JPH0316230Y2 - - Google Patents

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JPH0316230Y2
JPH0316230Y2 JP1986012236U JP1223686U JPH0316230Y2 JP H0316230 Y2 JPH0316230 Y2 JP H0316230Y2 JP 1986012236 U JP1986012236 U JP 1986012236U JP 1223686 U JP1223686 U JP 1223686U JP H0316230 Y2 JPH0316230 Y2 JP H0316230Y2
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insulating housing
shaped insulating
contact
plug
socket
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えば弱電機器、通信機器、計測機
器、照明配線その他の電気配線における電線接続
のスピード化、簡易化に広く利用されるもので、
詳しくは、相互に差込み嵌合・離脱自在なソケツ
ト状の絶縁ハウジング内とプラグ状の絶縁ハウジ
ング内とに各々、電線端部を圧着接続可能で、か
つ両ハウジングの相互差込み嵌合状態において互
いに電気的に接続可能な雄、雌のコンタクトの各
一方を組込んでなる中継コネクターに関する。
〈従来の技術〉 従来一般のこの種の中継コネクターは、○イ第1
0図で示すように、前記ソケツト状絶縁ハウジン
グ01内に組込んだコンタクト03ならびにプラ
グ状絶縁ハウジング02内に組込んだコンタクト
04がともに、単一の電線E1,E2の圧着接続部
と単一の端子片部とを有するものか、または○ロ第
11図で示すように、前記両ハウジング01,0
2内に、前述のようなコンタクト03,04が同
数個宛、同一ピツチ間隔を隔てて組込まれたもの
であつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 このような従来の中継コネクターで、前者○イの
ものは、入力電線E1と出力電線E2とが一対一の
場合の電線接続に使用され、後者ロのものは、入
力電線E1と出力電線E2とが同一かつ複数の場合
の電線接続に使用されるところの、単線接続、複
線接続専用の中継コネクターであつて、一つの入
力電線と複数の出力電線との接続に使用できるも
のではなかつた。敢えて、後者○ロのものにおい
て、第12図で示す如くソケツト状絶縁ハウジン
グ01内に組込んだ個々別体の複数のコンタクト
03を導線05の両端ハンダ付け手段等によつて
ブリツジ状に接続すれば、一つの入力電線E1
複数の出力電線E2との接続、つまり、複数分岐
(マルチウエイ)接続に使用可能ではあるが、こ
のような使用を可能にするためには、使用者側に
おいて前述の如く導線05のハンダ付け手段等に
よるブリツジ状接続といつた手間のかかる改造を
要し、かつ、ブリツジ状接続に不良箇所等がある
と、所期の中継接続自体に漏電や短絡といつた
種々の悪事態を発生し易い難点があり、安全性の
面からも実用上、好ましくないものであつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案はかかる実情に鑑み、一つの入力電線と
複数の出力電線との接続といつたマルチウエイ接
続を簡易にし、しかも安全に行なえる専用の中継
コネクターを提供する点に目的を有する。
上記の目的を達成するために案出された本考案
に係る中継コネクターは、冒頭詳記のものにおい
て、前記ソケツト状絶縁ハウジング内に組込んだ
コンタクトを、単一の電線の圧着接続部と複数の
端子片部とを有する形状のものに構成するととも
に、このコンタクトにおける前記複数の端子片部
に夫々対応させて、前記絶縁ハウジングに、前記
プラグ状絶縁ハウジングの複数個を個別に差込み
嵌合・離脱可能な複数の空間部を区画形成したと
いう構成に特徴を有するものである。
〈作用〉 このような特徴構成を有する本考案に係る中継
コネクターによる時は、前記ソケツト状絶縁ハウ
ジングにおける複数区画空間部を1つ、又は複数
個に、前記プラグ状絶縁ハウジングの1つ、又は
複数個の差込み嵌合させて、一対の雌雄コンタク
トどうし、又は、複数対のコンタクトどうしを電
気的に接続することによつて、入力電線と出力電
線との一対一の電線接続、又は、一つの入力電線
と複数の出力電線との複数分岐接続に任意に選択
使用することができるものである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図乃至第5図において、1はナイロンなど
の電気絶縁性に優れた樹脂材料から成形されたソ
ケツト状の絶縁ハウジングであつて、後述する雄
型のコンタクト3を抜止め状態に組込み保持する
ものである。前記コンタクト3は黄銅製で錫鍍金
にて表面処理されているとともに、その全体形状
が、第6図乃至第9図で明示の如く、一端側の横
幅方向中央部に単一の入力電線E1に対する圧着
接続部3Aとして、第8図及び第9図で示すよう
に被覆をストリツプした裸導線部分を圧着して電
気的に両者を接続する断面略U形の圧着部3a1
被覆部分を圧着して物理的に固定接続する同じく
断面略U形の圧着部3a2とを有するとともに、他
端側に横幅方向に適宜間隔を隔てて三つの雄型の
端子片部3B……をそれらが同一面内に位置する
状態で一連一体に形成されたものであり、かつ、
前記三つの端子片部3B……のうち、コンタクト
3の横幅方向両側に位置する端子片部3B,3B
には、これら端子片部3B,3Bの先端から後方
にかけて傾斜する姿勢の弾性係止片3b,3bが
打出し形成されている。而して、前記ソケツト状
絶縁ハウジング1には、前記コンタクト3におけ
る三つの端子片部3B……に夫々対応する状態
