JP2007316131A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高価なヒータを用いなくともエネルギー消費量を抑制しつつ、用紙に良好なトナー像を定着させる。
【解決手段】排出スイッチ800が1枚目の用紙Pの後端を検出した時刻T6において、搬送制御部601は、加熱ローラ141を用紙搬送速度よりも低い第2の速度で回転させ、搬送待機時間I1において、加圧ローラ142の温度が低温になることを防止する。時刻T6から所定の搬送待機時間I1が経過した時刻T9において、搬送制御部601は、加熱ローラ141を用紙搬送速度で回転させ、トナー像の定着時に加圧ローラ142の温度を定着温度まで上昇させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、デジタル複合機等の画像形成装置に関するものである。
近年、感光体ドラムに、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分毎のトナー像を順次形成し、これらのトナー像を順次中間転写ベルトに重ねて転写して中間転写ベルトにカラーのトナー像を形成し、このカラーのトナー像を用紙に転写する。そして、カラーのトナー像を定着ローラで用紙に定着してカラー画像を形成するロータリー式の画像形成装置が知られている。
このようなロータリー式の画像形成装置では、中間転写ベルトに4色のトナー像を形成するまでに、一定の時間を要することから、転写位置の手前に配設されたレジストローラまで用紙を搬送する一次給紙が終了した後、所定の搬送待機時間が経過するまで、用紙の搬送を待機させる。
ところで、定着ローラは、ヒータを備える加熱ローラと、この加熱ローラに従動する加圧ローラとを備え、両ローラで用紙を挟持することで、用紙に転写されたカラーのトナー像を定着させている。
そのため、前記搬送待機時間において、ヒータを常に一定の温度に制御すると、ヒータによる熱が加圧ローラに移動し、加圧ローラがその熱を放出するため、ヒータのエネルギー消費量が多くなると共に、加圧ローラにより放出される熱により画像形成装置の機内の温度が上昇するという問題がある。
そこで、従来の画像形成装置では、搬送待機時間にヒータをオフし、定着時にヒータをオンする手法や、ヒータの温度を下げ、ヒータの発熱量を抑制する手法が採用されている。
また、特許文献1には、定着ローラの温度が比較的低いとき、定着ローラの回転速度を低速回転とし、定着ローラの温度が比較的高いとき、定着ローラの回転速度を高速回転とし、画像形成を開始させるまでの待ち時間を短縮する技術が開示されている(特許文献1の段落[0055])。
特開2003−255735号公報
しかしながら、搬送待機時間にヒータをオフする手法では、定着ローラの温度を速やかに所定の定着温度に上昇させる必要があり、そのためには、高性能のヒータを用いなければならず、コストが嵩むという問題がある。
また、搬送待機時間にヒータの温度を下げる手法では、定着ローラが用紙搬送速度で回転されているため、加熱ローラは、加圧ローラと接触する総面積が増大し、加圧ローラにより多くの熱が奪われ、用紙待機時間経過後にヒータの温度を上昇させても、加圧ローラの温度を所望の定着温度にすることができず、用紙にトナー像を定着させることが困難となる。
更に、特許文献1の手法では、定着ローラの温度制御に関する記載はなされているが、ロータリー式の画像形成装置において、中間転写ベルトにカラーのトナー像が転写されるまでの搬送待機時間を考慮した記載がなされていない。
本発明の目的は、高性能のヒータを用いなくともエネルギー消費量を抑制しつつ、用紙に良好なトナー像を定着させることができる画像形成装置を提供することである。
本発明による画像形成装置は、ロータリー現像方式でカラー画像を形成する画像形成装置であって、所定の第1の速度で用紙を搬送する搬送手段と、カラー画像を構成する色成分毎の画像データに従って、色成分毎のトナー像を感光体ドラムに順次形成し、中間転写ベルトに順次転写してカラーのトナー像を形成する画像形成手段と、ヒータを備える加熱ローラと、前記加熱ローラに従動する加圧ローラとを備え、前記中間転写ベルトによりカラーのトナー像が転写された用紙を、前記加熱ローラと前記加圧ローラとで挟持して搬送することで、カラーのトナー像を前記用紙に定着させる定着手段と、前記中間転写ベルトにカラーのトナー像を形成させるための所定の搬送待機期間が経過するまで前記中間転写ベルトへの用紙の搬送を待機させると共に加熱ローラの回転速度を制御する搬送制御手段と、前記加熱ローラの表面温度が用紙にトナー像を定着させることが可能な所定の定着温度を保つように前記ヒータを制御するヒータ制御手段とを備え、前記搬送制御手段は、前記搬送待機時間に、前記第1の速度より低い所定の第2の速度で前記加熱ローラを回転させ、前記搬送待機時間が経過したとき、前記加熱ローラを前記第1の速度で回転させることを特徴とする。
