JP2007335295A - 分岐電線を接続する端子構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】例えばワイヤハーネスからの給電を行う場合に、2以上の分岐機能を持たせ、さらには回路変更などに柔軟に対応できるようにする。
【解決手段】ワイヤハーネスWを圧着固定する圧着部2から延びた平板部1と、この平板部1に連成された複数の分岐電線AないしDと着脱自在に接続するための複数の接続部3とを備えたものである。
【選択図】図1
【解決手段】ワイヤハーネスWを圧着固定する圧着部2から延びた平板部1と、この平板部1に連成された複数の分岐電線AないしDと着脱自在に接続するための複数の接続部3とを備えたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、分岐電線を接続する端子構造に関する。
従来の分岐電線を接続する端子構造としては、ワイヤハーネスを分岐電線と接続するためのジョイントコネクタが用いられ、このジョイントコネクタは、複数の端子収容室が形成されたコネクタハウジングと、端子収容室にそれぞれ収容される端子部が形成された分岐用のバスバーとから構成したものが知られている。このバスバーの端子部の1つとワイヤハーネスの幹線の端末の端子とを接続し、他の端子部と分岐電線の端末の端子とを接続することにより、分岐回路を形成していた。ところが、このようなジョイントコネクタは、コネクタハウジングが大型であるため、設置するためのスペースを必要とする。また、車種によっては電装品の数が異なるために、全ての端子部を使用しないときがある。このため、未使用の無駄な端子部が生じていた。
上述のような欠点を解消するため、ワイヤハーネスに分岐電線を接続するジョイント端子であって、一側に分岐電線の端末が接続される電線接続部を設け、中間部に平坦部と一対の弾性片からなる雌端子部を設け、他側に平坦部から弾性片側に段差を付けて延出する板状の雄端子部を設けて、複数のジョイント端子のうち、1つのジョイント端子の雄端子部を他のジョイント端子の雌端子部の平坦部と弾性片との間に挿入し、2以上のジョイント端子をワイヤハーネスの軸方向に沿って線状に連結可能にしたものが開発された(特許文献1参照)。
特許第2989747号公報(第1頁、図1)
特許文献1に記載のものでは、その構造から2本以上の電線ないしワイヤハーネスを接続することはできず、あるいは2ヶ所以上の接続点がある場合に接続することができなかった。また、回路変更に柔軟に対応することもむずかしかった。
そこで、本発明は、ワイヤハーネスからの給電を行う場合に、2以上の分岐機能を持たせ、回路変更等に柔軟に対応できる分岐電線を接続する端子構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、ワイヤハーネスを圧着固定する圧着部から延びた平板部と、この平板部に連成された複数の分岐電線と着脱自在に接続するための複数の接続部とを備えたものである。
本発明は、ワイヤハーネスを圧着固定する圧着部から延びた平板部と、この平板部に連成された複数の分岐電線と着脱自在に接続するための複数の接続部とを備えたものであるから、複数の接続部に分岐電線を接続することで、1本のワイヤハーネスに着脱自在に分岐電線を接続することができ、かつ接続を選択的に行うこともでき、さらには回路変更等にも分岐電線を変えたり、接続位置を変えたりすることで柔軟に対応することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態について図面を参照にして説明する。
図1に示す実施形態では、ワイヤハーネスWを圧着固定する圧着部2から延びた平板部1と、この平板部1に連成された複数の分岐電線A〜D(後述する)と着脱自在に接続するための複数の接続部3とを備えた端子構造を示す。この接続部3はプレート状のものを連結部3Aでつないだものであり、図1では4枚のプレート状の接続部3を示すが、さらに接続部3を増やすことも可能である。前記圧着部2はワイヤハーネスWの導体を圧着固定する導体圧着部2Aと、ワイヤハーネスWの被覆部を圧着固定する被覆圧着部2Bとから構成してある。また、端子全体は、金属薄板から形成してある。
図2に示す別の実施形態では、複数の接続部3の向きを図1に示す実施形態とは逆向きに形成した例を示すものである。この実施形態では連結部3Aに対して図面上右側に複数の接続部3が延出形成されているが、図1のように左側に延出形成された接続部3と組み合わせ、右と左に交互に延出形成して構成することも可能である。
図3では、図1に示す実施形態の接続部3に対して複数の分岐電線AないしDが圧着固定された圧着端子10ないし13に形成された接続端子10Aないし13Aを有している。これらの接続端子10Aないし13Aは、いずれの構造も同一のものであり、一対の折曲片部5を設け、この折曲片部5の先端側と平板な部分との間に接続部3を挿入して電気的接続を図るようになっている。この分岐電線AないしDを圧着固定する手段は、前述した圧着部2と同様の構造である。接続端子10A(11A,12A,13A)はメス型端子を構成し、接続部3はオス型端子を構成して、オス/メス嵌合により電気的接続が図られるようになっている。この構造は反対であってもよい。すなわち、接続部3側をメス型端子とし、接続端子10A側をオス型端子、すなわち平板な電気接触部とすることもできる。このような構成をとることにより、例えばワイヤハーネスWからの給電を分岐電線AないしDに行うことができる。仮に分岐電線Bが不要な場合には、この圧着端子11を接続部3に接続しなければよい。また、分岐電線AないしDの径の太さが同一である必要もなく、各種の径を有する分岐電線AないしDを接続部3に接続することも可能である。
1 平板部
2 圧着部
3 接続部
W ワイヤハーネス
A〜D 分岐電線
2 圧着部
3 接続部
W ワイヤハーネス
A〜D 分岐電線
Claims (2)
- ワイヤハーネスを圧着固定する圧着部から延びた平板部と、
この平板部に連成された複数の分岐電線と着脱自在に接続するための複数の接続部とを備えた分岐電線を接続する端子構造。 - 接続部と分岐電線との接続はオス/メス嵌合であることを特徴とする請求項1に記載の分岐電線を接続する端子構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167505A JP2007335295A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 分岐電線を接続する端子構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006167505A JP2007335295A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 分岐電線を接続する端子構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007335295A true JP2007335295A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38934553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006167505A Pending JP2007335295A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 分岐電線を接続する端子構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007335295A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013037819A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 連結ジョイントコネクタ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0316230Y2 (ja) * | 1986-01-30 | 1991-04-08 | ||
JPH10199643A (ja) * | 1997-01-09 | 1998-07-31 | Asahi Tsushin Kk | ワイヤーハーネスジョイントコネクター |
JP2001110478A (ja) * | 1999-10-06 | 2001-04-20 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 端子金具 |
-
2006
- 2006-06-16 JP JP2006167505A patent/JP2007335295A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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