JP2007335096A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化することなく回路構成の制約をなくすことができるジョイントコネクタを提供する。
【解決手段】回路基板17の一方側圧入部17aに一方側端子15を圧入し且つ他方側圧入部17bに他方側端子16を圧入し、そして、一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとを重ね合わせ且つ一方側端子15及び他方側端子16の各接続部32が一方側及び他方側の各々の嵌合部13,14に向かうように回路基板17を折り曲げ部44によって折り曲げた状態でコネクタハウジング10内の一方側及び他方側の嵌合部13,14の間に収容することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタハウジングの一方側及び他方側から嵌合された複数の相手コネクタ同士を電気的に接続するジョイントコネクタに関するものである。
従来のジョイントコネクタとしては、コネクタハウジング内に、端子部をそれぞれ有する2個のバスバーを組み付けたものが知られている(特許文献1参照)。また、バスバーを用いると、端子の横方向及び縦方向の回路形成の自由度が制限されるという問題が生じていたため、本出願人は図7に示すジョイントコネクタを提供してきた。
図7に示すジョイントコネクタ101は、両端から相手側コネクタのメス端子と嵌合することが可能なプレスフィット端子102と、これらのプレスフィット端子102を収容するハウジング103,104と、これらのハウジング103,104間に収容され且つ各プレスフィット端子102のプレスフィット部102aがスルーホール105aに圧入されることで、任意のプレスフィット端子102同士を互いに電気的に接続する基板105と、を有している。このようなジョイントコネクタ101は、両差しのコネクタ接続とすることで、バスバーを用いたジョイントコネクタにおける問題点の改善を図ってきた。
特開2003−77600号公報
しかしながら、図7に示すジョイントコネクタ101は、プレスフィット端子102を用いて両差しのコネクタ接続を実現し、基板105で任意のプレスフィット端子102同士を電気的に接続して自由なジョイント構造としてきたが、プレスフィット端子102の両端が対向する相手側コネクタのメス端子に接続されてしまうことから、ジョイントコネクタの回路構成に制約が生じてしまうという問題があった。また、多数のジョイント回路が基板105に集中するために、コネクタハウジング103,104が大型化してしまい、車両内等に設置スペースを確保することが困難であるという問題があった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、大型化することなく回路構成の制約をなくすことができるジョイントコネクタを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載のジョイントコネクタは、コネクタハウジングと、該コネクタハウジングの一方側及び他方側に形成され且つ相手コネクタが嵌合される複数の嵌合部と、前記コネクタハウジング内の一方側及び他方側の嵌合部の間に収容され且つ複数の端子挿通孔と任意の端子挿通孔同士を導通する導通経路とを有する回路基板と、前記端子挿通孔に圧接される圧接部と該圧接部から延在して前記相手コネクタに接続される接続部とを有する複数の端子と、を有するジョイントコネクタにおいて、前記複数の端子が、前記コネクタハウジングの一方側の相手コネクタに接続される複数の一方側端子と、前記コネクタハウジングの他方側の相手コネクタに接続される複数の他方側端子と、を有し、そして、前記回路基板が、前記一方側端子を圧入する一方側圧入部と前記他方側端子を圧入する他方側圧入部とを重ね合わせ且つ前記一方側端子及び前記他方側端子の各接続部が前記一方側及び他方側の各々の嵌合部に向かうように前記回路基板を折り曲げる折り曲げ部を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、回路基板の一方側圧入部に一方側端子を圧入し且つ他方側圧入部に他方側端子を圧入し、そして、一方側圧入部と他方側圧入部とを重ね合わせ且つ一方側端子及び他方側端子の各接続部が一方側及び他方側の各々の嵌合部に向かうように回路基板を折り曲げ部によって折り曲げた状態でコネクタハウジング内の一方側及び他方側の嵌合部の間に収容することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、請求項1に記載のジョイントコネクタにおいて、前記回路基板は、前記導通経路が折り曲げ自在に形成され且つ前記折り曲げ部以外の前記導通経路の両面に板部材が積層されて形成されていることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、導通経路のみを折り曲