JP5446742B2 - シールドフラットケーブルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シールドフラットケーブルの製造方法に関する。
限られたスペースに高密度の配線が可能な配線部材としては、可撓性の回路基板や平角導体を用いたフラットケーブル、また、これらの接続に用いられる電気コネクタ等がある。オーディオ,ビデオ等の民生機器、プリンター,スキャナ,複写機等のOA機器、DVD,CD‐ROM,MO,PC、その他の電子機器用配線等、ノイズ対策を必要とする製品の機内配線には、シールド機能を備えたシールドフラットケーブルが使用されている。
フラットケーブルは、複数本の平角導体を一平面上に配列し、その配列面の両側からそれぞれ絶縁フィルムをラミネートしたものである。シールドフラットケーブルの場合、ラミネートした絶縁フィルムの外側に金属箔等のシールド層が設けられる。複数本の平角導体のうち一部はグランド線であり、グランド線とシールド層が電気的に接続された構造を有している。
例えば、特許文献1に記載のシールドフラットケーブルは、図19に示すように、複数本の平角導体112が横一列に、互いに平行に、等ピッチで配置され、それらの上下両側が絶縁性接着層116と絶縁層114を有するプラスチックフィルム(絶縁フィルム)で被覆されてフラットケーブル110とされ、該フラットケーブル110に、最外層をPETなどの絶縁層122、中層をCuやAlなどの金属層(シールド層)124、最内層を絶縁性接着層126としたシールド被覆テープ120が被覆されて構成されている。平角導体112のうち、左右両端のものが、接地導体(グランド線)112aとされている。このシールドフラットケーブルは、図20に示すように、接地導体112aの上部位置の場所に長手方向で複数箇所、接合部121が設けられている。この接合部121では、シールド被覆テープ120の金属層124が絶縁性接着層126を介さずに直接接地導体112aと接続されている。
このシールドフラットケーブルを製造する際には、プラスチックフィルムのラミネート前に、予め接地導体112aの直上にあたる部分の絶縁性接着層116および絶縁層114を予め金型などで穴を開けておくか、または、プラスチックフィルムのラミネート後であってシールド被覆テープ120のラミネート前に、接地導体112aの直上にあたる絶縁性接着層116および絶縁層114の部分にレーザ等で予め穴を開けておく。そして、その穴の部分でシールド被覆テープ120の金属層124と接地導体112aとを電気的に接続させる。
特開2005−93178号公報
平角導体に絶縁フィルムをラミネートする際には、長尺の複数本の平角導体を平面上に整列させた状態で走行させ、それに合わせて長尺の絶縁フィルムを走行させつつ平角導体を挟むようにして配列面の両側から貼り合わせる。そのため、上記のようにラミネート前に絶縁フィルムに穴を開けた場合、走行する平角導体の位置ずれ、走行する絶縁フィルムの位置ずれ、絶縁フィルム内の穴の位置ずれ、などの要因により、ラミネータ(貼り合わせ部)の箇所で穴の位置をグランド線上に正確に位置合わせすることが難しく、幅方向にずれてしまうことがある。例えば、平角導体の並列ピッチが0.5mmである場合に、幅方向の位置ずれ量が0.2mm以上となると、グランド線以外の平角導体(信号線や給電線)がシールド層に接続され接地されてしまう。
また、絶縁フィルムのラミネート後にレーザで穴を開けても、その穴の内側で樹脂の滓が出て、完全に穴が開かないことがある。特に、絶縁フィルムの接着層がポリエステル系である場合にこの問題が顕著となる。穴の形成が不完全であると、グランド線とシールド層との接触不良が生じてシールド層の接地が不十分になる。シールド層の接地が不十分であると、ノイズが乗り易いなど、十分なシールド特性が得られなくなる。特に、平角導体の並列ピッチが狭ピッチ(0.5mm以下)であると穴の開口部が狭く、滓が邪魔となって接触不良となるおそれが大きい。
そこで、本発明の目的は、グランド線とシールド層との接触が良好でシールド層の接地が確実なシールドフラットケーブルの製造方法を提供することにある。
上記課題を解決することのできる本発明に係るシールドフラットケーブルの製造方法は、グランド線である導体を含む複数本の平角導体を所定の並列ピッチで平面上に配列する配列工程と、
前記平角導体の配列面の両面から前記平角導体に絶縁フィルムを貼着してフラットケーブルを形成する絶縁フィルム貼着工程と、
