JPH07212411A - ディジタル伝送回線の通信電流測定装置 - Google Patents

ディジタル伝送回線の通信電流測定装置

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JPH07212411A
JPH07212411A JP488094A JP488094A JPH07212411A JP H07212411 A JPH07212411 A JP H07212411A JP 488094 A JP488094 A JP 488094A JP 488094 A JP488094 A JP 488094A JP H07212411 A JPH07212411 A JP H07212411A
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Hitoshi Hiraike
均 平池
Kenji Nishizawa
賢次 西澤
Takahiro Nakamura
隆宏 中村
Toshio Shimozaki
敏夫 下崎
Kazunori Hirabayashi
和紀 平林
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Anritsu Corp
Ando Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バイポーラの通信電流を各極性ごとの電流平
均値に変換して測定する。 【構成】 抵抗1Dは周期Taの通信電流が供給される
負荷1Cと直列に接続され、平衡入力回路2は抵抗1D
の両端の電圧を入力とする。パルス発生器3Aは周期T
aと異なる周期Tbのパルスを発生し、ピークホールド
回路3Bは平衡入力回路2の出力を周期Tbのパルスで
サンプリングする。A/D変換器4はピークホールド回
路3Bの出力をA/D変換し、平均化手段5はA/D変
換器4の出力を各極性ごとに平均化する。削除手段6は
平均手段5により平均化された各極性のデータから求め
る設定値とデータを絶対値で比較し、設定値以下の絶対
値データを削除し、変換手段7は削除手段6により削除
されたデータ以外のデータを極性別に平均化し、電流値
に変換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テレックスなどに使
用されるディジタル伝送回線の負荷に供給されるバイポ
ーラまたはユニポーラの通信電流測定装置についてのも
のである。
【0002】
【従来の技術】次に、ディジタル伝送回線の負荷に供給
される通信電流の波形を図4により説明する。図4は周
期Taのバイポーラ電流の波形図であり、図4アは規定
値の通信電流I0 の波形を示し、図4イはディジタル伝
送回線の影響を受けた実際の通信電流I1 の波形を示
す。図4イの通信電流I1 が図4アの通信電流I0 より
減少すると、負荷が正常に動作しなくなるので、図4イ
の通信電流I1 が通信電流I0 の許容範囲内にあるかど
うかを測定する必要がある。
【0003】次に、従来技術による通信電流測定回路を
図5により説明する。図5の1Aと1Bはディジタル伝
送回線の端子、1Cはディジタル伝送回線の通信電流が
供給される負荷、1Dは負荷1Cに直列に接続される抵
抗、2は平衡入力回路、4はA/D変換器、8は演算手
段である。
【0004】抵抗1Dは負荷1Cに供給される通信電流
を測定電圧に変換するためのものであり、抵抗1Dの両
端電圧は平衡入力回路2に接続される。例えば、負荷1
Cを2kΩ、抵抗1Dを20Ω、負荷1Cに流れる通信電
流を10mAとすれば、抵抗1Dの両端電圧は0.2 Vにな
る。平衡入力回路2の出力は適性レベルまで増幅され、
A/D変換器4でA/D変換される。A/D変換器4の
出力データは演算手段8で平均化処理をされ、電流に変
換される。これにより負荷1Cに流れる通信電流の平均
値が求められる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の構成では、演算
手段8で行う平均化処理は極性別に平均することはでき
ないので、通信電流の極性が一定であることが条件とな
る。通信電流が図4のようにバイポーラの場合は、演算
手段8で平均化処理をすると、+極性と−極性のそれぞ
れの通信電流の平均値を測定することができない。
【0006】この発明は、周期Taで負荷に供給される
通信電流を測定電圧に変換し、その変換電圧を周期Tb
でサンプリングし、サンプリングデータを各極性ごとに
平均化処理し、サンプリングされた各データの絶対値が
設定値の許容範囲以外のときは、この絶対値データを測
