JP2001110478A - 端子金具 - Google Patents
端子金具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数の電線同士を導通接続可能であると共
に、接続された電線の配索を容易に可能とする端子金具
を提供する。 【解決手段】 端子金具10は、電線Wを接続する電線
接続部11と、その両側に雌型端子金具20を嵌合する
複数の端子部12Mとを、前板13で連結して一体に備
え、それぞれの端子部12Mの嵌合方向と電線接続部1
1の電線延出方向とがいずれも同一方向をなすようにし
て配設される。これにより、端子金具10は、嵌合した
雌型端子金具20に接続されたそれぞれの電線Wと、電
線接続部11に接続された電線Wとを、導通接続させる
と共に全て同一方向に延出させる。従って、端子金具1
0によれば、多数の電線W同士を導通接続可能であると
共に、接続された電線Wの配索を容易とすることが可能
である。
に、接続された電線の配索を容易に可能とする端子金具
を提供する。 【解決手段】 端子金具10は、電線Wを接続する電線
接続部11と、その両側に雌型端子金具20を嵌合する
複数の端子部12Mとを、前板13で連結して一体に備
え、それぞれの端子部12Mの嵌合方向と電線接続部1
1の電線延出方向とがいずれも同一方向をなすようにし
て配設される。これにより、端子金具10は、嵌合した
雌型端子金具20に接続されたそれぞれの電線Wと、電
線接続部11に接続された電線Wとを、導通接続させる
と共に全て同一方向に延出させる。従って、端子金具1
0によれば、多数の電線W同士を導通接続可能であると
共に、接続された電線Wの配索を容易とすることが可能
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子金具に関し、
特に、複数の端子金具を組合せる端子金具に関する。
特に、複数の端子金具を組合せる端子金具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端子金具を組合せるものと
して、特開平9−161872号公報記載の図4に示す
端子金具A又は、特開平8−236184号公報記載の
図6に示す端子金具Bがあった。このうち、端子金具A
は、一対の端子A1,A2を重ね合わせて係止させて、
それぞれの端子A1,A2に接続された電線W同士の導
通接続を行うものである。しかし、端子金具Aでは、2
本の電線Wの導通接続しかできなかったので、より多数
の電線W同士を導通接続する場合には、端子金具Bが用
いられていた。端子金具Bは、図6に示すように複数の
端子金具Bを、等角度毎にずらせながら、上下に重ね合
わせて順次係止し合うことで、多数の端子金具B同士を
組み合せるものである。
して、特開平9−161872号公報記載の図4に示す
端子金具A又は、特開平8−236184号公報記載の
図6に示す端子金具Bがあった。このうち、端子金具A
は、一対の端子A1,A2を重ね合わせて係止させて、
それぞれの端子A1,A2に接続された電線W同士の導
通接続を行うものである。しかし、端子金具Aでは、2
本の電線Wの導通接続しかできなかったので、より多数
の電線W同士を導通接続する場合には、端子金具Bが用
いられていた。端子金具Bは、図6に示すように複数の
端子金具Bを、等角度毎にずらせながら、上下に重ね合
わせて順次係止し合うことで、多数の端子金具B同士を
組み合せるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端子金
具Bでは、組み合わせた端子金具Bに接続された各電線
Wが放射状に延出されるので、これらの電線Wを一方向
に束ねて導出させるために、電線Wを大きく屈曲させな
ければならなかったり、そのための空間を端子金具周り
に必要とする等、電線の取り回し(配索)が困難である
という欠点があった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、多数の電線同士を導通接続可能であると共
に、接続された電線の配索を容易に可能とする端子金具
の提供を目的とする。
具Bでは、組み合わせた端子金具Bに接続された各電線
Wが放射状に延出されるので、これらの電線Wを一方向
に束ねて導出させるために、電線Wを大きく屈曲させな
ければならなかったり、そのための空間を端子金具周り
に必要とする等、電線の取り回し(配索)が困難である
という欠点があった。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、多数の電線同士を導通接続可能であると共
に、接続された電線の配索を容易に可能とする端子金具
の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、電線の端末が接続される電
線接続部と、相手側端子金具を嵌合する複数の端子部と
を一体に備え、前記複数の端子部は、雄型端子部又は雌
型端子部のいずれかから構成されると共に、それらが相
手側端子金具との嵌合方向を揃えて形成されているとこ
ろに特徴を有する。
め、請求項1に係る発明は、電線の端末が接続される電
線接続部と、相手側端子金具を嵌合する複数の端子部と
を一体に備え、前記複数の端子部は、雄型端子部又は雌