前記絶縁フィルムの一部が除去された窓部で露出されたグランド線を切断する導体切断工程と、
切断した前記グランド線を前記絶縁フィルムの外側に前記グランド線が露出されるように折り返す折り返し工程と、
前記フラットケーブルの外側にシールド層を貼着して折り返した前記グランド線と前記シールド層とを電気的に接続する接続工程と、を有するシールドフラットケーブルの製造方法であって、
前記導体切断工程において、前記平角導体の幅以上の開口部を有する載置板上に、切断対象の前記グランド線が前記開口部に配置されるように前記フラットケーブルの前記窓部を載置させ、押圧部材によって前記グランド線を押圧して前記開口部内へ押し込み、前記載置板の下方側で前記フラットケーブルの幅方向へ沿って配設された切断刃に前記グランド線を押し付けて切断することを特徴とする。
本発明のシールドフラットケーブルの製造方法において、前記窓部は、一方の面で前記絶縁フィルムの一部を除去して形成し、
前記導体切断工程において、前記窓部における前記グランド線の幅方向両側の前記絶縁フィルムを前記グランド線に沿って予め切断しておくことが好ましい。
本発明のシールドフラットケーブルの製造方法において、前記載置板を弾性材料から形成された台座上に設け、前記切断刃を前記台座に形成されたスリット内に配置しておくことが好ましい。
本発明によれば、グランド線とシールド層を電気的に接続する箇所は、グランド線を切断して絶縁フィルムの外側に折り返して露出された部分であるため、平角導体の配列面に絶縁フィルムを貼着するときの幅方向の位置ずれが生じても、折り返したグランド線上にシールド層を確実に接続させることができ、確実にシールド層を接地することができる。
また、導体切断工程において、切断対象のグランド線が開口部に配置されるようにフラットケーブルの窓部を載置板上に載置させ、載置板の反対側から押圧部材によってグランド線を押圧して開口部内へ押し込み、切断刃にグランド線を押し付けることにより、他の平角導体を切断したり損傷させてしまうような不具合なく、切断対象のグランド線だけを的確に切断することができる。
本実施形態のシールドフラットケーブルの一方の面を示す平面図である。 本実施形態のシールドフラットケーブルの他方の面を示す平面図である。 図1および図2の矢視A−A断面図である。 図1および図2の矢視B−B断面図である。 図1および図2の矢視C−C断面図である。 本実施形態の製造方法において絶縁フィルム貼着工程を示す模式的な斜視図である。 本実施形態の製造方法における絶縁フィルム貼着工程後の長尺フラットケーブルを示す平面図である。 本実施形態の製造方法における絶縁フィルム貼着工程後の長尺フラットケーブルの他の例を示す平面図である。 本実施形態の製造方法におけるメッキ工程を示す模式図である。 本実施形態の製造方法における切断工程後のフラットケーブルを示す平面図である。 図8の部分側面図である。 本実施形態の製造方法における折り返し工程後のフラットケーブルを示す平面図である。 本実施形態の製造方法における導体切断工程を示す図であって、(a)は切断箇所における幅方向の断面図、(b)は切断箇所における長手方向の断面図である。 本実施形態の製造方法における導体切断工程を示す図であって、(a)は切断箇所における幅方向の断面図、(b)は切断箇所における長手方向の断面図である。 本実施形態の製造方法における導体切断工程を示す図であって、(a)は切断箇所における幅方向の断面図、(b)は切断箇所における長手方向の断面図である。 本実施形態とは異なる導体切断作業を説明する図であって、(a)(b)はそれぞれ切断箇所における幅方向の断面図である。 本実施形態の製造方法における追加絶縁工程後のフラットケーブルの一方の面を示す平面図である。 本実施形態の製造方法における追加絶縁工程後のフラットケーブルの他方の面を示す平面図である。 従来のシールドフラットケーブルの一例を示す断面図である。 図19に示したシールドフラットケーブルの他の部分の断面図である。
以下、本発明に係るシールドフラットケーブルの製造方法の実施形態の例について図面を参照して説明する。
