JP5957943B2 - 通信装置およびインタネットファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

この発明は、セッション制御にセッション・イニシエーション・プロトコルを利用しているIPネットワークに接続可能であり、そのIPネットワークを介して通信相手と通信を行う通信装置、およびそれを備えたインタネットファクシミリ装置に関する。
近年、セッション制御にセッション・イニシエーション・プロトコル(Session Initiation Protocol:以下「SIP」と略称する)を利用しているIP(Internet Protocol)ネットワークに接続可能であり、そのIPネットワークを介して通信相手とインタネットファクシミリの通信を行う通信機能を有する通信装置や、その通信装置を備えたインタネットファクシミリ装置(「IP−FAX」)が実用化されている。
また、日本電信電話株式会社(NTT)は、2010年6月に次世代IPネットワークであるNGN(Next Generation Network)を利用したデータコネクトサービスをスタートさせた。
データコネクトサービスは、音声、映像、画像のようなリアルタイム指向のデータをNGNを介して転送するサービスである。
これまでイントラネットのみに限定して使用されていたIP−FAXは、このデータコネクトサービスを利用することにより、G3ファクシミリ装置(G3−FAX)に代表されるアナログファクシミリ装置(アナログFAX)と同様に、公衆回線上の任意のIP−FAXに接続して通信できるようになった。但し、IP−FAXとアナログFAXとは、利用する公衆回線が異なる。つまり、IP−FAXがNGNを利用するのに対し、G3−FAXは既存の公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)を利用する。
データコネクトサービスの特徴としては、通信で利用する帯域がネットワークにより保証されることや、利用する帯域に応じて単位時間あたりの通信料金が変わることなどが挙げられる。
そのため、発呼する側のIP−FAX(発呼機)は、通信相手である着呼する側のIP−FAX(着呼機)と、通信前に利用する帯域のネゴシエーションを行い、通信で利用する帯域を決定する必要がある。
帯域のネゴシエーションは、以下の(1)と(2)の手順で行われ、発呼機で宣言された帯域に基づき、通信が行われることになる。
(1)オファー側である発呼機が利用したい帯域を宣言する。
(2)アンサー側である着呼機は、発呼機で宣言された帯域と自身の状況を加味して帯域を宣言する。
ところで、IP−FAXが、NGNを使用してファクシミリ通信を行う場合、既存の公衆交換電話網を用いて通信を行うアナログFAXと比較して、広帯域で安価な通信が可能である。
したがって、IP−FAXは、より高い画質の原稿を画像データとして送信することができる。
このようなIP−FAXとして、通信相手に応じてデータの伝送方式(通信方式)を切り替えるようにしたものが提案されている。例えば、特許文献1に記載のものでは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いてデジタルデータを伝送する第1の伝送方式で通信相手である送信先機器に接続できる場合には、第1の伝送方式でIPネットワークを介して通信相手へデータを送信させる。第1の伝送方式で接続できない場合には、パケットを用いてFAXデータを伝送する第2の伝送方式で通信相手に接続できる場合に、第2の伝送方式でIPネットワークを介して通信相手へデータを送信させる。
しかしながら、このような従来のIP−FAXにおいて、データ送信中にパケットが消失してしまうパケットロス率が高いネットワーク(IPネットワークの一部)を利用している場合などには、通信相手とのネゴシエーションで決定した帯域と通信相手との通信で実際に利用されている帯域とに大きな差が生じてしまう場合がある。その場合、通信相手と意図しない帯域で意図しない通信速度で通信を行ってしまい、通信元側では余分な通信費用がかかってしまうという問題がある。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、通信装置が、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域と通信相手との通信で実際に利用されている帯域とに差が生じた場合でも、通信相手と意図しない帯域および通信速度での通信の継続を回避できるようにすることを目的とする。