型端子部のいずれかから構成されると共に、それらが相
手側端子金具との嵌合方向を揃えて形成されているとこ
ろに特徴を有する。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
端子金具において、前記電線接続部は、ここに接続され
る電線の延出方向が、前記端子部に嵌合される相手側端
子金具に接続した電線の延出方向と同一になるように形
成されているところに特徴を有する。
端子金具において、前記電線接続部は、ここに接続され
る電線の延出方向が、前記端子部に嵌合される相手側端
子金具に接続した電線の延出方向と同一になるように形
成されているところに特徴を有する。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2に記載の端子金具において、前記雄型端子部或いは
前記雌型端子部には、前記相手側端子金具と係合するロ
ック部が設けられているところに特徴を有する。
項2に記載の端子金具において、前記雄型端子部或いは
前記雌型端子部には、前記相手側端子金具と係合するロ
ック部が設けられているところに特徴を有する。
【0007】請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の端子金具において、前記端子部
は、全て舌片状の雄型端子部からなるところに特徴を有
する。
3のいずれかに記載の端子金具において、前記端子部
は、全て舌片状の雄型端子部からなるところに特徴を有
する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>請求項1の
発明によれば、複数の相手側端子金具を、嵌合方向を揃
えて形成した複数の端子部に嵌合して組合せることで、
端子金具に接続された電線と相手側端子金具に接続され
たそれぞれの電線とを導通接続させると共に、相手側端
子金具に接続されたそれぞれの電線の延出方向を同一に
することができるので、多数の電線同士を導通接続可能
であると共に、接続された電線の配索が容易に可能とな
る。
発明によれば、複数の相手側端子金具を、嵌合方向を揃
えて形成した複数の端子部に嵌合して組合せることで、
端子金具に接続された電線と相手側端子金具に接続され
たそれぞれの電線とを導通接続させると共に、相手側端
子金具に接続されたそれぞれの電線の延出方向を同一に
することができるので、多数の電線同士を導通接続可能
であると共に、接続された電線の配索が容易に可能とな
る。
【0009】<請求項2の発明>さらに、請求項2の発
明によれば、相手側端子金具に接続されたそれぞれの電
線と、端子金具に接続された電線との延出方向を全て同
一にすることができるので、電線の配索が一層容易に可
能となる。
明によれば、相手側端子金具に接続されたそれぞれの電
線と、端子金具に接続された電線との延出方向を全て同
一にすることができるので、電線の配索が一層容易に可
能となる。
【0010】<請求項3の発明>また、請求項3の発明
によれば、ロック部同士の係合により、雄型端子部或い
は雌型端子部がそれぞれの相手側の雌型端子金具或いは
雄型端子金具と抜け止めされるので、組み合せた端子金
具と相手側端子金具との係止力が増強される。
によれば、ロック部同士の係合により、雄型端子部或い
は雌型端子部がそれぞれの相手側の雌型端子金具或いは
雄型端子金具と抜け止めされるので、組み合せた端子金
具と相手側端子金具との係止力が増強される。
【0011】<請求項4の発明>また、請求項4の発明
によれば、端子金具は、舌片状をなす複数の雄型端子部
を切断加工のみで形成することができるので、曲げ加工
を必要とする箱型の雌型端子部を構成する場合に比べて
ピッチを小さくして全体の小型化が可能となる。
によれば、端子金具は、舌片状をなす複数の雄型端子部
を切断加工のみで形成することができるので、曲げ加工
を必要とする箱型の雌型端子部を構成する場合に比べて
ピッチを小さくして全体の小型化が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図3に基づいて説明する。本実施形態の端子金具10
は、導電性の金属板材を切断及び曲げ加工することで、
図1に示すように、電線Wの端末が接続される電線接続
部11と、電線接続部11の両側に相手側端子金具が嵌
合される複数の端子部12Mとを、一体に備える。本実
施形態における、端子部12Mは、全て雄型端子部で構
成されている。端子部12Mは、電線接続部11の左右
に各2個ずつ配設されており、計4個の相手側端子金具
を嵌合可能である。各端子部12Mは、前板13によっ
て連結されていて、前板13には、幅方向に延びる厚肉
の補強ビーム13Aが形成されて、強度を確保してい
る。
〜図3に基づいて説明する。本実施形態の端子金具10
は、導電性の金属板材を切断及び曲げ加工することで、
図1に示すように、電線Wの端末が接続される電線接続
部11と、電線接続部11の両側に相手側端子金具が嵌
合される複数の端子部12Mとを、一体に備える。本実
施形態における、端子部12Mは、全て雄型端子部で構
成されている。端子部12Mは、電線接続部11の左右
に各2個ずつ配設されており、計4個の相手側端子金具
を嵌合可能である。各端子部12Mは、前板13によっ
て連結されていて、前板13には、幅方向に延びる厚肉
