JP3599104B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラットディスプレイパネルを用いた平面形の表示装置に関し、特に、表示装置を据え置き型、壁掛け型または吊り下げ型に使い分けるのに好適な支持装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、例えば液晶表示パネルやプラズマディスプレイパネル(PDP)などのようなフラットディスプレイパネルを用いた、薄形の平面形表示装置が、いろいろな用途や場所で用いられるようになってきている。例えばPDPは、大画面でしかも薄いものが得られることから、壁掛けテレビジョンの表示装置としての用途が期待されている。
【0003】
ところで、TV受像機について言えば、これまで、表示装置にCRTを用いたものを床の上に据え置きにして観る、いわゆる据え置き型のものが圧倒的に多く普及している。従って、これまでは、TV受像機における例えば支持構造のような機構設計においても、据え置き型の設置形態だけを考えれば大部分はそれでことたりていた。しかしながら、上述したように、PDPのような大画面でしかも薄形の平面形表示装置が実用化され、これを用いた壁掛けテレビジョンが実現できるようになった現在では、支持構造についても、据え置き型と壁掛け型の両方の設置形態について考えなければならないようになってきている。
【0004】
そこで、本発明との関連で、従来の平面形の表示装置における支持構造をみてみると、当初、例えば特開平9−127882号公報の段落[0002]および図7に記載されているように、据え置き型、壁掛け型のそれぞれごとに専用の支持構造を与えることが行なわれていた(従来例1)。
【0005】
しかしながら、上記従来例1の構造では、据え置き型の機種と壁掛け型の機種とを別々に生産しなければならず、製造コストが割高になってしまうことから、上記公報に記載の発明が考えられた(従来例2)。すなわち、例えば上記公報の図1に示されるように、表示装置の背面に窪みを設け、この窪みの下部に窪み内に収納可能なリング状の物を回動可能に係止して、表示装置を据え置き型にするときは、上記リングを起こして表示装置の背面に垂直に立て、そのリングに別途用意したスタンドの支柱を通すことによって表示装置を床に立て、表示装置を壁掛け型にするときは、上記リングをたたんで窪み内に収納し、別途壁面に取り付けたフックを上記表示装置背面の窪みに挿着することによって、表示装置を壁面に掛ける構造にするのである。このようにすることによって、表示装置そのものとしては、据え置き型の機種でも壁掛け型の機種でも同じ一つの構造で済むようにして、製造コストを削減している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来例2の発明によれば、据え置き型の機種と壁掛け型の機種の構造を統一して、製造コストを削減することができるものの、まだいくつかの点で改善の要がある。すなわち、第一に、表示装置を据え置き型にする場合に、別途、支柱を備えたスタンドが必要である。このスタンドは、表示装置を壁掛け型として用いるときは必要のない、据え置き型に専用の部品である。これを不要にし、部品点数を削減することにより、部品設計や製造工程における部品の在庫管理などに要する製造コストを削減できる。また、表示装置の視聴者の側においても、スタンド紛失というような事故の発生がなくなるなどの効果が期待できる。
【0007】
第二に、据え置き型、壁掛け型のいずれの型に設置した場合でも、表示画面は床面に垂直または壁面に平行に固定されてしまい、画面の角度を上向きにしたり下向きに変えたりすることはできない。また、表示装置自体における画面の高さも製造段階で決まってしまい、視聴者の側で調節することができない。従って、視聴者は画面の角度や高さを最適なものに調整することができず、使い勝手がよくない。
【0008】
第三に、装置を天井から宙吊りにして「吊り下げ型」として用いるときの支持構造を備えていない。従来例2は、そもそも、表示装置を吊り下げ型として用いるという思想を全く欠いているのではあるけれども、しいて考えれば、壁掛け型として用いるときに壁面に設けたフックと同様のものを天井にも設け、表示装置背面の窪みに上記天井のフックを挿着すれば、表示装置を天井に取り付けることはできないことではない。しかし、そのようにした場合は、表示画面が天井面と平行になってしまうので、表示装置の用をなさなくなってしまう。表示装置を吊り下げ型としても用いられるようにするためにも、また、それ以外に、据え置き型、壁掛け型および吊り下げ型それぞれの設置形態における使用感を向上させるためにも、画面の角度調整はどうしても必要である。
