JP2006090938A - ヘッドライトテスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 特にすれ違い灯の照射方向と路面照射点光度の新たな測定手段を備えたヘッドライトテスタを提供すること。
【解決手段】 被測定車のランプR中心と受光部3の集光レンズ4中心軸4aとを正対させて、このランプRの照射方向や光度を測定するヘッドライトテスタAにおいて、前記受光部3は、集光レンズ4により集光された光束を透過及び分光するハーフミラー10と、このハーフミラー10を経た一方の光束を受光して前記ランプRの前方所定距離地点とみなされる位置の、すれ違い灯の路面照射点光度を検出する検出素子W2を有する、すれ違い灯の路面照射点光度測定手段8と、前記ハーフミラー10を経た他方の光束による前記ランプRの前方所定距離地点とみなされる位置の配光パターンが投影されると共に、このランプにおけるすれ違い灯の配光パターンと照準することによりこのすれ違い灯の照射方向を測定するための基準線V,Hとこの照準操作を補助する補助線H3を有するスクリーン6を備えたヘッドライトテスタA。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動車の前照灯の照射方向や光度を測定するヘッドライトテスタに係り、特にすれ違い灯における照射方向と路面照射点光度の測定に好適な手段を備えたヘッドライトテスタに関するものである。
従来の自動車前照灯(ランプ)の照射方向や光度を測定するヘッドライトテスタは、被測定車のランプに対して上下左右に調整動可能な匣体状の受光部を備え、この受光部は、ランプの照射光を集光する集光レンズと、この受光部の前記上下左右調整動と協働して、ランプの中心と集光レンズの中心軸を正対させる正対手段と、ランプから集光レンズを経た収束光を受光して、ランプの照射方向を測定するための検出素子と光度を測定するための検出素子が配置されたスクリーンと、このスクリーンの上下左右調整動手段を備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−82019号公報
前記文献に記載のヘッドライトテスタは、受光部の上下左右調整動と正対手段とにより被測定車のランプ中心と集光レンズの中心軸を正対させてランプを点灯することにより、ランプの照射光を集光レンズで集光して、このランプの前方所定距離地点とみなされる位置の配光パターンをスクリーン上に投影し、ランプの走行灯にあっては、この配光パターンとスクリーン上に配置された検出素子の受光出力値により、すれ違い灯にあっては、配光パターンとスクリーン上の照準基準線とを、スクリーンの上下左右調整動手段によりこのスクリーンを移動させながら照準して、この移動量と適正なランプの照射方向とのずれ、すなわち被測定車のランプの照射方向を測定すると共に光度を測定して、この測定値にもとづき被測定車のランプを整備するものである。
しかし前記すれ違い灯の照射方向を測定する照準操作は、配光パターンが投影されたスクリーンを目視しながら行なうことによる眩惑や、すれ違い等におけるカットオフライン(明暗の境界線)が明確でなくぼやけていることなどから、基準線との照準が難しく、また走行灯の光度の測定にあっては、配光パターンにおける所定の上下位置と左右位置の明るさのバランスをもって照準される照射方向の測定操作に伴なう、バランス状態の中央点を光度の側定点とする相対位置測定であるが、すれ違い等の光度の測定点は、路面照射点とされ、ランプの中心延長線上におけるランプ前方所定距離地点とする絶対位置測定であって、このすれ違い灯の配光パターンにもとづく照射方向の測定基準とは異なるから、スクリーン上に光度測定用の検出素子を配置した前記文献技術(従来技術)によると、前記走行灯のように照射方向の測定における照準操作と同時に光度を測定することができずに、照射方向測定と光度測定を別途操作することとなり煩雑であった。
本発明の目的は前記を考慮して、特にすれ違い灯の照射方向と路面照射点光度の新たな測定手段を備えたヘッドライトテスタを提供せんとするものである。
