JP3470149B2 - 防音部材 - Google Patents

防音部材

Info

Publication number
JP3470149B2
JP3470149B2 JP51195199A JP51195199A JP3470149B2 JP 3470149 B2 JP3470149 B2 JP 3470149B2 JP 51195199 A JP51195199 A JP 51195199A JP 51195199 A JP51195199 A JP 51195199A JP 3470149 B2 JP3470149 B2 JP 3470149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soundproof member
straight pipe
layer
sound
sound absorbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP51195199A
Other languages
English (en)
Inventor
康幸 大平
光雄 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shishiai KK
Original Assignee
Shishiai KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shishiai KK filed Critical Shishiai KK
Application granted granted Critical
Publication of JP3470149B2 publication Critical patent/JP3470149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L9/00Rigid pipes
    • F16L9/21Rigid pipes made of sound-absorbing materials or with sound-absorbing structure
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/82Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to sound only
    • E04B1/84Sound-absorbing elements
    • E04B1/86Sound-absorbing elements slab-shaped
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/02Energy absorbers; Noise absorbers
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/16Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/162Selection of materials
    • G10K11/168Plural layers of different materials, e.g. sandwiches
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/82Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to sound only
    • E04B1/84Sound-absorbing elements
    • E04B2001/8423Tray or frame type panels or blocks, with or without acoustical filling
    • E04B2001/8442Tray type elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/82Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to sound only
    • E04B1/84Sound-absorbing elements
    • E04B2001/8457Solid slabs or blocks
    • E04B2001/8461Solid slabs or blocks layered

