JPS61206655A - オフセツト印刷機用乾燥装置 - Google Patents
オフセツト印刷機用乾燥装置Info
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- JPS61206655A JPS61206655A JP4805885A JP4805885A JPS61206655A JP S61206655 A JPS61206655 A JP S61206655A JP 4805885 A JP4805885 A JP 4805885A JP 4805885 A JP4805885 A JP 4805885A JP S61206655 A JPS61206655 A JP S61206655A
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- solvent
- roller
- paper
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F23/00—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing
- B41F23/04—Devices for treating the surfaces of sheets, webs, or other articles in connection with printing by heat drying, by cooling, by applying powders
- B41F23/0483—Drying combined with cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は印刷装置に係り、特にオフセット印刷機の乾燥
装置に関する。
装置に関する。
(従来技術及びその問題点)
従来技術を第5図を参照して説明する。
オフセラミ−輪転印刷機の印tiill後の乾燥段階で
、印刷紙は加熱されてその紙面の印刷インキの溶剤を蒸
気の形で放出して乾燥するが、この溶剤の蒸気が印刷紙
にJ:って次々に乾燥機外に連れ出されやがて冷却ロー
ラーに達し、凝縮し′C液体に戻り、液体になった溶剤
が印刷紙面のインキを溶か寸ために紙面の印刷画線が汚
される。
、印刷紙は加熱されてその紙面の印刷インキの溶剤を蒸
気の形で放出して乾燥するが、この溶剤の蒸気が印刷紙
にJ:って次々に乾燥機外に連れ出されやがて冷却ロー
ラーに達し、凝縮し′C液体に戻り、液体になった溶剤
が印刷紙面のインキを溶か寸ために紙面の印刷画線が汚
される。
これを防ぐために従来から乾燥113の内部を負圧にづ
−るとともに乾燥機出口に工A7−ナイフ67を設【プ
ているが前記不具合を防ぎ得4丁い。その原因は、乾燥
機3のケーシング3aに形成された印刷紙引出口4(以
下出口という)の近傍には、印刷紙2に随伴する溶剤蒸
気の気流Bど、減圧されている乾燥機の中に流入する空
気の流れAどが01存し、ケーシング3aの内側にエヤ
ーナイフ67゜67を設(プているが空気の流れBを完
全になくづことができないためである。印刷紙2によっ
て連れ出された蒸発溶剤は乾燥機の下流側に設けられた
冷II o−クー上に析出して、その析出溶剤が乾燥の
完了した印刷紙の表面のインキを溶かずために印刷紙表
面に汚れを生じさせる。
−るとともに乾燥機出口に工A7−ナイフ67を設【プ
ているが前記不具合を防ぎ得4丁い。その原因は、乾燥
機3のケーシング3aに形成された印刷紙引出口4(以
下出口という)の近傍には、印刷紙2に随伴する溶剤蒸
気の気流Bど、減圧されている乾燥機の中に流入する空
気の流れAどが01存し、ケーシング3aの内側にエヤ
ーナイフ67゜67を設(プているが空気の流れBを完
全になくづことができないためである。印刷紙2によっ
て連れ出された蒸発溶剤は乾燥機の下流側に設けられた
冷II o−クー上に析出して、その析出溶剤が乾燥の
完了した印刷紙の表面のインキを溶かずために印刷紙表
面に汚れを生じさせる。
J゛だ、印刷紙によって連れ出される溶剤は既に乾燥機
内で蒸発したものであるが、前記印刷紙に印刷されたイ
ンキの層の溶剤のうち、前記乾燥機の中で蒸発散逸する
のは前記インキ層の表層に含まれる分にすぎず、このイ
ンキ層深部の溶剤及び印刷紙にしみ込んだ溶剤は、印刷
紙が乾燥機から出て冷7J]ローラーに到達するまでの
間も、印刷紙の余熱によってインキ層及び印刷紙の中で
の気相拡散を続けて表面に移行し、これが冷却ローラー
特に最上流側の第1冷却ローラーによって表面側から急
冷されるので前記残留溶剤がインキ層表面及び印刷紙表
面に集まって凝縮し、そのために前記TI5留する溶剤
が比較的微量であるにもかかわらず印刷画線のにじみや
紙面の汚れがひどくなる。
内で蒸発したものであるが、前記印刷紙に印刷されたイ
ンキの層の溶剤のうち、前記乾燥機の中で蒸発散逸する
のは前記インキ層の表層に含まれる分にすぎず、このイ
ンキ層深部の溶剤及び印刷紙にしみ込んだ溶剤は、印刷
紙が乾燥機から出て冷7J]ローラーに到達するまでの
間も、印刷紙の余熱によってインキ層及び印刷紙の中で
の気相拡散を続けて表面に移行し、これが冷却ローラー
特に最上流側の第1冷却ローラーによって表面側から急
冷されるので前記残留溶剤がインキ層表面及び印刷紙表
面に集まって凝縮し、そのために前記TI5留する溶剤
が比較的微量であるにもかかわらず印刷画線のにじみや
紙面の汚れがひどくなる。
また、印刷機に残留する溶剤の量は、印刷用紙、印刷イ
ンキの種類、印刷絵柄の量、及び印刷速痕と密接な関係
があるために、前記第1冷N1ローラーの冷却量を規制
することが困難である。
ンキの種類、印刷絵柄の量、及び印刷速痕と密接な関係
があるために、前記第1冷N1ローラーの冷却量を規制
することが困難である。
そこで、本発明は、前記不具合を除去し、前記乾燥機か
ら印刷紙と共に流出する溶剤蒸気を乾燥機の出口の近傍
で前記乾燥機に強制還流させ、且つ印刷紙の冷却速度を
調節して溶剤凝縮の印刷紙への表面集中を緩和すると共