げ自在に形成し、該導通経路の折り曲げ部以外の両面に板部材を積層するように回路基板を形成すればよいため、生産性の向上を図り且つ回路基板の強度も確保することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、請求項1に記載のジョイントコネクタにおいて、前記回路基板は、前記導通経路が折り曲げ自在に形成され且つ前記折り曲げ部が形成された板部材が前記導通経路の何れかの表面に積層されて形成されていることを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、導通経路のみを折り曲げ自在に形成し、折り曲げ部が形成された板部材を該導通経路の何れかの表面に形成すればよいため、生産性の向上を図り且つ回路基板の強度も確保することができる。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、前記折り曲げ部によって折り曲げられた前記回路基板の一方側圧入部と他方側圧入部との間に介在する絶縁性部材を有することを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、一方側圧入部と他方側圧入部とを重ね合わせても、そこには絶縁性部材が介在しているので、一方側端子と他方側端子が接触することを確実に防止することができる。
以上説明したように請求項1に記載した本発明のジョイントコネクタによれば、回路基板を折り曲げ部によって折り曲げた状態でコネクタハウジング内の一方側及び他方側の嵌合部の間に収容することができるようにしたことから、多数のジョイント回路が集中しても回路構成の制約をなくすことができるため、回路基板における端子の配置に自由度を持たせて任意の端子同士を電気的に接続することができ且つ回路基板の小型化を図ることができる。従って、両側から相手コネクタ同士を電気的に接続する場合でも、回路構成の制約をなくし且つジョイントコネクタの小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、導通経路のみを折り曲げ自在に形成し、該導通経路の折り曲げ部以外の両面に板部材を積層するように回路基板を形成するようにしたことから、生産性の向上を図り且つ回路基板の強度も確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、導通経路のみを折り曲げ自在に形成し、折り曲げ部が形成された板部材を該導通経路の何れかの表面に形成するようにしたことから、生産性の向上を図り且つ回路基板の強度も確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明の効果に加え、一方側圧入部と他方側圧入部とを重ね合わせても、そこには絶縁性部材を介在させるようにしたことから、回路基板に圧入した端子が突き出ても一方側端子と他方側端子が接触することを確実に防止することができるため、回路基板を薄型化してジョイントコネクタのより一層の小型化を図ることができる。
以下、本発明に係るジョイントコネクタの一実施の形態を、図1〜図6の図面を参照して説明する。
図1乃至図5に示すジョイントコネクタ1は、コネクタハウジング10と、一方側嵌合部13と、他方側嵌合部14と、複数の一方側端子15と、複数の他方側端子16と、回路基板17と、絶縁性部材18と、を有している。
コネクタハウジング10は、絶縁性の合成樹脂等によって形成されている。コネクタハウジング10は、一方側コネクタハウジング11と他方側コネクタハウジング12とを有している。一方側コネクタハウジング11と他方側コネクタハウジング12は、同一形状のハウジングである。つまり、コネクタハウジング10は、回路基板17を挟んで同一形状の2つの分割された一方側コネクタハウジング11と他方側コネクタハウジング12から構成されていることになる。
一方側コネクタハウジング11と他方側コネクタハウジング12は、略四角形の筒形状に形成されており、相手側コネクタ2,3との接続側の外周に形成されたフード部21と、両側部に形成された係合突起22と、該係合突起に係合する係合受け23と、隔壁24と、を有している。また、隔壁24は、一方側端子15と他方側端子16の各々の数と同一の、横方向に6個、縦方向に4個の合計24個の端子保持孔25を有している。端子保持孔25は、相手側コネクタ2,3の嵌合方向Xに隔壁24を貫通している。そして、一方側コネクタハウジング11と他方側コネクタハウジング12は、隔壁24の前部に回路基板収容部26を有している。
一方側嵌合部13は、図5に示す相手側コネクタ2が嵌合されるように、一方側コネクタハウジング11の内壁と隔壁24とに囲まれた空間として形成されている。同様に、他方側嵌合部14は、図5に示す相手側コネクタ3が嵌合されるように、他方側コネクタハウジング12の内壁と隔壁24とに囲まれた空間として形成されている。なお、本最良の形態については、一方側及び他方側に各1個の嵌合部を形成する場合について説明するが、何れか一方又は双方に複数の嵌合部を設けることもできる。
