JP2001312219A - フラットディスプレイ用架台装置 - Google Patents
フラットディスプレイ用架台装置Info
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- JP2001312219A JP2001312219A JP2000133989A JP2000133989A JP2001312219A JP 2001312219 A JP2001312219 A JP 2001312219A JP 2000133989 A JP2000133989 A JP 2000133989A JP 2000133989 A JP2000133989 A JP 2000133989A JP 2001312219 A JP2001312219 A JP 2001312219A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat display
- bracket
- mounting
- support
- support bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構造で持ち運びが容易であるにも係わ
らず、支持強度が高く、しかもフラットディスプレイの
取付け、取外しが容易であるフラットディスプレイ用架
台装置を提供する。 【解決手段】 上下方向へ所定間隔毎に複数の係止孔７
を形成した一対の支柱３を左右両側に間隔を隔てて立設
し、支柱間であって上下に上部支持金具５と下部支持金
具４とを係止孔を利用して取付け、フラットディスプレ
イ２の下端を下部支持金具に載支し、上部背面８を上部
支持金具にネジ止め固定し、下部支持金具は左右の下ブ
ラケット９間にフラットディスプレイの下端を載支する
受部材１０を渡設し、上部支持金具は左右の上ブラッケ
ト１１間に剛性のある支持部材１２を渡設し且つ支持部
材にフラットディスプレイをネジ止めするための前後貫
通した取付孔１３を単又は複数形成してなる。
らず、支持強度が高く、しかもフラットディスプレイの
取付け、取外しが容易であるフラットディスプレイ用架
台装置を提供する。 【解決手段】 上下方向へ所定間隔毎に複数の係止孔７
を形成した一対の支柱３を左右両側に間隔を隔てて立設
し、支柱間であって上下に上部支持金具５と下部支持金
具４とを係止孔を利用して取付け、フラットディスプレ
イ２の下端を下部支持金具に載支し、上部背面８を上部
支持金具にネジ止め固定し、下部支持金具は左右の下ブ
ラケット９間にフラットディスプレイの下端を載支する
受部材１０を渡設し、上部支持金具は左右の上ブラッケ
ト１１間に剛性のある支持部材１２を渡設し且つ支持部
材にフラットディスプレイをネジ止めするための前後貫
通した取付孔１３を単又は複数形成してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットディスプ
レイ用架台装置に係わり、更に詳しくは情報の表示手段
であるプラズマディスプレイや液晶パネルディスプレ
イ、あるいは絵画等の扁平重量物を装着するための架台
装置に関するものである。
レイ用架台装置に係わり、更に詳しくは情報の表示手段
であるプラズマディスプレイや液晶パネルディスプレ
イ、あるいは絵画等の扁平重量物を装着するための架台
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、プラズマディスプレイや液晶パネ
ルディスプレイ等のフラットディスプレイは、壁面に固
定したり、強固な構造を有する大型専用台に固定して使
用されている。
ルディスプレイ等のフラットディスプレイは、壁面に固
定したり、強固な構造を有する大型専用台に固定して使
用されている。
【０００３】しかし、壁面に固定するタイプや大型専用
台に装着するタイプでは、簡単に設置場所を移動でき
ず、必要な時に必要な場所で使用したい用途、例えばプ
レゼンテーションのためのモニターとして使用する用途
には全く不向きであった。
台に装着するタイプでは、簡単に設置場所を移動でき
ず、必要な時に必要な場所で使用したい用途、例えばプ
レゼンテーションのためのモニターとして使用する用途
には全く不向きであった。
【０００４】また、絵画は、壁面あるいは衝立の展示面
に突設したＬ金具に絵画下部を受け、上部は絵画に両端
を固定した紐又は鎖の中央部を展示面に金具に繋着する
のが一般的であるが、前記同様に移動には手間が係るば
