JP2002065382A - 機器の搭載台の棚板吊り下げ装置 - Google Patents

機器の搭載台の棚板吊り下げ装置

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JP2002065382A
JP2002065382A JP2000259394A JP2000259394A JP2002065382A JP 2002065382 A JP2002065382 A JP 2002065382A JP 2000259394 A JP2000259394 A JP 2000259394A JP 2000259394 A JP2000259394 A JP 2000259394A JP 2002065382 A JP2002065382 A JP 2002065382A
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mounting
shelf board
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JP2000259394A
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Ryuji Nishimura
龍二 西村
Kyoko Sato
京子 佐藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが部品の組付けの際の歪を解消して簡
単に組立てて棚板を吊り下げることができる機器の搭載
台の棚板吊り下げ装置を提供すること。 【解決手段】 機器12を搭載する機器の搭載台10に
設けられる棚板30を吊り下げて保持する棚板吊り下げ
装置であり、搭載台10の天板20に取り付けられる第
1取付部材70と、搭載台10の天板20に取り付けら
れる第2取付部材72と、第1取付部材70に一端部が
回転自在に保持される第1縦部材74と、第1取付部材
70に一端部が回転自在に保持される第2縦部材76
と、第1縦部材74の他端部と第2縦部材76の他端部
に連結される横部材78と、第1縦部材74の他端部と
第2縦部材76の他端部に対して横部材78が回転可能
な回転機構部190を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機のような機器を搭載する機器の搭載台内に棚板を吊り
下げて保持する棚板吊り下げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器の一種であるテレビジョン受像
機を例に挙げると、テレビジョン受像機は搭載台の上に
置かれることが多く、この種の搭載台はたとえばビデオ
テープレコーダ(VTR)のような電子機器を収納する
構造になっている。このような搭載台の中に電子機器を
収納する場合には、搭載台の中に棚板を配置し、この棚
板の上に小型の電子機器を載せている。棚板の左右の搭
載台の側板には、棚ダボを挿入して、この棚ダボに棚板
を引っ掛けて載せるような構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この棚ダボ
は側板から外れることがあり棚板を確実に載せて、重量
物である小型の電子機器を確実に載せておくことが難し
い場合がある。また搭載台の左右方向の幅が大きくなる
に従い、左右の側板の棚ダボを利用して棚板を載せる構
造では、棚板の左右の幅も大きく取らざるを得ないとい
う問題もある。そして、ユーザが搭載台内に手軽に棚板
を設けることができることが望まれている。そこで本発
明は上記課題を解消し、ユーザが部品の組付けの際の歪
を解消して簡単に組立てて棚板を吊り下げることができ
る機器の搭載台の棚板吊り下げ装置を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、機器
を搭載する機器の搭載台に設けられる棚板を吊り下げて
保持する棚板吊り下げ装置であり、前記搭載台の天板に
取り付けられる第1取付部材と、前記搭載台の天板に取
り付けられる第2取付部材と、前記第1取付部材に一端
部が回転自在に保持される第1縦部材と、前記第1取付
部材に一端部が回転自在に保持される第2縦部材と、前
記第1縦部材の他端部と前記第2縦部材の他端部に連結
される横部材と、前記第1縦部材の他端部と前記第2縦
部材の他端部に対して前記横部材が回転可能な回転機構
部と、を備えることを特徴とする機器の搭載台の棚板吊
り下げ装置である。
【0005】請求項1では、第1取付部材は搭載台の天
板に取り付けられる。第2取付部材は搭載台の天板に取
り付けられる。第1縦部材は第1取付部材に一端部が回
転自在に保持される。第2縦部材は第1取付部材に一端
部が回転自在に保持される。横部材は、第1縦部材の他
端部と第2縦部材の他端部に連結される。回転機構部は
第1縦部材の他端部と第2縦部材の他端部に対して横部
材が回転できるようにしている。これにより、2軸方向
に回転に関して自由になることから、棚板吊り下げ装置