この発明による通信装置は、セッション制御にSIP(セッション・イニシエーション・プロトコル)を利用しているIPネットワークに接続可能であり、そのIPネットワークを介して通信相手と通信を行う通信装置であって、上記の目的を達成するため、以下の(a)〜(d)に示す各手段を設けている
(a)上記通信相手と帯域のネゴシエーションを行うネゴシエーション制御手段
(b)そのネゴシエーション制御手段による上記ネゴシエーション後に上記通信相手とのインタネットファクシミリの通信制御を行う通信制御手段
(c)上記通信制御手段による上記通信相手との通信で実際に利用されている帯域の情報を取得する通信帯域取得手段
(d)上記ネゴシエーション制御手段による上記ネゴシエーションによって決定した帯域と上記通信帯域取得手段が取得した情報による帯域とを比較する帯域比較手段
そして、上記通信制御手段は、上記帯域比較手段による比較の結果、上記ネゴシエーションによって決定した帯域と上記取得した情報による帯域との差が予め設定された閾値よりも大きい場合には、上記通信相手との通信に利用する帯域を前記ネゴシエーションによって決定した帯域よりも大きな値に変更して、上記通信相手との通信制御を行うことを特徴とする。
この発明によれば、通信装置が、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域と通信相手との通信で実際に利用されている帯域とに差が生じた場合には警告が発せられるので、通信相手と意図しない帯域および通信速度での通信の継続を回避することが可能である。
この発明による通信装置の一実施形態であるインタネットファクシミリ装置を含む通信システムのネットワーク構成例を示す概念図である。 図1におけるインタネットファクシミリ装置16,26のハードウェア構成例を示すブロック図である。 同じくインタネットファクシミリ装置16,26の主要な機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示したインタネットファクシミリ装置16の各手段によるこの発明に関わる制御の第1例を示すフローチャートである。 同じくこの発明に関わる制御の第2例を示すフローチャートである。 同じくこの発明に関わる制御の第3例を示すフローチャートである。 同じくこの発明に関わる制御の第4例を示すフローチャートである。 図2における操作表示部106のディスプレイに表示される画面の一例を示す平面図である。
以下、この発明を実施するための形態について説明する。
以下の実施形態では、通信装置が、通信相手とインタネットファクシミリの通信を行うのに際して、以下に示す処理を行うことを特徴とする。つまり、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域とそのネゴシエーション後の通信相手との通信で実際に利用されている帯域とを比較する。そして、その比較の結果、上記ネゴシエーションによって決定した帯域と上記通信相手との通信で実際に利用されている帯域との差が予め設定された閾値よりも大きい場合には警告を発する。例えば、次の(a)〜(d)のいずれかのように警告する。あるいは、警告を発する代わりに、下記の(e)又は(f)の制御を行う。それによって、意図しない帯域および通信速度で通信が行われることを防ぐことができる。
(a)上記ネゴシエーションによって決定した帯域と上記通信相手との通信で実際に利用されている帯域との差が上記閾値よりも大きい旨を示す警告情報を操作表示部のディスプレイに表示する。
(b)上記ネゴシエーションによって決定した帯域での通信を行うことができない旨を示す警告情報を操作表示部のディスプレイに表示する。
(c)(a)又は(b)の警告情報を表示する際に、通信相手との通信を継続するか否かの選択を促す情報も表示する。
(d)(a)又は(b)の警告情報を表示する際に、上記ネゴシエーションに使用させる帯域を変更して再度通信を行うか否かの選択を促す情報も表示する。
(e)通信相手との通信を終了する(その通信を切断する)。
(f)通信相手との通信に利用する帯域を上記ネゴシエーションによって決定した帯域よりも大きな値に変更して、通信相手との通信制御を行う。
そこで、上記の特徴について図1〜図8を参照して具体的に説明する。
まず、この発明による通信装置の一実施形態であるインタネットファクシミリ装置を含む通信システムのネットワーク構成について説明する。
