JP2007327868A - レゾルバ - Google Patents

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Abstract

【課題】一方の励磁巻線の導線が断線した場合でも、レゾルバの出力が損なわれることなく、正常に角度検出が可能である。
【解決手段】この発明に係るレゾルバは、ティース30が周方向に間隔をおいて形成されたステータコア21と、各ティース30に導線が巻回して構成された、1相の励磁巻線40,41及び2相の出力巻線と、ステータコア21の中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じてステータコア21との間でのギァップパーミアンスが正弦波状に変化する外周曲線を有するロータとを備え、ロータの回転に伴うギャップパーミアンスの変化を出力巻線からの出力電圧として検出し、この出力電圧からロータの回転角度を検出するレゾルバにおいて、ステータコア21には、励磁電圧がそれぞれに印加される2組の励磁巻線40,41が組み込まれている。
【選択図】図5

Description

この発明は、励磁巻線に励磁電圧が印加された状態で、ロータの回転に伴うギャップパーミアンスの変化を出力巻線からの出力電圧として検出し、この出力電圧からロータの回転角度を検出するレゾルバに関するものである。
従来、リング形状で径内側方向に突出した複数のティースが周方向に間隔をおいて形成されたステータコアと、各前記ティースに導線が巻回して構成された、1相の励磁巻線及び2相の出力巻線と、前記ステータコアの中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じてステータコアとの間でのギァップパーミアンスが正弦波状に変化する外周曲線を有するロータとを備え、前記励磁巻線に励磁電圧が印加された状態で、前記ロータの回転に伴う前記ギャップパーミアンスの変化を前記出力巻線からの出力電圧として検出し、この出力電圧から前記ロータの回転角度を検出するレゾルバが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、レゾルバの故障を考え、複数個のレゾルバを備えた電動パワーステアリング装置用モータが知られている(例えば、特許文献2)。
特許第3588455号公報 特開2005−274484号公報
特許文献1のものの場合、例えば励磁巻線の導線が断線した場合、励磁巻線には励磁電圧が印加されず、回転角度検出が不可能になってしまうという問題点があった。
また、特許文献2のものの場合、上記のような問題点を解決することができるものの、複数個のレゾルバが組み込まれた電動パワーステアリング装置用モータは、それだけコストが高くなり、またサイズも大きくなってしまうという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、一方の励磁巻線の導線が断線した場合でも、レゾルバの出力が損なわれることなく、正常に角度検出が可能であり、また例えば複数個のレゾルバが組み込まれた電動パワーステアリング装置用モータと比較して低コストで小型化が可能な電動パワーステアリング装置用モータを提供することを目的とする。
この発明に係るレゾルバは、リング形状で径内側方向に突出した複数のティースが周方向に間隔をおいて形成されたステータコアと、各前記ティースにインシュレータを介して導線が巻回して構成された、1相の励磁巻線及び2相の出力巻線と、前記ステータコアの中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じてステータコアとの間でのギァップパーミアンスが正弦波状に変化する外周曲線を有するロータとを備え、前記励磁巻線に励磁電圧が印加された状態で、前記ロータの回転に伴う前記ギャップパーミアンスの変化を前記出力巻線からの出力電圧として検出し、この出力電圧から前記ロータの回転角度を検出するレゾルバにおいて、前記ステータコアには、前記励磁電圧がそれぞれに印加される2組の前記励磁巻線が組み込まれている。
この発明に係るレゾルバによれば、一方の励磁巻線の導線が断線した場合でも、レゾルバの出力が損なわれることなく、正常に角度検出が可能である。
また、例えば電動パワーステアリング装置用モータにわざわざ複数のレゾルバを組み込むことなく、安全性が確保され、また複数個のレゾルバが組み込まれたモータと比較してコストが低減されるとともに、サイズも小型化される。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において同一または相当の部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1のレゾルバ9が組み込まれた電動パワーステアリング装置用モータ(以下、「モータ」と略称する)1の側断面図である。