の補強ビーム13Aが形成されて、強度を確保してい
る。
【0013】電線接続部11は、後方から順にインシュ
レーションバレル11Aとワイヤバレル11Bとが形成
されている(図1参照)。このうち、インシュレーショ
ンバレル11Aは電線Wを被覆面の外方から圧着して固
定し、ワイヤバレル11Bは電線Wの芯線を圧着して導
通接続する。これにより、電線接続部11は、接続した
電線Wを端子金具10の後方に延出させる。また、電線
接続部11において、ワイヤバレル11Bより前方部に
は、底壁の両端縁を曲げ起してリブ11Cが設けられ、
左右両隣の端子部12Mの基部に連続している。
レーションバレル11Aとワイヤバレル11Bとが形成
されている(図1参照)。このうち、インシュレーショ
ンバレル11Aは電線Wを被覆面の外方から圧着して固
定し、ワイヤバレル11Bは電線Wの芯線を圧着して導
通接続する。これにより、電線接続部11は、接続した
電線Wを端子金具10の後方に延出させる。また、電線
接続部11において、ワイヤバレル11Bより前方部に
は、底壁の両端縁を曲げ起してリブ11Cが設けられ、
左右両隣の端子部12Mの基部に連続している。
【0014】さて、端子部12Mは、長方形の舌片状を
なし、これを前板13の後端から後方へ突出させること
で、端子部12Mの嵌合方向と電線接続部11に接続し
た電線Wの延出方向とが同一をなすように配設されてい
る。また、端子部12Mの後端縁は上下面と左右側面と
にテーパが形成されており、雌型端子金具20への挿入
を容易なものとする。さらに、端子部12Mの中央には
ロック孔14が穿孔されており、後述する雌型端子金具
20のロック突部23と係合可能となっている(図3参
照)。ここで、本実施形態の端子部12Mは、舌片状に
金属板材をプレス等で打ち抜くだけで形成でき、曲げ加
工が必要ないので、端子部12Mを容易に形成できる。
それと共に、端子部12M同士の間に曲げ起こすための
板材部分等を確保する必要もないので、端子部12M同
士のピッチを小さくすることができる。
なし、これを前板13の後端から後方へ突出させること
で、端子部12Mの嵌合方向と電線接続部11に接続し
た電線Wの延出方向とが同一をなすように配設されてい
る。また、端子部12Mの後端縁は上下面と左右側面と
にテーパが形成されており、雌型端子金具20への挿入
を容易なものとする。さらに、端子部12Mの中央には
ロック孔14が穿孔されており、後述する雌型端子金具
20のロック突部23と係合可能となっている(図3参
照)。ここで、本実施形態の端子部12Mは、舌片状に
金属板材をプレス等で打ち抜くだけで形成でき、曲げ加
工が必要ないので、端子部12Mを容易に形成できる。
それと共に、端子部12M同士の間に曲げ起こすための
板材部分等を確保する必要もないので、端子部12M同
士のピッチを小さくすることができる。
【0015】尚、相手側端子金具となる雌型端子金具2
0は、図1に示すように、電線接続部21の前方に雌型
端子部22を備えている。雌型端子部22は底板22B
の両側縁部を円弧上に回曲させてなる一対の湾曲部22
C,22Cを有し、両湾曲部22Cと底板22Bとの間
に端子部12Mを嵌合可能である。また、雌型端子部2
2の底板22Bは、中央付近が台状に盛り上げてあり、
中心にロック突部23が突設されている。このロック突
部23が上述の端子部12Mのロック孔14と係合する
ことで、雌型端子部22が端子部12Mに抜止される
(図3参照)。
0は、図1に示すように、電線接続部21の前方に雌型
端子部22を備えている。雌型端子部22は底板22B
の両側縁部を円弧上に回曲させてなる一対の湾曲部22
C,22Cを有し、両湾曲部22Cと底板22Bとの間
に端子部12Mを嵌合可能である。また、雌型端子部2
2の底板22Bは、中央付近が台状に盛り上げてあり、
中心にロック突部23が突設されている。このロック突
部23が上述の端子部12Mのロック孔14と係合する
ことで、雌型端子部22が端子部12Mに抜止される
(図3参照)。
【0016】次に、端子金具10と雌型端子金具20と
の組合せ動作について説明する。端子金具10の端子部
12Mを、雌型端子金具20の雌型端子部22に挿入さ
せる。すると、湾曲部22C,22Cが上方へ撓み変形
して端子部12Mの進入を許容し、そのまま端子部12
Mを挿入させると、ロック孔14にロック突部23が進
入して係合されることで、端子部12Mは雌型端子部2
2からの抜脱が規制される(図3参照)。このようにし
て、端子部12Mは雌型端子部22に嵌合される。この
とき、端子部12Mは湾曲部13C,13Cによって上
面が押圧され下面を底板22Bに押し付けられているの
で、端子部12Mと雌型端子部22との導通接続が確実
になされる(図3参照)。さらに、端子金具10は、そ
れぞれの端子部12Mの嵌合方向と、電線接続部11の
電線延出方向とを、いずれも後方へ揃えるようにして配
設されているので、組合せた雌型端子金具20に接続さ
れたそれぞれの電線Wと、電線接続部11に接続された
電線Wとの延出方向が全て同一をなしている(図2参
照)。そして、このように組合せた端子金具10は、例
えば、図示しないPVCカバーで覆われてワイヤハーネ
スにテープを用いて固定される。
の組合せ動作について説明する。端子金具10の端子部