上記目的を達成するヘッドライトテスタの第1の手段は、被測定車のランプ中心と受光部の集光レンズ中心軸とを正対させて、このランプの照射方向や光度を測定するヘッドライトテスタにおいて、前記受光部は、集光レンズにより集光された光束を透過及び分光するハーフミラーと、このハーフミラーを経た一方の光束を受光してランプの前方所定距離地点とみなされる位置の、すれ違い灯の路面照射点光度を検出する検出素子を有する、すれ違い灯の路面照射点光度測定手段と、前記ハーフミラーを経た他方の光束によるランプの前方所定距離地点とみなされる位置の配光パターンが投影されると共に、このランプにおけるすれ違い灯の配光パターンと照準することによりこのすれ違い灯の照射方向を測定するための基準線を有するスクリーン備えているもので、
第2の手段は、前記スクリーンが、前記配光パターンと基準線との照準操作を補助する補助線を備えており、しかもこの補助線は、前記基準線における中央水平基準線と平行な短い破線であって、この中央水平基準線より上部位に設けられているものである。
本発明のヘッドライトテスタは、ランプの照射光から集光レンズを経た光束をハーフミラーにより分光して、一方の光束によりすれ違い灯の路面照射点光度を測定する手段と、他方の光束によりスクリーン上に投影されたすれ違い灯の配光パターンとスクリーン上の基準線を照準することにより照射方向を測定する手段を備えているから、路面照射点光度の測定にあたって、照射方向を測定するためにスクリーンを照射する光束とは異なる系統の光束による絶対位置測定となり、照射方向測定における照準操作とは別途となるもので、遅帯なく測定でき作業性に富むものであり、またすれ違い灯の照射方向測定におけるスクリーン上の基準線と、このスクリーン上に投影されたすれ違い灯の配光パターンであるカットオフラインの照準操作にあたって、このスクリーンに設けられた補助線を利用することにより、不明確なカットオフラインによるぼやけや、眩惑に影響されずに簡易に照準操作ができる。
図は本発明に係るヘッドライトテスタの実施例を示すもので、以下各図を参考に説明する。
図1に示すこの実施例におけるヘッドライトテスタAは、被測定車のヘッドライトR(以下ランプと称す)に対してレール上を左右方向に移動する移動台車1と、この移動台車1に立設された支柱2に沿って上下動可能に配設された受光部3を備えており、この受光部3がランプRに対して上下左右方向に調整動可能に構成されている。
そして受光部3は、被測定車のランプRと対面する集光レンズ4と、ランプRの中心とこの集光レンズ4のレンズ中心軸4aとを前記受光部3の上下左右方向調整動と協働して正対させる正対手段5と、ランプRの照射光が集光レンズ4で集光されることにより、ランプRの前方所定距離地点とみなされる位置に設けられ、この地点におけるランプRの配光パターンが投影されるスクリーン6と、スクリーン6を上下左右方向に調整動する手段7と、ランプRの下向き配光(すれ違い灯)における路面照射点光度(光度)の測定手段8を備えている。
受光部3は、正面視やや縦長方形の匣体(図1)で、その前面下部位に集光レンズ4が配設され、受光部3の側面視(図2)の略中央部位における集光レンズ4のレンズ中心軸4aの延長線上にはハーフミラー10が配設されており、このハーフミラー10により縦上方向に屈折分光される分光線4b上には、ランプRの照射方向視認測定用のハーフミラー11と、この受光部3の天板付近に設けられた、ランプRの配光パターンが投影される前記スクリーン6を備えており、このスクリーン6の背面部位となる受光部3の天板裏部位に、前記スクリーン6の上下左右方向調整動手段7が設けられている。
スクリーン6は、集光レンズ4を介して投影されたランプRの配光パターンを受光して、このランプRにおける上向き配光(走行灯)の照射方向を測定するための検出素子と光度を測定するための検出素子(以下センサ)が、自動車前照灯の配光測定基準に基づき配置されている。
これらセンサは、スクリーン6上に投影されたランプRの配光パターンとの照準基準となる中央垂直基準線Vと中央水平基準線Hが交わる測定基準点0位置から、中央垂直基準線V上の上下各0.5°位置と中央水平基準線H上の左右各3°位置のそれぞれに、走行灯の照射方向を測定するための照準用のセンサV1,V2(上下センサ)とH1,H2(左右センサ)が配置され、測定基準点0位置には、走行灯の光度を測定するためのセンサW1が配置されており、また、このスクリーン6上の上方部位には、すれ違い灯の照射方向を測定する際の、照準操作を補助する中央水平基準線Hと平行な補助線H3が設けられている。
