JP2007333565A - ヘッドライトテスタ - Google Patents

ヘッドライトテスタ Download PDF

Info

Publication number
JP2007333565A
JP2007333565A JP2006165740A JP2006165740A JP2007333565A JP 2007333565 A JP2007333565 A JP 2007333565A JP 2006165740 A JP2006165740 A JP 2006165740A JP 2006165740 A JP2006165740 A JP 2006165740A JP 2007333565 A JP2007333565 A JP 2007333565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light receiving
laser beam
under test
vehicle
vehicle under
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006165740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4840861B2 (ja
Inventor
Masanori Sakamoto
坂本正紀
Takashi Yoshioka
吉岡隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanei Kogyo KK
Original Assignee
Sanei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanei Kogyo KK filed Critical Sanei Kogyo KK
Priority to JP2006165740A priority Critical patent/JP4840861B2/ja
Publication of JP2007333565A publication Critical patent/JP2007333565A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4840861B2 publication Critical patent/JP4840861B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】所期の目的は、車両正対時、箱型の受光部を上下に首振り揺動させる必要がないこと。第2の目的はランプ正対の操作の容易性及び正確性の向上を図ること。
【解決手段】被試験車両の前面に出射する少なくとも1台のレーザ発振器を備えた受光部を有するヘッドライトテスタに於いて、前記レーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの外部に配設され、車両正対時、そのレーザ光線B1は、被試験車両の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであることを特徴とするヘッドライトテスタ。
【選択図】図4

Description

本発明は、レーザ発振器を含むヘッドライトテスタに関する。
図18及び図19は、特許文献1の記載のレーザ発振器を含むヘッドライトテスタ1の一例(受光部25に内設され、かつ、スコープガラス64の光軸部に点状出射パターンを形成する機能を有する1個のレーザ発振器26を設けた実施例)である。
このヘッドライトテスタ1は、被試験車両2の前面に所定間隔有して車両導入用のコースライン3に直角に設けた前後一組のレール50上に設けられ、かつ、回転ハンドル式の上下昇降機構53及び回転式摘み操作部を含む左右(水平)回動機構55及び回転式摘み操作部を含む上下方向への首振り用回動機構54を持つ受光部25により構成されている。
そして、ヘッドライトテスタ1の該受光部25は、ヘッドライト(以下、「ランプ」とも称する)10からの出射光59を集光するフレネルレンズ58と、集光された出射光の一部を反射するハーフミラー60と、反射された出射光を投影する配光投影スクリーン61と、ハーフミラー60の後方に設けた正対レンズ62及び光学ミラー63及びスコープガラス64よりなるヘッドライト正対用ファインダ65とを備えている。
このヘッドライトテスタ1は、受光部25のフレンネルレンズ58の中心光軸Oと、車両正対用とヘッドライト正対用とを兼用するレーザ発振器26の軸芯が一致するように、該レーザ発振器26を受光部(筐体)25内で、かつ、フレンネルレンズ58の背面側に間接的に配置したことを特徴とする。
なお、符号27は、ヘッドライト10のバルブ(中心)11に対して、受光部(筐体)25内のレーザ発振器26から出射されるスポット状態(点状)の出射パターンを有するレーザ光線である。
そこで、ヘッドライトテスタ1のレーザ発振器26は、車両正対時及びランプ正対時には、それぞれ次のように使用される。なお、符号51はレール上を走行する台状の走行ベース、52は走行ベースに設けられた支柱であり、符号は、可能な限り、特許文献1の図2及び図3に合わせている。
(1)車両正対時
図19で示すように、コースライン3上に導入された被試験車両2の軸芯を含む車両軸芯鉛直裁断面(16ー18ー19を含む鉛直裁断面)に受光部25のフレネルレンズ58を正対させるためには、受光部25を上下回動摘み54により矢印Aで示す上下方向へと首振り揺動させる必要がある。受光部25を上下方向へと首振り揺動させると、レーザ発振器26からの点状ビーム光線は、13aから13bへと揺動し、その結果、フレネルレンズ58の中心軸Oを通る鉛直裁断面14が形成される。
そこで、図示しない測定者は、被試験車両2の車両軸芯を含む車両軸芯鉛直裁断面と一致するか、または平行かどうかを目視にてチェックする。なお、被試験車両2がコースライン3に対して斜めに入ってきた場合には、必要に応じて回転式摘み操作部を含む左右(水平)回動機構55より、受光部25を水平方向に位置調整する。
車両正対について付言すると、例えば鉛直裁断面14が被試験車両2のセンタに設けてあるシンボルマーク(エンブレム)を通るように受光部25を上下方向(矢印A方向)に揺動させる。次いで、必要に応じて、左右回動ハンドル55により受光部25を左右(水平、矢印B方向)に回動させて車両軸芯鉛直裁断面14と一致させる。