図1は、その通信システムのネットワーク構成例を示す概念図である。
この通信システムにおいて、発呼側のイントラネット10および着呼側のイントラネット20は、それぞれネットワーク同士を結ぶために開発されたインタネットの技術を使って、企業等の内部のネットワークを構築したものである。なお、説明の便宜上、各イントラネット10,20をそれぞれ発呼側,着呼側としたが、その逆にもなる。
発呼側のイントラネット10には、ゲートウェイ11およびルータ12,13と、パーソナルコンピュータ(以下「PC」と略称する)14,15およびインタネットファクシミリ装置16等が接続されている。
着呼側のイントラネット20には、ゲートウェイ21およびルータ22,23と、PC24,25およびインタネットファクシミリ装置26等が接続されている。
発呼側のゲートウェイ11および着呼側のゲートウェイ21は、IPネットワーク30上で、プロトコルが異なるデータを相互に変換して通信を可能にする通信機器である。IPネットワーク30として、具体的には次世代IPネットワークであるNGNを想定している。
IPネットワーク30には、SIPサーバ31が含まれている。このSIPサーバ31は、SIP(Session Initiation Protocol)と呼ばれるプロトコルを利用し、電話番号をIPアドレスと対応付けたり、通信相手を呼び出して接続するといった呼制御を行う。
この発呼側のイントラネット10と着呼側のイントラネット20は、発呼側のゲートウェイ11と着呼側のゲートウェイ21およびIPネットワーク30を介して互いに通信可能に接続される。
発呼側のルータ12,13は、発呼側のイントラネット10内のあるネットワーク(例えばLAN)上を流れるデータを他のネットワークに中継する通信機器である。
よって、発呼側のPC14,15およびインタネットファクシミリ装置16等は、相互に通信することができる。
着呼側のルータ22,23は、着呼側のイントラネット20内のあるネットワーク(例えばLAN)上を流れるデータを他のネットワークに中継する通信機器である。
よって、着呼側のPC24,25およびインタネットファクシミリ装置26等は、相互に通信することができる。
このように構成された通信システムにおいて、発呼側のイントラネット10内のインタネットファクシミリ装置16および着呼側のイントラネット20内のインタネットファクシミリ装置26は、IPネットワーク30内のSIPサーバ31を利用してゲートウェイ11,21間でセッションが確立された後、セッション内でコネクション(接続関係)を確立し、アプリケーションプログラムを実行する。セッションとは、発呼側が着呼側と通信可能に接続(ログイン)してから切断(ログオフ)するまでの一連の通信のことである。
次に、図1に示したインタネットファクシミリ装置16,26のハードウェア構成について説明する。
図2は、そのインタネットファクシミリ装置(以下単に「ファクシミリ装置」という)16,26の構成例を示すブロック図である。
このファクシミリ装置16,26は、メイン制御部101、RAM部102、時計部103、スキャナ部104、プロッタ部105、操作表示部106、符号化復号化部107、インタネット通信制御部108、およびNVRAM109を備え、それらをシステムバス110によって接続している。それらのうち、スキャナ部104およびプロッタ部105を除く部分が通信装置を構成する。
メイン制御部101は、このファクシミリ装置全体を統括制御する制御手段であり、CPU(中央処理装置)を用いている。
RAM部102は、メイン制御部101が実行する制御処理プログラム(アプリケーションプログラムを含む)、および制御処理プログラムの実行に必要となる各種データ等が展開される。なお、その展開される制御処理プログラムは、図示しないROMやHDD(ハードディスク装置)等に格納されている。
時計部103は、現在時刻の情報を生成出力するためのものである。
スキャナ部104は、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取手段である。このスキャナ部104としては、オート・ドキュメント・フィーダタイプのものを用いてもよい。このスキャナ部104は、送信する文書(ファクシミリ画像データ)や保存したい文書の読み込みに利用される。