図1から図5に示すように、シールドフラットケーブル1は、複数本(本実施形態では10本)の平角導体2を備え、これら平角導体2が所定の並列ピッチで平面上に配列され、平角導体2の配列面の両面にそれぞれ第1絶縁体を含む第1絶縁フィルム3が貼着(ラミネート)されている。なお、図3から図5は、図1に示す一方の面を上側にして図示している。第1絶縁フィルム3の外側には、シールド層9を有するシールドフィルム7が貼着されている。シールドフラットケーブル1の長手方向の両端部は、一方の面(図1に示す面)で複数本の全ての平角導体2が露出した導体露出部15とされ、他方の面(図2に示す面)にのみ第1絶縁フィルム3が貼着されており、導体露出部15は電気コネクタの弾性コンタクト片等に接続可能な接続端末として機能する。また、導体露出部15の平角導体2が露出していない側の面(他方の面)には、図2および図11に示すようにポリエステル等の絶縁樹脂からなる端末補強テープ14が貼着されており、露出した平角導体2を支持して変形を防止している。
また、導体露出部15を除くシールドフラットケーブル1の長手方向の一部で、一方の面側の第1絶縁フィルム3に窓部6が設けられている。導体露出部15と窓部6を除く部分では、平角導体2の両面に第1絶縁フィルム3が貼着されているが、窓部6では平角導体2の一方の面に第1絶縁フィルム3が貼着されていない。10本の平角導体2のうち、並列幅方向の両端から2番目にそれぞれグランド線2aが配置されている。グランド線2a以外の平角導体2は信号線または給電線であり、窓部6において、平角導体2には第2絶縁体を含む第2絶縁フィルム11が貼着されている。
平角導体2は、断面長方形に形成された銅基材上に錫メッキ層が積層された構造とされている。本実施形態では、銅基材の外周全域に錫メッキ層が形成されている。銅基材としては、銅または銅合金が用いられる。また、接続端末となる導体露出部15では、電気接触のための圧縮応力を受けることに起因して平角導体2の表面に針状結晶体(ウィスカ)が発生することがあるため、ウィスカの発生を抑制するために平角導体2に金メッキが施されている。金メッキを施すことにより、ウィスカが発生せず、狭いピッチで並べられた各平角導体2が短絡することなく、平角導体2と電気コネクタとの電気接続の信頼性が向上する。
本実施形態において、平角導体2の厚さは0.035mmであり、平角導体2の幅W1は0.3mmであり、10本の平角導体2の並列ピッチPは0.5mmである。
第1絶縁フィルム3は、第1絶縁体である絶縁樹脂層5と絶縁性接着層4からなり、例えば、絶縁樹脂層5はポリエステルまたはポリイミドあるいはPPS等の樹脂であり、絶縁性接着層4はポリエステル系接着剤もしくは難燃PVCである。平角導体2に対して、絶縁性接着層4の面を対向させて2枚の第1絶縁フィルム3が貼り合わされている。これにより、平角導体2同士の電気的絶縁を図っている。
シールドフィルム7は、導電性接着層8とシールド層9と樹脂層10からなり、例えば、導電性接着層8は導電フィラー含有接着剤であり、シールド層9はアルミまたは銅であり、樹脂層10はPET等のポリエステルである。導電性接着層8はシールド層9とグランド線2aの良好な導電性接続を図り、シールド層9によりシールドフラットケーブル1のシールド効果を発生させている。樹脂層10はシールド層9の剥離や腐食を防止して、シールドフラットケーブル1の信頼性維持を図っている。
シールドフィルム7は、図3から図5に示すようにシールドフラットケーブル1の全周を覆うように1枚を巻きつけて貼着する他、第1絶縁フィルム3と同様に2枚を対向させて貼り合わせても良い。
図3に示すように、シールドフラットケーブル1の長手方向の大部分では全ての平角導体2に対して第1絶縁フィルム3が貼着されているが、図1および図4に示すようにシールドフラットケーブル1の長手方向の一部では、一方の面に第1絶縁フィルム3が貼着されていない窓部6が設けられている。窓部6は、その幅方向の長さが、少なくとも平角導体2の並列ピッチP以上とされており、本実施形態では並列した平角導体2に対して第1絶縁フィルム3が貼着された全幅にわたっている。
この窓部6において、グランド線2aは他方の第1絶縁フィルム3とともに切断されており、窓部6の縁部における他方の第1絶縁フィルム3の外側に折り返されている。図1および図5に示すように、折り返されたグランド線2aの折り返し部2bは、シールドフィルム7の導電性接着層8に接着され、シールド層9とグランド線2aの導電性接続が図られている。
また、図1および図4に示すように、窓部6において、第1絶縁フィルム3とは別の追加絶縁フィルムとして第2絶縁フィルム11が窓部6を覆うように貼着されている。グランド線2aが窓部6の長さ方向の端よりも内側で折り曲げられている場合は、グランド2aの折り曲げられなかった部分も第2絶縁フィルム11で覆われる。これにより、窓部6では、平角導体2は一方の面側が第2絶縁フィルム11により覆われて電気的に絶縁され、他方の面側が第1絶縁フィルム3により覆われて電気的に絶縁されている。