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の給排水装置や空調装置などの配管
に適用される防音部材を取り付けた直管に関する。詳細
には軽量であり、取り扱い性に優れ、しかも優れた防音
性能を有する防音部材を取り付けた直管に関する。
【従来の技術】
近年、ますます室内環境、居住空間の快適性が求めら
れる中で、騒音対策についても大きくクローズアップさ
れており、配管等の給排水騒音の合理的かつ確実な防止
対策は業界間ても開発が進められつつある。 このような要望に応えるべく提案されたものとして、
アスファルト系シートからなる遮音層に、エアークッシ
ョンシート、グラスウール、フェルトなどからなる吸音
層を積層して一体化した防音部材がある。 ところが、上述の防音部材において、十分な防音効果
を得ようとする場合には、遮音層の面密度を高したり、
あるいは吸音層の厚みを厚くしたりするという方法が採
られていた。例えば遮音層の面密度を高くして、十分な
防音効果を確保しようとした場合には、5.0〜10.0kg/m2
といった高い面密度としなければならず、この場合、当
該防音部材の重量も重くなり、取り扱い性が悪くなる。
またこの防音部材を管表面に取り付けたとき、当該防音
部材が重いため、垂れたり、剥がれたりするといった不
具合を生じることにもなる。 一方、吸音層の厚みを厚くする方法を用いた場合に
は、十分な防音効果を得るには10.0〜20.0mmといった厚
さが必要となり、嵩高となってしまい、結果として、当
該防音部材を管周面に取り付けたときには、管を施工場
所のスペース内に配管できないという事態を招く恐れが
ある。
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであ
り、軽量であり、取り扱い性に優れ、しかも優れた防音
性能を有する防音部材を取り付けた直管を提供すること
を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明においては、建築物
の給排水装置や空調装置などの配管に適用される防音部
材を取り付けた直管であって、 前記防音部材は、面密度が1.5〜5.0kg/m2の遮音層
と、厚みが4.0〜10.0mmの吸音層とからなり、かつ前記
防音部材の周面および端面が熱収縮性フィルムで覆われ
ており、 前記防音部材を直感に嵌め込み、前記熱収縮性フィル
ムを熱収縮させて前記直管に締め付けることで、前記防
音部材が前記直管にL管に嵌り込む両端部分を残してス
ライド可能に取り付けられていることを特徴とする防音
部材を取り付けた直管をその要旨とした。 この防音部材を取り付けた直管にあっては、防音部材
の周面および端面に設けた熱収縮性フィルムの熱収縮に
よって当該防音部材が直管に締め付けられ取り付けられ
るようになっていることから、接着剤や粘着剤などを必
要とせず、加熱することで簡単にしかも確実に取り付け
ることができ、加工が容易である。 このような主要構成を有する防音部材にあっては、遮
音層と制振層と防振層と吸音層の組み合わせ、遮音層と
制振層と吸音層の組み合わせ、遮音層と防振層と吸音層
の組み合わせ、あるいは遮音層と吸音層の組み合わせの
いずれかからなる形態を採ることができる。尚、前記吸
音層としては再生材のウレタンチップ品からなるものを
好適に用いることができる。 またこの防音部材の周面および端面を覆う熱収縮性フ
ィルムとしては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリ
エステル、ポリプロピレン、ポリスチレンなどのを挙げ
ることができる。 また、面密度が1.5〜5.0kg/m2の遮音層と厚みが4.0〜
10.0mmの吸音層とを有することで、軽量であり、取り扱
い性に優れ、しかも優れた防音性能を有する防音部材と
することができる。
【発明の実施の形態】
以下、本発明の防音部材を取り付けた直管を図面に示
した実施の形態に従って詳細に説明する。本発明は防音
部材を取り付けた直管であり、建築物の給排水装置や空
調装置などの配管に適用されるものである。この直管の
太さ、長さなどは任意である。 図1に示す防音部材11は、予め直管10周面に取り付け
ておくタイプのものであり、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチレンな
どの熱収縮性フィルム12で周面および端面を覆ったもの
である。そして、熱収縮性フィルム12で周面および端面
を覆った防音部材11を、粘着剤や接着剤などを介さない
で直管10に嵌め込み、これを加熱して前記周面および端
面のフィルム12を熱収縮させて、当該防音部材11を直管
10に締め付けて取り付けるようにすることができる。 図2は、防音部材11を直管10に適用した場合を示して
おり、L管に嵌まり込む両端部分を残して防音部材11を
取り付け、これをスライド可能としたものである。 つまり図2の防音部材11は、前述の熱吸収性フィルム
12で周面および端面を覆ったものであり、この防音部材
11を粘着剤や接着剤などを介さないで直管10に嵌め込
み、これを加熱して、前記周面および端面のフィルム12
を熱収縮させて、当該防音部材11を直管10に締め付けて
取り付けるようにするのである。これにより防音部材11
は、直管10の周りにスライドできるようになる。 このため、この防音部材11を取り付けた直管にあって
は、施工場所の状況に応じて現場で直管10を適宜長さに
切断する必要が生じたときには、当該防音部材11を直管
10の一側方にスライドさせておき、同直管10の他方端の
みを切断すればよく、直管10の長さ調節をより効率的に
行うことができる。 図1に示す防音部材11は遮音層13と吸音層15とを有し
ている。遮音層13としては面密度が1.5〜5.0kg/m2であ
り、特に素材としては限定されないが、好ましくは塩化
ビニル単独で重合した樹脂のほか、塩化ビニル単量体と
共重合し得る単量体のうちの少なくとも1種以上とラン
ダム共重合またはブロック共重合して得られる塩化ビニ
ル共重合樹脂、例えば酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、エチレン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−
塩化ビニル共重合体、あるいは塩化ビニル単量体とグラ
フト共重合し得る樹脂とグラフト共重合して得られる塩
化ビニルグラフト共重合樹脂、例えばエチレン−酢酸ビ
ニル−塩化ビニルグラフト共重合体、ポリウレタン−塩
化ビニルグラフト共重合体などの塩化ビニル系樹脂を挙
げることができる。 尚、遮音層13の面密度が1.5kg/m2を下回る場合、十分
な遮音性能が得られなくなり、面密度が5.0kg/m2を上回
る場合には、遮音層13自体の重量が重くなり、作業性が
悪くなったり、当該防音部材を配管に取り付け後に垂れ
や剥離が生じるといった不具合が生じることになるの
で、遮音層13は上記範囲の面密度(kg/m2)とする必要
がある。 またこの遮音層13には、炭酸カルシウム、タルク、酸
化マグネシウム、アルミナ、酸化チタン、バライト、酸
化鉄、酸化亜鉛、グラファイトなどのフィラーを充填す
ることで、遮音性の改善を計ることができる。尚、フィ
ラーは、十分な遮音性を確保しながらも、該遮音層13の
機械的強度が低下することがないよう、50〜95重量%の
充填量で充填することがよい。またフィラーの充填は、
