JP4745172B2 - 制御装置および記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、記憶媒体に対するデータの書き込みエラーが発生した場合にデータの書き戻しを行う記憶装置およびその制御装置であって、特にデータの書き戻しを的確に実行可能な制御装置および記憶装置に関するものである。
従来、磁気ディスク装置において、データの書き込み時にライトフォールト(Write Fault)が発生した場合には、このライトフォールトが発生したセクタより以前の所定数のセクタに対してデータの書き戻しを行っている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、ライトフォールトの発生したセクタより以前の所定数のセクタに対してデータを書き戻す目的は、ポジションオフトラック(Position off track)を検出するサーボサンプリングが間欠的であるため、ポジションオフトラック等でライトフォールトが発生した場合、ポジションオフトラックを検出したサーボフレームより1つ前のサーボフレーム(このサーボフレームにおいてポジションオフトラックは発生していないものとする)からライトフォールトを検出したサーボフレームまでの間がオフトラックしている可能性があり、この間のデータを、トラックの中心位置に書き直す必要があるためである。
従って、書き戻すべきセクタ数は、ライトフォールトを検出したサーボフレームを含んだセクタ数であることが必要である。
通常、磁気ディスク装置では、記憶密度をあげるために磁気ディスクのアウターからインナーまでをゾーン(Zone)に区切り、1周あたりのセクタ数を違えている。しかし、サーボフレームに関しては、サーボサンプリングを一定にするために1周あたりのサーボフレーム数は、アウターからインナーまで同一である。
従って、1つのサーボフレームを跨ぐセクタ数は、磁気ディスクのアウター側ではセクタ数が多く、インナー側ではセクタ数が少なくなる。書き戻しを行うセクタ数を固定とする場合には、アウター側におけるサーボフレーム間のセクタ数が最も多くなるセクタ数を、書き戻しを実行する際のセクタ数に設定している。
特開平5−20789号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、データの書き込みが完了した後に、このデータの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しが必要か否かを判定していないため、的確にデータの書き込みが行われていない場合があり、的確にデータの書き込みが行われていない場合には、書き込まれたデータを適切に再生することができないという問題があった。
なぜなら、たとえデータの書き込みが完了し、データの書き込みが成功したとその時点で判定した場合であっても、ポジションオフトラックの状態によっては、データそのものはオフトラック状態で書き込まれている場合があるからである。また、磁気ディスク装置は積極的にモバイル機器(携帯型情報ツールや携帯型音楽プレーヤなど)に採用されてきており、電車や航空機などの乗り物や徒歩中や登山中に使用する機会があり、連続的に振動が印加される状況や気圧変動の環境下にさらされる機会が多くなり、それらの使用環境の影響を受けやすくなってきている。したがって、書き戻しの重要性が新たな使用形態における新たな課題として浮上してきた。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、的確にデータの書き戻しを行い、データの書き込みが不安定なままデータの書き込みが終了してしまうことを防止することができる制御装置および記憶装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、記憶媒体に対するデータの書き込みエラーが発生した場合にデータの書き戻しを行う記憶装置を制御する制御装置であって、前記記憶媒体上に記憶されたサーボフレームを用いて当該記憶媒体上のトラック中心とヘッドとのずれ量を示すオフトラック量を前記サーボフレームごとに記憶する第1の記憶部と、前記記憶媒体から読み取られるリード信号を増幅した際のリード信号の増幅度を前記サーボフレームごとに記憶する第2の記憶部と、前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以上であるか否かを判定し、規定値以上であると判定した場合に、前記増幅度に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定し、一方、規定値よりも小さいと判定した場合に、前記第1の記憶部から取得した前記オフトラック量に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定部と、を備え
本発明によれば、ライトフォールトが発生した場合や、書き込みが完了した領域に対する書き戻しの判定要求を取得した場合に、記憶部に記憶される増幅度(AGC値)またはオフセット量に基づいて、データの書き戻しを行うセクタの数を判定することができるので、データの書き込みが不安定なセクタを残したまま書き込み処理が終了してしまうことを防止することができるとともに、データの読み出しエラーを予防することができるため、装置に対する信頼性を向上させることができる。
また、本発明は、上記発明において、前記記憶部は、前記記憶媒体から読み取られるリード信号を所定の出力に増幅する際の増幅度を前記記憶媒体に記憶されたサーボフレームごとに更に記憶し、前記判定部は、前記オフトラック量および前記増幅度を基にしてデータの書き戻しをおこなうセクタの数を判定することを特徴とする。
本発明によれば、記憶媒体から読み取られるリード信号を所定の出力に増幅する際の増幅度をサーボフレームごとに記憶し、この増幅度とオフトラック量に基づいてデータの書き戻しを実行するセクタの数を判定するので、ヘッド浮上変動に起因するデータの書き込みが不安定な領域に対して的確にデータの書き戻しを実行することができる。
また、本発明は、記憶媒体に対するデータの書き込みエラーが発生した場合にデータの書き戻しを行う記憶装置であって、前記記憶媒体上に記憶されたサーボフレームを用いて当該記憶媒体上のトラック中心とヘッドとのずれ量を示すオフトラック量を前記サーボフレームごとに記憶する第1の記憶部と、前記記憶媒体から読み取られるリード信号を増幅した際のリード信号の増幅度を前記サーボフレームごとに記憶する第2の記憶部と、前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以上であるか否かを判定し、規定値以上であると判定した場合に、前記増幅度に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定し、一方、規定値よりも小さいと判定した場合に、前記第1の記憶部から取得した前記オフトラック量に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定部と、を備え