第2絶縁フィルム11は、第1絶縁フィルム3と同様のものを使用できる。例えば、第2絶縁フィルム11は第2絶縁体である絶縁樹脂層13と絶縁性接着層12からなり、絶縁樹脂層13はポリエステルまたはポリイミドあるいはPPS等の樹脂であり、絶縁性接着層12はポリエステル系接着剤もしくは難燃PVCである。
第2絶縁体は、窓部6で露出した信号線や給電線の平角導体2を絶縁できるものであればよく、フィルムの形態に限られない。例えば、第2絶縁体としてインクや塗工材等の絶縁材料を使用することもできる。
なお、第1絶縁フィルム3および第2絶縁フィルム11の絶縁樹脂層5,13がポリイミドであると、フィルムの形状精度が良好であり、窓部6等を精度良く形成できる。
また、第2絶縁フィルム11の材質および厚さの例としては、0.035mm厚のポリイミドテープ、0.022mm厚のポリエステルテープ、0.020mm厚のPPSテープ、0.025mm厚のポリイミドテープ、等を例示できる。第2絶縁フィルム11の絶縁性接着層12には、アクリル系樹脂も使用できる。
次に、上記構造のシールドフラットケーブル1を製造する製造方法について、その手順に沿って説明する。
まず、銅基材の表面に錫メッキ層が形成された断面長方形の平角導体2(グランド線2aを含む)を複数本(本実施形態では10本)用意する。
次いで、図6に示すように、それぞれ長尺の平角導体2が巻き取られている複数のリール30から平角導体2を送り出して所定の並列ピッチPで同一平面上に配列する(配列工程)。そして、これら平角導体2の上下に、リール31から長尺の第1絶縁フィルム3を送り出してヒータローラ32間に通し、巻き取りローラ33に巻き取る(絶縁フィルム貼着工程)。
絶縁フィルム貼着工程の際、第1絶縁フィルム3の互いの対向面は絶縁性接着層4側とする。つまり、ヒータローラ32の間を通過することにより、第1絶縁フィルム3の絶縁性接着層4が溶融し、平面上に配列された複数本の平角導体2には、表裏から第1絶縁フィルム3が絶縁性接着層4によって貼り合わされ、これら平角導体2が平面上に配列されて絶縁樹脂(絶縁樹脂層5と絶縁性接着層4)で被覆された一連長の長尺フラットケーブルが形成される。
ここで、長尺フラットケーブル1Aの一部を図7に示す。長尺フラットケーブル1Aは、図1に示した導体露出部15と窓部6とを設けるために、一方の第1絶縁フィルム3の長手方向の一部に開口した導体露出窓部15aと窓部6が形成されている。導体露出窓部15aはシールドフラットケーブル1の長手方向の端部となる箇所に設けられ、窓部6は導体露出窓部15a以外の箇所、例えばシールドフラットケーブル1の長手方向の略中央部となる箇所に設けられている。導体露出窓部15aの幅W2は、全ての平角導体2が露出するように平角導体2の並列幅より大きくされており、窓部6の幅W3は、少なくともグランド線2aに第1絶縁フィルム3を貼着しないよう、グランド線2a上の位置で並列ピッチP以上の幅を有するように設定される。本実施形態では、W2とW3を同等の幅に設定している。すなわち、本実施形態では窓部6においても全ての平角導体2に第1絶縁フィルム3を貼着しない形状に開口されている。なお、並列ピッチP以上の幅を設けてグランド線2aのみを露出させる位置に窓部6を設けても良い。
平角導体2に第1絶縁フィルム3を貼着する際には、第1絶縁フィルム3と平角導体2の位置が幅方向にずれることがある。そのずれ量より窓部6の幅W3が小さいと、グランド線2aが第1絶縁フィルム3により覆われて露出しなくなってしまうため、窓部6の幅W3をそのずれ量より大きくなるように設定する。図6に示したようなラミネータは、通常、第1絶縁フィルム3が貼着される間の位置ずれを最大でも平角導体2の並列ピッチP未満にするように精度設計されている。そのため、本実施形態では窓部6の幅W3を少なくとも並列ピッチP以上の幅としており、第1絶縁フィルム3を貼着する際に第1絶縁フィルム3と平角導体2の位置が幅方向に多少ずれたとしても、長手方向における窓部6の位置でグランド線2aに第1絶縁フィルム3が貼着されることは防がれる。したがって、後の工程でグランド線2aとシールド層9との電気的接続を確実に行うことができる。
また、窓部6の長さL1(図1,図7参照)は、第1絶縁フィルム3による絶縁効果を十分に得るためにシールドフラットケーブル1の長さの半分以下とするのが良い。また、窓部6はシールドフラットケーブル1の長手方向に複数設けられていても良い。
