JP2007331049A - 切削装置の運転方法 - Google Patents

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壮一郎 秋田
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Abstract

【課題】被加工物の保持手段の保持面に対する切削ブレードの実際の位置(高さ)をきわめて正確に認識することができるセットアップ工程を行い、これによって被加工物に対する切削加工の精度をより一層向上させることができる切削装置の運転方法を提供する。
【解決手段】光学式センサにより切削ブレード30の刃先30aの位置を示す切削ブレード位置データAを認識する。次に、チャックテーブル21に保持した基板9に切削ブレードで溝9bを形成し、その底部をカメラ50で撮像して焦点距離から溝底部の位置である溝底部データb1を取得する。また、同様にカメラによってチャックテーブル上の基板の表面位置を示す基板表面位置データb2を取得する。(b2−b1)と切削ブレード位置データAとから被加工物に形成する溝の溝深さデータDを求める。
【選択図】図4

Description

本発明は、チャックテーブル上に吸着して保持したデバイス基板等の被加工物に、高速回転させた切削ブレードによって溝加工や切断加工といった切削加工を施す切削装置において、切削ブレードの刃先の位置を正確に把握して、切削加工を高い精度で行う切削装置の運転方法に関する。
例えば磁気ヘッドチップは、アルミナ・チタニウム・カーバイト(AlTiC)基板の表面に多数のチップ領域を格子状に区画し、それらチップ領域に所定の電子回路を形成してからチップ領域の境界を切断して基板を分割することで製造されている。基板の切断には、基板を水平に吸着、保持する保持テーブルと、この保持テーブルの上方に配設された切削ブレードを備えた切削装置が多用されている。切削ブレードは、ダイヤモンド砥粒を円盤状に成形したものが一般的で、保持テーブルの水平な保持面と平行に設置される回転軸に固定される。回転軸は送り手段によって昇降し、下降することによって切削ブレードが被加工物に切り込んで基板が切削加工される。
切削ブレードによる切削加工は、切削ブレードの高さ、すなわち切削ブレードの外周端縁の最下端である刃先の位置を正確に把握し、それに基づいて切削ブレードの送り量(昇降量)を制御可能とするいわゆるセットアップが、切削前に通常行われている。切削ブレードの高さは、刃先を保持テーブルの保持面に接触させてその時の刃先と保持テーブルとの位置関係を基準データとする方法がある(特許文献1,2参照)。また、特許文献2には、光学式センサによって切削ブレードの高さを測定する方法も記載されている。切削ブレードのセットアップは、被加工物に対する切り込み開始位置や溝の深さなどを高精度で制御する上で必須のプロセスである。
特開平6−151586号公報 特開平6−338564号公報
ところで、接触式による切削ブレードの高さ測定は、切削ブレードの僅かな偏心等を考慮すると、回転させながら保持テーブルに接触させる方法が実状に合った方法と言える。しかしながらこの方法では、僅かではあるものの切削ブレードにより保持テーブルが削られ、金属成分等が切削ブレードの刃先に移り、目詰まりの状態となる場合がある。この状態では刃先のコンディションが低下し、被加工物の切削品質の劣化を招くことになる。特に、上記のようなAlTiC基板は切削しにくいため、切削ブレードの刃先コンディションは切削性に大きく影響する。
一方、光学式センサで切削ブレードの高さを測定する方法は、非接触式であるため接触式が有する問題は生じないが、光学式センサの検知位置と保持テーブルの高さとの位置関係に誤差が生じ、測定精度の点で劣るという欠点がある。光学式センサ式の場合には、検知位置と保持テーブルの保持面との位置関係(切削ブレードの送り方向に沿った両者の離間距離)を固有データとして予め把握しておき、光学式センサで測定された時の切削ブレードの高さと固有データとを比較して、実際の切削ブレードの高さを求めている。ところが、光学式センサを設定通りに設置したとしても、その位置に僅かなずれが生じ、これによって固有データに誤差が生じてしまうのである。また、光学式センサが熱の影響を受けて膨張したり収縮したりすることによっても固有データに誤差が生じる場合もある。
よって本発明は、被加工物の保持手段の保持面に対する切削ブレードの実際の位置(高さ)をきわめて正確に認識することができるセットアップ工程を行い、これによって被加工物に対する切削加工の精度をより一層向上させることができる切削装置の運転方法を提供することを目的としている。