本発明によれば、ライトフォールトが発生した場合や、書き込みが完了した領域に対する書き戻しの判定要求を取得した場合に、記憶部に記憶される増幅度(AGC値)またはオフセット量に基づいて、データの書き戻しを行うセクタの数を判定することができるので、データの書き込みが不安定なセクタを残したまま書き込み処理が終了してしまうことを防止することができるとともに、データの読み出しエラーを予防することができるため、装置に対する信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、データの書き戻しが完了した場合に、データの書き戻しが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレームのオフトラック量を検出し、当該オフトラック量に基づいてデータの書き戻しが完了した箇所に対してデータの書き戻しを実行するか否かを判定するので、的確にデータの書き戻しが実行でき、データの書き込みが不安定なセクタを残したまま書き込み処理が終了してしまうことを防止することができる。また、データの読み出しエラーを予防することができるため、この装置に対する信頼性を向上させることができる。特に、モバイル機器に採用される記憶装置において、振動や落下、気圧変動などに対する装置の信頼性を向上させるのに有効である。また、本発明によれば、データの書き戻しを実行すると判定した場合に、データの書き込みが完了した箇所に対して一つ前のサーボフレームおよびデータの書き込みが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレームに対応するオフトラック量を検出し、検出したオフトラック量に基づいてデータの書き戻しをおこなうセクタの数を判定するので、不必要な書き戻しをなくし、書き戻し対象となる領域に含まれるサーボフレームの数を減少させ、効率よく書き戻しを実行することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る制御装置および記憶装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施例では一例として、磁気ディスク装置を用いて説明する。
まず、本実施例にかかる磁気ディスク装置の概要および特徴について従来の技術と比較して説明する。図1は、本実施例のかかる磁気ディスク装置の概要および特徴を説明するための図である。従来より、磁気ディスク上に等間隔に記憶されたサーボフレームごとにオフトラック量(トラック中心とヘッドとのずれ量)を検出し、Writeを中断し、データの書き戻しを行うか否かを判定している。しかし、同図に示すように、サーボフレームSV(n)からサーボフレームSV(n+1)の間でデータの書き込みが完了した場合には、サーボフレームSV(n)の時点でライトフォールトが発生していない限り(オフトラック量がWrite Offtrack Slice以上となっていない限り)、データの書き込みが完了した領域に対して書き戻しを行っていなかった。
すなわち、サーボフレームSV(n)後のポジションオフトラックの状態によっては、サーボフレームSV(n)からサーボフレームSV(n+1)の間(ライトが完了するまでの間)にオフトラックが発生し、データが適切に書き込まれていない場合があり、その後のデータ読み込み処理においてデータが正確に読み取れないという問題があった。
そこで、本実施例にかかる磁気ディスク装置は、データの書き込みが完了した場合に、データの書き込みが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレーム(図1に示す例ではサーボフレームSV(n+1))にかかるオフトラック量を取得してデータの書き込みが完了した箇所に対してデータの書き戻しを実行するか否かを判定する。そして、書き戻しを行うと判定した場合には、たとえ、書き込み処理が完了していた領域であっても、データの書き戻しをおこなう。
このように、本実施例にかかる磁気ディスク装置は、データの書き込みが完了した箇所であっても、データの書き戻しを実行するか否かを判定するので、データを適切に書き込むことができ、磁気ディスク装置の性能を向上させることができる。
次に、本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成について説明する。図2は、本実施例にかかる磁気ディスク装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この磁気ディスク装置100は、ヘッドアクチュエータ110と、スピンドルモータ120と、モータドライバ回路130と、ヘッドアンプ回路140と、R(Read)/W(Write)回路150と、コントロール回路160と、ハードディスクコントローラ170と、制御部180と、ROM190とを備えて構成される。
このうち、ヘッドアクチュエータ110は、モータドライバ回路130から出力される制御電流によって、ヘッド110a,110bを移動させる装置である。なお、ここでは説明の便宜上、ヘッド110a,110bのみを示すが、このヘッドアクチュエータ110はその他の図示しないヘッドも移動させるものとする。
スピンドルモータ120は、モータドライバ回路130から出力される制御電流によって、磁気ディスクの回転制御をおこなう装置である。モータドライバ回路130は、コントロール回路160から出力される制御命令を取得し、取得した制御命令に基づいてヘッドアクチュエータ110およびスピンドルモータ120に制御電流を出力する装置である。
ヘッドアンプ回路140は、コントロール回路160から制御命令を取得すると共に、R/W回路150からライトデータ(磁気ディスクに書き込むデータ)およびライトゲート(磁気ディスクにデータを書き込むタイミングを示すデータ)を取得して、ヘッド110a,110bを介して、ライトデータを磁気ディスクに書き込む装置である。また、ヘッドアンプ回路140は、ヘッド110a,110bから取得するリード信号(磁気ディスクから読み取られたデータ)をR/W回路150に出力する。
R/W回路150は、磁気ディスクに対するリードおよびライトにかかる各種処理を実行する装置である。具体的に、このR/W回路150は、ヘッドアンプ回路140から出力されるリード信号を増幅したリードデータ(一定の出力レベルを有するリードデータ)を作成し、ハードディスクコントローラ170から出力されるリードゲート(データを読み取るタイミングを示すデータ)に応じて、リードデータをハードディスクコントローラ170に出力する。また、R/W回路150は、ハードディスクコントローラ170から出力されるライトデータおよびコントロール回路160から出力されるライトゲートをヘッドアンプ回路140に出力する。
