JP2007335296A - キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル及びその製造方法 - Google Patents

キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 製造コストを上昇することなく導体の折れ曲がりを防止することが可能なキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルを提供する。
【解決手段】 所定のピッチで略平行に配列された複数の導体2aが絶縁材2bで挟み込まれ、両端に導体2aが所定の長さで露出されてなるフレキシブルフラットケーブル2と、フレキシブルフラットケーブル2の一方の面を支持するキャリアテープ3とから構成される。複数のフレキシブルフラットケーブルは、いわゆるハーフカットにより個別に切断された状態でキャリアテープ3上に連続的に配列され貼り合わされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば各種電子機器内等において中継ケーブルとして使用されるフレキシブルフラットケーブルをキャリアテープで支持したキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル及びその製造方法に関するものであり、特に、両端に導体が露出したフレキシブルフラットケーブルの取り扱い性を飛躍的に向上するための技術に関する。
例えばプリンタやスキャナ等の各種電子機器製品においては、内部に配設された部品や配線基板間の中継ケーブルとして、フレキシブルフラットケーブル(FFC)が広く用いられている。フレキシブルフラットケーブルは、その優れた可撓性から可動部にも使用することができ、また、フレキシブルプリント基板(FPC)に比べて製造コストが抑えられる等の利点も有することから、広範な分野において多用されている。
フレキシブルフラットケーブルは、所定の幅を有する薄板状の導体(いわゆる平角導体)を絶縁材で挟み込むことにより構成され、各導体が電気的な接続を図るための配線として機能する。したがって、例えば各導体を配線基板や部品の所定の端子と接続するためには、両端部分において絶縁材が除去され、導体が露出した形態とされている。フレキシブルフラットケーブルの接続の際には、この露出した導体をハンダ付けすることにより、前記配線基板や部品の端子と電気的に接続し、且つ機械的に固定する。
ところで、前述のハンダ付け対応のフレキシブルフラットケーブルは、前述の通り導体が絶縁材から突き出した形で取り扱われることになり、折れ曲がり等の不具合が生じ易いという問題がある。薄板状の導体は、僅かな力が加わっても折れ曲がってしまい、前記のように導体が突出した状態で取り扱うと、頻繁に折れ曲がりが発生する。導体の折れ曲がりはハンダ付けを行う上で大きな支障となり、作業性を劣化する要因となる。また、導体が突出したフレキシブルフラットケーブルをまとめて取り扱うと、導体の突き出し部分が他のフレキシブルフラットケーブルと絡み合って作業性が悪いという問題もある。
このような状況から、従来、突出した導体部分に例えば折れ曲がり防止の目的で片面テープを貼り合わせ、導体の強度を確保することが行われている(例えば、特許文献1等を参照)。
特許文献1には、2枚の絶縁テープ間に複数本の導体を一定間隔をおいて並列配置し、両端部の導体を一定長にわたって露出して接続端末部としたフラットケーブルの片面の絶縁テープの端部に、該テープ端部と前記接続端末部とを覆う端末保護用のフィルムが容易に剥離可能な状態で部分的に接着されている端末保護フィルム貼付フラットケーブルであって、前記端末保護用フィルムには、幅の狭い接着層がフラットケーブルの長手方向に対して略直角に設けられているとともに、該接着層の厚さは、フラットケーブルの導体間隔部分に位置する絶縁テープ表面には接着しない厚さに設けられていることを特徴とする端末保護フィルム貼付フラットケーブルが開示されている。特許文献1記載の発明では、単に突出した導体部分に片面テープ(端末保護フィルム)を貼り付けるだけでなく、端末保護フィルムをテープ側の長手方向に対して直角または斜め方向上方に引っ張ることにより容易に絶縁テープから引き剥がすことができるようにしている。
特開2000−149668号公報
しかしながら、特許文献1に記載される発明のように、突出した導体部分に片面テープ(端末保護フィルム)を貼り付ける方法では、個々のフレキシブルフラットケーブルに対してそれぞれ2箇所に端末保護フィルムを貼り付ける必要があり、そのための作業が繁雑で製造コストを上昇する原因にもなる。フレキシブルフラットケーブルはフレキシブルプリント基板に比べて低コストであることが長所であるが、前記製造コストの上昇は、このようなフレキシブルフラットケーブルの利点を損なうことになる。さらに、端末保護フィルムを剥がす手間も必要であり、導体カールも起き易い。
また、特に長さの短いフレキシブルフラットケーブルを取り扱う場合、手で持ち難く作業性が悪いという問題があり、整列作業が難しく作業効率が悪いという問題もあるが、特許文献1に開示されるような端末保護フィルムの貼り付けでは、これらの問題を解決することはできない。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、製造コストを大きく上昇することなく導体の折れ曲がり等を防止することができ、不良の発生を抑制することが可能なキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル及びその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、長さの短いフレキシブルフラットケーブルも簡単に取り扱うことができ、ハンドリングが良好で工数削減が可能なキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル及びその製造方法を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルは、所定のピッチで略平行に配列された複数の導体が絶縁材で挟み込まれ、両端に前記導体が所定の長さで露出されてなるフレキシブルフラットケーブルと、前記フレキシブルフラットケーブルの一方の面を支持するキャリアテープとから構成され、複数のフレキシブルフラットケーブルが個別に切断された状態で前記キャリアテープ上に連続的に配列され貼り合わされていることを特徴とする。