かりでなく、不安定であるといった問題を有している。
に突設したＬ金具に絵画下部を受け、上部は絵画に両端
を固定した紐又は鎖の中央部を展示面に金具に繋着する
のが一般的であるが、前記同様に移動には手間が係るば
かりでなく、不安定であるといった問題を有している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明が前述の状況に
鑑み、解決しようとするところは、簡易な構造で持ち運
びが容易であるにも係わらず、支持強度が高く、しかも
フラットディスプレイの取付け、取外しが容易であるフ
ラットディスプレイ用架台装置を提供する点にある。
鑑み、解決しようとするところは、簡易な構造で持ち運
びが容易であるにも係わらず、支持強度が高く、しかも
フラットディスプレイの取付け、取外しが容易であるフ
ラットディスプレイ用架台装置を提供する点にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、上下方向へ所定間隔毎に複数の係止孔を形
成した一対の支柱を左右両側に間隔を隔てて立設し、前
記支柱間であって上下に上部支持金具と下部支持金具と
を前記係止孔を利用して取付け、フラットディスプレイ
の下端を下部支持金具に載支するとともに、上部背面を
上部支持金具にネジ止め固定してなり、前記下部支持金
具は左右の下ブラケット間にフラットディスプレイの下
端を載支する受部材を渡設し、前記上部支持金具は左右
の上ブラッケト間に剛性のある支持部材を渡設し且つ該
支持部材にフラットディスプレイをネジ止めするための
前後貫通した取付孔を単又は複数形成してなるフラット
ディスプレイ用架台装置を構成した。
決のために、上下方向へ所定間隔毎に複数の係止孔を形
成した一対の支柱を左右両側に間隔を隔てて立設し、前
記支柱間であって上下に上部支持金具と下部支持金具と
を前記係止孔を利用して取付け、フラットディスプレイ
の下端を下部支持金具に載支するとともに、上部背面を
上部支持金具にネジ止め固定してなり、前記下部支持金
具は左右の下ブラケット間にフラットディスプレイの下
端を載支する受部材を渡設し、前記上部支持金具は左右
の上ブラッケト間に剛性のある支持部材を渡設し且つ該
支持部材にフラットディスプレイをネジ止めするための
前後貫通した取付孔を単又は複数形成してなるフラット
ディスプレイ用架台装置を構成した。
【０００７】ここで、前記フラットディスプレイを上部
が前方へ傾斜した状態となるように保持すべく、前記下
部支持金具の受部材の前縁に規制片を立設するととも
に、前記上部支持金具の支持部材の取付面を前下方へ配
向してなることが好ましい。
が前方へ傾斜した状態となるように保持すべく、前記下
部支持金具の受部材の前縁に規制片を立設するととも
に、前記上部支持金具の支持部材の取付面を前下方へ配
向してなることが好ましい。
【０００８】また、前記上部支持金具の支持部材は、上
下中央部に後方へ凹溝を向けた断面略コ字形の取付杆部
と、その上下縁に上下方向へ延設した補強片を有し、上
下補強片の両端部に前記上ブラケットを固定し、取付杆
部に前記取付孔を形成してなることがより好ましい。
下中央部に後方へ凹溝を向けた断面略コ字形の取付杆部
と、その上下縁に上下方向へ延設した補強片を有し、上
下補強片の両端部に前記上ブラケットを固定し、取付杆
部に前記取付孔を形成してなることがより好ましい。
【０００９】そして、前記上部支持金具の上ブラケット
の突出長さを調節して前記フラットディスプレイの傾斜
角度を調節してなることも好ましいのである。
の突出長さを調節して前記フラットディスプレイの傾斜
角度を調節してなることも好ましいのである。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図１〜図５は本発明に
係るフラットディスプレイ用架台装置の代表的な実施形
態を示し、図中符号１は架台、２はフラットディスプレ
イ、３は支柱、４は下部支持金具、５は上部支持金具を
それぞれ示している。
面に基づき更に詳細に説明する。図１〜図５は本発明に
係るフラットディスプレイ用架台装置の代表的な実施形
態を示し、図中符号１は架台、２はフラットディスプレ
イ、３は支柱、４は下部支持金具、５は上部支持金具を
それぞれ示している。
【００１１】本発明のフラットディスプレイ用架台装置
は、移動可能な架台１にフラットディスプレイ２を支持
するために、架台１を構成する一対の支柱３，３に下部
支持金具４と上部支持金具５を着脱自在に取付け、この
