JP2007336160A - ファクシミリ通信装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】IP網におけるファクシミリ通信で、通信エラーを発生した際、その原因がネットワーク上の品質にあるか否かをユーザに通知することで、利便性を高めることができるファクシミリ通信装置および方法を提供する。
【解決手段】通信制御部がLAN I/Fを介してファクシミリ通信を制御している際に通信エラーが発生した場合、エラー解析部がその通信エラーを解析し、解析した通信エラーの内容を操作パネルに表示またはプリンタによってレポート出力する。また、通信制御部がLAN I/Fを介してファクシミリ通信を制御している際に通信エラーが発生した場合、エラー解析部がその通信エラーを解析し、解析した通信エラーの内容が画像欠けである場合、画像処理部は画像に対して画像欠けの場所にマーキングまたは通信エラーの種類を追加し、プリンタはマーキングまたは通信エラーの種類が追加された画像を印刷する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ファクシミリ通信装置および方法に関し、特に、IP網を利用したIP−FAX機能を有するファクシミリ通信装置および方法に関する。
近年、IP電話と称したパケット網を介して通話を行うサービスが提供されている。IP電話の利点として、通信料金の削減等が挙げられる。また、このIP網を利用してのファクシミリ通信(FoIP[Fax over IP])も行われるようになってきている。
しかし、IP網では音声パケットで送受信しているため、音声パケットの到達遅延、ジッタ、パケットロス、パケット破損等が生じる。IP電話としては、これらの障害は大きくなると音声が途切れたり、レスポンスが悪くなるといった現象となるが、ファクシミリ通信では、例えば、遅延やジッタが大きくなると所定の待ち時間の間に信号が到達しなくなり、通信エラーとなる。また、受信側では音声パケットの順序が入れ替わって到達することもある。パケットロスやパケット破壊が生じると画像の復元に必要な情報がなくなり、画像欠けやデコードエラーが生じる。
このような問題に対して、例えば、端末が最初に接続するネットワークエッジを制御するとともに、ネットワーク内の遅延時間を計算する手段とその値からジッタ吸収バッファ深度を調整することを特徴とするネットワークエッジにおける揺らぎ吸収バッファ制御方法およびシステム並びに記録媒体がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−26969号公報
また、IP網におけるこれら障害が起きる要因としては、通信量の増大が挙げられる。これは単に「呼」の増大だけでなく、IP電話網がコンピュータ網と共通化している場合、コンピュータのデータ通信量が大きくなることも考えられる。一方、従来の電話網(回線交換網)では通常は一対一接続であり、輻輳による呼の不成立を除き、他の通信量には影響しない。
このように、IP網ではネットワークの通信量によって通信品質が変化する。「電話」としてはユーザがIP網の状態をリアルタイムで認識できるのに対し、「ファクシミリ」では通常ユーザはその通信が行われていた時間のIP網の状態を認識することはなく、通信エラーがあった場合にそれが何の原因なのか把握することは困難であった。
そこで、本発明は、IP網におけるファクシミリ通信で、通信エラーを発生した際、その原因がネットワーク上の品質にあるか否かをユーザに通知することで、利便性を高めることができるファクシミリ通信装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、IP網と接続し、該IP網を経由するIPファクシミリ通信を行うファクシミリ通信装置において、前記IPファクシミリ通信で通信エラーが発生した際に、該通信エラーを解析するエラー解析手段と、前記エラー解析手段で解析した通信エラーの内容を通知するエラー通知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記通信エラーの内容は、パケットロス、パケット不正、ジッタ時間過多、遅延時間過多のいずれかを少なくとも1つ含むことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記エラー解析手段で解析した通信エラーの内容が画像欠けである際に、画像に対して画像欠けの場所にエラー情報を追加する画像処理手段と、前記画像処理手段で処理した画像を印刷する画像印刷手段とを更に具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、IP網と接続し、該IP網を経由するIPファクシミリ通信を行うファクシミリ通信装置において、前記IP網の品質を測定する品質測定手段と、前記品質測定手段で測定した品質に基づき、前記IP網の品質状態を表す数値を算出する算出手段と、前記算出手段で算出した数値から前記IP網の品質状態を通知する通知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記品質測定手段は、前記IP網のパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間を測定し、前記算出手段は、前記品質測定手段で測定したパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間に基づき、R値およびMOS値を算出することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