また、本発明の製造方法は、所定のピッチで略平行に配列された複数の導体が絶縁材で挟み込まれ、所定の間隔で前記絶縁材が除去され前記導体が露出されたフレキシブルフラットケーブル原反をキャリアテープに貼り合わせた後、前記導体が露出する位置でハーフカットを行い、前記導体のみを切断して前記フレキシブルフラットケーブル原反を個々のフレキシブルフラットケーブルに分離することを特徴とする。
本発明のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルでは、導体が露出したフレキシブルフラットケーブルがキャリアテープによって支持されているので、特許文献1に記載されるような端末保護フィルムを貼着した場合と同様、導体の強度が確保され、折れ曲がりの発生が抑えられる。また、所定の長さのフレキシブルフラットケーブルがキャリアテープ上に連続的に貼り合わされているので、長さが短くても取り扱いが容易であり、導体が絡み合うことがなく整列する作業も不要となる等、ハンドリングが良くなり作業効率が大幅に向上する。
一方、本発明の製造方法では、フレキシブルフラットケーブル原反をキャリアテープに貼り合わせた後、ハーフカットを行うことで個々のフレキシブルフラットケーブルに分離している。したがって、フレキシブルフラットケーブルを個別にキャリアテープに貼り付ける必要がなく、前述の構成のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルが生産性良く製造される。また、キャリアテープへのフレキシブルフラットケーブル原反の貼り付けに際しては、格別位置決め等も必要がなく、この点においても工程の簡略化が実現される。
本発明によれば、フレキシブルフラットケーブルにおいて、製造コストを大きく上昇することなく導体の折れ曲がり等を防止することができ、不良の発生を抑制することが可能である。また、長さの短いフレキシブルフラットケーブルも簡単に取り扱うことができ、ハンドリングを良好なものとし、工数削減を図ることが可能である。
以下、本発明を適用したキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル及びその製造方法の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの一例を示すものである。このキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1は、所定の長さのフレキシブルフラットケーブル2が長尺状のキャリアテープ3に一列に貼り合わされて成るものである。各フレキシブルフラットケーブル2は個別に切断されているが、キャリアテープ3は連続体の状態である。したがって、前記構成を採用することで、たとえフレキシブルフラットケーブル2の長さが短くても、長尺状のフレキシブルフラットケーブルと同様の取り扱いが可能となっている。
各フレキシブルフラットケーブル2においては、所定の幅を有する薄板状の導体2aがほぼ並行に配列されるとともに、これら導体2aに上下2枚の絶縁材2bがラミネートされている。その結果、各導体2a間の絶縁が確保されるとともに、各導体2aが上下2枚の絶縁材2b間に挟み込まれ保護された形になっている。また、各フレキシブルフラットケーブル2においては、両端部分において導体2aが所定の長さ露出する形になっており、この露出した導体2aをハンダ付けすることで接続を行うハンダ付け対応のフレキシブルフラットケーブル2として構成されている。
ここで、フレキシブルフラットケーブル2を構成する導体2aは、いわゆる平角導体として形成されるものであり、その材質は導電材料(金属)であれば任意である。例えば、錫メッキを施した平角軟銅線等を使用することが可能である。導体2aの寸法や数も任意であるが、例えば導体2aの厚さは35μm〜100μm程度であり、幅は0.3mm〜0.8mm程度である。導体間ピッチは、例えば0.5mm〜1.25mm程度である。配列される導体2aの数(線芯数)は、例えば4本〜60本程度である。
前記導体2aを挟み込む絶縁材2bは、絶縁性を有する各種樹脂材料により形成され、例えばポリエチレンテレフタレート等により形成される。絶縁材2bは、燃焼しても有害物質が発生しないようハロゲンを含まないことが望ましい。
一方、前記フレキシブルフラットケーブル2を支持するキャリアテープ3は、前記フレキシブルフラットケーブル2を一連のフレキシブルフラットケーブルと同様の取り扱いを可能とし、各フレキシブルフラットケーブル2の突出する導体2aを補強(保護)するものである。したがって、このような機能を有する材料であれば任意の材料で形成することができ、例えばポリエチレンテレフタレート等により形成することができる。なお、前記キャリアテープ3は透明であることが好ましく、これによりキャリアテープ3を通してフレキシブルフラットケーブル2における不良の発生や異物の混入等を検査することも可能となる。
また、前記キャリアテープ3の一方の面には、粘着剤や接着剤が塗布されており、これら粘着剤や接着剤によって前記フレキシブルフラットケーブル2が貼り合わされている。ここで、前記粘着剤や接着剤は、いわゆる微粘着タイプのものが好ましく、これによりフレキシブルフラットケーブル2を簡単に剥離することが可能となる。