本発明の切削装置の運転方法は、被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、保持面と平行な回転軸に同軸的に固定された円形の切削ブレードと、保持手段と切削ブレードとを、保持面に直交する方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる切り込み送り手段と、保持手段と切削ブレードとを、保持面と平行な方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる加工送り手段と、切り込み送り手段による相対移動方向に沿って保持手段に対し相対移動可能に設けられ、該保持手段の方向に配置される被加工物を撮像する撮像手段とを備えた切削装置を用いて、保持手段に保持した被加工物に切削ブレードを切り込ませて該被加工物を切削加工するにあたり、保持手段の保持面に対する切削ブレードの刃先である外周端縁の相対的な位置を示す切削ブレード位置データAを、両者が非接触の状態で認識する第1のセットアップ工程と、切削ブレード位置データAに基づき、切り込み送り手段によって切削ブレードを保持手段に接近させ該切削ブレードを保持手段に保持した被加工物に切り込ませて所定深さの溝を形成し、次いで、撮像手段によって形成した溝の底部を撮像して該溝の底部の位置を示す溝底部データBを取得するとともに、該撮像手段で同様に撮像することにより、被加工物の表面の位置を示す基準位置データCを取得する第2のセットアップ工程とを行い、次いで、第2のセットアップ工程で得られた溝底部データBと基準位置データCとから、実際の溝深さデータDを求め、該溝深さデータDに基づいて、被加工物に対する切り込み送り手段による切削ブレードの切り込み送り量を決定することを特徴としている。
なお、本発明で言う「位置」は、切削ブレードと保持手段は通常上下の位置関係にあることから、「高さ」と言い換えることができる。
本発明では、まず、第1のセットアップ工程で、切削ブレードの刃先と保持手段の保持面との相対的な位置関係を示す切削ブレード位置データAを、切削ブレードを保持面に接触させることなく非接触の状態で認識する。切削ブレード位置データAは、換言すると保持面に対する切削ブレードの位置である。その方法としては、従来の光学式センサによる非接触式の方法を採用することができる。すなわち、光学式センサの検知位置と保持手段の保持面との位置関係(切削ブレードの送り方向に沿った両者の離間距離)を装置固有のデータとして予め把握しておき、この固有データと、光学式センサで検知された切削ブレードの位置とを比較して、保持面と切削ブレードとの切削ブレード位置データAを認識する。
なお、非接触で切削ブレード位置データAを得る他の方法として、予め判明している切削ブレードの外径の数値を利用する方法がある。その場合には、切削ブレードが固定される回転軸と保持手段の保持面との相対的な位置関係(両者の離間距離)を、切削ブレードの外径の半分すなわち半径として認識する。
第1のセットアップ工程の次に、第2のセットアップ工程を行う。これは、まず切削ブレード位置データAに基づいて、送り手段によって切削ブレードを保持手段に接近させることにより、保持手段に保持した被加工物に切削ブレードを切り込ませ、所定深さの溝を形成する溝加工を行う。次に、撮像手段によって溝の底部を撮像して、その溝の底部の位置を示す溝底部データBを取得する。また、同じ撮像手段によって、被加工物の表面の位置を撮像し、該表面の位置を示す基準位置データCを取得する。
そして本発明においては、第2のセットアップ工程で得られた溝底部データBと基準位置データC(被加工物の表面の位置データ)とから、実際の溝深さデータDを求め、該溝深さデータDに基づいて、前記被加工物に対する前記切り込み送り手段による前記切削ブレードの切り込み送り量を決定する。この方法は、被加工物の表面から一定深さの溝を形成するといったような、溝深さを切削する場合に有用である。
本発明は、上記第2のセットアップ工程において、被加工物の表面の位置を示す基準位置データCの代わりに、保持手段の保持面の位置を示す位置データ(基準位置データC’)を撮像手段によって取得することも特徴とする。この場合には、その基準位置データC’と溝底部データBとから、溝加工によって残る実際の切り残し厚さデータD’を求め、該切り残し厚さデータD’に基づいて、被加工物に対する切り込み送り手段による切削ブレードの切り込み送り量を決定して、溝を形成することによって残る切り残し厚さを一定とするといったような、切り残し厚さを制御する切削加工が可能である。