下部支持金具４と上部支持金具５を利用して前記フラッ
トディスプレイ２を取付けるのである。ここで、フラッ
トディスプレイ２とは、プラズマディスプレイや液晶パ
ネルディスプレイ、あるいは絵画等の扁平重量物を意味
し、その機能、用途には特に限定されない。
は、移動可能な架台１にフラットディスプレイ２を支持
するために、架台１を構成する一対の支柱３，３に下部
支持金具４と上部支持金具５を着脱自在に取付け、この
下部支持金具４と上部支持金具５を利用して前記フラッ
トディスプレイ２を取付けるのである。ここで、フラッ
トディスプレイ２とは、プラズマディスプレイや液晶パ
ネルディスプレイ、あるいは絵画等の扁平重量物を意味
し、その機能、用途には特に限定されない。
【００１２】即ち、前記架台１は、移動可能な脚部６
に、上下方向へ所定間隔毎に複数の係止孔７，…を形成
した一対の支柱３，３を左右両側に間隔を隔てて立設
し、前記支柱３，３間であって上下に上部支持金具５と
下部支持金具４とを前記係止孔７，…を利用して取付
け、フラットディスプレイ２の下端を下部支持金具４に
載支するとともに、上部背面８を上部支持金具５にネジ
止め固定してなるもので、前記下部支持金具４は左右の
下ブラケット９，９間にフラットディスプレイ２の下端
を載支する受部材１０を渡設し、前記上部支持金具５は
左右の上ブラッケト１１，１１間に剛性のある支持部材
１２を渡設し且つ該支持部材１２にフラットディスプレ
イ２をネジ止めするための前後貫通した取付孔１３，…
を単又は複数形成してなるものである。
に、上下方向へ所定間隔毎に複数の係止孔７，…を形成
した一対の支柱３，３を左右両側に間隔を隔てて立設
し、前記支柱３，３間であって上下に上部支持金具５と
下部支持金具４とを前記係止孔７，…を利用して取付
け、フラットディスプレイ２の下端を下部支持金具４に
載支するとともに、上部背面８を上部支持金具５にネジ
止め固定してなるもので、前記下部支持金具４は左右の
下ブラケット９，９間にフラットディスプレイ２の下端
を載支する受部材１０を渡設し、前記上部支持金具５は
左右の上ブラッケト１１，１１間に剛性のある支持部材
１２を渡設し且つ該支持部材１２にフラットディスプレ
イ２をネジ止めするための前後貫通した取付孔１３，…
を単又は複数形成してなるものである。
【００１３】ここで、前記フラットディスプレイ２を上
部が前方へ傾斜した状態となるように保持すべく、前記
下部支持金具４の受部材１０の前縁に規制片１４を立設
するとともに、前記上部支持金具５の支持部材１２の取
付面１５を前下方へ配向している。
部が前方へ傾斜した状態となるように保持すべく、前記
下部支持金具４の受部材１０の前縁に規制片１４を立設
するとともに、前記上部支持金具５の支持部材１２の取
付面１５を前下方へ配向している。
【００１４】更に詳しくは、前記下部支持金具４を構成
する下ブラケット９は、平面視Ｌ字形の部材であり、後
方へ向いた基板９Ａの後縁に前記係止孔７，…へ係止す
るためのフック１６，…を複数突設するとともに、内方
へ向いた折曲片９Ｂに前記受部材１０の端部をネジ止め
又は溶接して固定している。また、前記受部材１０は、
スチール板を折曲形成した長尺部材であり、前記下ブラ
ケット９，９に連結する垂直板１０Ａの上縁に前方へ垂
直板１０Ｂを延設し、該垂直板１０Ｂの前縁に前記規制
片１４を斜め前上方へ立ち上げた形状のものである。
する下ブラケット９は、平面視Ｌ字形の部材であり、後
方へ向いた基板９Ａの後縁に前記係止孔７，…へ係止す
るためのフック１６，…を複数突設するとともに、内方
へ向いた折曲片９Ｂに前記受部材１０の端部をネジ止め
又は溶接して固定している。また、前記受部材１０は、
スチール板を折曲形成した長尺部材であり、前記下ブラ
ケット９，９に連結する垂直板１０Ａの上縁に前方へ垂
直板１０Ｂを延設し、該垂直板１０Ｂの前縁に前記規制
片１４を斜め前上方へ立ち上げた形状のものである。
【００１５】また、前記上部支持金具５を構成する上ブ
ラケット１１は、前記下ブラケット９と同様な構造であ
るが、該上ブラケット１１の基板１１Ａは、前記基板９
Ｂよりも前後幅が大きな側面視台形状を有し、後縁に前
記係止孔７，…へ係止するためのフック１７，…を複数
突設するとともに、内方へ向いた折曲片１１Ｂに前記支
持部材１２の端部をネジ止め又は溶接して固定してい
る。そして、前記支持部材１２は、上下中央部に後方へ
凹溝を向けた断面略コ字形の取付杆部１２Ａと、その上
