JP2007316383A - 電気光学装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気光学素子の階調を簡易な構成によって補正する。
【解決手段】電位生成回路16は電位VAN1と電位VAN2とを別個に生成する。信号処理回
路C1は、3以上のレベルの何れかとなるデータ信号Dに応じて電位VDD1および電位VSS
1を選択的に出力する。信号処理回路C2は、電位VDD1とは異なる電位VDD2および電位V
SS1とは異なる電位VSS2をデータ信号Dに応じて選択的に出力する。電流源Q1は、信号
処理回路C1の出力と電位VAN1とに対応した基準電流I1を生成する。電流源Q2は、信号
処理回路C2の出力と電位VAN2とに対応した補正電流I2を生成する。電気光学素子Eは
、基準電流I1と補正電流I2とに応じた階調となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、有機発光ダイオード素子などの電気光学素子を制御する技術に関する。
複数の電気光学素子が配列された電気光学装置は、電子写真方式の画像形成装置におけ
る露光装置や各種の電子機器の表示装置など様々な用途に利用される。この種の電気光学
装置については、電気光学素子やこれを駆動する能動素子の特性の誤差(設計値からの相
違や素子間でのバラツキ)を補正するための技術が従来から提案されている。例えば特許
文献1には、図14に示すように、所定の基準電流Iaと各発光素子の補正値に応じた補
正電流Ibとを加算した駆動電流Iを、各発光素子に指定された階調に応じた時間長Tに
わたって発光素子に供給する技術が開示されている。
特開平8−39862号公報(図6)
以上の構成における補正電流Ibは、発光素子や能動素子の微小な特性の誤差を補正す
るための電流であるから、補正電流Ibの電流値は基準電流Iaと比較して充分に小さい。
このように微小な電流を高精度に生成し、かつ広範囲にわたる補正を可能とする回路の実
現は一般的に困難であり、仮に実現できたとしても回路が大規模化するという問題がある
。以上の事情に鑑みて、本発明は、電気光学素子の階調を簡易な構成によって補正すると
いう課題の解決を目的としている。
以上の課題を解決するために、本発明に係る電気光学装置は、第1電源電位(例えば図
4の電位VAN1)と当該第1電源電位とは異なる第2電源電位(例えば図4の電位VAN2)
とを生成する電位生成回路と、3以上のレベルの何れかとなるデータ信号に応じて第1高
電位(例えば図4の電位VDD1)および第1低電位(例えば図4の電位VSS1)を選択的に
出力する第1信号処理回路と、第1高電位とは異なる第2高電位(例えば図4の電位VDD
2)および第1低電位とは異なる第2低電位(例えば図4の電位VSS2)をデータ信号に応
じて選択的に出力する第2信号処理回路と、第1信号処理回路の出力と第1電源電位とに
対応した基準電流を生成する第1電流源と、第2信号処理回路の出力と第2電源電位とに
対応した補正電流を生成する第2電流源と、基準電流と補正電流とに応じた階調となる電
気光学素子と具備する。
以上の構成においては、第1電流源による基準電流の生成と第2電流源による補正電流
の生成とが多値のデータ信号に応じて個別に制御されるから、補正電流が生成される期間
を基準電流の生成の期間よりも短時間に設定することが可能である。この構成によれば、
電気光学素子の階調が常に基準電流と補正電流との加算に応じて制御される構成と比較し
て、補正電流の電流値を増加させることができる。したがって、第2電流源の回路の規模
を抑制しながら電気光学素子の階調を高精度に補正することが可能である。また、個別の
データ信号(例えば2値の信号)で基準電流および補正電流の各々が制御される構成と比
較して、データ信号の転送の速度や第1信号処理回路および第2信号処理回路の動作の速
度が抑制されるとともにデータ信号の伝送の経路数や各々を入力する端子数が削減される
という利点がある。
本発明においては第1高電位と第2高電位とが相違するとともに第1低電位と第2低電
位とが相違する。したがって、仮に第1電流源と第2電流源とに共通の電源電位が供給さ
れるとすれば、第1信号処理回路からの出力と基準電流との関係および第2信号処理回路
からの出力と補正電流との関係が相違する。本発明においては第1電流源に供給される第
1電源電位と第2電流源に供給される第2電源電位とが個別に設定されるから、基準電流
と補正電流との相対的な関係が設計時に容易に把握されるという利点がある。例えば、第
1電流源および第2電流源の各々としてトランジスタを採用した態様においては、第1電
源電位および第2電源電位の適宜な選定によって第1電流源のゲート−ソース間の電圧(
第1高電位または第1低電位と第1電源電位との差分値)と第2電流源のゲート−ソース
間の電圧(第2高電位または第2低電位と第2電源電位との差分値)とを略一致させれば
、チャネル幅などトランジスタの特性に応じて基準電流と補正電流とを簡易かつ確実に所
期の比率に設定することが可能となる。また、例えば、別個の電圧で駆動される論理回路
(例えば図5のメモリM1やM2)を第1信号処理回路と第2信号処理回路とが含む構成で
あっても、各論理回路の論理レベルを統一化するための変換回路は不要であるから、電気
光学装置の回路規模が抑制されるという利点がある。
なお、電気光学素子は、電気エネルギの付与(電流の供給や電圧の印加)によって輝度
や透過率といった光学的な特性が変化する要素である。例えば、有機発光ダイオード素子