この補助線H3の位置は、スクリーン6上に配置されたセンサに干渉しなければ任意であるが、すれ違い灯のカットオフライン(明暗の境界線)Kにおける暗部位置の方が眩惑されず、またカットオフラインKとの重なりが判断し易いことから破線であって、基準線VとHにより区画されたスクリーン6上の第2象限のやや上位において中央垂直基準線Vに右端が接する態様が好都合ではある(図3)。
前記スクリーン6を上下左右方向に調整動する手段7は、例えば本出願人の前出願に係る特開2002−82019号公報記載のごとくな、スクリーン6上の前記中央垂直基準線V方向に移動させる上下動機構と、中央水平基準線H方向に移動させる左右動機構と(詳細図示せず)、受光部3の天板上面に配設されたこの上下動機構作動用の上下ダイヤル7aと左右動機構作動用の左右ダイヤル7bを備えている。
前記ランプRの照射方向視認測定用のハーフミラー11は、このハーフミラー11を透過してスクリーン6上に投影された状態の照射光の配光パターンが鏡状に映し出されるもので、このハーフミラー11による反射線4cは受光部3の前面における集光レンズ4の上部位を指向し、この前面上部位にフィルター窓口14が設けられていると共に、上下バランス出力計15と左右バランス出力計16と光度計17が配設されている。
すれ違い灯の路面照射点光度測定手段8は、ランプRの前方所定距離地点(10m)におけるすれ違い灯の路面照射点の光度を測定するもので、この路面照射点は、例えばランプRの高さ1m以下において、このランプRの前方10m地点におけるランプRの中心位置から(0点)、下方向0.6°で左方向1、3°の位置が測定基準とされ(絶体位置光度測定)、本例にあっては、受光部3における集光レンズ4のレンズ中心軸4aの延長線上に、ハーフミラー10と、このハーフミラー10を透過した光束を直上方向に屈折反射する反射ミラー12が並設され、この反射ミラー12による屈折光線4d方向に配設された取付板13に、路面照射点光度を測定するための検出素子(センサ)W2が設けられており、そしてこのセンサW2は、集光レンズ4により集光されたランプRの光束が、ハーフミラー10と反射ミラー12を介してランプRの前方所定距離地点(10m)とみなされる位置における、ランプR中心からレンズ中心軸4aの延長線を経た屈折光線4d上を0点(ランプRの中心位置)とし、その下方向0.6°、左方向1.3°の前記絶対位置に配置されている(図4)。
更に前記反射ミラー12による屈折光線4dの延長線上には、前記ランプRの中心と集光レンズ4のレンズ中心軸4a(受光部3とも称す)を正対させる正対手段5におけるレーザー発振器18が配設されている。
前記受光部3におけるランプRの配光パターンが投影されるスクリーン6や、すれ違い灯の路面照射点光度を測定するためのセンサW2など配設位置の他例として、図5のごとく、ランプRの照射光を集光レンズ4のレンズ中心軸4a延長線上に配設したハーフミラー31により分光して、分光線32上にスクリーン6を、透過線上33にすれ違い灯の路面照射点測定用のセンサW2を配置する手段やその逆態様手段があり、また正対手段5におけるレーザー発振器18を含む手段にあっては、図6のごとく、集光レンズ4のレンズ中心軸4a延長線上に、ハーフミラー41,42を並設して、ハーフミラー41による分光線43上にスクリーン6を、ハーフミラー42による分光線44上にすれ違い灯の路面照射点測定用センサW2を配設し、透過線45上にレーザー発振器18を配設するなど多様な手段が考えられるもので、ランプRから集光レンズ4を経た光束を分光して、一方でスクリーン6を、他方ですれ違い灯の路面照射点測定用のセンサW2を照射する手段であれば足りる。
本例のヘッドライトテスタAによるランプRの照射方向などを測定するための初期操作である正対操作は、被測定車のランプRのほぼ前方に、受光部3の集光レンズ4を対面させて正対手段5におけるレーザー発振器18をオン操作するもので、レーザー発振器18からのレーザー光線は、反射ミラー12を介してレンズ中心軸4aを通りランプR方向に放射され、この状態で受光部3を上下左右方向に調整動してレーザー光線を移動させながらその光点をランプRの中心マークに合致させる。これによりランプRの照射方向などを測定する基準となる、ランプRの中心とレンズ中心軸4aが正対することとなる。