下縁に上下方向へ延設した補強片１２Ｂ，１２Ｂを有
し、上下補強片１２Ｂ，１２Ｂの両端部に前記上ブラケ
ット１１，１１を固定し、取付杆部１２Ａの前面を前記
取付面１５となし、この取付面１５に前記取付孔１３，
…を形成している。尚、図示しないが、前記取付孔１３
は、フラットディスプレイ２へネジ止めする際の製造誤
差を吸収するために、縦長の長孔となしている。
ラケット１１は、前記下ブラケット９と同様な構造であ
るが、該上ブラケット１１の基板１１Ａは、前記基板９
Ｂよりも前後幅が大きな側面視台形状を有し、後縁に前
記係止孔７，…へ係止するためのフック１７，…を複数
突設するとともに、内方へ向いた折曲片１１Ｂに前記支
持部材１２の端部をネジ止め又は溶接して固定してい
る。そして、前記支持部材１２は、上下中央部に後方へ
凹溝を向けた断面略コ字形の取付杆部１２Ａと、その上
下縁に上下方向へ延設した補強片１２Ｂ，１２Ｂを有
し、上下補強片１２Ｂ，１２Ｂの両端部に前記上ブラケ
ット１１，１１を固定し、取付杆部１２Ａの前面を前記
取付面１５となし、この取付面１５に前記取付孔１３，
…を形成している。尚、図示しないが、前記取付孔１３
は、フラットディスプレイ２へネジ止めする際の製造誤
差を吸収するために、縦長の長孔となしている。
【００１６】本実施形態では、前記フラットディスプレ
イ２の上部背面８には、ネジ止め固定するための螺孔が
予め既製で設けられているものとしているが、前記支持
部材１２の取付孔１３，…は、フラットディスプレイ２
に設けられた取付手段に応じて変更することができる。
また、前記支持部材１２は、本実施形態ではスチール板
を折曲形成して構成したが、角パイプを用いて構成する
ことも可能である。更に、前記下部支持金具４は、下ブ
ラケット９，９に受部材１０を渡設して構成したが、両
部材は一体物であっても良い。同様に、前記上部支持部
材５も上ブラケット１１，１１と支持部材１２とが一体
物であっても良い。
イ２の上部背面８には、ネジ止め固定するための螺孔が
予め既製で設けられているものとしているが、前記支持
部材１２の取付孔１３，…は、フラットディスプレイ２
に設けられた取付手段に応じて変更することができる。
また、前記支持部材１２は、本実施形態ではスチール板
を折曲形成して構成したが、角パイプを用いて構成する
ことも可能である。更に、前記下部支持金具４は、下ブ
ラケット９，９に受部材１０を渡設して構成したが、両
部材は一体物であっても良い。同様に、前記上部支持部
材５も上ブラケット１１，１１と支持部材１２とが一体
物であっても良い。
【００１７】そこで、前記フラットディスプレイ２を架
台１に装着するには、先ず両支柱３，３間の上下部に上
部支持金具５と下部支持金具４とをフック１６，１７を
利用して係止孔７，…に係止し、それからフラットディ
スプレイ２の下端を下部支持金具４の受部材１０に載支
するとともに、上部支持金具５に沿わせた状態で、後方
からネジ１８，…を支持部材１２の取付孔１３，…に挿
通してフラットディスプレイ２の上部背面８の螺孔にね
じ込んで取付けるのである。ここで、左右の支柱３，３
の間隔は、前記フラットディスプレイ２の横幅よりも十
分に小さくなるように設定しているため、装着状態では
フラットディスプレイ２の下部が大きく後方へずれるこ
とがなく、また前方へは前記規制片１４によって制限さ
れているので移動することはないのである。尚、前記フ
ラットディスプレイ２の上部は、前述のように上部支持
部材５に完全にネジ固定されているので、何れの方向へ
も移動しないのである。
台１に装着するには、先ず両支柱３，３間の上下部に上
部支持金具５と下部支持金具４とをフック１６，１７を
利用して係止孔７，…に係止し、それからフラットディ
スプレイ２の下端を下部支持金具４の受部材１０に載支
するとともに、上部支持金具５に沿わせた状態で、後方
からネジ１８，…を支持部材１２の取付孔１３，…に挿
通してフラットディスプレイ２の上部背面８の螺孔にね
じ込んで取付けるのである。ここで、左右の支柱３，３
の間隔は、前記フラットディスプレイ２の横幅よりも十
分に小さくなるように設定しているため、装着状態では
フラットディスプレイ２の下部が大きく後方へずれるこ
とがなく、また前方へは前記規制片１４によって制限さ
れているので移動することはないのである。尚、前記フ
ラットディスプレイ２の上部は、前述のように上部支持
部材５に完全にネジ固定されているので、何れの方向へ
も移動しないのである。
【００１８】尚、前記支柱３に対して上ブラケット１１
