JP2007242087A - 情報記録再生装置 - Google Patents

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    • G11B2220/2508Magnetic discs
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Abstract

【課題】記録媒体に記録された情報の劣化を防止すること。
【解決手段】磁気ディスク装置100は、磁気ディスク180に対する情報の記録または再生時に、判定処理部120cが、記録回数、エラーレイト、磁界強度を基にして、磁気ディスク180に記録された情報を記録し直すか否かを判定し、判定処理部120cが情報を記録し直すと判定した場合に、リードライト処理部120aが、記録し直しの対象となる記録領域の情報を記録し直す。
【選択図】 図1

Description

この発明は、記録媒体に対する情報の記録または再生を行う情報記録再生装置に関し、特に記録媒体に記録された情報の劣化を防止することができる情報記録再生装置に関するものである。
近年、通信のブロードバンド化やデジタル家電製品の普及に伴って、ハードディスクドライブ(以下、HDDと表記する)に対する大容量化の期待がますます増加している。HDDの記録容量を増加させる手法は様々なものが考えられるが、磁気ディスクを格納する筐体の大きさにかかる制限などから、磁気ディスクの記録密度を高める手法が有効である。そして、この記録密度を高めた磁気ディスクに情報を精度よく記録する方式として、一般的に、垂直磁気記録方式が利用されている。
しかし、この垂直磁気記録方式では、磁気ディスクにかかる記録回数の増加に伴って、記録領域周辺のトラックに記録された情報(例えば、磁気ヘッドの位置制御に利用されるサーボ情報やユーザ情報など)が劣化してしまい、最終的に磁気ディスクに記録された情報を再生することができなくなるという問題があった。
そこで、非特許文献1では、磁気ディスク側に軟磁性裏打ち層(SUL<Soft UnderLayer>)と呼ばれる磁性層を設け、磁気ヘッドとSUL層との磁気的な相互作用による大きな磁界を発生させ、情報を磁気ディスクに記録することによって、磁気ディスクに記録された情報の劣化を防ぐ技術が公開されている。
しかしながら、上述した従来技術では、磁気ディスクおよび磁気ヘッドに対する大幅な改善が必要となる(例えば、非特許文献1では、磁気ディスクにSUL層を設ける必要がある)ため、HDDの製造コストが膨大なものとなってしまうという問題があった。
すなわち、HDDの磁気ディスクおよび磁気ヘッドなどに対する大幅な改善を行わなくとも、記録回数増加などに伴う磁気ディスクに記録された情報の劣化を防止することが極めて重要な課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、HDDの磁気ディスクおよび磁気ヘッドなどに対する大幅な改善を行わなくとも、記録回数増加などに伴う磁気ディスクに記録された情報の劣化を防止可能とする情報記録再生装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1にかかる情報記録再生装置は、記録媒体に対する情報の記録または再生を行う情報記録再生装置であって、前記記録媒体に対する情報の記録または再生に係る状況の情報である状況情報を取得し、当該状況情報に基づいて、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって情報を記録し直すと判定された場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直す記録手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる情報記録再生装置は、請求項1の発明において、前記判定手段は、前記記録媒体に情報が記録された場合に、情報の記録された記録媒体の記録領域に係る記録回数を前記状況情報として取得し、前記記録回数が閾値以上になった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる情報記録再生装置は、請求項1の発明において、前記判定手段は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、情報の再生領域に係るエラーレイトを前記状況情報として取得し、当該エラーレイトが閾値以上となった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる情報記録再生装置は、請求項1の発明において、前記判定手段は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、当該情報の再生領域に係る磁界強度を前記状況情報として取得し、当該磁界強度が閾値より小さい場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、情報記録再生装置は、記録媒体に対する情報の記録または再生に係る状況の情報である状況情報を取得し、取得した状況情報に基づいて、状況情報に対応する記録媒体上の記録領域に隣接する記録領域の情報を記録し直すか否かを判定し、判定し直すと判定した場合に、記録媒体に記録された情報を記録し直すので、記録媒体上の劣化しやすい情報を効率よく防止することができる。