このように、ヘッドライトテスタ1のレーザ発振器26のレーザ光線27は、スポット状態の出射パターン方式であるため、車両正対時、受光部25を上下移動ハンドル54の操作により首振り揺動させる必要があった。
したがって、従来のヘッドライトテスタ1は、車両正対用ファィンダが必要でない反面、(a)集光用のフレネルレンズの背面側中央部位又はスコープガラス64の光軸上にレーザ発振器26を設ける必要性があり、(b)また、上下回動摘みの回動操作により、箱型の受光部を上下に首振り揺動させて、車両軸芯鉛直裁断面を形成する必要性があった。(c)さらに、レーザ発振器26を受光部内のフレネルレンズ58の中心軸芯Oを通る箇所に位置付けなければならないので、取付けが面倒であるという問題点があった。
(2)ランプ正対時
次に、ランプ正対は、前記(1)の車両正対が済んだ後にレーザ発振器26を利用して行われる。すなわち、受光部25の首振り等の操作をした車両正対後、ヘッドライトテスタ1の走行ベース51をレール50に沿って横行(矢印C方向)させ、かつ、受光部25を昇降用ハンドル53の操作力により昇降させて、レーザ発振器26の点状出射ビーム27をランプ10のバルブ11に正対させる。
そして、ランプ正対時、レーザ発振器26の点状出射ビーム27をヘッドライト10のバルブ(センタ)11に出射すると、ヘッドライト10の出射光59の光軸はフレネルレンズ58の光軸と一致することになるから、配光投影スクリーン61の中央部位にヘッドライト10の出射光59の中心が設定される。
したがって、配光投影スクリーン61に投影される各種ベッドライトの出射配光は、該スクリーン61の中央部位を出射中心として投影させることができる。
しかしながら、ヘッドライトテスタ1は、ランプ正対時、ヘッドライトテスタ1の走行ベース51を横行さる必要があるが、図19で示すように、被試験車両2がコースライン3(基準ライン)に対して斜めに停止した場合には、当然のことながら、受光部25と被試験車両2の左右のヘッドライト10のバルブ(中心)11に対するそれぞれの距離が異なることになる。
したがって、従来のヘッドライトテスタ1は、左右のヘッドライト10に対してそれぞれランプ正対ができたとしても、正確なものではなく、特に、絶対位置測定が要求される「すれ違いビーム(カットオフライン)」に対しては十分に対処することができないという問題点があった。
ところで、特許文献2には、「光学的基準面設定装置」と称する考案が図面と共に記載されている。この考案のレーザ発振器から出射されるレーザ光線は、対象物に対して光軸を含む光学的基準面(鉛直裁断面、水平裁断面、傾斜裁断面)を形成するパターンである。
したがって、レーザ発振器から出射されたレーザ光線は、視覚上、対象物の外面に対して線状に現れるので、各用途に利用できる可能性がある。しかし、該特許文献2には、ラインレーザ光線を出射する該レーザ発振器の産業上の利用分野についての具体的な言及がない。なお、先願として、各種実施例を記載した非特許文献3が存在する。
特開平8−226873号公報 実用公開昭50−110257号公報 特願2005−109753号
本発明の第1(所期)の目的は、車両正対時、箱型の受光部を上下に首振り揺動させる必要がないことである。第2の目的は、受光部に対するレーザ発振器の取付けが容易であることである。付言すると、複数個のレーザ発振器を受光部内にそれぞれ配設すると、レーザ光線を、集光レンズを介してランプに当てなければならないので、調整手段(反射板)の調整が面倒である。第3の目的は、ランプ正対時、レーザ光線の交点をランプのバルブに合せるだけ良いこと(ランプ正対も極めて容易に行うことができること)である。
第4の目的は、仮に被試験車両がコースラインに対してやや斜めの状態に停止した場合に於いて、ランプ正対時にヘッドライトテスタを左へ、右へと横行させても、左右のランプと受光部の集光レンズとの距離がそれぞれ一致するように受光部の位置を被試験車両の前後方向へ簡単に調整することができることである。付言すると、受光部を左右のランプに対してそれぞれ正確な測定位置を設定することができることである。
レーザ発振器を備えた受光部を有するヘッドライトテスタに於いて、前記レーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの外部に配設され、車両正対時、そのレーザ光線B1は、被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであることを特徴とする。また、被試験車両2の前面に出射する少なくとも1台のレーザ発振器を備えた受光部を有するヘッドライトテスタに於いて、前記レーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの外部に軸受部材を介して配設され、車両正対時、そのレーザ光線B2は、被試験車両2の前面に対して光学的基準点を形成するパターンであることを特徴とする。
次に、本発明のヘッドライトテスタは、ヘッドライトテスタの受光部は、被試験車両2の前面に出射する複数のレーザ発振器を備えており、第1のレーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの上壁側の中央部に配設され、車両正対時、そのレーザ光線B1は、被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、一方、第2のレーザ発振器7は、前記集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として、前記受光部25Aの側壁側の中央部に配設され、そのレーザ光線B2は被試験車両2の前面に対して光学的基準点を形成するパターンであり、ランプ正対時にランプのバルブに向かって前記レーザ光線B1及びレーザ光線B2を同時に出射すると、前記バルブに交点が現れることを特徴とする。
また、本発明のヘッドライトテスタは、その受光部は、被試験車両2の前面に出射する複数のレーザ発振器を備えており、第2のレーザ発振器7は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、受光部25Aの上壁側の中央部に軸受部材を介して配設されていると共に、受光部の上壁側に設けられた傾斜角度保持手段39によって傾斜角度が規制され、車両正対時、そのレーザ光線B2は、被試験車両2の前面に対して光学的基準点を形成するパターンであり、一方、第1のレーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として、前記受光部25Aの側壁側の中央部に配設され、そのレーザ光線B1は被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、ランプ正対時にランプのバルブに向かって前記レーザ光線B2及びレーザ光線B1を同時に出射すると、前記バルブに交点が現れることを特徴とする。
