JP2007501687A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 組織塊から幅Ｗの組織片を切り取るための装置であって、
   先端部と、同先端部の開口部を貫通するルーメンとを有する長尺状の切り取り管と、
   前記切り取り管の先端部の径方向において対向する一方に形成された先端方向に突出する非切削端と、他方に形成され同非切削端よりも基端側において切断された非切削縁部と、同非切削端は前記切り取り管の最も先端に位置する部分であることと、
   前記切り取り管の先端部において、前記先端方向に突出する非切削端と非切削縁部との間の対向する縁部に形成され、且つ、距離Ｄにより離間された第１及び第２の刃先とを備え、
   前記第１及び第２の刃先が幅Ｗの組織片を切り取るように、前記切り取り管は組織内を進み、前記幅Ｗは前記第１の刃先と第２の刃先との間の距離Ｄにほぼ等しいこととを特徴とする装置。
2. 前記切り取り管はステンレス鋼の皮下注射用管材からなる請求項１に記載の装置。
3. 前記先端方向に突出する非切削端はテーパ状をなす請求項２に記載の装置。
4. 前記先端方向に突出する非切削端は外傷を与えるようになっている請求項２に記載の装置。
5. 前記第１及び第２の刃先は、前記切り取り管の先端部の対向する側面に配置される請求項１に記載の装置。
6. 前記切り取り管に形成された単一の屈曲部及び湾曲部のいずれか一方を有する請求項１に記載の装置。
7. 前記切り取り管に形成された２０−９０度の角度をなす単一の屈曲部を有する請求項６に記載の装置。
8. 前記屈曲部は９０度の角度をなす請求項７に記載の装置。
9. 前記切り取り管に形成された複数の屈曲部及び複数の湾曲部のいずれか一方を有する請求項１に記載の装置。
10. 前記切り取り管に形成された２０−９０度の角度をなす複数の屈曲部を有する請求項９に記載の装置。
11. 前記切り取り管に形成された９０度の角度をなす第１の屈曲部と、９０度の角度をなす第２の屈曲部とを有する請求項９に記載の装置。
12. 前記切り取り管のルーメンを介して流体や物質を吸引するように、前記切り取り管のルーメンに連結された負圧の供給源をさらに備える請求項１に記載の装置。
13. 第２のルーメンをさらに備える請求項１に記載の装置。
14. 前記ルーメンの一方が流体の供給源に連結されることにより、同ルーメンを通じて流体が注入され、前記ルーメンの他方が負圧の供給源に連結されることにより、同ルーメンを通じて流体や物質が吸引される請求項１３に記載の装置。
15. 前記第１及び第２の刃先の少なくとも一方は、切除時に焼灼するように加熱される請求項１に記載の装置。
16. 前記組織片が所望の長さに達すると同組織片を切除するための器具をさらに備える請求項１に記載の装置。
17. 前記組織片を切除するための器具は、電圧を印加されると前記組織片を切除する少なくとも１つの電極を備える請求項１６に記載の装置。
18. ルーメンと先端部とを有する第２の管をさらに備え、
    前記切り取り管は同第２の管のルーメンを貫通し、前記切り取り管の先端部分は同第２の管の先端部を越えて延びることを特徴とする請求項１に記載の装置。
19. 前記切り取り管の外径は前記第２の管の内径よりも小さいため、流体が前記第２の管のルーメン内を流れることと、
    少なくとも１つの開口部が前記第２の管に形成されることにより、流体が前記第２の管のルーメン内に流入又は同ルーメン内から流出することとを特徴とする請求項１８に記載の装置。