に、溶剤が前記表面で凝縮してもこれを印刷画線及び印
刷紙に付着させないようにするためのオフセット印刷機
の乾燥装置を提供することを目的とする。
ら印刷紙と共に流出する溶剤蒸気を乾燥機の出口の近傍
で前記乾燥機に強制還流させ、且つ印刷紙の冷却速度を
調節して溶剤凝縮の印刷紙への表面集中を緩和すると共
に、溶剤が前記表面で凝縮してもこれを印刷画線及び印
刷紙に付着させないようにするためのオフセット印刷機
の乾燥装置を提供することを目的とする。
前記目的は、印刷機の乾燥機の印刷紙出口近傍に設けら
れ、印刷紙にJ:つで連れ出された溶剤蒸気を前記乾燥
機の中に戻す溶剤流出防止装置と、水を霧にして前記乾
燥機から印刷紙に吹き付【プる噴霧装置と、前記印刷紙
を巻き付けて冷却する長さを自由に調節し得る可変冷却
ローラー装置とを有するオフセット印刷機用乾燥装置に
よって達成される。
れ、印刷紙にJ:つで連れ出された溶剤蒸気を前記乾燥
機の中に戻す溶剤流出防止装置と、水を霧にして前記乾
燥機から印刷紙に吹き付【プる噴霧装置と、前記印刷紙
を巻き付けて冷却する長さを自由に調節し得る可変冷却
ローラー装置とを有するオフセット印刷機用乾燥装置に
よって達成される。
以下、図によって本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に基づく乾燥装置の縦断面図である。前
記乾燥装置1は乾燥機3の出口4の近傍に設りられ、印
刷紙2が^t1記出口4から連れ出J印刷インキの溶剤
蒸気5を前記乾燥機3の中に還流させる溶剤流出防止装
置6と、この溶剤流出防止装「76の下流側に設(づら
れて、前記印刷紙20)少なくとも片側表面、好ましく
は上下両面に水を霧にして吹きかりる噴霧装置7と、こ
の噴霧装rj7の下流側に設(Jられて前記印刷紙を巻
取冷)nする可変冷741ローラー装置8より成る。
記乾燥装置1は乾燥機3の出口4の近傍に設りられ、印
刷紙2が^t1記出口4から連れ出J印刷インキの溶剤
蒸気5を前記乾燥機3の中に還流させる溶剤流出防止装
置6と、この溶剤流出防止装「76の下流側に設(づら
れて、前記印刷紙20)少なくとも片側表面、好ましく
は上下両面に水を霧にして吹きかりる噴霧装置7と、こ
の噴霧装rj7の下流側に設(Jられて前記印刷紙を巻
取冷)nする可変冷741ローラー装置8より成る。
前記溶剤流出防止装置6は熱風にJ:っで印刷紙面」−
を乾燥させるボックス状の乾燥機の内部で気化した印刷
インキの蒸気5を吸入する吸入ノズル10.10と、前
記吸入ノズル10に吸入管11を介しC接続される吹付
ノズル14.14J:り成る。前記蒸気5は乾燥機3の
ケーシング3aに形成したスリット状の出口4から印刷
紙2によって連れ出される。前記吹伺ノズル14 G;
i発熱体例えば電気ヒーター15を内蔵する。
を乾燥させるボックス状の乾燥機の内部で気化した印刷
インキの蒸気5を吸入する吸入ノズル10.10と、前
記吸入ノズル10に吸入管11を介しC接続される吹付
ノズル14.14J:り成る。前記蒸気5は乾燥機3の
ケーシング3aに形成したスリット状の出口4から印刷
紙2によって連れ出される。前記吹伺ノズル14 G;
i発熱体例えば電気ヒーター15を内蔵する。
前記印刷紙2は乾燥機3の中からその出口4を通り、矢
印の方向に送られて冷却ローラー8に至る。hO記吸入
ノズル10及び吹付ノズル17Iは印刷紙の紙面の表側
と裏側に隣接し、吸入ノズル10は前記出口4に比較的
近く、吹付ノズル1/Iは吸入ノズル10ど出口4との
間に配設される。
印の方向に送られて冷却ローラー8に至る。hO記吸入
ノズル10及び吹付ノズル17Iは印刷紙の紙面の表側
と裏側に隣接し、吸入ノズル10は前記出口4に比較的
近く、吹付ノズル1/Iは吸入ノズル10ど出口4との
間に配設される。
前記吸入ノズル10は印刷紙2に随伴する蒸気5を吸入
する吸入口17と、の吸入口17を回転自在に支持する
と共に吸入管11に接続する中空の円筒部19にり成る
。この円筒部1つはその一方の端部が閉塞されると共に
回転自在に支持され、他方のIjgj部が開口され、こ
の開口部が吸入管11に回転可能に接続される。
する吸入口17と、の吸入口17を回転自在に支持する
と共に吸入管11に接続する中空の円筒部19にり成る
。この円筒部1つはその一方の端部が閉塞されると共に
回転自在に支持され、他方のIjgj部が開口され、こ
の開口部が吸入管11に回転可能に接続される。
前記吸入口17は扁平で印刷紙2の紙1]とほば同じ[
i]を有し、前記円筒部19の端部から概ね半径方向に
、口つ乾燥機の出11/Iの側に傾斜するように、印刷
紙2の紙面の近くまで延びる。この傾斜角度及び印刷紙
面までの距離は、吸入口17が固定されている円筒部1
9を回転さけて調節する。
i]を有し、前記円筒部19の端部から概ね半径方向に
、口つ乾燥機の出11/Iの側に傾斜するように、印刷
紙2の紙面の近くまで延びる。この傾斜角度及び印刷紙
面までの距離は、吸入口17が固定されている円筒部1
9を回転さけて調節する。
前記送風機12は従来型の送風機を使用することができ
、吹付ノズル14への送風圧力を溜めるだめに遠心送風
型とするのが好ましい。この送風[12の吸気口20は
前記吸入管10の端部に接続され、排気口21は送風管
13に接続される。
、吹付ノズル14への送風圧力を溜めるだめに遠心送風
型とするのが好ましい。この送風[12の吸気口20は
前記吸入管10の端部に接続され、排気口21は送風管
13に接続される。
前記送風機12は吸入ノズル10に印刷紙面の溶剤蒸気
を吸入させ、吸入された溶剤蒸気を吸引し、加圧して吹
付ノズル14に送る。
を吸入させ、吸入された溶剤蒸気を吸引し、加圧して吹
付ノズル14に送る。
前記円筒部22、吹付口23、及び電気ヒーター15は
印刷紙2の紙r1]とほぼ同じ艮ざを有し、吹イ102
3は扁平な形状を有し、円筒部22から乾燥機の出口4
の側に傾斜して印刷紙2の紙面の近くまで延びる。この
吹付口23の熱線吹付速度、傾斜角度、印刷紙面までの
距離、及び乾燥機出口3までの距離は、前記吹付口23
から吹き出される熱風が、乾燥機出口3から出された直