遮音性の改善以外に当該遮音層13の粘性の調整、配合コ
ストの低減化も計られることは言うまでもない。 一方吸音層15は、ウレタン、クロロプレン、スチレン
ブタジエン共重合体、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン酢酸ビニル、スチレンなどの樹脂を単独で又は
併用したものがよく、その厚みを4.00〜10.00mmとした
ものである。 吸音層15の厚みが4.0mmを下回ると、十分な吸音効果
が得られなくなり、厚みが10.0mmを上回る場合には嵩高
となってしまい、結果として、当該防音部材11を10周面
に取り付けたときに、管10を施工場所のスペース内に配
管できないという事態を招く恐れがあるからである。 また吸音層15は、より良好な吸音性を確保するため、
連続気泡構造とするのが望ましい。尚、吸音層15を発泡
構造とする場合における発泡倍率としては任意である
が、良好な吸音性を確保するという点からは10〜50倍が
好ましい。またこの吸音層15には、吸音性をさらに高め
るため、穴開け加工やスリット加工などを施しても良
い。 本発明の防音部材11は、上記遮音層13及び吸音層15の
ほかに、制振層14や防振層など、直管10の給排水騒音を
より効果的に低減化できるようなものであれば自由に追
加して用いることができる。具体的には遮音層と制振層
と防振層と吸音層とからなるもの、遮音層と制振層と吸
音層とからなるもの、遮音層と防振層と吸音層とからな
るものといった形態を採ることができる。また当該防音
部材の用途や使用状態に応じて、上記各層の種類や積層
順、各層の厚さや層の数など適宜決定し用いることによ
り、その用途や使用状態に最適な防音部材を造り出すこ
とができる。 上記制振層14としては、例えば上記塩化ビニル系樹脂
にゴムを配合したものを挙げることができる。この場合
においてゴムとしては、アクリロニトリル−ブタジエン
ゴム(NBR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタ
ジエンゴム(BR)、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム
(IR)などがある。ゴムの配合は、常温で良好な粘弾性
特性を得るためであり、その配合量は10〜80重量%が好
ましい。この範囲よりも配合量が多かったり少なかった
りした場合には、常温での十分な粘弾性特性が得られな
くなる。 この制振層14には前記遮音層13と同じくフィラーを充
填して、制振性の改善を計ることができる。フィラーと
しては、遮音層13の箇所で例示したものと同じものを用
いることができる。 また防振層としては、例えばアクリロニトリル−ブタ
ジエンゴム(NBR)、スチレン−ブタジエンゴム(SB
R)、ブタジエンゴム(BR)、天然ゴム(NR)、イソプ
レンゴム(IR)などのゴム系材料を主体とするもの、こ
れらゴム系材料に樹脂をブレンドしたものなどを用いる
ことができる。また防振層には、これに必要に応じて
(硬度調整のため)、カーボンブラックや炭酸カルシウ
ムなどのフィラーを充填することもできる。 また防音部材11としては、上記遮音層および吸音層の
他に、制振層を併用する場合、遮音層と制振層がそれぞ
れ別の層として存在しているものに換えて、これらの性
能を兼備した単一の層である遮音制振層を用いたもので
も良い。この場合、遮音制振層としては、例えば特開平
8−73648号公報に示されているような、塩化ビニル樹
脂よりなる樹脂マトリックス中にマイカ麟片を充填した
もの、同じく塩化ビニル樹脂よりなる樹脂マトリックス
中にマイカ麟片と炭酸カルシウムとを充填したものなど
を用いることができる。 本発明の防音部材11は、遮音層、吸音層、必要に応じ
て制振層や防振層を有することで、優れた防音効果が導
き出されるようになっている。例えば図1に示す防音部
材11は、遮音層13、吸音層15及び制振層14を有するもの
であり、上記遮音層13、制振層14及び吸音層15を粘着層
16を介して上下に積層一体化し、この防音部材11の吸音
層15が配管10側となるように直管10の外周に取り付ける
ことで、直管10より発生した給排水騒音が吸音層15で吸
音され、吸音層15からの騒音による振動が制振層14で減
衰し、さらに遮音層13でシャットアウトされるといった
具合に、給排水騒音の低減化が計られるようになってい
る。 実施例 塩化ビニル樹脂よりなる樹脂マトリックス中にバライ
トを充填した下記表1に示す面密度を有する遮音シート
(厚さ2mm)と、ウレタンを粉砕して再成形したモール
ドチップ品(密度0.05)(イノアックコーポレーション
製)よりなり、表1に示す厚さを有する吸着シートとを
積層一体化して防音部材(図4に示す形態のもの)を作
製した。この防音部材11を直管10の周りに吸音シート15
を内側として取り付けると共に、防音部材11の周面およ
び端面にポリエチレンフィルム12を積層し、加熱するこ
とで、前記ポリエチレンフィルム12を収縮させ、防音部
材11を直管10に取り付けた。 上記例1〜16の防音部材を取り付けた直管を適用した
各サンプルを、図5に示すように配管して水を流したと
きの排水騒音を配管等(排水管)10から1m離れた所に配
置した騒音計(LA−210、小野測器株式会社製)で拾
い、騒音レベルを測定し、FFTアナライザー(CF−350、
小野測器株式会社製)で周波数分析を行った。その結果
を表2に示す。尚、防音部材を取り付けていないものを
用い、これについても同様に排水騒音を測定した。 尚、表2には、防音部材を取り付けた直管の持ち運び
作業や配管への取付作業における取り扱い性の善し悪し
といった点について、これを作業性として、○、△、×
の三段階の評価を行った。同時に配管への取付のし易
さ、配管に取り付けた後に配管スペースへ収納し易さと
いった点についても、施工性として、同じく○、△、×
の三段階の評価を行った。 表2から、防音部材を取り付けていないもの(管のみの
もの)が約54dbであるのに対し、防音部材を取り付けた
例1〜例16のものは、9.8dBから、高いものでは17.6dB
もの低減効果が確認された。また、作業性、施工性につ
いて見たとき、例1〜例3、例5〜例7並びに例10〜例
12のものは、いずれも○の評価であった。また、例4、
例8、例12〜例15については、作業性もしくは施工性の
いずれかが△の評価であった。例16については作業性、
施工性共に△の評価となった。また、表2には記載しな
かったが、面密度が5kg/m2以上の遮音シートを用いたも
のについては、作業性は×の評価となり、厚さが10mm以
上の吸音シートを用いたものについては、施工性が×の
評価となった。 [図面の簡単な説明]
【図1】図1は本発明の防音部材を示した要部拡大断
面図である。
【図2】図2は本発明の防音部材を取り付けた直管を
示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の防音部材を直管に適用した状
態を示す斜視図である。
【図4】図4は本発明の防音部材の別例を示した要部
拡大断面図である。
【図5】図5は本発明の防音部材を取り付けた直管を
配管した状態を示す斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 55/00 - 55/24 F16L 59/00 - 59/22 E03C 1/122 E04B 1/82 - 1/90