そしてランプRを点灯すると、照射光が正対面する受光部3の集光レンズ4で集光され、その光束がハーフミラー10により透過光と直上方向の屈折光に分光され、この屈折光がハーフミラー11を透過して、このランプRの前方所定距離地点(10m)とみなされる位置の配光パターンをスクリーン6上に投影するもので、このスクリーン6上の配光パターンは、ハーフミラー11上に反射像として映し出され、これをフィルタ窓口14越しに覗くように目視しながら照射方向等を測定するものである。
すれ違い灯の路面照射点光度の測定は、前記正対手段5によるランプRとレンズ中心軸4aを正対させた状態においてハーフミラー10を透過した光束が、反射ミラー12により屈折されて、取付板13に配設されたセンサーW2を照射することによるもので、これにより受光部3の前面に配設された光度計17で光度値が得られる。
そしてこのすれ違い灯の照射方向の測定にあっては、例えばスクリーン6上に投影されたすれ違い灯の配光パターンであるカットオフラインK(明暗の境界線)が図7における点線の位置である場合に、スクリーン6を調整移動させながら、配光測定基準であるスクリーン6上の中央垂直基準線Vと中央水平基準線Hの交点の測定基準点0を、カットオフラインKにおける水平線部K1と傾斜線部K2の交点のエルボポイントLと図7の二点鎖線のごとく照準するもので、このようにカットオフラインKが配光測定基準による許容範囲外の位置である場合の照準操作は、ハーフミラー11に映し出されたこの配光パターンを目視しながら、スクリーン6の調整動手段7における上下動ダイヤル7aと左右動ダイヤル7bを回動操作してスクリーン6を上下左右に調整動させて、スクリーン6上の測定基準点0とエルボポイントLを照準して(図7二点鎖線)、その移動量からランプRの照射方向を計測するもので、これらの計測値に基づき、ランプRのすれ違い灯における路面照射点光度と照射方向を適正基準に整備する。
しかし前記目視による照射方向の測定手段は、すれ違い灯がその構成上カットオフラインKである明暗境界線が明確でなく、特にエルボポイントL付近がぼやけており、前記照準操作において、スクリーン6上の基準線V、HとカットオフラインKが近付くと、この基準線VとHばかりが目に付いて明暗境界線K、特に左右方向の位置が判断しにくく、照準(合致)が困難なのでスクリーン6上に設けた補助線H3を利用する。
これは例えば、図7一点鎖線のごとくこの補助線H3の左右端からカットオフラインKの水平線部K1が出る様な状態で重ね合せ、次いでスクリーン6を左右方向に移動させてカットオフラインKを水平方向にずらせながら、このカットオフラインKの傾斜線部K2における下端(右側端)延長線部位が補助線H3と中央垂直基準線Vとの交点に位置するであろうと感覚的に視認できるスクリーン6位置の状態から、次いで、このスクリーン6を補助線H3と中央水平基準線Hとの間隔距離分上下方向に移動させることにより照準するものである。
走行灯の照射方向と光度の測定は、前記と同様にスクリーン6上に投影された走行灯の配光パターンを目視しながら測定する途もあるが、走行灯の測定にあっては、配光パターンにおける所定位置の明るさのバランスをもって照射方向の基準とし、その中央位置が光度の測定位置(相対位置測定)であることから、検出素子によることが精度上好都合である。
そしてスクリーン6上に投影された走行灯の配光パターンによる、スクリーン6上に配置された中央垂直基準線V上の上下センサV1とV2相互の受光出力及び、中央水平基準線H上の左右センサH1とH2相互の受光出力が、それぞれ等照度となるのを上下バランス出力計15及び左右バランス出力計16により検出することより測定するもので、図8に示すごとく走行灯の配光パターンがスクリーン6上の点線位置に投影されている場合は、上下センサVIとV2の受光出力差による上下バランス出力計15の表示をみながら、スクリーン上下左右調節動手段7における上下動機構の上下ダイヤル7aを回動してスクリーン6を下方に移動させると共に、左右センサH1とH2の受光出力差による左右バランス出力計16の表示をみながら、左右動機構の左右ダイヤル7bを回動してスクリーン6を右方に移動させることにより、上下センサV1とV2相互及び左右センサH1とH2相互の受光出力表示値を同等値とするもので、この等照度位置(二点鎖線)である配光パターンの照準位置までの移動量からランプRの照射方向を計測すると共に、走行灯用光度センサW1により光度計17でその光度値を得る。