を天板側に取り付ける際に、組付けの際の歪を解消し
て、常に鉛直方向に固定することができる。つまり第1
縦部材と第2縦部材および横部材が、互いに任意の方向
への回転をすることにより取付け時の歪を吸収して解消
することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の機器
の搭載台の棚板吊り下げ装置において、前記棚板の一端
部が前記横部材に着脱自在に保持され、前記棚板の他端
部は前記搭載台の固定部に固定される。請求項2では、
棚板の一端部が横部材に着脱自在に保持され、棚板の他
端部は搭載台の固定部に固定されている。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載の機器
の搭載台の棚板吊り下げ装置において、前記横部材に
は、前記棚板を受けて滑り止めをする滑り止め部材が設
けられている。請求項3では、横部材には滑り止め部材
が設けられていることから、棚板は横部材に対して滑ら
ずに確実に保持することができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載の機器
の搭載台の棚板吊り下げ装置において、前記第1取付部
材と前記第2取付部材は、前記搭載台の天板に固定され
た部材に対して着脱自在に取り付けられる。請求項4で
は、第1取付部材と第2取付部材は、搭載台の天板に固
定された部材に対して着脱自在に取り付けることができ
る。これにより棚板吊り下げ装置は、天板に対して任意
に着脱することができる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1に記載の機器
の搭載台の棚板吊り下げ装置において、前記第1縦部材
と前記第2縦部材の組は同じ長さであるが、さらに異な
る長さの第1縦部材と第2縦部材の組を備える。請求項
5では、異なる長さの第1縦部材と第2縦部材の組を用
意することにより、棚板の取付位置を変更することが容
易に可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0011】図1と図2は、本発明の棚板吊り下げ装置
を有する機器の搭載台および機器の一例としてテレビジ
ョン受像機を示している。図3は搭載台10の構造を示
す斜視図であり、図4は図1の部分Xを拡大して示して
いる。図1と図2における機器の搭載台10の上には、
テレビジョン受像機12が搭載されている。このテレビ
ジョン受像機12は、たとえば比較的大型のデジタル放
送対応のテレビジョン受像機である。機器の搭載台10
は、図3と図4に示すように、天板20、左右の前柱2
2,24、左右の覆い部材としてのカバー部材26,2
7、底板28、棚板30、後ろ板32、および棚板保持
装置40を有している。
【0012】図1と図3に示すように、天板20は底板
28に対して、後ろ板32、左右の前柱22,24によ
り、いわゆる3点支持により間隔をおいて平行に保持さ
れている。天板20と底板28が形成する空間Sは、図
1と図2に示すように小型の電子機器100等を収容す
るための収容空間となっている。図1における向って右
側の部分Xは、図1の部分Yと左右対称形状になってい
る。図4に示すように部分Xでは右側の前柱24の上端
部24Aとテレビジョン受像機12の筐体44の下部4
4Aの間の隙間を埋めるために、カバー部材27が着脱
可能に配置されている。
【0013】図3の実施の形態では、天板20と底板2
8は、上から見て台形形状を有しているが、多少形が異
なる。図5は、図3の機器の搭載台10の平面図であ
り、図6は機器の搭載台10の正面図であり、図7は機
器の搭載台10の側面図である。天板20の材質として
は、たとえば木質材料を用いることができ、底板28と
しては、プラスチック板に対してたとえば金属により補
強した構造のものを採用することができる。しかし、天
板20や底板28の材質は、任意の材質を選択できる。
【0014】次に、図3の棚板保持装置40の構造につ
いて説明する。棚板保持装置40は、図3、図5と図7
に示すように、棚板30を空間Sの中で吊り下げて保持
することができ、棚板吊り下げ装置50と、差し込み保
持部52を有している。棚板保持装置40は、棚板30
を、天板20および後ろ板32に対して着脱可能に保持
する。棚板吊り下げ装置50は、棚板吊り下げ装置であ
り、図3、図5〜図7および図8に示している。図8を
参照すると、棚板吊り下げ装置50は、第1取付部材7
0と、第2取付部材72、第1縦部材74、第2縦部材
76および一本の横部材78を有している。
【0015】第1縦部材74の一端部74Aは、第1取
付部材70に対して、好ましくはねじ80により着脱自
在に取り付けられている。これにより第1縦部材74に
対して第1取付部材70はR方向に回転可能になってい
る。すなわち第1取付部材70に対して第1縦部材74
が回転自在である。同様にして第2縦部材76の一端部
76Aは、第2取付部材72に対して、好ましくはねじ