また、R/W回路150は、コントロール回路160からサーボゲート(磁気ディスク上のサーボ信号を読み取るタイミングを示すデータ)を取得し、サーボ信号をコントロール回路160に出力する。なお、図示しないが、R/W回路150は、ヘッド110a,110b、ヘッドアンプ回路140を介して、サーボ信号を取得し、取得したサーボ信号をコントロール回路160に出力する。また、このサーボ信号は、ヘッド(ヘッド110aあるいはヘッド110b)と磁気ディスクのトラック中心とのずれを示すオフトラック量の情報をサーボフレームごとに含んでいるものとする。
更に、R/W回路150は、リード信号を増幅した際のリード信号の増幅度(R/W回路150の利得)をサーボAGC(Automatic Gain Control)値としてコントロール回路160に出力する。R/W回路150は、リードデータの出力レベルを一定に保つように増幅度を調整するので、かかるサーボAGC値は、リード信号が小さくなるにしたがって、大きくなる(あるいはリード信号が大きくなるにしたがって小さくなる)。なお、図1で説明したように、このサーボAGC値が判定Slice以上となっている区間が、ヘッドの浮上量の不安定区間と見なされる。
コントロール回路160は、制御部180からの制御命令に応じてモータドライバ回路130およびヘッドアンプ回路140を制御する装置である。また、コントロール回路160は、ハードディスクコントローラ170からライトゲートを取得し、取得したライトゲートをR/W回路150に出力する。また、コントロール回路160は、サーボゲートをR/W回路150に出力し、R/W回路150からサーボ信号およびサーボAGC値を取得すると共に、取得したサーボ信号およびサーボAGC値を制御部180に出力する。
ハードディスクコントローラ170は、ホストコンピュータ(図示しない)あるいは制御部180から種々のデータ/コマンドを受け付け、磁気ディスク装置100全体を制御する装置である。なお、本発明に密接に関連するハードディスクコントローラ170の処理としては、ホストコンピュータからの書き込み命令に応答して、ライトゲートをコントロール回路160に出力し、ライトデータをR/W回路150に出力する。また、ホストコンピュータからの読み込み命令に応答して、リードゲートをR/W回路150に出力し、R/W回路150から取得するリードデータをホストコンピュータに出力する。
更に、ハードディスクコントローラ170は、制御部180からライトリトライ命令を取得した場合には、制御部180によって判定された磁気ディスク上のセクタにデータの書き戻しをおこなうべく、ライトデータをR/W回路150に出力し、ライトゲートをコントロール回路160に出力する。
制御部180は、各種制御データを格納するための内部メモリを有し、これらを用いて種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図2に示すように、ボイスコイルモータ(VCM)制御部181と、スピンドルモータ(SPM)制御部182と、ポジション情報メモリ183と、AGC情報メモリ184と、書き戻し判定部185と、ライトリトライ制御部186と、ライト制御部187とを備える。
VCM制御部181は、コントロール回路160からサーボ信号を取得し、取得したサーボ信号に基づいて磁気ディスク上のデータの書き込み対象となるトラックあるいはデータの読み込み対象となるトラックにヘッド(ヘッド110aあるいはヘッド110b)が移動するように、コントロール回路160に制御命令を出力する処理部である。また、VCM制御部181は、コントロール回路160から取得したサーボ信号をポジション情報メモリ183に記憶する。
SPM制御部182は、スピンドルモータ120の回転数を調整するための制御命令をコントロール回路160に出力する処理部である。ポジション情報メモリ183は、サーボフレームごとのオフトラック量のデータを含んだサーボ信号を記憶するメモリである。このサーボ信号は、VCM制御部181によって記憶される。また、AGC情報メモリ184は、コントロール回路160から出力されるサーボAGC値をサーボフレームごとに記憶するメモリである。
書き戻し判定部185は、ポジション情報メモリ183に記憶されたサーボ信号に基づいて、データの書き戻しをおこなうか否かを判定し、データの書き戻しをおこなう場合には、サーボ信号およびAGC情報メモリ184に記憶されたサーボAGC値に基づいて書き戻しをおこなうセクタの数を判定する処理部である。また、書き戻し判定部185は、ライト制御部187からライトリトライ制御部186を介して、データの書き込みが完了した箇所に対してデータの書き戻しをおこなうか否かの判定要求を取得した場合にも、かかる箇所に対してデータの書き戻しをおこなうか否かを判定する。
以下において、書き戻し判定部185が、ライト制御部187からの判定要求を取得することなく、データの書き戻しを実行するか否かの判定処理を示す通常の判定処理の説明を行った後に、ライト制御部187からの判定要求を取得した場合にデータの書き戻しを実行するか否か(すなわち、書き込みが完了した箇所に対してデータの書き戻しを実行するか否か)の判定処理を示す要求判定処理について説明する。
書き戻し判定部185は、通常の判定処理において、サーボフレームごとのオフトラック量に基づいて、書き戻しをおこなうセクタ数を判定する第1の判定処理と、ヘッドが次に到達するサーボフレームのオフトラック量を予測して、Writeを中断した場合には書き戻しをおこなうセクタ数を判定する第2の判定処理と、サーボAGC値に基づいて、書き戻しをおこなうセクタ数を判定する第3の判定処理とをおこなう。そして、書き戻し判定部185は、第1もしくは第2と第3の判定処理の判定結果をそれぞれ比較して、セクタの数が最大となるセクタの数を、書き戻しを実行するセクタの数として判定する。以下において、第1の判定処理、第2の判定処理、第3の判定処理の順に具体的に説明する。
図3は、第1の判定処理を説明するための図である。まず、書き戻し判定部185は、ポジション情報メモリ183に記憶されたサーボ信号を取得し、サーボフレームごとにオフトラック量が規定値(図3に示すWrite Offtrack Slice)以上となっているか否かを判定する。そして、書き戻し判定部185は、オフトラック量が規定値以上となっていると判定した場合に、書き戻しをおこなうと判定する。
第1の判定処理において、書き戻し判定部185は、書き戻しをおこなうと判定した後に、書き戻しをおこなうセクタ数を判定する。図3では一例として、サーボフレームSV(n)において、オフトラック量が規定値を超えた場合(ライトフォールトが発生した場合)を示している。
図3に示す「Case1」の場合は、サーボトラックSV(n)の時点でのオフトラック量が、規定値を大きく上回っているため、サーボフレームSV(n−1)を含むようなセクタ、すなわち、サーボフレームSV(n−1)からSV(n)間の全てのセクタに対して書き戻しをおこなうと判定する。(例えば、書き戻し判定部185は、書き戻すセクタ数を5と判定する。)
一方、図3に示す「Case2」の場合は、サーボトラックSV(n)の時点でのオフトラック量が規定値以上であるが、オフトラック量はそれほど大きくない。このような場合は、サーボフレームSV(n−1)直後のデータセクタのオフトラック量は小さく、書き戻しを実行する必要がない。そこで、「Case2」の場合、書き戻し判定部185は、サーボフレームSV(n−1)からSV(n)間の全てのセクタに対して書き戻しを実行するのではなく、一部分のセクタに対して書き戻しをおこなうと判定する。(例えば、書き戻し判定部185は、書き戻すセクタ数を4と判定する。)
ここで、Case1およびCase2の分類方法について具体的に説明する。書き戻し判定部185は、サーボトラックSV(n)のオフトラック量をPos(n)とし、SV(n−1)とSV(n)との真ん中のオフトラック量Pos(n−0.5)を線形補間によって求め、求めた線形補間値に基づいてライトフォールト発生時のケースをCase1あるいはCase2に分類する。
Pos(n−0.5)を線形補間によって算出する具体的な算定式は、
Pos(n-0.5)=((Pos(n)-Pos(n-1)/2)+Pos(n-1))
によって表すことができる。
そして、書き戻し判定部185は、Pos(n−0.5)の値が規定値(Write Offtrack Slice)以上の場合には、サーボトラックSV(n−1)直後に書き込まれたデータのオフトラック量が大きいと考えられるため、Case1とする。
一方、書き戻し判定部185は、Pos(n−0.5)の値が規定値(Write Offtrack Slice)よりも小さい場合には、サーボトラックSV(n−1)直後に書き込まれたデータのオフトラック量が小さいと考えられるため、Case2とする。
続いて、第2の判定処理について説明する。図4は、第2の判定処理を説明するための図である。書き戻し判定部185は、第2の判定処理において、ポジション情報メモリ183に記憶されたサーボ信号に基づいて、次のサーボフレームにおけるオフトラック量を算出(予測)し、算出したオフトラック量が規定値(Write Offtrack Predetect Slice)以上となるか否かを判定し、規定値以上となる場合には、Writeを中断し、書き戻しをおこなうと判定する。
ここで、現在のサーボフレームをSV(n)とすると、予測すべきオフトラック量は、サーボフレームSV(n+1)のオフトラック量となる。次のサーボフレームにおけるオフトラック量を算出する算定式は、どのような算定式を用いても構わないが、例えば、
SV(n+1)=SV(n)+(SV(n)-SV(n-1))
によって算出することができる。
そして、書き戻し判定部185は、第2の判定処理において、書き戻しをおこなうと判定した場合には、現在のサーボフレーム直後に書き込まれたデータセクタから書き戻しをおこなうと判定する。例えば、現在のサーボフレームがSV(n)の場合には、SV(n)直後を含むデータセクタから書き戻しをおこなう。(例えば、書き戻し判定部185は、書き戻すセクタ数を2あるいは1と判定する。)
なお、ここでは、算定式を利用して、次のサーボフレームにおけるオフトラック量を予測したがこれに限定されるものではなく、オブザーバによるヘッドのポイント予測をおこない、次のオフトラック量を予測して、書き戻しを行うか否かを判定してもよい。
続いて、第3の判定処理について説明する。図5は、第3の判定処理を説明するための図である。書き戻し判定部185は、第3の判定処理において、ポジション情報メモリ183に記憶されたサーボ信号を取得し、オフトラック量が規定値(図3に示したWrite Offtrack Slice)以上となっているか否かを判定する。そして、書き戻し判定部185は、オフトラック量が規定値以上となっている場合に、書き戻しをおこなうと判定する。
第3の判定処理において、書き戻し判定部185は、書き戻しをおこなうと判定した後に、AGC情報メモリ184に記憶されたサーボAGC値に基づいて、書き戻しをおこなうセクタ数を判定する。書き戻し判定部185は、図5に示すように、各サーボフレームに対応するサーボAGC値が規定値(判定Slice)以下となるサーボフレーム(図5に示す例では、サーボフレームSV(n−4))を判定する。
そして、書き戻し判定部185は、サーボAGC値が規定値以下となるサーボフレームが少なくとも含まれるように、セクタの数を判定する。例えば、ライトフォールトが発生したサーボフレームの番号をT1(図1に示す例では、SV(n)の番号)とし、各サーボフレーム間のセクタの数を「A」、規定値以下となったサーボフレームの番号をT2(図1に示す例では、SV(n−4)の番号)とするならば、書き戻すセクタ数Nは、
N=(T1-T2)*A+C (Cは定数)
によって算出することができる(上式は一例である。また、定数Cは省略してもよい)。
ところで、ライトフォールトが発生した際の、書き戻し対象となるセクタの数を判定する手法は、第1の判定処理および第2の判定処理に限定されるものではない。書き戻し判定部185は、Writeを中断した原因によって書き戻しセクタ数を判定する。例えば、磁気ディスク装置100に対する衝撃を検出するショックセンサからの信号およびヘッドアンプ回路140に不具合が発生したか否かのアンプ情報に基づいて、書き戻し対象となるセクタ数を判定してもよい。この場合の判定基準の一例を示すと、磁気ディスク装置100に衝撃が印加され、ヘッドアンプ回路140にエラーが発生した場合には、書き戻し判定部185は、書き戻しするセクタ数を「2」とする。また、ヘッドアンプ回路140のエラーあるいは磁気ディスク装置100に対する衝撃印加のいずれか一方が発生した場合には、書き戻し判定部185は、書き戻しするセクタ数を「1」とする。
このように、ショックセンサからの信号およびヘッドアンプ回路140からのアンプ情報を更に考慮して、セクタ数を判定することによって、より正確に書き戻しを行うセクタ数を判定することができ、効率よく書き戻しを行うことができる。
次に、書き戻し判定部185が、ライト制御部187からデータの書き込みが完了した領域に対して書き戻しを実行するか否かの判定要求を取得した場合に、かかる領域に対してデータの書き戻しを実行するか否かの判定処理を示す要求判定処理について説明する。
書き戻し判定部185は、要求判定処理を行う場合に、データの書き込みが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレームに対応するオフトラック量をポジション情報メモリから検出し、検出したサーボフレームに対応するオフトラック量が規定値を超えているか否かを判定する。そして、書き戻し判定部185は、検出したオフトラック量が規定値を超えている場合に、データの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しを実行すると判定する。