このように、上記絶縁フィルム貼着工程では、予め開口した窓部6および導体露出窓部15aを有する第1絶縁フィルム3を平角導体2の長手方向に沿って連続的に貼着することで、導体露出窓部15aおよび窓部6を形成しているが、図8に示すように、短尺の第1絶縁フィルム3を平角導体2の長手方向に沿って間欠的に貼着することで、導体露出窓部15aおよび窓部6を形成しても良い。
絶縁フィルム貼着工程の後、第1絶縁フィルム3の幅方向の余剰部分(耳と呼ばれる部分)を除去するために、図7および図8に示した破線C1で示す位置で切断される。これにより、窓部6および導体露出窓部15aの幅方向両端部で第1絶縁フィルム3が長手方向に繋がった箇所が除去される。
導体露出部15の平角導体2に金メッキ等のメッキを行う場合、長尺フラットケーブルのままでメッキ工程を行う。
このメッキ工程では、図9に示すように、メッキ液槽20に、長尺フラットケーブル1Aを間欠的に送り込んで浸漬させ、長尺フラットケーブル1Aの導体露出部15の部分に露出する平角導体2に電気メッキを施している。露出する平角導体2にメッキ金属を付着させるために、少なくとも1箇所の導体露出部15で、露出する全ての平角導体2と交差する導電部材23で接続一体化して電気的に接続する。長尺フラットケーブル1Aをメッキ液に漬けたときに導電部材23をメッキ液の外で電気クリップ等でメッキ電源21の負電位側に接続し、メッキ液に浸したメッキ金属材22をメッキ電源21の正電位側に接続する。
長尺フラットケーブル1Aは、メッキ液槽20内に連続的に送り込んで浸漬させる(連続メッキ)他に、メッキ液槽20に収まる程度の長さに分断して浸漬させるようにしても良い。
導体露出部15に施すメッキは、この端末部分でのウィスカの発生を抑制することと、あるいは端末部分と電気コネクタとの電気接続の信頼性を高めるためのもので、好ましくは金メッキが施される。但し、錫メッキ上に直接金メッキを施すと、異種金属接触による電食が生じ、長期の使用に耐えられないおそれがある。このため、下地金属としてニッケルメッキを施してから金メッキを施すようにするのが良い。
また、メッキ工程において、導体露出部15だけでなく窓部6にもメッキを施してもよい。その場合、長尺フラットケーブル1Aをメッキ液槽20内に連続的に送り込んで浸漬させることができ、効率的である。もしくは、窓部6をテープ等で一時的にマスキングした状態で連続的にメッキを施しても良い。
このように形成された長尺フラットケーブル1Aは、図7および図8に示した導体露出部15の破線C2で示す位置で切断され、図10に示すように所定の長さのフラットケーブル1Bとされる(切断工程)。
長尺フラットケーブル1Aを切断した図10のフラットケーブル1Bには、図11に示すように導体露出部15の一方の面に平角導体2を支持するように端末補強テープ14を貼着する。一方の第1絶縁フィルム3を残してその上から端末補強テープ14を貼ることもある。
次いで、図10に破線C3で示すように、窓部6におけるグランド線2aと、グランド線2aの周囲の第1絶縁フィルム3を切断する(導体切断工程)。そして、図12に示すように、窓部6内のグランド線2aを、切断した第1絶縁フィルム3とともに、窓部6とは反対側の第1絶縁フィルム3の外側(他方の面の外側)に折り返して、グランド線2aの折り返し部2bを形成する(折り返し工程)。これにより、折り返し部2bが折り返し前に位置していた箇所は、フラットケーブル1Bの両面が開口して貫通した空隙部6aとなる。なお、図12は図1とは反対側から見た図である。
ここで、窓部6におけるグランド線2aを切断する導体切断工程について説明する。まず、それぞれのグランド線2aの両側部における第1絶縁フィルム3を、例えば、COレーザによって切断する。次に、それぞれのグランド線2aを、図13(a),(b)に示す切断具31によって切断する。
切断具31は、切断台32と、この切断台32の上方に配置された押圧部33とを有している。切断台32は、ゴム等から形成された台座41を備えており、この台座41の上部には、厚さ0.5mm程度の、例えば、ステンレス板などの金属板または硬質の樹脂板からなる載置板42が配置されている。そして、この台座41の上部に、フラットケーブル1Bが載置される。切断台32の台座41には、図13(b)に示すように、載置されるフラットケーブル1Bの幅方向に沿ってスリット43が形成されており、このスリット43の内側には、切断刃44が配置されている。切断刃44は、その刃先44aが上方へ向けられており、刃先44aは、台座41の上面よりも僅かに下方に配置されている。