82により回転可能に取り付けられている。第2取付部
材72は、第2縦部材76に対してR方向に回転可能で
ある。すなわち第2縦部材76は第2取付部材72に対
して回転できるのである。
【0016】第1縦部材74の他端部74Bと、第2縦
部材76の他端部76Bには、横部材78がたとえばね
じ86,88により取り付けられている。ただし横部材
78の一端部側には凹部90が形成されており、この凹
部90に第1縦部材74の他端部74Bが突き当たって
いる。同様にして横部材78の他端部には凹部92が形
成されており、この凹部92に第2縦部材76の他端部
76Bが突き当たっている。ねじ86が、横部材78の
孔94に対して緩くはまり込んでおり、同様にしてねじ
88は横部材78の孔96に対して緩くはまり込んでい
る。このことから、第1縦部材74と第2縦部材76に
対して横部材78は、緩く連結されていて、横部材78
はS方向にある角度回転することが可能である。
【0017】このように棚板吊り下げ装置50の第1縦
部材74、第2縦部材76および横部材78は、強固に
連結されているのではなく、R方向に回転可能でありか
つS方向に回転可能なように緩く連結されている。しか
も、第1取付部材70、第2取付部材72、第1縦部材
74、第2縦部材76、及び横部材78は、ねじ80,
82,86,88により組立、分解自在に構成されてい
る。第1取付部材70と第2取付部材72は、図5に示
す装着用の部材110,112に対して着脱可能に取り
付けるようになっている。これらの部材110,112
は、図6に示すように天板20の下面20Mにあらかじ
め固定されている。
【0018】図9では、一例として第1取付部材70が
天板20の下面20Mに取り付けられている部材110
に対してL方向にスライドすることで着脱可能に取り付
ける例を示している。このような取付構造は、図8の第
2取付部材72が図6の部材112に対して取り付けら
れる構造と同じである。
【0019】図10は、図8の棚板吊り下げ装置50の
平面図であり、図11は棚板吊り下げ装置50の正面図
であり、図12は棚板吊り下げ装置50の側面図であ
る。図8の第1縦部材74と第2縦部材76は同じ長さ
である。図13は、図8の第1縦部材74と第2縦部材
76とは長さの異なるより長い第1縦部材74Aと第2
縦部材76Aの例を示している。このようなより長い第
1縦部材74Aと第2縦部材76Aを用意しておくこと
により、図11と図12の破線で示すように、横部材7
8の位置をE方向(下方向)に下げることができる。こ
のことから図8に示すように載せようとする棚板30の
取付高さは、第1縦部材と第2縦部材の長さを変えるこ
とで変更することができる。
【0020】図14は、より長い第1縦部材と第2縦部
材の別の実施の形態を示している。図13とは異なり、
図14では2種類の棒77,79を用意しておき、棒7
9のねじ79Aを、棒77のめねじ77Aにねじ込むこ
とにより、より長い第1縦部材74と第2縦部材76の
長さにすることも可能である。ところで、第1取付部材
70と第2取付部材72は、金属、たとえば鉄、ステン
レス、アルミニウム等により作ることができる。第1縦
部材74,74Aと第2縦部材76,76Aは、たとえ
ば金属、具体的には鉄、ステンレス、アルミニウム等に
より作ることができる。横部材78は、金属、たとえば
鉄、ステンレス、アルミニウム等により作ることができ
る。第1縦部材74と第2縦部材76および横部材78
は、図8の例では棒状体であるが、断面で長方形状、正
方形状、だ円形状等の他の形状であってもよい。
【0021】図8に示すように横部材78の上には、好
ましくは棚板30を載せてその滑りを防止するための滑
り止め部材140が設けられている。この滑り止め部材
140は、プラスチックやゴムやフェルトのような滑り
止め効果のある材質を採用することができる。特に棚板
30がたとえば強化ガラス製である場合には、この滑り
止め部材140の採用が有効である。
【0022】次に、図5、図6と図7および図15を参
照して、棚板保持装置40の差し込み保持部52の構造
について説明する。差し込み保持部52は、後ろ板32
と棚板30に関連して設けられており、棚板30の他端
部30Fを、後ろ板32の内面32N側に差し込んで保
持する構造となっている。これに対して棚板30の一端
部30Eは、すでに述べたように棚板吊り下げ装置50
の横部材78により吊り下げて保持できる。
【0023】図15に示す棚板30の他端部(後端部)
30Fは、取付金具200を有している。この取付金具
200は、たとえば強化ガラス製の棚板30の他端部3
0Fに対して固定されている。取付金具200は、立ち
上げ部210,212を有している。これらの立ち上げ
部210,212にはそれぞれ孔214が形成されてい
る。後ろ板32の内面32Nには、取付金具200の孔
214,214に対応する位置に孔220,222が形
成されている。また取付金具200は、後ろ方向Bに向
けて2本の差し込み突起230が平行に突出して設けら