モータ1は、有底円筒形状のフレーム2と、このフレーム2に固定された固定子3と、この固定子3の内側に回転可能に設けられた回転子6と、フレーム2の周縁部にボルト7で固定されるとともに作業用孔50を有するブラケット8と、ブラケット8に固定されたレゾルバ9とを備えている。
また、モータ1は、ブラケット8に嵌着されているとともにシャフト4を回転自在に支持したブラケット側軸受10と、フレーム2の底面の凹部に固定されているとともにシャフト4を回転自在に支持したフレーム側軸受11と、固定子3のブラケット側軸受10側の側面に固定された結線板12と、グロメット13を貫通した、各相リード線14および束ねられた複数のセンサ信号線15と、各相リード線14と結線板12とを接続する接続ベース16とを備えている。
前記固定子3は、軸線方向に延びたスロット(図示せず)が周方向に間隔をおいて形成された固定子鉄心17と、固定子鉄心17のスロットに巻装された固定子巻線18と、固定子鉄心17と固定子巻線18との間に設けられたボビン19とを備えている。
前記レゾルバ9は、シャフト4に固定された楕円形状のロータ20と、ロータ20の外周に設けられたステータコア21と、ステータコア21に導線が巻回して構成された、後で詳述する巻線とを備えている。
回転子6は、シャフト4と、このシャフト4の外周面に固定されたN磁極、S磁極からなる円筒状の磁石5とを備えている。
前記結線板12は、溝部を有するホルダ22と、各溝部に収まったU相、V相、W相の各固定子側ターミナル23と、各相の固定子側ターミナル23の先端部から接続ベース16側に延びた接続部27を備えている。この各相の固定子側ターミナル23は、固定子巻線18に接続されており、平面状に展開したときには帯状であり、各溝部に収まっているときには、円形状である。
前記接続ベース16は、埋設された雌ねじ部であるナット26と、各相の固定子側ターミナル23のそれぞれから軸線方向に挿入口から突出した接続部27を通じて接続されているとともにナット26とともにインサートモールド成形で一体化された各相の接続ターミナル28とを備えている。
この接続ターミナル28には、U相、V相、W相の各相のリード線14の端部に形成された各相のリード線側ターミナル29が重ねられ、リード線側ターミナル29の貫通孔(図示せず)と接続ターミナル28の貫通孔(図示せず)とリード線側ターミナル29の貫通孔(図示せず)を通じて雄ねじ部材であるねじ30をベース部25に螺着することで接続されている。
上記構成のモータ1では、各相のリード線14から電流が流れ、固定子巻線18には回転磁界が与えられ、回転子6は回転する。回転子6のシャフト4の回転力は、シャフト4の端部に形成されたボス35を通じてステアリング機構に伝達され、ハンドルの操舵力のアシストに供される。
また、楕円形状のロータ20の回転により、ステータコア21とロータ20との間のギャップパーミアンスが変化し、この変化を巻線からの出力電圧として検出し、この出力電圧は、センサ信号線15を通じて出力回路に出力され、そこで回転子6の回転角度が検知される。
次に、上記レゾルバ9の構成について詳述する。
図2のレゾルバ9の正面図、図3は図2に示されたレゾルバ9の側面図、図4は上カバー33が除かれた図2のレゾルバ9を示す正面図である。
レゾルバ9のステータコア21は、珪素鋼板を積層して構成され、円環状で内側には、周方向に等分間隔で内径側に突出した8個のティース30が形成されている。また、両側には、ブラケット8とねじ(図示せず)により固定される耳部32が形成されている。
ステータコア21には、ティース30に樹脂製のインシュレータ34を介して導線が巻回された巻線35が装着されている。インシュレータ34の片側には、端子38を有するコネクタ36が形成されている。このインシュレータ34の上側は、巻線35及び端子38を覆った上カバー33が嵌着されている。このインシュレータ34の下側は、下カバー37が嵌着されている。
ロータ20の外形は、ステータコア21とロータ20との間のギャップパーミアンスが、ロータ20の回転角度に応じて正弦波状に変化する、特殊曲線になっている。
図5は第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41のそれぞれのステータコア21における位置を示した図であり、図6は図5に示した第1の励磁巻線40の位置を示して図であり、図7は図5に示した第2の励磁巻線41の位置を示した図である。
また、図8はScos出力巻線43のステータコア21における位置を示した図であり、図9はSsin出力巻線44のステータコア21における位置を示した図である。
図4で示した巻線35は、2組の1相の第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41と、2相のScos出力巻線43及びSsin出力巻線44とから構成されており、ステータコア21には、第1の励磁巻線40、第2の励磁巻線41が装着された後に、Scos出力巻線43、Ssin出力巻線44が装着されているので、レゾルバ9の外側からは、第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41は見えない。