この構成によれば、ヒータ制御手段は、所定の定着温度を保つようにヒータを制御する。搬送制御手段は、中間転写ベルトにカラーのトナー像が形成されるまで、中間転写ベルトへの用紙の搬送を待機させる搬送待機時間において、加熱ローラを用紙搬送速度より低い第2の速度で回転させる。
これにより、加熱ローラは加圧ローラとの接触する総面積が減少し、加圧ローラによって奪われる熱が減少する結果、ヒータのエネルギー消費量が減少し、省エネルギー化を図ることが可能になると共に、機内の温度上昇を抑制することができる。すなわち、搬送待機時間において、加熱ローラを用紙搬送速度である第1の速度で回転させた場合、加熱ローラは、加圧ローラとの接触する総面積が増大するため、加圧ローラによって奪われる熱量が増大し、ヒータのエネルギー消費量が増大してしまう。しかしながら、本発明では、搬送待機時間において、加熱ローラを用紙搬送速度よりも低い第2の速度で回転させるため、ヒータによるエネルギー消費量を低くすることが可能となる。
また、搬送待機時間において、加熱ローラを第2の速度で回転させるため、加圧ローラが低温になることが防止され、搬送待機時間が経過したときに、加熱ローラが第1の速度で回転されるため、画像定着時に加圧ローラの温度を定着温度まで上昇させることが可能となり、用紙にトナー像を確実に定着させることができ、良好なカラー画像を形成することが可能となる。
また、上記構成において、前記定着手段の下流側に設けられた用紙検出手段を更に備え、前記搬送制御手段は、前記用紙検出手段が第1の用紙の後端を検出したときから、少なくとも前記中間転写ベルトに最後に転写される色成分のトナー像の形成が開始されるまでの時間を、前記第1の用紙の次に搬送される第2の用紙に対する前記搬送待機時間とすることが好ましい。
この構成によれば、第2の用紙の前に搬送された第1の用紙の後端が用紙検出手段に検出されてから中間転写ベルトに最後に転写される色成分のトナー像の形成が開始されるまでの時間が搬送待機時間とされるため、第2の用紙の定着時に加圧ローラの温度をより確実に定着温度まで上昇させることができる。
また、上記構成において、前記搬送制御手段は、前記搬送待機時間が経過するにつれて、前記第2の速度を上昇させることが好ましい。
この構成によれば、搬送待機時間が経過するにつれて、加熱ローラと加圧ローラとの接触する総面積が増大し、加圧ローラに移動する熱量が増大する結果、トナー像の定着時において、加熱ローラの温度をより確実に、定着温度まで上昇させることができる。
本発明によれば、搬送待機時間中には加熱ローラを用紙搬送速度である第1の速度よりも低い第2の速度で回転させ、搬送待機時間が経過したとき、第1の速度で加熱ローラを回転させるため、起動時間の短い高性能のヒータを用いなくとも、省エネルギー化を図りつつ、用紙に良好なトナー像を定着させることができる。
以下、本発明による画像形成装置の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態による画像形成装置の内部構造を示す側面図である。なお、図1におけるYによる方向表示は、−Yが前方を示し、+Yが後方を示す。また、図1に示す画像形成装置はプリンタである。図1に示すように、画像形成装置は、用紙束として貯留された用紙Pを後述する画像形成部13へ送り込む給紙部12と、この給紙部12から送り込まれた用紙Pを搬送しながら用紙Pにトナー像を転写する画像形成部13と、この画像形成部13で用紙Pに転写されたトナー像に対し定着処理を施す定着部14と、定着部14で定着処理の施された用紙Pの排出先を切り換える排出先切換え部15と、印刷処理が完了した用紙Pを排出する排紙部16とが本体11に装着されることによって構成されている。
給紙部12は、本体11内の下部に挿脱自在に装着された複数枚の用紙Pが貯留可能な用紙カセット121と、用紙Pを手差しで給紙するときに用いられる手差しトレイ122とを備えている。
用紙カセット121の前側上方位置には並設された2つのピックアップローラ123が設けられ、これらのピックアップローラ123の駆動によって用紙カセット121に貯留されている用紙Pが1枚ずつ繰り出され、このピックアップローラ123の下流側に設けられた軸心が左右方向(用紙搬送方向と直交する方向)に延びる大径の給紙ローラ124を介して画像形成部13に向けて送り出される。
一方、手差しトレイ122の後方位置には、軸心が左右方向(用紙搬送方向と直交する方向)に延びた手差しローラ126が設けられ、手差しトレイ122を介して手差しで給紙された用紙は、この手差しローラ126の駆動で画像形成部13へ向けて送り込まれる。