以上の構成を有するキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1は、例えば各フレキシブルフラットケーブル2の長さが短くても長尺状のフレキシブルフラットケーブルと同様に取り扱うことが可能である。すなわち、フレキシブルフラットケーブル2をハンドリングする際に、フレキシブルフラットケーブル2を1個ずつ手に取らなくて済み、工数削減を実現することが可能である。また、各フレキシブルフラットケーブル2の導体2aが前記キャリアテープ3によって補強された形になり、導体2aの折れ曲がり等を防止することができる。さらに、突出する導体2aが絡み合うこともない。
前述のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1は、例えば図2に示すように、巻回した状態で取り扱うことが可能である。キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1を巻回した状態で取り扱えば、保存等も容易であり、また、使用に際しては必要な長さ巻き出すことにより、フレキシブルフラットケーブル2を取り出すことが可能である。
キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1においては、キャリアテープ3に切断前の連続したフレキシブルフラットケーブル原反をラミネートし、いわゆるハーフカットにより連続したフレキシブルフラットケーブル原反を切断して個々のフレキシブルフラットケーブル2に分離しているので、各フレキシブルフラットケーブル2はキャリアテープ3上に整然と並んだ状態でラミネートされている。したがって、キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1から必要な長さを巻き出すことで、フレキシブルフラットケーブル2を順次取り出すことができ、例えば自動化も容易である。フレキシブルフラットケーブル2の取り出しに際しては、キャリアテープ3を例えば180度方向に剥離すればよく、これによって速やかにフレキシブルフラットケーブル2を取り出すことが可能である。
次に、前述のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1の製造方法について説明する。先にも述べたように、キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル1を製造するには、キャリアテープ3に切断前の連続したフレキシブルフラットケーブル原反をラミネートし、いわゆるハーフカットにより連続したフレキシブルフラットケーブル原反を切断して個々のフレキシブルフラットケーブル2に分離する。
図3は、キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの製造装置の一例を示すものであり、図4は図3のA−A線位置での断面を示すものである。
図3に示すキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの製造装置は、フレキシブルフラットケーブル原反11及びキャリアテープ3をそれぞれガイドするガイドロール21,22と、供給されるフレキシブルフラットケーブル原反11及びキャリアテープ3を幅方向において位置合わせする位置合わせ機構23、フレキシブルフラットケーブル原反11とキャリアテープ3とをラミネートするラミネートロール24,25、及びラミネート後にフレキシブルフラットケーブル原反11を切断するカッター26とから構成されている。
ここで、フレキシブルフラットケーブル原反11は、導体11aと絶縁材11bとで構成されているが、導体11aが所定の間隔で所定長さ露出するように絶縁材11bが剥離されている。したがって、前記フレキシブルフラットケーブル原反11は、前記導体11aによって長尺状態が保たれている。一方、前記キャリアテープ3については、例えば透明なポリエチレンテレフタレートフィルム等を用いる。透明なキャリアテープ3を用いることにより、キャリアテープ3を通して貼り合わされたフレキシブルフラットケーブル原反11を目視確認することが可能となる。
キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの製造に際しては、フレキシブルフラットケーブル原反11及びキャリアテープ3をガイドロール21,22でガイドしながら互いに対向するように供給する。供給されたフレキシブルフラットケーブル原反11及びキャリアテープ3は、位置合わせ機構23によって幅方向の位置合わせが行われる。前記位置合わせ機構23は、支持台23a上にキャリアテープ3とほぼ等しい幅のスリットを有する第1のガイド板23bと、フレキシブルフラットケーブル原反11とほぼ等しい幅のスリットを有する第2のガイド板23cとから構成され、これら第1のガイド板23b及び第2のガイド板23cの作用によりフレキシブルフラットケーブル原反11とキャリアテープ3の位置合わせが行われる。
互いに位置合わせされたフレキシブルフラットケーブル原反11とキャリアテープ3は、その後、ラミネートロール24,25間を通過することにより、ラミネートされる。キャリアテープ3のフレキシブルフラットケーブル原反11との対向面には、粘着剤が塗布されており、ラミネートロール24,25で加圧することによりフレキシブルフラットケーブル原反11とキャリアテープ3とがラミネートされる。