が外れないようにするため、図４及び図５に示すよう
に、一つの前記フック１７に平行して出没可能に抜止片
１９を基板１１Ａに対して設け、該フック１７を支柱３
の係止孔７に係止した後、抜止片１９を同じ係止孔７に
嵌入して上ブラケット１１の上方移動を規制している。
同様な構造を前記下部支持金具４に持たせても良い。
が外れないようにするため、図４及び図５に示すよう
に、一つの前記フック１７に平行して出没可能に抜止片
１９を基板１１Ａに対して設け、該フック１７を支柱３
の係止孔７に係止した後、抜止片１９を同じ係止孔７に
嵌入して上ブラケット１１の上方移動を規制している。
同様な構造を前記下部支持金具４に持たせても良い。
【００１９】また、前記上部支持金具５の上ブラケット
１１の支柱３に対する突出長さを調節して前記フラット
ディスプレイ２の傾斜角度を調節できるようにすること
も好ましい。その一つの手段として、前後幅の異なる複
数の上ブラケット１１を用意しておき、それを交換する
ことでフラットディスプレイ２の傾斜角度を変更する
か、あるいはそのような上ブラケット１１，１１を有す
る複数の上部支持金具５を用意しておき、それを交換し
て行うことが挙げられる。他の一つの角度調節手段とし
て、図６に示したものは、前記上ブラケット１１を支柱
３側のフック１７，…を有する第１ブラケット２０と、
フラットディスプレイ２固定側の第２ブラケット２１に
分割し、両部材の重なり具合を連続的に変更して連結で
きるようになしたものである。つまり、第１ブラケット
２０には、前記下部支持金具４の水平板１０Ｂの前縁を
中心とした円弧状の長孔２２を形成するとともに、第２
ブラケット２１には長孔２２と同心円上に通孔２３を形
成し、前記長孔２２と通孔２３とに蝶ボルト２４を挿通
し、ナットを螺合して所定角度に固定するのである。
１１の支柱３に対する突出長さを調節して前記フラット
ディスプレイ２の傾斜角度を調節できるようにすること
も好ましい。その一つの手段として、前後幅の異なる複
数の上ブラケット１１を用意しておき、それを交換する
ことでフラットディスプレイ２の傾斜角度を変更する
か、あるいはそのような上ブラケット１１，１１を有す
る複数の上部支持金具５を用意しておき、それを交換し
て行うことが挙げられる。他の一つの角度調節手段とし
て、図６に示したものは、前記上ブラケット１１を支柱
３側のフック１７，…を有する第１ブラケット２０と、
フラットディスプレイ２固定側の第２ブラケット２１に
分割し、両部材の重なり具合を連続的に変更して連結で
きるようになしたものである。つまり、第１ブラケット
２０には、前記下部支持金具４の水平板１０Ｂの前縁を
中心とした円弧状の長孔２２を形成するとともに、第２
ブラケット２１には長孔２２と同心円上に通孔２３を形
成し、前記長孔２２と通孔２３とに蝶ボルト２４を挿通
し、ナットを螺合して所定角度に固定するのである。
【００２０】次に、本実施形態に係る架台１を図７〜図
１０に基づき更に詳しく説明する。前記架台１のフレー
ムは、丸パイプ部材と各種ジョイントを組み合わせて構
成したものであり、左右両側に前後方向にベース杆２
５，２５を配し、該ベース杆２５，２５の後方寄り位置
に三方向ジョイント２６を介して下横杆２７と前記支柱
３を連結し、両支柱３，３の上端間にＬ型ジョイント２
８を介して上横杆２９を連結し、更に前記ベース杆２５
の前後端に二方向ジョイント３０を介してキャスター３
１をそれぞれ設けている。そして、前記支柱３，３間の
下部には背面パネル３２を取付けるとともに、その前方
の上下部に上天板３３と下天板３４とをそれぞれ前記支
柱３，３の係止孔７，…に係止したブラケット３５，３
６を用いて取付けている。前記脚部６は、ベース杆２
５，２５、下横杆２７及びキャスター３１，…から構成
されている。
１０に基づき更に詳しく説明する。前記架台１のフレー
ムは、丸パイプ部材と各種ジョイントを組み合わせて構
成したものであり、左右両側に前後方向にベース杆２
５，２５を配し、該ベース杆２５，２５の後方寄り位置
に三方向ジョイント２６を介して下横杆２７と前記支柱
３を連結し、両支柱３，３の上端間にＬ型ジョイント２
８を介して上横杆２９を連結し、更に前記ベース杆２５
の前後端に二方向ジョイント３０を介してキャスター３
１をそれぞれ設けている。そして、前記支柱３，３間の
下部には背面パネル３２を取付けるとともに、その前方
の上下部に上天板３３と下天板３４とをそれぞれ前記支
柱３，３の係止孔７，…に係止したブラケット３５，３