画像形成部13は、感光体ドラム131と、帯電ローラ132と、露光装置133と、回転式現像装置20と、トナーコンテナ30と、中間転写ベルト134と、一次転写ローラ135と、二次転写ローラ136と、ローラクリーニング装置137と、ベルトクリーニング装置138とを備えている。
感光体ドラム131は、周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ってトナー像を形成させるためのものであり、本体11の中央部において左右方向(図1の紙面に直行する方向)に延びた軸心回りに回転可能とされている。
帯電ローラ132は、感光体ドラム131の周面に帯電処理を施すことにより同周面に一様な電荷を形成させるためのものである。かかる帯電ローラ132は、図略の電源から印加された高圧電圧によって周面に所定の極性の電荷が形成される。かかる帯電ローラ132の周面が感光体ドラム131の周面に当接されていることにより、感光体ドラム131の周面に一様な電荷が形成される。
露光装置133は、帯電ローラ132により一様な電荷の付与された感光体ドラム131の周面に画像データに基づくレーザー光を照射することにより同周面に静電潜像を形成させる。
かかる露光装置133は、図略のコンピュータ等から入力された画像データに基づくレーザー光を照射するようになっており、このレーザー光の照射によって感光体ドラム131の周面に静電潜像を形成する。かかる静電潜像に回転式現像装置20からのトナーが供給され、感光体ドラム131の周面にトナー像が形成され、このトナー像が周回している中間転写ベルト134に転写される。
回転式現像装置20は、露光装置133からのレーザー光の照射により静電潜像の形成された感光体ドラム131の周面にトナーを供給することにより同周面にトナー像を形成させる。かかる回転式現像装置20へは、複数のトナーコンテナ30(ブラック〜イエロー用コンテナ30K,30C,30M,30Y)からそれぞれの色のトナーが供給されるようになっている。
中間転写ベルト134は、感光体ドラム131の周面に形成されたトナー像が転写され、一次転写ローラ135は、感光体ドラム131上のトナー像を静電的に引き剥がして中間転写ベルト134の表面に転写させる。
二次転写ローラ136は、中間転写ベルト134上のトナー像を静電的に引き剥がして給紙部12から送り込まれた用紙Pに転写させる。
ローラクリーニング装置137は、中間転写ベルト134へ転写処理後の感光体ドラム131の周面を清浄化処理する。ベルトクリーニング装置138は、用紙Pに対する転写処理後の中間転写ベルト134の表面に清浄化処理を施す。
回転式現像装置20は、側面視で(図1の紙面に直行する方向から見て)円形に形成された回転枠体21と、この回転枠体21に周方向で等ピッチに装着された4つの現像器22(22K,22C,22M,22Y)とを備えている。回転枠体21は、感光体ドラム131の後方位置で感光体ドラム131の軸心と平行に、かつ、略同一高さレベルで配設された枠体軸211回りに回転可能に軸支されている。かかる回転枠体21は、枠体軸211から径方向に向けて突設された4枚の仕切板212によって周方向に均等に4区画に区分され、各区画に現像器22が装着されている。
現像器22は、ブラックトナーが充填されるブラック用現像器22Kと、シアントナーが充填されるシアン用現像器22Cと、マゼンタのトナーが充填されるマゼンタ用現像器22Mと、イエロートナーが充填されるイエロー用現像器22Yとの4種類が存在する。そして、感光体ドラム131の周面にイエロートナーでトナー像を形成させるときは、回転枠体21の枠体軸211回りの回転によってイエロー用現像器22Yが感光体ドラム131と対向する位置に設定され、この状態で感光体ドラム131が一周することによりその周面にイエローのトナー像を形成させる。このイエローのトナー像は、周回している中間転写ベルト134に直ちに転写される。
感光体ドラム131の周面にマゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像を形成するときもイエローのときと同様であり、対象の色のトナーの充填された現像器22を感光体ドラム131の周面と対向させ、これによって中間転写ベルト134への転写処理によりトナー像が消滅した感光体ドラム131の周面には次の色のトナー像が順次転写される。そして、中間転写ベルト134の周回と感光体ドラム131のトナー像形成動作とを適正に同期させることにより、中間転写ベルト134の表面に、カラー画像が形成される。このカラー画像が給紙部12から給紙された用紙Pに二次転写ローラ136の作用で転写され、用紙Pにカラー印刷が行われる。