などの発光素子を電気光学素子として利用した電気光学装置(発光装置)に本発明が適用
される。また、第1信号処理回路および第2信号処理回路と第1電流源および第2電流源
とに加えて他の信号処理回路や電流源を含む構成(例えば図9のように信号処理回路(C
1〜C3)と電流源(Q1〜Q3)との3組以上を含む構成)は当然に本発明の範囲に属する
第1電流源および第2電流源の各々を多値のデータ信号に応じて2値的に制御する構成
としては、例えば、第1信号処理回路が、第1閾値とデータ信号のレベルとの大小に応じ
て第1電流源を2値的に制御し、第2信号処理回路が、第1閾値とは相違する第2閾値と
データ信号とのレベルとの大小に応じて第2電流源を2値的に制御する構成(例えば図7
の構成)がある。しかしながら、この構成においては、第1閾値と第2閾値とを所期の相
対比とするために、第1信号処理回路および第2信号処理回路の各々を構成する能動素子
の特性(例えばチャネル幅)を相違させる必要があるから、第1信号処理回路や第2信号
処理回路の規模の抑制が困難となる。そこで、本発明の好適な態様において、第1信号処
理回路は、第1高電位と第1低電位とを論理レベルとしてデータ信号に応じて第1高電位
および第1低電位を選択的に出力する第1論理回路を含み、第2信号処理回路は、第2高
電位と第2低電位とを論理レベルとしてデータ信号に応じて第2高電位および第2低電位
を選択的に出力する第2論理回路を含む。以上の態様によれば、第1閾値と第2閾値との
相対比に応じて多値のデータ信号を2値に変換する構成と比較して、第1信号処理回路や
第2信号処理回路の規模を抑制できるという利点がある。
本発明の好適な態様において、第1低電位と第2高電位とは同電位であり、データ信号
は、第1高電位と第1低電位と第2低電位との何れかのレベルとなる。以上の態様によれ
ば、外部から電気光学装置に供給する電位の総数が削減されるから、電気光学装置の駆動
に必要となる電力を低減できるという利点がある。
さらに好適な態様に係る電気光学装置は、第1論理回路の出力に応じて第1オン電位(
例えば図8の電位VG1)または第1オフ電位(例えば図8の電位VDD1)を選択する第1
選択回路と、第1オン電位とは異なる第2オン電位(例えば図8の電位VG2)または第1
オフ電位とは異なる第2オフ電位(例えば図8の電位VDD2)を第2論理回路の出力に応
じて選択する第2選択回路とを具備し、第1電流源は、第1選択回路が選択した電位と第
1電源電位とに基づいて基準電流を生成し、第2電流源は、第2選択回路が選択した電位
と第1電源電位とに基づいて補正電流を生成する。以上の態様においては、第1オン電位
および第2オン電位や第1オフ電位および第2オフ電位を適宜に調整することで、第1信
号処理回路で使用される第1高電位および第1低電位や第2信号処理回路で使用される第
2高電位や第2低電位を変更することなく(すなわち第1信号処理回路や第2信号処理回
路の動作に影響を与えることなく)、基準電流や補正電流を調整することが可能である。
なお、以上の態様の具体例は第2実施形態として後述される。
本発明の好適な態様において、第1電流源は、第1電源電位がソースに供給されるとと
もにゲートが第1信号処理回路の出力に応じた電位となるトランジスタであり、第2電流
源は、第2電源電位がソースに供給されるとともにゲートが第2信号処理回路に出力に応
じた電位となるトランジスタである。この態様によれば、第1電流源および第2電流源の
各々として利用されるトランジスタの特性(チャネル長やチャネル幅)を適宜に選定する
ことで基準電流や補正電流の電流値を簡易に設定することが可能である。
本発明に係る電気光学装置は各種の電子機器に利用される。本発明に係る電子機器の典
型例は、以上の各態様に係る電気光学装置を感光体ドラムなどの像担持体の露光に利用し
た電子写真方式の画像形成装置である。この画像形成装置は、露光によって潜像が形成さ
れる像担持体と、像担持体を露光する本発明の電気光学装置と、像担持体の潜像に対する
現像剤(例えばトナー)の付加によって顕像を形成する現像器とを含む。もっとも、本発
明に係る電気光学装置の用途は像担持体の露光に限定されない。例えば、スキャナなどの
画像読取装置においては、本発明に係る電気光学装置を原稿の照明に利用することが可能
である。この画像読取装置は、以上の各態様に係る電気光学装置と、電気光学装置から出
射して読取対象(原稿)で反射した光を電気信号に変換する受光装置(例えばCCD(Ch
arge Coupled Device)素子などの受光素子)とを具備する。さらに、電気光学素子がマ
トリクス状に配列された電気光学装置は、パーソナルコンピュータや携帯電話機など各種
の電子機器の表示装置としても利用される。
本発明は、電気光学装置を駆動する方法としても特定される。この駆動方法においては
、第1電源電位と当該第1電源電位とは異なる第2電源電位とを生成し、第1高電位およ
び第1低電位のうち3以上のレベルの何れかとなるデータ信号に応じて選択された電位と
第1電源電位とに対応した基準電流を生成し、第1高電位とは異なる第2高電位および第
1低電位とは異なる第2低電位のうちデータ信号に応じて選択された電位と第2電源電位
とに対応した補正電流を生成し、電気光学素子を基準電流と補正電流とに応じた階調に制
御する。以上の方法によっても本発明の電気光学装置と同様の作用および効果が奏される
<A:第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置を露光装置(ラインヘッド)として