６を用いて取付けている。前記脚部６は、ベース杆２
５，２５、下横杆２７及びキャスター３１，…から構成
されている。
【００２１】ここで、前記背面パネル３２は、パンチン
グメタルからなるパネル板３７の上下縁に角パイプ状の
支持杆３８，３８を固定し、前記支柱３の下部であって
上下部に内方へ向けて突片３９，３９を突設し、該突片
３９，３９に背面パネル３２の上下支持杆３８，３８の
端部を外嵌して取付けている。尚、前記上天板３３と下
天板３４には、フラットディスプレイ２に映像を映し出
すためのＤＶＤプレイヤー、ＶＴＲ、ＴＶチューナーあ
るいはパソコン等を載置して使用するが、それら機器間
の配線のための空間を前記支柱３との間に形成してい
る。
グメタルからなるパネル板３７の上下縁に角パイプ状の
支持杆３８，３８を固定し、前記支柱３の下部であって
上下部に内方へ向けて突片３９，３９を突設し、該突片
３９，３９に背面パネル３２の上下支持杆３８，３８の
端部を外嵌して取付けている。尚、前記上天板３３と下
天板３４には、フラットディスプレイ２に映像を映し出
すためのＤＶＤプレイヤー、ＶＴＲ、ＴＶチューナーあ
るいはパソコン等を載置して使用するが、それら機器間
の配線のための空間を前記支柱３との間に形成してい
る。
【００２２】最後に、前記ベース杆２５にキャスター３
１を取付ける構造を図１０に基づいて説明する。前記二
方向ジョイント３０は二つ割り部材であり、一端部に前
記ベース杆２５を挟持する凹部４０を設け、他端に円筒
体４１を挟持する凹部４２を設け、その中間部にボルト
４３を貫通する通孔４４を形成し、ナットあるいは他方
の分割ジョイントに設けた螺孔に螺合して前記ベース杆
２５と円筒体４１を挟持する。そして、前記円筒体４１
の下端に固定した底板に螺孔４５を形成し、該螺孔４５
にキャスター３１の軸部４６を螺合して取付ける。ここ
で、前記キャスター３１には、軸部４６の根元に有する
目隠しフランジ４７で前記円筒体４１の下端を隠蔽する
とともに、該円筒体４１の上端にキャップ４８を装着し
て隠蔽している。尚、前記二方向ジョイント３０は、通
常の丸パイプ部材を交差状に連結する部品であり、本実
施形態ではそれを転用してキャスター３１をベース杆２
５の端部に取付けている。
１を取付ける構造を図１０に基づいて説明する。前記二
方向ジョイント３０は二つ割り部材であり、一端部に前
記ベース杆２５を挟持する凹部４０を設け、他端に円筒
体４１を挟持する凹部４２を設け、その中間部にボルト
４３を貫通する通孔４４を形成し、ナットあるいは他方
の分割ジョイントに設けた螺孔に螺合して前記ベース杆
２５と円筒体４１を挟持する。そして、前記円筒体４１
の下端に固定した底板に螺孔４５を形成し、該螺孔４５
にキャスター３１の軸部４６を螺合して取付ける。ここ
で、前記キャスター３１には、軸部４６の根元に有する
目隠しフランジ４７で前記円筒体４１の下端を隠蔽する
とともに、該円筒体４１の上端にキャップ４８を装着し
て隠蔽している。尚、前記二方向ジョイント３０は、通
常の丸パイプ部材を交差状に連結する部品であり、本実
施形態ではそれを転用してキャスター３１をベース杆２
５の端部に取付けている。
【００２３】
【発明の効果】以上にしてなる請求項１に係る発明のフ
ラットディスプレイ用架台装置は、上下方向へ所定間隔
毎に複数の係止孔を形成した一対の支柱を左右両側に間
隔を隔てて立設し、前記支柱間であって上下に上部支持
金具と下部支持金具とを前記係止孔を利用して取付け、
フラットディスプレイの下端を下部支持金具に載支する
とともに、上部背面を上部支持金具にネジ止め固定して
なり、前記下部支持金具は左右の下ブラケット間にフラ
ットディスプレイの下端を載支する受部材を渡設し、前
記上部支持金具は左右の上ブラッケト間に剛性のある支
持部材を渡設し且つ該支持部材にフラットディスプレイ
をネジ止めするための前後貫通した取付孔を単又は複数
形成してなるので、簡易な構造で持ち運びが容易である
にも係わらず、支持強度が高く、しかもフラットディス
プレイの取付け、取外しが容易である。
ラットディスプレイ用架台装置は、上下方向へ所定間隔
毎に複数の係止孔を形成した一対の支柱を左右両側に間
隔を隔てて立設し、前記支柱間であって上下に上部支持
金具と下部支持金具とを前記係止孔を利用して取付け、
フラットディスプレイの下端を下部支持金具に載支する
とともに、上部背面を上部支持金具にネジ止め固定して
なり、前記下部支持金具は左右の下ブラケット間にフラ