項4の発明において、前記品質測定手段は、定期的にまたは前記IPファクシミリ通信の実行毎に、前記IP網の品質を測定し、前記通知手段は、時間帯、通信先、通信方法毎の前記IP網の品質状態を通知することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項4の発明において、前記通知手段は、前記IP網の品質状態を画面に表示し、またはレポートとして印刷することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、IP網を経由して画像を伝送するIPファクシミリ通信方法において、通信エラーが発生した際に、エラー解析手段が該通信エラーを解析し、エラー通知手段が前記解析した通信エラーの内容を通知することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記通信エラーの内容は、パケットロス、パケット不正、ジッタ時間過多、遅延時間過多のいずれかを少なくとも1つ含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記エラー解析手段で解析した通信エラーの内容が画像欠けである際に、画像処理手段が画像に対して画像欠けの場所にエラー情報を追加し、画像印刷手段が前記処理した画像を印刷することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、IP網を経由して画像を伝送するIPファクシミリ通信方法において、品質測定手段が前記IP網の品質を測定し、算出手段が前記測定した品質に基づき、前記IP網の品質状態を表す数値を算出し、通知手段が前記算出した数値から前記IP網の品質状態を通知することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項11の発明において、前記品質測定手段は、前記IP網のパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間を測定し、前記算出手段は、前記品質測定手段で測定したパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間に基づき、R値およびMOS値を算出することを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項11の発明において、前記品質測定手段は、定期的にまたは前記IPファクシミリ通信の実行毎に、前記IP網の品質を測定し、前記通知手段は、時間帯、通信先、通信方法毎の前記IP網の品質状態を通知することを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項11の発明において、前記通知手段は、前記IP網の品質状態を画面に表示し、またはレポートとして印刷することを特徴とする。
本発明によれば、IP網を利用したファクシミリ通信において、エラーが発生した時にそのエラーの内容をユーザが把握することができ、使い勝手が良くなるという効果を奏する。
以下、本発明に係るファクシミリ通信装置および方法の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を適用したファクシミリ通信システム1のシステム構成の一例を示す図である。
図1に示すように、ファクシミリ通信システム1では、本発明に係るファクシミリ通信装置であるIP対応FAX2がIP網I/F31を介してIP網4に接続し、他のIP対応FAX5(既存のIP網対応のファクシミリ通信装置または本発明に係るIP網対応のファクシミリ通信装置のどちらでも良い)がIP網I/F32を介してIP網4に接続し、既存FAX6(即ち、見做しファクシミリ通信を行うファクシミリ通信装置))が音声信号のIPパケットへの変換(即ち、A/D変換)およびIPパケットの音声信号への変換(即ち、D/A変換)を行う既存のVoIP[Voice over Internet Protocol]アダプタ7を介してIP網に接続している。
ここで、IP対応FAX2と他のIP対応FAX5との間のファクシミリ通信はITU−T勧告T.38に準拠したリアルタイム型インターネットファクシミリ通信(以後、IP−FAX通信と称する)で行われ、IP対応FAX(または、他のIP対応FAX)と既存FAXとの間のファクシミリ通信はアナログ信号をデジタル変換したITU−T勧告T.30に準拠した見なしファクシミリ通信で行われる。
図2は、本発明に係るファクシミリ通信装置であるIP対応FAX2のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2に示すように、IP対応FAX2は、IP対応FAX2全体の制御を行うCPU8、CPU8の動作プログラム、各種設定データを記憶するROM9・RAM10、LANまたはIP網4に接続するためのインターフェースであるLAN I/F11(図1で説明したIP網I/F31・32と同一)、電話網経由のデータの送受信を行う網制御部12、ダイヤルボタン、短縮宛先ボタン、スタートボタン、液晶パネル等を有する操作パネル13、原稿を光学的に読み取ってスキャンデータを生成するスキャナ14、スキャンデータ、ファクシミリ通信で受信したデータから画像を形成して印字するプリンタ15、LAN I/F11を介して受信したIPパケット信号の音声信号への変換、または音声信号のIPパケット信号への変換を行うCodec16、網制御部12を介するファクシミリ通信の制御を行うFAX Modem17を具備して構成される。