請求項2の発明によれば、情報記録再生装置は、記録媒体に情報が記録された場合に、情報の記録された記録媒体の記録領域に係る記録回数を状況情報として取得し、記録回数が閾値以上になった場合に、記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定するので、記録媒体に記録された情報の記録回数に伴う劣化を防止することができる。
請求項3の発明によれば、情報記録再生装置は、記録媒体に記録された情報が再生される場合に、情報の再生領域に係るエラーレイトを状況情報として取得し、エラーレイトが閾値以上となった場合に、記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定するので、記録媒体に記録された情報の劣化を防止することができる。
請求項4の発明によれば、情報記録再生装置は、記録媒体に記録された情報が再生される場合に、情報の再生領域に係る磁界強度を状況情報として取得し、磁界強度が閾値より小さい場合に、記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定するので、記録媒体に記録された情報の劣化を防止することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る情報記録再生装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例にかかる磁気ディスク装置(本実施例では、情報記録再生装置の一例として、磁気ディスク装置を用いて説明する)の特徴について説明する。本実施例にかかる磁気ディスク装置は、磁気ディスクに対する情報の記録または再生にかかる状況の情報、すなわち、磁気ディスクの記録領域に対する情報の記録回数、エラーレイト、磁界強度の情報(以下、単に状況情報と表記する)を取得する。
そして、磁気ディスク装置は、取得した状況情報を基にして、磁気ディスクに記録された情報を記録し直すか否かを判定し、情報を記録し直すと判定した場合に、磁気ディスクに記録された情報を記録し直す。
具体的に、磁気ディスク装置は、記録媒体に対する情報の記録回数が閾値以上になった場合に、記録回数が閾値以上になった記録領域に隣接する記録領域の情報を記録し直す。また、磁気ディスク装置は、エラーレイトが閾値以上になった場合に、エラーレイトが閾値以上になった記録領域およびこの記録領域に隣接する記録領域の情報を記録し直す。さらに、磁気ディスク装置は、記録媒体に記録された情報の磁界強度が閾値よりも小さくなった場合に、磁界強度が閾値よりも小さくなった記録領域およびこの記録領域に隣接する記録領域の情報を記録し直す。
このように、本実施例にかかる磁気ディスク装置は、状況情報に基づいて、磁気ディスクに記録された情報を記録し直すので、磁気ディスクに記録された情報の劣化を防ぐことができると共に、磁気ディスクに記録された情報の経年劣化にかかる問題も解決することができる。また、本実施例にかかる磁気ディスク装置は、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの大幅な改善を必要としないため、磁気ディスク装置の製造コストを大幅に削減することができる。
つぎに、本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成について説明する。図1は、本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この磁気ディスク装置100は、インターフェース部110、制御部120、記憶部130、モータドライバ部140、スピンドルモータ150、ボイスコイルモータ160、ヘッド170、磁気ディスク180を備える。なお、図1の例では省略しているが、この磁気ディスク装置100は、磁気ディスク装置100に対して情報の記録または再生の要求を行うコンピュータに接続されている。
インターフェース部110は、所定のプロトコルを利用して、磁気ディスク装置100に接続されたコンピュータとデータ通信を実行する処理部である。制御部120は、コンピュータからデータの記録要求または再生要求を取得した場合に、モータドライバ部140およびヘッド170を制御して、磁気ディスク180に対する情報の記録または再生を実行する処理部である。
磁気ディスク180は、樹脂製の薄い円盤(ディスク)に磁性体を塗った記録媒体である。この磁気ディスク180に情報の記録を行う場合には、磁気ディスク180の情報を記録する記録領域に、ヘッド170からの磁界を照射して、磁気ディスク180の磁性体の磁化状態を変化させることによって、情報を記録する。また、磁気ディスク180から情報の再生を行う場合には、再生対象となる磁気ディスク180上の記録領域にヘッド170を移動させ、磁気ディスク180の磁性体の磁化状態を読み取り、情報を再生する。