このような切り残し厚さを制御する溝加工の形態では、保持手段の保持面を示す基準位置データC’は不変であるから、この基準位置データC’と溝底部データBとから、切り残し厚さは求められる。ここで、切削ブレード位置データAが正確であれば、求めた切り残し厚さは正確であり補正の必要はない。ところが、非接触式で求められた切削ブレード位置データAには誤差が含まれる場合があり、必ずしも切削ブレード位置データAは切削ブレードの位置を正確に示すものではない。光学式センサによる誤差の発生は上述した通りであり、また、外径に基づく場合でも、やはり誤差はあり、ばらつきが生じている。
したがって、実際に切削ブレードで形成した溝の底部の位置(切削ブレードの位置と同義)を示す溝底部データBは、変動データと言える。この変動データである溝底部データBと、装置固有の保持手段の保持面の位置を示す基準位置データC’とから、形成した溝の切り残し厚さを求め、その切り残し厚さが、切削ブレード位置データAに基づいた深さであったか否かをみることにより、実際の切り残し厚さデータD’を得、切削ブレードの送り量を決定すれば、切り残し厚さを制御する溝加工が可能となる。
上記方法は、いずれも被加工物の厚さを大まかにしか把握できていない場合であって、かつ厚さが一定ではない場合について切削加工を有効に行い得る方法であるが、被加工物の厚さが一定であり、その厚さを予め正確に把握できている場合には、実際の切削ブレードの位置を求めることにより、上記各切削加工、つまり、溝深さ制御の溝加工と切り残し厚さ制御の溝加工の双方を行うことができる。そのためには、上記第2のセットアップ工程において、被加工物の表面または保持手段の保持面のいずれかの位置を示すデータを、基準位置データC’’として取得する。そして、この基準位置データC’’と上記溝底部データBと、予め把握している被加工物の厚さtとを比較して、実際の切削ブレードの刃先位置データD’’を求め、該刃先位置データD’’に基づいて、被加工物に対する切り込み送り手段による切削ブレードの切り込み送り量を決定する。
基準位置データC’’が被加工物の表面である場合には、該被加工物の厚さtから基準位置データC’’と溝底部データBとの距離分を減じて一定の切り残し厚さとすべく切削ブレードの切り込み送り量を決定すれば、切り残し厚さが一定の溝加工を行うことができる。また、基準位置データC’’が保持手段の保持面の位置である場合には、被加工物の厚さtから溝底部データBと基準位置データC’’との距離分を減じて一定の溝深さ量とすべく切削ブレードの切り込み送り量を決定すれば、溝深さが一定の溝加工を行うことができる。いずれの場合にも、被加工物を切削するたびに厚さを確認する必要がない。
本発明の撮像手段は、保持手段に対する切削ブレードの相対移動方向に沿って保持手段に対し相対移動可能に設けられ、該保持手段の方向に配置される被加工物を撮像するものであり、移動によって焦点距離を合わせることにより、この場合の被加工物である上記溝の底部や、被加工物の表面の位置、あるいは保持手段の保持面の位置を測定する手段として用いられる。この撮像手段は、単独で移動自在に設けてもよいが、切削ブレードを支持する支持部材に固定されて切削ブレードとともに一体的に移動するように設けると、構成の簡素化が図られ好ましい。
本発明によれば、被加工物に対する切削ブレードの送り量を高精度で制御することができ、特に、溝深さを制御したり、あるいは切り残し厚さを制御したりする溝加工を高精度で行うことができるできるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明に係る一実施形態を説明する。
図1は、一実施形態の運転方法が適用される切削装置1の外観を示している。この切削装置1は、全体が概ね直方体状の縦長の筐体2を備えており、この筐体2の内部においてワークに対し切断や溝加工といった切削加工が行われる。筐体2には、切削装置1内に対してワークを出し入れするためのハッチ3が設けられており、このハッチ3の上方には切削装置1を操作するための操作盤4が設けられている。また、筐体2の上部には作業状態を表示したり警告を発したりする表示灯5が取り付けられている。
切削装置1の内部には加工室が設けられており、その加工室内に、図2に示す切削加工部6が設けられている。図2の符号10は矩形状の薄い箱体からなるウォータケース10であり、このウォータケース10の底部には、矩形状のテーブルベース20がX方向に移動自在に配設されている。テーブルベース20は、駆動機構によりウォータケース10の底部に敷設されたガイドレール(いずれも図示略)に沿ってX方向に移動するようになっている。テーブルベース20の上には、真空チャック式の円盤状のチャックテーブル(保持手段)21がZ方向(鉛直方向)を軸として回転自在に支持されている。チャックテーブル21は、テーブルベース20内に組み込まれた図示せぬ回転駆動機構によって一方向または双方向に回転させられる。