なお、二次転写ローラ136の直上流側の位置にはレジストローラ対125が設けられ、給紙部12から画像形成部13へ送り込まれた用紙Pは、このレジストローラ対125によって搬送タイミングが調整される。かかるレジストローラ対125による搬送タイミングのタイミング調整によって中間転写ベルト134上のカラー画像が用紙P上の適正な位置に転写される。また、レジストローラ対125近傍の上流側には、レジストローラ対125まで用紙Pが搬送された否かを検出するレジストスイッチ700が配設されている。レジストスイッチ700としては、マイクロスイッチを採用することができ、用紙Pと当接する当接部が用紙Pに当接している場合にオンし、当接部が用紙Pに当接していない場合にオフする。
中間転写ベルト134は、一次転写ローラ135と、この一次転写ローラ135の若干後方位置に設けられたアイドルローラ134cと、感光体ドラム131の下方の若干後方側に設けられた駆動ローラ134aと、感光体ドラム131の下方の前方位置で駆動ローラ134aと対向配置された従動ローラ134bとに掛け回されている。
従動ローラ134bは、コイルスプリング等の付勢部材134dの付勢力によって駆動ローラ134aから離間する方向に向けて付勢され、これによって中間転写ベルト134の緊張状態が維持されるようになっている。そして、二次転写ローラ136は、駆動ローラ134aの直下位置で中間転写ベルト134を介して当該駆動ローラ134aと対向配置されている。
二次転写ローラ136には、中間転写ベルト134上のトナー画像を静電的に引き剥がすバイアス電圧が図略の電源から印加されている。従って、中間転写ベルト134と二次転写ローラ136との間を通過する用紙Pには、中間転写ベルト134のトナー画像が転写されることになる。
そして、駆動ローラ134aとアイドルローラ134cとの間には、用紙Pに対する転写処理後の中間転写ベルト134の表面を清浄化処理するベルトクリーニング装置138が設けられ、このベルトクリーニング装置138によって清浄化処理が施された中間転写ベルト134は、次の転写処理を受けるために感光体ドラム131へ向かうことになる。
定着部14は、画像形成部13で用紙Pに転写された転写画像に定着処理を施すものであり、加熱ローラ141と、加熱ローラ141に対向配置され、周面が加熱ローラ141の周面に押圧当接される加圧ローラ142とを備えて構成されている。そして、画像形成部13で中間転写ベルト134により転写処理の施された用紙Pは、中間転写ベルト134と二次転写ローラ136とに挟持された状態で中間転写ベルト134の周回に誘導されて定着部14に導入され、加熱ローラ141と加圧ローラ142との間を通過するときの加熱によりトナー像が当該用紙Pに定着処理される。
定着部14近傍の下流側には、用紙Pの通過を検出する排出スイッチ800が配設されている。排出スイッチ800(用紙検出手段)としては、例えばマイクロスイッチが採用され、用紙Pと当接する当接部が用紙Pに当接しているときにオンし、当接部が用紙Pに当接していないときにオフする。
定着処理後の用紙Pは、第1排出ローラ対143の駆動により排紙搬送路101へ導出され、第2排出ローラ対102の順駆動で排紙搬送路101に上昇され、排紙口162を通って本体11の頂部に設けられた排紙トレイ161へ排出される。
排出先切換え部15は、用紙Pに対して両面印刷を施す場合に利用されるものであり、片面の定着処理が完了して定着部14から一旦排紙搬送路101へ送り出された用紙Pを表裏逆転させた状態で再度画像形成部13へ返送する。かかる排出先切換え部15は、排紙搬送路101の下端部に第1排出ローラ対143の下方のものと周面同士が互いに当接するように対向配置された返送ローラ151と、この返送ローラ151の下部から定着部14の下を通ってレジストローラ対125の上流側(図1における右側)へ延びた返送搬送路152とを備えている。
そして、用紙Pに両面印刷を施すに際しては、片面印刷が完了した定着処理後の用紙Pを、その後端が第1排出ローラ対143を通過するまで排紙搬送路101へ導出し、引き続き第2排出ローラ対102を逆駆動させるようになされている。こうすることで片面印刷の完了した用紙Pは、返送ローラ151の駆動に誘導されて返送搬送路152へ逆送され、この返送搬送路152を通って表裏が逆転した状態でレジストローラ対125へ向かうため、以後、画像形成部13において当該用紙Pの裏面側に印刷処理が施されることになる。
なお、返送搬送路152におけるレジストローラ対125の下部前方には、返送ローラ対153が設けられ、返送搬送路152を移動中の用紙Pは、この返送ローラ対153の駆動でレジストローラ対125へ向けて確実に返送されるようになっている。
図2は、図1に示す画像形成装置の機能ブロック図を示している。画像形成装置は、搬送部200(搬送手段)、定着部300(定着手段)、中間転写部400(画像形成手段)、トナー像形成部500(画像形成手段)、制御部600、レジストスイッチ700、及び排出スイッチ800を備えている。