利用した電子写真方式の画像形成装置の部分的な構造を示す斜視図である。同図に示すよ
うに、画像形成装置は電気光学装置Hと集束性レンズアレイ60と感光体ドラム70とを
含む。感光体ドラム70は、主走査方向に延在する回転軸に支持され、外周面を電気光学
装置Hに対向させた状態で回転する。集束性レンズアレイ60は、多数の屈折率分布型レ
ンズがアレイ状に配列された集光体であり、電気光学装置Hと感光体ドラム70との間隙
に配置される。
図2は、電気光学装置Hの構成を示すブロック図である。同図に示すように、電気光学
装置Hは、主走査方向に配列するn個の電気光学素子Eと、各々が別個の電気光学素子E
に対応するn個の単位回路U1〜Unとを具備する(nは自然数)。各電気光学素子Eと単
位回路U1〜Unとは絶縁性の基板上に形成される。第i段目(iは1≦i≦nを満たす整
数)の単位回路Uiは、第i番目の電気光学素子Eに対して駆動電流IDRを供給する。電
気光学素子Eは、相互に対向する陽極と陰極との間に有機EL(Electroluminescence)
材料の発光層を介在させた有機発光ダイオード素子(発光素子)であり、駆動電流IDRの
電流値に応じた輝度で発光する。図1に示すように、各電気光学素子Eからの出射光は集
束性レンズアレイ60を透過して感光体ドラム70の表面に到達する。この露光によって
感光体ドラム70の表面には所望の画像に応じた潜像が形成される。
図2に示すように、電気光学装置Hは、制御回路12と選択回路14と電位生成回路1
6とを具備する。制御回路12は、制御信号(例えばクロック信号)の供給による各部の
制御や信号線18に対するデータ信号Dの出力を実行する。データ信号Dは、各電気光学
素子Eの階調を指定するための電圧信号である。選択回路14は、n個の単位回路U1〜
Unの各々を順次に選択するための選択信号S1〜Snを生成して出力する手段(例えばn
ビットのシフトレジスタ)である。図3に示すように、選択信号S1〜Snの各々は所定の
期間(以下「単位期間」という)Tを周期として順番にアクティブレベル(ハイレベル)
となる。
図2の電位生成回路16は、電気光学装置Hで使用される複数の電位(VDD1・VSS1・
VDD2・VSS2・VAN1・VAN2・VCT)を生成する。図4は、電位生成回路16が生成する
各電位の高低を示す模式図である。同図に示すように、電位VDD1と電位VSS2とは同電位
である。ただし、以下の説明では電位VDD1と電位VSS2とを便宜的に別符号で区別する。
電位VSS1は電位VDD1よりも低位であり、電位VDD2は電位VSS2よりも高位である。電位
VAN1は電位VSS1と電位VDD1との間の電位であり、電位VAN2は電位VSS2と電位VDD2と
の間の電位である。電位VCTは、図2のように各電気光学素子Eの陰極に共通に供給され
て各部の電圧の基準となる電位(例えば接地電位)であり、電位VAN1や電位VAN2よりも
低位である。
次に、図5を参照して各単位回路U1〜Unの構成を説明する。なお、同図においては第
i段目のひとつの単位回路Uiのみが図示されているが単位回路U1〜Unの各々の構成は
同様である。同図に示すように、単位回路Uiは、2個の信号処理回路C(C1・C2)と
2個の電流源Q(Q1・Q2)とを含む。
電流源Q1は基準電流I1を生成する手段であり、電流源Q2は補正電流I2を生成する手
段である。本実施形態においてはpチャネル型の薄膜トランジスタを電流源Q1・Q2とし
て例示する。電流源Q1のゲートは信号処理回路C1の出力端に接続され、電流源Q2のゲ
ートは信号処理回路C2の出力端に接続される。電流源Q1のソースには電位生成回路16
が生成した電位VAN1が供給され、電流源Q2のソースには電位VAN2が供給される。電流
源Q1・Q2の各々のドレインは接続点Zに接続される。接続点Zは電気光学素子Eの陽極
に接続される。図6に示すように、基準電流I1と補正電流I2とを接続点Zにて加算した
駆動電流IDRが電気光学素子Eに供給される。電気光学素子Eは、以下に説明するように
、駆動電流IDRの時間積分値に応じた発光量に制御される。
基準電流I1が生成される期間(以下「駆動期間」という)P1と補正電流I2が生成さ
れる期間(以下「補正期間」という)P2とはデータ信号Dに応じて個別に制御される。
駆動期間P1は、電気光学素子Eに指定された階調値に応じた時間長に設定される。すな
わち、図6に示すように、基準電流I1は、単位期間Tの15個分(T1〜T15)に相当す
る期間Fのうち電気光学素子Eの階調値に応じた個数の単位期間T(T1〜T9)からなる
駆動期間P1にて接続点Zに供給され、期間Fの残余の期間(T10〜T15)においてその
供給が停止する。
補正期間P2の時間長は、同じ階調値が指定された各電気光学素子Eの実際の階調が均
一化されるように、単位回路U1〜Un(特に各々の電流源Q1・Q2)や電気光学素子Eの
特性を事前に観察・測定した結果に応じて決定される。すなわち、図6に示すように、補
正電流I2は、期間Fのうち単位回路Uや電気光学素子Eの特性に応じた個数の単位期間
T(T1〜T4)からなる補正期間P2にて接続点Zに供給され、期間Fの残余の期間(T5
〜T15)においてその供給が停止する。図6に示すように、駆動期間P1および補正期間
P2は期間Fの始点から開始する期間である。さらに、補正期間P2は駆動期間P1よりも
短時間に設定される。したがって、駆動電流IDRの電流値は、[1]基準電流I1と補正電流