さらに、本発明のヘッドライトテスタは、その受光部は、被試験車両2の前面に出射する複数のレーザ発振器を備えており、第1のレーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの上壁側の中央部に配設され、車両正対時、そのラインレーザ光線B1は、被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、一方、第2のレーザ発振器5Aは、前記集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として、前記受光部25Aの側壁側の中央部に配設され、そのレーザ光線B2も被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、ランプ正対時にランプのバルブに向かって前記レーザ光線B1及びレーザ光線B2を同時に出射すると、前記バルブに交点が現れることを特徴とする。
ここで「基準として」とは、取付け上の問題から多少ずれた、或いは意図的に多少ずらした場合も含む。
(A)車両正対時、箱型の受光部を上下に首振り揺動させる必要がない。したがって、被試験車両に対する受光部の車両正対が容易である。付言すると、受光部の車両正対が短時間でできる。
(B)受光部に対する複数個のレーザ発振器の取付けが容易である。また、取付け後の位置調整やメンテナンスも簡単にできる。
(C)ランプ正対時、図5で示すように、レーザ光線B1及びレーザ光線B2は、ランプと集光レンズとの間という所定の測定距離点で交差するように組み合わせて使用されることから、ランプに対して、目視により各レーザ光線の交点を確認することができる。したがって、ランプに描写されている交点を確認しながら、前記ランプのバルブの位置を容易かつ正確に求めることができる。
(D)特に、被試験車両がコースラインに対してやや斜めの状態に停止した場合に於いて、ランプ正対時にヘッドライトテスタを左へ、右へと横行させても、左右のランプと受光部の集光レンズとの距離がそれぞれ一致するように受光部の位置を被試験車両の前後方向へ簡単に位置調整することができる。したがって、左右のランプに対する測定基準を常に満たすことができると同時に、正確な測定を実施することができる。
以下、図1乃至図7に示す本発明を実施するための最良の形態(第1実施例)により説明する。なお、本発明の実施例を説明するに当たって、従来の一例と同一の部分には、同一又は同様の符号を付して重複する説明を省略する。また、当業者にとって自明事項の説明も割愛する。
(1)発明の実施の環境と主な新規事項
図1乃至図4は発明の実施の環境等を示す各概略説明図である。これらの図面に於いて、Fは整備工場の床面、50は床面F上に横方向に敷設された一組のレール、1Aはレール50上を走行する台状ベース51を介して矢印C方向(横方向)に移動するヘッドライトテスタである。
ヘッドライトテスタ1Aは、従来の一例と同様に、回転ハンドル式の上下昇降機53、不番の回転式摘み操作部を含む左右(水平)回動機構及び回転式摘み操作部を含む上下方向への首振り用回動機構をそれぞれ有している。
したがって、上方に第1表示手段としての画面状配光スクリーン61Aを備えた受光部25Aは、上下昇降機53により矢印A1方向に上下動する、左右(水平)回動機構により支柱52Aの中心にして矢印B方向へ回転する、上下方向への首振り用回動機構により、矢印A方向へ首振り等をする。この点、従来の一例と同様に特に異なるところはない。そこで、ヘッドライトテスタ1Aが、従来の一例と主に異なる事項を列挙しながら説明する。
(a)少なくとも1台のレーザ発振器5が、受光部(筐体)25Aの内部にではなく、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、受光部25Aの外部に固定的に配設されている点。例えば受光部25Aの外壁面中央。
(b)また、前記レーザ発振器5のレーザ光線B1が、被試験車両2の前面に対して光学的基準面としての鉛直裁断面6を形成するパターンである点。少なくともランプ10の前面にレーザ光線B1の垂直のラインが描写される
(c)また、前記レーザ光線B1が、被試験車両2の前面に対して鉛直裁断面6を形成するパターンであることから、車両正対時、受光部25Aを上下方向への首振り用回動機構により、上下方向Aに首振り揺動させる必要がない点である。したがって、ランプ正対時に、レーザ発振器5を所定の角度になるように該レーザ発振器5の傾斜角度を保持する手段が不要である。付言すると、所定の測定距離点でランプの中心にレーザ光線の交点が現れるようにレーザ発振器5の傾斜角度を保持するストッパ手段を受光部の上壁に設ける必要がない。
(d)また、本発明のレーザ発振器5は、受光部25Aの上壁25aに固定されたやや傾斜状の座板4を介して、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸線上に固定的に配設されている点。
(e)また、ランプ正対時に利用される第2のレーザ発振器7が、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として、前記受光部の外部に水平状の取り付け板8を介して固定的に配設されている点。しかも、第2のレーザ発振器7の向きは、所定の測定距離点でランプの中心にレーザ光線の交点が現れるように設定されている点。
(f)付言すると、第2のレーザ発振器7から出射されるレーザ光線B2は、所定の測定距離点て、第1のレーザ発振器5から出射された鉛直裁断面6のレーザ光線B1とスポット状態に交差する点(図4、図5参照)。
(g)さらに、図1乃至図3で示すように、床面レール50を横行する走行ベース51の上面に前記床面レール50と直交する案内手段41が前記走行ベース51の上面側に設けられ、かつ、該案内手段41には、被試験車両2の方向へ前後動する可動板42が設けられている点。したがって、本発明の受光部は、ランプ正対時、所定の測定距離点の位置調整をすることができる点。
なお、本実施例の案内手段41は、走行ベース51の上面に設けられた水平ガイドレール及び該水平ガイドレールに係合する可動板42の被係合部(例えば水平案内溝)で構成されている。つまり、案内手段41は、走行ベース51から可動板42に亘って設けられている。また、支柱52Aは可動板42に固定的に立設されている。