【0009】
従って、本発明は、薄形で平面形の表示装置を、据え置き型、壁掛け型および吊り下げ型のいずれの設置形態でも用いられるようにすることを目的とする。
【0010】
本発明は、また、薄形で平面形の表示装置において、据え置き型、壁掛け型および吊り下げ型の各設置形態に特別の、専用の支持構造部品を削減することを目的とする。
【0011】
本発明は、更に、薄形で平面形の表示装置において、据え置き型、壁掛け型および吊り下げ型のいずれの設置形態で用いる場合でも、画面の水平面に対する角度調整ができるような支持構造を提供することを目的とする。
【0012】
本発明は、更に、画面の高さ調節が可能な支持機構を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の表示装置は、フラットディスプレイパネルを用いた表示装置であって、装置を床に据え置いた状態で観るときにスタンドの役をなす据え置き手段と、壁に掛けた状態で観るときに装置を壁面に掛けるための壁掛け手段と、天井から吊り下げた状態で観るときに装置を宙吊りにするための吊り下げ手段とを同一物で構成し、観るときの状態に応じて転用しあう機構にしたをことを特徴とする。
【0014】
本発明の表示装置は、上記の表示装置において、前記据え置き手段、壁掛け手段及び吊り下げ手段は、前記フラットディスプレイパネルの水平面に対する角度を調節する手段を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、PDPを例にとり、図面を参照して説明する。本発明の第1の実施例(実施例1)に係るPDPを床に置いた状態の斜視図および側面図を示す図1を参照して、本実施例のPDPは、プラズマディスプレイパネル1と、そのディスプレイパネル1を支えて立てるための支柱3と、PDP全体を支える台板2とを備えている。
【0016】
支柱3は、平板でできた長尺の棒からなり、2本あって、ディスプレイパネル1の左右の側面に1本ずつ取り付けられている(表示画面に向かって左側の支柱は、図示されていない)。とくに平板製でなければならないことはないが、壁掛け型や吊り下げ型として用いるときにはなるべく軽量であることが望ましいので、平板製のほうがよいであろう。この支柱3には、ディスプレイパネル1側の端に近いところから反対側(台板2の側)の端に向かって、長手方向に細長いスライド穴5があけられている。このスライド穴5は、支柱3の表側から裏側に通じている貫通穴で、支柱3は、上記のスライド穴5を表側から裏側に通るねじ4によって、ディスプレイパネル1に固定されている。
【0017】
支柱3には、台板2側の端の付近に、やはり表から裏に通じている図示しない丸穴の貫通穴が開けられていて、支柱3は、この貫通穴を表側から裏側に通るねじ6によって、台板2の左右の側面に固定されている。台板2には、また、3つの開口7が、表示画面に向かって左右方向に並べて開けられている。この開口7は、台板の表側と裏側とを通じる貫通穴であり、後述するように、本実施例に係るPDPを壁掛け型または吊り下げ型として用いるときに使われるものである。
【0018】
上述のねじ4とねじ6とはいずれも、締めたり緩めたりすることができるようになっていて、ねじ4を緩めた状態では、左右2つのねじ4を通る線を回転の軸にして、ディスプレイパネル1を360度の全角度に、時計回りあるいは反時計回りのどちらにも、自由に回転させることができる。また、ディスプレイパネル1の高さを任意に変えることができる。これによって、ディスプレイパネル1の高さと水平面に対する角度とを任意に変えることができる。そして、ねじ4を締めることによって、ディスプレイパネル1を所望の高さおよび角度に固定することができる。
【0019】
一方、台板2側のねじ6については、これを緩めた状態では、左右二つのねじ6を通る線を回転軸にして、支柱3を360度の全角度に、時計回りあるいは反時計回りのどちらにも回転させることができる。これにより、水平面に対する支柱3の傾きを任意の角度に変えることができる。そして、ねじ6を締めることにより、支柱を所望の角度に固定することができる。
【0020】