図5〜図7に示すように、インシュレータ34に形成された隔壁42を境にしてティース30の外径側には、第1の励磁巻線40が装着されている。隔壁42を境にしてティース30の内径側には、第2の励磁巻線41が装着されている。
第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41は、それぞれの各ティース30における導線の巻回数が同一になるように順次周方向に沿って連続的に巻回されており、それぞれの導線の両端部が、端子38に接続されている。図5〜図7中に示された「R」は、ステータコア21の中心から径方向外側に沿って視たときの導線の巻回方向が時計方向であることを示しており、「L」は、導線の巻回方向が反時計方向であることを示している。
第1の励磁巻線40と第2の励磁巻線41とは、センサ信号線15を通じて図示しない励磁回路にそれぞれ独立に接続されている。
なお、第1の励磁巻線40の上層に第2の励磁巻線41を装着することで、隔壁42を廃止するようにしてもよい。
図8は第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41の上層に導線を巻回して構成されるScos出力巻線43のステータコア21における位置を示し、図9は第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41の上層に導線を巻回して構成されるSsin出力巻線44のステータコア21における位置を示している。なお、図8、図9において、第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41は、省略されている。
Scos出力巻線43及びSsin出力巻線44は、各ティース30において一つおきに導線の巻回数が同一になるように、順次周方向に沿って連続的に巻回されており、それぞれの導線の両端部が、端子38に接続されている。なお、図8、図9における「L」、「R」も図5〜図7と同様に導線の巻回方向を示している。
Scos出力巻線43及びSsin出力巻線44は、センサ信号線15を通じて図示しない出力回路に接続されている。
次に、上記構成のレゾルバ9の動作について、図10に示した配線図及び図11に示した出力電圧振幅変化の特性図に基づいて説明する。
第1の励磁巻線40、第2の励磁巻線41には、一例として10kHz、5Vppの正弦波電圧が印加されている。ロータ20が回転すると、ステータコア21とロータ20との間のリラクタンスが変化し、図11に示した2相のScos出力巻線43及びSsin出力巻線44の振幅と励磁信号に対する位相とが変化する。Scos出力巻線43とSsin出力巻線44との出力電圧の振幅変化は位相が90度ずれており、この信号を検出回路によって信号処理することにより、回転角度を検出することができる。
ここで、励磁電圧を
V=E・sinωt・・・(1)
2相の出力電圧を
Scos=K・E・sinωt・cos(θ)・・・(2)
Ssin=K・E・sinωt・sin(θ)・・・(3)
Eは入力電圧、Kはレゾルバ9の変圧比、ωは励磁電圧の角速度、tは時間、θはレゾルバ9の電気角としたとき、角度θは以下の式で求められる。
θ=tan−1(Ssin/Scos)・・・(4)
この際、出力電圧は励磁電圧と同じく10kHzの正弦波で出力されているので、振幅値として検出し、出力の符号は励磁電圧と出力電圧が同相の場合を正、逆相の場合を負として計算する。
この実施の形態では、以上のように構成されているので、2組の第1の励磁巻線40、第2の励磁巻線41の一方の導線が断線しても出力が損なわれること無く、正常に角度を検出することができる。
なお、2相のScos出力巻線43、Ssin出力巻線44の一方が断線した場合は正常な角度検出はできなくなるが、残りの相の出力巻線を用いることによって、限定的な角度検出は可能である。
また、インシュレータ34には、ティース30の径方向外側の第1の励磁巻線40と径方向内側の第2の励磁巻線41とを仕切る隔壁42が設けられているので、第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41は、導線がティース30に効率良く巻回されて形成される。また、第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41は、互いに物理的に分離され、短絡の発生を防止できるという効果もある。
また、上記構成のモータ1は、わざわざ複数のレゾルバを組み込むことなく、安全性が確保され、また複数個のレゾルバが組み込まれたモータと比較してコストが低減されるとともに、サイズも小型化される。
実施の形態2.