テーブルベース20の移動方向の両端と、ウォータケース10の内面との間には、テーブルベース20のガイドレールを覆って、このガイドレールに切削屑や切削屑を含んだミストが付着することを防いで移動に支障を来さないようにするための蛇腹状のカバー22がそれぞれ取り付けられている。これらカバー22は、テーブルベース20の移動に伴ってX方向に伸縮する。
チャックテーブル21の上面(保持面)21aは水平に設定され、その上面21aには被加工物(図示例では薄い円盤状の基板、AlTiC等からなる)が吸着、保持される。その基板9は、チャックテーブル21の上方に配設された切削ブレード30によって、溝加工等の切削加工が施される。切削ブレード30は、例えばダイヤモンド砥粒を薄い円盤状に成形したダイヤモンドブレードであり、円筒状のスピンドル31の軸心に組み込まれた回転軸32の先端に同軸的に固定されている。スピンドル31および回転軸32はチャックテーブル21の上面21aと平行でY方向に延びており、スピンドル31に内蔵されたモータによって切削ブレード30は回転軸32を介して高速で回転させられる。
スピンドル31の先端にはブレードカバー33が装着されており、このブレードカバー33には、切削水を切削ブレード33による基板9の切削部分に供給する切削水ノズル34,35が取り付けられている。切削水ノズル34,35から吐出した切削水やその他の水分はウォータケース10で受けられ、排水口11から装置外部に排水される。切削ブレード30の周囲には、基板9の切削によって飛散する切削屑やミストとなった切削屑を含む切削水の飛散を抑える図示せぬカバーが設置されている。
スピンドル31はホルダ(支持部材)40に保持されており、ホルダ40は、スライダ41に固定されている。スライダ41は、一対のガイドレール42を介してL字状の板材からなるコラム43にZ方向に昇降自在に装着されている。スライダ41は、ガイドレール42間に配されてスライダ41に螺合するねじロッド44と、コラム43の上端面に設置されてねじロッド44を回転させるモータ45とからなるZ方向送り機構(送り手段)46により、ガイドレール42に沿って昇降するようになっている。また、コラム43は、一対のガイドレール(図2では1つしか見えない)47を介してベース48上にY方向に移動自在に載置されており、Y方向送りモータ49によってY方向に移動するようになっている。
切削ブレード30は、Z方向送り機構46の作動により、スライダ41とともにZ方向に昇降してチャックテーブル21に対して離間したり接近したりし、接近する送り動作により、チャックテーブル21上に保持された基板9に切り込んで溝等の切削加工を施す。また、切削ブレード30は、コラム43がY方向に移動することにより、テーブルベース20を横断する範囲でY方向に移動する。切削ブレード30の基板9への切削加工は、Z方向送り機構46によるZ方向への送り動作によって切り込み深さが定められ、テーブルベース20のX方向への移動によって切断あるいは溝加工がなされる。そして、チャックテーブル21の回転とコラム43のY方向への移動の組み合わせによって、加工部位が定められる。
ホルダ40のスライダ41への固定面とは反対側の面には、平面視L字状のアーム51の一端が固定されており、このアーム51の先端に、光軸が鉛直下方に指向するカメラ(撮像手段)50が固定されている。このカメラ50のZ方向の位置は、切削ブレード30の高さすなわち切削ブレード30の外周端縁の最下端である刃先の位置よりもやや高い位置に配され、また、Y方向の位置は、切削ブレード30の刃先と同じ位置に配されている。
テーブルベース20の上面20aの任意の位置(図2ではコラム43側、かつカメラ50側の角部近傍)には、光学式センサ60が設置されている。この光学式センサ60は、図3に示すように切削ブレード30が通過可能なスリット61を有し、Y方向両側に立つ壁部62の内面には、投光部63と、投光部63から水平(この場合Y方向)に投光される光を受ける受光部64とがそれぞれ設けられている。切削ブレード30が下降してスリット61内に入り、最下端の刃先30aが投光を遮断した時の高さが、切削ブレード位置データAとして認識される。ここで、光学式センサ60はテーブルベース20に固定されているため、投光位置(検知位置)a1とチャックテーブル21の上面21aの位置データaは、装置固有のデータとされ、両者のZ方向の距離(a1−a)は一定である。
以上が一実施形態の切削装置1の構成であり、続いてこの切削装置1の運転方法を説明する。