プロッタ部105は、スキャナ部104によって読み取った画像データ、インタネット通信制御部108によって受信したファクシミリ画像データ、あるいはNVRAM109に蓄積されたファクシミリ画像データを可視画像として用紙等の記録媒体に印刷(画像形成)して出力する画像形成手段である。
操作表示部106は、ユーザがこのファクシミリ装置に対する各種操作を行ったり、各種情報(各種動作状態や設定状態等)を表示したりする部分であり、各種操作キーおよびディスプレイ(例えばタッチパネルを積層した液晶ディスプレイ)等により構成される。
符号化復号化部107は、画像データの圧縮符号化や、圧縮符号化された画像データの元の画像データへの復号化を行う。例えば、圧縮符号化された画像データがファクシミリ画像データとなる。
インタネット通信制御部108は、IPネットワーク30を介して通信相手のファクシミリ装置とインタネットファクシミリの通信(以下単に「通信」ともいう)を行う。このとき、スキャナ部104によって読み取った画像データをファクシミリ画像データとして通信相手へ送信することができる。また、通信相手から送られてくるファクシミリ画像データをファクシミリ受信することができる。
NVRAM109は、フラッシュROM等の不揮発性メモリであり、インタネット通信制御部108によって受信したファクシミリ画像データや、インタネット通信制御部108によって送信するファクシミリ画像データ等の各種データの一時的な保存等の用途に用いられる。
次に、図1のファクシミリ装置16,26の主要な機能構成について説明する。
図3は、そのファクシミリ装置16,26の主要な機能構成の一例を示すブロック図であり、特にこの発明に関わる特徴的な部分のみ抽出して示している。
このファクシミリ装置16,26は、ネゴシエーション制御手段201、通信制御手段202、通信帯域計測手段203、通信帯域取得手段204、帯域比較手段205、および操作表示制御手段206としての機能を持っている。これらの機能のうち、通信制御手段202以外の各部としての機能は、図2のメイン制御部101が、RAM部102上の制御処理プログラムを実行し、操作表示部106およびインタネット通信制御部108を含む各部を制御することによって果すことができる。通信制御手段202としての機能は、インタネット通信制御部108が果す。
ネゴシエーション制御手段201は、通信相手のファクシミリ装置(以下単に「通信相手」とも云う)との呼接続時(通信要求による通信相手との接続時)に通信相手と帯域のネゴシエーションを行う。そして、このネゴシエーションによって帯域を決定する。
通信制御手段202は、ネゴシエーション制御手段201によるネゴシエーション後に通信相手とのインタネットファクシミリの通信制御を行う。
通信帯域計測手段203は、通信制御手段202による通信相手との通信開始後に通信相手との通信で実際に利用されている帯域の計測を行う。
なお、通信帯域計測手段203による通信相手との通信で実際に利用されている帯域の計測手法の例としては、PING(Packet Internet Groper)の利用が挙げられる。つまり、IPパケットを通信相手のIPアドレスへ送信してから、それに対する応答を受信するまでの時間を計測することにより、通信相手との通信で実際に利用されている帯域とその通信速度を求めることができる。帯域とその通信速度とは対応しており、帯域の通信速度が速い帯域を「広帯域」、遅い帯域を「狭帯域」と云う。
また、通信相手との通信開始後に通信相手との通信で実際に利用されている帯域の情報は、ファクシミリ装置内の通信帯域計測手段203によって取得する以外に、イントラネット10又は20内、あるいはIPネットワーク30内に存在する図示しない通信帯域計測器から取得することもできる。
通信帯域取得手段204は、通信帯域計測手段203と通信可能であるため、その通信帯域計測手段203からそれによって計測された帯域の情報を取得する。なお、イントラネット10,20内、あるいはIPネットワーク30内に存在する通信帯域計測器と通信可能であれば、その通信帯域計測器から帯域の情報を取得することもできる。あるいは、通信帯域取得手段204が、通信帯域計測手段203の機能を有していても良い。
帯域比較手段205は、ネゴシエーション制御手段201によるネゴシエーションによって決定した帯域と通信帯域取得手段204によって取得した情報による帯域とを比較し、両帯域の差を算出する。