搬送部200は、図1に示すピックアップローラ123、給紙ローラ124、レジストローラ対125、及び第2排出ローラ対102等を含み、ピックアップローラ123を駆動する給紙クラッチ201と、給紙ローラ124を駆動するフィードクラッチ202と、レジストローラ対125を駆動するレジストクラッチ203とを備えている。
定着部300は、図1に示す定着部14を含み、加熱ローラ141を駆動する定着モータ301と、加熱ローラ141の近傍に配設され、加熱ローラ141の表面の温度を測定する温度センサ302と、加熱ローラ141を加熱するヒータ303とを備えている。そして、定着部300は、中間転写部400によりカラーのトナー像が転写された用紙Pを加熱ローラ141と加圧ローラ142とで挟持して搬送することで、カラーのトナー像を用紙Pに定着させる。ここで、定着モータ301としてはステッピングモータを採用することができる。また、ヒータ303としては、起動時間が比較的遅い安価なヒータを採用することができる。
中間転写部400は、図1に示す駆動ローラ134a、従動ローラ134b、中間転写ベルト134等を含み、駆動ローラ134aを駆動させる中間転写クラッチ401を備えている。そして、中間転写部400は、搬送制御部601の制御の下、トナー像形成部500によって形成されたマゼンタ、シアン、ブラック、イエローのトナー像が中間転写ベルト134に順次転写されることで、カラーのトナー像を形成し、形成したカラーのトナー像を用紙Pに転写する。
トナー像形成部500は、図1に示す露光装置133、感光体ドラム131、及び回転式現像装置20等を含み、カラー画像を構成する色成分毎の画像データに従って、色成分毎のトナー像を順次、感光体ドラム131に形成し、中間転写ベルト134に順次転写する。
制御部600は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリーメモリ)、及びRAM(ランダムアクセスメモリ)等から構成され、画像形成装置の全体の制御を司る。本実施の形態では、制御部600は、特に、搬送制御部601、露光制御部602、及びヒータ制御部603の機能を備えている。これらの機能は、CPUがROMに記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
搬送制御部601は、レジストスイッチ700及び排出スイッチ800による検出結果等に基づいて、給紙クラッチ201、フィードクラッチ202、レジストクラッチ203、定着モータ301、及び中間転写クラッチ401等をオン・オフ制御し、用紙Pを給紙部12から排紙部16まで予め定められた用紙搬送速度(第1の速度)で搬送する。ここで、搬送制御部601は、給紙部12から用紙Pの搬送を開始した後、レジストスイッチ700が用紙Pを検出してから用紙Pの先端がレジストローラ対125の先端に到達するまでの所定時間が経過したときに、給紙クラッチ201、フィードクラッチ202をオフし、用紙Pの搬送を停止させる。なお、用紙Pをレジストローラ対125まで搬送することを一次給紙と呼ぶ。
また、搬送制御部601は、排出スイッチ800が用紙Pの後端を検出したときから所定の搬送待機時間が経過するまで、加熱ローラ141の回転速度が用紙搬送速度より低い所定の速度(第2の速度)となるように、定着モータ301を制御する。なお、第2の速度としては、トナー像の定着時に加圧ローラ142の温度が定着温度に復帰することが可能な速度とすることが好ましい。一方、搬送制御部601は、搬送待機時間以外においては、加熱ローラ141の回転速度が用紙搬送速度となるように、定着モータ301を制御する。ここで、搬送待機時間は、排出スイッチ800が1枚目の用紙Pの後端を検出したときから、露光制御部602が少なくとも2枚目の用紙のイエローの画像書き出し信号を出力するまでの予め定められた時間である。
また、搬送制御部601は、前記搬送待機時間が経過したときに、レジストクラッチ203をオンして、レジストローラ対125で待機している用紙Pの給紙を開始する。なお、レジストローラ対125で待機している用紙Pを排紙部16まで搬送することを二次給紙と呼ぶ。
露光制御部602は、1枚のカラーの画像データを構成する色成分毎の画像データによる色成分毎のトナー像が感光体ドラム131に順次形成されるように、トナー像形成部500を制御する。具体的には、露光制御部602は、マゼンタ、シアン、ブラック、イエローの順でトナー像を形成し、マゼンタのトナー像の形成を開始するときは、露光装置133にマゼンタの画像データによる露光を開始させるための画像書き出し信号を出力し、シアンのトナー像の形成を開始するときは、露光装置133にシアンの画像データによる露光を開始させるための画像書き出し信号を出力し、ブラックのトナー像の形成を開始するときは、露光装置133にブラックの画像データによる露光を開始させるための画像書き出し信号を出力し、イエローのトナー像の形成を開始するときは、露光装置133にイエローの画像データによる露光を開始させるための画像書き出し信号を出力する。
