JP2007319365A - 棚受け部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】棚板の取り付けに関する手間を少なくすることができ、しかも、棚板が勝手に動くことを防止できる棚受け部材を提供すること。
【解決手段】棚受け部材13Lは、前端部18と、後端部19と、これらをつなぐ連結アーム20とを備えている。前端部18および後端部19は、棚板10の側縁と係合して棚板10を下方から受け止めるための2つの係合突部22,30を有している。係合突部22,30の曲率半径R1,R2の中心D1,D2から、第1および第2の挿入ピン26,34が延びている。これらの挿入ピン26,34は、棚板10を取り付ける側板6に対して差し込まれる。
【選択図】図3

Description

この発明は、棚板を受けるための棚受け部材に関する。
本棚などに備えられる棚板は、通常、棒状の支持ダボ(たとえば、特許文献1参照)や線状の線ダボ(たとえば、特許文献2)を介して側板に支持されることが多い。
特許文献1の支持ダボは、棚板に対向する側板の一側面に形成された嵌合孔に一部が嵌め込まれ、残りの部分が、棚板の側縁を受けるようになっている。支持ダボは、側板の手前側と奥側のそれぞれに設けられており、これら一対の支持ダボで棚板の前側と後側とを支持している。通常、棚板は、左右一対の側板に挟まれており、各側板の前後に取り付けられた計4つの支持ダボで、棚板の左右の端部を受けて、棚板を水平に支持している。
特許文献2の線ダボは、金属棒を平面視略コ字形に屈曲して形成したものであり、略直角に折り曲げられた両端部が、側板の挿通孔に差し込まれて、前後方向に水平に取り付けられる。この線ダボは、棚板の右側または左側の端面に形成された前後方向に長い溝に、棚板の後方から通されている。これにより、線ダボが棚板を支持する。この線ダボを左右一対の側板のそれぞれに設けて棚板の右側および左側の端面を支持し、棚板を水平に支持している。すなわち、2つの線ダボで棚板を水平に支持している。
特開平11−30212号公報 特開2000−23765号公報
特許文献1の場合、1つの側板につき2つの支持ダボを取り付ける作業が必要であり、手間がかかってしまう。特許文献2の場合、1つの側板につき1つの線ダボを取り付けるのみでよい。しかしながら、棚板は前方向への移動が規制されておらず、棚板に置いた本が傾いたときなどに、勝手に前にせり出すおそれがある。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、棚板の取り付けに関する手間を少なくすることのできる棚受け部材を提供することを目的とする。
この発明の別の目的は、棚板が勝手に動くことを防止できる棚受け部材を提供することにある。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、棚板の側縁を下方から受け止める棚受け部材であって、上向きに膨出しており、棚板の側縁と係合して、棚板を下方から受け止めるための少なくとも2つの係合突部と、上記係合突部同士が所定の間隔で配置されるように、係合突部同士をつないでいる連結アームと、上記各係合突部の中心から水平方向に突出しており、棚板を取り付ける側板に対して差し込まれる挿入ピンと、を有していることを特徴とする棚受け部材である。
この構成によれば、1つの棚受け部材で棚板の側縁の少なくとも2箇所を受けることができ、棚板の側縁を傾かないように支持できる。したがって、1枚の側板に取り付ける棚受け部材の数は1つのみでよく、棚板の取り付けにかかる手間が少なくて済む。さらに、係合突部が棚板の側縁に係合することにより、棚板が水平方向に相対移動することを防止できる。棚板が前方などに勝手に動いてしまうことを防止できる。
棚板が前後に長いいわゆる奥行きの深い板の場合、2箇所ではないく3箇所で受け止める必要があるが、そのような3箇所を受ける棚受け部材に対しても、本発明は適用できる。
