JP2010014817A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成動作中に異常放電が生じた場合において、現像剤の浪費を抑制するととともに、その対応処置を軽減できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、感光体を放電によって帯電する帯電手段と、放電を発生させるための帯電電圧を生成し、帯電電圧を前記帯電手段に印加する印加手段とを備える。画像形成装置の制御手段は、帯電手段において異常放電が発生したと判定した場合、帯電電圧の値を低減するように印加手段を制御する(ステップS120)。制御手段は、帯電電圧の値の低減によって異常放電の発生が停止したかどうかを判定し(ステップS140)、異常放電の発生が停止したと判定した場合、画像形成中の被記録媒体を排紙させる(ステップS170)。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置、特に電子写真方式の画像形成装置における異常放電に対する処置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置において、帯電器で異常放電が生じた場合、そのまま帯電器に高電圧を印加しておくと、高圧回路に負荷がかかったり周辺部材に負荷がかかったりする虞がある。そこで、異常放電が生じた場合の処理として、即座に画像形成装置の動作を停止することが考えられるが、画像形成動作中であった場合、用紙を取り除く手間がかかる。
そこで、帯電器の異常放電を検知したら帯電、現像等の画像形成動作を中止し、その後駆動系の駆動により用紙を排紙する技術が、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2002−236435公報
上記従来技術文献等のようにすれば、画像形成動作中に異常放電が生じた場合であっても、帯電器に高電圧を印加し続けることもなく、用紙を排紙することができる。しかしながら、帯電器への出力をOFFにして排紙動作を行うと、現像剤が感光体に付着しやすくなり、感光体に付着した現像剤が排紙動作とともに用紙に大量に付着して現像剤を浪費する虞があった。
本発明は、画像形成動作中に異常放電が生じた場合において、現像剤の浪費を抑制するととともに、その対応処置を軽減できる画像形成装置を提供することを目的とする。
第1の発明に係る画像形成装置は、感光体と、前記感光体を放電によって帯電する帯電手段と、前記放電を発生させるための帯電電圧を生成し、前記帯電電圧を前記帯電手段に印加する印加手段と、前記帯電電圧を前記帯電手段に印加した際に流れる電流を検出し、電流検出信号を生成する電流検出手段と、帯電された前記感光体に担持された現像剤像を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、画像が形成された前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、前記電流検出信号を受け取り、前記電流検出信号に基づいて画像形成動作中に異常放電が発生したかどうかを判定し、前記異常放電が発生したと判定した場合、前記帯電電圧の値を低減するように前記印加手段を制御し、前記帯電電圧の値の低減によって前記異常放電の発生が停止したと判定した場合、画像形成中の前記被記録媒体を排紙させるように前記搬送手段を制御する制御手段とを備える。
通常、異常放電の発生した状態で現像を継続すると、感光体表面の帯電量の減少によって必要以上の現像剤が使用されることとなる。そのため、本構成によれば、帯電電圧の値を低減し、それによって異常放電の発生が停止した場合には、画像形成中の被記録媒体が排紙される。その結果、画像形成動作中に異常放電が発生した場合において、現像剤の浪費を抑制するとともに、装置内部に残留した被記録媒体を取り除く手間を削減することができ、異常放電が発生した場合の対応処置を軽減することができる。
第2の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記異常放電が発生したと判定した場合、前記帯電電圧の値を段階的に低減するように前記印加手段を制御する。
本構成によれば、帯電電圧の値を段階的に低減させることによって、できるだけ正常時に近い帯電電圧の値において、異常放電を停止させることができる。そのため、画像形成中に異常放電が発生し、被記録媒体を排紙する際の現像剤の消費量を確実に低減させることができる。
第3の発明は、第1の発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記異常放電が発生したと判定した場合、前記帯電電圧の発生を一旦OFFし、所定時間経過後において、異常放電発生前の前記帯電電圧の値以下の値を有する帯電電圧を前記帯電手段に印加するように前記印加手段を制御する。