図1を用いて、書き戻し判定部185の要求判定処理を具体的に説明すると、サーボフレームSV(n)とSV(n+1)との間でデータの書き込みが完了している場合には、書き戻し判定部185は、サーボフレームSV(n+1)に対応するオフトラック量をポジション情報メモリ183から検出し、検出したオフトラック量と規定値(Write Offtrack Slice)とを比較する。そして、書き戻し判定部185は、オフトラック量が規定値以上である場合には、データの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しを実行すると判定する。
書き戻し判定部185は、要求判定処理において、データの書き戻しを実行すると判定した場合には、データの書き戻しをおこなうセクタの数を判定し、判定したセクタの数をライト制御部187に出力する。なお、セクタの数を判定する手法は、上述した通常の判定処理にかかる第1の判定処理および第3の判定処理を利用して判定する。そして、書き戻し判定部185は、第1の判定処理によって判定されたセクタの数と第3の判定処理によって判定されたセクタの数とを比較して、大きいセクタの数を、書き戻しをおこなうセクタの数として判定する。なお、データの書き戻しは、データの書き込みが完了したセクタから、上記判定されたセクタの数分だけ前から実行される。
第1の判定処理を利用する場合には、書き戻し判定部185は、図1に示すサーボフレームSV(n)とSV(n+1)に対応するオフトラック量をポジション情報メモリ183から検出し、サーボフレームSV(n)とサーボフレームSV(n+1)との真ん中のオフトラック量を線形補間によって求め、求めた線形補間値に基づいてCase1あるいはCase2に分類する(サーボフレームSV(n)とサーボフレーム(n+1)の間でデータの書き込みが完了している場合)。
そして、求めた線形補間値によってオフトラック量がCase1に分類される場合には、書き戻し判定部185は、データの書き込みが完了したセクタから5つ前のセクタから書き戻しを実行すると判定する(書き戻すセクタの数を4と判定する)。
一方、求めた線形補間値によってオフトラック量がCase2に分類される場合には、書き戻し判定部185は、データの書き込みが完了したセクタから4つ前のセクタから書き戻しを実行すると判定する(書き戻すセクタの数を2と判定する)。
ところで、第3の判定処理を利用する場合には、書き戻し判定部185は、図1に示すサーボフレームSV(n+1)以前のサーボフレームに対応するサーボAGC値をAGC情報メモリ184から検出し、サーボフレームに対応するサーボAGC値が規定値(判定Slice;図5参照)以下となるサーボフレームを判定する。
そして、書き戻し判定部185は、サーボAGC値が規定値以下となるサーボフレームが少なくとも含まれるようにセクタの数を判定する。セクタの数を判定する具体的な算定式は通常の判定処理で説明した算定式と同様であるため説明を省略する。
なお、書き戻し判定部185は、サーボフレームSV(n)とSV(n+1)との間でデータの書き込みが完了している場合に、サーボフレームSV(n+1)に対応するオフトラック量に基づいて、データの書き戻しを実行するか否かを判定したが、これに限定されるものではなく、サーボフレームSV(n+1)に対応するサーボAGC値に基づいて、サーボAGC値が規定値以上の場合にデータの書き戻しが完了した領域に対してデータの書き戻しを実行すると判定してもよい。
図2の説明に戻ると、ライトリトライ制御部186は、書き戻し判定部185に対して書き戻しをおこなうか否かの問い合わせをおこなう処理部である。このライトリトライ制御部186は、書き戻し判定部185が、書き戻しをおこなうと判定している場合には、書き戻しが必要となるセクタ数を書き戻し判定部185から取得し、取得したセクタ数をリトライ条件としてライト制御部187に出力する。
ライト制御部187は、データの書き戻しを実行する場合に、リトライ条件をハードディスクコントローラ170に出力し、ライトリトライを実行させる処理部である。なお、このライト制御部187は、書き戻しを行うか否かの問い合わせをライトリトライ制御部186に出力し、リトライ条件をライトリトライ制御部186から取得した場合に、ライトリトライを実行すると判定し、リトライ条件のデータをハードディスクコントローラ170に出力する。
また、ライト制御部187は、データの書き込みが完了した後に、データの書き込みが完了した領域に対して書き戻しを実行するか否かの判定要求を書き戻し判定部185に出力する。そして、書き戻し判定部185が、データの書き込みが完了した領域に対して書き戻しをおこなうと判定した場合には、書き戻し判定部185から出力されるセクタの数を取得し、取得したセクタの数によってデータの書き戻しを実行する(データの書き込みが完了したセクタから、書き戻し判定部185から取得したセクタの数だけ前のセクタから書き戻しを実行する)。
ROM190は、制御部180による各種処理に必要なデータおよびプログラムを記憶した記憶装置である。
つぎに、各書き戻しセクタ数によるライトリトライ時のライトゲートとサーボフレームのタイミングについて説明する。図6は、各書き戻しセクタ数によるライトリトライ時のライトゲートとサーボフレームのタイミングの一例を示す図である。図6の1段目に示すSGはサーボゲートを示し、このサーボゲートの値が「High」になっている時点において、ヘッドがサーボフレーム上に位置していることとなる。また、SG上の「Offtrack judge」において、ライトフォールトが発生しているか否かが判定される。この「Offtrack judge」は、SGが「High」になる時点が、「Offtrack judge」をおこなうためのトリガとなる。
図6の2段目に示すSCTPは、磁気ディスク上のセクタを示しており、3段目のWGはライトゲートを示しており、4段目のWFLTは、ライトフォールトの発生タイミングを示している。同図に示す例では、SCTPの「m+6」と「m+7」との間でライトフォールトが発生している。
図6に示すレベル1リトライWG〜レベル5リトライWGは、各書き戻しセクタ数に対応するライトゲートの信号を示している。レベル1リトライWGは、書き戻しを実行するセクタ数が「1」(図6に示す例では、SCTP「m+6」から書き戻しをおこなう)であり、レベル2リトライWGは、書き戻しを実行するセクタ数が「2」(図6に示す例では、SCTP「m+5」から書き戻しをおこなう)であり、レベル3リトライWGは、書き戻しを実行するセクタ数が「4」(図6に示す例では、SCTP「m+3」から書き戻しをおこなう)である。