請求項2記載の発明は、上記係合突部は、受け止める棚板の厚みの約半分の半径の半円弧状の受け面を有していることを特徴とする請求項1記載の棚受け部材である。この構成によれば、受け面の曲率半径を十分に大きい湾曲な形状にできる。これにより、棚板の側縁を受け面に沿わせた状態で、棚板を側板に対して斜め上方に動かすことで、棚板を引き出すことができる。棚板を容易に引き出すことができる。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施の形態にかかる棚受け部材を備える学習机の要部の概略構成を示す正面図である。図1を参照して、学習机1は、左脚板2と、右脚板3と、これら左脚板2および右脚板3の上端部に水平に支持された天板4と、天板4の後端側(紙面の奥側)に配置された本棚5と、を有している。
本棚5は、左右に間隔をあけて配置された左側板6および右側板7と、これら左側板6および右側板7の後端部をつなぐ背板8と、背板8から前方に延び、左側板6と右側板7との間に介在する中側板9と、を有している。左側板6、右側板7および中側板9は、左右方向Xに直交して立設されている。背板8は、前後方向(紙面に垂直な方向)に直交して立設されている。
左側板6と中側板9との間には、棚板10が水平に渡されている。この棚板10の左端部11および右端部12は、それぞれ、対応する棚受け部材13L,13Rを介して対応する左側板6および中側板9に支持されている。棚板10の底面10bが各棚受け部材13L,13Rの上に載置されている。棚板10を持ち上げて棚受け部材13L,13Rから外すことができる。
棚板10には、この棚板10の上を左右に仕切る仕切り板15が1または複数(たとえば、1つ)立設されており、本などを仕切り板15に立てかけ得る。この仕切り板15は、棚板10に対して左右方向Xにスライド移動可能となっている。
図2は、本棚5の要部の分解斜視図である。図3(A)は、棚受け部材13Lの側面図である。図3(B)は、棚受け部材13Lの平面図である。図3(C)は、図3(A)のIIIC−IIIC線に沿う縦断面図である。
図2および図3(A)〜図3(C)を参照して、棚板10の底面10bの左端部10bLの側縁およびその近傍には、複数(たとえば、2つ)の凹部16L,17Lが形成されている。凹部16L,17Lは、側面視において半円弧状に形成されており、所定の曲率半径を有している。これらの凹部16L,17Lは、前後方向Yに所定の間隔Aをあけて配置されている。これらの凹部16L,17Lの下方に、棚受け部材13Lが位置している。
同様に、棚板10の底面10bの右端部10bRの側縁およびその近傍には、複数(たとえば、2つ)の凹部16R,17Rが形成されている。凹部16R,17Rは、側面視において半円弧状に形成されており、所定の曲率半径を有している。これらの凹部16R,17Rは、前後方向Yに所定の間隔Aをあけて配置されている。これらの凹部16R,17Rの下方に、棚受け部材13Rが位置している。
各棚受け部材13L,13Rに関する構成は互いに同様であるので、以下では、一方の棚受け部材13Lについて説明し、他方の棚受け部材13Rの構成については、その説明を省略する。
棚受け部材13Lは、合成樹脂等を用いて全体が一体的に形成された、前後方向Yに細長い部材であり、棚板10の底面10bの左端部10bL(下端)の側縁を下方から受け止めている。この棚受け部材13Lは、前端部18と、後端部19と、これら前端部18および後端部19同士をつないでいる連結アーム20とを有している。棚受け部材13Lの形状は、前後方向Yにおける棚受け部材13Lの中央を通り、かつ、前後方向Yに直交する仮想の平面Bを中心とする対称な形状とされている。
前端部18は、連結アーム20の前方に位置しており、連結アーム20に連なる第1のベース21と、第1のベース21から上向きに膨出した第1の係合突部22とを有している。第1の係合突部22は、棚板10の厚みCの約半分の曲率半径R1を有している。第1の係合突部22の周面は半円弧状に突湾曲しており、第1の受け面23とされている。
第1の受け面23の曲率半径R1の中心D1は、連結アーム20の上面20aと水平方向に略並んでいる。第1の受け面23の曲率半径R1は、例えば18mm程度とされている。第1の受け面23の周方向における両端部は、第1のベース21の上面に形成された窪み24,25につながっている。第1の受け面23は、棚板10の左端部11の一方の凹部16Lと係合している。凹部16Lの曲率半径は、上記曲率半径R1と略等しい。