操作表示制御手段206は、警告手段としての機能を有し、帯域比較手段205による比較の結果、上記両帯域の差が予め設定された閾値(一定の閾値)を超えている場合には、操作表示部106によって警告を発する。つまり、上記両帯域の差が上記閾値を超えている旨を示す警告情報、あるいはネゴシエーションによって決定した帯域での通信を行うことができない旨を示す警告情報を含む画面を操作表示部106(実際にはディスプレイ)上に表示させることにより、ユーザに通知するなど、適切な処理を行う。それらの処理については、追って詳細に説明する。
なお、上記閾値や後述するタイムアウト値等の各値は、ファクシミリ装置の内部(例えば図2のNVRAM109)で固定の値として所有することも可能であるし、ユーザから操作表示部106を介して、実際にはユーザによる操作表示部106上での操作キーの操作によって発生する指示信号によって設定することも可能である。
以下、図3に示したファクシミリ装置16の各部による通信制御の異なる例(実施例)について説明する。
〔第1実施例〕
まず、第1実施例について説明する。
図4は、図3に示したファクシミリ装置16の各手段によるこの発明に関わる制御の第1例を示すフローチャートである。
ファクシミリ装置16では、例えば図示しないトレイ上に原稿がセットされた状態で操作表示部106からファクシミリ送信が指示された場合に、図4の制御を開始する。
そしてまず、ネゴシエーション制御手段201が、ステップS1で通信相手であるファクシミリ装置26と帯域のネゴシエーションを行う。そして、このネゴシエーションによって帯域を決定する。
次に、ステップS2へ進み、通信制御手段202が、帯域のネゴシエーション結果に合わせて通信(ファクシミリ画像データのファクシミリ送信を含む)を開始する。このとき、図示は省略しているが、トレイ上にセットされた原稿が自動給紙され、その原稿の画像の読み取りがスキャナ部104によって開始されるため、スキャナ部104によって読み取った画像データをファクシミリ画像データとして通信相手であるファクシミリ装置26へファクシミリ送信する。
この通信を開始した後、ステップS3において、通信が終了しているか否かをチェックする。
そして、通信が終了していない場合には、ステップS4へ進み、通信帯域取得手段204が、通信帯域計測手段203からファクシミリ装置26との通信開始後にファクシミリ装置26との通信で実際に利用されている帯域の情報を取得する。この情報は、上述したようにイントラネット10内又はIPネットワーク30内の通信帯域計測器から取得することもできる。
その後、ステップS5へ進み、帯域比較手段205が、ネゴシエーション制御手段201によるネゴシエーションによって決定した帯域(以下「決定帯域」ともいう)と通信帯域取得手段204によって取得した情報による帯域(以下「通信帯域」ともいう)とを比較する。
そして、その比較の結果、決定帯域と通信帯域との差が予め設定された閾値(以下単に「閾値」ともいう)よりも大きくないと判断した(閾値以下である)場合には、ステップS3に戻り、以後通信が終了するまでステップS3〜S5の処理を繰り返し行う。つまり、その処理を定期的に行うことになる。通信が終了すると、ステップS9へ移行する。
上記比較の結果、決定帯域と通信帯域との差が閾値よりも大きいと判断した場合には、ステップS6へ進み、操作表示制御手段206が、警告を発する警告処理を行う。例えば、決定帯域と通信帯域との差が閾値よりも大きい旨を示す警告情報、あるいは決定帯域での通信を行うことができない旨を示す警告情報を含む画面を操作表示部106のディスプレイ上に表示させる。その画面には、通信相手であるファクシミリ装置26との通信を継続するか否かの選択を促す情報も含むとよい。それによって、ファクシミリ装置26との通信を継続するか否かの選択の操作をユーザに行わせることができる。また、この警告処理を行った直後に、図示は省略するが、図2の時計部103を用いて時間計測を開始させる。
次のステップS7では、操作表示制御手段206が、操作表示部106から通信を継続するか終了する旨の指示がなされたかどうかを判断する。
そして、所定時間内に通信を終了する旨の指示がなされたと判断すると、ステップS9へ進む。
また、所定時間内に通信を継続する旨の指示がなされたか、あるいは所定時間が経過してもいずれの指示もなされずにタイムアウトと判断した場合には、ステップS8へ進む。
ステップS8では、通信制御手段202がファクシミリ装置26との通信を最後まで行う。その後、ステップS9へ進む。
ステップS9では、通信制御手段202がファクシミリ装置26との通信を切断して、図4の制御を終了する。なお、ステップS9に進んだときに、ファクシミリ装置26と通信がまだ終了していない場合には、その通信が遮断されるため、その通信が強制的に終了することになる。
