JP2007332545A - 天井裏の換気構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下向きに開口する溝部を有する金属製の屋根構成材20をその溝幅方向に複数連設して構成した屋根2と、この屋根2の下側に並設された複数のスペーサ7,7,…と、スペーサ7,7,…の下側に覆設される天井構成材8,8,…とを備えて構成される天井裏の換気構造100であって、スペーサ7は、屋根構成材20の溝幅方向に沿って配置されており、スペーサ7の両側に空気の流路となる換気通路が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図13
Description
まず、本実施形態に係る天井裏の換気構造を備える建物Tを詳細に説明する。建物Tは、図1の(a)に示すように、対向して立設された一対の壁体1,1と、この壁体1,1の上辺間に覆設された屋根2と、壁体1,1の下辺間に配設された床体3とを備えて構成されている。建物Tは、等脚台形を基調とした建物であり、壁体1、屋根2および床体3は、それぞれ等脚台形を呈している。壁体1、屋根2および床体3は、外装材であるとともに、建物Tの主要な構造体になっている。建物Tを模式的に表した図2に示すように、建物Tにおいては、壁体1の一対の斜辺1s,1sがなす角度A、屋根2の一対の斜辺2s、2sがなす角度Bおよび床体3の一対の斜辺3s,3sがなす角度Cが総て等しくなっている。すなわち、A=B=C=θ’(度)となっている。なお、屋根面と水平面とがなす角度をθ(度)とすると、角度θ’(度)と以下のような関係がある。
sin(θ/2)=(sin(A/2))/(cos(B/2))=tan(θ’/2)
また、以下では、屋根面と水平面とがなす角度θ(度)を「屋根傾斜角θ(度)」あるいは単に「θ(度)」という。
次に、建物Tの構築方法の一例を、図10を参照して説明する。
まず、既に枠状に組み立てられたユニットU1の床構成材30の前側継手板31に、その正面側に隣接するユニットU1’を構成する床構成材30’の後側継手板32を突き合わせる。
次に、本実施形態に係る天井裏の換気構造100(以下、「換気構造100」と称する。)を、図13乃至図17を参照して詳細に説明する。換気構造100は、図13に示すように、下向きに開口する溝部20a(図9の(a)参照)を有するアルミニウム合金製の屋根構成材20,20,…をその溝幅方向(短手方向)に複数連設して構成した屋根2と、この屋根2の下側に並設された複数のスペーサ7,7,…と、スペーサ7,7,…の下側に覆設される天井構成材8,8,…とを備えて構成されている。なお、前記したように、屋根2の屋根面は、屋根構成材20の溝幅方向(短手方向)に傾斜している。
前記した屋根構成材20は、適宜変更しても差し支えない。例えば、前記した屋根構成材20に代えて、図18の(a)に示す屋根構成材20を使用してもよい。図18の(a)に示す屋根構成材20は、外殻板23の短手方向の一方の縁部23aからその側方(本実施形態では正面側)に向かって張り出す張出板24を有している。この張出板24は、正面側に隣接する他の屋根構成材20’に係る外殻板23の他方の縁部23bに覆い被さっている。このようにすると、隣り合う屋根構成材20,20’の目地部分が一方の屋根構成材20の張出板24により覆い隠されることになるので、雨水の目地部分への浸入が困難なものになる。つまり、複数の屋根構成材20,20,…を連設したときに、複数箇所に形成される目地部分のそれぞれにおいて一の屋根構成材20の張出板24が隣接する他の屋根構成材20’の縁部23b上に配設されることになるので、雨仕舞が良好になる。
前記した補剛材41,42,43の断面形状は、適宜変更しても差し支えない。例えば、屋根構成材20,20間に介設される補剛材42として、図18の(b)に示すように、断面逆T字形状を呈するものを使用してもよい。この補剛材42は、一方の屋根構成材20の前側継手板21と他方の屋根構成材20’の後側継手板22とに挟持される挟持部42aと、この挟持部42aの下側に突出する突出部42bとを備えて構成されている。突出部42bは、挟持部42aよりも幅広に形成されており、その上面が両継手板21,22の先端部21b,22bの下面に当接している。補剛材42の下部を屋根構成材10の下端よりも下方に突出させると、その断面二次モーメント(すなわち、剛性)が大きくなり、さらに、突出部42bを挟持部42aよりも幅広にすると、スペーサ7などを止め付け易くなる。
2 屋根
20 屋根構成材
21 前側継手板(第一の継手板)
22 後側継手板(第二の継手板)
23 外殻板
42 補剛材
42a 挟持部
42b 突出部
7 スペーサ
70 換気通路
8 天井構成材
Claims (8)
- 下向きに開口する溝部を有する金属製の屋根構成材をその溝幅方向に複数連設して構成した屋根と、
前記屋根の下側に並設された複数のスペーサと、
前記スペーサの下側に覆設される天井構成材とを備えて構成される天井裏の換気構造であって、
前記スペーサは、前記屋根構成材の溝幅方向に沿って配置されており、
前記スペーサの両側に空気の流路となる換気通路が形成されていることを特徴とする天井裏の換気構造。 - 前記屋根の屋根面は、前記屋根構成材の溝幅方向に傾斜しており、
前記換気通路が前記屋根面の傾斜方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天井裏の換気構造。 - 前記換気通路の上端部および下端部が屋外へ連通していることを特徴とする請求項2に記載の天井裏の換気構造。
- 前記スペーサは、複数の前記屋根構成材に跨るように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の天井裏の換気構造。
- 前記屋根構成材は、前記屋根面の一部となる帯板状の外殻板と、当該外殻板の短手方向の一方の端部に沿って設けられた第一の継手板と、外殻板の短手方向の他方の端部に沿って設けられた第二の継手板とを備えて構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の天井裏の換気構造。
- 前記スペーサが、前記継手板の下端面に取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の天井裏の換気構造。
- 隣り合う前記屋根構成材の間に介設された補剛材をさらに備え、
前記補剛材は、一方の前記屋根構成材の前記継手板と他方の前記屋根構成材の前記継手板とに挟持される挟持部と、当該挟持部の下側に突出する突出部とを備えており、
前記スペーサが、前記突出部を介して前記継手板に取り付けられていることを特徴とする請求項5に記載の天井裏の換気構造。 - 前記屋根構成材が、アルミニウム合金製の押出形材からなることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の天井裏の換気構造。
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JPH04213658A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-08-04 | Gantan Beauty Kogyo Kk | 屋根 |
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