後の印刷紙にまとわり付いている溶剤蒸気を印刷紙面か
ら剥ぎ取り且つ巻ぎ込みながら乾燥機出口3の中に吹き
込み得るように設定される。そのために、吹付口23の
印刷紙面までの距離[及び乾燥機出口3までの距離を短
くするとともに、吹付口23を乾燥機出口3側に傾斜さ
せる。前記傾斜角度は吹イ」口23を回転ざUて調節す
ることができる。
印刷紙2の紙r1]とほぼ同じ艮ざを有し、吹イ102
3は扁平な形状を有し、円筒部22から乾燥機の出口4
の側に傾斜して印刷紙2の紙面の近くまで延びる。この
吹付口23の熱線吹付速度、傾斜角度、印刷紙面までの
距離、及び乾燥機出口3までの距離は、前記吹付口23
から吹き出される熱風が、乾燥機出口3から出された直
後の印刷紙にまとわり付いている溶剤蒸気を印刷紙面か
ら剥ぎ取り且つ巻ぎ込みながら乾燥機出口3の中に吹き
込み得るように設定される。そのために、吹付口23の
印刷紙面までの距離[及び乾燥機出口3までの距離を短
くするとともに、吹付口23を乾燥機出口3側に傾斜さ
せる。前記傾斜角度は吹イ」口23を回転ざUて調節す
ることができる。
前記電気ヒーターは細長い形状であり、従来の電気ヒー
ター例えばシーズ管を使用できる。
ター例えばシーズ管を使用できる。
第2図は前記噴霧装置の平面図である。前記第1図及び
第2図において噴霧装置7は、オフセット印刷機の乾燥
機3から冷却ローラー8に送られる印刷紙2の上下及び
左右に配設されてこの印刷紙2に水を霧29にして吹き
付ける噴霧ノズル30と、この噴霧ノズル30及び通水
路31の支持部材即ち管32と、前記通水路31を給水
源例えば上水通管(図示せず)に接続する給水管33よ
り成る。
第2図において噴霧装置7は、オフセット印刷機の乾燥
機3から冷却ローラー8に送られる印刷紙2の上下及び
左右に配設されてこの印刷紙2に水を霧29にして吹き
付ける噴霧ノズル30と、この噴霧ノズル30及び通水
路31の支持部材即ち管32と、前記通水路31を給水
源例えば上水通管(図示せず)に接続する給水管33よ
り成る。
前記噴霧ノズル30は前記印刷紙2の上下に配設される
ノズル308.30aと、前記印刷紙2の左右に配設さ
れるノズル30b、30bとを組み合わせて成り、前記
各ノズル30a、30bは従来型の噴霧用ノズルチップ
を有し、このノズルチップは前記通水路31から供給さ
れる水を無数の微粒即ち霧にしてほぼ円錐形に噴出する
。
ノズル308.30aと、前記印刷紙2の左右に配設さ
れるノズル30b、30bとを組み合わせて成り、前記
各ノズル30a、30bは従来型の噴霧用ノズルチップ
を有し、このノズルチップは前記通水路31から供給さ
れる水を無数の微粒即ち霧にしてほぼ円錐形に噴出する
。
前記上下のノズル30aは前記霧29を前記印刷紙4の
紙中一杯にほぼ均一に吹き伺4TJ−15するように印
刷紙2の紙面から離間され、前記上下のノズル30aは
印刷紙2の紙中に応じて1個又は2個以」−使用する。
紙中一杯にほぼ均一に吹き伺4TJ−15するように印
刷紙2の紙面から離間され、前記上下のノズル30aは
印刷紙2の紙中に応じて1個又は2個以」−使用する。
ノズル30aを2個以」−使用する場合は印刷紙面及び
冷却ローラー8の回転軸(こ平行な線」−にほぼ等間隔
に配設づる。
冷却ローラー8の回転軸(こ平行な線」−にほぼ等間隔
に配設づる。
前記印刷紙の側方のノズル30bは前記霧29を前記印
刷紙の紙l]一杯にほぼ均一に吹き付は得るように、印
刷紙2の側縁から成る程度離間され、且つ、印刷紙面に
対して斜上および斜下から前記印刷紙の側縁に対して所
定の角度をなづ方向に前記霧29を吹き付()るように
配設される。前記側方のノズル30bは前記印刷紙2の
側方斜上の片側又は両側及び側方斜下の片側又は両側に
各1個以上配設される。
刷紙の紙l]一杯にほぼ均一に吹き付は得るように、印
刷紙2の側縁から成る程度離間され、且つ、印刷紙面に
対して斜上および斜下から前記印刷紙の側縁に対して所
定の角度をなづ方向に前記霧29を吹き付()るように
配設される。前記側方のノズル30bは前記印刷紙2の
側方斜上の片側又は両側及び側方斜下の片側又は両側に
各1個以上配設される。
前記支持及び給水用の管31は前記印刷紙2を横断1ノ
で延び、印刷紙面及び冷却ローラーの軸に平行に且つ回
転しないように両端部が固定され、一方の端部が給水管
32に接続される。60記管31の縦通孔は前記噴霧ノ
ズル30a、30bへの噴霧用水通水路を形成している
。
で延び、印刷紙面及び冷却ローラーの軸に平行に且つ回
転しないように両端部が固定され、一方の端部が給水管
32に接続される。60記管31の縦通孔は前記噴霧ノ
ズル30a、30bへの噴霧用水通水路を形成している
。
第3図は前記可変冷却ローラー装置8の拡大部分断面図
斜視図である。第1図及び第3図において可変冷却ロー
ラー装置8は、乾燥機3から出た印刷紙2を冷却する複
数のローラー41乃至44より成り、このローラー41
乃至714の第1ローラー41、第3ローラー43、及
び第4ローラー44は両端部がローラーフレーム40に
回転自在支持された固定ローラーであり、第2ローラー
42は両端部がレバー45に回転自在に担持され、この
レバー45と共に移動し得る移動自在の冷却ローラーで
ある。この第2ローラー42は、その軸46に取り付り
られたプーリー47、前記レバー45に回転自在に支持
されたプーリー48、前記両プーリー47.48に係合
するノンスリップベルト/49、及び前記プーリー48
と駆動装置(図示けず)に係合するノンスリップベルト
50によって回転される。
斜視図である。第1図及び第3図において可変冷却ロー
ラー装置8は、乾燥機3から出た印刷紙2を冷却する複
数のローラー41乃至44より成り、このローラー41
乃至714の第1ローラー41、第3ローラー43、及
び第4ローラー44は両端部がローラーフレーム40に
回転自在支持された固定ローラーであり、第2ローラー
42は両端部がレバー45に回転自在に担持され、この
レバー45と共に移動し得る移動自在の冷却ローラーで
ある。この第2ローラー42は、その軸46に取り付り