前端部18のうち、左側板6に対向する一側面18aには、第1の挿入ピン26が突設されている。この第1の挿入ピン26の軸線は、第1の受け面23の曲率半径R1の中心D1と重なっており、一側面18aと直交して左右方向Xに水平に延びている。この第1の挿入ピン26は、左側板6の内側面に形成された保持孔27Lに差し込まれて保持されている。一側面18aには、第1の挿入ピン26の周囲を取り囲む環状の第1の溝28が形成されている。これにより、第1の挿入ピン26を左右方向Xにより長くして可撓性を増すことができ、第1の挿入ピン26を折れ難くできる。
後端部19は、連結アーム20の後方に位置しており、連結アーム20に連なる第2のベース29と、第2のベース29から上向きに膨出した第2の係合突部30とを有している。第2の係合突部30は、棚板10の厚みCの約半分の曲率半径R2(=R1)を有している。第2の係合突部30の周面は半円弧状に突湾曲しており、第2の受け面31とされている。
第2の受け面31の曲率半径R2の中心D2は、連結アーム20の上面20aと水平方向に略並んでいる。第2の受け面31の曲率半径R2は、例えば18mm程度とされている。第2の受け面31の周方向における両端部は、第2のベース29の上面に形成された窪み32,33につながっている。第2の受け面31と第1の受け面23とは、前述した所定の間隔Aと略同じ間隔をあけて配置されている。第2の受け面31は、棚板10の左端部11の他方の凹部17Lと係合している。凹部17Lの曲率半径は、上記曲率半径R2と略等しい。
後端部19のうち、左側板6に対向する一側面19aには、第2の挿入ピン34が突設されている。この第2の挿入ピン34の軸線は、第2の受け面31の曲率半径R2の中心D2と重なっており、一側面19aと直交して左右方向Xに水平に延びている。この第2の挿入ピン34は、左側板6の内側面に形成された保持孔35Lに差し込まれて保持されている。一側面19aには、第2の挿入ピン34の周囲を取り囲む環状の第2の溝36が形成されている。これにより、第2の挿入ピン34を左右方向Xにより長くして可撓性を増すことができ、第2の挿入ピン34を折れ難くできる。
連結アーム20は、第1および第2の係合突部22,30が、前後方向Y(水平方向)に所定の間隔Aで配置されるように、第1および第2のベース21,29を介して第1および第2の係合突部22,30同士をつないでいる。連結アーム20の上面20aは、水平方向に沿って延びており、棚板10の底面10bを受けるようになっている。なお、この上面20aが棚板10の底面10bを受けず、第1および第2の受け面23,31のみで棚板10の底面10bの左端部10bLを受けてもよい。
連結アーム20の上面20aおよび底面20bは、それぞれ、一部を窪ませて形成された摘み部37,38を有しており、摘み部37,38を手で摘んで扱うことができる。また、棚受け部材13Lの一側面には、適宜形状の肉抜き部39が設けられており、軽量にされている。
図4は、図1のIV−IV線に沿う仕切り板15の周辺の要部の縦断面図である。図4を参照して、仕切り板15は、仕切り板本体40と、側面視が略L字状をしたフック41とを有しており、フック41を棚板10の後端部に引っ掛けるようになっている。
図2および図4を参照して、仕切り板本体40は、木などを用いて形成された、側面視が略矩形の部材であり、左右方向Xに直交して垂直に延びている。この仕切り板本体40は、棚板10の上面10aに当接し、前後方向Yに細長く延びた底面40aと、底面40aの後端から直交方向(上下方向Z)に立ち上がり、上下に細長く延びた背面40bと、を有している。底面40aは、棚板10の上面10aに対して左右方向Xにスライド移動可能に接している。
図5は、フック41を単品の状態で正面から見た図である。図4および図5を参照して、フック41は、弾力性を有する材料を用いて、全体が一体的に形成された板状の部材である。この弾力性を有する材料として、ナイロン6−6などのナイロン樹脂、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂、およびアルミニウムなどの金属を例示することができる。
フック41は、仕切り板本体40の背面40bに固定された固定部42と、固定部42の下端から下方へ延設されている垂下部43と、垂下部43の下端から前方へ突出する挟持部44と、を有している。