12Mを、雌型端子金具20の雌型端子部22に挿入さ
せる。すると、湾曲部22C,22Cが上方へ撓み変形
して端子部12Mの進入を許容し、そのまま端子部12
Mを挿入させると、ロック孔14にロック突部23が進
入して係合されることで、端子部12Mは雌型端子部2
2からの抜脱が規制される(図3参照)。このようにし
て、端子部12Mは雌型端子部22に嵌合される。この
とき、端子部12Mは湾曲部13C,13Cによって上
面が押圧され下面を底板22Bに押し付けられているの
で、端子部12Mと雌型端子部22との導通接続が確実
になされる(図3参照)。さらに、端子金具10は、そ
れぞれの端子部12Mの嵌合方向と、電線接続部11の
電線延出方向とを、いずれも後方へ揃えるようにして配
設されているので、組合せた雌型端子金具20に接続さ
れたそれぞれの電線Wと、電線接続部11に接続された
電線Wとの延出方向が全て同一をなしている(図2参
照)。そして、このように組合せた端子金具10は、例
えば、図示しないPVCカバーで覆われてワイヤハーネ
スにテープを用いて固定される。
【0017】このように、端子金具10は、複数の端子
部12Mのそれぞれに複数の雌型端子金具20を嵌合す
ることで、端子金具10に接続された電線Wと雌型端子
金具20に接続されたそれぞれの電線Wとを導通接続さ
せると共に、これらの電線Wの延出方向を全て同一にす
ることができる。従って、本実施形態の端子金具10に
よれば、多数の電線W同士を導通接続可能とすると共
に、接続された電線Wの配索が容易に可能となる。
部12Mのそれぞれに複数の雌型端子金具20を嵌合す
ることで、端子金具10に接続された電線Wと雌型端子
金具20に接続されたそれぞれの電線Wとを導通接続さ
せると共に、これらの電線Wの延出方向を全て同一にす
ることができる。従って、本実施形態の端子金具10に
よれば、多数の電線W同士を導通接続可能とすると共
に、接続された電線Wの配索が容易に可能となる。
【0018】さらに、本実施形態では、端子金具10
は、舌片状をなす雄型端子部で構成される端子部12M
を切断加工のみで形成することができる。これにより、
例えば箱型の雌型端子部或いは湾曲部13C,13Cを
備える雌型端子部22等のような曲げ加工を必要とする
端子部で構成される場合に比べて端子部12Mの形成が
容易になされると共に、端子金具10は、複数の端子部
12M同士のピッチを小さくできるので、端子金具10
全体の小型化が可能となる。
は、舌片状をなす雄型端子部で構成される端子部12M
を切断加工のみで形成することができる。これにより、
例えば箱型の雌型端子部或いは湾曲部13C,13Cを
備える雌型端子部22等のような曲げ加工を必要とする
端子部で構成される場合に比べて端子部12Mの形成が
容易になされると共に、端子金具10は、複数の端子部
12M同士のピッチを小さくできるので、端子金具10
全体の小型化が可能となる。
【0019】また、端子金具10は、ロック孔14とロ
ック突部23との係合により、端子部12Mが雌型端子
部22と抜止されるので、端子金具10と雌型端子金具
20との係止力が増強される。
ック突部23との係合により、端子部12Mが雌型端子
部22と抜止されるので、端子金具10と雌型端子金具
20との係止力が増強される。
【0020】また、端子金具10は、前板13に補強ビ
ーム13Aが形成され、電線接続部11にリブ11Cが
形成されて、十分な強度を備えているので、例えば、端
子金具10に複数の雌型端子金具20を嵌合させた後、
端子金具10を屈曲させるような力が作用してもそのよ
うな力を受け止めることができる。
ーム13Aが形成され、電線接続部11にリブ11Cが
形成されて、十分な強度を備えているので、例えば、端
子金具10に複数の雌型端子金具20を嵌合させた後、
端子金具10を屈曲させるような力が作用してもそのよ
うな力を受け止めることができる。
【0021】<他の実施形態>本発明は、前記実施形態
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1) 上記実施形態では、端子金具10の端子部12
Mは雄型端子部で構成されていたが、端子部は雌型端子
部で構成されるものであっても良い。 (2) 上記実施形態では、端子金具10は、電線接続
部11の左右に各2個ずつの端子部12Mが形成されて
いたが、端子部の数及び配設位置はこれに限らず、例え
ば、端子部を右に2個及び左に3個備えるものや、端子
部を電線接続部11の片側にのみ複数個備えるものであ
っても良い。 (3) 上記実施形態では、電線接続部11は、電線接
続部11に接続された電線Wの延出方向と、雌型端子金
具20に接続された電線Wの延出方向とが同一になるよ
うに配設されていたが、電線接続部11に接続された電
線Wのみ異なる延出方向をなすものであっても良い。
に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するよ
うな実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、
下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。 (1) 上記実施形態では、端子金具10の端子部12
Mは雄型端子部で構成されていたが、端子部は雌型端子