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の給排水装置や空調装置などの配管
    に適用される防音部材を取り付けた直管であって、 前記防音部材は、面密度が1.5〜5.0kg/m2の遮音層と、
    厚みが4.0〜10.0mmの吸音層とからなり、かつ前記防音
    部材の周面および端面が熱収縮性フィルムで覆われてお
    り、 前記防音部材を直管に嵌め込み、前記熱収縮性フィルム
    を熱収縮させて前記直管に締め付けることで、前記防音
    部材が前記直管にL管に嵌り込む両端部分を残してスラ
    イド可能に取り付けられていることを特徴とする防音部
    材を取り付けた直管。
  2. 【請求項2】吸音層が再生材のウレタンチップ品からな
    ることを特徴とする請求項1記載の防音部材を取り付け
    た直管。
  3. 【請求項3】熱収縮性フィルムが、ポリ塩化ビニル、ポ
    リエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリスチ
    レンのいずれかよりなることを特徴とする請求項1記載
    の防音部材を取り付けた直管。
JP51195199A 1997-08-08 1997-08-08 防音部材 Expired - Lifetime JP3470149B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP1997/002796 WO1999008038A1 (fr) 1997-08-08 1997-08-08 Element d'isolation acoustique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3470149B2 true JP3470149B2 (ja) 2003-11-25