(h)加えて、走行ベース51の前後端部には、可動板42を所定位置に止める前後のストッパ43が設けられている。実施例では、可動板42は被試験車両2の前後方向へ、例えば5cm程度位置調整可能である。
ここで、「所定の測定距離点」とは、業界の審査基準に基づき、当業者間の規格事項として了承されている距離(例えば1m)である。
(2)その他の構成
受光部25Aの内部構造に関しては、特に新規事項は存在しない。したがって、内部構造の詳細に関しては割愛する。もちろん、内部構造の詳細するとは言っても、受光部25Aの前部には、ランプ10からの出射光59を集光するフレネルレンズ58は当然に備えている。
また、必要に応じて、光学系の手段(ハーフミラー60、単数又は複数の反射鏡、単数又は複数の撮影手段など)、水平軸及び垂直軸に複数個のセンサーを有するスクリーン手段、スクリーン手段を上下・左右方向へ調整するための調整手段、絶対位置光度測定用検出手段などが適宜に選択して配設されている。但し、受光部25Aの内部には、内部構造が複雑化する、取り付けが面倒である等の理由から、レーザ発振器は配設されていない。
一方、受光部25Aの外観構成に関しては、例えば図4に示すとおりである。本実施例では、配光投影スクリーン61Aの後方に上部筐体21が設けられ、該上部筐体21に前述した複数個のセンサーを有するスクリーン手段、スクリーン手段を上下・左右方向へ調整するための調整手段等が内蔵されていると共に、上部筐体21の上壁には、複数個(例えば2個)の調整ダイヤル22が設けられている。さらに、上部筐体21の後壁上面にボックス形状の第2の表示手段23が設けられ、該表示手段23の前面には、出力計、光度計等が適宜に設けられている。
(3)作用―車両正対時
特許文献1に記載の実施例と対比しながら、ライトテスタ1Aの車両正対について説明する。特許文献1の実施例では、ヘッドライトテスタ1を被試験車両2に正対させるためには、受光部25を上下回動摘み54により上下方向へと首振り揺動させる必要がある。
これに対して、本発明の第1実施例では、ヘッドライトテスタ1Aをレール50に沿って横移動させて、例えば図2乃至図3で示すように、受光部25Aの第1のレーザ発振器5をランプ10に対向させるようにして第1のレーザ発振器5を「ON」にすると、ランプ10の前面等に鉛直裁断面6が形成されることから、被試験車両2の前面等に縦方向の基準線(ライン)が出射(描写)される。
したがって、目視により、測定者は、ヘッドライトテスタ1Aが被試験車両2に正対しているか否かを直ぐに判別することができる。もし、被試験車両2がコースライン3に対して斜めに入ってきて停止している場合には、必要に応じて、ライトテスタ1が被試験車両2に正対するように、受光部25Aを水平方向に多少首振り調整するだけで済む。
このように、本実施例の第1のレーザ発振器5は、被試験車両2の前面を指向するラインレーザであることから、受光部25Aを上下方向へと首振り揺動させて、鉛直裁断面を形成する必要性はない。
なお、車両正対時、第1のレーザ発振器5のレーザ光線B1を必ずしもランプ10のバルブ(略中心部)に出射する必要はなく、例えば被試験車両2のシンボルマーク(エンブレム)を通るようにレーザ光線B1を出射しても良い。要は受光部25Aを上下方向に揺動し、或いは図示しないファインダを上下方向に揺動しなくても、第1のレーザ発振器5のレーザ光線B1のみで車両正対が可能である。また、特許文献1に記載の実施例との相違点として、第1のレーザ発振器5は、ランプ10の左右位置を決定する際にも使用することができる。
(4)作用―ランプ正対
次に、左右のランプに対するランプ正対は、前記(3)の車両正対が済んだ後に第1レーザ発振器5及び第2のレーザ発振器7の両方を同時に各ランプ10のバルブ11にそれぞれ出射して行われる。
すなわち、車両正対後、ヘッドライトテスタ1Aの受光部25Aをレール50、走行ベース51等を介して横行(矢印C方向)させ、かつ、該受光部25Aを昇降用ハンドル53の操作力により昇降させて、第1レーザ発振器5をランプのバルブ11に正対させる。
もちろん、車両正対時に、既に第1のレーザ発振器5のレーザ光線B1をランプ10のバルブ11に正対させている場合には、ヘッドライトテスタ1Aを昇降動させる必要はない。
そこで、ヘッドライトテスタ1Aを左へ、右へと横行(必要に応じて、上へ、下へと昇降動)をさせるランプ正対時に於いて、図5を参照にして、第1レーザ発振器5からのレーザ光線B1と第2のレーザ発振器7のレーザ光線B2の移動態様を簡単に説明する。
図5に於いて、符号10は測定対象のランプ(例えば被試験車両に向かって右側又は左側のランプ)である。符号11はランプ10のバルブ(中心)である。便宜上、バルブ11を黒点で示す。
図5の(a)では、ライン状のレーザ光線B1がランプ10のバルブ11よりも右側に位置して出射(描写)されている。それは受光部25A(第1のレーザ発振器5)が右側に位置していることを意味する。一方、スポット(点状)のレーザ光線B2は、バルブ11よりも上方に位置していることを意味する。それは受光部25A(第2のレーザ発振器7)が上方に位置していることを意味する。
そこで、受光部25Aを下降させると、レーザ光線B2の垂直の基準線(ライン)はそのままの位置で変わらないが、スポット状の基準点を意味するレーザ光線B2は、矢印で示すように下方へと移動する。これが図5の(b)の出射(描写)状態である。
次に、受光部25Aを左側に移動させると、レーザ光線B1及びレーザ光線B2は一緒に共働してランプのバルブ11に重なる位置へと移行する。このように、レーザ光線B1及びレーザ光線B2がランプのバルブ11に向かって出射されると、ヘッドライト10の出射光59の光軸は、フレネルレンズ58の中央軸芯(光軸)と一致することになるから、配光投影スクリーン61の中央部位にヘッドライト10の出射光59の中心が設定される。
したがって、本発明の実施例では、ランプ正対時、受光部25Aの光軸中心と被試験車両2のランプのバルブ(中心)11の上下位置決定に関して、レーザ光線B1及びレーザ光線B2を、所定の測定距離点で交差する(交点が現れる)ように組み合わせていることが判る。
ところで、今仮に、被試験車両2がコースライン3に対してやや斜めの状態に停止した場合(例えば図19のような場合)に於いて、右側のランプに対する測定距離と左側のランプに対するそれとが異なるとき(例えば数ミリ異なる場合)には、可動板42を多少前または多少後へ案内手段41を介して移動させ、受光部25Aの位置を調整する。これにより、左右のランプに対する「所定の測定距離点」の位置を設定することができる。