固定部42は、背面方向に上下に長く延びている。左右方向Xにおける固定部42の幅は、仕切り板本体40の幅と略同じにされている。この固定部42は、仕切り板本体40の背面40bに形成された切欠部45に沿わされており、固定部42の背面42aと仕切り板本体40の背面40bとが面一に並んでいる。
固定部42には、挿通孔46がたとえば2つ上下に並んで形成されている。各挿通孔46には、固定部材としてのタッピンねじ47が挿通されており、これらのタッピンねじ47を用いて固定部42が仕切り板本体40に固定されている。各挿通孔46には、座繰り部が設けられてタッピンねじ47の頭部が収容されており、タッピンねじ47の頭部が固定部42から後方に突出しないようにされている。
固定部42の前面42bには、係合突起48が突設されており、仕切り板本体40の背面40bの係合孔49に差し込まれている。係合突起48を係合孔49に差し込むことで、仕切り板本体40に対するフック41の位置決めを行うことができる。
垂下部43は、仕切り板本体40の背面40bの切欠部45の下端から下方に延びており、棚板10の背面10cと背板8の前面8aとの間の間隙Eに配置されている。前後方向Yにおける間隙Eの幅は、たとえば5mm程度である。垂下部43は、仕切り板本体40(固定部42)よりも左右方向Xに広幅に形成されており、棚板10の背面10cと背板8の前面8aとによって挟まれている。
棚板10に置かれた本などからの力が仕切り板本体40に作用したとき、仕切り板本体40には、背面40b側を中心にモーメントが生じ、背面40b側を中心に仕切り板本体40が傾こうとするが、このモーメントは、固定部42を介して垂下部43で受けられ、仕切り板本体40が傾かないように(倒れないように)される。垂下部43が左右方向Xに広幅に形成されていることにより、この傾き防止効果がより高められている。
棚板10は、棚受け部材との係合により、前後方向Yへの移動を規制されており、垂下部43からの力を受けても前にずれてしまうことがない。
挟持部44は、仕切り板本体40の底面40aと協働して棚板10を挟むためのものであり、垂下部43に片持ち支持されている。この挟持部44は、前方に進むにしたがい仕切り板本体40の底面40aとの間隔が狭くなるように傾斜している。挟持部44の前端には、湾曲状の突部50が上向きに形成されている。この突部50は、棚板10の底面10bに押圧されている。これにより、挟持部44が僅かに撓んでおり、突部50から底面10bに弾性反発力が付与されている。
棚板10の底面10bには、左右方向Xに延びる凹条51が形成されており、この凹条51に突部50が係合している。挟持部44(突部50)と棚板10の底面10bとは、左右方向Xに相対的にスライド移動可能である。
仕切り板15を棚板10から取り外す場合、棚板10を棚受け部材から持ち上げて手前に引き、棚板10と背板8との間隔Eを広げた状態で、フック41を棚板10の後方に引く。
以上の次第で、この実施形態によれば、以下の作用効果を発揮することができる。すなわち、1つの棚受け部材13Lで、棚板10の左側の側縁を2箇所で受けることができ、棚板10の左側の側縁を前後に傾かないように支持できる。同様に、1つの棚受け部材13Rで、棚板10の右側の側縁を2箇所で受けることができ、棚板10の右側の側縁を前後に傾かないように支持できる。
したがって、各側板6,9に取り付ける棚受け部材の数は1つのみでよく、棚板10の取り付けにかかる手間が少なくて済む。
さらに、各係合突部22,30が棚板10の底面10の側縁に係合することにより、棚板10が前後方向Y(水平方向)に相対移動することを防止できる。棚板10が前方に勝手に動いてしまうことを防止できる。
また、第1および第2の係合突部22,30に、棚板10の厚みCの約半分の半径R1,R2の半円弧状の第1および第2の受け面23,31を設けている。第1および第2の受け面23,31の曲率半径R1、R2を十分に大きい湾曲な形状にできる。これにより、棚板10の底面10の左端部10bLおよび右端部10bRを、対応する第1および第2の受け面23,31に沿わせた状態で、棚板10を左側板6および中側板9に対して斜め上方に動かすことで、棚板10を引き出すことができる。棚板10を容易に引き出すことができる。
