JP2007326799A - 活性酸素消去酵素発現促進剤 - Google Patents

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【課題】活性酸素消去酵素発現促進剤を提供すること。
【解決手段】ガランギン又はフロレチンのいずれか1種以上を含有する活性酸素消去酵素発現促進剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、活性酸素消去酵素発現を促進する促進剤を提供するものである。
日々の生活のなかでは、体内でスーパーオキシドアニオンラジカル、ヒドロキシラジカルのラジカルや過酸化水素、一重項酸素等といった活性酸素種が産生されている。活性酸素は細胞内ではミトコンドリアによる酸化的エネルギー代謝や、薬物代謝などに伴って産生される。一方、白血球中でも好中球による活性酸素の産生量は生体内で最も大きく、活性酸素は殺菌や異物除去等免疫応答に利用されることが知られている。活性酸素はその性質上、反応性に富み、極めて短時間で他者を酸化して自らは消失する。過剰生産されると酸化による害作用を及ぼすことが知られており、生体は過剰な活性酸素を消去する酵素や生理活性物質を生産することによってこのリスクを回避している。
一方で、活性酸素は、ストレス、紫外線、喫煙、食品添加物、飲酒、激しい運動等によって体内で過剰生産されやすく、さらに個人差や老化により過剰な活性酸素の消去能力が不十分になりやすい。そうなると、反応性に富んだ活性酸素は、細胞膜に含まれる脂質、たとえば酸化されやすい不飽和脂肪酸と反応して過酸化脂質を形成する。過酸化脂質の生成により細胞膜の損傷が進行し、さらに細胞膜を構成する蛋白質を過酸化により変性させ、組織・器官の構造・機能の傷害を惹起する。特に血管は生体外からの影響を受ける機会の多い臓器であるうえに、栄養成分や代謝産物等、生命活動に必須の物質を各器官に搬送して常に物理的化学的刺激を受けている。異物排除の目的で白血球が産生する活性酸素種や、血管を介して転送される生理活性物質に応答して血管内皮等が産生する活性酸素種に暴露される頻度も高い。以上より血管壁には損傷が生じやすく、ひいては血栓形成にいたる危険性を増加させる。
このようなことから、体内で産生された過剰な活性酸素は、悪性腫瘍、心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、アレルギー症状等の生活習慣病のリスクを高め、その進行を早めるものと報告されており(非特許文献1)、食品や医薬品の分野では活性酸素過剰産生によって誘発又は助長される疾患の予防や治療のために活性酸素の消去促進剤に関する研究開発が進められている。
活性酸素を消去するため体内には活性酸素消去酵素があり、このうちスーパーオキシドアニオンラジカルを過酸化水素に変えるSOD(Superoxide dismutase)がよく知られている。そして、SODのような酵素でないもののスーパーオキシドを消去するSOD様作用物質についての研究が多くなされており、野菜や果実に含まれているビタミン類やカロテノイド類がよく知られている。
フロレチンは、リンゴ、ナシに含まれるフラボノイドである。フロレチンを含有するリンゴ由来のポリフェノール類には、SOD様作用があることが知られており(特許文献1)、フロレチン単独ではメイラード反応阻害作用があることが知られている(特許文献2)。
また、ガランギンは、プロポリスや薬用植物エキスに含まれるフラボノイドである。ガランギンを含有するプロポリスには、抗酸化作用や抗腫瘍作用があることが知られており(非特許文献2)、ガランギン単独ではキサンチンオキシダーゼ活性阻害作用(非特許文献3)や細胞増殖抑制作用(非特許文献4)があることが知られている。
しかしながら、フロレチンやガランギンに、SODの発現を促進する作用があることについては全く知られていない。
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本発明は、体内の過剰な活性酸素を抑制することができる活性酸素消去酵素の発現促進剤を提供することを目的とする。
本発明者らは、活性酸素の消去酵素発現促進物質の探索を行ったところ、ガランギン又はフロレチンに優れた活性酸素消去酵素の発現を促進する作用があることを見出した。
すなわち、本発明は、ガランギン又はフロレチンのいずれか1種以上を含有する活性酸素消去酵素発現促進剤を提供するものである。
本発明は、ガランギン又はフロレチンのいずれか1種以上を含有する活性酸素の過剰産生によって誘発又は助長される症状若しくは疾患の予防、改善又は治療薬を提供するものである。
本発明は、ガランギン又はフロレチンのいずれか1種以上を含有する、活性酸素消去酵素発現促進作用を呈するものであることを特徴とし、生活習慣病の予防又は改善のために用いる旨の表示を付した飲食品を提供するものである。
本発明は、体内の活性酸素の無毒化を促進することができるので、活性酸素の過剰産生によって誘発又は助長される症状若しくは疾患の予防、改善又は治療に用いることができる。
本発明において、ガランギン(Galangin)とは、2−フェニルー3,5,7−トリヒドロキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン(2-phenyl-3,5,7-trihydroxy-4H-1-benzopyran-4-one)であり、プロポリスや薬用植物エキスに含まれる。
また、本発明において、フロレチン(Phloretin)とは、3−(4−ヒドロキシフェニル)−1−(2,4,6−トリヒドロキシフェニル)−1−プロパン(3-(4-Hydroxyphenyl)-1-(2,4,6-trihydroxyphenyl)-1-propanone)であり、配糖体としてリンゴやナシに含まれる。
斯かるガランギン又はフロレチンは、公知の有機化学合成法(de Souza RF, et al,. Spectrochim Acta A Mol Biomol Spectrosc. 2005 Jul;61(9):1985-90.、Sato S, et al,. Carbohydr Res. 2006 Jun 12;341(8):964-70.)により得ることができる。
また、ガランギン又はフロレチンを含有する天然物やカルス等から公知の抽出方法により得ることができる(Blonska M, et al,. J Ethnopharmacol. 2004 Mar;91(1):25-30.)。若しくはガランギン又はフロレチンの配糖体等の誘導体若しくは前駆体を含有する天然物やカルス等から公知の抽出方法等により得た後、公知の有機化学合成法にてガランギン又はフロレチンを得てもよい。フロレチン若しくはその前駆体を含有する天然物若しくはカルスとしては、バラ科植物が挙げられ、具体的にはリンゴ、ナシ及びサクラが挙げられる。
さらに得られた合成物や抽出物を公知の分離精製方法を適宜組み合わせてガランギン又はフロレチンの純度を高めてもよい。
上記合成や抽出により得られるガランギン又はフロレチンは、単数又は複数工程の分離精製等により医薬品上又は食品上許容し得る規格に適合し、本発明の効果を発揮するものであれば、粗精製物であってもよい。
具体的には、抽出としては、水、熱水、アルコール水等の水及び/又は有機溶剤等の極性及び非極性溶剤を用いて行うことが挙げられる。また、分離精製としては、有機溶剤沈殿、遠心分離、限界濾過膜、高速液体クロマトグラフやカラムクロマトグラフ等を用いて行うことが挙げられる。
本発明における活性酸素消去酵素とは、体内の活性酸素を消去する酵素をいい、好ましくは酸素からスーパーオキシドアニオンラジカルを消去する酵素であり、具体的には、SODである。
ここで、活性酸素とは、スーパーオキシドアニオンラジカルやヒドロキシラジカル等のラジカル、過酸化水素、一重項酸素、一酸化窒素、二酸化窒素、オゾン、過酸化脂質(LOOH又はLOO・のラジカル等)、ハロゲン化酸素等が挙げられ、好ましくはラジカルであり、より好ましくはスーパーオキシドアニオンラジカル、ヒドロキシラジカル又は過酸化脂質のラジカルであり、特に好ましくはスーパーオキシドアニオンラジカルである。
また、本発明において、活性酸素の過剰産生の原因としては、ストレス、紫外線、喫煙、食品添加物、飲酒、激しい運動等が挙げられる。
後記実施例で示すとおり、ガランギン又はフロレチンは、活性酸素消去酵素の発現を促進することができる。従って、ガランギン又はフロレチンは、これらを有効成分とする活性酸素消去酵素発現促進剤及び活性酸素の過剰産生によって誘発又は助長される症状若しくは疾患の予防、改善又は治療薬(以下、活性酸素消去酵素発現促進剤等とする。)として使用することができ、さらに、活性酸素消去酵素発現促進剤等を製造するために使用することもできる。また、活性酸素消去酵素発現促進剤等は、当該症状若しくは疾患を予防、改善又は治療するための食品・飲料、化粧品、医薬部外品、医薬品等として使用可能である。そして、ガランギン又はフロレチンは、生活習慣病の予防、治療や改善を促進する生理機能をコンセプトとして、生体内の活性酸素消去酵素発現促進作用を呈し、生活習慣病や老化の改善や予防のために用いる旨の表示を付した飲食品又は化粧品、例えば病者用食品、特定保健用食品等の特別用途飲食品として利用することができる。
活性酸素の過剰産生によって誘発又は助長される疾患としては、例えば、循環器疾患、脳神経系疾患、悪性腫瘍、消化器系疾患、腎疾患、呼吸器疾患、代謝・内分泌疾患、アレルギー疾患、眼疾患、老化・老人性疾患等が挙げられる(非特許文献1)。
ここで、循環器疾患としては、動脈硬化症、虚血性心疾患(不整脈、狭心症、心筋梗塞)、高血圧、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)が挙げられる。脳神経系疾患としては、パーキンソン病、アルツハイマー病、能萎縮性側索硬化症状、外傷性てんかん、老人性痴呆が挙げられる。消化器疾患としては、胃炎、胃潰瘍、小腸炎、潰瘍性大腸炎、過敏性大腸炎、クローン病、薬剤性大腸炎、膀胱炎、肝炎、胆嚢炎が挙げられる。腎疾患は、糸球体腎炎、糖尿病性腎炎、腎不全、薬剤性腎障害が挙げられる。呼吸器疾患としては、気管支喘息、薬剤性肺臓炎、閉塞性肺疾患が挙げられる。代謝・内分泌疾患は、糖尿病、高脂血症、更年期障害が挙げられる。アレルギー疾患としては、慢性間接リュウマチ、全身性エリテマトーデスである。眼疾患としては、白内障、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症、加齢黄斑変性症が挙げられる。老化・老人性疾患としては、皮膚老化、しみ、そばかすが挙げられる。より好ましくは心血管系障害の循環器疾患や代謝・内分泌疾患であり、特に好ましくは動脈硬化症、虚血性心疾患(不整脈、狭心症、心筋梗塞)、高血圧、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血)、糖尿病、高脂血症である。
このうち、循環器系疾患、悪性腫瘍、消化器疾患、代謝・内分泌系疾患は、ストレス、喫煙、飲食、飲酒、激しい運動等と深く関連することから生活習慣病とも言われており、本発明の活性酸素消去酵素発現促進剤等は当該疾患又はこれらから併発する症状の予防、改善、治療に特に有効である。
本発明の活性酸素消去酵素発現促進剤等を食品・飲料として使用する場合、例えば、果汁飲料、炭酸飲料、茶系飲料、乳飲料、アルコール飲料、清涼飲料等の飲料、ゼリー状食品や各種スナック類、焼き菓子、ケーキ類、チョコレート、ガム、飴、スープ類等、あらゆる食品・飲料形態とすることができる。
また、本発明の活性酸素消去酵素発現促進剤等は、医薬品として使用する場合、例えば、錠剤、顆粒剤等の経口用固形成形剤、内服液剤、シロップ剤等の経口用液体製剤として利用することができる。また、軟膏等の薬用皮膚外用剤や化粧用皮膚外用剤の形態、具体的には、乳化化粧料、クリーム、乳液、ローション、ジェル等の種々の形態で用いることができる。
斯かる活性酸素消去酵素発現促進剤等は、それぞれ一般的な製造法により、直接又は製剤上許容し得る担体とともに混合、分散した後、所望の形態に加工することによって得ることができる。この場合、本発明に用いられるこれら植物又はその抽出物の他に、かかる形態に一般的に用いられる植物油、動物油等の油性基剤、鎮痛消炎剤、鎮痛剤、殺菌消毒剤、収斂剤、皮膚軟化剤、ホルモン剤、ビタミン類、保湿剤、紫外線吸収剤、アルコール類、キレート剤、pH調整剤、防腐剤、増粘剤、色素、香料等を本発明の効果を妨害しない範囲で適宜配合することができる。
本発明の活性酸素消去酵素発現促進剤等におけるガランギン及び/又はフロレチンの総配合量は、乾燥物として通常全組成の0.00001〜20質量%、特に0.00002〜5質量%が好ましい。
ガランギン及びフロレチンのSOD発現促進作用
動物はSDラット(10〜12週齢、雄)を使用した。セボフレン麻酔下で、頚静脈より採血を行い、1mLの10μM 検体 PBS溶液もしくはコントロール溶液(PBS)を1mLの血液に添加し、血球分離用試薬に重層して遠心分離した後、白血球画分を回収した。回収した白血球に再び1mLの10μM 検体 PBS溶液又はコントロール溶液(PBS)を加え、室温で1時間反応させた後、蛍光試薬5,6−CM−H2DCFDA(Invitrogen)10μMを添加し、室温で20分反応させた。
検体は、実施品としてガランギン及びフロレチン、比較品として実施品と同じフラボノイド類であるピノセンブリン(Pinocembrin, 2,3-dihydro-5,7-dihydroxy-2-phenyl-4H-1-Benzopyran-4-one )及びヘスペレチン(Hesperetin, 2,3-dihydro-5,7-dihydroxy-2-(3-hydrixy-4-methoxyphenyl)-4H-1-benzopyran-4-one)を用いた。
白血球のSOD遺伝子発現量は、TaqManプローブを用いた定量的PCR法によって測定した。検体を反応させた白血球より、mRNAを精製してこれを鋳型に逆転写PCRを行いcDNAを作製した。このcDNAを用いて定量的PCRを行った。SOD1およびSOD3のそれぞれに特異的なプライマーとTaqManプローブ(アプライドバイオシステムズ)を用いそれぞれの発現量を測定した。発現量はGAPDHの発現量で補正し、コントロール群を100%とした時の相対値で表した。用いたSOD1及びSOD2は、3種類あるSODの各種である。
図1に示すように、比較品のフラボノイド類のヘスペレチン及びピノセンブリン添加群はSOD1及びSOD3遺伝子発現量を有意に変化させず、コントロール群を100%としたときの2倍にまで達しなかった。一方、比較品と同じフラボノイド類でありながら、フロレチン及びガランギン添加群は、コントロール群に比べてSOD3遺伝子の発現量がそれぞれ203%及び244%と有意に増加し、共に約2倍以上であった。さらにフロレチン添加群は、コントロール群に比べて、SOD1遺伝子の発現量が267%と有意に増加し、約2.7倍であった。
配合例
(1)コーヒー飲料
フロレチン又はガランギン 0.00002質量%
コーヒー豆 5.5 質量%
牛乳 7.0 質量%
砂糖 6.0 質量%
香料 若干量
重曹 (pH6.5に調整)
水 残分

(2)果汁飲料
フロレチン又はガランギン 0.0002質量%
野菜汁 40 質量%
(にんじん、レモン、パセリ、ブロッコリ)
果汁 40 質量%
(りんご、みかん、バレンシアオレンジ)
酸味料 適量
香料 適量
ビタミンC 適量

(3)キャンデー
フロレチン又はガランギン 0.002質量%
ショ糖エステル(乳化剤) 0.2 質量%
水飴 35 質量%
砂糖 35 質量%
小麦粉 5 質量%
練乳 17 質量%
ミルク 6 質量%
バター 2 質量%
香料 適量
コントロールを100%としたときの活性酸素消去酵素のSOD遺伝子(SOD1及びSOD3)のcDNA発現量を示す。

Claims (4)

  1. ガランギン又はフロレチンのいずれか1種以上を含有する活性酸素消去酵素発現促進剤。
  2. 活性酸素を産生する酵素が、SODである請求項1記載の活性酸素消去酵素発現促進剤。
  3. ガランギン又はフロレチンのいずれか1種以上を含有する活性酸素の過剰産生によって誘発又は助長される症状若しくは疾患の予防、改善又は治療薬。
  4. ガランギン又はフロレチンのいずれか1種以上を含有する、活性酸素消去酵素発現促進作用を呈するものであることを特徴とし、生活習慣病の予防又は改善のために用いる旨の表示を付した飲食品。
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