図3は、本発明に係るファクシミリ通信装置であるIP対応FAX2の機能的な構成の一例を示す図である。
図3に示すように、IP対応FAX2は、通信制御部18、エラー解析部19、画像処理部20、品質測定部21、R値・MOS値算出部22、信頼性通知部23を具備して構成される。
通信制御部18は、LAN I/F11を介して行なわれるファクシミリ通信(即ち、ファクシミリ送信およびファクシミリ受信)の制御を行う。
エラー解析部19は、通信制御部18で行われているファクシミリ通信で通信エラーが発生した際に、その通信エラーの内容を解析する処理を行う。
画像処理部20は、通信制御部18によってファクシミリ受信したデータを画像に展開する処理を行う。
品質測定部21は、LAN I/F11を介して接続するLANまたはIP網4の品質を測定する処理を行う。
具体的には、LAN I/F11を介して接続するIP網4上の所定のサーバ等にPINGコマンドを発行し、その結果取得できる応答時間、パケットロス数等を計測することで、IP網のパケットロス率、平均ジッタ時間、平均遅延時間等を測定する。図4は、PINGコマンドの一例である。ここで、「time」はPINGコマンドを発行したHOSTとの往復時間を示し、このHOSTとの往復時間の平均値からの差を算出することで平均ジッタ時間を算出する。図4に示す例では、32byteのパケットを4回送信し、往復時間の平均値は4msであり、パケットロス数は0である(即ち、パケットロス率も0%)。なお、パケットの送信回数を増加させることで、より正確なデータを得ることができ、例えば、「ping -n 10 111.222.XXX.YYY」とすれば、パケットを10回送信することができる。
R値・MOS値算出部22は、品質測定部21で取得したパケットロス率、平均ジッタ時間、平均遅延時間等から、IP電話の総合音声品質を表すITU−TがG.107で標準化したR値と、実際に耳で聞いた音声の品質を5段階で評価したときの、その結果の平均値であるITU−TがG.107で標準化したMOS値とを算出する。
具体的には、R値は「R0−Is−Id−Ie+A」という式から求められる。R0は雑音の影響を考慮した信号の大きさを表し、Isはラウドネスや側音(電話機を通って送話口から受話口へ伝わる音)による劣化を表し、Idは遅延やエコーによる劣化を表し、Ieは音質の劣化を表す。更に、端末が携帯電話である場合の利便性等を考慮する補完値として、プラス要因のAを定めている。各要素の算出には、ラウドネスや室内の騒音、遅延、エコー、雑音の大きさ等の図5に示すパラメータが関係してくる。R0やIs、Idの算出には、各パラメータを複雑な式に代入して計算する。R値の最大値は100で、高い値ほど通話品質が良い。ただし、全てのパラメータを実測するのは手間がかかるので、簡便にR値を算出するためにITU−TのG.107では各パラメータの標準値を定めている。このうち室内の騒音やラウドネス等のパラメータは一般的なネットワークや電話機の特性を想定した値になっている。室内の騒音や電話機端末の特性等は測定するというよりも、ある条件を想定して評価することが多い。
そして、R値・MOS値算出部はR値を算出すると、図6に示すR値・MOS値変換グラフを用いて、算出したR値からMOS値(1:非常に悪い、2:悪い、3:まあまあよい、4:よい、5:非常によい)に変換する。
信頼性通知部23は、R値・MOS値算出部22が算出したR値およびMOS値からIP網4の品質状態(良好/普通/劣悪)を通知(具体的には、操作パネルへの表示、プリンタによるレポートの出力等)する。
ここで、IP対応FAX2は定期的または通信毎にIP網4の品質の測定を行い、時間帯、通信先、通信方法別(見なしファクシミリ通信、IP−FAX通信等)にグラフ化等して通知することができる。
また、IP対応FAX2は通信毎にIP網4の品質の測定を行い、ある期間単位(1日単位、1週間単位、1ヶ月単位、1年単位等)で、R値およびMOS値の悪い(良い)順の通信相手を通知することができる。
次に、IP網4を経由するファクシミリ通信において通信エラーが発生した際のIP対応FAXが行う機能的な動作について図3を参照して説明する。
通信制御部18がLAN I/F11を介してファクシミリ通信(見なしファクシミリ通信、IP−FAX通信等)を制御している際に通信エラーが発生した場合、エラー解析部19がその通信エラーを解析し、解析した通信エラーの内容(例えば、パケットロス、パケット不正、ジッタ時間過多、遅延時間過多等)を操作パネル13に表示またはプリンタ15によってレポート出力する。
次に、IP網4を経由するファクシミリ通信において通信エラーが発生して、画像欠け、白紙等が生じた際のIP対応FAX2が行う機能的な動作について図3を参照して説明する。
通信制御部18がLAN I/F11を介してファクシミリ通信(見なしファクシミリ通信、IP−FAX通信等)を制御している際に通信エラーが発生した場合、エラー解析部19がその通信エラーを解析し、解析した通信エラーの内容が画像欠けである場合、図7に示すように画像処理部20は画像に対して図7(a)に示すように画像欠けの場所にマーキングまたは図7(b)に示すように通信エラーの種類を追加し、プリンタ15はマーキングまたは通信エラーの種類が追加された画像を印刷する。
本発明は、上記し、且つ図面に示した実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