定データから削除し、再び極性ごとに平均化して電流に
変換することにより、バイポーラの通信電流を各極性ご
との電流平均値に精度よく変換して測定する通信電流測
定装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、周期Taの通信電流が供給される負
荷1Cと直列に接続される抵抗1Dと、抵抗1Dの両端
の電圧を入力とする平衡入力回路2と、周期Taと異な
る周期Tbのパルスを発生するパルス発生器3Aと、平
衡入力回路2の出力を周期Tbのパルスでサンプリング
するピークホールド回路3Bと、ピークホールド回路3
Bの出力をA/D変換するA/D変換器4と、A/D変
換器4の出力を各極性ごとに平均化する平均化手段5
と、平均手段5により平均化された各極性のデータから
求める設定値とデータを絶対値で比較し、設定値以下の
絶対値データを削除する削除手段6と、削除手段6によ
り削除されたデータ以外のデータを極性別に平均化し、
電流値に変換する変換手段7とを備える。
【0008】
【作用】次に、この発明による通信電流測定回路の構成
を図1により説明する。図1の3Aは周期Tbのパルス
発生器、3Bはピークホールド回路、5は平均化手段、
6は削除手段、7は変換手段であり、その他は図5と同
じものである。すなわち、図1は図5の平衡入力回路2
とA/D変換器4の間にピークホールド回路3Bを接続
し、図5の演算手段8の代わりに平均化手段5以下を接
続したものである。
【0009】パルス発生器3Aは、通信電流の周期Ta
と異なる周期Tbのパルスを発生する。ピークホールド
回路3Bは周期Tbで平衡入力回路2の出力をサンプリ
ングし、A/D変換器4はピークホールド回路3Bの出
力をA/D変換する。
【0010】
【実施例】次に、図1のピークホールド回路3Bの動作
を図2のタイムチャートにより説明する。図2アは抵抗
1Dの両端にあらわれる周期Taの電圧波形であり、図
2イはパルス発生器3Aが発生する周期Tbのパルス波
形である。図2ウはピークホールド回路3Bが図2アの
波形を図2イのタイミングでピークホールドした波形で
ある。
【0011】図2ウによれば、ピークホールド波形が時
間T1 〜T2 では+V1 、時間T2〜T3 では−V1
時間T3 〜T4 では+V2 、時間T4 〜T5 では−V1
になる。図2ウに示すように、サンプリング点が時間T
3 の位置で偶然一致し、図2アの電圧波形の立下りでサ
ンプリングすると、図2アの時間T3 〜T4 の実際の電
圧は−V1 であるのに対し、+V2 のような不良データ
が発生している。
【0012】図2で、図2アの周期Taと図2イの周期
Tbが同じ場合は、サンプリング点が図2アの変換点と
偶然に一致すると、図2ウの+V2 のような不良データ
が繰り返し発生する。そこで、周期Tbと周期Taを変
える。例えば、周期Taが 100msのときは、周期Tb
を 105ms程度にする。後述の平均化手段5、削除手段
6及び変換手段7は、偶然に発生する不良データの影響
なしに、良好な通信電流の測定を行うためのものであ
る。平均化手段5、削除手段6及び変換手段7はソフト
的に処理される。
【0013】次に、平均化手段5、削除手段6及び変換
手段7の作用を図3のフローチャートにより説明する。
ステップ11では、A/D変換器4の出力を各極性ごと
に平均化する。例えば、図2ウのV1 を10V、V2 を2
Vとすると、図2イの時間T1 〜T9 では、+側の各デ
ータの平均値は(10V+2V+10V+10V)/4=8V
となり、−側の各データの絶対値の平均値は(10V+10
V+10V+10V) /4=10Vとなる。
【0014】ステップ12では、平均化手段5により平
均化された各極性のデータから設定値を求め、設定値と
データを絶対値で比較し、設定値の許容範囲以外の絶対
値データを削除する。例えば、設定値を平均値のプラス
マイナス30%とすれば、ステップ11で求めた+側の極
性の平均値は8Vなので、設定値は8V×30%=2.4V
となり、10.4V以上と5.6 V以下は許容範囲以外のデー
タである。図2イの時間T3 の+V2 =2Vは設定値の
許容範囲以外となるので、削除手段6により+V2 のサ
ンプリングデータは削除される。
【0015】削除手段6が必要な理由は、次のとおりで
ある。平均化手段5は、図2の時間T3 のようにサンプ
リング点と電圧の変化点が一致したときの不良データも
含めてA/D変換するので、この平均化処理した値、す
なわち平均値は不良データを含んだものとなっている。
ここで、サンプリングによる不良データを取り除くた
め、入力したすべてのデータを平均化処理し、その値の