ところで、第1実施例の第2のレーザ発振器7は、図6及び図7で示すように、水平状の取り付け板8の上面に固定されているが、ここでの「固定」は、第2のレーザ発振器7を取り付け板8から取り外そうとすれば取り外すことができ、また、第2のレーザ発振器7のランプ10のバルプ11に対する指向方向を水平方向に調節しようとすれば調節することができることを意味する。
したがって、第1実施例では、第2のレーザ発振器7は、例えば貫通孔30を有する調節板7aと、該調節板7aに形成された嵌合凹所、嵌合筒等の嵌合部31に水平状態に嵌合固定された第2のレーザ発振器本体7bと、前記貫通孔30及び取り付け板8の後端部に形成されたメネジ部32に差込み螺合される固定手段33とから構成されている。
次に、図8乃至図11に示す第2実施例について説明する。なお、第2実施例は、第1及び第2のレーザ発振器5、7の取り付け位置を相互に変えものであるから、説明の便宜上、レーザ発振器、走行ベース等について、同一の符号を用いる。
すなわち、図8で示すように、第1のレーザ発振器5は、取り付け座板4を介して集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として受光部25Aの外部(一側壁の外面側)に固定的に配設している。一方、第2のレーザ発振器7は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、受光部25Aの外部(上壁の外面側)に配設している。
しかして、点状出射パターン方式のレーザ光線B2を出射する第2のレーザ発振器7は、上下(図8、図9の矢印A)方向に首振り揺動することができるように軸支部材35を介して回転自在に軸支されている。
付言すると、図9は右側面視からの概略説明図、図10は平面視からの概略説明図である。これらの図から明らかなように、軸支部材35は、例えば受光部25Aの外壁面の前方中央部に固定された取り付けベース板36、該取り付けベース板36の上面に所要間隔を有して左右に対設された一組の軸受け板37、これらの軸受け板37に設けられた左右一対の横軸38とから成り、第2のレーザ発振器7は前記横軸38に軸支されている。
そして、第2のレーザ発振器7のレーザ光線B2は、点状パターンであることから、車両正対時、手動で第2のレーザ発振器7を首振り揺動させ、ランプ10、車両のエンブレム等に点、点、点、点…という具合に出射する。
一方、ランプ正対時には、レーザ光線B1及びレーザ光線B2は、所定の測定距離点で交差するように組み合わせて使用される点は、第1実施例と同様である。但し、第1実施例の第1のレーザ発振器5は、ランプ10に対して光学的基準面としての鉛直裁断面を形成するパターンであるのに対して、第2実施例の第1のレーザ発振器5は、図8で示すように水平裁断面を形成するパターンである点が相違する。
ところで、本発明の各レーザ発振器5,7は、基本的には受光部の外壁に直接又は間接的に固定されることを出発点としているが、当業者が本発明の第1実施例を回避するために第2実施例や第3実施例の実施をする可能性もあることから、本明細書及び図面に記載している。
したがって、ベータモードの第2実施例のように、点状パターンのレーザ光線B2を上下方向に首振り可能にセットした場合には、ランプ正対時に、レーザ発振器7を所定の角度になるように該レーザ発振器7の傾斜角度を保持する手段39が軸受け部材25に固定的に設けられている。
付言すると、所定の測定距離点でランプの中心に各レーザ発振器7、5の各レーザ光線B2、B1の交点が現れるようにレーザ発振器7の傾斜角度を保持する規制手段(例えばストッパー)39が、受光部25Aの上壁の中央部に直接又は間接的に設けられている。
なお、この第2実施例に於いても、レーザ光線B1がランプ10のバルブ11を指向するように取り付け座板4に調整可能に固定されている。また、第1実施例と同様に、被試験車両2がコースライン3に対してやや斜めの状態に停止した場合に於いて、右側のランプに対する測定距離と右側のランプに対するそれとが異なるとき(例えば数ミリ異なる場合)には、可動板42を多少前または後へ案内手段41を介して移動させ、受光部25Aの位置を調整することができる。したがって、このように構成しても、第1実施例と同一の目的・作用・効果を得ることができる。
次に、図12及び図13に示す第3実施例について説明する。なお、第3実施例は、第1のレーザ発振器5、5Aを受光部25Aの上壁の中央部と側壁の中央部に固定的に設けたもの(もちろん、第1実施例や第2実施例と同様にランプに対する所定の測定距離で交点が現れるようにセットしたもの)であるから、説明の便宜上、レーザ発振器、走行ベース等について、同一、同様の符号を用いる。また重複する説明を割愛する。
しかして、符号5は受光部25Aの上壁の中央部に設けられた第1のレーザ発振器であり、かつ、そのレーザ光線B1は被試験車両2の前面に対して第1光学的基準面(鉛直裁断面)6を形成するパターンであり、一方、符号5Aは受光部25Aの側壁の中央部に設けられた第2のレーザ発振器であり、かつ、そのレーザ光線B2も被試験車両2の前面に対して第2光学的基準面(水平裁断面)6Aを形成するパターンである。つまり、両方のレーザ発振器5,5Aはラインレーザ光線B1、B2を出す。
そして、車両正対時には、前記第1のレーザ発振器5のみが用いられ、一方、左右のランプ10に対するランプ正対時には、第1のレーザ発振器5及び第2のレーザ発振器5Aが同時に使用される。そして、この第3実施例においても、ランプ正対時には、可動板42の前後動を介して受光部25Aの前後の位置を調整することができる。
なお、第1乃至第3実施例では、間接的手段(床面レールを横行する走行ベース51に対して設けられ、かつ、被試験車両2の前後方向に移動する可動板42を介して)により、前後方向に位置調整可能であるが、図14乃至図17で示すように、受光部25Aの底壁を支持す支持板45の上面に設けられた案内手段46(これに類似する水平移動手段も含む)、例えば水平ガイドレール及び受光部25Aの底壁に設けた水平案内溝46を介して直接的に前後方向に位置調整可能にしても良い。
また、本発明の各実施例に於いて、レーザ発振器5,5Aから出る光線がラインレーザ光線である場合には、各レーザ発振器5,5Aは受光部25Aに対して、固定的に設け、又は首振り可能に軸支する、のいずれであっても良い。その他細部的事項は任意に設計変更可能である。
