と共に移送される印刷インクの溶剤蒸気の煙が印刷紙P
から剥離される。
上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の印刷紙P
は、上段の冷却シリンダ14で指示されているので、そ
の印刷紙Pにエアナイフ18から吹き付ける空気の流量
ないし流速を増加させた場合、印刷紙Pの振動ないし揺
動が大きく増加することはなく、紙こすれの原因とはな
らない。
従って、上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の
印刷紙Pにエアナイフ18から吹き付ける空気は、流量
ないし流速を増加させることができ、上段の冷却シリン
ダ14に巻架する直前位置の印刷紙Pと共に移送される
印刷インクの溶剤蒸気の煙を印刷紙Pから剥離するエア
ナイフ18のナイフ効果が高い。
なお、上段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の印
刷紙Pから剥離された印刷インクの溶剤蒸気の煙は、上
段の冷却シリンダ14に巻架する直前位置の帯状の印刷
紙Pを覆う角筒部24と庇部25からなる覆い内の空気
と共に空気路27を経て乾燥室2に送られる。
結局、本例の排煙装置を備えた高速オフセット輪転印刷
機においては、悪臭を放つ有害な印刷インクの溶剤蒸気
が印刷機の周囲に漂わず、作業環境が悪くならない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の実施例の排煙装置を備えた高速オフセ
ット輪転印刷機の概略図である。 2:乾燥室 6:ノズル 10:熱風路 14:冷却シリンダ 15:エアナイフ室 17:エアナイフ 18:エアナイフ 20:空気供給路 24,25:覆 い 27:空気路 P:印刷紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室
    内に、印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インクを
    乾燥するノズルを設け、乾燥室内の熱風を加熱して乾燥
    室内のノズルに供給する熱風路を設けた印刷機におい
    て、 乾燥室内のノズルによって熱風を吹き付けられて乾燥し
    た印刷紙が通過するエアナイフ室を乾燥室と連通して設
    け、エアナイフ室内の空気を印刷紙乾燥用の熱風程には
    高温ではなく、また、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮する
    程には低温ではない温度にする構成にし、 エアナイフ室内に、印刷紙に空気を吹き付けて印刷紙か
    ら印刷インクの溶剤蒸気の煙を剥離するエアナイフを設
    け、エアナイフ室内の空気をエアナイフ室内のエアナイ
    フに供給する空気供給路を設けたことを特徴とする排煙
    装置。
  2. 【請求項2】印刷された帯状の印刷紙が通過する乾燥室
    内に、印刷紙に熱風を吹き付けて印刷紙の印刷インクを
    乾燥するノズルを設け、乾燥室内の熱風を加熱して乾燥
    室内のノズルに供給する熱風路を設け、乾燥室を通過し
    て加熱された印刷紙が巻架して冷却される冷却シリンダ
    を設けた印刷機において、 乾燥室内のノズルと乾燥室外の冷却シリンダの間に、乾
    燥室内のノズルによって熱風を吹き付けられて乾燥した
    印刷紙が通過するエアナイフ室を乾燥室と連通して設
    け、エアナイフ室内の空気を印刷紙乾燥用の熱風程には
    高温ではなく、また、印刷インクの溶剤蒸気が凝縮する
    程には低温ではない温度にする構成にし、 エアナイフ室内に、印刷紙に空気を吹き付けて印刷紙か
    ら印刷インクの溶剤蒸気の煙を剥離するエアナイフを設
    け、乾燥室とエアナイフ室を通過して冷却シリンダに巻
    架する直前位置の印刷紙に空気を吹き付けて印刷紙から
    印刷インクの溶剤蒸気の煙を剥離するエアナイフを設
    け、 エアナイフ室内の空気をエアナイフ室内のエアナイフと
    冷却シリンダ近接位置のエアナイフに供給する空気供給
    路を設け、乾燥室とエアナイフ室を通過して冷却シリン
    ダに巻架する直前位置の印刷紙の上側を覆う覆いを設
    け、覆い内の空気を乾燥室又はエアナイフ室に送る空気
    路を設けたことを特徴とする排煙装置。
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