台座41の上面に設けられた載置板42には、載置されるフラットケーブル1Bのグランド線2aに対応する箇所に、開口部42aが形成されている。また、載置板42の上部には、その両側部に、移動規制突起45が設けられている。
切断台32の上方に配置された押圧部33は、切断対象のグランド線2aの本数と同数の押圧部材51を有している。これら押圧部材51は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの樹脂から形成されており、それぞれ切断台32へ向かって突出されている。押圧部材51は、切断台32に対して接離可能に設けられた保持部材52の取付穴52aに嵌合されて固定されている。押圧部材51は、平角導体2の幅W1以上の幅寸法を有しており、平角導体2の幅W1よりも0.3mmから0.5mm程度大きいことが好ましい。保持部材52の取付穴52aは、フラットケーブル1Bの平角導体2の並列ピッチPと同一ピッチに配置されており、各平角導体2に対応した位置に押圧部材51が取付可能である。本実施形態では、平角導体2のうちの切断対象のグランド線2aに対応した位置の取付穴52aに押圧部材51が取り付けられている。
上記切断具31を用いてフラットケーブル1Bのグランド線2aを切断するには、まず、フラットケーブル1Bを、窓部6を上方へ向けて切断台32の載置板42上に載せる。このとき、フラットケーブル1Bの窓部6におけるそれぞれのグランド線2aを、載置板42の開口部42aにそれぞれ配置させるとともに、グランド線2aの切断する箇所を、切断刃44の上部に配置させる。
次に、押圧部33を切断台32へ向かって押し下げる。すると、図14(a),(b)に示すように、押圧部材51の先端部が載置板42上に載置されたフラットケーブル1Bのグランド線2aに当接する。
さらに、押圧部33を押し下げると、図15(a),(b)に示すように、それぞれの押圧部材51によってそれぞれのグランド線2aが下方へ押圧される。すると、これらグランド線2aが、ゴムからなる台座41を変形させながら下方へ押し下げられ、それぞれのグランド線2aの第1絶縁フィルム3及びグランド線2aが切断刃44の刃先44aへ順に押し付けられて切断される。
また、それぞれのグランド線2aが切断刃44によって切断された時点で、押圧部33の保持部材52が、載置板42の上部に設けられた移動規制突起45に当接し、押圧部33の切断台32側への移動が規制される。これにより、切断刃44が押圧部材52に大きく切れ込むことが防止される。
押圧部33を押し下げてグランド線2aを切断したら、押圧部33を引き上げ、フラットケーブル1Bを切断具31から取り外し、前述の折り返し工程に移行する。
図16(a)に示すように、フラットケーブル1Bのグランド線2aを、その窓部6側からカッタCによって切断すると、グランド線2aを完全に切断した際に、図16(b)に示すように、カッタCが他の平角導体2に接触して損傷させてしまうことが考えられる。本実施形態では、上記の切断具31を用いることにより、他の平角導体2を損傷させることなく、グランド線2aだけを的確に切断することができる。
折り返し工程の次には、図17に示すように、窓部6において露出したグランド線2a以外の平角導体2を覆うように、窓部6の全面を覆うように追加絶縁フィルムである第2絶縁フィルム11を貼着する(追加絶縁工程)。第2絶縁フィルム11の貼着は、熱貼着により行う。第2絶縁フィルム11を貼着する作業は、前記の絶縁フィルム貼着工程とは異なり、短尺のフラットケーブル1Bに対して個々に行うものであるため、例えばフラットケーブル1Bをおいた状態で第2絶縁フィルム11を貼着することができる。そのため、貼着する時にフラットケーブル1Bや第2絶縁フィルム11が位置ずれすることなく、正確な位置に第2絶縁フィルム11を貼着することができる。
また、第2絶縁フィルム11を貼着するのは、窓部6によりグランド線2a以外の平角導体2が露出した一方の面側のみでも良いが、図18に示すように、折り返し部2bを形成した他方の面側における窓部6の裏側にも第2絶縁フィルム11を貼着しても良い。そのとき、折り返し部2bの全体が第2絶縁フィルム11により覆われないようにして、空隙部6aを覆う程度とする。また、第2絶縁フィルム11を両面に1枚ずつ貼り合わせても良いが、1枚を両面に巻き付けるようにしても良い。