この第1実施例によれば、ファクシミリ装置が、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域(決定帯域)と通信相手との通信で実際に利用されている帯域(通信帯域)とを比較し、両帯域の差が予め設定された閾値よりも大きい場合に、警告を発する。つまり、決定帯域と通信帯域との差が閾値よりも大きい旨を示す警告情報、あるいは決定帯域での通信を行うことができない旨を示す警告情報を表示する。この警告によって、ユーザが通信相手との通信を継続するか否かを選択するための操作を行うことができる。
したがって、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域と通信相手との通信で実際に利用されている帯域とに差が生じた場合でも、通信相手と意図しない帯域および通信速度での通信の継続を回避することができる。よって、通信元で余分な通信費用がかかってしまうことがなくなる。
また、ファクシミリ装置が、上記警告を発する際に、通信相手との通信を継続するか否かの選択を促す情報を表示すれば、ユーザは通信相手との通信を継続するか否かを選択するための操作を確実に行うことができる。よって、ファクシミリ装置の使い勝手の向上につながる。
〔第2実施例〕
次に、第2実施例について説明する。
図5は、図3に示したファクシミリ装置16の各手段によるこの発明に関わる制御の第2例を示すフローチャートである。
ファクシミリ装置16では、ネゴシエーション制御手段201を含む各手段が、図5のステップS11〜S15で図4によって説明したステップS1〜S5と同様の処理を行う。
その後のステップS16では、図4によって説明したステップS6と若干異なる警告処理を行う。その異なる処理とは、操作表示部106のディスプレイ上に表示させる画面に、通信相手であるファクシミリ装置26との通信を継続するか否かの選択を促す情報の代わりに、ネゴシエーションに利用させる帯域のオファー値を変更して再度通信を行うか否かの選択を促す情報を含ませることである。
次のステップS17では、操作表示制御手段206が、操作表示部106から通信相手であるファクシミリ装置26とのネゴシエーションに利用させる帯域のオファー値を変更するか変更しない旨の指示がなされたかどうかを判断する。
そして、所定時間内に変更する旨の指示がなされたと判断すると、ステップS20へ進み、通信制御手段202が、ファクシミリ装置26との通信を一度切断する。次いで、ステップS21へ進み、ネゴシエーション制御手段201が、ファクシミリ装置26とのネゴシエーションに利用させる帯域のオファー値を予め設定された値分だけ下げる。その後、ステップS11へ戻り、そのオファー値を利用して再度ファクシミリ装置26と帯域のネゴシエーションを行い、以後ステップS12以降の処理を再度行う。
一方、ステップS17において、所定時間内に変更しない旨の指示がなされたか、所定時間経過してもいずれの指示もなされずにタイムアウトしたと判断した場合には、ステップS18へ進む。
ステップS18では、通信制御手段202がファクシミリ装置26との通信を最後まで行う。その後ステップS19へ進み、通信制御手段202がファクシミリ装置26との通信を切断して、図5の制御を終了する。
この第2実施例によれば、第1実施例と略同様の作用効果を得ることができる。また、ファクシミリ装置が、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域(決定帯域)と通信相手との通信で実際に利用されている帯域(通信帯域)との差が予め設定された閾値よりも大きい場合に警告を発する際に、通信相手とのネゴシエーションに利用させる帯域のオファー値を変更して再度通信を行うか否かの選択を促す情報を表示するので、次のような効果も得られる。
つまり、ユーザが、通信相手とのネゴシエーションに利用させる帯域のオファー値を変更して、再度通信を行わせることができる。そうすれば、通信相手と意図した通信速度および通信帯域での通信を極力継続させることができるため、ファクシミリ装置の使い勝手が更に向上する。
〔第3実施例〕
次に、第3実施例について説明する。
図6は、図3に示したファクシミリ装置16の各手段によるこの発明に関わる制御の第3例を示すフローチャートである。