Family

ID=14180966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51195199A Expired - Lifetime JP3470149B2 (ja) 1997-08-08 1997-08-08 防音部材

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3470149B2 (ja)
WO (1) WO1999008038A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059385A1 (ja) * 2004-12-02 2006-06-08 Shishiai-Kabushikigaisha 防音被覆材及び防音排水管
KR100732711B1 (ko) * 2005-07-20 2007-06-27 씨씨아이 가부시키가이샤 방음피복재 및 방음배수관

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE516302C2 (sv) * 1999-03-26 2001-12-17 Paroc Group Oy Ab Ljuddämparinsats för luft- eller gaskanaler
JP2002139176A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Cci Corp 防音排水管
JP4621529B2 (ja) * 2005-03-31 2011-01-26 株式会社共和 遮音カバー及び遮音カバー付配管体
JP4939842B2 (ja) * 2006-06-01 2012-05-30 七王工業株式会社 配管の遮音方法
JP5850678B2 (ja) * 2011-09-09 2016-02-03 昭和電工建材株式会社 配管防音被覆構造

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5425514U (ja) * 1977-07-22 1979-02-20
JPS5693591U (ja) * 1979-12-20 1981-07-25
JPS62196527U (ja) * 1986-06-02 1987-12-14
JPH0394496U (ja) * 1990-01-19 1991-09-26
JPH08170783A (ja) * 1994-12-19 1996-07-02 Tokyu Koken Kk 流体配管用包囲体及び流体配管用包囲体接合部材

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059385A1 (ja) * 2004-12-02 2006-06-08 Shishiai-Kabushikigaisha 防音被覆材及び防音排水管
CN100455872C (zh) * 2004-12-02 2009-01-28 Cci株式会社 隔音覆盖材料及隔音排水管
KR100732711B1 (ko) * 2005-07-20 2007-06-27 씨씨아이 가부시키가이샤 방음피복재 및 방음배수관

Also Published As

Publication number Publication date
WO1999008038A1 (fr) 1999-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6202702B1 (en) Acoustic damping pipe cover
US5965851A (en) Acoustically insulated apparatus
WO2002083461A1 (en) Acoustic tile and its use in vehicle sound proofing
JP2009264577A (ja) 防音排水管
JP3470149B2 (ja) 防音部材
JP5484740B2 (ja) 防音性合成樹脂管およびその製造方法
JP2007133246A (ja) 吸音構造
KR20220105625A (ko) 공동주택 건축물에서 소음차단 기능을 가지는 판넬 제조방법
JP4621529B2 (ja) 遮音カバー及び遮音カバー付配管体
JP5850678B2 (ja) 配管防音被覆構造
JPH1096496A (ja) 防音管部材
JP4419163B2 (ja) 防音管部材
WO2000060272A1 (fr) Element d'isolation acoustique
JP2992209B2 (ja) 配管制振構造
JP4419164B2 (ja) 耐火防音管
JP5433314B2 (ja) 防音材、防音性合成樹脂管部材及びその製造方法
JP2992195B2 (ja) 配管制振構造
JP4524118B2 (ja) 防音配管
JP3751857B2 (ja) 床下配管の防音構造
JPH09269095A (ja) 配管用防音部材
JP2012052641A (ja) 配管用防音部材
JPWO2006059385A1 (ja) 防音被覆材及び防音排水管
JP3037188B2 (ja) 制振遮音板
JP4304863B2 (ja) 防音管部材
JP4473019B2 (ja) 配管材及びその被覆体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080912

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090912

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100912

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term