本構成によれば、異常放電を確実に停止させることができるとともに異常放電の再発生を抑制できる。そのため、画像形成中に異常放電が発生し、被記録媒体を排紙する際の現像剤の消費量を確実に低減させることができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか一つの発明の画像形成装置において、前記制御手段は、前記異常放電が発生したと判定し、前記帯電電圧の値を低減させる処置によって前記異常放電の発生が停止しなかった場合において、画像形成位置から被記録媒体の後端までの長さが、前記感光体の円周における前記帯電手段と対向する位置から画像形成位置までの回転方向長さ以下となる位置に前記被記録媒体がある場合、前記帯電電圧の発生をOFFさせ、画像形成中の前記被記録媒体を排紙させる。
本構成によれば、帯電電圧の値を低減させる処置によって前記異常放電の発生が停止しなかった場合においても、被記録媒体に意図しない現像剤が大量に付着させることなく好適に画像形成中の被記録媒体を排紙させることができる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか一つの発明の画像形成装置において、前記搬送手段は、被記録媒体の両面に画像形成するために、一旦排出された前記被記録媒体を引き戻すための反転動作を行い、前記制御手段は、前記反転動作するように前記搬送手段を制御する前に、前記異常放電の発生が停止したと判定した場合には、前記反転動作をさせずに、前記画像形成中の前記被記録媒体を排紙するように搬送手段を制御する。
本構成によれば、Duplex(両面)印刷を行う画像形成装置においても、異常放電が発生した場合に、被記録媒体に意図しない現像剤が大量に付着させることなく好適に画像形成中の被記録媒体を排紙させることができる。その際、反転動作をさせずに、被記録媒体を排紙させることができる。
第6の発明は、第1〜第4のいずれか一つの発明の画像形成装置において、前記搬送手段は、被記録媒体の両面に画像形成するために、一旦排出された前記被記録媒体を引き戻すための反転動作を行い、前記制御手段は、前記反転動作するように前記搬送手段を制御した後における所定タイミングより前に、前記異常放電の発生が停止したと判定した場合には、前記搬送手段の前記反転動作をさらに反転させ、前記画像形成中の前記被記録媒体を排紙するように前記搬送手段を制御する。
本構成によれば、Duplex(両面)印刷を行う画像形成装置においても、異常放電が発生した場合に、被記録媒体に意図しない現像剤が大量に付着させることなく好適に画像形成中の被記録媒体を排紙させることができる。その際、反転動作後であっても、所定タイミング以前であれば、被記録媒体を排紙させることができる。
第7の発明は、第6の発明の画像形成装置において、前記搬送手段は、前記搬送手段の反転動作によって戻された前記被記録媒体をさらに搬送する反転搬送ローラを含み、前記所定タイミングは、前記反転動作によって戻された被記録媒体の先端部が前記反転搬送ローラに到達するタイミングである。
本構成によれば、異常放電の発生が停止したと判定した場合において、その判定時が、被記録媒体の先端部が反転搬送ローラに到達する前であれば、すなわち、被記録媒体の先端部が反転搬送ローラによって把持されて排紙が不可能となる前であれば、好適に被記録媒体を排紙させることができる。なお、ここで「被記録媒体の先端部」は、両面印刷を行うために搬送方向が反転された被記録媒体の先端部を意味する。
本発明の画像形成装置によれば、画像形成動作中に異常放電が生じた場合において、現像剤の浪費を抑制するととともに、その対応処置を軽減することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1〜図4を参照しつつ説明する。
1.画像形成装置の全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの実施形態1を示す要部側断面図である。図1において、レーザプリンタ1は、画像形成装置の装置本体としての本体フレーム2内に、用紙3(本発明の「被記録媒体」に相当)を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。なお、画像形成装置はレーザプリンタに限られず、例えば、LEDプリンタ、あるいはコピー機能およびファクシミリ機能を備えたいわゆる複合機等であってもよい。
(1)フィーダ部