一方側端子15と他方側端子16は、一般的な端子材料である黄銅や鉄等の熱劣化し難い導電性金属板部材をプレス加工することで、同一形状に形成されている。なお、本最良の形態では、一方側端子15と他方側端子16の各々は、横列に6個、縦列に4個の合計24個用いられ、それぞれが単体であって、バスバーのように連結されずに形成されている。
一方側端子15と他方側端子16は、圧接部31と、接続部32とを有している。圧接部31は、楕円形の環形状に形成されており、縮径方向に弾性変形可能となっている。圧接部31は、後述する回路基板17の端子挿通孔42に圧接されることで、回路基板17の導通経路と電気的に接続される。接続部32は、圧接部31から相手側コネクタ2,3に向かって軸形状に延在するように形成されている。接続部32は、圧接部31の幅よりも狭く且つ先端に向かって徐々に細くなるように形成されている。
回路基板17は、コネクタハウジング10内の一方側コネクタハウジング11の一方側嵌合部13及び他方側コネクタハウジング12の他方側嵌合部14の間に収容されている。回路基板17は、板状の基板本体41と、該基板本体41に貫通するように設けられた横方向に6個、縦方向に4個の合計24個の端子挿通孔42と、任意の端子挿通孔42同士を導通する導通経路43と、折り曲げ部44と、を有している。
基板本体41は、フレキシブル基板等によって導通経路43が折り曲げ自在に形成された第1基板45と、折り曲げ部44以外の第1基板45の両面に積層されたプリント配線板(リジッド)等である第2基板46と、を有している。
第1基板45は、折り曲げ部44に相当する部分が露出した状態となり、その他の部分が4枚の第2基板46によって覆われている。4枚の第2基板46は、同一の形状となっている。そして、基板本体41は、一方側の第2基板46の部分が一方圧入部17aであり、他方側の第2基板46の部分が他方側圧入部17bとなっている。
端子挿通孔42は、第1基板45上の第2基板46で覆われた部分のみに形成されている。端子挿通孔42は、基板本体41にスルーホールとして形成されており、一方側端子15と他方側端子16の圧接部31の先端が突出するサイズとなっている。このように第1基板45を折り曲げ自在に形成しても、第2基板46によって十分な強度を確保しているため、端子抜けを防止することができる。
導通経路43は、配線パターンであり、2つ以上の任意の端子挿通孔42同士を導通している。導通経路43は、端子挿通孔42に圧接された一方側端子15同士、他方側端子16同士、及び一方側端子15と他方側端子16とを電気的に接続している。
折り曲げ部44は、図4に示すように、折り曲げ方向Mに折り曲げられることで、回路基板17の一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとを重ね合わせた状態とする。そして、折り曲げ部44は、一方側端子15の接続部32が一方側圧入部17a、他方側端子16の接続部32が他方側圧入部17bに向かうように折り曲げられる。
絶縁性部材18は、第2基板46とほぼ同一の大きさのシート状に形成されており、回路基板17の一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとの間に介在するように配置される。そして、絶縁性部材18は、図2に示すように、一方側端子15と他方側端子16とが接触することを防止している。
次に、上述した構成のジョイントコネクタ1の組み立て例を以下に説明する。
回路基板17の一方側圧入部17aには、圧接部31が縮径方向に弾性変形して複数の一方側端子15が圧入される。同様に、その他方側圧入部17bには、複数の他方側端子16が圧入される。その結果、一方側端子15と他方側端子16の圧接部31が導通経路43に接続され、導通経路43によって一方側端子15と他方側端子16のうちの任意の端子同士が電気的に接続される。
回路基板17は、折り曲げ方向Mの一方側圧入部17a又は他方側圧入部17bの表面に絶縁性部材18が配置された状態で、折り曲げ部44によって一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとが重ね合うように折り曲げられる。このとき一端側端子15と他方側端子16は、絶縁性部材18によって接触が阻止されている。
この折り曲げられた回路基板17は、一方側コネクタハウジング11の回路基板収容部26に収容され、一方側コネクタハウジング11の係合突起22と突起受け23とが他方側コネクタハウジング12の係合突起22と突起受け23とに係合されることで一体的に結合され、回路基板17がコネクタハウジング10内に収容されて固定される。
このとき一端側端子15は、接続部32を先にして一方側コネクタハウジング11の隔壁24の端子保持孔25に挿通され、かつ、他方側端子16は、接続部32を先にして他方側コネクタハウジング12の隔壁24の端子保持孔25に挿通されている。