本発明は、主にヘッドライトテスタを使用する自動車の整備業界で利用される。
図1乃至図7は本発明の最良の実施例(第1実施例)を示す各説明図。図8乃至図11は本発明の第2実施例を示す各説明図、図12及び図13は本発明の第3実施例を示す各説明図、図14乃至図17は受光部の前後方向への直接的な位置調整手段の各説明図。図18及び図19は従来の一実施例を示す各説明図。
第1実施例の正面視からの概略説明図。 平面視からの環境状態を示す概略説明図。 右側面視からの全体の概略説明図。 図4(a)は正対時の一例を示す概略説明図。なお、車両正対とランプ正対の両方の説明を一つの図で便宜上兼用している。図4(b)は、ランプ正対時、ランプのバルブと集光レンズの中心軸芯と各レーザ光線との交点関係を示す概念図。 レーザ光線の出射状態の説明図。 第2のレーザ発振器の取り付け構造の縦断面概略説明図。 第2のレーザ発振器の取り付け構造の正面視からの概略説明図。 図8(a)は第2実施例の主要部の斜視からの概略説明図。なお、車両正対とランプ正対の両方の説明を一つの図で便宜上兼用している。図8(b)は、ランプ正対時、ランプのバルブと集光レンズの中心軸芯と各レーザ光線との交点関係を示す概念図。 第2実施例の上方に位置する第2のレーザ発振器の取り付け構造の右側視からの概略説明図。 第2実施例の上方に位置する第2のレーザ発振器の取り付け構造の平面視からの概略説明図。 第2実施例の右側面視からの全体の概略説明図。 図12(a)は第3実施例の主要部の斜視からの概略説明図。なお、車両正対とランプ正対の両方の説明を一つの図で便宜上兼用している。図12(b)は、ランプ正対時、ランプのバルブと集光レンズの中心軸芯と各レーザ光線との交点関係を示す概念図。 図3に相当する右側面視からの全体の概略説明図。 受光部の直接的な位置調整手段を示す正面からの概略説明図。 図14を基準にした平面視からの概略説明図。 図14を基準にした側面視からの概略説明図。 側面視を基準にして受光部を前方へ位置調整をした状態の概略説明図。 従来の要部の概略説明図。 従来の正対時における斜視からの概略説明図。
符号の説明
F…整備工場の床面、50…レール、1A…ヘッドライトテスタ、25A…受光部、O…集光レンズの中心軸芯、58…集光レンズ、4…取り付け座板、5…第1のレーザ発振器、B1…第1のレーザ発振器のレーザ光線、6…鉛直裁断面、6A…水平裁断面、7…第2のレーザ発振器、B2…第2のレーザ発振器のレーザ光線、8…取り付け板、10…ランプ、11…バルブ、21…上部筐体、22…調整ダイヤル、23…第2の表示手段、30…貫通孔、33…固定手段、36…取り付けベース板、37…軸受け板、38…横軸、42…可動板、46…案内手段、51…走行ベース、59…ランプからの出射光。

Claims (9)

  1. 被試験車両2の前面に出射する少なくとも1台のレーザ発振器を備えた受光部を有するヘッドライトテスタに於いて、前記レーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの外部に配設され、車両正対時、そのレーザ光線B1は、被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  2. 被試験車両2の前面に出射する少なくとも1台のレーザ発振器を備えた受光部を有するヘッドライトテスタに於いて、前記レーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの外部に軸受部材を介して配設され、車両正対時、そのレーザ光線B2は、被試験車両2の前面に対して光学的基準点を形成するパターンであることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  3. ヘッドライトテスタの受光部は、被試験車両2の前面に出射する複数のレーザ発振器を備えており、第1のレーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの上壁側の中央部に配設され、車両正対時、そのレーザ光線B1は、被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、一方、第2のレーザ発振器7は、前記集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として、前記受光部25Aの側壁側の中央部に配設され、そのレーザ光線B2は被試験車両2の前面に対して光学的基準点を形成するパターンであり、ランプ正対時にランプのバルブに向かって前記レーザ光線B1及びレーザ光線B2を同時に出射すると、前記バルブに交点が現れることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  4. 請求項3に於いて、ヘッドライトテスタの受光部は、床面レールを横行する走行ベース51に対して設けられ、かつ、被試験車両2の前後方向に移動する可動板42を介して位置調整可能であることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  5. 請求項3に於いて、床面レールを、走行ベース51を介して横行するヘッドライトテスタの受光部は、案内手段46を介して直接的に被試験車両2の前後方向に移動可能であることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  6. ヘッドライトテスタの受光部は、被試験車両2の前面に出射する複数のレーザ発振器を備えており、第2のレーザ発振器7は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、受光部25Aの上壁側の中央部に軸受部材を介して配設されていると共に、受光部の上壁側に設けられた傾斜角度保持手段39によって傾斜角度が規制され、車両正対時、そのレーザ光線B2は、被試験車両2の前面に対して光学的基準点を形成するパターンであり、一方、第1のレーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として、前記受光部25Aの側壁側の中央部に配設され、そのレーザ光線B1は被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、ランプ正対時にランプのバルブに向かって前記レーザ光線B2及びレーザ光線B1を同時に出射すると、前記バルブに交点が現れることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  7. 