追加絶縁工程の後、図1から図5に示したように、導体露出部15およびその近傍を除く部分にシールドフィルム7を貼着する(シールド層貼着工程)。シールドフィルム7の貼着は、1枚を両面に巻きつけても良いし、1枚ずつを両面に貼り合わせても良い。シールドフィルム7を貼着すると、他方の面において第1絶縁フィルム3の外側に折り返されて露出したグランド線2aの折り返し部2bが、シールドフィルム7のシールド層9と電気的に接続される(接続工程)。また、グランド線2a以外の平角導体2は、両端の導体露出部15を除いて第1絶縁フィルム3および第2絶縁フィルム11により覆われており、シールド層9とは絶縁されている。
本実施形態ではシールドフィルム7に導電性接着層8が設けられているため、シールド層貼着工程の際に導電性接着層8が折り返し部2bに接着されて、シールド層貼着工程と同時に接続工程が行われる。導電性接着層8がない場合には、シールド層貼着工程の後に、溶接等によりシールド層9を折り返し部2bに接続することが必要となる。
以上説明したように、本実施形態のシールドフラットケーブルの製造方法は、グランド線2aとシールド層9を電気的に接続する箇所を、グランド線2aを切断して第1絶縁フィルム3の外側に折り返して露出させた部分としているため、平角導体2の配列面に第1絶縁フィルム3を貼着するときの幅方向の位置ずれが生じても、グランド線2aを折り返して形成した折り返し部2b上にシールド層9を確実に接続させることができ、確実にシールド層9を接地することができる。
また、グランド線2aを切断する導体切断工程において、切断対象のグランド線2aが開口部42aに配置されるようにフラットケーブル1Bの窓部6を載置板42上に載置させ、載置板42の反対側から押圧部材51によってグランド線2aを押圧して開口部42a内へ押し込み、切断刃44にグランド線2aを押し付けることにより、他の平角導体2を切断したり損傷させてしまうような不具合なく、切断対象のグランド線2aだけを的確に切断することができる。大掛かりなプレス機などの設備は必要ではなく、設備費を極力抑えることができ、作業者によって手動で簡単に切断することができる。
導体切断工程において、窓部6におけるグランド線2aの両側の絶縁フィルム3をグランド線2aに沿って予め切断しておくので、切断対象のグランド線2aだけを押圧部材51によって押圧して開口部42a内へ押し込んで円滑に切断することができる。
また、開口部42aに対してグランド線2aが位置ずれしていると、押圧部材51によってグランド線2aが開口部42aへ押し込まれず、グランド線2aが偏って切断されたり、グランド線2a以外の平角導体2が開口部42aへ押し込まれて切断されるような不具合もない。
載置板42をゴムからなる弾性材料から形成された台座41上に設け、切断刃44を台座41に形成したスリット43に配置して切断刃44を覆っているので、フラットケーブル1Bが不用意に切断刃44に接触することによる損傷を防止することができ、高い安全性を確保することができる。
保持部材52に複数の押圧部材51を取り付けた押圧部33を用いることにより、複数のグランド線2aを同時に切断することができ、作業性を大幅に向上させることができる。
また、グランド線2aの切断対象が変更されても、保持部材52への押圧部材51の取り付け位置を変更することにより、極めて容易に、切断対象の平角導体2に対応させて押圧部材51を配置させて切断することができる。または、保持部材52に対する押圧部材51の取り付け位置が異なる押圧部33に変更しても、グランド線2aの切断対象の変更に対応することができる。
なお、複数のグランド線2aを切断する場合、上記実施形態のように、それぞれのグランド線2aに対応する複数の押圧部材51によって一括してそれぞれのグランド線2aを押圧して切断したが、フラットケーブル1Bの位置をずらしながら、一つの押圧部材51を用いてそれぞれのグランド線2aを押圧して切断しても良い。
また、切断対象のグランド線2aが複数隣接する場合は、開口部42aの幅寸法を全ての切断対象のグランド線2aを含む幅以上とし、さらに、押圧部材51の幅寸法を、これらグランド線2aを一括して押圧可能な幅寸法としても良い。これにより、押圧部材51によって隣接する複数の切断対象のグランド線2aを一度に切断することができる。
また、1本のグランド線2aを押圧する押圧部材51としては、グランド線2aの幅W1以上の幅寸法を有することが好ましいが、隣接する平角導体2との接触を回避すべく、平角導体2の配列ピッチPよりも狭くする必要がある。