そして、図5に示すように、一方側コネクタハウジング11のフード21内にワイヤハーネスW1〜W3の内、ワイヤハーネスW2の一端部に接続された相手コネクタ2が装着され、他方側コネクタハウジング12のフード21内にワイヤハーネスW3の他端部に接続された他方の相手コネクタ3が装着される。すなわち、ジョイントコネクタ1に相手コネクタ2,3が嵌合されることで、ワイヤハーネスW2とワイヤハーネスW3が回路基板17を介して電気的に接続されることになる。
以上説明した実施例1に係るジョイントコネクタ1によれば、回路基板17を折り曲げ部44によって折り曲げた状態でコネクタハウジング10内の一方側嵌合部13及び他方側嵌合部14の間に収容することができるようにしたことから、多数のジョイント回路が集中しても回路構成の制約をなくすことができるため、回路基板17における端子の配置に自由度を持たせて任意の端子同士を電気的に接続することができ且つ回路基板17の小型化を図ることができる。従って、両側から相手コネクタ2,3同士を電気的に接続する場合でも、回路構成の制約をなくし且つジョイントコネクタ1の小型化を図ることができる。
また、導通経路43のみを折り曲げ自在に形成し、該導通経路43の折り曲げ部以外の両面に板部材である第2基板46を積層するように回路基板17を形成するようにしたことから、生産性の向上を図り且つ回路基板17の強度も確保することができる。
さらに、一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとを重ね合わせても、そこには絶縁性部材18を介在させるようにしたことから、回路基板17に圧入した端子が突き出ても一方側端子15と他方側端子16が接触することを確実に防止することができるため、回路基板17を薄型化してジョイントコネクタ1のより一層の小型化を図ることができる。
次に、実施例2に係るジョイントコネクタ1は、上述した実施例1と同様に、コネクタハウジング10と、一方側嵌合部13と、他方側嵌合部14と、複数の一方側端子15と、複数の他方側端子16と、回路基板17と、絶縁性部材18と、を有している。なお、実施例1のところで説明したものと同一あるいは相当する部分には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
回路基板17は、図6に示すように、板状の基板本体41と、複数の端子挿通孔42と、導通経路43と、折り曲げ部44と、を有している。基板本体41は、フレキシブル基板等によって導通経路43が折り曲げ自在に形成された第1基板45と、該第1基板45の片面に積層された第2基板46と、を有している。
折り曲げ部44は、第2基板46の表面の中央に二等分するように、断面V字状の溝として形成されている。そして、折り曲げ部44は、回路基板17を一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとに分割している。
折り曲げ部44は、折り曲げ方向Mに折り曲げられることで、回路基板17が折れて一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとを重ね合わせた状態とする。つまり、折り曲げ部44は、一方側端子15の接続部32が一方側圧入部17a、他方側端子16の接続部32が他方側圧入部17bに向かうように折り曲げられる。
次に、上述した構成のジョイントコネクタ1の組み立て例を以下に説明する。
回路基板17の一方側圧入部17aには、圧接部31が縮径方向に弾性変形して複数の一方側端子15が圧入される。同様に、その他方側圧入部17bには、複数の他方側端子16が圧入される。その結果、一方側端子15と他方側端子16の圧接部31が導通経路43に接続され、導通経路43によって一方側端子15と他方側端子16のうちの任意の端子同士が電気的に接続される。
回路基板17は、折り曲げ方向Mの一方側圧入部17a又は他方側圧入部17bの表面に絶縁性部材18が配置された状態で、折り曲げ部44で第2基板46が折れて第1基板45が折れ曲がり、一方側圧入部17aと他方側圧入部17bとが重なり合う。このとき一端側端子15と他方側端子16は、絶縁性部材18によって接触が阻止されている。
この折り曲げられた回路基板17は、一方側コネクタハウジング11の回路基板収容部26に収容され、一方側コネクタハウジング11の係合突起22と突起受け23とが他方側コネクタハウジング12の係合突起22と突起受け23とに係合されることで一体的に結合され、回路基板17がコネクタハウジング10内に収容されて固定される。
このとき一端側端子15は、接続部32を先にして一方側コネクタハウジング11の隔壁24の端子保持孔25に挿通され、かつ、他方側端子16は、接続部32を先にして他方側コネクタハウジング12の隔壁24の端子保持孔25に挿通されている。