られたプーリー47、前記レバー45に回転自在に支持
されたプーリー48、前記両プーリー47.48に係合
するノンスリップベルト/49、及び前記プーリー48
と駆動装置(図示けず)に係合するノンスリップベルト
50によって回転される。
前記レバー45は前記プーリー48と同軸の中心軸51
(固定)を中心として回転自在であり、−11= このレバー45は任意の角度位置に固定することができ
、この中心軸51は前記フレーム40に支持される。
(固定)を中心として回転自在であり、−11= このレバー45は任意の角度位置に固定することができ
、この中心軸51は前記フレーム40に支持される。
前記第1乃至第4ローラー41乃至44内には冷却水が
供給され、この冷却水にJ:って各ローラー面が冷却さ
れる。
供給され、この冷却水にJ:って各ローラー面が冷却さ
れる。
前記第1乃至第4ローラー41乃至44はローラー面<
ib乃至4/lbを有し、この各ローラー面41b乃至
44 bには前記印刷紙2が巻き付(プられ、この印刷
紙2は各ローラー面にJ一つて冷却される。
ib乃至4/lbを有し、この各ローラー面41b乃至
44 bには前記印刷紙2が巻き付(プられ、この印刷
紙2は各ローラー面にJ一つて冷却される。
前記乾燥装置1は次の如く作用する゛。
先づ、前記溶剤流出防止装置6についで見れば、送風機
12の作動によって吸入管11の内部が負圧になり、従
って吸入ノズル10の内部も負圧になるので、吸入口1
7は印刷紙2に随伴する溶剤蒸気を吸入する。この吸入
された蒸気は図に細い矢印で示す如く吸入管11を経由
し、送風機12で加圧され、送風管13を経由して吹付
ノズル14に入り、電気ヒーター15で熱風にされて吹
付口23から印刷紙2の紙面に吹き付けられ、この印刷
紙面に沿って走って乾燥機の出口4から乾燥機3の中に
入る。
12の作動によって吸入管11の内部が負圧になり、従
って吸入ノズル10の内部も負圧になるので、吸入口1
7は印刷紙2に随伴する溶剤蒸気を吸入する。この吸入
された蒸気は図に細い矢印で示す如く吸入管11を経由
し、送風機12で加圧され、送風管13を経由して吹付
ノズル14に入り、電気ヒーター15で熱風にされて吹
付口23から印刷紙2の紙面に吹き付けられ、この印刷
紙面に沿って走って乾燥機の出口4から乾燥機3の中に
入る。
前記熱風が吹き付けられる印刷紙2は乾燥機の出口4か
ら出た直後であり、最も多聞の溶剤蒸気を随伴している
。前記吹付口23から噴出する熱風は、前記印刷紙面に
吹き付けられた時にこの印刷紙に随伴する溶剤蒸気を吹
き飛ばし、更にこの印刷紙面に沿って、この紙面とこの
紙面に随伴する前記多量の溶剤蒸気との間に割り込むよ
うに遡上して、この溶剤蒸気を印刷紙面から引き剥がす
作用をする。高速の気流が周囲の気体をまき込む作用は
周知である。これど同様に前記熱風は前記紙面から吹き
飛ばした溶剤蒸気及び引ぎ剥がした溶剤蒸気を巻き込ん
で乾燥機の出口4の中に吹き込む。乾燥機の負圧によっ
て出口4から吸い込まれる空気の流れは前記溶剤蒸気の
巻込吹込を助【プる。
ら出た直後であり、最も多聞の溶剤蒸気を随伴している
。前記吹付口23から噴出する熱風は、前記印刷紙面に
吹き付けられた時にこの印刷紙に随伴する溶剤蒸気を吹
き飛ばし、更にこの印刷紙面に沿って、この紙面とこの
紙面に随伴する前記多量の溶剤蒸気との間に割り込むよ
うに遡上して、この溶剤蒸気を印刷紙面から引き剥がす
作用をする。高速の気流が周囲の気体をまき込む作用は
周知である。これど同様に前記熱風は前記紙面から吹き
飛ばした溶剤蒸気及び引ぎ剥がした溶剤蒸気を巻き込ん
で乾燥機の出口4の中に吹き込む。乾燥機の負圧によっ
て出口4から吸い込まれる空気の流れは前記溶剤蒸気の
巻込吹込を助【プる。
以上の説明によって明らかな如く、前記装置は、吹イ」
ノズル23から噴出さゼる熱風によって、印刷紙2に随
伴する溶剤蒸気5の大部分を、この蒸気5が乾燥機の出
口4から出て拡がらないうらに、この出口4の中に強制
的に吹き戻し、なお印刷紙面に残留Jる溶剤蒸気5を吸
入ノズル10で吸い取って前記熱風とJるので、前記印
刷紙2が乾燥機3から連れ出す気化物を実用」一完全に
除去することができる。
ノズル23から噴出さゼる熱風によって、印刷紙2に随
伴する溶剤蒸気5の大部分を、この蒸気5が乾燥機の出
口4から出て拡がらないうらに、この出口4の中に強制
的に吹き戻し、なお印刷紙面に残留Jる溶剤蒸気5を吸
入ノズル10で吸い取って前記熱風とJるので、前記印
刷紙2が乾燥機3から連れ出す気化物を実用」一完全に
除去することができる。
前記吹付ノズル1/1から吹き出す溶剤蒸気5を熱風に
する理由は次のとおりである。乾燥機3の内部は印刷紙
面のインキの溶剤の蒸発を迅速にするために高温にされ
、その熱でイン:1:の溶剤が蒸発しインキの樹脂の乾
燥を促進する。他方、吸入ノズル10に吸い込J:れ、
送JMIl112によって吹イ」ノズル14に圧送され
る溶剤蒸気は炉内熱風に比較してかなり低温になってい
る。従ってこの低温の溶剤蒸気をそのまま乾燥機3の中
に吹き込むと、乾燥機3の入「1イ」近の温度が下がる
為冷却ローラー上で溶剤が析出するのと同じく乾燥機の
入日付近にヤニ又は溶剤が析出印刷紙の上に落下して汚
れを生ずる。これをを防ぐために、吹付ノズル23から
吹き付りる溶剤蒸気5を乾燥機3の入口付近に有害な急
冷が生じt【い温度まで前記ヒーター15で予熱する。
する理由は次のとおりである。乾燥機3の内部は印刷紙
面のインキの溶剤の蒸発を迅速にするために高温にされ
、その熱でイン:1:の溶剤が蒸発しインキの樹脂の乾
燥を促進する。他方、吸入ノズル10に吸い込J:れ、
送JMIl112によって吹イ」ノズル14に圧送され
る溶剤蒸気は炉内熱風に比較してかなり低温になってい
る。従ってこの低温の溶剤蒸気をそのまま乾燥機3の中
に吹き込むと、乾燥機3の入「1イ」近の温度が下がる
為冷却ローラー上で溶剤が析出するのと同じく乾燥機の
入日付近にヤニ又は溶剤が析出印刷紙の上に落下して汚
れを生ずる。これをを防ぐために、吹付ノズル23から