図2に、本実施例に係るPDPを据え置き型として用い、ディスプレイパネル1を少し上向きにした使用例の側面図を示す。また、図3に、壁掛け型として用い、壁面に掛けた使用例の側面図を示す。図3は、分図(a)がディスプレイパネル1を壁面に平行にした状態を示し、分図(b)がディスプレイパネルを少し下向きに傾けた状態を示す。図2と図3(a)とを参照して、図2に示す据え置き型の状態から図3(a)に示す壁掛け型の状態に変更するには、ディスプレイパネル1側の固定ねじ4を2つとも緩め、また台板2側の固定ねじ6も2つとも緩める。そして、図2中に矢印つきの円弧で示すように、支柱3をねじ4の周りに回転させ、また台板2をねじ6の周りに回転させて、台板2を壁面11に平行にする。その後、壁面11に予め固定されているフック8を台板2に開けてある開口7(図1(a)参照)に通して台板2に引っ掛け、台板2を壁面11に固定する。
【0021】
このとき、支柱3が壁面11に対してなす角度αは、ねじ4からねじ6までの距離L、すなわちねじ4のスライド穴5の中における位置と、壁面11からねじ4までの距離dとによって決まる。図3(a)は、ねじ4をスライド穴5のいちばん端に寄せて、距離Lを最短にした場合を例示している。いま、図3(a)に示す状態から、ディスプレイパネル1を少し下向きに傾けて、図3(b)に示す状態に変えるものとすると、ディスプレイパネル1の下端が壁面11に突き当たって、壁面11とねじ4との距離dは図3(a)に示されている以上に大きくなる。従って、支柱3と壁面11との間の角度αも図3(a)に図示する以上に大きくなるが、上述したように、支柱3はねじ6の周りに自由に回転できるので、ディスプレイパネル1の角度調節には、なんら支障はない。一方、図3(a)に示した状態から、ディスプレイパネル1の傾きは変えないで、ねじ4をスライド穴5の反対側の端に寄せて、ディスプレイパネル1の高さを下げる場合を考えると、この場合は、ねじ4とねじ6との間の距離Lが大きくなるので、支柱3と壁面11との間の角度αは、図3(a)に示されている以上に小さくなるが、この場合も、支柱3がねじ6の周りに自由に回転できるので、ディスプレイパネル1の高さを調節するのになんら支障は生じない。以上のことから、ディスプレイパネル1の角度および高さを所望の位置に自由に設定できる。
【0022】
尚、図3において、ねじ6を回転の中心にして支柱3を時計方向に回転させてゆけば、ディスプレイパネル1の高さはもっと広い範囲で調整できるし、角度も上向きにすることができる。しかしながら、ディスプレイパネル1は例えば40型や50型、更には60型というような大画面で、かなりの重量物であることを考慮すると、ディスプレイパネルを壁面11から浮かせるようなことをせず、垂直にして背面全体が壁面11に接触するようにしたり、或いは下向きに傾けて、下端が壁面11に接触しているようにするほうが、支柱3やねじ4,6などの耐久性や、ディスプレイパネルの位置あるいは角度の保持性の点で好ましいであろう。もちろん、支柱3やねじ4,6などの剛性が十分であれば、ディスプレイパネル1を壁面11から浮かせてもなんら問題はない。
【0023】
次ぎに、本実施例に係るPDPを天井から宙吊りにして、吊り下げ型として用いたときの側面図を示す図4を参照して、この場合は、ディスプレイパネル側の2つのねじ4を結ぶ線を回転軸にして、台板2がディスプレイパネル1の天面側にくるまで、支柱3を回転させる。また、その状態でねじ6を緩めて台板2を天井面12に平行にする。そして、天井面12に予め設けてあるフック9を、台板2側の開口7(図1(a)参照)に通して台板2に引っ掛け、台板2を天井面12に固定する。この使用例の場合も、ディスプレイパネル1の水平面に対する角度は、左右の2つのねじ4を通る線を回転軸とする回転の角度で調節できる。また、高さは、ねじ4のスライド穴5の中の位置で所望の値に調節できる。
【0024】
尚、本実施例において、PDPを据え置き型として用いる場合および、天井面からの吊り下げ型として用いる場合は支柱3が床面10(据え置き型の場合)または天井面12(吊り下げ方の場合)に対して垂直になるようにするのが好ましいが、支柱3やねじ6の剛性が十分であれば、この限りではない。
【0025】
本実施例によれば、前述の従来例2とは違って、据え置き型にする場合でも、その設置形態に専用の支柱付きスタンドを必要としないので、支持構造に関わる部品点数を削減することができる。しかも、据え置き型、壁掛け型、天井面からの吊り下げ型のどの設置形態でも使い分けができる。それのみならず、ディスプレイパネル1の角度も高さも、自由に設定することができる。
【0026】