れている。これらの差し込み突起230に対応して、後
ろ板32の内面32Nには、別の孔240,242が形
成されている。これらの孔240,242には、差し込
み突起230がそれぞれ挿入される。
【0024】孔220,222の付近には、棚板30の
下面を支えるための位置決め部250,252が形成さ
れている。これらの位置決め部250,252は、それ
ぞれ突起状の部材であり、後ろ板32の内面32Nから
突出して形成されている。このように孔220,22
2、240,242および位置決め部250,252の
組が、差し込み保持部52を構成している。このような
構造の差し込み保持部52は、もう1組後ろ板32の内
面32Nに設けられている。図15の例では、合計2組
の差し込み保持部52が設けられており、このように2
組の差し込み保持部52を上下に設けることで、棚板3
0を第1段目ST1と第2段目ST2において、後ろ板
32に対して着脱可能に固定することができる。
【0025】取付具270は、孔214を通して、孔2
20,222にそれぞれはめ込むことにより、棚板30
は前後方向D1に関して固定することができる。この取
付具270をたとえばユーザが手で操作することによ
り、再び棚板30を取り外すことができる。また差し込
み突起230と孔240,242は、棚板30を、左右
方向D2に関して位置決めする機能を有している。さら
に位置決め部250,252は、棚板30の他端部30
Fを載せて上下方向D3に関して位置決めする機能を有
している。これらの前後方向D1、左右方向D2および
上下方向D3は、それぞれ直交する方向である。
【0026】次に、上述した棚板保持装置40の組立例
について説明する。まず図3に示す天板20と底板28
および左右の前柱22,24と後ろ板(後ろ柱とも呼
ぶ)32を組立てて搭載台10の枠組を作る。次に、図
5と図6に示すように天板20の内面20Mにすでに取
り付けられている部材110,112に対して図8の第
1取付部材70と第2取付部材72をそれぞれ図9に示
す要領でL方向に差し込んで取り付ける。
【0027】すでに第1縦部材74と第2縦部材76の
他端部74B,76Bには、横部材78が取り付けられ
ている。ユーザがこの棚板吊り下げ装置50を天板20
に対して取り付ける場合に、図8に示すように第1取付
部材70と第1縦部材74の間と、第2取付部材72と
第2縦部材76の間では、それぞれ回転機構部191に
よりR方向に回転可能になっており、しかも横部材78
は第1縦部材74と第2縦部材76に対してS方向に関
して回転機構部190により回転可能になっている。こ
のことから、次のようなことが言える。すなわち第1取
付部材70、第1縦部材74、第2取付部材72、第2
縦部材76、横部材78を強固に相互に固定してしまっ
た場合に比べて、取り付けの際の自由度があるので、各
部材に製造時の寸法誤差があったとしても、ユーザは簡
単に棚板吊り下げ装置50を天板20の内面20Mに対
して取り付けることができる。
【0028】図6に示すように、棚板吊り下げ装置50
の横部材78の上に棚板30の一端部30Eを載せると
ともに、図8に示すように棚板30の他端部30Fは、
たとえば1段目ST1の位置決め部250,252の上
に載せて位置決めする。この時に、差し込み突起230
がそれぞれ孔240,242に差し込まれるとともに、
取付具270が孔214を通り後ろ板32の孔220,
222に差し込まれる。これにより、棚板30の他端部
30Fは、前後方向D1に沿って取付具270により固
定され、左右方向D2および上下方向D3に沿って位置
決めして保持されることになる。このように棚板保持装
置40の棚板吊り下げ装置50を、天板20に対して吊
り下げる構造としているので、図3に示すように天板2
0と底板28の左右幅Wが大きくなったとしても、その
左右幅Wに関わりなく、任意の幅W1の棚板30を、搭
載台10の空間Sに設けることができるという大きなメ
リットがある。
【0029】そして、図13や図14のように、より長
い第1縦部材74Aと第2縦部材76Aを用意しておく
ことにより、棚板30は、図6と図7の破線で示すよう
に、第1段目ST1から第2段目ST2に位置を変える
ことが簡単にできる。なお、図15の差し込み突起23
0は、好ましくは孔240,242に対してやや斜め上
から挿入することにより、より確実に固定することがで
きる。
【0030】上述したように本発明の実施の形態では、
棚板30は、たとえば2段階の位置ST1,ST2で設
定することができ、搭載台の左右幅に関わらず任意の幅
のコンパクトな棚板を搭載台の中に吊り下げて保持する
ことができる。このように棚板の左右幅W1を自由に設
定できることから、開放的で自由な外観デザインを実現
することができる。また棚板の左右幅は、上述したよう
に搭載台の左右幅に関係なく任意に選定できるので、左
右幅の異なる別の搭載台に対しても、棚板保持装置およ
び棚板吊り下げ装置そして棚板を転用して適用すること
ができる。すなわちテレビジョン受像機のインチサイズ