このフローチャートは、ファクシミリ送信中にユーザがファクシミリ装置16の前にいないような場合を想定してメモリ蓄積送信を行う。メモリ蓄積送信とは、図2のスキャナ部104によって原稿から読み取った画像データをファクシミリ画像データとしてNVRAM(メモリ)109に蓄積した後、その蓄積したファクシミリ画像データを通信相手であるファクシミリ装置26へファクシミリ送信する処理のことである。
このファクシミリ装置16では、例えば図示しないトレイ上に原稿がセットされた状態で操作表示部106からファクシミリ送信が指示された場合に、トレイ上の原稿が自動給紙され、その原稿の画像の読み取りがスキャナ部104によって開始されるため、その画像データがファクシミリ画像データとしてメモリに蓄積される。
そして、その蓄積が完了した後、図6の制御を開始する。
それによって、ネゴシエーション制御手段201を含む各手段は、図6のステップS31〜S35で図4によって説明したステップS1〜S5と略同様の処理を行う。但し、通信制御手段202は、ステップS32で通信を開始すると、メモリに蓄積されたファクシミリ画像データを通信相手であるファクシミリ装置26へファクシミリ送信する。
しかし、ステップS35で、ネゴシエーションによって決定した帯域と取得した通信帯域との差が閾値よりも大きいと判断した場合は、ステップS36へ進んで、通信制御手段202がファクシミリ装置26との通信を切断して、図6の制御を終了する。
この第3実施例によれば、ファクシミリ装置が、メモリ蓄積送信を行う場合に、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域と通信相手との通信で実際に利用されている帯域とに差が生じた場合でも、通信相手と意図しない通信速度および通信帯域での通信の継続を確実に回避することができる。よって、通信元では余分な通信費用がかかってしまうことが確実になくなる。
〔第4実施例〕
次に、第4実施例について説明する。
図7は、図3に示したファクシミリ装置16の各手段によるこの発明に関わる制御の第4例を示すフローチャートである。
このファクシミリ装置16では、ネゴシエーション制御手段201を含む各手段が、図7のステップS41〜S45で図4によって説明したステップS1〜S5と同様の処理を行う。
その後のステップS46で、通信制御手段202が、通信相手であるファクシミリ装置26との通信に利用する帯域をネゴシエーションによって決定した帯域よりも大きな値に変更して、その値の帯域を利用してファクシミリ装置26との通信制御を継続する。
その後、ステップS43に戻り、以後通信が終了するまでステップS43〜S46の処理を繰り返し行い、通信が終了すると、ステップS47でファクシミリ装置26との通信を切断して、図7の制御を終了する。
なお、ネゴシエーションによって決定した帯域よりもどれだけ大きな値の帯域を利用するかについては、その値をこのファクシミリ装置16の内部で固定の値として所有することも可能であるし、ネゴシエーションによって決定した帯域と通信帯域との差に合わせて、動的に変更することも可能である。
この第4実施例によれば、ファクシミリ装置が、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域(決定帯域)と通信相手との通信で実際に利用されている帯域(通信帯域)とを比較し、両帯域の差が予め設定された閾値よりも大きい場合に、通信相手との通信に利用する帯域を通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域よりも大きな値に変更して、通信相手との通信制御を行う。
それによって、通信相手とのネゴシエーションによって決定した帯域と通信相手との通信で実際に利用されている帯域とに差が生じた場合でも、通信相手と意図しない帯域および通信速度での通信の継続を確実に回避することができる。
したがって、通信元では余分な通信費用がかかってしまうことが確実になくなる。また、通信相手と意図した通信速度での通信を確実に継続させることできるため、ファクシミリ装置の使い勝手が更に向上する。
図8は、図2の操作表示部106のディスプレイ106a上に表示される画面の一例を示す平面図である。
この例の画面は、図4のステップS5での比較の結果、ネゴシエーションによって決定した帯域と通信帯域(通信相手との通信で実際に利用されている帯域)との差が閾値よりも大きい場合に、ステップS6で操作表示部106のディスプレイ106a上に表示される。