また、レベル4リトライWGは、書き戻しを実行するセクタ数が「5」(図6に示す例では、SCTP「m+1」から書き戻しをおこなう)であり、レベル5リトライWGは、Pos(n−2)を跨ぐ位置から書き戻しが実行される。
上述した書き戻し判定部185が、(通常の判定処理に対応する)第1の判定処理において、「Case1」であると判定した場合には、磁気ディスク装置100は、レベル4リトライWGによってデータの書き戻しを実行し、「Case2」であると判定した場合には、レベル3リトライWGによって書き戻しを実行する。
また、書き戻し判定部185が、(通常の判定処理に対応する)第2の判定処理において書き戻しを実行すると判定した場合には、磁気ディスク装置100は、レベル2リトライWGあるいはレベル1リトライWGによって書き戻しを実行する。
また、書き戻し判定部185が、(通常の判定処理に対応する)第3の判定処理において書き戻しを実行すると判定した場合には、磁気ディスク装置100は、書き戻し判定部185が判定したセクタの数に対応するように、リトライWGを「High」にする期間を調整する。例えば、書き戻しをおこなうセクタ数が「8」の場合には、SCTP「m−1」以降のリトライWGを「High」にしてデータの書き戻しをおこなう。
従来では、常にレベル4リトライWGあるいはレベル5リトライWGによって、データの書き戻しを実行していたが、本発明にかかる磁気ディスク装置100は、状況に応じてセクタ数を変更するので、書き戻しを無駄に行って磁気ディスク装置100の性能を低下させることを防止することができる。
また、ヘッドの浮上量の変動を考慮してリトライWGが「High」となる期間を調整するので、データの書き込みが不完全なままデータの書き込みが終了してしまうといった問題を解消することができる。
つぎに、データの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しを実行する場合のライトゲートとサーボフレームのタイミングについて説明する。図7は、データの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しを実行する場合のライトゲートとサーボフレームのタイミングの一例を示す図である。なお、同図に示すSG、SCTP、WG、WFLTは、図6に示したSG、SCTP、WG、WFLTと同様であるため、説明を省略する。図7に示す例では、データの書き込み処理が、SCTP「m+9」において正常終了している。
図7に示すレベル0リトライWGは、リトライを実行しないライトゲートの信号を示している(常に信号が「Low」)。図7に示すレベル1リトライWG〜レベル4リトライWGは、各書き戻しセクタ数に対応するライトゲートの信号を示している。レベル1リトライWGは、書き戻しを実行するセクタ数が「2」(図7に示す例では、データの書き込みが完了したセクタ「m+9」から書き戻しをおこなう)であり、レベル2リトライWGは書き戻しを実行するセクタ数が「4」(図7に示す例では、データの書き込みが完了したセクタ「m+9」から書き戻しをおこなう)である。
また、レベル3リトライWGは、書き戻しを実行するセクタ数「6」(図7に示す例では、データの書き込みが完了したセクタ「m+9」から書き戻しをおこなう)であり、レベル4リトライWGは、書き戻しを実行するセクタ数は「8」である。
上述した書き戻し判定部185が、(要求判定処理に対応する)第1の判定処理において、「Case1」であると判定した場合には、磁気ディスク装置100は、レベル2リトライWGによってデータの書き戻しを実行し、「Case2」であると判定した場合には、レベル1リトライWGによって書き戻しを実行する。
また、書き戻し判定部185が、(要求判定処理に対応する)第3の判定処理において、書き戻しを実行する場合には、磁気ディスク装置100は、書き戻し判定部185が判定したセクタ数に対応するように、リトライWGを「High」にする期間を調整し、書き戻し処理を実行する。例えば、書き戻しをおこなうセクタ数が「10」である場合には、「m+9」(書き込みが完了したセクタ)からのセクタ数が10となるように、SCTP「m−1」から「m+9」までのリトライWGを「High」とする。
つぎに、磁気ディスク装置100が書き戻しのセクタ数を判定する処理手順について説明する。図8は、磁気ディスク装置100が書き戻しのセクタ数を判定する処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、磁気ディスク装置100は、書き戻し判定部185がポジション情報メモリ183からサーボ信号を取得してライトフォールトが発生したか否かを判定し(ステップS101)、ライトフォールトが発生していない場合には(ステップS102,No)、ステップS101に移行する。
一方、ライトフォールトが発生した場合には(ステップS102,Yes)、AGC情報メモリ184からサーボAGC値を取得し、サーボAGC値が規定値以上か否かを判定する(ステップS103)。
そして、サーボAGC値が規定値以上の場合は(ステップS104,Yes)、書き戻し判定部185は、サーボAGC値に基づいて書き戻しをおこなうセクタの数を判定し(ステップS105)、ライト制御部187が、書き戻し判定部185から、ライトリトライ制御部186を介して、書き戻しをおこなうセクタの数を取得し、ライトリトライを実行する(ステップS106)。
一方、サーボAGC値が規定値よりも小さい場合は(ステップS104,No)、書き戻し判定部185は、各サーボフレームに対応するオフトラック量をポジション情報メモリ183から取得し(ステップS107)、書き戻しを行うセクタ数を判定し(ステップS108)、ステップS106に移行する。
なお、ステップS108において、書き戻し判定部185は、第1の判定処理もしくは第2の判定処理を行い、書き戻しのセクタ数を判定する。
また、図8に示すフローチャートでは、第1の判定処理および第2の判定処理と第3の判定処理とをわけて実行する例を示したが、これに限定されるものではなく、書き戻し判定部185は、第1〜第3の判定処理を順に行い、各判定処理において判定されるセクタの数のうち、最大となるセクタの数を書き戻し対象となるセクタの数として特定してもよい。
このように、書き戻し判定部185が、ライトフォールトが発生した場合に、書き戻しをおこなうセクタの数を判定し、ライト制御部187が書き戻しを実行するので、データの書き込みが不安定なまま書き込みが終了してしまうことを防止することができる。