I2との加算値(図6のT1〜T4)、[2]基準電流I1の電流値(T5〜T9)、[3]ゼロ(T
10〜T15)の何れかに制御される。
いま、本実施形態の駆動電流IDRの時間積分値と図14の駆動電流Iの時間積分値とが
同等となる場合(すなわち電気光学素子Eを同じ階調に制御する場合)を想定する。本実
施形態において補正電流I2が供給される補正期間P2は図14の期間Pよりも短時間に設
定される。したがって、図6の基準電流I1と図14の電流Iaとが同じ電流値およびパル
ス幅であるとすれば、図6の補正電流I2は図14の電流Ibよりも大きい電流値に設定さ
れる。すなわち、本実施形態によれば補正電流I2を微小な電流値(図14の電流Ib)に
設定する必要がなくなる。したがって、微小な電流を生成し得る大規模な回路を要するこ
となく、補正電流I2の電流値を高精度に制御することが可能である。図5のように電流
源Q1やQ2が電気光学素子Eごとに配置される構成においては電気光学素子Eの高精細化
に伴なって電流源Q1やQ2の個数も増加するから、電流源Q1やQ2のスペースの確保が困
難となる。本実施形態によれば電流源Q2の配置に要するスペースが削減されるから、電
気光学素子Eの高精細化を容易に実現できるという利点もある。
図2の制御回路12は、以上の条件を充足する駆動電流IDRが生成されるようにデータ
信号Dを生成する。本実施形態のデータ信号Dは、基準電流I1および補正電流I2の生成
・停止を単位期間Tごとに指定する多値の電圧信号である。図3に示すように、選択信号
Siがアクティブレベルとなる期間にて、データ信号Dは、単位回路Uiに指定された階調
値に応じて3種類の電位d1〜d3の何れかとなる。電位d1は、基準電流I1および補正電
流I2の双方の停止を指示する。電位d2は、基準電流I1の生成と補正電流I2の停止とを
指示する。電位d3は、基準電流I1および補正電流I2の双方の生成を指示する。図4に
示すように、電位生成回路16が生成した電位VSS1が電位d1として利用される。同様に
、データ信号Dの電位d2には電位VSS2(=VDD1)が兼用され、電位d3には電位VDD2
が兼用される。
以上のように本実施形態においては多値のデータ信号Dが利用される。したがって、例
えば駆動電流IDRの生成・停止と補正電流IDRの生成・停止とが個別の2値信号によって
指定される構成と比較すると、データ信号Dを転送する速度や信号処理回路C1・C2の動
作の速度が抑制されるとともに、信号が伝送される経路や各々を入力する端子の総数が削
減されるという利点がある。
図5に示すように、制御回路12から出力されたデータ信号Dは信号線18から単位回
路U1〜Unの各々の信号処理回路C1・C2に対して共通に供給される。信号処理回路C1
・C2は、制御回路12から供給されるデータ信号Dを取込んで保持する手段(ラッチ回
路)である。信号処理回路C1は、出力端が電流源Q1のゲートに接続されたメモリM1と
、信号線18とメモリM1との間に介在して両者の電気的な接続を制御するスイッチSW
とを具備する。同様に、信号処理回路C2は、出力端が電流源Q2のゲートに接続されたメ
モリM2と、信号線18とメモリM2との電気的な接続を制御するスイッチSWとを具備す
る。単位回路Uiの各スイッチSWは、選択信号Siがアクティブレベル(ハイレベル)に
変化する期間にて選択的にオン状態となる。メモリM1・M2は、スイッチSWがオン状態
に遷移した期間に信号線18からデータ信号Dを取得すると、次回に選択信号Siがアク
ティブレベルに変化するまで当該データ信号Dの電位に応じた出力を維持する。
メモリM1は、電位VDD1と電位VSS1とを電源電位として作動する論理回路であり、デ
ータ信号Dの論理レベルを反転した制御信号G1を電流源Q1のゲートに出力する。すなわ
ち、図6に示すように、メモリM1は、信号線18から取り込んだデータ信号Dが電位d1
(ローレベル)である場合には電位VDD1(ハイレベル)の制御信号G1を出力し、データ
信号Dが電位d2または電位d3(ハイレベル)である場合には電位VSS1(ローレベル)
の制御信号G1を出力する。
メモリM2は、電位VDD2と電位VSS2とを電源電位として作動する論理回路であり、メ
モリM1と同様に、データ信号Dの論理レベルを反転した制御信号G2を電流源Q2のゲー
トに出力する。すなわち、図6に示すように、メモリM2は、信号線18から取り込んだ
データ信号Dが電位d1または電位d2(ローレベル)である場合には電位VDD2(ハイレ
ベル)の制御信号G2を出力し、データ信号Dが電位d3(ハイレベル)である場合には電
位VSS2(ローレベル)の制御信号G2を出力する。以上のように、メモリM1とM2とでは
各々の論理レベルに対応する電位が相違するから、データ信号Dが電位d2であれば制御
信号G1およびG2の各々の論理レベルは相違する。また、制御信号G1の高位側の電位VD
D1と制御信号G2の高位側の電位VDD2とは相違し、制御信号G2の低位側の電位VSS1と制
御信号G2の低位側の電位VSS2とは相違する。
図5の電流源Q1・Q2は飽和領域にて動作する。したがって、基準電流I1は電流源Q1
のゲート−ソース間の電圧Vgs1に応じた電流値(ソース−ドレイン間の電圧に依存しな
い電流値)となる。すなわち、電流源Q1は、制御信号G1が電位VSS1であれば基準電流
I1を生成し、制御信号G1が電位VDD1であれば基準電流I1の生成を停止する。同様に、