(1)第1のセットアップ工程(非接触による切削ブレードの位置認識)
テーブルベース20をX方向に移動させるとともに、切削ブレード30をY方向に移動させて光学式センサ60を切削ブレード30の直下に位置させる。次いで、Z方向送り機構46によって切削ブレード30を低速で下降させて、光学式センサ60のスリット61内に刃先30aを進入させていく。そして、光学式センサ60の投光が切削ブレード30の刃先30aによって遮断され検知信号を出力した時の回転軸32のZ方向の位置を、切削ブレード位置データAとして認識する。
なお、非接触で切削ブレード位置データAを得る方法としては、予め判明している切削ブレード30の外径の半分すなわち半径を、回転軸32からチャックテーブル21の上面21a間の距離として認識する方法もある。
(2)第2のセットアップ工程(溝形成と各位置データを求める)
次に、テーブルベース20と切削ブレード30を適宜に移動させて、基板9上に切削ブレード30を配する。そして、切削ブレード位置データAに基づいて、Z方向送り機構46によって切削ブレード30を下降させ、図4に示すように、チャックテーブル21上に保持した基板9に所定深さの溝9bを形成する。
次に、テーブルベース20を移動させて、形成した溝9bの直上にカメラ50を位置させる。そして、カメラ50によって溝9bの底部を撮像しながらZ方向送り機構46を作動させてカメラ50を昇降させ、カメラ50の焦点を溝9bの底部に合わせる。その時のカメラ50の焦点距離を、図4に示すように溝9bの底部の位置を示す溝底部データb1(溝底部データB)として取得する。この溝底部データb1は、切削ブレード30の刃先30aの位置とみなされる。
引き続きカメラ50を下降させて、焦点をチャックテーブル21の上面21aに合わせる。その焦点距離を、装置固有のチャックテーブル位置データb(位置基準データC’)として取得する。さらに、カメラ50を上昇させて焦点を基板9の表面9aに合わせて、基板表面位置データ(位置基準データC)b2を取得する。
以上の第1および第2のセットアップ工程を終えたら溝加工を行うが、ここでは、一定深さの溝を形成する溝加工と、溝を形成することによって残る切り残し厚さを一定とする溝加工を行う場合について説明する。
一定深さの溝を形成する溝加工の場合には、基板9の表面9aの位置を示す基板表面位置データb2と、溝9bの底部を示す溝底部データb1との差、すなわち溝9bの深さ(b2−b1)を換算し、これと切削ブレード位置データAとから、被加工物に形成する溝の溝深さデータDを求める。
そして、この溝深さデータDに基づいて、Z方向送り機構46を調整して切削ブレード30を基板9に切り込ませ、溝を形成する。溝は少なくとも1本で、所定の箇所に所定の本数が形成される場合がある。1枚の基板9に対する溝加工を終え、次いで新たな基板9をチャックテーブル21上に保持したら、再びカメラ50によって基板表面位置データb2を取得し、このb2から同一の深さ、すなわち同一の溝深さデータDに基づく送り量で、切削ブレード30を基板9の表面に切り込ませる。これによって、基板9の厚さにばらつきがあっても常に一定深さの溝を形成することができる。
次に、切り残し厚さを一定とする溝加工を行う場合について説明する。この場合には、装置固有であって不変のチャックテーブル位置データbを利用する。切削ブレード位置データAが正確であれば、溝9bの底部の位置からチャックテーブル21の上面21aの位置までのZ方向の距離、すなわち溝9bの切り残し厚さ(b1−b)と、チャックテーブル21の上面21aと光学式センサ60の検知位置a1間のZ方向の距離(a1−a)とは一致する。ところが、光学式センサ60で求めた切削ブレード位置データAには誤差が含まれる場合があり、必ずしも切削ブレード位置データAは切削ブレード30の位置を正確に示すものではない。また、切削ブレード位置データAが切削ブレード30の外径に基づいて求めたものであっても、やはり誤差はある。
したがって、実際に切削ブレード30で形成した溝9bの底部の位置(切削ブレード30の位置と同義)を示す溝底部データb1は変動データであり、したがって、(b1−b)と(a1−a)とが一致するとは限らず、両者に差が生じる場合がある。差が生じた場合には、その差を補正データEとし、この補正データEを考慮して、実際の切削ブレード30の溝深さデータD’を得る。そしてこの溝深さデータD’に基づいて切削ブレード30の送り量を決定すれば、基板9の厚さにばらつきがあっても、常に切り残し厚さが一定の溝加工が可能となる。