モータドライバ部140は、制御部120から入力される制御信号に基づいて、スピンドルモータ150およびボイスコイルモータ160を制御する処理部である。ここで、スピンドルモータ150は、磁気ディスク180を回転させるモータであり、ボイスコイルモータ160は、アームに設置されたヘッド170を移動させるためのモータである。
制御部120の説明に戻ると、制御部120は、リードライト処理部120a、ドライバ制御部120b、判定処理部120cを有する。リードライト処理部120aは、ドライバ制御部120bおよびヘッド170を制御して、磁気ディスク180に対する情報の記録・再生を行う処理部である。以下の説明において、リードライト処理部120aが、磁気ディスク180に情報を記録する場合と、磁気ディスク180に記録された情報を再生する場合とにわけて説明する。
リードライト処理部120aが、磁気ディスク180に情報を記録する場合、すなわち、コンピュータから、磁気ディスク180に記録する情報を取得した場合には、リードライト処理部180は、情報を記録する磁気ディスク180上のアドレスを特定し、特定したアドレスの情報をドライバ制御部120bおよび判定処理部120cに渡す。そして、リードライト処理部120aは、ヘッド170を制御して、磁気ディスク180に情報を記録する。
ドライバ制御部120bは、リードライト処理部120aからアドレス情報を取得し、アドレス情報に対応する記録領域にヘッド170が移動するように、モータドライバ140に制御信号を出力する処理部である。
判定処理部120cは、リードライト処理部120aからアドレス情報などを取得(磁気ディスク180に記録された情報の再生時には、エラーレイトおよび磁界強度の情報を取得)し、取得した情報を基にして、磁気ディスク180に記録された情報を記録し直すか否かを判定する処理部である。
判定処理部120cは、リードライト処理部120aからアドレス情報を取得した場合には、取得したアドレス情報と記憶部130に記録された記録回数管理テーブル130aを利用して、磁気ディスク180に記録された情報を記録し直すか否かを判定し、情報を記録し直すと判定した場合には、記録し直し対象となる磁気ディスク180上のアドレス情報をリードライト処理部120aに渡す。
図2は、記録回数管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この記録回数管理テーブル130aは、記録アドレス、記録回数、モニタ領域アドレスを有する。ここで、記録アドレスは、リードライト処理部120aから取得したアドレス情報と対応付けるための情報であり、記録回数は記録アドレスに対応する記録領域に情報が記録された回数を示す情報であり、モニタ領域アドレスは、記録アドレスに対応する記録領域に隣接する記録領域のアドレスを示す情報である。
具体的に、判定処理部120cは、リードライト処理部120aからアドレス情報「10000」を取得した場合には、図2に示す記録回数管理テーブル130aの記録アドレス「10001」の記録回数をインクリメントする(「2500」を「2501」に変更する)。
そして、判定処理部120cは、記録回数が閾値以上になったか否かを判定し、記録回数が閾値以上になったと判定した場合には、記録アドレスに対応するモニタ領域アドレスのアドレス情報(以下、モニタアドレス情報と表記する)をリードライト処理部120aに渡す。例えば、閾値が2501である場合には、上述した記録アドレス「10000」にかかる記録回数が閾値以上になるので、判定処理部120cは、モニタアドレス情報「20000〜21000」をリードライト処理部120aに渡すことになる。
なお、判定処理部120cは、記録回数が閾値以上になったと判定し、モニタアドレス情報をリードライト処理部120aに渡した場合には、対応する記録回数をリセット(上述した記録アドレス「10000」の例では、記録回数「2501」を「0」に変更する)する。
リードライト処理部120aは、判定処理部120cからモニタアドレス情報を取得した場合には、取得したモニタアドレス情報をドライバ制御部120bに渡し、ヘッド170を制御して、モニタアドレス情報に対応する記録領域の情報を読み取り、読み取った情報を一時退避情報130cとして記憶部130に一旦記憶させる。そして、リードライト処理部120aは、記憶部130に一時的に記憶させた一時退避情報130cを、モニタアドレス情報に対応する磁気ディスク180上の記録領域に記録し直す。
続いて、リードライト処理部120aが、磁気ディスク180から情報を再生する場合について説明する。リードライト処理部120aが、磁気ディスク180の情報を再生する場合、すなわち、コンピュータから、情報の再生要求を取得した場合には、リードライト処理部120aは、再生対象となる記録領域のアドレスを特定し、特定したアドレス情報をドライバ制御部120bに渡す。
