JP2007328883A - 制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法 - Google Patents

制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法 Download PDF

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Abstract

【課題】落下にかかるヘッド退避を的確におこなうこと。
【解決手段】磁気ディスク装置100は、退避判定部210bが落下センサー190から落下信号を取得してサンプリングを行い、サンプル情報を抽出する。そして、退避判定部210bは、「0(low)」から「1(high)」に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報の数をカウントし、カウント値が所定回数以上になった場合に、ヘッドをランプに退避させると判定し、アクチュエータ制御部210cがヘッド130をランプ120に退避させる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させる制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法に関し、特に、ヘッド退避を的確に行うことができる制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法に関するものである。
磁気ディスク装置は、主に、汎用コンピュータの補助記憶装置として利用される他、大容量のランダムアクセス記録を必要とする業務用専用装置に用いられる。また、近年、家庭電化製品のデジタル化が進み、音声映像などのデータをデジタルデータとして記録する用途が生じてきたことから一般の家庭製品での利用も増えている(例えば、ハードディスクビデオレコーダー、携帯音楽再生装置等)。
しかし、磁気ディスク装置は落下等の強い衝撃を受けた場合、ヘッドがディスク面に衝突してディスクに傷が付き、データの読み書きが不可能となる場合がある。特に動作中の落下が故障しやすいため、携帯用途で使用される磁気ディスク装置を内蔵した製品を扱う場合は強い衝撃を与えないように注意を払う必要があった。
そこで、特許文献1では、磁気ディスク装置の落下によるディスク面の損傷を防止するために、落下センサーを利用し、磁気ディスク装置の自由落下を検出した場合にヘッドをディスク面上から退避させるという技術が公開されている。
特開2002−8336号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、突発的な外乱あるいは周期的な振動などの影響により落下を誤検出してしまい、そのたびにディスク面上のヘッドを退避してしまうため、磁気ディスク装置の性能が低下してしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、不必要なヘッド退避をなくし、落下時にはヘッド退避を的確に行うことができる制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させる記憶装置の制御装置であって、落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出部と、前記サンプル情報抽出部よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上述発明において、前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出されるサンプリング情報が所定回数連続して前記第1の情報を含んでいる場合に、前記落下信号に対するサンプリングのタイミングを変更する変更部を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明は、落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させる記憶装置であって、落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出部と、前記サンプル情報抽出部よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させるヘッド退避方法であって、落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出工程と、前記サンプル情報抽出工程よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定工程と、を含んだことを特徴とする。
本発明によれば、磁気ディスク装置が落下しているか否かを示す落下信号を取得してこの落下信号に対してサンプリングを実行し、磁気ディスク装置が落下している状態を示す第1の情報または磁気ディスク装置が落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出し、抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定するので、不必要なヘッド退避をなくし、性能を向上させることができる。
また、本発明によれば、各サンプル情報のうち、第2の情報から第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定するので、落下の誤検出を防止し、より的確にヘッドの退避を実行することができる。
また、本発明によれば、各サンプル情報のうち、第2の情報から第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定するので、落下の誤検出を防止し、より的確にヘッドの退避を実行することができる。