また、第1および第2の受け面23,31を半円弧状という簡易な形状に形成しており、これに対向する棚板10の凹部16L,17L,16R,17Rの形状も、半円弧状という簡易な形状にできる。凹部16L,17L,16R,17Rを形成する加工が容易である。
さらに、仕切り板本体40と挟持部44とで棚板10を挟持することにより、仕切り板本体40を、棚板10に対して動かないように保持できる。仕切り板本体40を棚板10に取り付けるための部材が、フック41の1点のみでよく、部品点数を少なくできる。また、棚板10を本棚5の側板6,9間から取り外した状態でフック41を棚板10に引っ掛けて仕切り板15を棚板10に取り付けることができる。仕切り板15の固定や、仕切り板15の固定の解除の際に本棚5の背板8の後方に手を回す必要がなく、仕切り板15の着脱および立設位置の変更を容易に行うことができる。
また、仕切り板本体40の底面40aおよび挟持部44を、棚板10の上面10aおよび棚板10の底面10bに対して左右方向Xにスライド移動可能にしている。これにより、仕切り板本体40を左右に動かすという簡単な動作で、仕切り板15の位置を容易に変更できる。
さらに、フック41の挟持部44に突部50を設け、突部50が棚板10の底面10bに押圧されてこの底面10bに弾性反発力を付与するようになっている。挟持部44の弾性反発力を用いて棚板10を確実に挟持することができる。
このように、仕切り板本体40が棚板10に確実に保持されるとともに、見栄えがよく、しかも部品点数の少ない本棚5を実現できる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、第1および第2の受け面23,31の形状を、円弧状以外の形状(たとえば、楕円形状)に形成してもよい。また、各受け部材13L,13Rに3つ以上の係合突部を設けて、棚板10を支持してもよい。
棚板10が前後に長いいわゆる奥行きの深い板の場合、2箇所ではないく3箇所で受け止める必要があるが、そのような3箇所を受ける棚受け部材に対しても、本発明は適用できる。
また、左右方向Xにおけるフック41の垂下部43の幅を、固定部42と同じにしてもよい。さらに、棚板10の底面10bに凹条51がなくてもよい。
さらに、図6に示すように、挟持部44が前後方向Y(水平方向)に真っ直ぐに延びた形状をしていてもよい。この場合、仕切り板本体40と垂下部43と挟持部44とが協働して、棚板10をコ字状に挟む溝を形成し、仕切り板15が棚板10にさらに堅固に保持される。なお、突部50を廃止してもよい。
この発明の一実施の形態にかかる仕切り板およびこれを有する本棚を備える学習机の要部の概略構成を示す正面図である。 本棚5の要部の分解斜視図である。 (A)は、棚受け部材の側面図であり、(B)は、棚受け部材の平面図であり、(C)は、(A)のIIIC−IIIC線に沿う縦断面図である。 図1のIV−IV線に沿う仕切り板の周辺の要部の縦断面図である。 フックを単品の状態で正面から見た図である。 この発明の別の実施形態の要部の縦断面図である。
符号の説明
6 左側板(棚板を取り付ける側板)
9 中側板(棚板を取り付ける側板)
10 棚板
13L,13R 棚受け部材
22 第1の係合突部
30 第2の係合突部
20 連結アーム
26 第1の挿入ピン
34 第2の挿入ピン
23 第1の受け面
31 第2の受け面
C (棚板の)厚み
D1,D2 (係合突部の)中心
R1,R2 半径

Claims (2)

  1. 棚板の側縁を下方から受け止める棚受け部材であって、
    上向きに膨出しており、棚板の側縁と係合して、棚板を下方から受け止めるための少なくとも2つの係合突部と、
    上記係合突部同士が所定の間隔で配置されるように、係合突部同士をつないでいる連結アームと、
    上記各係合突部の中心から水平方向に突出しており、棚板を取り付ける側板に対して差し込まれる挿入ピンと、
    を有していることを特徴とする棚受け部材。
  2. 上記係合突部は、受け止める棚板の厚みの約半分の半径の半円弧状の受け面を有していることを特徴とする請求項1記載の棚受け部材。
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