前記ラミネート後、カッター26によるハーフカットが行われ、フレキシブルフラットケーブル原反11が切断され、各フレキシブルフレットケーブル2に分離される。前記ハーフカットは、前記フレキシブルフラットケーブル原反11を露出する導体11部分を切断することで行われ、その結果、切断されたフレキシブルフラットケーブル2は両端に導体2aが突出する形になる。また、前記ハーフカットではキャリアテープ3が切断されることはない。
なお、本実施形態の製造装置においては、前記カッター26の手前位置にセンサ27が設置されており、フレキシブルフラットケーブル原反11の導体11aの露出位置、さらには導体11aやキャリアテープ3の高さ位置を検出することで、適正な位置で適正にハーフカットされるようにしている。
また、前記センサ27(あるいは他のセンサや目視等)によってキャリアテープ3に貼り合わされたフレキシブルフラットケーブル原反11の不良や異物の混入等を検査するようにしてもよい。さらには、前記ハーフカット後にキャリアテープ3に貼り合わされたフレキシブルフラットケーブル2の不良や異物の混入等を検査することも可能である。前記キャリアテープ3を透明とすることで、フレキシブルフラットケーブル原反11やフレキシブルフラットケーブル2をわざわざ剥がさなくとも前記検査を容易に行うことが可能である。
以上のような製造方法によれば、複数のフレキシブルフラットケーブル2に一括してキャリアテープ3をラミネートすることができ、例えば端末保護フィルムを導体2aに貼着する場合に比べて作業効率を大幅に向上することが可能である。また、切断されたフレキシブルフラットケーブル2が自ずとキャリアテープ3上に整然と並んだ状態となり、整列作業等も不要であることから、この点においても作業効率を向上することが可能である。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明がこれら実施形態に限定されるものではないことは言うまでもない。例えば各構成要素の形状、寸法等については種々変更が可能である。
本発明を適用したキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの一例を示す概略斜視図である。 巻回されたキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの使用状態を示す概略斜視図である。 キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの製造装置の一例を示す図である。 図3のA−A線における断面図である。
符号の説明
1 キャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル、2 フレキシブルフラットケーブル、2a 導体、2b 絶縁材、3 キャリアテープ、11 フレキシブルフラットケーブル原反、11a 導体、11b 絶縁材、21,22 ガイドロール、23 位置決め機構、23a 支持台、23b 第1のガイド板、23c 第2のガイド板、24,25 ラミネートロール、26 カッター、27 センサ

Claims (9)

  1. 所定のピッチで略平行に配列された複数の導体が絶縁材で挟み込まれ、両端に前記導体が所定の長さで露出されてなるフレキシブルフラットケーブルと、前記フレキシブルフラットケーブルの一方の面を支持するキャリアテープとから構成され、
    複数のフレキシブルフラットケーブルが個別に切断された状態で前記キャリアテープ上に連続的に配列され貼り合わされていることを特徴とするキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル。
  2. 前記キャリアテープが透明であることを特徴とする請求項1記載のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル。
  3. 前記キャリアテープがポリエチレンテレフタレートにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル。
  4. 前記キャリアテープの表面に粘着剤が塗布されており、前記フレキシブルフラットケーブルが微粘着状態で貼り合わされていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル。
  5. 巻回状態で取り扱われることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブル。
  6. 所定のピッチで略平行に配列された複数の導体が絶縁材で挟み込まれ、所定の間隔で前記絶縁材が除去され前記導体が露出されたフレキシブルフラットケーブル原反をキャリアテープに貼り合わせた後、
    前記導体が露出する位置でハーフカットを行い、前記導体のみを切断して前記フレキシブルフラットケーブル原反を個々のフレキシブルフラットケーブルに分離することを特徴とするキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの製造方法。
  7. 前記フレキシブルフラットケーブル原反とキャリアテープとを治具により位置決めした状態で貼り合わせることを特徴とする請求項6記載のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの製造方法。
  8. ラミネートにより前記フレキシブルフラットケーブル原反とキャリアテープとを貼り合わせることを特徴とする請求項6または7記載のキャリアテープ付きフレキシブルフラットケーブルの製造方法。
  9. キャリアテープを透明とし、当該キャリアテープを介して貼り合わされたフレキシブルフラットケーブル原反またはフレキシブルフラットケーブルの検査を行うことを特徴とする請求項6から8のいずれか1項記載のフレキシブルフラットケーブルの製造方法。
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