そして、図5に示すように、一方側コネクタハウジング11のフード21内にワイヤハーネスW1〜W3の内、ワイヤハーネスW2の一端部に接続された相手コネクタ2が装着され、他方側コネクタハウジング12のフード21内にワイヤハーネスW3の他端部に接続された他方の相手コネクタ3が装着される。すなわち、ジョイントコネクタ1に相手コネクタ2,3が嵌合されることで、ワイヤハーネスW2とワイヤハーネスW3が回路基板17を介して電気的に接続されることになる。
以上説明した実施例2のジョイントコネクタ1によれば、回路基板17を折り曲げ部44によって折り曲げた状態でコネクタハウジング10内の一方側嵌合部13及び他方側嵌合部14の間に収容することができるようにしたことから、多数のジョイント回路が集中しても回路構成の制約をなくすことができるため、回路基板17における端子の配置に自由度を持たせて任意の端子同士を電気的に接続することができ且つ回路基板17の小型化を図ることができる。従って、両側から相手コネクタ2,3同士を電気的に接続する場合でも、回路構成の制約をなくし且つジョイントコネクタ1の小型化を図ることができる。
また、導通経路43のみを折り曲げ自在に形成し、折り曲げ部44が形成された第2基板46(板部材)を該導通経路43の何れかの表面に形成するようにしたことから、生産性の向上を図り且つ回路基板17の強度も確保することができる。
なお、上述した本最良の形態では、コネクタハウジング10を一方側コネクタハウジング11と他方側コネクタハウジング12とに分割した場合について説明したが、コネクタハウジングに回路基板17をインサート成形するなど種々異なる実施形態とすることができる。
なお、前述した実施例1,2に係るジョイントコネクタ1は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明のジョイントコネクタの実施例1の分解斜視図である。 図1に示すジョイントコネクタの端子周りの断面模式図である。 図1に示すジョイントコネクタに用いる回路基板の平面図である。 図1に示す回路基板の折り曲げ例を説明するための図である。 図1に示すジョイントコネクタをワイヤハーネス間で連結した状態を示す斜視図である。 実施例2に係る回路基板の折り曲げ例を説明するための図である。 従来のジョイントコネクタの概略図である。
符号の説明
1 ジョイントコネクタ
2,3 相手側コネクタ
10 コネクタハウジング
11 一方側コネクタハウジング
12 他方側コネクタハウジング
13 一方側嵌合部
14 他方側嵌合部
15 一方側端子
16 他方側端子
17 回路基板
17a 一方側圧入部
17b 他方側圧入部
18 絶縁性部材
44 折り曲げ部

Claims (4)

  1. コネクタハウジングと、該コネクタハウジングの一方側及び他方側に形成され且つ相手コネクタが嵌合される複数の嵌合部と、前記コネクタハウジング内の一方側及び他方側の嵌合部の間に収容され且つ複数の端子挿通孔と任意の端子挿通孔同士を導通する導通経路とを有する回路基板と、前記端子挿通孔に圧接される圧接部と該圧接部から延在して前記相手コネクタに接続される接続部とを有する複数の端子と、を有するジョイントコネクタにおいて、
    前記複数の端子が、前記コネクタハウジングの一方側の相手コネクタに接続される複数の一方側端子と、前記コネクタハウジングの他方側の相手コネクタに接続される複数の他方側端子と、を有し、そして、
    前記回路基板が、前記一方側端子を圧入する一方側圧入部と前記他方側端子を圧入する他方側圧入部とを重ね合わせ且つ前記一方側端子及び前記他方側端子の各接続部が前記一方側及び他方側の各々の嵌合部に向かうように前記回路基板を折り曲げる折り曲げ部を有することを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記回路基板は、前記導通経路が折り曲げ自在に形成され且つ前記折り曲げ部以外の前記導通経路の両面に板部材が積層されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記回路基板は、前記導通経路が折り曲げ自在に形成され且つ前記折り曲げ部が形成された板部材が前記導通経路の何れかの表面に積層されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記折り曲げ部によって折り曲げられた前記回路基板の一方側圧入部と他方側圧入部との間に介在する絶縁性部材を有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のジョイントコネクタ。
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WO2019059607A1 (ko) * 2017-09-20 2019-03-28 타이코에이엠피 주식회사 인쇄회로기판 어셈블리
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