図12はレゾルバ9Aの上カバー33が除かれたときの正面図、図13は第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41のそれぞれのステータコア21における位置を示した図、図14は第1の励磁巻線40の位置を示しており、図15は第2の励磁巻線41の位置を示した図である。
また、図16は第1のScos出力巻線43A及び第2のScos出力巻線43Bのステータコア21における位置を示し、図17は第1の第1のSsin出力巻線44A及び第2のSsin出力巻線44Bのステータコア21における位置を示した図である。なお、図16〜図21において、第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41は、省略されている。
この実施の形態では、図12で示した巻線35Aは、2組の1相の第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41と、2組の、2相の第1のScos出力巻線43A及び第1のSsin出力巻線44A、第2のScos出力巻線43B及び第2のSsin出力巻線44Bとから構成されており、ステータコア21には、第1の励磁巻線40、第2の励磁巻線41が装着された後に、第1及び第2のScos出力巻線43A,43B、第1及び第2のSsin出力巻線44A,44Bが装着されているので、レゾルバ9の外側からは、第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41は見えない。
第1のScos出力巻線43Aは、図18に示すように、インシュレータ34に形成された隔壁42を境にしてティース30の外径側に装着されている。第2のScos出力巻線43Bは、図19に示すように、隔壁42を境にしてティース30の内径側に装着されている。
第1のScos出力巻線43A及び第2のScos出力巻線43Bは、各ティース30において一つおきに導線の巻回数が同一になるように、順次周方向に沿って連続的に巻回されており、それぞれの導線の両端部が、端子38にそれぞれ接続されている。第1のScos出力巻線43A及び第2のScos出力巻線43Bは、センサ信号線15を通じて図示しない出力回路にそれぞれ独立に接続されている。
第1のSsin出力巻線44Aは、図20に示すように、隔壁42を境にしてティース30の外径側に装着されている。第2のSsin出力巻線44Bは、図21に示すように、隔壁42を境にしてティース30の内径側に装着されている。
第1のSsin出力巻線44A及び第2のSsin出力巻線44Bは、各ティース30において一つおきに導線の巻回数が同一になるように、順次周方向に沿って連続的に巻回されており、それぞれの導線の両端部が、端子38にそれぞれ接続されている。第1のSsin出力巻線44A及び第2のSsin出力巻線44Bは、センサ信号線15を通じて図示しない出力回路に独立に接続されている。
なお、図13〜図21における「L」、「R」も、実施の形態1に示した各図と同様に導線の巻回方向を示している。
図13〜図15に示した、2組の1相の第1の励磁巻線40及び第2の励磁巻線41、及び他の構成は、実施の形態1と同様である。
なお、第1のScos出力巻線43A上に第2のScos出力巻線43Bを装着し、また第1のSsin出力巻線44A上に第2のSsin出力巻線44Bを装着することで、隔壁42を廃止するようにしてもよい。
この実施の形態では、実施の形態1と同様に2組の第1の励磁巻線40、第2の励磁巻線41の一方の導線が断線しても、出力が損なわれること無く、正常に角度を検出することができる。
また、2組の、2相の第1のScos出力巻線43A及び第1のSsin出力巻線44A、第2のScos出力巻線43B及び第2のSsin出力巻線44Bがステータコア21に組み込まれているので、一方の2相の出力巻線の導線が断線した場合でも、正常に角度を検出することができる。
また、インシュレータ34には、第1のScos出力巻線43Aと第2のScos出力巻線43Bとを仕切り、また第1のSsin出力巻線44Aと第2のSsin出力巻線44Bとを仕切る隔壁42が形成されているので、各出力巻線43A,43B,44A,44Bは、導線がティース30に効率良く巻回されて形成される。また、第1の出力巻線43A,44Aと、第2の出力巻線43B,44Bは、互いに物理的に分離され、短絡の発生を防止することができるという効果もある。
なお、上記の各実施の形態では、電動パワーステアリング装置用のモータ1に適用されたレゾルバ9について説明したが、このレゾルバ9は他の装置にも適用できるのは勿論である。
この発明の実施の形態1のレゾルバが組み込まれた電動パワーステアリング装置用モータの側断面図である。 図1のレゾルバの正面図である。 図2のレゾルバの側面図である。 上カバーが除かれたときの図2のレゾルバの正面図である。 図1のレゾルバの第1の励磁巻線及び第2の励磁巻線のそれぞれのステータコアにおける位置を示した図である。 図5の第1の励磁巻線の位置を示した図である。 図5の第2の励磁巻線の位置を示した図である。 Scos出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。 Ssin出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。 図1のレゾルバの配線図である。 図1にレゾルバの出力電圧振幅変化を示す特性図である。 この発明の実施の形態2のレゾルバの上カバーが除かれたときの正面図である。 図12のレゾルバの第1の励磁巻線及び第2の励磁巻線のそれぞれのステータコアにおける位置を示した図である。 図13の第1の励磁巻線の位置を示した図である。 図13の第2の励磁巻線の位置を示した図である。 図12のレゾルバの第1のScos出力巻線及び第2のScos出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。 図12のレゾルバの第1のSsin出力巻線及び第2のSsin出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。 図12のレゾルバの第1のScos出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。 図12のレゾルバの第2のScos出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。 図12のレゾルバの第1のSsin出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。 図12のレゾルバの第2のSsin出力巻線のステータコアにおける位置を示した図である。
符号の説明
1 モータ、4 シャフト、9,9A レゾルバ、15 センサ信号線、20 ロータ、21 ステータコア、30 ティース、34 インシュレータ、35,35A 巻線、36 コネクタ、38 端子、40 第1の励磁巻線、41 第2の励磁巻線、42 隔壁、43 Scos出力巻線、43A 第1のScos出力巻線、43B 第2のScos出力巻線、44 Ssin出力巻線、44A 第1のSsin出力巻線、44B 第2のSsin出力巻線。

Claims (5)

  1. リング形状で径内側方向に突出した複数のティースが周方向に間隔をおいて形成されたステータコアと、
    各前記ティースにインシュレータを介して導線が巻回して構成された、1相の励磁巻線及び2相の出力巻線と、
    前記ステータコアの中心に回転可能に設けられ、回転角度に応じてステータコアとの間でのギァップパーミアンスが正弦波状に変化する外周曲線を有するロータとを備え、
    前記励磁巻線に励磁電圧が印加された状態で、前記ロータの回転に伴う前記ギャップパーミアンスの変化を前記出力巻線からの出力電圧として検出し、この出力電圧から前記ロータの回転角度を検出するレゾルバにおいて、
    前記ステータコアには、前記励磁電圧がそれぞれに印加される2組の前記励磁巻線が組み込まれていることを特徴とするレゾルバ。
  2. 前記インシュレータには、前記ティースの径方向内側と径方向外側とで前記励磁巻線同士を仕切る隔壁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のレゾルバ。
  3. 前記ステータコアには、前記出力電圧がそれぞれ出力される2組の前記出力巻線が組み込まれていることを特徴とする請求項1または2に記載のレゾルバ。
  4. 前記インシュレータには、前記ティースの径方向内側と径方向外側とで前記出力巻線同士を仕切る隔壁が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレゾルバ。
  5. 前記ロータは、パワーステアリング装置用モータの回転子のシャフトに固定されることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のレゾルバ。
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