請求項6に於いて、ランプ正対時、ヘッドライトテスタの受光部は、直接的手段、又は間接的手段のいずれかにより、被試験車両2の前後方向に位置調整することができることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  8. ヘッドライトテスタの受光部は、被試験車両2の前面に出射する複数のレーザ発振器を備えており、第1のレーザ発振器5は、集光レンズ58の中心軸芯Oを通るY軸を基準として、前記受光部25Aの上壁側の中央部に配設され、車両正対時、そのラインレーザ光線B1は、被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、一方、第2のレーザ発振器5Aは、前記集光レンズ58の中心軸芯Oを通るX軸を基準として、前記受光部25Aの側壁側の中央部に配設され、そのレーザ光線B2も被試験車両2の前面に対して光学的基準面を形成するパターンであり、ランプ正対時にランプのバルブに向かって前記レーザ光線B1及びレーザ光線B2を同時に出射すると、前記バルブに交点が現れることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  9. 請求項8に於いて、ランプ正対時、ヘッドライトテスタの受光部は、直接的手段、又は間接的手段のいずれかにより、被試験車両2の前後方向に位置調整することができることを特徴とするヘッドライトテスタ。
JP2006165740A 2006-06-15 2006-06-15 ヘッドライトテスタ Expired - Fee Related JP4840861B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006165740A JP4840861B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 ヘッドライトテスタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006165740A JP4840861B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 ヘッドライトテスタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007333565A true JP2007333565A (ja) 2007-12-27
JP4840861B2 JP4840861B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=38933176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006165740A Expired - Fee Related JP4840861B2 (ja) 2006-06-15 2006-06-15 ヘッドライトテスタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4840861B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012255286A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Topcon Corp 建設機械制御システム
CN102967473A (zh) * 2012-11-30 2013-03-13 奇瑞汽车股份有限公司 驾驶员前方视野测量装置
DE102013017206A1 (de) 2013-10-16 2015-04-16 Audi Ag Scheinwerfereinstellgerät mit Ausrichthilfe
KR101513369B1 (ko) * 2013-12-20 2015-04-20 교통안전공단 축간거리 자동 조정장치를 구비한 하이브리드형 차량 검사 장치
CN106092606A (zh) * 2016-07-28 2016-11-09 北京汽车研究总院有限公司 驾驶员前视野测量系统及方法
WO2020043856A1 (de) * 2018-08-29 2020-03-05 Visicon Automatisierungstechnik Gesellschaft Mit Beschränkter Haftung Verfahren und vorrichtung zum überprüfen der einstellung von scheinwerfern von kraftfahrzeugen
CN114441136A (zh) * 2021-12-22 2022-05-06 武汉华迅捷检测设备技术有限公司 基于plc采集控制机动车安全检测平台

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63195514A (ja) * 1987-02-05 1988-08-12 カール・ツアイス‐スチフツング オプトエレクトロニツク距離センサ
JPH03854U (ja) * 1989-05-29 1991-01-08
JPH0493634A (ja) * 1990-08-03 1992-03-26 Watanabe Denki Kogyo Kk ヘッドライトテスターの対向位置設定装置
JPH09257583A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Kawasaki Steel Corp 光検出器の視野チェック装置
JP2002139597A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd X線照射装置の照準装置付き絞り装置
JP2005300477A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 National Traffic Safety & Environment Laboratory ヘッドライトテスター
JP2006292413A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Sanei Kogyo Kk ヘッドライトテスタにおける正対装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63195514A (ja) * 1987-02-05 1988-08-12 カール・ツアイス‐スチフツング オプトエレクトロニツク距離センサ