ットディスプレイの下端を載支する受部材を渡設し、前
記上部支持金具は左右の上ブラッケト間に剛性のある支
持部材を渡設し且つ該支持部材にフラットディスプレイ
をネジ止めするための前後貫通した取付孔を単又は複数
形成してなるので、簡易な構造で持ち運びが容易である
にも係わらず、支持強度が高く、しかもフラットディス
プレイの取付け、取外しが容易である。
【００２４】請求項２によれば、前記フラットディスプ
レイを上部が前方へ傾斜した状態となるように保持すべ
く、前記下部支持金具の受部材の前縁に規制片を立設す
るとともに、前記上部支持金具の支持部材の取付面を前
下方へ配向してなるので、架台の前面に着座した状態で
もフラットディスプレイを見易くでき、しかもフラット
ディスプレイを傾斜させても安定に支持できるのであ
る。
レイを上部が前方へ傾斜した状態となるように保持すべ
く、前記下部支持金具の受部材の前縁に規制片を立設す
るとともに、前記上部支持金具の支持部材の取付面を前
下方へ配向してなるので、架台の前面に着座した状態で
もフラットディスプレイを見易くでき、しかもフラット
ディスプレイを傾斜させても安定に支持できるのであ
る。
【００２５】請求項３によれば、前記上部支持金具の支
持部材は、上下中央部に後方へ凹溝を向けた断面略コ字
形の取付杆部と、その上下縁に上下方向へ延設した補強
片を有し、上下補強片の両端部に前記上ブラケットを固
定し、取付杆部に前記取付孔を形成してなるので、フラ
ットディスプレイを確実に上部支持金具に取付けること
ができるとともに、その取付作業が簡単であり、また取
付けに際して用いたネジが取付杆部の凹溝内に位置する
ので外観性を損なうことがないのである。
持部材は、上下中央部に後方へ凹溝を向けた断面略コ字
形の取付杆部と、その上下縁に上下方向へ延設した補強
片を有し、上下補強片の両端部に前記上ブラケットを固
定し、取付杆部に前記取付孔を形成してなるので、フラ
ットディスプレイを確実に上部支持金具に取付けること
ができるとともに、その取付作業が簡単であり、また取
付けに際して用いたネジが取付杆部の凹溝内に位置する
ので外観性を損なうことがないのである。
【００２６】請求項４によれば、前記上部支持金具の上
ブラケットの突出長さを調節して前記フラットディスプ
レイの傾斜角度を調節してなるので、フラットディスプ
レイを見易い角度に調節することができるのである。
ブラケットの突出長さを調節して前記フラットディスプ
レイの傾斜角度を調節してなるので、フラットディスプ
レイを見易い角度に調節することができるのである。
【図１】本発明に係るフラットディスプレイ用架台装置
の代表的実施形態を示す全体斜視図である。
の代表的実施形態を示す全体斜視図である。
【図２】同じく要部の分解斜視図である。
【図３】フラットディスプレイを支持した状態の部分側
面図である。
面図である。
【図４】上ブラケットの詳細を示す斜視図である。
【図５】支柱の係止孔に上ブラケットを係止した状態の
横断面図である。
横断面図である。
【図６】フラットディスプレイの角度調節機構の一例を
示し、（ａ）は傾斜角度が大きい場合の部分側面図、
（ｂ）は傾斜角度が小さい場合の部分側面図である。
示し、（ａ）は傾斜角度が大きい場合の部分側面図、
（ｂ）は傾斜角度が小さい場合の部分側面図である。
【図７】本実施形態に係る架台の下部構造を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図８】同じく組立状態を示す部分斜視図である。
【図９】支柱間に背面パネルを取付ける構造を示す部分
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図１０】ベース杆にキャスターを設ける構造を示す部
分分解斜視図である。
分分解斜視図である。
【符号の説明】 １ 架台 ２ フラットディスプレイ ３ 支柱 ４ 下部支持金具 ５ 上部支持金具 ６ 脚部 ７ 係止孔 ８ 背面 ９ 下ブラケット ９Ａ 基板 ９Ｂ 折曲片 １０ 受部材 １０Ａ 垂直板 １０Ｂ 垂直板 １１ 上ブラケット １１Ａ 基板 １１Ｂ 折曲片 １２ 支持部材 １２Ａ 取付杆部 １２Ｂ 補強片 １３ 取付孔 １４ 規制片 １５ 取付面 １６ フック １７ フック １８ ネジ １９ 抜止片 ２０ 第１ブラケット ２１ 第２ブラケット ２２ 長孔 ２３ 通孔 ２４ 蝶ボルト ２５ ベース杆 ２６ 三方向ジョイント ２７ 下横杆 ２８ Ｌ型ジョイント ２９ 上横杆 ３０ 