また、露光制御部602は、用紙Pの一次給紙が完了するころに、マゼンタの画像書き出し信号を露光装置133に出力し、前記搬送待機時間が経過して、搬送制御部601により用紙Pの二次給紙が開始されるときまでには、マゼンタ、シアン、ブラックの3色のトナー像が中間転写ベルト134に形成されるように、中間転写部400及びトナー像形成部500を制御する。
ヒータ制御部603は、温度センサ302による加熱ローラ141の表面の温度の検出結果を基に、加熱ローラ141の表面の温度が、予め定められた定着温度を維持するようにヒータ303をフィードバック制御する。ここで、定着温度としては、トナーを溶融して用紙Pにトナー像を定着させることが可能な温度が採用されている。
次に、画像形成装置の動作について説明する。図3は画像形成装置の動作を示すタイミングチャートである。図3(a)は、露光制御部602が露光装置133に、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(BK)、及びイエロー(Y)の画像書き出し信号を出力するタイミングを示している。図3(b)は、ピックアップローラ123を駆動する給紙クラッチ201のオン・オフタイミングを示し、ハイレベルがオフを示し、ローレベルがオンを示す。図3(c)は、給紙ローラ124を駆動するフィードクラッチ202のオン・オフタイミングを示し、ハイレベルがオフを示し、ローレベルがオンを示す。
図3(d)は、レジストスイッチ700のオン・オフタイミングを示し、ハイレベルがオフを示し、ローレベルがオンを示す。図3(e)は、レジストローラ対125を駆動するレジストクラッチ203のオン・オフタイミングを示し、ハイレベルがオフを示し、ローレベルがオンを示す。図3(f)は、排出スイッチ800のオン・オフタイミングを示し、ハイレベルがオフを示し、ローレベルがオンを示す。
図3(g)は定着モータ301の回転速度を示し、ハイレベルが用紙搬送速度よりも低い所定の速度(第2の速度:例えば、用紙搬送速度の70%)を示し、ローレベルが用紙搬送速度を示している。
まず、時刻T1において、搬送制御部601は、レジストクラッチ203をオンして、1枚目の用紙Pの二次給紙を開始する。ここで、搬送制御部601は、給紙クラッチ201及びフィードクラッチ202をオンして、2枚目の用紙Pを給紙部12からピックアップして、2枚目の用紙Pの一次給紙を開始する。時刻T2において、搬送制御部601は、1枚目の用紙Pの後端がレジストスイッチ700を通過し、レジストスイッチ700がオフされたため、時刻T2から所定時間が経過した時刻T3において、レジストクラッチ203をオフさせる。
時刻T4において、レジストスイッチ700が2枚目の用紙Pの先端を検出してオンしたため、搬送制御部601は、時刻T4から2枚目の用紙Pの先端がレジストローラ対125に到達するまでの所定時間経過した時刻T5において、給紙クラッチ201及びフィードクラッチ202をオフし、2枚目の用紙Pの一次給紙を終了させる。このとき、排出スイッチ800はオンしており、1枚目の用紙Pは排出スイッチ800上に位置していることが分かる。
また、時刻T4が経過するころに、露光制御部602は、マゼンタの画像書き出し信号を露光装置133に出力し、感光体ドラム131へのマゼンタのトナー像の形成を開始させる。
時刻T6において、1枚目の用紙Pの後端が排出スイッチ800を通過し、排出スイッチ800がオフしたため、搬送制御部601は、定着モータ301の回転速度を用紙搬送速度から用紙搬送速度の70%の速度に低下させる。このとき、レジストクラッチ203はオフされていることから、2枚目の用紙Pはレジストローラ対125の位置で搬送が停止されていることが分かる。
時刻T7において、露光制御部602は、シアンのトナー像の画像書き出し信号を露光装置133に出力し、感光体ドラム131にシアンのトナー像の形成を開始させる。なお、搬送制御部601は、時刻T5から時刻T7までの期間で、感光体ドラム131にマゼンタのトナー像が形成され、このマゼンタのトナー像が中間転写ベルト134に転写され、感光体ドラム131からマゼンタのトナー像が消去されるように、中間転写部400及びトナー像形成部500を制御する。