この実施例における前記ヘッドライトテスタAは、受光部3の略中央部位に、集光レンズ4により集光された光束を透過すると共に縦上方に屈折分光するハーフミラー10が配設され、天板付近には、前記ハーフミラー10により分光されたランプRの配光パターンが投影されるスクリーン6が設けられ、スクリーン6の背部位には、このスクリーン6の上下左右方向調整動手段7が設けられており、前記ハーフミラー10とスクリーン6との間の分光線4b上には、前記スクリーン6上に投影された配光パターンを鏡状に映し出すと共に、反射線がこの受光部Bの前面における、前記集光レンズ4の上部位に設けられたフィルター窓口14を指向するハーフミラー11が配設され、受光部3の前記天板上面には、スクリーン6上に投影された配光パターンが映し出されたハーフミラー11をフィルター窓口14越しに目視しながら、スクリーン上6の照射方向測定用センサや光度測定用センサ又は基準線V,Hと、スクリーン6上の投影された配光パターンを照準するための、スクリーン6の上下左右方向調整動手段7を作動するダイヤル7a,7bが配設されている構成であるから、ランプRの照射方向や光度測定における照準操作にあたって、ヘッドライトテスタAの前面方向よりフィルター窓口14越しに配光パターンが投影されたスクリーン6を視認することができるので作業性が良く、またすれ違い灯の照射方向測定におけるスクリーン6上の基準線V,Hと、このスクリーン6上に投影されたすれ違い灯の配光パターンであるカットオフラインKの目視照準操作にあたって、このスクリーン6に設けられた補助線H3を利用することにより、不明確なカットオフラインKによるぼやけや、眩惑に影響されずに簡易に照準操作ができ、路面照射点光度の測定にあっても、照射方向を測定するためにスクリーン6を照射する光束とは異なる系統の光束4dによる、集光レンズ4のレンズ中心軸4a延長線上を基準とする絶対位置測定となることから、照射方向測定における照準操作とは別途となり、遅帯なく測定できるので作業性に富むものである。
ヘッドライトテスタの全体正面図。 受光部の断面側面図。 スクリーンの正面図。 すれ違い灯の検出素子位置図。 スクリーンやすれ違い灯の路面照射点光度測定検出素子などの配置の他例簡略図。 同上他例簡略図。 すれ違い灯の照射方向測定例図。 走行灯の照射方向及び光度測定例図。
符号の説明
A ヘッドライトテスタ
R ランプ
V 中央垂直基準線
H 中央水平基準線
H3 補助線
W1 走行灯光度測定用センサ
W2 すれ違い灯路面照射点光度測定用センサ
3 受光部
4 集光レンズ
4a レンズ中心軸
5 正対手段
6 スクリーン
7 スクリーンの上下左右方向調整動手段
8 すれ違い灯の路面照射点光度の測定手段
10 ハーフミラー
11 照射方向視認測定用のハーフミラー
12 反射ミラー
14 フィルター窓口

Claims (3)

  1. 被測定車のランプ中心と受光部の集光レンズ中心軸とを正対させて、このランプの照射方向や光度を測定するヘッドライトテスタにおいて、
    前記受光部は、
    前記集光レンズにより集光された光束を透過及び分光するハーフミラーと、
    前記ハーフミラーを経た一方の光束を受光して前記ランプの前方所定距離地点とみなされる位置の、すれ違い灯の路面照射点光度を検出する検出素子を有する、すれ違い灯の路面照射点光度測定手段と、
    前記ハーフミラーを経た他方の光束による前記ランプの前方所定距離地点とみなされる位置の配光パターンが投影されると共に、このランプにおけるすれ違い灯の配光パターンと照準することによりこのすれ違い灯の照射方向を測定するための基準線を有するスクリーンと、
    を備えたことを特徴とするヘッドライトテスタ。
  2. 前記請求項1に記載のスクリーンは、
    前記配光パターンと基準線との照準操作を補助する補助線を備えていることを特徴とするヘッドライトテスタ。
  3. 前記請求項1に記載のスクリーンは、
    前記配光パターンと基準線との照準操作を補助する補助線を備えており、
    しかも前記補助線は、前記基準線における中央水平基準線と平行な短い破線であって、この中央水平基準線より上部位に設けられていることを特徴とするヘッドライトテスタ。

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