なお、切断具31の切断台32としては、上面の板が載置板42とされた箱を備え、この箱の内部に台座41及び切断刃44を収容しても良い。このようにすると、載置板42と切断刃44とを容易に相対的に位置決めすることができる。
また、上記実施形態では、窓部6をシールドフラットケーブル1の片面に設けたが、両面に設けても良い。この場合、グランド線2aの両側の絶縁フィルム3を予め切断する工程は不要となる。
なお、窓部6を両面に設けた場合には、グランド線2a以外の平角導体2がシールドフィルム7に導通しないように、グランド線2aを折り曲げて一方の第1絶縁フィルム3上に露出させた後に第2絶縁フィルム11を両面に貼着する。
また、一方の面に複数の窓部6を設けても良い。
また、折り返し部2bを設ける面はどちらでも良く、両方の面に設けても良い。また、折り返し部2bが片面のみに設けられている場合には、シールド層9を折り返し部2bがある側のみに設けても良い。
また、導体露出部15を設ける面も適宜変更でき、折り返し部2bと同じ側の面でも反対側の面でも良い。また、シールドフラットケーブル1の両端で導体露出部15を設ける面を逆にすることもできる。また、導体露出部15の裏側の端末補強テープ14は、設けなくても良い。
また、上記実施形態では、窓部6の幅W3を、全ての平角導体2に第1絶縁フィルム3を貼着しない幅としているが、並列ピッチP以上であってグランド線2aのみを露出させる幅とすることもできる。その場合には、窓部6においてグランド線2a以外の平角導体2が露出されないため、第2絶縁フィルム11を設けなくても良い。
また、上記実施形態では、折り返し工程前に長尺フラットケーブル1Aを切断して個々のフラットケーブル1Bとする切断工程を行っているが、折り返し工程後やシールド層貼着工程後に切断工程を行っても良い。
なお、グランド線を積層させて配置し、導体露出部で外側のグランド線を折り返してシールド層に接続するシールドフラットケーブルもあるが、その場合は上記実施形態のように連続メッキを施しても積層させた内側のグランド線部分にメッキを施すことができないため、短尺に切断してグランド線を折り返した後にメッキを行う必要がある。それに対して、上記実施形態のシールドフラットケーブル1は、連続メッキによって効率的にメッキを施すことができる。
1:シールドフラットケーブル、1B:フラットケーブル、2:平角導体、2a:グランド線、3:第1絶縁フィルム(絶縁フィルム)、6:窓部、9:シールド層、41:台座、42:載置板、42a:開口部、43:スリット、44:切断刃、51:押圧部材

Claims (3)

  1. グランド線である導体を含む複数本の平角導体を所定の並列ピッチで平面上に配列する配列工程と、
    前記平角導体の配列面の両面から前記平角導体に絶縁フィルムを貼着してフラットケーブルを形成する絶縁フィルム貼着工程と、
    前記絶縁フィルムの一部が除去された窓部で露出されたグランド線を切断する導体切断工程と、
    切断した前記グランド線を前記絶縁フィルムの外側に前記グランド線が露出されるように折り返す折り返し工程と、
    前記フラットケーブルの外側にシールド層を貼着して折り返した前記グランド線と前記シールド層とを電気的に接続する接続工程と、を有するシールドフラットケーブルの製造方法であって、
    前記導体切断工程において、前記平角導体の幅以上の開口部を有する載置板上に、切断対象の前記グランド線が前記開口部に配置されるように前記フラットケーブルの前記窓部を載置させ、押圧部材によって前記グランド線を押圧して前記開口部内へ押し込み、前記載置板の下方側で前記フラットケーブルの幅方向へ沿って配設された切断刃に前記グランド線を押し付けて切断することを特徴とするシールドフラットケーブルの製造方法。
  2. 請求項1に記載のシールドフラットケーブルの製造方法であって、
    前記窓部は、一方の面で前記絶縁フィルムの一部を除去して形成し、
    前記導体切断工程において、前記窓部における前記グランド線の幅方向両側の前記絶縁フィルムを前記グランド線に沿って予め切断しておくことを特徴とするシールドフラットケーブルの製造方法。
  3. 請求項1または2に記載のシールドフラットケーブルの製造方法であって、
    前記載置板を弾性材料から形成された台座上に設け、前記切断刃を前記台座に形成されたスリット内に配置しておくことを特徴とするシールドフラットケーブルの製造方法。
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