時刻T8において、露光制御部602は、ブラックのトナー像の画像書き出し信号を露光装置133に出力し、感光体ドラム131にブラックのトナー像の形成を開始させる。なお、搬送制御部601は、時刻T7から時刻T8までの期間で、感光体ドラム131にシアンのトナー像が形成され、このシアンのトナー像が中間転写ベルト134に転写され、感光体ドラム131からシアンのトナー像が消去されるように、中間転写部400及びトナー像形成部500を制御する。
時刻T6から搬送待機時間I1が経過した時刻T9において、搬送制御部601は、レジストクラッチ203をオンし、2枚目の用紙Pの二次給紙を開始すると共に、定着モータ301の回転速度を用紙搬送速度に上昇させる。また、このとき、搬送制御部601は、給紙クラッチ201及びフィードクラッチ202をオンし、3枚目の用紙Pの一次給紙を開始する。実際には、2枚目の用紙Pは、一次給紙が終了した時刻T5から二次給紙が開始される時刻T9まで、待機されることになるが、本実施の形態では、時刻T6から時刻T9までの時間を搬送待機時間と呼ぶことにする。
時刻T10において、露光制御部602は、イエローのトナー像の画像書き出し信号を露光装置133に出力し、感光体ドラム131にイエローのトナー像の形成を開始する。なお、搬送制御部601は、時刻T8から時刻T10までの期間で、感光体ドラム131にブラックのトナー像が形成され、このブラックのトナー像が中間転写ベルト134に転写され、感光体ドラム131からブラックのトナー像が消去されるように、中間転写部400及びトナー像形成部500を制御する。
従って、中間転写ベルト134にマゼンタ、シアン、ブラックの3色のトナー像を形成するためにレジストローラ対125で用紙Pを待機させている間、加熱ローラ141は、用紙搬送速度の70%の速度で回転する。そして、搬送待機時間I1が経過し、用紙Pの二次給紙が開始されてから、カラーのトナー像が転写された用紙Pが加熱ローラ141に到達する間、加熱ローラ141は、用紙搬送速度で回転することになる。
そのため、加熱ローラ141は加圧ローラ142との接触する総面積が減少し、加圧ローラ142によって奪われる熱量が減少する結果、ヒータ303のエネルギー消費量が減少し、省エネルギー化を図ることが可能になると共に、機内の温度上昇を抑制することができる。
図4は、本画像形成装置による効果を説明する図であり、(a)は加熱ローラ141を用紙搬送速度で回転させたときの加熱ローラ141及び加圧ローラ142の温度分布を示し、(b)は加熱ローラ141を用紙搬送速度より低い速度で回転させたときの加熱ローラ141及び加圧ローラ142の温度分布を示している。なお、加熱ローラ141及び加圧ローラ142内に放射状に記された円は温度を示し、色が濃いほど高温を示している。
図4(a)に示すように、加熱ローラ141を用紙搬送速度で回転させると、加熱ローラ141と加圧ローラ142との接触する総面積が増大する結果、加熱ローラ141から加圧ローラ142に移動する熱量が増大する。ここで、ヒータ制御部603は、加熱ローラ141の表面温度が一定温度となるようにヒータ303を制御している。その結果、ヒータ303によるエネルギー消費量が増大する。また、加圧ローラ142から放出される熱量も増大するため、機内の温度も上昇してしまう。
一方、図4(b)に示すように、加熱ローラ141を用紙搬送速度より低い速度で回転させると、加熱ローラ141と加圧ローラ142との接触する総面積が減少するため、加熱ローラ141から加圧ローラ142へ移動する熱量が減少する。その結果、ヒータ制御部603が加熱ローラ141の表面の温度が一定温度を保つようにヒータ303を制御しても、ヒータ303によって消費される熱量が減少する結果、省エネルギー化を図ることが可能となる。
ここで、加熱ローラ141から加圧ローラ142への熱量の移動を低減させるために、加熱ローラ141の回転を停止させることも考えられるが、こうすると、加圧ローラ142は、加熱ローラ141と接触している箇所のみ高温となり、他の箇所は低温になってしまい、加圧ローラ142は全体として温度が低くなり、トナーを溶融してトナー像を用紙Pに定着させることが困難となる。
本画像形成装置では、搬送待機時間I1において、加熱ローラ141を用紙搬送速度の70%の速度で回転させ、搬送待機時間I1が経過したときに、加熱ローラ141を用紙搬送速度で回転させて、加圧ローラ142の温度が低温になることを防止しているため、加熱ローラ141がカラーのトナー像を用紙Pに定着させるときには、加圧ローラ142表面の全域の温度を定着温度まで上昇させることが可能となり、用紙Pにトナー像を定着させることが可能となる。