補正電流I2は電流源Q2のゲート−ソース間の電圧Vgs2に応じた電流値となる。すなわ
ち、電流源Q2は、制御信号G2が電位VSS2であれば補正電流I2を生成し、制御信号G2
が電位VDD2であれば補正電流I2の生成を停止する。したがって、図6に示すように、単
位回路Uiに取り込まれたデータ信号Dが電位d1である場合には、電気光学素子Eに出力
される駆動電流IDRの電流値はゼロとなる。また、データ信号Dが電位d2である場合に
は基準電流I1が駆動電流IDRとして出力され、データ信号Dが電位d3である場合には基
準電流I1と補正電流I2との加算が駆動電流IDRとして出力される。
電流源Q1のソースの電位VAN1と電流源Q2のソースの電位VAN2とは、電流源Q1の電
圧Vgs1と電流源Q2の電圧Vgs2とが略一致するように個別の電位に設定される。すなわ
ち、制御信号G1・G2がローレベル(電位VSS1・VSS2)である場合(すなわち基準電流
I1と補正電流I2とが生成される場合)を想定すると、電流源Q1のゲートの電位VSS1と
ソースの電位VAN1との差分である電圧Vgs1(Vgs1=VSS1−VAN1)は、電流源Q2のゲ
ートの電位VSS2とソースの電位VAN2との差分である電圧Vgs2(Vgs2=VSS2−VAN2)
と等しい。したがって、電位VAN1と電位VAN2とは以下の式(1)を充足する。
VAN2−VAN1=VSS2−VSS1 ……(1)
ところで、以上のように多値のデータ信号Dに基づいて電流源Q1・Q2を2値的に制御
する構成としては、例えば図7に示すように、例えば特開昭61−43827号公報に開
示されるような多値−2値変換回路Lを信号線18と電流源Q1・Q2との間に介在させた
構成も考えられる。図7の構成においては、閾値電圧TH1のトランジスタから構成される
論理回路L1が信号線18と電流源Q1との間に配置され、閾値電圧TH1とは相違する閾値
電圧TH2のトランジスタから構成される論理回路L2が信号線18と電流源Q2との間に配
置される。しかしながら、図7の構成においては、閾値電圧TH1と閾値電圧TH2とを所期の
相対比に設定するために、論理回路L1とL2とでトランジスタの特性(例えばチャネル幅
)を相違させる必要がある。したがって、論理回路L1やL2の回路規模の削減が困難であ
るという問題がある。これに対して本実施形態においては、信号処理回路C1とC2とで電
源電位を相違させた構成によって電流源Q1・Q2が多値のデータ信号Dに応じて2値的に
制御されるから、図7の論理回路L1・L2のような大規模な回路が不要であるという利点
がある。ただし、図7の構成を本発明の範囲から除外する趣旨ではない。
以上のように本実施形態においては電流源Q1を作動させる電位VSS1と電流源Q2を作
動させる電位VSS2とが相違する。したがって、電流源Q1のソースと電流源Q2のソース
とが同電位であるとすれば、電流源Q1におけるゲートの電位と基準電流I1との関係およ
び電流源Q2におけるゲートの電位と補正電流I2との関係を個別に考慮して、所期の基準
電流I1および補正電流I2が生成されるようにメモリM1の出力とメモリM2の出力とを選
定する必要がある。これに対して本実施形態においては、電流源Q1の電圧Vgs1と電流源
Q2の電圧Vgs2とが同値となるように各々のソースの電位(VAN1・VAN2)が別電位に設
定される。すなわち、電流源Q1のゲートの電位と基準電流I1との関係が、電流源Q2の
ゲートの電位と補正電流I2との関係と共通する。したがって、制御信号G1とG2との電
位の相違に拘わらず、基準電流I1と補正電流I2とを、電流源Q1・Q2の特性(例えばチ
ャネル幅)に応じて容易かつ確実に所期の相対比に設定することが可能である。これによ
って設計が容易化されるという利点がある。
なお、電流源Q1のソースと電流源Q2のソースとが同電位とされた構成においても、制
御信号G1の電位と制御信号G2の電位とが合致するように各信号を変化するレベルシフタ
をメモリM1・M2と電流源Q1・Q2との間に配置すれば、電流源Q1とQ2とでゲート−ソ
ース間の電圧を同値とすることが可能である。しかしながら、レベルシフタの配置によっ
て単位回路U1〜Unの回路の規模が増大するという問題がある。レベルシフタは電気光学
素子Eごとに配置されるから、電気光学素子Eを高精細化する場合には単位回路U1〜Un
の肥大化が特に深刻な問題となる。電位VAN1・VAN2を相違させた本実施形態においては
レベルシフタが不要であるから、単位回路U1〜Unの肥大化を抑制できるという利点があ
る。
<B:第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態のうち作用や機能が
第1実施形態と共通する要素については以上と同じ符号を付してその詳細な説明を適宜に
省略する。
図8は、単位回路Uiの構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態
の単位回路Uiは、第1実施形態の単位回路Ui(図5)に加えて、メモリM1の出力端と
電流源Q1のゲートとの間に介在する選択回路21と、メモリM2の出力端と電流源Q2の
ゲートとの間に介在する選択回路22とを含む。電位生成回路16は、図3の各電位に加
えて電位VG1・VG2を生成する。電位VG1は電位VSS1以上で電位VDD1以下の電位(VSS
1≦VG1≦VDD1)であり、電位VG2は電位VSS2以上で電位VDD2以下の電位(VSS2≦VG
1≦VDD2)である。