例えばプラスマイナス30%の範囲以外のデータを測定デ
ータから削除する。
【0016】ステップ13では、削除手段6により削除
されたデータ以外のデータを極性別に平均化し、電流値
に変換する。例えば、図2ウのうち時間T3 〜T4 の+
2のデータを削除し、図2ウのデータを極性別に平均
化すると、+極性側は図2イの時間T1 〜T9 の8区間
で+10Vのデータが3つなので、(10V+10V+10V)
/3=10Vが平均値となる。−極性側は−10Vのデータ
が4つなので、−(10V+10V+10V+10V)/4=−
10Vが平均値となる。このようにして得られた平均電圧
値を変換手段7で電流値に変換する。
【0017】なお、図1から図5では、バイポーラの通
信電流を説明しているが、ユニポーラの通信電流につい
ても、同じように測定をすることができる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、周期Taで負荷に供
給される通信電流を測定電圧に変換し、その変換電圧を
周期Tbでサンプリングし、サンプリングデータを各極
性ごとに平均化処理をし、サンプリングされた各データ
の絶対値が設定値の許容範囲以外のときは、この絶対値
データを測定データから削除し、再び極性ごとに平均化
して電流に変換するので、通信電流を各極性ごとの電流
平均値に精度よく変換して測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による通信電流測定回路の構成図であ
る。
【図2】図1のピークホールド回路3Bの動作説明用タ
イムチャートである。
【図3】図1の平均化手段5、削除手段6及び変換手段
7のフローチャートである。
【図4】ディジタル伝送回線の負荷に流れる通信電流の
波形図である。
【図5】従来技術による通信電流測定回路の構成図であ
る。
【符号の説明】
1A ディジタル伝送回線の端子 1B ディジタル伝送回線の端子 1C 負荷 1D 抵抗 2 平衡入力回路 3A パルス発生器 3B ピークホールド回路 4 A/D変換器 5 平均化手段 6 削除手段 7 変換手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西澤 賢次 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 中村 隆宏 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 下崎 敏夫 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アンリ ツ株式会社内 (72)発明者 平林 和紀 東京都大田区蒲田4丁目19番7号 安藤電 気株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期Taの通信電流が供給される負荷(1
    C)と直列に接続される抵抗(1D)と、 抵抗(1D)の両端の電圧を入力とする平衡入力回路(2)
    と、 周期Taと異なる周期Tbのパルスを発生するパルス発
    生器(3A)と、 平衡入力回路(2) の出力を周期Tbのパルスでサンプリ
    ングするピークホールド回路(3B)と、 ピークホールド回路(3B)の出力をA/D変換するA/D
    変換器(4) と、 A/D変換器(4) の出力を各極性ごとに平均化する平均
    化手段(5) と、 平均化手段(5) により平均化された各極性のデータから
    求める設定値とデータを絶対値で比較し、設定値以下の
    絶対値データを削除する削除手段(6) と、 削除手段(6) により削除されたデータ以外のデータを極
    性別に平均化し、電流値に変換する変換手段(7) とを備
    えることを特徴とするディジタル伝送回線の通信電流測
    定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007328883A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fujitsu Ltd 制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007328883A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Fujitsu Ltd 制御装置、記憶装置およびヘッド退避方法

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