なお、上記実施形態のカメラ50は、アーム51を介してスピンドル31のホルダ40に固定され、切削ブレード30と一体に移動するようになっており、カメラ50を単独で移動させる機構を要さないことから構成の簡素化が図られている。図5は、カメラ50を単独で移動させるように構成した例であり、この場合には、上記ベース48の隣に、切削ブレード30をY・Z方向に移動させる機構と同様のベース78およびコラム73が並列されている。
コラム73には、一対のガイドレール72を介してY方向に延びるアーム71がZ方向に昇降自在に装着され、このアーム71の先端にカメラ50が固定されている。アーム71は、上記Z方向送り機構46と同様の、ボールねじ74とモータ75とからなるZ方向送り機構76によりガイドレール72に沿って昇降するようになっている。また、コラム73は、一対のガイドレール77を介してベース78上にY方向に移動自在に載置されており、Y方向送りモータ79によってY方向に移動するようになっている。
本発明の一実施形態に係る切削装置の外観を示す斜視図である。 切削装置が具備する切削加工部の斜視図である。 光学式センサで切削ブレード位置を検知する状態および光学式センサとチャックテーブルとの位置関係を示す図である。 基板に形成する溝およびカメラによって測定する位置を示す側面図である。 カメラを単独で移動させる構成が採用された切削加工部の斜視図である。
符号の説明
9…基板(被加工物)
9a…基板の表面(被加工物の表面)
9b…基板の溝
10…切削装置
21…チャックテーブル(保持手段)
21a…チャックテーブルの上面(保持面)
30…切削ブレード
30a…刃先
32…回転軸
40…ホルダ(支持部材)
46…Z方向送り機構(送り手段)
50…カメラ(撮像手段)

Claims (6)

  1. 被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、
    前記保持面と平行な回転軸に同軸的に固定された円形の切削ブレードと、
    前記保持手段と前記切削ブレードとを、前記保持面に直交する方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる切り込み送り手段と、
    前記保持手段と前記切削ブレードとを、前記保持面と平行な方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる加工送り手段と、
    前記切り込み送り手段による前記相対移動方向に沿って前記保持手段に対し相対移動可能に設けられ、該保持手段の方向に配置される被加工物を撮像する撮像手段とを備えた切削装置を用いて、
    前記保持手段に保持した被加工物に前記切削ブレードを切り込ませて該被加工物を切削加工するにあたり、
    前記保持手段の前記保持面に対する前記切削ブレードの刃先である外周端縁の相対的な位置を示す切削ブレード位置データAを、両者が非接触の状態で認識する第1のセットアップ工程と、
    前記切削ブレード位置データAに基づき、前記切り込み送り手段によって前記切削ブレードを前記保持手段に接近させ該切削ブレードを保持手段に保持した被加工物に切り込ませて所定深さの溝を形成し、次いで、前記撮像手段によって形成した溝の底部を撮像して該溝の底部の位置を示す溝底部データBを取得するとともに、該撮像手段で同様に撮像することにより、前記被加工物の表面の位置を示す基準位置データCを取得する第2のセットアップ工程とを行い、
    次いで、前記第2のセットアップ工程で得られた溝底部データBと基準位置データCとから、実際の溝深さデータDを求め、該溝深さデータDに基づいて、前記被加工物に対する前記切り込み送り手段による前記切削ブレードの切り込み送り量を決定することを特徴とする切削装置の運転方法。
  2. 被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、
    前記保持面と平行な回転軸に同軸的に固定された円形の切削ブレードと、
    前記保持手段と前記切削ブレードとを、前記保持面に直交する方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる切り込み送り手段と、
    前記保持手段と前記切削ブレードとを、前記保持面と平行な方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる加工送り手段と、
    前記切り込み送り手段による前記相対移動方向に沿って前記保持手段に対し相対移動可能に設けられ、該保持手段の方向に配置される被加工物を撮像する撮像手段とを備えた切削装置を用いて、
    前記保持手段に保持した被加工物に前記切削ブレードを切り込ませて該被加工物を切削加工するにあたり、