図8の選択回路21は、メモリM1が出力する制御信号G1に応じて電位VG1および電位
VDD1の何れかを選択的に出力する手段であり、電位VG1が供給される配線と電流源Q1と
の間のスイッチ211と、電位VDD1が供給される配線と電流源Q1との間のスイッチ21
2とを含む。スイッチ211とスイッチ212とは排他的に動作する。すなわち、制御信
号G1がハイレベル(電位VDD1)である場合にはスイッチ212がオン状態となり、制御
信号G1がローレベル(電位VSS1)である場合にはスイッチ211がオン状態となる。し
たがって、制御信号G1がローレベルであれば電位VG1が電流源Q1のゲートに供給されて
基準電流I1が生成され、制御信号G1がハイレベルであれば電位VDD1が電流源Q1のゲー
トに供給されて基準電流I1の生成が停止する。
図8の選択回路22は、メモリM2が出力する制御信号G2に応じて電位VG2および電位
VDD2の何れかを選択的に出力する手段である。選択回路22は、選択回路21と同様に
、制御信号G2がローレベル(電位VSS2)である場合に選択的にオン状態となって電流源
Q2に電位VG2を供給するスイッチ221と、制御信号G2がハイレベル(電位VDD2)で
ある場合に選択的にオン状態となって電流源Q2に電位VDD2を供給するスイッチ222と
を含む。したがって、第1実施形態と同様に、制御信号G2がローレベルであれば補正電
流I2が生成され、制御信号G2がハイレベルであれば補正電流I2の生成が停止する。以
上の形態によっても第1実施形態と同様の効果が奏される。
ところで、第1実施形態のようにメモリM1の電源電位VDD1・VSS1が電流源Q1のゲー
トに直接的に供給される構成においては、基準電流I1の電流値を調整するためにメモリ
M1の電源電位VDD1・VSS1を変更する必要がある。同様に、補正電流I2の調整にはメモ
リM2の電源電位VDD2・VSS2の調整が必要となる。しかしながら、メモリM1・M2の電
源電位が変更されると、例えばメモリM1・M2を構成するトランジスタのオン抵抗など各
回路の時定数を決定する特性値が変化するから、メモリM1・M2の動作の速度やマージン
に影響を与える場合がある。したがって、基準電流I1や補正電流I2の調整の範囲が制約
される。これに対して本実施形態においては、電位VG1に応じて基準電流I1が調整され
、電位VG2に応じて補正電流I2が調整される。すなわち、メモリM1・M2の電源電位の
変更は不要であるから、メモリM1・M2の動作に影響を与えることなく基準電流I1や補
正電流I2を広い範囲にわたって調整できるという利点がある。
<C:第3実施形態>
ひとつの単位回路Uiに含まれる信号処理回路Cや電流源Qの個数は以上の例示に限定
されない。例えば、図9に示すように、ひとつの単位回路Uiが3個の信号処理回路C(
C1〜C3)と3個の電流源Q(Q1〜Q3)とを含む構成も採用される。電流源Qはゲート
−ソース間の電圧に応じた補正電流I3を生成して接続点Zに供給するpチャネル型の薄
膜トランジスタである。
図10は、電位生成回路16が生成する各電位の高低を示す概念図である。同図に示す
ように、本実施形態の電位生成回路16は、図4の各電位に加えて3種類の電位(VDD3
・VSS3・VAN3)を生成する。電位VSS3は電位VDD2と同電位である。電位VAN3は電位
VSS3よりも高位であり、電流源Q3のソースに供給される。電位VDD3は電位VAN3よりも
高位である。図10に示すように、データ信号Dは第1実施形態と同様の電位d1〜d3と
電位VDD3に等しい電位d4とを含む4種類の電位の何れかとなる。
図9に示すように、信号処理回路C3のメモリM3は電位VDD3と電位VSS3とを電源電位
として動作する。すなわち、メモリM3は、信号線18から取り込んだデータ信号Dが電
位d1〜d3の何れかであればハイレベル(電位VDD3)の制御信号G3を出力する。このと
き電流源Q3による補正電流I3の生成は停止するから、図10に示すようにデータ信号D
と駆動電流IDRの電流値との関係は第1実施形態と同様となる。一方、データ信号Dが電
位d4である場合、メモリM3からローレベル(電位VSS3)の制御信号G3が出力されるこ
とで電流源Q3は補正電流I3を生成するから、基準電流I1と補正電流I2と補正電流I3
とを加算した駆動電流IDRが電気光学素子Eに供給される。電位VAN3は、電流源Q3のゲ
ート−ソース間の電圧Vgs3(Vgs3=VSS3−VAN3)が電流源Q1の電圧Vgs1や電流源Q
2の電圧Vgs2と同等となるように設定される。
図11は、駆動電流IDRの波形を示すタイミングチャートである。同図に示すように、
電流源Q3が補正電流I3を生成する補正期間P3は、期間Fの始点から開始する期間であ
って駆動期間P1や補正期間P2よりも短い期間(図11のT1・T2)に設定される。した
がって、本実施形態によれば、単位回路Uiの規模を大幅に増大させることなく駆動電流
IDRの電流値を高精度に補正して各電気光学素子Eの階調を均一化することが可能である
。なお、図9においては第1実施形態に変更を加えた構成を例示したが、第2実施形態に
本実施形態の構成を適用してもよい。
<D:変形例>
以上の各形態には様々な変形を加えることができる。具体的な変形の態様を例示すれば
以下の通りである。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
以上の各形態においては駆動期間P1の始点と補正期間P2や補正期間P3の始点とが一