そして、リードライト処理部120aは、ヘッド170を制御して、アドレス情報に対応する記録領域に記録された情報を読み取ると共に、情報を読み取った記録領域のエラーレイトおよび磁界強度を検出する。その後、リードライト処理部120aは、読み取った情報をコンピュータに渡し、アドレス情報、エラーレイトおよび磁界強度の情報を判定処理部120cに渡す。
判定処理部120cは、リードライト処理部120aからアドレス情報、エラーレイト、磁界強度の情報を取得した場合には、エラーレイトが閾値以上か否かおよび磁界強度が閾値より小さいか否かを判定し、磁気ディスク180に記録された情報を記録し直すか否かを判定する。
具体的に、判定処理部120cは、エラーレイトが閾値以上または磁界強度が閾値より小さい場合に、磁気ディスク180に記録された情報を記録し直すと判定する。なお、判定処理部120cは、情報を記録し直す判定した場合に、記憶部130に記録された記録領域管理テーブル130bを利用して、記録し直す記録領域のアドレス情報(以下、記録し直し領域アドレス情報と表記する)を特定し、特定した記録し直し領域アドレス情報をリードライト処理部120aに渡す。
図3は、記録領域管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この記録領域管理テーブル130bは、再生アドレスおよび記録し直し領域アドレスを有する。ここで、再生アドレスは、リードライト処理部120aから取得したアドレス情報と対応付けるための情報であり、記録し直し領域アドレスは、再生アドレスに対応する記録領域およびこの記録領域に隣接する記録領域のアドレスを示す情報である。
具体的に、判定処理部120cは、リードライト処理部120aからアドレス情報「10000」を取得した場合には、図3に示す記録領域管理テーブル130bの記録し直し領域アドレス情報「10000〜21000」をリードライト処理部120aに渡す。
リードライト処理部120aは、判定処理部120cから記録し直し領域アドレス情報を取得した場合には、取得した記録し直し領域アドレス情報をドライバ制御部120bに渡し、ヘッド170を制御して、記録し直し領域アドレス情報に対応する記録領域の情報を読み取り、読み取った情報を一時退避情報130cとして記憶部130に一旦記憶させる。そして、リードライト処理部120aは、記憶部130に一時的に記憶させた一時退避情報130cを、記録し直し領域アドレス情報に対応する磁気ディスク180上の記録領域に記録し直す。
つぎに、本実施例にかかる磁気ディスク装置100が情報を磁気ディスク180に記録する場合の処理について説明する。図4は、本実施例にかかる磁気ディスク装置が情報を磁気ディスクに記録する場合の処理を示すフローチャートである。
図4に示すように、磁気ディスク装置100は、リードライト処理部120aが、インターフェース部110を介して、記録対象となる情報を取得し(ステップS101)、ヘッド170およびドライバ制御部120bを利用して磁気ディスク180に情報を記録する(ステップS102)。
そして、判定処理部120cは、リードライト処理部120aから記録領域のアドレス情報を取得し(ステップS103)、記録回数が閾値以上となったか否かを記録回数管理テーブル130aおよびアドレス情報を基にして判定し(ステップS104)、記録回数が閾値以上の場合には(ステップS105,Yes)、判定処理部120cはモニタ領域アドレスに記録された情報を読み出してリードライト処理部120aに渡す(ステップS106)。
リードライト処理部120aは、モニタアドレス情報を取得した場合に、モニタアドレス情報に対応する磁気ディスク180上の記録領域の情報を読み取り、読み取った情報(一時退避情報130c)を記録部130に記憶させ(ステップS107)、一時退避情報130cをモニタアドレス情報に対応する記録領域に記録し直し(ステップS108)、記録回数をリセットする(ステップS109)。
そして、磁気ディスク装置100が、処理を継続する場合には(ステップS110,Yes)、ステップS101に移行し、処理を継続しない場合には(ステップS110)、処理を終了する。一方、記録回数が閾値より小さい場合には(ステップS105,No)、ステップS110に移行する。
このように、判定処理部120cが、アドレス情報と記録回数管理テーブル130aを基にして情報を記録し直すか否かを判定し、判定処理部120が情報を記録し直すと判定した場合に、リードライト処理部120aがモニタアドレス情報に対応する情報を記録し直すので、記録回数増加に伴う記録領域の情報劣化を防止することができる。