    前記保持手段の前記保持面に対する前記切削ブレードの刃先である外周端縁の相対的な位置を示す切削ブレード位置データAを、両者が非接触の状態で認識する第1のセットアップ工程と、
    前記切削ブレード位置データAに基づき、前記切り込み送り手段によって前記切削ブレードを前記保持手段に接近させ該切削ブレードを保持手段に保持した被加工物に切り込ませて所定深さの溝を形成し、次いで、前記撮像手段によって形成した溝の底部を撮像して該溝の底部の位置を示す溝底部データBを取得するとともに、該撮像手段で同様に撮像することにより、前記保持手段の前記保持面の位置を示す基準位置データC’を取得する第2のセットアップ工程とを行い、
    次いで、前記第2のセットアップ工程で得られた溝底部データBと基準位置データC’とから、溝加工によって残る実際の切り残し厚さデータD’を求め、該切り残し厚さデータD’に基づいて、前記被加工物に対する前記切り込み送り手段による前記切削ブレードの切り込み送り量を決定することを特徴とする切削装置の運転方法。
  3. 被加工物を保持する保持面を有する保持手段と、
    前記保持面と平行な回転軸に同軸的に固定された円形の切削ブレードと、
    前記保持手段と前記切削ブレードとを、前記保持面に直交する方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる切り込み送り手段と、
    前記保持手段と前記切削ブレードとを、前記保持面と平行な方向に沿って相対移動させて両者を接近・離間させる加工送り手段と、
    前記切り込み送り手段による前記相対移動方向に沿って前記保持手段に対し相対移動可能に設けられ、該保持手段の方向に配置される被加工物を撮像する撮像手段とを備えた切削装置を用いて、
    前記保持手段に保持した予め厚さtが認識された被加工物に前記切削ブレードを切り込ませて該被加工物を切削加工するにあたり、
    前記保持手段の前記保持面に対する前記切削ブレードの刃先である外周端縁の相対的な位置を示す切削ブレード位置データAを、両者が非接触の状態で認識する第1のセットアップ工程と、
    前記切削ブレード位置データAに基づき、前記切り込み送り手段によって前記切削ブレードを前記保持手段に接近させ該切削ブレードを保持手段に保持した被加工物に切り込ませて所定深さの溝を形成し、次いで、前記撮像手段によって形成した溝の底部を撮像して該溝の底部の位置を示す溝底部データBを取得するとともに、該撮像手段で同様に撮像することにより、前記被加工物の表面または前記保持手段の前記保持面の位置を示す基準位置データC’’を取得する第2のセットアップ工程とを行い、
    次いで、前記第2のセットアップ工程で得られた溝底部データBと基準位置データC’’と、さらに前記被加工物の厚さtとから、実際の切削ブレードの刃先位置データD’’を求め、該刃先位置データD’’に基づいて、
    基準位置データC’’が被加工物の表面である場合には、該被加工物の厚さtから基準位置データC’’と溝底部データBとの距離分を減じて一定の切り残し厚さとすべく前記切削ブレードの切り込み送り量を決定し、
    基準位置データC’’が前記保持手段の前記保持面の位置である場合には、被加工物の厚さtから溝底部データBと基準位置データC’’との距離分を減じて一定の溝深さ量とすべく前記切削ブレードの切り込み送り量を決定することを特徴とする切削装置の運転方法。
  4. 前記第1のセットアップ工程で認識する前記切削ブレード位置データAを、前記保持手段の前記保持面に対する前記回転軸の相対的な位置と、予め把握した前記切削ブレードの外径とから求めることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の切削装置の運転方法。
  5. 前記第1のセットアップ工程で認識する前記切削ブレード位置データAを、前記切り込み送り手段で前記保持手段方向に相対移動させられる前記切削ブレードの外周端縁を検知する光学式センサと、前記保持手段の前記保持面に対する前記光学式センサの検知位置とから求めることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の切削装置の運転方法。
  6. 前記撮像手段が前記切削ブレードの支持部材に固定され、該撮像手段がその支持部材とともに前記保持手段に対して相対移動することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の切削装置の運転方法。
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