次に、本発明の他の実施例(実施例2)について説明する。実施例2に係るPDPを据え置き型にした場合の、背面から見た斜視図および側面図を示す図5を参照して、本実施例は、実施例1に比べ、ディスプレイパネル1の背面に長方形の突状部13を設け、その突状部13の左右の側面に支柱3を取り付けている点と、台板2の左右の両端に一つずつ支柱支持部14を固定的に設け、それら支柱支持部14に、支柱3を取り付けている点が異なっている。尚、支柱3の上記突状部13への取り付け構造および、上記支柱支持部14への取り付け構造は、実施例1と同様に、ねじ4又はねじ6による上下動および回転が自在な構造になっている。本実施例の場合、支柱3は直接台板2に取り付けていないので、台板2の厚さを薄くすることができる。また、支柱支持部14と支柱3との接触面積を大きくできるので、支柱3の固定強度も増加する。
【0027】
本実施例は、次のように変形することもできる(変形例1)。すなわち、支柱3を二本足ではなく、一本足にするのである。そして、ディスプレイパネル1の背面には、上記一本の支柱をはさむような2つの突起を設け、その突起の間に支柱を挟んで、実施例1あるいは実施例2におけるねじ4による固定と同様な、ディスプレイパネル1の上下動および回転が自在のねじ止め構造にする。一方、台板2の側にも、一本の支柱を2つの突起ではさむ構造の支柱支持部を設け、その突起の間に支柱を挟んで、実施例1あるいは実施例2におけるねじ6と同様の、支柱の回転が自在なねじ止め構造にするのである。
【0028】
更には、支柱全体を一本にするのではなく、例えば音叉のように、支柱のディスプレイパネル側を二股に分け、台板側は一本足にしておいて、支柱とディスプレイパネルとの結合部は実施例2と同じ構造にし、支柱と台板との結合部は上記変形例1と同じ構造にしてもよい(変形例2)。或いは、実施例1におけると同様に、支柱の二股部分をディスプレイパネルの側面に取り付けるようにしてもよい(変形例3)。また、変形例2とは逆に、支柱のディスプレイパネル側は一本にしておいて、台板側を二股に分けて、支柱とディスプレイパネルとの結合部は上記変形例1と同じ構造にし、一方、支柱と台板との結合部は、実施例1又は実施例2と同じ構造にしてもよい(変形例4)。
【0029】
実施例2およびその各種変形例の場合は、実施例1と違って、ディスプレイ1のねじ4の周りの回転や支柱3のねじ6の周りの回転は、360度ではなく180度までしか回転しない場合があるが、いずれの実施例2および変形例でも本発明の目的を達することができる。どのような支持構造にするかは、例えば装置全体のデザインやディスプレイパネル1の重量あるいは、支柱やねじの剛性などを勘案して決めればよい。
【0030】
尚、これまでの実施例1、実施例2および各種変形例において、表示画面の角度を変えるだけであれば、スライド穴5は特に長穴ではなく、ねじ4が通る程度の丸穴でよいが、スライド穴5を長穴にすれば、表示画面の角度と同時に高さも調節することができ、画面の位置調節の自由度が増すので、画面をより見やすく設定することができる。
【0031】
また、これまでは、壁掛け型および天井面からの吊り下げ型にする場合、壁面11又は天井面12にフック8またはフック9を設けておき、そのフックを台板2側の開口7に通して台板2に引っ掛けることで、台板2を壁面又は天井面に固定する例について述べたが、本発明は、これに限らない。台板2の壁面や天井面への固定は、例えばねじ止めのような、半永久的な方法でもかまわない。フックによる引っ掛け式の台板固定は、設置形態を頻繁に変えるような場合に適しているし、ねじ止めなどの方法は、一度設置形態を決めたあとはほとんど変更することがない場合などに適しているので、設置条件に応じて台板の固定方法を選択すればよい。
【0032】
また、これまで用いてきた「床(あるいは、床面)」、「壁(あるいは、壁面)」および「天井(あるいは、天井面)」なる用語は、必ずしも字義通りに建築物の構成部分だけを意味するものではない。例えば事務机の天面や、家具あるいは調度品の側面、その他、頭上に設けられた天井以外の構造物などのようなものであってもよい。また、床、壁あるいは天井の水平面に対する角度も、必ずしも水平または垂直ではなく、傾いていても構わない。
【0033】
尚また、これまではPDPを例にして説明してきたが、これに限らず、例えば液晶表示パネルを用いた表示装置のような薄形の平面形表示装置であれば、実施例と同様の作用効果を得られることは、明らかである。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、薄形で平面形の表示装置を、据え置き型、壁掛け型および吊り下げ型のいずれの設置形態でも用いられるようにすることができる。
【0035】