つぎに、本実施例にかかる磁気ディスク装置100が磁気ディスク180から情報を再生する場合の処理について説明する。図5は、本実施例にかかる磁気ディスク装置が磁気ディスクから情報を再生する場合の処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、磁気ディスク装置100は、リードライト処理部120aが、インターフェース部110を介して、コンピュータからの情報の再生要求を取得し(ステップS201)、ヘッド170およびドライバ制御部120bを利用して、磁気ディスク180に記録された情報を再生し(ステップS202)、再生領域のエラーレイトおよび磁界強度を取得する(ステップS203)。
そして、判定処理部120cが、エラーレイトおよび磁界強度をリードライト処理部120aから取得し、エラーレイトが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS204)。判定処理部120cが、エラーレイトが閾値以上であると判定した場合には、記録領域管理テーブル130bから記録し直し領域アドレスに記録された情報を読み出し(ステップS205,Yes)、読み出した情報をリードライト処理部120aに渡す(ステップS206)。
リードライト処理部120aは、判定処理部120cから記録し直し領域アドレス情報を取得した場合に、記録し直し領域アドレス情報に対応する磁気ディスク180上の記録領域の情報を記録部130に一時的に記録し(ステップS207)、記録部130に一時的に記録した情報を、記録し直し領域アドレス情報に対応する記録領域に記録し直し(ステップS208)、ステップS211に移行する。
一方、エラーレイトが閾値より小さい場合には(ステップS205,No)、判定処理部120cが、磁界強度が閾値よりも小さいか否かを判定し(ステップS209)、磁界強度が閾値よりも小さい場合には(ステップS210,Yes)、ステップS206に移行する。
一方、磁界強度が閾値以上である場合には(ステップS210,No)、磁気ディスク装置100が処理を終了するか否かを判定し、処理を継続する場合には(ステップS211,Yes)、ステップS201に移行し、処理を継続しない場合には(ステップS211,No)、処理を終了する。
このように、リードライト処理部120aが、磁気ディスク180から情報を再生する場合に、エラーレイトおよび磁界強度を取得し、判定処理部120cが、エラーレイトおよび磁界強度を基にして磁気ディスクの情報を記録し直すか否かを判定する。そして、判定処理部120cが情報を記録し直すと判定した場合に、リードライト処理部120aが情報を記録し直すので、磁気ディスクの情報が劣化するのを効率よく防止することができる。
上述してきたように、本実施例にかかる磁気ディスク装置100は、磁気ディスク180に対する情報の記録または再生時に、判定処理部120cが、記録回数、エラーレイト、磁界強度を基にして、磁気ディスク180に記録された情報を記録し直すか否かを判定し、判定処理部120cが情報を記録し直すと判定した場合に、リードライト処理部120aが、記録し直しの対象となる記録領域の情報を記録し直すので、磁気ディスク180に発生する情報劣化にかかる問題を解決することができる。また、本実施例にかかる磁気ディスク装置100は、磁気ディスク180およびヘッド170に対する特別な改善は必要とならないので、製造コストを大幅に抑えることができる。
なお、図1において示したリードライト処理部120a、ドライバ制御部120b、判定処理部120c等を同一基板上に形成することによって、磁気ディスク装置100の低コスト化および小型化を実現することができる。
(付記1)記録媒体に対する情報の記録または再生を行う情報記録再生装置であって、
前記記録媒体に対する情報の記録または再生に係る状況の情報である状況情報を取得し、当該状況情報に基づいて、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって情報を記録し直すと判定された場合に、前記状況情報に対応する記録媒体上の記録領域に隣接する記録領域の情報を記録し直す記録手段と、
を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
(付記2)前記判定手段は、前記記録媒体に情報が記録された場合に、情報の記録された記録媒体の記録領域に係る記録回数を前記状況情報として取得し、前記記録回数が閾値以上になった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする付記1に記載の情報記録再生装置。
(付記3)前記判定手段は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、情報の再生領域に係るエラーレイトを前記状況情報として取得し、当該エラーレイトが閾値以上となった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする付記1に記載の情報記録再生装置。
(付記4)前記判定手段は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、当該情報の再生領域に係る磁界強度を前記状況情報として取得し、当該磁界強度が閾値より小さい場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする付記1に記載の情報記録再生装置。