の違いにより、搭載台の大きさが変わっても、棚板とそ
の棚板保持装置および棚板吊り下げ装置は共通して使用
できることになる。
【0031】このように、本発明の実施の形態では、棚
板吊り下げ装置は吊り下げ保持部等とも呼んでいるが、
R方向とS方向の2軸方向に回転に関して自由であるの
で、棚板吊り下げ装置を天板に対して組付ける際に比較
的簡単に行うことができる。これにより棚板吊り下げ装
置は、棚板を吊り下げた状態でほぼ鉛直方向に保持する
ことができるとともに、ユーザが取付ける際の取付け歪
を解消できる。第1縦部材と第2縦部材の間には回転機
構部を設けているが、この回転機構部は、微小の隙間を
設けることにより形成することができる。第1縦部材と
第2縦部材および横部材との間における回転機構部と、
第1取付部材と第1縦部材および第2取付部材と第2縦
部材の間で形成されている回転機構部の両方を採用する
ことにより、棚板吊り下げ装置はほぼ鉛直方向に保持す
ることができる。このような回転機構部における回転動
作と微小な隙間により、各部材は任意の方向に回転で
き、取付け時の歪を解消し、取付け後の歪を吸収するこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザが部品の組付けの際の歪を解消して簡単に組立て
て棚板を吊り下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機器の搭載台の棚板保持装置の好まし
い実施の形態を有する機器の搭載台およびテレビジョン
受像機を示す正面図。
【図2】図1の機器の搭載台とテレビジョン受像機を示
す側面図。
【図3】機器の搭載台を示す斜視図。
【図4】図1の部分Xを拡大して示す図。
【図5】機器の搭載台の平面図。
【図6】機器の搭載台の正面図。
【図7】機器の搭載台の側面図。
【図8】棚板吊り下げ装置および棚板を示す斜視図。
【図9】棚板吊り下げ装置の取付部材が天板の裏側に着
脱可能に取り付けられる様子を示す図。
【図10】棚板吊り下げ装置の上面図。
【図11】棚板吊り下げ装置の正面図。
【図12】棚板吊り下げ装置の側面図。
【図13】第1縦部材と第2縦部材の別の実施の形態を
示す斜視図。
【図14】第1縦部材と第2縦部材のさらに別の実施の
形態を示す斜視図。
【図15】差し込み保持部の好ましい実施の形態を示す
斜視図。
【符号の説明】
10・・・機器の搭載台、12・・・テレビジョン受像
機(機器)、20・・・天板、30・・・棚板、32・
・・後ろ板、40・・・棚板保持装置、50・・・棚板
吊り下げ装置、52・・・差し込み保持部、70・・・
第1取付部材、72・・・第2取付部材、74・・・第
1縦部材、76・・・第2縦部材、78・・・横部材、
190・・・回転機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47B 96/02 A47B 96/02 G F16B 1/00 F16B 1/00 A H04N 5/64 581 H04N 5/64 581A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を搭載する機器の搭載台に設けられ
    る棚板を吊り下げて保持する棚板吊り下げ装置であり、 前記搭載台の天板に取り付けられる第1取付部材と、 前記搭載台の天板に取り付けられる第2取付部材と、 前記第1取付部材に一端部が回転自在に保持される第1
    縦部材と、 前記第1取付部材に一端部が回転自在に保持される第2
    縦部材と、 前記第1縦部材の他端部と前記第2縦部材の他端部に連
    結される横部材と、 前記第1縦部材の他端部と前記第2縦部材の他端部に対
    して前記横部材が回転可能な回転機構部と、を備えるこ
    とを特徴とする機器の搭載台の棚板吊り下げ装置。
  2. 【請求項2】 前記棚板の一端部が前記横部材に着脱自
    在に保持され、前記棚板の他端部は前記搭載台の固定部
    に固定される請求項1に記載の機器の搭載台の棚板吊り
    下げ装置。
  3. 【請求項3】 前記横部材には、前記棚板を受けて滑り
    止めをする滑り止め部材が設けられている請求項1に記
    載の機器の搭載台の棚板吊り下げ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1取付部材と前記第2取付部材
    は、前記搭載台の天板に固定された部材に対して着脱自
    在に取り付けられる請求項1に記載の機器の搭載台の棚
    板吊り下げ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1縦部材と前記第2縦部材の組は
    同じ長さであるが、さらに異なる長さの第1縦部材と第
    2縦部材の組を備える請求項1に記載の機器の搭載台の
    棚板吊り下げ装置。
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