致する構成を例示したが、各期間のタイミングは適宜に変更される。例えば、図12に示
すように、駆動期間P1の始点から遅延したタイミングで補正期間P2(第3実施形態では
補正期間P3)が開始する構成も採用される。また、駆動期間P1内に複数の補正期間(P
2・P3)を分散してもよい。なお、単位回路Uiから電気光学素子Eに至る配線には容量
や抵抗が付随するから、駆動電流IDRは駆動期間P1や補正期間(P2・P3)の始点にて
緩やかに立ち上がる。図6や図11のように駆動期間P1および補正期間(P2・P3)の
双方が期間Fの始点から開始する構成によれば、図12の構成と比較して駆動電流IDRの
波形の立ち上がりを高速化できるという利点がある。
(2)変形例2
以上の各形態においては1系統のデータ信号Dを時分割で単位回路U1〜Unの各々に分
配する構成を例示したが、単位回路U1〜Unの各々に対して個別のデータ信号Dが並列に
供給される構成としてもよい。また、単位回路Uiの構成は適宜に変更される。例えば、
nチャネル型のトランジスタを電流源Qとして利用してもよいし、相互に並列に接続され
た複数のトランジスタをひとつの電流源Qとして利用してもよい。nチャネル型のトラン
ジスタを電流源Qとして利用する場合には、例えば電気光学素子Eの陰極側に各電流源Q
を配置した構成が好適に採用される。すなわち、電気光学素子Eの陽極は定電位に設定さ
れ、電気光学素子Eの陰極と電位VAN1との間にひとつの電流源Qが配置されるとともに当
該陰極と電位VAN2との間に別の電流源Qが配置される。
(3)変形例3
有機発光ダイオード素子は電気光学素子Eの例示に過ぎない。本発明に適用される電気
光学素子について、自身が発光する自発光型と外光の透過率を変化させる非発光型(例え
ば液晶素子)との区別や、電流の供給によって駆動される電流駆動型と電圧の印加によっ
て駆動される電圧駆動型との区別は不問である。例えば、無機EL素子、フィールド・エ
ミッション(FE)素子、表面導電型エミッション(SE:Surface-conduction Electr
on-emitter)素子、弾道電子放出(BS:Ballistic electron Surface emitting)素
子、LED(Light Emitting Diode)素子、液晶素子、電気泳動素子、エレクトロクロ
ミック素子など様々な電気光学素子を本発明に利用することができる。
<E:応用例>
次に、以上の各形態に係る電気光学装置Hを利用した画像形成装置の構成を説明する。
図13は、以上の各形態に係る電気光学装置Hを採用した画像形成装置の構成を示す断
面図である。画像形成装置は、タンデム型のフルカラー画像形成装置であり、以上の形態
に係る4個の電気光学装置H(HK,HC,HM,HY)と、各電気光学装置Hに対応する4
個の感光体ドラム70(70K,70C,70M,70Y)とを具備する。ひとつの電気光学
装置Hは、これに対応した感光体ドラム70の像形成面(外周面)と対向するように配置
される。なお、各符号の添字「K」「C」「M」「Y」は、黒(K)、シアン(C)、マゼン
ダ(M)、イエロー(Y)の各顕像の形成に利用されることを意味している。
図13に示すように、駆動ローラ711と従動ローラ712とには無端の中間転写ベル
ト72が巻回される。4個の感光体ドラム70は、相互に所定の間隔をあけて中間転写ベ
ルト72の周囲に配置される。各感光体ドラム70は、中間転写ベルト72の駆動に同期
して回転する。
各感光体ドラム70の周囲には、電気光学装置Hのほかにコロナ帯電器731(731
K,731C,731M,731Y)と現像器732(732K,732C,732M,732Y
)とが配置される。コロナ帯電器731は、これに対応する感光体ドラム70の像形成面
を一様に帯電させる。この帯電した像形成面を各電気光学装置Hが露光することで静電潜
像が形成される。各現像器732は、静電潜像に現像剤(トナー)を付着させることで感
光体ドラム70に顕像(可視像)を形成する。
以上のように感光体ドラム70に形成された各色(黒・シアン・マゼンタ・イエロー)
の顕像が中間転写ベルト72の表面に順次に転写(一次転写)されることでフルカラーの
顕像が形成される。中間転写ベルト72の内側には4個の一次転写コロトロン(転写器)
74(74K,74C,74M,74Y)が配置される。各一次転写コロトロン74は、これ
に対応する感光体ドラム70から顕像を静電的に吸引することによって、感光体ドラム7
0と一次転写コロトロン74との間隙を通過する中間転写ベルト72に顕像を転写する。
シート(記録材)75は、ピックアップローラ761によって給紙カセット762から
1枚ずつ給送され、中間転写ベルト72と二次転写ローラ77との間のニップに搬送され
る。中間転写ベルト72の表面に形成されたフルカラーの顕像は、二次転写ローラ77に
よってシート75の片面に転写(二次転写)され、定着ローラ対78を通過することでシ
ート75に定着される。排紙ローラ対79は、以上の工程を経て顕像が定着されたシート
75を排出する。
以上に例示した画像形成装置は有機発光ダイオード素子を光源(露光手段)として利用
しているので、レーザ走査光学系を利用した構成よりも装置が小型化される。なお、以上
に例示した以外の構成の画像形成装置にも電気光学装置Hを適用することができる。例え
ば、ロータリ現像式の画像形成装置や、中間転写ベルトを使用せずに感光体ドラムからシ
ートに対して直接的に顕像を転写するタイプの画像形成装置、あるいはモノクロの画像を