この画面には、ネゴシエーションによって決定した帯域での通信を行うことができない旨を示す警告情報(本文)と、通信相手との通信を継続するか否か(通信を終了するか)の選択を促す情報(選択肢の文面)とが表示されている。
ここで、通信相手との通信を継続するためのボタン「通信継続」がユーザによって押下されるか、タイムアウトになると、そのまま通信相手との通信が継続される。通信相手との通信を終了するためのボタン「通信終了」がユーザによって押下されると、通信相手との通信が終了される。
なお、図5のステップS16でも、操作表示部106に警告情報を含む画面が表示されるが、図8とは本文や選択肢の文面が異なるだけであるため、図示を省略する。
また、以上の各実施例では、図1のファクシミリ装置16が通信要求によって通信相手であるファクシミリ装置26とインタネットファクシミリの通信を行う場合について説明した。しかし、ファクシミリ装置26が通信要求によって通信相手であるファクシミリ装置16とインタネットファクシミリの通信を行う場合も、各実施例と同様の制御を行うことができる。また、PC14,15,24,25等の情報処理装置や複写機等の画像形成装置が、インタネットファクシミリの通信を行う通信機能を備えている場合にも、前述した各実施例と同様の制御を行うことができる。
さらに、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜他の機能を追加したり、一部の機能を省略したりすることができる。また、上述した各実施例を矛盾しない範囲で適宜組み合わせて実施しても良い。
10,20:イントラネット 11,21:ゲートウェイ
12,13,22,23:ルータ
14,15,24,25:パーソナルコンピュータ(PC)
16,26:インタネットファクシミリ装置 30:IPネットワーク
31:SIPサーバ 101:メイン制御部 102:RAM部
103:時計部 104:スキャナ部 105:プロッタ部 106:操作表示部
106a:ディスプレイ 107:符号化復号化部
108:インタネット通信制御部 109:NVRAM 110:システムバス
201:ネゴシエーション制御手段 202:通信制御手段
203:通信帯域計測手段 204:通信帯域取得手段 205:帯域比較手段
206:操作表示制御手段
特開2010−245830号公報

Claims (4)

  1. セッション制御にセッション・イニシエーション・プロトコルを利用しているIPネットワークに接続可能であり、該IPネットワークを介して通信相手と通信を行う通信装置であって、
    前記通信相手と帯域のネゴシエーションを行うネゴシエーション制御手段と、
    該ネゴシエーション制御手段による前記ネゴシエーション後に前記通信相手とのインタネットファクシミリの通信制御を行う通信制御手段と、
    該通信制御手段による前記通信相手との通信で実際に利用されている帯域の情報を取得する通信帯域取得手段と、
    前記ネゴシエーション制御手段による前記ネゴシエーションによって決定した帯域と前記通信帯域取得手段が取得した情報による帯域とを比較する帯域比較手段とを設け、
    前記通信制御手段は、前記帯域比較手段による比較の結果、前記ネゴシエーションによって決定した帯域と前記取得した情報による帯域との差が予め設定された閾値よりも大きい場合には、前記通信相手との通信に利用する帯域を前記ネゴシエーションによって決定した帯域よりも大きな値に変更して、前記通信相手との通信制御を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記通信帯域取得手段は、前記通信相手との通信で実際に利用されている帯域を計測する通信帯域計測手段を有し、該通信帯域計測手段から前記通信相手との通信で実際に利用されている帯域の情報を取得することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記通信帯域取得手段は、前記通信相手との通信で実際に利用されている帯域を計測する通信帯域計測器と通信可能であり、該通信帯域計測器から前記通信相手との通信で実際に利用されている帯域の情報を取得することを特徴とする通信装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の通信装置を備えたインタネットファクシミリ装置。
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