また、本発明によれば、各サンプル情報のうち、第1の情報から第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定するので、落下の誤検出を防止し、より的確にヘッドの退避を実行することができる。
また、本発明によれば、各サンプル情報のうち、第1の情報から第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定するので、落下の誤検出を防止し、より的確にヘッドの退避を実行することができる。
また、本発明によれば、各サンプル情報のうち、第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定するので、落下の誤検出を防止し、より的確にヘッドの退避を実行することができる。
また、本発明によれば、各サンプル情報のうち、第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定するので、落下の誤検出を防止し、より的確にヘッドの退避を実行することができる。
また、本発明によれば、サンプリング情報が所定回数連続して第1の情報を含んでいる場合に、前記落下信号に対するサンプリングのタイミングを変更するので、一定周期の振動による落下の誤検出を防止することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、従来の技術と比較して、本実施例にかかる磁気ディスク装置の特徴について説明する。図5は、従来技術の問題点を説明するための説明図である。磁気ディスク装置を備えた装置(パソコンなど)を電車内などに持ち込んだ場合、一定周期の振動(あるいは、Dutyが50%となる振動)を受ける場合が想定される。このような状態では、磁気ディスク装置の落下を検出する落下センサーからバースト状の落下信号が入力され、このバースト状の落下信号が「1(high)」となるタイミングと、サンプリング波形のサンプル抽出タイミング(サンプリング波形にかかる立ち上がりのエッジ)とが一致する場合、磁気ディスク装置が落下していないにも関わらず、落下していると誤判定してしまい、ヘッドを退避させてしまうという問題があった。
続いて、本発明にかかる磁気ディスク装置の特徴について説明する。図1は、本実施例にかかる磁気ディスク装置の特徴を説明するための説明図である。本実施例にかかる磁気ディスク装置は、落下センサーから磁気ディスク装置が落下しているか否かを示す落下信号を取得し、取得した落下信号に対してサンプリングを実行する。そして、サンプリングを実行した結果得られたサンプル情報(このサンプル情報は、磁気ディスク装置が落下している旨の情報または磁気ディスク装置が落下していない旨の情報を含む。本実施例では、磁気ディスク装置が落下している場合のサンプル情報は、「1(high)」となり、磁気ディスク装置が落下していない場合のサンプル情報は「0(low)」となる。)の配列の特徴に基づいて、ヘッドを退避させるか否かを判定する。
このように、本実施例にかかる磁気ディスク装置は、サンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定するので、一定周期の振動に影響されて落下センサーからバースト状の落下信号を取得したとしても、落下の誤検出を防ぎ、無用なヘッド退避を回避することができる。
つぎに、本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成について説明する。図2は、本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、本実施例にかかる磁気ディスク装置100は、磁気ディスク110と、ランプ120と、ヘッド130と、アクチュエータ140と、リードチャネル150と、サーボコンボチップ160と、ショックセンサー170と、インターフェース180と、落下センサー190と、RAM(Random Access Memory)200と、制御部210と、ROM(Read Only Memory)220とを備えて構成される。なお、その他の構成は、ロード・アンロード方式にかかる一般的な磁気ディスク装置と同様であるため説明を省略する。
磁気ディスク110は、金属またはガラス製の円盤(ディスク)状の基板に磁性膜を形成した記録媒体である。この磁気ディスク110にデータの記録を行う場合には、磁気ディスク110のデータを記録する記録領域に、ヘッド130からの磁界を照射して、磁気ディスク110の磁性膜の磁化状態を変化させることによって、データを記録する。また、磁気ディスク110からデータの再生を行う場合には、再生対象となる磁気ディスク110上の記録領域にヘッド130を移動させ、磁気ディスク110の磁性体の磁化状態を読み取り、データを再生する。
なお、磁気ディスク110には固定シリンダ(あるいはアンロードシリンダ)が設定されている。磁気ディスク装置100がヘッド130をランプ120に退避させる場合には、一旦、磁気ディスク110に設定された固定シリンダにヘッド130を移動させた後に、ヘッド130をランプ120に退避させる。磁気ディスク110に設定された固定シリンダの位置とランプ120の位置との距離は一定に保たれている。ここで、ランプ120は、退避時のヘッド130を停止させる部品である。
ヘッド130は、磁気ディスク110に対するデータの記録および再生を行う装置である。また、このヘッド130は、磁気ディスク110からトラック位置などを制御するためのサーボ信号を読み出し、このサーボ信号を磁気ディスク110から再生された再生データと共にリードチャネル150に出力する。
アクチュエータ140は、ボイスコイルモータ(VCM)を備え、サーボコンボチップ160から出力される制御電流によってヘッド130を移動させる装置である。リードチャネル150は、ヘッド130から再生データおよびサーボ信号を取得し、取得した再生データおよびサーボ信号を制御部210に出力する装置である。
サーボコンボチップ160は、制御部210からの指示に従って、制御電流をアクチュエータ140に出力し、ヘッド130の移動を制御する装置である。また、サーボコンボチップ160は、図示しないスピンドルモータに制御電流を出力し、磁気ディスク110の回転制御も行う。
ショックセンサー170は、磁気ディスク装置100に与えられる衝撃を検出するセンサーである。また、このショックセンサー170は、検出した衝撃にかかる情報を、サーボコンボチップ160を介して制御部210に出力する。
インターフェース180は、図示しないホストコンピュータとの間における通信を制御する装置である。落下センサー190は、3軸(X−Y−Z)全方位で磁気ディスク装置100の自由落下を検出し、磁気ディスク装置100が落下しているか否かの情報を示す落下信号を制御部210に出力するセンサーである。
RAM200は、制御部210による各種処理に必要なデータを記憶する装置である。例えば、このRAM200は、ホストコンピュータから取得した磁気ディスク110に記録するデータあるいは磁気ディスク110から再生されたデータを記憶する。
制御部210は、ROM220に記録された各種の処理情報を規定したプログラムや制御データを用いて、種種の処理を実行する装置であり、特に、本発明に密接に関連するものとしては、データ処理部210aと、退避判定部210bと、アクチュエータ制御部210cとを備える。
このうち、データ処理部210aは、ホストコンピュータから取得したデータをRAM200に記録すると共に、ホストコンピュータからの要求に応じて、RAM200からデータ(磁気ディスク110から再生されたデータなど)を取得し、ホストコンピュータに出力する処理部である。
退避判定部210bは、落下センサー190から入力される落下信号に対してサンプリングを実行し、サンプリングによって採取したサンプル情報の配列の特徴に基づいて、ヘッド130を退避させるか否かを判定する処理部である。図3は、退避判定部210bの処理を説明するための説明図である。
図3に示すように、退避判定部210bは、「0(low)」から「1(high)」に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報の数をカウントし、カウントした数(以下、カウント値)が第1の閾値を超えた場合に、ヘッド130を固定シリンダに移動させると判定する。
また、退避判定部210bは、「0(low)」から「1(high)」に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報の数をカウントし、カウントした数(すなわち、カウント値)が第2の閾値を超えた場合に、ヘッド130を退避させると判定する。
更に、退避判定部210bは、落下信号に対してサンプリングを行った結果得られるサンプル情報を基にして、落下信号に対するサンプリングのタイミングを変更する。例えば、所定回数連続してサンプル情報に「1(high)」が含まれている場合には、一定周期の振動に起因するバースト状の落下信号の「1(high)」となるタイミングと、サンプリングのタイミングが一致していると考えられるため、退避判定部210bは、サンプリングのタイミングを変更する。
アクチュエータ制御部210cは、退避判定部210bの判定結果に応じて、サーボコンボチップ160に制御命令を出力し、ヘッドを所定の位置に移動させる装置である。具体的に、このアクチュエータ制御部210cは、退避判定部210bによってカウンタ値が第1の閾値を超えたと判定された場合に、ヘッド130を固定シリンダに移動させ、カウンタ値が第2の閾値を超えたと判定された場合に、ヘッド130をランプ120に退避させる。
なお、アクチュエータ制御部210cは、磁気ディスク110に対するデータの記録あるいは再生を行う場合にも、ヘッド130を磁気ディスク110の所定の領域(記録・再生対象となる領域)に移動させる。
続いて、本実施例にかかる磁気ディスク装置100の処理について説明する。図4は、本実施例にかかる磁気ディスク装置100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、退避判定部210bが落下センサー190から落下信号を取得してサンプリングを実行し(ステップS101)、カウンタ値が第1の閾値を超えたか否かを判定する(ステップS102)。
カウンタ値が第1の閾値を超えていない場合には(ステップS103,No)、ステップS101に移行し、カウンタ値が第1の閾値を超えた場合には(ステップS103,Yes)、アクチュエータ制御部210cが固定シリンダにヘッド130をシークする(ステップS104)。
そして、退避判定部210bは、カウンタ値が第2の閾値を超えたか否かを判定し(ステップS105)、カウンタ値が第2の閾値を超えていない場合には(ステップS106,No)、ステップS101に移行する。
一方、カウンタ値が第2の閾値を超えている場合には(ステップS106,Yes)、アクチュエータ制御部210cがヘッドをランプ120に退避させる(ステップS107)。
このように、退避判定部210bが、サンプル情報の特徴に基づいてカウント値をカウントし、ヘッド130をランプ120に退避させるので、不必要なヘッド退避をなくし、磁気ディスク装置の性能を向上させることができる。
上述してきたように、本実施例にかかる磁気ディスク装置100は、退避判定部210bが落下センサー190から落下信号を取得してサンプリングを行い、サンプル情報を抽出する。そして、退避判定部210bは、「0(low)」から「1(high)」に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報の数をカウントし、カウント値が所定回数以上になった場合に、ヘッドをランプに退避させると判定し、アクチュエータ制御部210cがヘッド130をランプ120に退避させるので、一定周期の振動に起因するヘッド退避の誤判定を防ぎ、的確にヘッドを退避させることができる。
なお、上述した退避判定部210bは、「0(low)」から「1(high)」に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報の数をカウントしていたがこれに限定されるものではない。以下において、退避判定部210bの処理にかかる他の例について説明する。
退避判定部210bは、「1(high)」から「0(low)」に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報の数をカウントしてもよい。同様に、退避判定部210bは、「0(low)」、「1(high)」、「0(low)」の順、あるいは「1(high)」、「0(low)」、「1(high)」の順に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報の数をカウントしてもよい。
また、退避判定部210bは、カウント値に基づいて、ヘッド退避の有無を判定していたがこれに限定されるものではない。例えば、「0(low)」から「1(high)」に変化するサンプル情報を除いた残りのサンプル情報のうち、「1(high)」を含んだサンプル情報が抽出される期間に着目し、このサンプル情報が抽出される期間が所定期間を超えた場合に、ヘッド130をランプ120に退避させると判定しても良い(「1(high)」から「0(low)」に変化するサンプル情報を除いた場合、「0(low)」、「1(high)」、「0(low)」の順、あるいは「1(high)」、「0(low)」、「1(high)」の順に変化するサンプル情報を除いた場合も同様)。
ところで、上記実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを磁気ディスク装置(コンピュータ)で実行することによって実現することができる。図2に示す例では、ROM220に上記した各種の処理を実現する各種のプログラムが記憶されており、制御部210がROM220に記録された各種のプログラムを読み出して実行することにより、上述した各種の処理部(データ処理部210a、退避判定部210b、アクチュエータ制御部210c)の機能を実現する各種プロセスが起動される。
なお、各種プログラムは、必ずしも最初からROMに記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各種プログラムを記憶しておき、コンピュータがこれらから各種プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させる記憶装置の制御装置であって、
落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出部と、
前記サンプル情報抽出部よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定部と、
を備えたことを特徴とする制御装置。
(付記2)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記1に記載の制御装置。
(付記3)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記1または2に記載の制御装置。
(付記4)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記1、2または3に記載の制御装置。
(付記5)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記6)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記7)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記8)前記サンプル情報抽出部によって順に抽出されるサンプリング情報が所定回数連続して前記第1の情報を含んでいる場合に、前記落下信号に対するサンプリングのタイミングを変更する変更部を更に備えたことを特徴とする付記1〜7のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記9)落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させる記憶装置であって、
落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出部と、
前記サンプル情報抽出部よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。
(付記10)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記9に記載の記憶装置。
(付記11)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記9または10に記載の記憶装置。
(付記12)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記9、10または11に記載の記憶装置。
(付記13)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記9〜12のいずれか一つに記載の記憶装置。
(付記14)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記9〜13のいずれか一つに記載の記憶装置。
(付記15)前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記9〜14のいずれか一つに記載の記憶装置。
(付記16)前記サンプル情報抽出部によって順に抽出されるサンプリング情報が所定回数連続して前記第1の情報を含んでいる場合に、前記落下信号に対するサンプリングのタイミングを変更する変更部を更に備えたことを特徴とする付記9〜15のいずれか一つに記載の記憶装置。
(付記17)落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させるヘッド退避方法であって、
落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出工程と、
前記サンプル情報抽出工程よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定工程と、
を含んだことを特徴とするヘッド退避方法。
(付記18)前記退避判定工程は、前記サンプル情報抽出工程によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記17に記載のヘッド退避方法。
(付記19)前記退避判定工程は、前記サンプル情報抽出工程によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする付記17または18に記載のヘッド退避方法。
(付記20)前記サンプル情報抽出工程によって順に抽出されるサンプリング情報が所定回数連続して前記第1の情報を含んでいる場合に、前記落下信号に対するサンプリングのタイミングを変更する変更工程を更に含んだことを特徴とする付記17、18または19に記載のヘッド退避方法。
以上のように、本発明にかかる制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法は、落下を検出してヘッドをディスク面上から退避させる磁気ディスク装置等に有用であり、特に、不必要なヘッド退避を防ぎ、性能を向上させる必要がある場合に適している。
本実施例にかかる磁気ディスク装置の特徴を説明するための説明図である。 本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成を示す機能ブロック図である。 退避判定部の処理を説明するための説明図である。 本実施例にかかる磁気ディスク装置の処理手順を示すフローチャートである。 従来技術の問題点を説明するための説明図である。
符号の説明
100 磁気ディスク装置
110 磁気ディスク
120 ランプ
130 ヘッド
140 アクチュエータ
150 リードチャネル
160 サーボコンボチップ
170 ショックセンサー
180 インターフェース
190 落下センサー
200 RAM
210 制御部
210a データ処理部
210b 退避判定部
210c アクチュエータ制御部
220 ROM

Claims (10)

  1. 落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させる記憶装置の制御装置であって、
    落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出部と、
    前記サンプル情報抽出部よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定部と、
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第2の情報から前記第1の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする請求項1、2または3に記載の制御装置。
  5. 前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報から前記第2の情報に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の制御装置。
  6. 前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の数が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の制御装置。
  7. 前記退避判定部は、前記サンプル情報抽出部によって順に抽出される各サンプル情報のうち、前記第1の情報、第2の情報、第1の情報の順に移り変わるサンプル情報以外で、かつ前記第1の情報を含んだサンプル情報の抽出される期間が閾値以上になった場合に、ヘッドを退避させると判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の制御装置。
  8. 前記サンプル情報抽出部によって順に抽出されるサンプリング情報が所定回数連続して前記第1の情報を含んでいる場合に、前記落下信号に対するサンプリングのタイミングを変更する変更部を更に備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の制御装置。
  9. 落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させる記憶装置であって、
    落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出部と、
    前記サンプル情報抽出部よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定部と、
    を備えたことを特徴とする記憶装置。
  10. 落下を検出して記憶媒体面上のヘッドを退避させるヘッド退避方法であって、
    落下しているか否かを示す落下信号を取得して当該落下信号に対してサンプリングを実行し、落下している状態を示す第1の情報または落下していない状態を示す第2の情報を含んだサンプル情報を順に抽出するサンプル情報抽出工程と、
    前記サンプル情報抽出工程よって順に抽出されたサンプル情報の配列の特徴に基づいてヘッドを退避させるか否かを判定する退避判定工程と、
    を含んだことを特徴とするヘッド退避方法。
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