つぎに、磁気ディスク装置100がデータの書き込みが完了した後にデータの書き戻しを判定する処理手順について説明する。図9は、磁気ディスク装置100がデータの書き込みが完了した後にデータの書き戻しを判定する処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、磁気ディスク装置100は、書き戻し判定部185がライト制御部187から書き込みが完了した領域に対する書き戻しの判定要求を取得し(ステップS201)、データの書き込みが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレームのオフトラック量をポジション情報メモリ183から取得する(ステップS202)。
そして、書き戻し判定部185は、オフトラック量が規定値以上か否かを判定し(ステップS203)、オフトラック量が規定値よりも小さい場合には(ステップS204,No)、処理を終了する。
一方、オフトラック量が規定値以上である場合には(ステップS204,Yes)、データの書き戻しが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレーム以前のサーボAGC値をAGC情報メモリ184から取得し(ステップS205)、サーボAGC値が規定値以上か否かを判定する(ステップS206)。
そして、サーボAGC値が規定値以上である場合には(ステップS207,Yes)、サーボAGC値に基づいて書き戻しをおこなうセクタ数を判定し(ステップS208)、ライト制御部187が、書き戻し判定部185から、ライトリトライ制御部186を介して、書き戻しをおこなうセクタの数を取得し、ライトリトライを実行する(ステップS209)。
一方、サーボAGC値が規定値よりも小さい場合には(ステップS207,No)、書き戻し判定部185は、各サーボフレームに対応するオフトラック量をポジション情報メモリ183から取得し(ステップS210)、書き戻しを行うセクタ数を判定し(ステップS211)、ステップS209に移行する。
なお、図9に示したフローチャートでは、ステップS202において、オフトラック量に基づいてデータの書き戻しを実行するか否かを判定していたが、これに限定されるものではなく、データの書き込みが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレームのサーボAGC値に基づいて、データの書き戻しを実行するか否かを判定してもよい。
このように、書き戻し判定部185は、データの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しを実行するか否かを判定するので、より確実かつ正確にデータを磁気ディスクに書き込むことができる。
上述してきたように、本実施例にかかる磁気ディスク装置100は、データの書き込みが完了した場合に、ライト制御部187がデータの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しを行うか否かの判定要求を書き戻し判定部185に出力し、書き戻し判定部185が、データの書き込みが完了した箇所からヘッドが次に到達するサーボフレームに対応するオフトラック量をポジション情報メモリ183から検出し、検出したオフトラック量に基づいてデータの書き戻しを実行するか否かを判定するので、データの書き込みが完了したにもかかわらずデータが正確に書き込まれていないセクタ(領域)に対して的確に書き戻しを実行することができる。
また、本実施例にかかる磁気ディスク装置100は、オフトラックのような半径方向の変動だけでなく、ヘッドの浮上量の変動も考慮してデータの書き戻しを実行するので、データが正確に書き込まれていないセクタに対してより確実にデータの書き戻しを実行することができ、後にデータの読み込み処理をおこなった場合の読み取りエラーを防止することができる。
ところで、上記実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムを、磁気ディスク装置100に備えられたCPU(Central Processing Unit)(若しくは、MCU(Micro Control Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの処理装置)で実行することによって実現することができる。図2に示す例では、上述した各種の処理を実現する各種のプログラムがROM190に記憶されており、制御部180がROM190に記憶された各種のプログラムを読み出して実行することにより、上述した各種の処理部の機能を実現する各種プロセスが起動される。
なお、これらの各種プログラムは、必ずしも最初からROM190に記憶させておく必要はない。例えば、ホストコンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)や、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、ホストコンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各種プログラムを記憶しておき、コンピュータがこれらから各種プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)記憶媒体に対するデータの書き込みエラーが発生した場合にデータの書き戻しを行う記憶装置を制御する制御装置であって、
前記記憶媒体上に記憶されたサーボフレームを用いて当該記憶媒体上のトラック中心とヘッドとのずれ量を示すオフトラック量を前記サーボフレームごとに記憶する第1の記憶部と、
前記記憶媒体から読み取られるリード信号を増幅した際のリード信号の増幅度を前記サーボフレームごとに記憶する第2の記憶部と、
前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以上であるか否かを判定し、規定値以上であると判定した場合に、前記増幅度に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定し、一方、規定値よりも小さいと判定した場合に、前記第1の記憶部から取得した前記オフトラック量に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定部と、
を備え制御装置。
(付記
記憶媒体に対するデータの書き込みエラーが発生した場合にデータの書き戻しを行う記憶装置であって、
前記記憶媒体上に記憶されたサーボフレームを用いて当該記憶媒体上のトラック中心とヘッドとのずれ量を示すオフトラック量を前記サーボフレームごとに記憶する第1の記憶部と、
前記記憶媒体から読み取られるリード信号を増幅した際のリード信号の増幅度を前記サーボフレームごとに記憶する第2の記憶部と、
前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以上であるか否かを判定し、規定値以上であると判定した場合に、前記増幅度に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定し、一方、規定値よりも小さいと判定した場合に、前記第1の記憶部から取得した前記オフトラック量に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定部と、