吹き付りる溶剤蒸気5を乾燥機3の入口付近に有害な急
冷が生じt【い温度まで前記ヒーター15で予熱する。
次に前記噴霧装置7の作用は次の如くである。
前記上水道の水は給水管32及び管31の通水路を介し
て噴霧ノズル30に供給され、上下及び側方の噴霧ノズ
ル30a、30bのノズルチップから印刷紙2に対して
噴霧される。
て噴霧ノズル30に供給され、上下及び側方の噴霧ノズ
ル30a、30bのノズルチップから印刷紙2に対して
噴霧される。
前記噴霧29は、印刷紙2の乾燥機3から冷却[l−ラ
ー装買8への送りの開始と同時に開始される。前記印刷
紙2は、前記乾燥13を出た後所定の位置で前記噴霧を
受は始め、この噴霧を受番プ続けながら冷却ローラー装
置8に巻き取られる。
ー装買8への送りの開始と同時に開始される。前記印刷
紙2は、前記乾燥13を出た後所定の位置で前記噴霧を
受は始め、この噴霧を受番プ続けながら冷却ローラー装
置8に巻き取られる。
前記噴霧ノズル30のうち、印刷紙2の上下に配設され
たノズル30aが噴出する霧は、印刷紙面に吹きイ」り
られて霧粒をこの紙面に付着させ、残余の霧は印刷紙面
に沿って主として乾燥機3の方向及び紙面の側縁の方向
に走りながら順次霧粒を紙面に付着させる。
たノズル30aが噴出する霧は、印刷紙面に吹きイ」り
られて霧粒をこの紙面に付着させ、残余の霧は印刷紙面
に沿って主として乾燥機3の方向及び紙面の側縁の方向
に走りながら順次霧粒を紙面に付着させる。
また、印刷紙2の側方のノズル30bが噴出する霧は、
このノズルの近傍にある印刷紙面に吹き付番プられ、そ
の部分に霧粒を与え、残余の霧粒は前記霧が冷却ローラ
ー装置8の方向及び印刷紙の中心線の方向に走りながら
順次印刷紙面に与えて行く。
このノズルの近傍にある印刷紙面に吹き付番プられ、そ
の部分に霧粒を与え、残余の霧粒は前記霧が冷却ローラ
ー装置8の方向及び印刷紙の中心線の方向に走りながら
順次印刷紙面に与えて行く。
印刷紙2の乾燥機3を出た直後の部分は、この乾燥機の
中で蒸発散逸しきれなかったインキの溶剤を蒸気の形で
含んでおり、未だ120°〜130°の高温であるから
、前記溶剤蒸気を紙面から大気に散逸させ、印刷紙の中
に滲み込んでいる溶剤の蒸気を紙面表層に移動させてい
る。このような状態で前記少量の霧粒を受けた印刷紙の
部分は、この霧粒を蒸発させながら前記残留する溶剤蒸
気を散逸させる。しかも霧粒を蒸発させることによって
、この気化熱分だけこの印刷紙の部分の温度が下がる。
中で蒸発散逸しきれなかったインキの溶剤を蒸気の形で
含んでおり、未だ120°〜130°の高温であるから
、前記溶剤蒸気を紙面から大気に散逸させ、印刷紙の中
に滲み込んでいる溶剤の蒸気を紙面表層に移動させてい
る。このような状態で前記少量の霧粒を受けた印刷紙の
部分は、この霧粒を蒸発させながら前記残留する溶剤蒸
気を散逸させる。しかも霧粒を蒸発させることによって
、この気化熱分だけこの印刷紙の部分の温度が下がる。
従って印刷紙内部の溶剤蒸気は液化を始めるから紙面表
層への拡散移動が緩慢になる。それ故、この部分は時間
の経過と共に表面に残留する溶剤が減少する。
層への拡散移動が緩慢になる。それ故、この部分は時間
の経過と共に表面に残留する溶剤が減少する。
また、冷却ローラー装置8のローラー面は清浄にされて
いるが何等かの原因で微量乃至少量の溶剤がイ」着して
いることがあり得る。このような溶剤が前記予冷後の印
刷紙面に付着するど、の印刷画線を乱す不具合を招く。
いるが何等かの原因で微量乃至少量の溶剤がイ」着して
いることがあり得る。このような溶剤が前記予冷後の印
刷紙面に付着するど、の印刷画線を乱す不具合を招く。
この不具合も各ノズル30’a、30bの噴霧によって
有効に防止される。
有効に防止される。
すなわち、各ノズル30a、30bは印刷紙の部分に水
を噴霧してこの部分を極く薄い均一な水の被膜で覆い、
この状態で印刷紙を冷却ローラー装置8に巻き取らせる
。このようにすれば、印刷紙面の水膜は前記溶剤の撥水
性によってこの溶剤の印刷紙面への付着を防止するので
、印刷紙面の画線が汚されることがない。
を噴霧してこの部分を極く薄い均一な水の被膜で覆い、
この状態で印刷紙を冷却ローラー装置8に巻き取らせる
。このようにすれば、印刷紙面の水膜は前記溶剤の撥水
性によってこの溶剤の印刷紙面への付着を防止するので
、印刷紙面の画線が汚されることがない。
次に前記可変冷却ローラー装置8の作用について見れば
、前記固定回転する第1ローラーが前記噴霧装置7を通
過した印刷紙2を最初に巻き付けて冷却し、次に前記第
2ローラー42が第1ローラー41からの印刷紙2を受
けて巻付冷却し、この印刷紙2は第3ローラー43、第
4ローラー44の順に巻付冷却され、ガイドローラー5
3を経て次の工程に送られる。前記印刷紙2の残留溶剤
は、印刷紙2が前記乾燥機3から第1ローラー41に達
するまで印刷紙2の余熱で蒸発するものの完全に蒸発し
ぎるものではなく、例えばグラビヤ印刷のような場合に
は第1ローラー41に巻き付けられる時に未だかなり残
留している。従って、第1ローラーで前記印刷紙2を急
激に冷却すれば、前記印刷紙2に残留する溶剤が前記紙
面の水膜を破って第1ローラー41のローラー面41
bに凝縮析出して切角乾燥したインキを再び溶かすので
印刷紙2の印画絵柄及び地を汚す場合がある。
、前記固定回転する第1ローラーが前記噴霧装置7を通
過した印刷紙2を最初に巻き付けて冷却し、次に前記第
2ローラー42が第1ローラー41からの印刷紙2を受
けて巻付冷却し、この印刷紙2は第3ローラー43、第
4ローラー44の順に巻付冷却され、ガイドローラー5
3を経て次の工程に送られる。前記印刷紙2の残留溶剤
は、印刷紙2が前記乾燥機3から第1ローラー41に達
するまで印刷紙2の余熱で蒸発するものの完全に蒸発し
ぎるものではなく、例えばグラビヤ印刷のような場合に
は第1ローラー41に巻き付けられる時に未だかなり残
留している。従って、第1ローラーで前記印刷紙2を急
激に冷却すれば、前記印刷紙2に残留する溶剤が前記紙
面の水膜を破って第1ローラー41のローラー面41