すなわち、本画像形成装置では、中間転写ベルト134にマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成するために一次搬送が終了された用紙Pをレジストローラ対125で待機させているときには、省エネルギー化を図るために、加熱ローラ141の搬送速度を用紙搬送速度よりも低い速度(第2の速度)で回転させ、用紙Pの二次搬送を開始するときには、加圧ローラ142の温度を上昇させるために加熱ローラ141を用紙搬送速度(第1の速度)で回転させている。そのため、高価なヒータを用いなくとも、省エネルギー化を図りつつ、良好な画像を用紙Pに形成することが可能となる。
なお、本発明は、以下の態様を採用することができる。
(1)上記実施の形態では、マゼンタ、シアン、ブラック、イエローの順でトナー像を形成したが、これに限定されず、他の順序でトナー像を形成してもよい。
(2)上記実施の形態では、搬送待機時間I1において、加熱ローラ141を用紙搬送速度の70%で回転させたが、これに限定されず、用紙搬送速度の40%〜80%、50%〜60%というように、他の速度で回転させてもよい。更に、搬送待機時間I1において、時間が経過するにつれて、加熱ローラ141の速度を段階的、あるいは連続的に上昇させ、最終的に用紙搬送速度となるように加熱ローラ141を回転させてもよい。加熱ローラ141の速度を段階的に上昇させる場合は、搬送待機時間I1を2等分、又は3等分するなどして、複数の期間に分け、最初の期間においては、用紙搬送速度の50%、次の期間においては用紙搬送速度の70%というようにして、加熱ローラ141を制御すればよい。
(3)上記実施の形態では、プリンタを示したが、これに限定されず、デジタル複合機、複写機、ファクシミリ等に本画像形成装置を適用してもよい。
本実施の形態による画像形成装置の内部構造を示す側面図である。 図1に示す画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 画像形成装置の動作を示すタイミングチャートである。 本画像形成装置による効果を説明する図であり、(a)は加熱ローラを用紙搬送速度で回転させたときの加熱ローラ及び加圧ローラの温度分布を示し、(b)は加熱ローラを用紙搬送速度で回転させたときの加熱ローラ及び加圧ローラの温度分布を示している。
符号の説明
20 回転式現像装置
131 感光体ドラム
133 露光装置
134 中間転写ベルト
141 加熱ローラ
142 加圧ローラ
200 搬送部
201 給紙クラッチ
202 フィードクラッチ
203 レジストクラッチ
300 定着部
301 定着モータ
302 温度センサ
303 ヒータ
400 中間転写部
401 中間転写クラッチ
500 トナー像形成部
600 制御部
601 搬送制御部
602 露光制御部
603 ヒータ制御部
700 レジストスイッチ
800 排出スイッチ
I1 搬送待機時間
P 用紙

Claims (3)

  1. ロータリー現像方式でカラー画像を形成する画像形成装置であって、
    所定の第1の速度で用紙を搬送する搬送手段と、
    カラー画像を構成する色成分毎の画像データに従って、色成分毎のトナー像を感光体ドラムに順次形成し、中間転写ベルトに順次転写してカラーのトナー像を形成する画像形成手段と、
    ヒータを備える加熱ローラと、前記加熱ローラに従動する加圧ローラとを備え、前記中間転写ベルトによりカラーのトナー像が転写された用紙を、前記加熱ローラと前記加圧ローラとで挟持して搬送することで、カラーのトナー像を前記用紙に定着させる定着手段と、
    前記中間転写ベルトにカラーのトナー像を形成させるための所定の搬送待機期間が経過するまで前記中間転写ベルトへの用紙の搬送を待機させると共に加熱ローラの回転速度を制御する搬送制御手段と、
    前記加熱ローラの表面温度が用紙にトナー像を定着させることが可能な所定の定着温度を保つように前記ヒータを制御するヒータ制御手段とを備え、
    前記搬送制御手段は、前記搬送待機時間に、前記第1の速度より低い所定の第2の速度で前記加熱ローラを回転させ、前記搬送待機時間が経過したとき、前記加熱ローラを前記第1の速度で回転させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着手段の下流側に設けられた用紙検出手段を更に備え、
    前記搬送制御手段は、前記用紙検出手段が第1の用紙の後端を検出したときから、少なくとも前記中間転写ベルトに最後に転写される色成分のトナー像の形成が開始されるまでの時間を、前記第1の用紙の次に搬送される第2の用紙に対する前記搬送待機時間とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送制御手段は、前記搬送待機時間が経過するにつれて、前記第2の速度を上昇させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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