部で構成されるものであっても良い。 (2) 上記実施形態では、端子金具10は、電線接続
部11の左右に各2個ずつの端子部12Mが形成されて
いたが、端子部の数及び配設位置はこれに限らず、例え
ば、端子部を右に2個及び左に3個備えるものや、端子
部を電線接続部11の片側にのみ複数個備えるものであ
っても良い。 (3) 上記実施形態では、電線接続部11は、電線接
続部11に接続された電線Wの延出方向と、雌型端子金
具20に接続された電線Wの延出方向とが同一になるよ
うに配設されていたが、電線接続部11に接続された電
線Wのみ異なる延出方向をなすものであっても良い。
【図1】本発明の一実施形態に係る組合せ前の端子金具
の斜視図
の斜視図
【図2】組合せ後の端子金具の斜視図
【図3】組合せ後の端子金具の断面図
【図4】従来例1の組合せ前の端子金具の斜視図
【図5】従来例1の組合せ後の端子金具の斜視図
【図6】従来例2の組合せ後の端子金具の斜視図
10…端子金具 11…電線接続部 12M…端子部 14…ロック孔(ロック部) 20…雌型端子金具(相手側端子金具) W…電線
Claims (4)
- 【請求項1】 電線の端末が接続される電線接続部と、 相手側端子金具を嵌合する複数の端子部とを一体に備
え、 前記複数の端子部は、雄型端子部又は雌型端子部のいず
れかから構成されると共に、それらが相手側端子金具と
の嵌合方向を揃えて形成されていることを特徴とする端
子金具。 - 【請求項2】 前記電線接続部は、ここに接続される電
線の延出方向が、前記端子部に嵌合される相手側端子金
具に接続した電線の延出方向と同一になるように形成さ
れていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。 - 【請求項3】 前記雄型端子部或いは前記雌型端子部に
は、前記相手側端子金具と係合するロック部が設けられ
ていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
端子金具。 - 【請求項4】 前記端子部は、全て舌片状の雄型端子部
からなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
かに記載の端子金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28597899A JP2001110478A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 端子金具 |
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JP28597899A JP2001110478A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 端子金具 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2001110478A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007335295A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Fujikura Ltd | 分岐電線を接続する端子構造 |
JP2008262838A (ja) * | 2007-04-13 | 2008-10-30 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 電線端子 |
JP2011103193A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ジョイントコネクタ及びワイヤハーネス |
DE202013104068U1 (de) * | 2013-09-09 | 2014-12-12 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Wanddurchführungseinrichtung |
-
1999
- 1999-10-06 JP JP28597899A patent/JP2001110478A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007335295A (ja) * | 2006-06-16 | 2007-12-27 | Fujikura Ltd | 分岐電線を接続する端子構造 |
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DE202013104068U1 (de) * | 2013-09-09 | 2014-12-12 | Weidmüller Interface GmbH & Co. KG | Wanddurchführungseinrichtung |
US9653858B2 (en) | 2013-09-09 | 2017-05-16 | Weidmueller Interface Gmbh & Co. Kg | Wall feed-through device |
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