JPH03854U (ja) * 1989-05-29 1991-01-08
JPH0493634A (ja) * 1990-08-03 1992-03-26 Watanabe Denki Kogyo Kk ヘッドライトテスターの対向位置設定装置
JPH09257583A (ja) * 1996-03-26 1997-10-03 Kawasaki Steel Corp 光検出器の視野チェック装置
JP2002139597A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd X線照射装置の照準装置付き絞り装置
JP2005300477A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 National Traffic Safety & Environment Laboratory ヘッドライトテスター
JP2006292413A (ja) * 2005-04-06 2006-10-26 Sanei Kogyo Kk ヘッドライトテスタにおける正対装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012255286A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Topcon Corp 建設機械制御システム
CN102967473A (zh) * 2012-11-30 2013-03-13 奇瑞汽车股份有限公司 驾驶员前方视野测量装置
DE102013017206A1 (de) 2013-10-16 2015-04-16 Audi Ag Scheinwerfereinstellgerät mit Ausrichthilfe
DE102013017206B4 (de) 2013-10-16 2018-04-05 Audi Ag Scheinwerfereinstellgerät mit Ausrichthilfe und Verfahren zum Ausrichten
KR101513369B1 (ko) * 2013-12-20 2015-04-20 교통안전공단 축간거리 자동 조정장치를 구비한 하이브리드형 차량 검사 장치
CN106092606A (zh) * 2016-07-28 2016-11-09 北京汽车研究总院有限公司 驾驶员前视野测量系统及方法
WO2020043856A1 (de) * 2018-08-29 2020-03-05 Visicon Automatisierungstechnik Gesellschaft Mit Beschränkter Haftung Verfahren und vorrichtung zum überprüfen der einstellung von scheinwerfern von kraftfahrzeugen
CN114441136A (zh) * 2021-12-22 2022-05-06 武汉华迅捷检测设备技术有限公司 基于plc采集控制机动车安全检测平台

Also Published As

Publication number Publication date
JP4840861B2 (ja) 2011-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6675489B2 (en) Laser sighting device
JP4840861B2 (ja) ヘッドライトテスタ
US7965383B2 (en) Surveying device and surveying system
US8077293B2 (en) Surveying device and surveying system
US8033673B2 (en) Illumination device and vision measuring instrument
US6892464B2 (en) Laser sighting device
KR102087758B1 (ko) 원통형 공동의 표면을 검사하기 위한 센서 장치 및 방법
EP3786580A1 (en) Surveying instrument including guide light irradiation unit
JP4557780B2 (ja) ヘッドライトテスタにおける正対装置
JP2006214850A (ja) レーザ測量機
JP2005300477A (ja) ヘッドライトテスター
JP2002162551A (ja) 光学ユニット
JP2002162548A (ja) 光学部品の光軸検出方法および装置
JP3675730B2 (ja) ヘッドライトテスタ
JP2006214806A (ja) ヘッドライトテスタにおけるランプ正対装置
JPH08226873A (ja) レーザ発振器付きヘッドライトテスタ
JP4418712B2 (ja) 傾き測定器
JP2006090938A (ja) ヘッドライトテスタ
JP4267971B2 (ja) レーザ光線照準装置及び光軸補償方法
RU2300090C1 (ru) Способ контроля световых потоков транспортного средства и устройство для его осуществления
JP3741478B2 (ja) ガイド光方向設定装置
RU2208773C1 (ru) Способ регулировки и контроля внешнего светового прибора транспортного средства и устройство для его осуществления (варианты)
JPH06288863A (ja) レンズ評価方法及び装置
JP2005195390A (ja) 光フィルタの特性検査用位置調整治具およびその調整方法
JPH08207655A (ja) ヘッドライト調整器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110630

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4840861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees