JPH07212411A - ディジタル伝送回線の通信電流測定装置 - Google Patents
ディジタル伝送回線の通信電流測定装置Info
- Publication number
- JPH07212411A JPH07212411A JP488094A JP488094A JPH07212411A JP H07212411 A JPH07212411 A JP H07212411A JP 488094 A JP488094 A JP 488094A JP 488094 A JP488094 A JP 488094A JP H07212411 A JPH07212411 A JP H07212411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- cycle
- communication current
- output
- polarity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Dc Digital Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
Abstract
均値に変換して測定する。 【構成】 抵抗1Dは周期Taの通信電流が供給される
負荷1Cと直列に接続され、平衡入力回路2は抵抗1D
の両端の電圧を入力とする。パルス発生器3Aは周期T
aと異なる周期Tbのパルスを発生し、ピークホールド
回路3Bは平衡入力回路2の出力を周期Tbのパルスで
サンプリングする。A/D変換器4はピークホールド回
路3Bの出力をA/D変換し、平均化手段5はA/D変
換器4の出力を各極性ごとに平均化する。削除手段6は
平均手段5により平均化された各極性のデータから求め
る設定値とデータを絶対値で比較し、設定値以下の絶対
値データを削除し、変換手段7は削除手段6により削除
されたデータ以外のデータを極性別に平均化し、電流値
に変換する。
Description
用されるディジタル伝送回線の負荷に供給されるバイポ
ーラまたはユニポーラの通信電流測定装置についてのも
のである。
される通信電流の波形を図4により説明する。図4は周
期Taのバイポーラ電流の波形図であり、図4アは規定
値の通信電流I0 の波形を示し、図4イはディジタル伝
送回線の影響を受けた実際の通信電流I1 の波形を示
す。図4イの通信電流I1 が図4アの通信電流I0 より
減少すると、負荷が正常に動作しなくなるので、図4イ
の通信電流I1 が通信電流I0 の許容範囲内にあるかど
うかを測定する必要がある。
図5により説明する。図5の1Aと1Bはディジタル伝
送回線の端子、1Cはディジタル伝送回線の通信電流が
供給される負荷、1Dは負荷1Cに直列に接続される抵
抗、2は平衡入力回路、4はA/D変換器、8は演算手
段である。
を測定電圧に変換するためのものであり、抵抗1Dの両
端電圧は平衡入力回路2に接続される。例えば、負荷1
Cを2kΩ、抵抗1Dを20Ω、負荷1Cに流れる通信電
流を10mAとすれば、抵抗1Dの両端電圧は0.2 Vにな
る。平衡入力回路2の出力は適性レベルまで増幅され、
A/D変換器4でA/D変換される。A/D変換器4の
出力データは演算手段8で平均化処理をされ、電流に変
換される。これにより負荷1Cに流れる通信電流の平均
値が求められる。
手段8で行う平均化処理は極性別に平均することはでき
ないので、通信電流の極性が一定であることが条件とな
る。通信電流が図4のようにバイポーラの場合は、演算
手段8で平均化処理をすると、+極性と−極性のそれぞ
れの通信電流の平均値を測定することができない。
通信電流を測定電圧に変換し、その変換電圧を周期Tb
でサンプリングし、サンプリングデータを各極性ごとに
平均化処理し、サンプリングされた各データの絶対値が
設定値の許容範囲以外のときは、この絶対値データを測
定データから削除し、再び極性ごとに平均化して電流に
変換することにより、バイポーラの通信電流を各極性ご
との電流平均値に精度よく変換して測定する通信電流測
定装置の提供を目的とする。
め、この発明では、周期Taの通信電流が供給される負
荷1Cと直列に接続される抵抗1Dと、抵抗1Dの両端
の電圧を入力とする平衡入力回路2と、周期Taと異な
る周期Tbのパルスを発生するパルス発生器3Aと、平
衡入力回路2の出力を周期Tbのパルスでサンプリング
するピークホールド回路3Bと、ピークホールド回路3
Bの出力をA/D変換するA/D変換器4と、A/D変
換器4の出力を各極性ごとに平均化する平均化手段5
と、平均手段5により平均化された各極性のデータから
求める設定値とデータを絶対値で比較し、設定値以下の
絶対値データを削除する削除手段6と、削除手段6によ
り削除されたデータ以外のデータを極性別に平均化し、
電流値に変換する変換手段7とを備える。
を図1により説明する。図1の3Aは周期Tbのパルス
発生器、3Bはピークホールド回路、5は平均化手段、
6は削除手段、7は変換手段であり、その他は図5と同
じものである。すなわち、図1は図5の平衡入力回路2
とA/D変換器4の間にピークホールド回路3Bを接続
し、図5の演算手段8の代わりに平均化手段5以下を接
続したものである。
と異なる周期Tbのパルスを発生する。ピークホールド
回路3Bは周期Tbで平衡入力回路2の出力をサンプリ
ングし、A/D変換器4はピークホールド回路3Bの出
力をA/D変換する。
を図2のタイムチャートにより説明する。図2アは抵抗
1Dの両端にあらわれる周期Taの電圧波形であり、図
2イはパルス発生器3Aが発生する周期Tbのパルス波
形である。図2ウはピークホールド回路3Bが図2アの
波形を図2イのタイミングでピークホールドした波形で
ある。
間T1 〜T2 では+V1 、時間T2〜T3 では−V1 、
時間T3 〜T4 では+V2 、時間T4 〜T5 では−V1
になる。図2ウに示すように、サンプリング点が時間T
3 の位置で偶然一致し、図2アの電圧波形の立下りでサ
ンプリングすると、図2アの時間T3 〜T4 の実際の電
圧は−V1 であるのに対し、+V2 のような不良データ
が発生している。
Tbが同じ場合は、サンプリング点が図2アの変換点と
偶然に一致すると、図2ウの+V2 のような不良データ
が繰り返し発生する。そこで、周期Tbと周期Taを変
える。例えば、周期Taが 100msのときは、周期Tb
を 105ms程度にする。後述の平均化手段5、削除手段
6及び変換手段7は、偶然に発生する不良データの影響
なしに、良好な通信電流の測定を行うためのものであ
る。平均化手段5、削除手段6及び変換手段7はソフト
的に処理される。
手段7の作用を図3のフローチャートにより説明する。
ステップ11では、A/D変換器4の出力を各極性ごと
に平均化する。例えば、図2ウのV1 を10V、V2 を2
Vとすると、図2イの時間T1 〜T9 では、+側の各デ
ータの平均値は(10V+2V+10V+10V)/4=8V
となり、−側の各データの絶対値の平均値は(10V+10
V+10V+10V) /4=10Vとなる。
均化された各極性のデータから設定値を求め、設定値と
データを絶対値で比較し、設定値の許容範囲以外の絶対
値データを削除する。例えば、設定値を平均値のプラス
マイナス30%とすれば、ステップ11で求めた+側の極
性の平均値は8Vなので、設定値は8V×30%=2.4V
となり、10.4V以上と5.6 V以下は許容範囲以外のデー
タである。図2イの時間T3 の+V2 =2Vは設定値の
許容範囲以外となるので、削除手段6により+V2 のサ
ンプリングデータは削除される。
ある。平均化手段5は、図2の時間T3 のようにサンプ
リング点と電圧の変化点が一致したときの不良データも
含めてA/D変換するので、この平均化処理した値、す
なわち平均値は不良データを含んだものとなっている。
ここで、サンプリングによる不良データを取り除くた
め、入力したすべてのデータを平均化処理し、その値の
例えばプラスマイナス30%の範囲以外のデータを測定デ
ータから削除する。
されたデータ以外のデータを極性別に平均化し、電流値
に変換する。例えば、図2ウのうち時間T3 〜T4 の+
V2のデータを削除し、図2ウのデータを極性別に平均
化すると、+極性側は図2イの時間T1 〜T9 の8区間
で+10Vのデータが3つなので、(10V+10V+10V)
/3=10Vが平均値となる。−極性側は−10Vのデータ
が4つなので、−(10V+10V+10V+10V)/4=−
10Vが平均値となる。このようにして得られた平均電圧
値を変換手段7で電流値に変換する。
信電流を説明しているが、ユニポーラの通信電流につい
ても、同じように測定をすることができる。
給される通信電流を測定電圧に変換し、その変換電圧を
周期Tbでサンプリングし、サンプリングデータを各極
性ごとに平均化処理をし、サンプリングされた各データ
の絶対値が設定値の許容範囲以外のときは、この絶対値
データを測定データから削除し、再び極性ごとに平均化
して電流に変換するので、通信電流を各極性ごとの電流
平均値に精度よく変換して測定することができる。
る。
イムチャートである。
7のフローチャートである。
波形図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 周期Taの通信電流が供給される負荷(1
C)と直列に接続される抵抗(1D)と、 抵抗(1D)の両端の電圧を入力とする平衡入力回路(2)
と、 周期Taと異なる周期Tbのパルスを発生するパルス発
生器(3A)と、 平衡入力回路(2) の出力を周期Tbのパルスでサンプリ
ングするピークホールド回路(3B)と、 ピークホールド回路(3B)の出力をA/D変換するA/D
変換器(4) と、 A/D変換器(4) の出力を各極性ごとに平均化する平均
化手段(5) と、 平均化手段(5) により平均化された各極性のデータから
求める設定値とデータを絶対値で比較し、設定値以下の
絶対値データを削除する削除手段(6) と、 削除手段(6) により削除されたデータ以外のデータを極
性別に平均化し、電流値に変換する変換手段(7) とを備
えることを特徴とするディジタル伝送回線の通信電流測
定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP488094A JP3037548B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | ディジタル伝送回線の通信電流測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP488094A JP3037548B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | ディジタル伝送回線の通信電流測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07212411A true JPH07212411A (ja) | 1995-08-11 |
JP3037548B2 JP3037548B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=11595996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP488094A Expired - Fee Related JP3037548B2 (ja) | 1994-01-20 | 1994-01-20 | ディジタル伝送回線の通信電流測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3037548B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007328883A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Fujitsu Ltd | 制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法 |
-
1994
- 1994-01-20 JP JP488094A patent/JP3037548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007328883A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Fujitsu Ltd | 制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3037548B2 (ja) | 2000-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH057154A (ja) | A/d変換回路 | |
JPH0786513B2 (ja) | データ受信装置 | |
US6531972B2 (en) | Apparatus and method including an efficient data transfer for analog to digital converter testing | |
JPH07212411A (ja) | ディジタル伝送回線の通信電流測定装置 | |
CA1222585A (en) | Trigger circuit | |
JPH07221613A (ja) | トリガ回路 | |
US7227349B2 (en) | Method and apparatus for the digital and analog triggering of a signal analysis device | |
JPH05266687A (ja) | ダイナミックバイアス回路 | |
JPS5837568A (ja) | ドツト・コネクタ回路 | |
JPH09181604A (ja) | 半導体集積回路装置およびその雑音低減方法 | |
JPS59221026A (ja) | デジタル信号受信回路 | |
JPH0241028A (ja) | アナログデイジタル変換回路 | |
JPH0432574B2 (ja) | ||
JPH0646287A (ja) | 映像信号フィードバッククランプ回路 | |
JPH042024B2 (ja) | ||
JPH0419880Y2 (ja) | ||
JP2598709B2 (ja) | Icの出力パルス幅検査回路 | |
JPS63233382A (ja) | スキュー検出装置 | |
JPH02266832A (ja) | バッテリ充放電電流の絶対値をパルス幅に変換する装置 | |
KR100189774B1 (ko) | 전원전압의 변화에 무관한 펄스변환회로 | |
SU1515358A1 (ru) | Амплитудный анализатор | |
JPH02193076A (ja) | ピーク検出装置 | |
JPS62290216A (ja) | オ−トゼロ装置 | |
JPS60128372A (ja) | 標本化保持回路 | |
JPH02145022A (ja) | アナログ/ディジタル変換器の試験方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000208 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080225 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090225 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |