JP2007321891A - 配管の遮音方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 二層の剥がれ解消、耐火性付与、無機質繊維の飛散防止、固体伝搬音の低減。
【解決手段】 遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材の配管への施工において、遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工する際、配管の直線部分は、吸音層の配管側にシワを配管と平行に発生させ、配管と配管用防音材とが部分的に接触して空気層が形成されるようにする配管の遮音方法。上記吸音層は、無機質繊維を主成分とするものであって施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のもの。上記吸音層は、合成繊維をニードル加工した無機質繊維を主成分とするもの、好ましくは合成繊維からなる不織布をニードル加工により無機質フェルトと一体化したもの。上記遮音層は、面密度が1.5kg/m以上のもの。上記配管用防音材は、配管の直線部分に関しては、配管の直線部分に施工する前の形状がシート状の防音材を折り曲げて端部を接合させ楕円形状のものとしたものであって、施工する際には円筒状とし、配管の直線部分を構成する管に挿入して用いるもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は、住宅やビル等の配管で発生する音を遮断するために、配管の外周に配管用防音材を被覆する配管の遮音方法に関する。
従来、住宅やビル等の配管で発生する音を遮断するために、配管の外周にグラスウール、ロックウール等の防音材やこれらの防音材からなる遮音シートを巻き付け、針金等で固定することが行われている。また、筒状に曲成した遮音シートの内周に軟質吸音材を積層し、長手方向に亘って割り溝を設けた配管用遮音材も提案されている(特許文献1)。しかしながら、現場でグラスウール等の防音材や遮音シートを配管に巻き付けて針金等で固定する方法は、施工に手間がかかり、また遮音効果も充分なものとは言えない。また、筒状に曲成し割り溝を設けた遮音材を形成するには、特別な工程を必要としコストアップの要因となる上、得られた筒状の遮音材がかさばり保管、運搬する際に、板状の遮音材に比較して多大のスペースを必要とするという問題点がある。
また、遮音材、防振材、制振材、吸音材の中から選ばれた材質からなる層を少なくとも2層以上組合せてなる筒状物からなる配管防音材を予め作製し、この筒状物を偏平形状に変形可能な材質とし、筒状物中に配管を挿入したときに配管の外周に筒状物を密に接触させうるような外径寸法を付与し、筒状物中に配管を挿入したときに筒状物の内周面が配管の外周に対して接着せずに移動しうるようにした配管防音構造の建築方法が開発されている(特許文献2)。しかしながら、耐火性、遮音効果においてさらなる改善が必要である。
特開平4−11130号公報 特許第3656019号
本発明は、遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材を用いて遮音効果に優れ、施工が簡単である配管の遮音方法を提供することを目的とする。
より、具体的には、本発明は以下の点を解決すべき課題とする。
(1)遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材において、配管施工時に外側の遮音層の外径と内側の吸音層の内径の差による遮音層と吸音層の剥がれを解消する。
(2)吸音層にグラスウールなどの無機質繊維によるフェルトを使用し、耐火性を持たせる。
(3)施工時に吸音層のグラスウールなどの無機質繊維の飛散を防止する。
(4)配管から伝わる固体伝搬音を効率よく低減させる。
(1)本発明は、遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材の配管への施工において、遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工する際、配管の直線部分は、吸音層の配管側にシワを配管と平行に発生させ、配管と配管用防音材とが部分的に接触して空気層が形成されるようにすることを特徴とする配管の遮音方法を要旨とする。
(2)上記の吸音層は、無機質繊維を主成分とするものであって施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のもの、好ましくは合成繊維をニードル加工した無機質繊維を主成分とするもの、最も好ましくは合成繊維からなる不織布をニードル加工により無機質フェルトと一体化したものとしており、その場合、本発明は、遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材の配管への施工において、上記の吸音層は、無機質繊維を主成分とするものであって施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のもの、好ましくは合成繊維をニードル加工した無機質繊維を主成分とするもの、最も好ましくは合成繊維からなる不織布をニードル加工により無機質フェルトと一体化したものとし、遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工する際、配管の直線部分は、吸音層の配管側にシワを配管と平行に発生させ、配管と配管用防音材とが部分的に接触して空気層が形成されるようにすることを特徴とする配管の遮音方法を要旨とする。
(3)上記の遮音層は、面密度が1.5kg/m以上のものとしており、その場合、本発明は、遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材の配管への施工において、上記の遮音層は、面密度が1.5kg/m以上のものとし、遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工する際、配管の直線部分は、吸音層の配管側にシワを配管と平行に発生させ、配管と配管用防音材とが部分的に接触して空気層が形成されるようにすることを特徴とする配管の遮音方法を要旨とする。
上記(3)の配管の遮音方法において、好ましくは上記の吸音層は、無機質繊維を主成分とするものであって施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のもの、より好ましくは合成繊維をニードル加工した無機質繊維を主成分とするもの、最も好ましくは合成繊維からなる不織布をニードル加工により無機質フェルトと一体化したものとしている。
(4)上記の配管用防音材が、配管の直線部分に関しては、配管の直線部分に施工する前の形状がシート状の防音材を折り曲げて端部を接合させ楕円形状のものとしたものであって、施工する際には円筒状とし、配管の直線部分を構成する管に挿入して用いるものであり、その場合、本発明は、遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材の配管への施工において、上記の配管用防音材が、配管の直線部分に関しては、配管の直線部分に施工する前の形状がシート状の防音材を折り曲げて端部を接合させ楕円形状のものとしたものであって、施工する際には円筒状とし、配管の直線部分を構成する管に挿入して用いるものであり、遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工する際、配管の直線部分は、吸音層の配管側にシワを配管と平行に発生させ、配管と配管用防音材とが部分的に接触して空気層が形成されるようにすることを特徴とする配管の遮音方法を要旨とする。
(5)施工する際に、配管の直線部分に関しては、楕円形状の防音材を円筒状に加工させ、中にそれを通して施工し、継手に関しては、予め防音材が一体化された継手を施工するか、後から防音材を継手に巻き付けて行っており、その場合、本発明は、遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材の配管への施工において、上記の配管用防音材が、配管の直線部分に関しては、配管の直線部分に施工する前の形状がシート状の防音材を折り曲げて端部を接合させ、楕円形状のものとしたものであって、施工する際には円筒状とし、配管の直線部分を構成する管に挿入して用いるものであり、遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工する際、配管の直線部分は、吸音層の配管側にシワを配管と平行に発生させ、配管と配管用防音材とが部分的に接触して空気層が形成されるようにすることを特徴とする配管の遮音方法を要旨とする。
上記の(4)、(5)の配管の遮音方法において、好ましくは上記の遮音層は、面密度が1.5kg/m以上のものとし、および/または、好ましくは上記の吸音層は、無機質繊維を主成分とするものであって、施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のもの、より好ましくは合成繊維をニードル加工した無機質繊維を主成分とするもの、最も好ましくは合成繊維からなる不織布をニードル加工により無機質フェルトと一体化したものとしている。
上記の(5)楕円形状の防音材は、遮音層の表面に、接着剤を塗布し、吸音層を表面にポリエステル不織布が位置するように貼り合わせ、その後、吸音層が突きつけとなるよう折りたたみ、遮音層を一部分重ね、その上にさらに粘着テープを貼り硬質塩化ビニル管用としたものである。
(1)遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材において、遮音層が、例えばアスファルト100重量部に熱可塑性ポリマー0〜100重量部、無機充填剤100〜2000重量部を添加後均一に混合して得られたもので面密度が1.5kg/m以上のものを達成し、その面密度に基づき、本発明の配管用防音材は遮音性、吸音性に優れるのみならず、良好な断熱効果を発揮し配管の凍結や結露を防止することができる。また、配管用防音材シート製造時の成形加工性に優れ、微粉末化された無機充填剤を使用することにより面密度の大きい、従来の遮音シートよりも一段と改善された性能を有する配管用防音材シートを得ることができる。
(2)遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工した際、吸音層の配管側にシワ(歪み)が配管と平行に発生するようにし、配管と配管用防音材が部分的に接触することによって、遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材において、配管施工時に外側の遮音層の外径と内側の吸音層の内径の差による遮音層と吸音層の剥がれの問題点は解消した。
(3)吸音層については、グラスウールやロックウールなどの無機質繊維からなるフェルトで、片面に合成繊維からなる不織布をニードル加工したもので、配管側に合成繊維からなる不織布が位置することによって切断面以外は、無機質繊維が表面に出ていないため、飛散防止となるばかりか、不燃性のあるグラスウールやロックウールなどの無機質繊維からなるフェルトを使用し耐火性を持たせることが可能となった。吸音層において、不織布をニードル加工しているため、管を挿入する際、グラスウールやロックウールを削ぎ落とすことなく挿入できる。
(4)遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工した際、吸音層の配管側にシワ(歪み)が配管と平行に発生するようにし、配管と配管用防音材が部分的に接触し、空気層が空間音伝達上インピーダンス差を設けることが可能となり、遮音層の透過損失値を効果的に引き出す役目を果たす。また、空気層は断熱性にも優れるので、配管の結露や凍結を防止することができる。配管と配管防音材が部分的に接触しているのみなので、配管から伝わる固体伝搬音の元となる振動を減衰させる効果を発揮する。
(5)また、形状としては、予めシート状の防音材を作成し、折り曲げて端部を接合させ、楕円形状のものを作製することで、施工時に、楕円状のものを円形状に加工させ、中に配管を通すだけで、その際、配管と接するものがグラスウールやロックウールなどの無機質フェルトと一体化した合成繊維からなる不織布なので、配管と吸音層の滑りも良く挿入が容易であり、また、配管の外径と、配管用防音材の吸音層を円形にしたときの内径の差が10mm以上あることから、施工が簡単であるとともに、かさばらず保管や運搬等が容易である。
本発明の防音材は遮音層と吸音層とが接着固定されている。直管部材と継手部材からなり、基本的に、直線部分は挿入して用いる筒状のもの(直管部材)である。継ぎ手に関しては、予め一体化された継手部材か、後から継ぎ手に巻き付ける継手部材がある。
本発明の防音材は、図1〜3に示すように、遮音層、吸音層の順番で積層され、吸音層は、その表面にニードル加工により無機質フェルトと一体化した合成繊維がくるようにして、施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のものとしている。無機質繊維を主成分とする吸音層は、継手に関しては継手部材を用い配管に接するように、直線部分に関しては直管部材を用い配管に部分的に接触して空気層が形成されるよう、配管の外周を隙間なく覆って、粘着テープ、バンド、針金等により固定される。
直管部材の形状としては、筒状のものであり、予めシート状の防音材を作成し、折り曲げて端部を接合させ、図3に示す楕円形状のものを作製する。施工する際には円筒状とし、直線状の配管(以下、配管を「塩ビ管」と称することがある。)に挿入する。すなわち、施工時に、楕円状のものを円形状に加工させ、中に配管を通す。配管の挿入時に、配管と接するものがニードル加工により無機質フェルトと一体化した合成繊維なので、配管と吸音層の滑りも良く挿入が容易である。吸音層において、不織布をニードル加工しているため、管を挿入する際、グラスウールやロックウールを削ぎ落とすことなく挿入できる配管の外径と、配管用防音材の吸音層を円形にしたときの内径の差が10mm以上あることが望ましい。
給配管から発生する音は、管中を流れる水流の音である空気音と、水流が管にぶつかり、管を振動させ発生する固体音である。本発明の防音材は、接着固定された遮音層と吸音層からなり、管側にある吸音材(吸音層)で空気音を吸収し、さらに外側にある高比重の制振遮音材(遮音層)で空気音は反射、固体音は吸収し、外側に透過する音は大きく減衰する。
本発明の防音材は、遮音層と吸音層は接着固定され、直管の配管に施工した際、吸音層の配管側にシワ(歪み)が配管と平行に発生し、配管と配管用防音材が部分的に接触する。よって、遮音層と吸音層が剥がれることなく、また、直管の配管と配管用防音材が部分的に接触し、空気層が空間音伝達上インピーダンス差を設けることが可能となり、遮音層の透過損失値を効果的に引き出す役目を果たす。
音が吸音され減衰する仕組みは、吸音層の配管側に配管と平行に発生させたシワと無機質繊維を主成分とする層の内部に存在する気孔によって、空気層による間隙が形成され、この間隙に音波が入射すると細い繊維の隙間に含まれる空気が振動し、繊維の表面との粘性摩擦によって、音のエネルギーの一部が熱のエネルギーに変換される。
遮音層には面密度が1.5kg/m以上のものである。音がある物体を通過するとき、その物体の密度が高くなるにつれ、音の透過が減少するという質量則によって、音は減衰される。
このように配管と配管用防音材が部分的に接触して形成される空気層が空間音伝達上インピーダンス差を設けることが可能となり、遮音層の透過損失値を効果的に引き出す役目を果たす。また、空気層は断熱性にも優れるので、配管の結露や凍結を防止することができる。配管と配管防音材が部分的に接触しているのみなので、配管から伝わる固体伝搬音の元となる振動を減衰させる効果を発揮する。
配管用防音材を構成する遮音層について、本発明の遮音層としては、遮音層は面密度が1.5kg/m以上であれば良く、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂やアスファルトに、無機充填剤を混合し、シート化したものがある。この遮音層については、このシート化したものの表裏面に強度を付加させたり、また意匠のため、不織布や織布、紙やフィルムなどのシートを積層しても良い。なお、遮音層の厚みとしては、施工性の面から、厚みは、5mm以下で、できれば2.5mm以下であれば良い。
詳細に説明すると、本発明の遮音層としては、アスファルト100重量部に熱可塑性ポリマー0〜100重量部、無機充填剤100〜2000重量部を添加後均一に混合して得られたもので面密度が1.5kg/m以上のものを使用する。熱可塑性ポリマーを添加する場合には、アスファルトとポリマーをあらかじめ混合したものに無機充填剤を加えるようにしてもよい。使用されるアスファルトとしては特に制限はなく、一般にアスファルトと呼ばれるもの、例えば天然アスファルト、ならびにストレートアスファルト、ブローンアスファルト等の石油アスファルトが使用される。これらのアスファルトは単独で又は2種以上の混合物として使用することができる。
熱可塑性ポリマーとしては、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体、スチレン・ブタジエン共重合体、天然ゴム、天然ロジン、変性ロジン等を使用することができるが、特にスチレン・ブタジエンブロック共重合体を使用することが好ましい。
無機充填剤としては、鉄、銅、鉛、錫、亜鉛、ニッケル、ステンレス鋼等の金属粉体、酸化鉄、三二酸化鉄、四三酸化鉄、フェライト、酸化鉛、酸化錫、酸化亜鉛、酸化銅、酸化アルミニウム等の金属酸化物、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸鉛、硫酸アルミニウム、亜硫酸カルシウム、炭酸カルシウム、炭酸鉛、炭酸バリウム、水酸化マグネシウム等の金属塩類、製鋼スラグ、マイカ、クレー、タルク、亜鉛華、ウォラストナイト、けい藻土、けい砂、軽石粉等を使用することができ、これらは単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
好ましい無機充填剤としては、鉄粉、各種酸化鉄粉末、製鋼スラグ粉末、炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム等が挙げられ、これらは粒径0.5mm以下、特に0.2mm以下の粉末として使用することが特に好ましい。このように微粉末化された無機充填剤を使用することにより、配管用遮音シートを製造する際の成形加工性を改善し、アスファルト基材中に多量の無機充填剤を均一に分散配合することができ、遮音層の面密度を大きくすることが可能となるとともに、遮音層の感熱安定性を大きく向上させることができる。
遮音層の面密度は、配管用遮音シートの制振遮音効果と密接な関係を有し、面密度が大きいほど制振遮音効果は優れたものとなるが、アスファルト基材中に無機充填剤を多量に配合することはきわめて困難であり、従来のアスファルト基材を使用する制振遮音シート層では面密度の大きいものを得ることはできなかった。
本発明では、上記微粉末状の無機充填剤を使用することによって、面密度が1.5kg/m以上、好ましくは面密度が2.0kg/m以上、より好ましくは2.5kg/m以上、さらに好ましくは2.8kg/m以上のものを得ることが可能となり、優れた制振遮音効果を有する遮音層を実現したものである。
無機充填剤は、アスファルト100重量部に対して100〜2000重量部添加されるが、無機充填剤の量が100重量部より少ない場合には充分な制振、遮音効果が得られず、また、2000重量部を超える場合には全体がもろくなり、配管用遮音シートとしての施工性が低下する。本発明で、遮音層を形成するには、例えばアスファルトに熱可塑性ポリマー及び無機充填剤を添加し、加熱しながら均一に混合後シートを形成する。これを繊維シートと積層するか、加熱溶融状態のアスファルト混合物により繊維シート層間に直接遮音層を形成する。この際、必要に応じて各層間に接着剤層を設けてもよい。
アスファルトに無機充填剤を添加したシートは、無機充填剤の添加量が多くなると全体がもろくなり、成形加工性や施工性がきわめて悪くなるが、本発明ではこの遮音層としてのシートを、繊維シート間にサンドイッチ状に挟むことによって、配管用遮音シートの成形加工性や施工性を著しく改善することが可能になった。本発明の遮音層としてのシートを構成する繊維シート層としては、不織布、フェルト、織布、紙、板紙等種々のものが使用できるが、制振、遮音効果の点で不織布又はフェルトを使用することが好ましい。特に好ましいものの例としては、ポリエステル等の合成繊維からなる不織布、高質量の特殊紙にアスファルトを含浸させたアスファルトフェルト、クラフト紙等が挙げられる。
次に、配管用防音材を構成する吸音層について説明する。
配管用防音材を構成する吸音層は、グラスウールやロックウールなどの無機質繊維からなるフェルトで、施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のもので、具体的には片面に合成繊維からなる不織布をニードル加工したもので、配管側に合成繊維からなる不織布が位置することによって切断面以外は、無機質繊維が表面に出ていないため、飛散防止となる。また、不燃性のあるグラスウールやロックウールなどの無機質繊維からなるフェルトを使用している。グラスウール、ロックウールからなる無機質繊維を樹脂バインダーで処理し、ニードル加工等により形成したフェルトや、該フェルトの表面を不織布で被覆したもの等が挙げられる。これらの中でも、ガラス長繊維から形成したフェルトやフェルト積層材料は、制振遮音性能や成形性、施工性に優れるので特に好ましい。吸音層において、不織布をニードル加工しているため、管を挿入する際、グラスウールやロックウールを削ぎ落とすことなく挿入できる。
直管、継手の吸音材は種類を異なるものとすることができる。特に継手が予め防音材が一体化成形する場合は、自動化プレス機を用い圧縮するため、圧縮強度の高いロックウールフェルトを採用することが望ましい。直管に関しては、圧縮処理が必要でないため、より吸音率の高いグラスウールのものを採用することができる。継手が後から防音材を巻き付ける場合も、圧縮処理が必要でないため、より吸音率の高いグラスウールのものを採用することができる。
また、空気層は断熱性にも優れるので、配管の結露や凍結を防止することができる。また、無機質繊維シート層は、適度の強度を有するために遮音シートを積み重ねて保管や運搬をすることができる。本発明の防音材は、安価な材料を使用し容易に製造することができるので製造コストが安く、またカッターナイフ等で簡単に切断、加工することができるので、曲管部や継手部にも容易に施工することができる。
配管用防音材施工について、 基本的に、直線部分は筒状の物を挿入する。まず、硬質塩化ビニル管(以下、「VU管」と称することがある。)を規定の寸法に切断する。直管部材を、切断したVU管の寸法から、継手挿入代(二カ所分)を引いた長さに切断する。継手挿入代は直径50mm、75mm、100mmのVU管ではそれぞれ二カ所分で50mm、80mm、100mmとする。直管部材を手で円筒形にならし、VU管を差し込む。1m以上あるときは、直管部材をつなぎ合わせ、そのジョイント部はジョイントテープを貼る。ジョイントテープの長さは、直径50mm、75mm、100mmのVU管ではそれぞれ約40cm、約55cm、約70cmとする。配管作業は、通常の配管作業と同様である。VU管外面の継手挿入代および継手部材の受け口に塩ビ配管用接着剤を塗布し、VU管を継手受け口のストッパーまで挿入する。継手として、予め防音材が一体化されたものを施工する場合は、ここで直管部材と継手部材をジョイントテープを貼る。後から防音材を継手に巻き付ける場合は、テープか防音材を巻き付け、音漏れの無いようにする。配管後は支持金具でしっかりと固定する。支持金具は、同サイズの耐火二層管用を用いる。防音材の隙間がないこと、ジョイントテープの貼り忘れがないことを確認して作業を終了する。
本発明の詳細を実施例で説明する。本発明はこれらの実施例によってなんら限定されるものではない。
[遮音層]ストレートアスファルトにスチレン・ブタジエンブロック共重合体を9:1の割合で混合した改質アスファルト30重量部、炭酸カルシウム粉末を70重量部混合し、両面を目付30g/mのポリエステル不織布で挟み込み遮音層とした。厚みは2.5mmとし、比重は1.8であるので、面密度は4.5kg/mであった。
[吸音層]吸音層として目付340g/mのガラス不織布に目付30g/mのポリエステル不織布をニードル加工し、厚み5mmのものを使用した。
[防音材:本発明品]本発明の実施例として、幅440mm、長さ1000mmの遮音層の表面に、水系のアクリル系接着剤を塗布し、幅420mm、長さ1000mmの吸音層を貼り合わせた。なお、吸音層については、表面にポリエステル不織布が位置するように貼り合わせた。その後、吸音層が突きつけとなるよう折りたたみ、遮音層を20mm重ね、その上にさらにアクリル系粘着テープを貼り、呼び径100の硬質塩化ビニル管用の本発明品を得た。
[比較例]また比較例として、幅420mm、長さ1000mmの遮音層の表面に、水系のアクリル系接着剤を塗布し、幅400mm、長さ1000mmの吸音層を貼り合わせた。なお、吸音層については、表面にポリエステル不織布が位置するように貼り合わせた。その後、吸音層が突きつけとなるよう折りたたみ、遮音層を20mm重ね、その上にさらにアクリル系粘着テープを貼り、呼び径100の硬質塩化ビニル管用の比較例を得た。
(防音材の挿入試験)
上記した本発明品と比較例について、円筒状に手で折り曲げ、呼び径100の硬質塩化ビニル管に挿入したところ、本発明品については容易に挿入できたが、比較例については、吸音層のシワと硬質塩化ビニル管の端部が干渉するため、挿入は困難であった。挿入後の状態として、本発明品は、硬質塩化ビニル管と吸音層のシワの部分と部分接触している状態、比較例は、吸音層のシワがつぶれ、硬質塩化ビニル管と全面で接触している状態であった。本発明品の吸音層の内径は129mm、比較例の吸音層の内径は122mm、塩化ビニル管の外径は114mmであり、本発明品の吸音層の内径と塩化ビニルの外径の差は15mm、比較例の吸音層の内径と塩化ビニルの外径の差は8mmであった。
(防音材の防音試験)
実験図を図4に示す。防音処理した木造軸組工法の実験棟内部に長さ1.7mの呼び径100の塩化ビニル管を通し、それに本発明品ならびに比較例を施工し、18リットルの水を流した際の、排水騒音の最大値を測定した。この結果、本発明品と比較例を比較したところ、本発明品の方が防音性能が優れていることが分かった。また、防音処理無しを測定したところ、防音効果も確認できた。排水騒音の測定結果を表1に示す。
(防音材の耐火試験)
耐火性能に関しては、ISO834に準拠し、試験体を図5に示した。加熱時間は1時間とし、判定は「発煙性の無、有害な変形が無」の場合、合格とした。この結果、本発明品を施工した試験体については、合格であり、耐火性が確認できた。
本発明の配管用防音材シートの1例を表す模式断面図である。 本発明の配管用防音材を配管に巻き付けた状態を表す模式断面図である。 配管用防音材が、配管の直線部分に関しては、配管の直線部分に施工する前の形状がシート状の防音材を折り曲げて端部を接合させ楕円形状のものとしたものであることを説明する模式断面図である。 本発明の配管用防音材の防音試験の実験図である。 本発明の配管用防音材の耐火試験の試験体を示す図面である。

Claims (8)

  1. 遮音層と吸音層の二層からなる配管用防音材の配管への施工において、遮音層と吸音層は接着固定され、配管に施工する際、配管の直線部分は、吸音層の配管側にシワを配管と平行に発生させ、配管と配管用防音材とが部分的に接触して空気層が形成されるようにすることを特徴とする配管の遮音方法。
  2. 上記の吸音層は、無機質繊維を主成分とするものであって施工時に無機質繊維の飛散を防止した形態のものとしている請求項1の配管の遮音方法。
  3. 上記の吸音層は、合成繊維をニードル加工した無機質繊維を主成分とするものとしている請求項1または2の配管の遮音方法。
  4. 上記の吸音層は、合成繊維からなる不織布をニードル加工により無機質フェルトと一体化したものとしている請求項3の配管の遮音方法。
  5. 上記の遮音層は、面密度が1.5kg/m以上のものとしている請求項1ないし4のいずれかの配管の遮音方法。
  6. 上記の配管用防音材が、配管の直線部分に関しては、配管の直線部分に施工する前の形状がシート状の防音材を折り曲げて端部を接合させ楕円形状のものとしたものであって、施工する際には円筒状とし、配管の直線部分を構成する管に挿入して用いるものである請求項1ないし5のいずれかの配管の遮音方法。
  7. 施工する際に、配管の直線部分に関しては、楕円形状の防音材を円筒状に加工させ、中にそれを通して施工し、継手に関しては、予め防音材が一体化された継手を施工するか、後から防音材を継手に巻き付けて行う請求項6の配管の遮音方法。
  8. 上記の楕円形状の防音材は、遮音層の表面に、接着剤を塗布し、吸音層を表面にポリエステル不織布が位置するように貼り合わせ、その後、吸音層が突きつけとなるよう折りたたみ、遮音層を一部分重ね、その上にさらに粘着テープを貼り硬質塩化ビニル管用としたものである請求項7の配管の遮音方法。



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