を備える記憶装置。
以上のように、本発明にかかる制御装置および記憶装置は、書き込みエラーなどが発生した場合にデータの書き戻しを的確に実行する必要のある記憶装置などに対して有用である。
本実施例のかかる磁気ディスク装置の概要および特徴を説明するための図である。 本実施例にかかる磁気ディスク装置の構成を示す機能ブロック図である。 第1の判定処理を説明するための図である。 第2の判定処理を説明するための図である。 第3の判定処理を説明するための図である。 各書き戻しセクタ数によるライトリトライ時のライトゲートとサーボフレームのタイミングの一例を示す図である。 データの書き込みが完了した領域に対してデータの書き戻しを実行する場合のライトゲートとサーボフレームのタイミングの一例を示す図である。 磁気ディスク装置が書き戻しのセクタ数を判定する処理手順を示すフローチャートである。 磁気ディスク装置がデータの書き込みが完了した後にデータの書き戻しを判定する処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 磁気ディスク装置
110 ヘッドアクチュエータ
120 スピンドルモータ
130 モータドライバ回路
140 ヘッドアンプ回路
150 R/W回路
160 コントロール回路
170 ハードディスクコントローラ
180 制御部
181 VCM制御部
182 SPM制御部
183 ポジション情報メモリ
184 AGC情報メモリ
185 書き戻し判定部
186 ライトリトライ制御部
187 ライト制御部
190 ROM

Claims (6)

  1. 記憶媒体に対するデータの書き込みエラーが発生した場合にデータの書き戻しを行う記憶装置を制御する制御装置であって、
    前記記憶媒体上に記憶されたサーボフレームを用いて当該記憶媒体上のトラック中心とヘッドとのずれ量を示すオフトラック量を前記サーボフレームごとに記憶する第1の記憶部と、
    前記記憶媒体から読み取られるリード信号を増幅した際のリード信号の増幅度を前記サーボフレームごとに記憶する第2の記憶部と、
    前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以上であるか否かを判定し、規定値以上であると判定した場合に、前記増幅度に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定し、一方、規定値よりも小さいと判定した場合に、前記第1の記憶部から取得した前記オフトラック量に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定部と、
    を備え制御装置。
  2. 前記判定部は、規定値以上であると判定した場合に、
    前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以下となるサーボフレームが少なくとも含まれるセクタの数を前記データの書き戻しを行うセクタの数として判定する判定処理を実行する請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記判定部は、規定値より小さいと判定した場合に、
    前記第1の記憶部から取得したオフトラック量に基づき、サーボフレーム毎にオフトラック量が規定値以上となっているか否かを判定し、オフトラック量が規定値以上となっていると判定した場合に、該当するサーボフレームにおけるオフトラック量に応じて前記データの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定処理、
    または、前記第1の記憶部から取得したオフトラック量に基づき、次のサーボフレームにおけるオフトラック量を算出し、該算出したオフトラック量が規定値以上となると判定した場合に、ライトを中断し、現在のサーボフレーム直後に書き込まれたデータセクタから書き戻しを行うための前記データの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定処理、
    を実行する、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 記憶媒体に対するデータの書き込みエラーが発生した場合にデータの書き戻しを行う記憶装置であって、
    前記記憶媒体上に記憶されたサーボフレームを用いて当該記憶媒体上のトラック中心とヘッドとのずれ量を示すオフトラック量を前記サーボフレームごとに記憶する第1の記憶部と、
    前記記憶媒体から読み取られるリード信号を増幅した際のリード信号の増幅度を前記サーボフレームごとに記憶する第2の記憶部と、
    前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以上であるか否かを判定し、規定値以上であると判定した場合に、前記増幅度に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定し、一方、規定値よりも小さいと判定した場合に、前記第1の記憶部から取得した前記オフトラック量に基づいてデータの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定部と、
    を備える記憶装置。
  5. 前記判定部は、規定値以上であると判定した場合に、
    前記第2の記憶部から取得した増幅度が規定値以下となるサーボフレームが少なくとも含まれるセクタの数を前記データの書き戻しを行うセクタの数として判定する判定処理を実行する請求項4に記載の記憶装置。
  6. 前記判定部は、規定値より小さいと判定した場合に、
    前記第1の記憶部から取得したオフトラック量に基づき、サーボフレーム毎にオフトラック量が規定値以上となっているか否かを判定し、オフトラック量が規定値以上となっていると判定した場合に、該当するサーボフレームにおけるオフトラック量に応じて前記データの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定処理、
    または、前記第1の記憶部から取得したオフトラック量に基づき、次のサーボフレームにおけるオフトラック量を算出し、該算出したオフトラック量が規定値以上となると判定した場合に、ライトを中断し、現在のサーボフレーム直後に書き込まれたデータセクタから書き戻しを行うための前記データの書き戻しを行うセクタの数を判定する判定処理、
    を実行する、請求項4または5に記載の記憶装置。
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