二方向ジョイント ３１ キャスター ３２ 背面パネル ３３ 上天板 ３４ 下天板 ３５ ブラケット ３６ ブラケット ３７ パネル板 ３８ 支持杆 ３９ 突片 ４０ 凹部 ４１ 円筒体 ４２ 凹部 ４３ ボルト ４４ 通孔 ４５ 螺孔 ４６ 軸部 ４７ フランジ ４８ キャップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｆ 7/18 Ｇ０９Ｆ 7/18 Ｖ (72)発明者 石村 晃通 大阪市中央区淡路町１丁目６番11号 株式 会社イトーキ内 (72)発明者 石川 誠 大阪市中央区淡路町１丁目６番11号 株式 会社イトーキ内 Ｆターム(参考） 3B054 AA02 BA03 BA09 BA15 BB03 BB04 BB08 BB14 BB16 FA01 5G435 AA01 AA06 AA17 BB06 BB12 EE05 EE07 EE08 EE13 EE19 GG42 KK02
Claims (4)
- 【請求項１】 上下方向へ所定間隔毎に複数の係止孔を
形成した一対の支柱を左右両側に間隔を隔てて立設し、
前記支柱間であって上下に上部支持金具と下部支持金具
とを前記係止孔を利用して取付け、フラットディスプレ
イの下端を下部支持金具に載支するとともに、上部背面
を上部支持金具にネジ止め固定してなり、前記下部支持
金具は左右の下ブラケット間にフラットディスプレイの
下端を載支する受部材を渡設し、前記上部支持金具は左
右の上ブラッケト間に剛性のある支持部材を渡設し且つ
該支持部材にフラットディスプレイをネジ止めするため
の前後貫通した取付孔を単又は複数形成してなることを
特徴とするフラットディスプレイ用架台装置。 - 【請求項２】 前記フラットディスプレイを上部が前方
へ傾斜した状態となるように保持すべく、前記下部支持
金具の受部材の前縁に規制片を立設するとともに、前記
上部支持金具の支持部材の取付面を前下方へ配向してな
る請求項１記載のフラットディスプレイ用架台装置。 - 【請求項３】 前記上部支持金具の支持部材は、上下中
央部に後方へ凹溝を向けた断面略コ字形の取付杆部と、
その上下縁に上下方向へ延設した補強片を有し、上下補
強片の両端部に前記上ブラケットを固定し、取付杆部に
前記取付孔を形成してなる請求項１又は２記載のフラッ
トディスプレイ用架台装置。 - 【請求項４】 前記上部支持金具の上ブラケットの突出
長さを調節して前記フラットディスプレイの傾斜角度を
調節してなる請求項１〜３何れかに記載のフラットディ
スプレイ用架台装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000133989A JP2001312219A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | フラットディスプレイ用架台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000133989A JP2001312219A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | フラットディスプレイ用架台装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001312219A true JP2001312219A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18642349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000133989A Withdrawn JP2001312219A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | フラットディスプレイ用架台装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001312219A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-05-02 JP JP2000133989A patent/JP2001312219A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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