で、後述するプラグ状絶縁ハウジング2の三個を
個別に差込み嵌合・離脱可能な三つのプラグ差込
み用空間部1A……が隔壁1C……を介して区画
形成されているとともに、これら三つの空間部1
A……のうち、横幅方向両側に位置する空間部1
A,1Aへの、前記両側端子片部3B,3Bの挿
入通路1b,1bには、前記圧着接続部3Aに単
一の入力電線E1を所定通り圧着接続したコンタ
クト3を、前記ソケツト状絶縁ハウジング1内に
挿入するときは、前記の二つの弾性係止片3b,
3bを弾性に抗して押し下げてそれの通過を許容
し、規定量の挿入後は、その先端が弾性係合して
コンタクト3の抜止めを図るカム状の固定突起部
1a,1aが一体に突出形成されている。4は前
記のプラグ状絶縁ハウジング2内に組込まれた雌
型のコンタクトであつて、これは第2図乃至第5
図で明示の如く、一端側に出力電線E2に対する
圧着接続部4Aを有するとともに、他端側に一つ
の雌型端子部4Bを有するものであり、前記圧着
接続部4Aに単一の出力電線E2を所定通りに圧
着接続したのち、前記プラグ状絶縁ハウジング2
内に挿入することにより、弾性係止片4bとハウ
ジング2側に一体突出形成の固定突起部2aとの
係合により抜止め状態に組込まれている。図中、
2bはプラグ状絶縁ハウジング2の一端に突出形
成した離脱操作用突片部である。
上記の如く構成された中継コネクターは、既述
の〈作用〉の項で説明した通りで、そして第5図
で示す如く、単一の入力電線E1を圧着接続のコ
ンタクト3を組込んであるソケツト状絶縁ハウジ
ング1における三つの空間部1A……に対して、
1つ又は2つ若しくは3つのプラグ状絶縁ハウジ
ング2を任意に差込み嵌合・離脱することによ
り、一対一の電線の接続・分離や一対二又は一対
三の電線の接続・分離に適宜に使い分けることが
できるものである。
〈考案の効果〉 以上詳述したことからも明らかなように、本考
案による時は、一つの入力電線と複数電線との複
数分岐(マルチウエイ)中継接続を、従来から存
在するこの種の一般的中継コネクターと同様に簡
易に、スピイーデイーに行なえるばかりでなく、
漏電や短絡といつた不良事態を招くことなく、安
全な接続効果が得られる。
しかも、一対一や一対二、一対三といつた多く
の接続に広く使用できるから、この種中継コネク
ターの、接続形態別の種類数を少なくして、少品
種多量生産によるコストダウンも図り得るといつ
た経済効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は外観斜視図、第2図は一部切欠き平面
図、第3図は第2図−線での縦断側面図、第
4図は第2図−線での縦断側面図、第5図は
差込み嵌合状態の縦断側面図、第6図は要部の拡
大平面図、第7図は同側面図、第8図及び第9図
は第7図−線及び−線断面図、第10図
乃至第12図は従来例の概略平面図である。 1はソケツト状絶縁ハウジング、2はプラグ状
絶縁ハウジング、3は雄型コンタクト、4は雌型
コンタクト、3Aは圧着接続部、3Bは端子片
部、1Aはプラグ差込用空間部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相互に差込み嵌合・離脱自在なソケツト状の
    絶縁ハウジング1内とプラグ状の絶縁ハウジン
    グ2内とに各々、電線端部を圧着接続可能で、
    かつ両ハウジング1,2の相互差込み嵌合状態
    において互いに電気的に接続可能な雄、雌のコ
    ンタクト3,4の各一方を組込んでなる中継コ
    ネクターにおいて、前記ソケツト状絶縁ハウジ
    ング1内に組込んだコンタクト3を、単一の電
    線の圧着接続部3Aと複数の端子片部3B……
    とを有する形状のものに構成するとともに、こ
    のコンタクト3における前記複数の端子片部3
    B……に夫々対応させて、前記絶縁ハウジング
    1に、前記プラグ状絶縁ハウジング2の複数個
    を個別に差込み嵌合、離脱可能な複数の空間部
    1A……を区画形成してあることを特徴とする
    中継コネクター。 前記コンタクト3が三つの端子片部3B……
    を有するものであり、その両側の端子片部3
    B,3Bが電線の圧着接続後の前記絶縁ハウジ
    ング1内への挿入によつて該ハウジング1に形
    成の固定突起部1a,1aに係合して抜止め状
    態に組込み保持される弾性係止片3b,3bを
    有するものである実用新案登録請求の範囲第
    項に記載の中継コネクター。
JP1986012236U 1986-01-30 1986-01-30 Expired JPH0316230Y2 (ja)

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JPS62124778U JPS62124778U (ja) 1987-08-07
JPH0316230Y2 true JPH0316230Y2 (ja) 1991-04-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007335295A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Fujikura Ltd 分岐電線を接続する端子構造

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JPS5432215U (ja) * 1977-08-09 1979-03-02
JPS565261U (ja) * 1979-06-20 1981-01-17

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JPS62124778U (ja) 1987-08-07

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