また、薄形で平面形の表示装置において、据え置き型、壁掛け型および吊り下げ型の各設置形態に特別の、専用の支持構造部品を削減できる。
【0036】
更に、薄形で平面形の表示装置において、据え置き型、壁掛け型および吊り下げ型のいずれの設置形態で用いる場合でも、画面の上下方向の角度調整ができるような支持構造を提供できる。
【0037】
更に、画面の高さ調節が可能な支持機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係るPDPを床に置いた状態を示す斜視図および側面図である。
【図2】実施例1に係るPDPを据え置き型として用い、ディスプレイパネルを少し上向きにした状態を示す側面図である。
【図3】実施例1に係るPDPを壁面に掛けたときの状態を示す側面図である。
【図4】実施例1に係るPDPを天井から吊り下げたときの状態を示す側面図である。
【図5】実施例2に係るPDPを据え置き型にした場合の、背面から見た斜視図および側面図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイパネル
2 台板
3 支柱
4 ねじ
5 スライド穴
6 ねじ
7 開口
8 フック
9 フック
10 床面
11 壁面
12 天井面
13 突状部
14 支柱支持部
Claims (8)
- 画像を表示するフラットディスプレイパネルと、表示装置を据え置きにするときに基台の役をなす台板と、前記フラットディスプレイパネルを前記台板の上に立てるための、前記フラットディスプレイパネルおよび前記台板に結合された支柱とを含み、
前記支柱と前記フラットディスプレイパネルとは、フラットディスプレイパネルが支柱との結合部を中心にして垂直面内で回転可能で且つ、所望の角度で固定可能なように結合され、前記フラットディスプレイパネルの支柱との結合部を中心にする垂直面内での回転は360度回転可能であり、
前記支柱と前記台板とは、支柱が台板との結合部を中心にして垂直面内で回転可能で且つ、所望の角度で固定可能なように結合され、前記支柱の台板との結合部を中心にする垂直面内での回転は360度回転可能であり、
前記台板には、これを壁面または天井面に固定する手段を有することを特徴とする表示装置。 - 前記台板は表裏を通じる開口を有し、その開口に壁面または天井面に設けてある鈎状物を通して台板を前記鉤状物に引っ掛けることで、台板を壁面または天井面に固定する構造であることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
- 前記支柱は長尺で、少くとも前記フラットディスプレイパネルに対しては二本足であり、各々の足には長手方向に長い表裏を通じる貫通孔を有し、前記長穴の貫通孔を通したねじによって前記フラットディスプレイパネルに結合され、
前記フラットディスプレイパネルは、前記ねじの緩、緊に応じて、前記支柱の足に設けられた長穴の貫通孔に沿って上下に移動可能であると共にねじの周りに回転可能となり、または所望の高さ及び角度に固定される構造であることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の表示装置。 - 前記支柱は、前記二本の足がそれぞれ前記フラットディスプレイパネルの両側面に結合されていることを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
- 前記フラットディスプレイパネルの背面に突状部を設け、前記支柱の二本の足をそれぞれ前記突状部の両側面に結合したことを特徴とする、請求項3に記載の表示装置。
- 前記支柱を前記台板に対して二本足とし、前記台板の両側面に前記支柱との結合部を設け、前記支柱の各々の足には前記台板との結合部に相当する位置に表裏を通じる貫通孔を設け、その貫通孔を通したねじによって前記台板の側面に結合することにより、前記ねじの緩、緊によって支柱がねじの周りに回転可能で且つ、所望の角度に固定可能な構造にしたことを特徴とする、請求項2乃至5の何れか1項に記載の表示装置。
- 前記支柱を前記台板の両側面に結合させるのに替えて、前記台板に前記支柱を結合するための構造物を固定的に設け、その構造物と前記支柱とを前記ねじで結合したことを特徴とする、請求項6に記載の表示装置。
- 前記フラットディスプレイパネルにプラズマディスプレイパネルを用いたことを特徴とする、請求項1乃至7の何れか1項に記載の表示装置。
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