本発明を適用したファクシミリ通信システムのシステム構成の一例を示す図である。 本発明に係るファクシミリ通信装置であるIP対応FAXのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明に係るファクシミリ通信装置であるIP対応FAXの機能的な構成の一例を示す図である。 PINGコマンドの一例である。 R値のパラメータの表である。 R値・MOS値変換グラフである。 画像欠けが発生した際の出力の一例を示す図である。
符号の説明
1 ファクシミリ通信システム
2 IP対応FAX
31、32 IP網I/F
4 IP網
5 他のIP対応FAX
6 既存FAX
7 VOIPアダプタ
8 CPU
9 ROM
10 RAM
11 LAN I/F
12 網制御部
13 操作パネル
14 スキャナ
15 プリンタ
16 Codec
17 FAX Modem
18 通信制御部
19 エラー解析部
20 画像処理部
21 品質測定部
22 R値・MOS値算出部
23 信頼性通知部

Claims (14)

  1. IP網と接続し、該IP網を経由するIPファクシミリ通信を行うファクシミリ通信装置において、
    前記IPファクシミリ通信で通信エラーが発生した際に、該通信エラーを解析するエラー解析手段と、
    前記エラー解析手段で解析した通信エラーの内容を通知するエラー通知手段と
    を具備することを特徴とするファクシミリ通信装置。
  2. 前記通信エラーの内容は、
    パケットロス、パケット不正、ジッタ時間過多、遅延時間過多のいずれかを少なくとも1つ含む
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信装置。
  3. 前記エラー解析手段で解析した通信エラーの内容が画像欠けである際に、画像に対して画像欠けの場所にエラー情報を追加する画像処理手段と、
    前記画像処理手段で処理した画像を印刷する画像印刷手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信装置。
  4. IP網と接続し、該IP網を経由するIPファクシミリ通信を行うファクシミリ通信装置において、
    前記IP網の品質を測定する品質測定手段と、
    前記品質測定手段で測定した品質に基づき、前記IP網の品質状態を表す数値を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出した数値から前記IP網の品質状態を通知する通知手段と
    を具備することを特徴とするファクシミリ通信装置。
  5. 前記品質測定手段は、
    前記IP網のパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間を測定し、
    前記算出手段は、
    前記品質測定手段で測定したパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間に基づき、R値およびMOS値を算出する
    ことを特徴とする請求項4記載のファクシミリ通信装置。
  6. 前記品質測定手段は、
    定期的にまたは前記IPファクシミリ通信の実行毎に、前記IP網の品質を測定し、
    前記通知手段は、
    時間帯、通信先、通信方法毎の前記IP網の品質状態を通知する
    ことを特徴とする請求項4記載のファクシミリ通信装置。
  7. 前記通知手段は、
    前記IP網の品質状態を画面に表示し、またはレポートとして印刷する
    ことを特徴とする請求項4記載のファクシミリ通信装置。
  8. IP網を経由して画像を伝送するIPファクシミリ通信方法において、
    通信エラーが発生した際に、エラー解析手段が該通信エラーを解析し、
    エラー通知手段が前記解析した通信エラーの内容を通知する
    ことを特徴とするファクシミリ通信方法。
  9. 前記通信エラーの内容は、
    パケットロス、パケット不正、ジッタ時間過多、遅延時間過多のいずれかを少なくとも1つ含む
    ことを特徴とする請求項8記載のファクシミリ通信方法。
  10. 前記エラー解析手段で解析した通信エラーの内容が画像欠けである際に、画像処理手段が画像に対して画像欠けの場所にエラー情報を追加し、
    画像印刷手段が前記処理した画像を印刷する
    ことを特徴とする請求項8記載のファクシミリ通信方法。
  11. IP網を経由して画像を伝送するIPファクシミリ通信方法において、
    品質測定手段が前記IP網の品質を測定し、
    算出手段が前記測定した品質に基づき、前記IP網の品質状態を表す数値を算出し、
    通知手段が前記算出した数値から前記IP網の品質状態を通知する
    ことを特徴とするファクシミリ通信方法。
  12. 前記品質測定手段は、
    前記IP網のパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間を測定し、
    前記算出手段は、
    前記品質測定手段で測定したパケットロス率、ジッタ時間および遅延時間に基づき、R値およびMOS値を算出する
    ことを特徴とする請求項11記載のファクシミリ通信方法。
  13. 前記品質測定手段は、
    定期的にまたは前記IPファクシミリ通信の実行毎に、前記IP網の品質を測定し、
    前記通知手段は、
    時間帯、通信先、通信方法毎の前記IP網の品質状態を通知する
    ことを特徴とする請求項11記載のファクシミリ通信方法。
  14. 前記通知手段は、
    前記IP網の品質状態を画面に表示し、またはレポートとして印刷する
    ことを特徴とする請求項11記載のファクシミリ通信方法。
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