形成する画像形成装置にも電気光学装置Hを利用することが可能である。
なお、電気光学装置Hの用途は像担持体の露光に限定されない。例えば、電気光学装置
Hは、原稿などの読取対象に光を照射する照明装置として画像読取装置に採用される。こ
の種の画像読取装置としては、スキャナ、複写機やファクシミリの読取部分、バーコード
リーダ、あるいはQRコード(登録商標)のような二次元画像コードを読む二次元画像コ
ードリーダがある。
本発明の電気光学装置は、各種の電子機器の表示装置としても利用される。本発明が適
用される電子機器としては、例えば、可搬型のパーソナルコンピュータ、携帯電話機、携
帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)、デジタルスチルカメラ、テレビ
、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電子ペーパー、電卓、
ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、プリンタ、スキャナ
、複写機、ビデオプレーヤ、タッチパネルを備えた機器などがある。
第1実施形態に係る画像形成装置の部分的な構造を示す斜視図である。 電気光学装置の構成を示すブロック図である。 選択信号とデータ信号との関係を示すタイミングチャートである。 電位生成回路が生成する各電位の高低を示す概念図である。 単位回路の構成を示すブロック図である。 駆動電流の波形を説明するためのタイミングチャートである。 対比例に係る単位回路の構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係る単位回路の構成を示すブロック図である。 第3実施形態に係る単位回路の構成を示すブロック図である。 電位生成回路が生成する各電位の高低を示す概念図である。 駆動電流の波形を説明するためのタイミングチャートである。 変形例に係る駆動電流の波形を示すタイミングチャートである。 画像形成装置の構造を示す断面図である。 従来の技術における基準電流と補正電流との関係を示す概念図である。
符号の説明
H……電気光学装置、12……制御回路、14……選択回路、16……電位生成回路、1
8……信号線、U……単位回路、E……電気光学素子、C(C1,C2,C3)……信号処
理回路、SW……スイッチ、M(M1,M2,M3)……メモリ、Q(Q1,Q2,Q3)……
電流源、I1……基準電流、I2……補正電流、IDR……駆動電流、21,22……選択回
路。

Claims (6)

  1. 第1電源電位と当該第1電源電位とは異なる第2電源電位とを生成する電位生成回路と

    3以上のレベルの何れかとなるデータ信号に応じて第1高電位および第1低電位を選択
    的に出力する第1信号処理回路と、
    前記第1高電位とは異なる第2高電位および前記第1低電位とは異なる第2低電位を前
    記データ信号に応じて選択的に出力する第2信号処理回路と、
    前記第1信号処理回路の出力と前記第1電源電位とに対応した基準電流を生成する第1
    電流源と、
    前記第2信号処理回路の出力と前記第2電源電位とに対応した補正電流を生成する第2
    電流源と、
    前記基準電流と前記補正電流とに応じた階調となる電気光学素子と
    を具備する電気光学装置。
  2. 前記第1信号処理回路は、前記第1高電位と前記第1低電位とを論理レベルとして前記
    データ信号に応じて前記第1高電位および前記第1低電位を選択的に出力する第1論理回
    路を含み、
    前記第2信号処理回路は、前記第2高電位と前記第2低電位とを論理レベルとして前記
    データ信号に応じて前記第2高電位および前記第2低電位を選択的に出力する第2論理回
    路を含む
    請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記第1低電位と前記第2高電位とは同電位であり、
    前記データ信号は、前記第1高電位と前記第1低電位と前記第2低電位との何れかのレ
    ベルとなる
    請求項2に記載の電気光学装置。
  4. 前記第1論理回路の出力に応じて第1オン電位または第1オフ電位を選択する第1選択
    回路と、
    前記第1オン電位とは異なる第2オン電位または前記第1オフ電位とは異なる第2オフ
    電位を前記第2論理回路の出力に応じて選択する第2選択回路とを具備し、
    前記第1電流源は、前記第1選択回路が選択した電位と前記第1電源電位とに基づいて
    基準電流を生成し、前記第2電流源は、前記第2選択回路が選択した電位と前記第1電源
    電位とに基づいて補正電流を生成する
    請求項2または請求項3に記載の電気光学装置。
  5. 前記第1電流源は、前記第1電源電位がソースに供給されるとともにゲートが前記第1
    信号処理回路の出力に応じた電位となるトランジスタであり、
    前記第2電流源は、前記第2電源電位がソースに供給されるとともにゲートが前記第2
    信号処理回路に出力に応じた電位となるトランジスタである
    請求項1から請求項4の何れかに記載の電気光学装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れかに記載の電気光学装置を具備する電子機器。




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