(付記5)記録媒体に対する情報の記録または再生を行う情報記録再生方法であって、
前記記録媒体に対する情報の記録または再生に係る状況の情報である状況情報を取得し、当該状況情報に基づいて、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によって情報を記録し直すと判定された場合に、前記状況情報に対応する記録媒体上の記録領域に隣接する記録領域の情報を記録し直す記録工程と、
を含んだことを特徴とする情報記録再生方法。
(付記6)前記判定工程は、前記記録媒体に情報が記録された場合に、情報の記録された記録媒体の記録領域に係る記録回数を前記状況情報として取得し、前記記録回数が閾値以上になった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする付記5に記載の情報記録再生方法。
(付記7)前記判定工程は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、情報の再生領域に係るエラーレイトを前記状況情報として取得し、当該エラーレイトが閾値以上となった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする付記5に記載の情報記録再生方法。
(付記8)前記判定工程は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、当該情報の再生領域に係る磁界強度を前記状況情報として取得し、当該磁界強度が閾値より小さい場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする付記5に記載の情報記録再生方法。
以上のように、本発明にかかる情報記録再生装置は、記録媒体に対する情報の記録・再生を行う情報記録再生装置などに対して有用であり、特に、記録媒体に記録された情報の劣化を防止することに適している。
本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成を示す機能ブロック図である。 記録回数管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 記録領域管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例にかかる磁気ディスク装置が情報を磁気ディスクに記録する場合の処理を示すフローチャートである。 本実施例にかかる磁気ディスク装置が磁気ディスクから情報を再生する場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 磁気ディスク装置
110 インターフェース部
120 制御部
120a リードライト処理部
120b ドライバ制御部
120c 判定処理部
130 記憶部
130a 記録回数管理テーブル
130b 記録領域管理テーブル
130c 一時退避情報
140 モータドライバ部
150 スピンドルモータ
160 ボイスコイルモータ
170 ヘッド
180 磁気ディスク

Claims (4)

  1. 記録媒体に対する情報の記録または再生を行う情報記録再生装置であって、
    前記記録媒体に対する情報の記録または再生に係る状況の情報である状況情報を取得し、当該状況情報に基づいて、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって情報を記録し直すと判定された場合に、前記状況情報に対応する記録媒体上の記録領域に隣接する記録領域の情報を記録し直す記録手段と、
    を備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記判定手段は、前記記録媒体に情報が記録された場合に、情報の記録された記録媒体の記録領域に係る記録回数を前記状況情報として取得し、前記記録回数が閾値以上になった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 前記判定手段は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、情報の再生領域に係るエラーレイトを前記状況情報として取得し、当該エラーレイトが閾値以上となった場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  4. 前記判定手段は、前記記録媒体に記録された情報が再生される場合に、当該情報の再生領域に係る磁界強度を前記状況情報として取得し、当該磁界強度が閾値より小さい場合に、前記記録媒体に記録された情報を記録し直すと判定することを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
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