bに凝縮析出して切角乾燥したインキを再び溶かすので
印刷紙2の印画絵柄及び地を汚す場合がある。
そこで、印刷紙2に対する印刷絵柄の1が多い場合、即
ち残留溶剤が多い場合には、前記レバー45の一方の端
部を押し下げ、レバー45を軸51を中心に回転させて
第2ローラー42を上方に移動させ、それによって印刷
紙2の第1ローラー711に対する巻付角度θ1を小さ
くする。このように巻付角度θ1を小さくすれば印刷紙
2が第1ローラー41に接触している長さ、即ち時間が
短くなるので、印刷紙2に対する冷却量を小さく即ち緩
除Jることができ、従って第1ローラー/11のローラ
ー面4.1 bに残留溶剤が凝縮析出するのを防止η゛
ることができる。
ち残留溶剤が多い場合には、前記レバー45の一方の端
部を押し下げ、レバー45を軸51を中心に回転させて
第2ローラー42を上方に移動させ、それによって印刷
紙2の第1ローラー711に対する巻付角度θ1を小さ
くする。このように巻付角度θ1を小さくすれば印刷紙
2が第1ローラー41に接触している長さ、即ち時間が
短くなるので、印刷紙2に対する冷却量を小さく即ち緩
除Jることができ、従って第1ローラー/11のローラ
ー面4.1 bに残留溶剤が凝縮析出するのを防止η゛
ることができる。
また、印刷紙2が厚く、口つ印刷絵柄の星の少<1い場
合、即ち残留溶剤の吊が少ない場合には印刷紙2を急激
に冷却して差支えない。このような場合には第3図に破
線で示づ゛如く、レバー/15を持上げるように回転さ
せて第2ローラー42の位置を下げる。このようにすれ
ば印刷紙2の第1ローラー41に巻きイ【ロブられる範
囲が拡大し、即ち巻イ」角度θ がB2の如く大きくな
り、従って印刷紙2の第1ローラー41ににる冷却量が
大ぎくなる。
合、即ち残留溶剤の吊が少ない場合には印刷紙2を急激
に冷却して差支えない。このような場合には第3図に破
線で示づ゛如く、レバー/15を持上げるように回転さ
せて第2ローラー42の位置を下げる。このようにすれ
ば印刷紙2の第1ローラー41に巻きイ【ロブられる範
囲が拡大し、即ち巻イ」角度θ がB2の如く大きくな
り、従って印刷紙2の第1ローラー41ににる冷却量が
大ぎくなる。
以上の如く、前記第2ローラー42をレバーl115の
回動操作で移動させることににす、第1ローラー41の
印刷紙2に対する冷却量を任意に調節することができる
。前記第2[1−ラー42を移動させる方法は上述の如
きレバー操作に限定されるものではなく、例えば図に示
されていないがラックとビニオンを使用し、成るいはそ
れに制御装−1ビ − 詔を4=J加して機械化成るいは自動化することもでき
る。
回動操作で移動させることににす、第1ローラー41の
印刷紙2に対する冷却量を任意に調節することができる
。前記第2[1−ラー42を移動させる方法は上述の如
きレバー操作に限定されるものではなく、例えば図に示
されていないがラックとビニオンを使用し、成るいはそ
れに制御装−1ビ − 詔を4=J加して機械化成るいは自動化することもでき
る。
前記乾燥装置1は前記溶剤流出防止装置を第4図(縦断
面図)に示す如き構造とし、これと上述の噴霧装置7及
び可変冷却ローラー装置8(第1図参照)とを組み合せ
た構造とすることもできる。
面図)に示す如き構造とし、これと上述の噴霧装置7及
び可変冷却ローラー装置8(第1図参照)とを組み合せ
た構造とすることもできる。
第4図において、溶剤流出防止装置61は、フードから
なり、このフードの乾燥機3のケーシングの印刷紙出口
3aから斜め外方に突出する側板62及び端板63は金
属又はプラスチック等、少なくとも130℃の温度に耐
え得る材料で作られる。
なり、このフードの乾燥機3のケーシングの印刷紙出口
3aから斜め外方に突出する側板62及び端板63は金
属又はプラスチック等、少なくとも130℃の温度に耐
え得る材料で作られる。
前記側板62は印刷紙2の巾方向に伸びその両サイドは
側板64.64によって閉塞され、端板にはスリット状
の印刷紙出口65が形成されている。なお、前記フード
はケーシング3aに着脱自在とされてもよい。
側板64.64によって閉塞され、端板にはスリット状
の印刷紙出口65が形成されている。なお、前記フード
はケーシング3aに着脱自在とされてもよい。
前記出口65は前記出口4に平行であり、の横1]は前
記出口4の横巾にほぼ等しく、その縦1]は前記出口1
の縦1]ど同等又はそれ以下に形成されている。
記出口4の横巾にほぼ等しく、その縦1]は前記出口1
の縦1]ど同等又はそれ以下に形成されている。
前記溶剤流出防止装置61は次の如く作用する。
乾燥機3の内部は負圧である。そのために乾燥機外の空
気はフードの出口65からフード内空間66に入り(矢
印A1)、出口4を通って乾燥機内部3に入る(矢印A
2)。この空気の流入は連続的に行なわれる。
気はフードの出口65からフード内空間66に入り(矢
印A1)、出口4を通って乾燥機内部3に入る(矢印A
2)。この空気の流入は連続的に行なわれる。
これに対して印刷紙2に随伴する溶剤蒸気5の流れB1
は前記乾燥機に流入する空気流A2で成る程度減少覆る
ものの、かなりの量が出口4から出てフードの内部空間
66に入り、この空間66の空気で希釈される。従って
印刷紙2がフードの出口65から連れ出す溶剤蒸気5b
はフード内において希釈されたものである。しかも、こ
の印刷紙2に随伴する希釈された溶剤蒸気5bは、出口
65を通る時に空気流A1に絞られて減少する。
は前記乾燥機に流入する空気流A2で成る程度減少覆る
ものの、かなりの量が出口4から出てフードの内部空間
66に入り、この空間66の空気で希釈される。従って
印刷紙2がフードの出口65から連れ出す溶剤蒸気5b
はフード内において希釈されたものである。しかも、こ
の印刷紙2に随伴する希釈された溶剤蒸気5bは、出口
65を通る時に空気流A1に絞られて減少する。
その結果、出口65の外に連れ出される溶剤蒸気5bは
、温度も量も減少するので、従来の方法に比較して大巾
に減少する。
、温度も量も減少するので、従来の方法に比較して大巾
に減少する。
前記フードの内部空間66からは溶剤蒸気5aが乾燥機
3の中に吸い取られ、その出[IO2からは外の空気が
フード内に流入するので、フード内の溶剤蒸気の温度は
常に乾燥機内部より低く、従っC前記希釈作用は頼持さ
れる。
3の中に吸い取られ、その出[IO2からは外の空気が
フード内に流入するので、フード内の溶剤蒸気の温度は
常に乾燥機内部より低く、従っC前記希釈作用は頼持さ
れる。
また、前記フードの内部空間66の空気は、出口4から
流入づる乾燥機の熱い溶剤蒸気5の混入と前記ケーシン
グ3aからの伝熱によって加温されるのでフード外の空
気よりも高温である。、従って出口65から流入する空
気は、フードの内部空間66の溶剤蒸気5aと混合し、
薄められて乾燥機に入るので、乾燥機内の印刷紙を急冷
せず、従って前記インキ溶剤析出という二次障害を防ぐ
ことができる。
流入づる乾燥機の熱い溶剤蒸気5の混入と前記ケーシン
グ3aからの伝熱によって加温されるのでフード外の空
気よりも高温である。、従って出口65から流入する空
気は、フードの内部空間66の溶剤蒸気5aと混合し、
薄められて乾燥機に入るので、乾燥機内の印刷紙を急冷
せず、従って前記インキ溶剤析出という二次障害を防ぐ
ことができる。
前記溶剤蒸気の希釈及び流入空気の加温はフードの内部
空間66の拡大ににす、流出する溶剤蒸気の絞り取りは
フードの出口65の狭小化、又は乾燥機内部の減圧度を
強くすることにJ:って向トさせることができ、しかも
外部空気を乾燥機内に直接流入させないので前記急冷に
j;る二次障害及び乾燥機内部温度低下を防止できる。
空間66の拡大ににす、流出する溶剤蒸気の絞り取りは
フードの出口65の狭小化、又は乾燥機内部の減圧度を
強くすることにJ:って向トさせることができ、しかも
外部空気を乾燥機内に直接流入させないので前記急冷に
j;る二次障害及び乾燥機内部温度低下を防止できる。
本発明に基づく乾燥装置を用いれば、オフレツ1〜印刷
後に乾燥機で加熱乾燥された印刷紙による乾燥機外への
溶剤蒸気の連れ出しが有効に防止され、冷却[]−ラー
上への溶剤析出が大1Jに減少し、噴霧除冷により印刷
紙に残留するインキ溶剤によって印刷画線が汚されるの
を防ぎ、旧つ、印刷紙質、印刷インキの種類、印刷絵柄
の昂及び印刷速度がどのにうに変化してもそれに残留溶
剤の冷却ローラー面への凝縮析出及びそれによる印刷絵
柄や印刷機の地の汚損を防止することができる。
後に乾燥機で加熱乾燥された印刷紙による乾燥機外への
溶剤蒸気の連れ出しが有効に防止され、冷却[]−ラー
上への溶剤析出が大1Jに減少し、噴霧除冷により印刷
紙に残留するインキ溶剤によって印刷画線が汚されるの
を防ぎ、旧つ、印刷紙質、印刷インキの種類、印刷絵柄
の昂及び印刷速度がどのにうに変化してもそれに残留溶
剤の冷却ローラー面への凝縮析出及びそれによる印刷絵
柄や印刷機の地の汚損を防止することができる。
然も前記3種類の装置は何れも調節自在であり同時並行
運転できるので、如何なる印刷条件にb対処することが
できるので、印刷の小止り及び仕上がりを格段に向上さ
せることができる。
運転できるので、如何なる印刷条件にb対処することが
できるので、印刷の小止り及び仕上がりを格段に向上さ
せることができる。
第1図は本乾燥裂開の全体縦断面図、第2図は噴霧装置
の平面図、第3図は可変冷却ローラー装囮の断面斜視図
、第4図は溶剤流出隅lに装置の他の実メ進例の縦断面
図、第5図(,1従来の乾燥)幾の出口近傍の縦断面図
である。 1・・・乾燥装置、2・・・印刷紙、3・・・乾燥機、
4・・・乾燥機出口、5・・・溶剤蒸気、6,61・・
・溶剤i%t tJ、を防止装置、7・・・噴n装置、
8・・・可変冷tJl a−ラー装置、10・・・吸入
ノズル、12・・・送出機、171・・・吹イ4ノズル
、15・・・電熱ヒーター、17・・・吸入口、23・
・・吹イ」口、29・・・霧、30・・・噴霧ノズル、
30a・・・上下噴霧ノズル、30b・・・側方噴霧ノ
ズル、40・・・ローラーフレーム、1′11・・・第
1ローラー、42・・・第2ローラー、43・・・第3
ローラー、714・・・第4ローラー、45・・・レバ
ー、46・・・第2【ニ1−ラー回!/i@、49.5
0・・・第2ローラー回転用ベルト、51・・・レバー
回転軸、62.64・・・側板、63・・・端板、65
・・・フードの印刷紙出口、67・・・エヤーナイフ。 出願人代理人 猪 股 漬 −2711,− 第3図 第4図 第5図
の平面図、第3図は可変冷却ローラー装囮の断面斜視図
、第4図は溶剤流出隅lに装置の他の実メ進例の縦断面
図、第5図(,1従来の乾燥)幾の出口近傍の縦断面図
である。 1・・・乾燥装置、2・・・印刷紙、3・・・乾燥機、
4・・・乾燥機出口、5・・・溶剤蒸気、6,61・・
・溶剤i%t tJ、を防止装置、7・・・噴n装置、
8・・・可変冷tJl a−ラー装置、10・・・吸入
ノズル、12・・・送出機、171・・・吹イ4ノズル
、15・・・電熱ヒーター、17・・・吸入口、23・
・・吹イ」口、29・・・霧、30・・・噴霧ノズル、
30a・・・上下噴霧ノズル、30b・・・側方噴霧ノ
ズル、40・・・ローラーフレーム、1′11・・・第
1ローラー、42・・・第2ローラー、43・・・第3
ローラー、714・・・第4ローラー、45・・・レバ
ー、46・・・第2【ニ1−ラー回!/i@、49.5
0・・・第2ローラー回転用ベルト、51・・・レバー
回転軸、62.64・・・側板、63・・・端板、65
・・・フードの印刷紙出口、67・・・エヤーナイフ。 出願人代理人 猪 股 漬 −2711,− 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、印刷紙の乾燥機の印刷紙出口近傍に配設され、印刷
紙によって連れ出された溶剤蒸気を前記乾燥機の中に戻
す溶剤流出防止装置と、この溶剤流出防止装置の下流側
に設けられ、水を霧にして前記乾燥機から出た印刷紙に
吹き付ける噴霧装置と、この噴霧装置の下流側に設けら
れ、前記印刷紙の巻付冷却長を自由に調節し得る可変冷
却ローラー装置とを有することを特徴とするオフセット
印刷機用乾燥装置。 2、前記溶剤流出防止装置は、印刷機の乾燥機の印刷紙
出口近傍に設けられ、印刷紙によって連れ出された溶剤
蒸気を吸入する吸入ノズルと、この送風機に連通し且つ
発熱体を内蔵する吹付ノズルより成り、前記吸入ノズル
には送風機が設けられ、この送風機は前記印刷紙が前記
乾燥機から連れ出す溶剤蒸気を前記吸入ノズルから吸入
すると共にこの吸入した溶剤蒸気を前記吹付ノズルに圧
送し、前記吹付ノズル内には発熱体が設けられ、この発
熱体は圧送された溶剤蒸気を熱風とし、前記吹付ノズル
はこの熱風を前記印刷紙の紙面に適当な角度で吹き付け
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のオフ
セット印刷機用乾燥装置。 3、前記溶剤流出防止装置はオフセット印刷機の乾燥機
の印刷紙出口を被うように設けられたフードからなり、
このフードの印刷紙下流端に印刷紙の出口を形成したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のオフセッ
ト印刷機用乾燥装置。 4、前記噴霧装置は、水を霧にして噴出する噴霧ノズル
と、この噴霧ノズルに噴霧用水を供給する通水路と、前
記通水路を前記噴霧用水の給水源に接続する給水管より
成り、前記噴霧ノズルはオフセット印刷機の乾燥機から
冷却ローラーへと移動する印刷紙の少なくとも上下に配
設されて前記印刷紙の紙面の表裏に霧を吹き付けること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のオフセット
印刷機用乾燥装置。 5、前記可変冷却ローラー装置は、オフセット印刷機の
乾燥機から出た印刷紙を巻き付けて冷却する複数のロー
ラーを有し、この複数のローラーは少なくとも回転自在
に固定支持された第1ローラーと、回転自在且つ位置可
変に支持された第2ローラーを有し、前記第2ローラー
は前記印刷機の前記第1ローラーに対する巻付角度を増
減させるように第1ローラーに対して回動自在に設置さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
のオフセット印刷機用乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4805885A JPS61206655A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | オフセツト印刷機用乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4805885A JPS61206655A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | オフセツト印刷機用乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61206655A true JPS61206655A (ja) | 1986-09-12 |
Family
ID=12792739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4805885A Pending JPS61206655A (ja) | 1985-03-11 | 1985-03-11 | オフセツト印刷機用乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61206655A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0627311A1 (de) * | 1993-04-30 | 1994-12-07 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Bahnkühlungsvorrichtung |
EP0899100A1 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-03 | Hurletron, Incorporated | A web off-set printing press and a method of operating said press |
EP1022136A2 (de) * | 1999-01-19 | 2000-07-26 | Baldwin Grafotec GmbH | Vorrichtung zum Konditionieren einer Papierbahn |
-
1985
- 1985-03-11 JP JP4805885A patent/JPS61206655A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0627311A1 (de) * | 1993-04-30 | 1994-12-07 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Bahnkühlungsvorrichtung |
EP0899100A1 (en) * | 1997-08-29 | 1999-03-03 | Hurletron, Incorporated | A web off-set printing press and a method of operating said press |
EP1022136A2 (de) * | 1999-01-19 | 2000-07-26 | Baldwin Grafotec GmbH | Vorrichtung zum Konditionieren einer Papierbahn |
EP1022136A3 (de) * | 1999-01-19 | 2002-05-15 | Baldwin Grafotec GmbH | Vorrichtung zum Konditionieren einer Papierbahn |
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