JP2006502754A5

JP2006502754A5 -

Info

Publication number: JP2006502754A5
Application number: JP2004522567A
Authority: JP
Filing date: 2003-07-23
Publication date: 2009-09-24
Anticipated expiration: 2023-07-23

Claims

最小侵襲手順で身体中に材料を通過させるための外科用器具（１０）であって：
長軸を規定する長軸方向セクション（１６）、および該長軸セクションから遠位方向に延びる弧状セクション（１８）を有する第１の部材（１２）を備え、該弧状セクションが少なくとも２つの異なる曲率半径を有し、ここで：
該弧状セクションの近位部分（３６）が、該長軸から第１の方向に離れて湾曲し、そして第１の曲率半径（Ｒ１）を規定し；
該近位部分（３６）の遠位方向にある弧状セクションの部分（３８、４０）が、該長軸に向かって第２の方向に湾曲し、そして第２の曲率半径（Ｒ２、Ｒ３）を規定し、ここで、該第１の部材が、中空の外側管状部材を備え、該外科用器具が、該外側管状部材内で少なくとも部分的に移動可能であって、かつ身体内で該材料を通過させるために該材料と係合可能であるスタイレット（１４）をさらに備え、ここで、該スタイレットが、可撓性である、外科用器具。
前記弧状セクションの遠位部分（４０）が、前記第２の曲率半径（Ｒ２）とは異なる第３の曲率半径（Ｒ３）を有する、請求項１に記載の外科用器具。
前記近位部分（３６）の遠位方向にある弧状セクションの部分が中央セクション（３８）および最遠位セクション（４０）を有し、該中央セクションが前記第２の曲率半径（Ｒ２）を有し、そして該最遠位セクションが前記第３の曲率半径（Ｒ３）を有し、該第２の曲率半径（Ｒ２）が該第３の曲率半径（Ｒ３）より大きい、請求項２に記載の外科用器具。
前記近位部分（３６）の遠位方向にある弧状セクションの部分が、中央セクション（３８）および最遠位セクション（４０）を有し、該中央セクションが前記第２の曲率半径（Ｒ２）を有し、そして該最遠位セクションが前記第３の曲率半径（Ｒ３）を有し、該第２の曲率半径（Ｒ２）が該第３の曲率半径（Ｒ３）より小さい、請求項２に記載の外科用器具。
前記遠位セクションの一部が、前記第２の方向に前記長軸を横切って延びる、請求項１に記載の外科用器具。
前記スタイレット（１４）が、材料の端部の受容のために近位端（２６）でスロット（２８）を含む、請求項１に記載の外科用器具。
前記スタイレット（１４）が、遠位端に円錐形先端（２４）を含む、請求項１に記載の外科用器具。
前記円錐形先端（２４）の直径（ｄ３）が、前記外側管状部材の内径より大きい、請求項７に記載の外科用器具。
前記外側管状部材（１２）が、その近位端（２２）にハンドル（２０）を有する、請求項１に記載の外科用器具。
前記ハンドルが、側方に延びる部分（４４）を有する、請求項９に記載の外科用器具。
前記弧状セクション（１８）が第１の平面を規定し、そして前記側方に延びる部分が該第１の平面に垂直である第２の平面を規定する、請求項１０に記載の外科用器具。
材料をさらに備え、そしてここで該材料が平坦なテープ（５０）を含む、請求項１に記載の外科用器具。
前記テープ（５０）の少なくとも１つの端部（５４）が、前記スタイレット中に該テープを貫くことの容易さのために所定の角度で切断されている、請求項１２に記載の外科用器具。
前記テープ（５０）が多フィラメントのストランドを含む材料を含む、請求項１２に記載の外科用器具。
前記テープ（５０）が、ポリプロピレンストランドを含む、請求項１４に記載の外科用器具。
前記材料が平坦なテープ（５０）を含み、そして前記スタイレット（１４）が該テープの端部（５４）を受容するために適合された近位端（２６）を有する、請求項１に記載の外科用器具。
前記スタイレットが、前記管状部材（１２）中に、該スタイレットの近位端（２６）が該管状部材の近位端（２２）に隣接して位置決めされるように配置される、請求項１５に記載の外科用器具。
前記スタイレット（１４）が、鈍い遠位端を有する、請求項１に記載の外科用器具。
前記遠位端が、鈍い円錐形先端（２４）を備える、請求項１８に記載の外科用器具。
前記スタイレットが鋭い遠位端を有する、請求項１に記載の外科用器具。
材料をさらに備え、そしてここで該材料が吸収性材料を含む、請求項１に記載の外科用器具。