フィーダ部4は、本体フレーム2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ6と、給紙トレイ6内に設けられた用紙押圧板7と、給紙トレイ6の一端側(以下、一端側(図1で紙面右側)を前側、その反対側(図1で紙面左側)を後側とする。)端部の上方に設けられる給紙ローラ8と、給紙ローラ8に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ12とを備えている。また、レジストローラ12の用紙搬送下流側近傍には、用紙3の先端部を検出し、検出タイミングに応じた検出信号を生成するレジ後センサ13が設けられている。検出信号は、後述するCPU61に供給され、画像形成処理に係る基準タイミングとして利用される。
用紙押圧板7上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板7の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ8に向かって押圧され、その給紙ローラ8の回転によって1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、レジストローラ12に送られる。レジストローラ12は、1対のローラからなり、用紙3をレジスト後に、画像形成位置X(図4参照)に送るようにしている。なお、画像形成位置Xは、用紙3に感光ドラム27上のトナー像を転写する転写位置であって、本実施形態では、感光ドラム27と転写ローラ30との接触位置とされる。
フィーダ部4は、さらに、マルチパーパストレイ14と、マルチパーパストレイ14上に積層される用紙(手差し用紙)3を給紙するためのマルチパーパス側給紙ローラ15とを備えている。
(2)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部16、プロセスカートリッジ17および定着部18を備えている。
(a)スキャナ部
スキャナ部16は、本体フレーム2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー19、複数のレンズ、および複数の反射鏡等を備えている。レーザ発光部からの発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー19、複数のレンズ、および複数の反射鏡を介してプロセスカートリッジ17の感光ドラム27の表面上に高速走査にて照射される。
(b)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ17は、スキャナ部16の下方に設けられる。このプロセスカートリッジ17は、本体フレーム2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ26と、ドラムカートリッジ26に収容される現像カートリッジ28とを備えている。
現像カートリッジ28は、ドラムカートリッジ26に対して着脱自在に収容されており、現像ローラ31、供給ローラ33、トナーホッパ34を備えている。トナーホッパ34内には、現像剤として、例えば、正帯電性のトナーが充填されている。
そして、トナーホッパ34内のトナーは、トナーホッパ34の後側部に開口されたトナー供給口37から放出される。トナー供給口37の後方位置には、供給ローラ33が回転可能に設けられており、また、供給ローラ33に対向して、現像ローラ31が回転可能に設けられている。現像ローラ31には、現像時に、高電圧電源回路基板52に実装されたバイアス印加回路60(図2参照)によって所定の現像バイアス電圧が印加される。トナー供給口37から放出されるトナーは、供給ローラ33の回転により、現像ローラ31に供給され、この時、供給ローラ33と現像ローラ31との間で正に摩擦帯電される。
ドラムカートリッジ26は、感光ドラム27(本発明の「感光体」、「搬送手段」に相当)、帯電器29(本発明の「帯電手段」に相当)、および転写ローラ30を備えている。
このうち、感光ドラム27は、現像ローラ31の後方において、現像ローラ31と対向配置され、ドラムカートリッジ26において、矢印方向(時計方向)に回転可能に支持されている。感光ドラム27は、筒状のドラム本体と、ドラム本体を支持し、ドラム本体の軸心に設けられる金属製のドラム軸27aとを備えている。ドラム本体の表面には、ここでは正帯電性の感光層が形成されている。
帯電器29は、感光ドラム27の上方に、感光ドラム27に接触しないように所定間隔を隔てて対向配置され、ドラムカートリッジ26に支持されている。帯電器29は、帯電ワイヤ29aおよびグリッド29bを備えたスコロトロン型帯電器であり、帯電ワイヤ29aからコロナ放電を発生させ、感光ドラム27の表面を一様に、ここでは正極性に帯電させる。帯電ワイヤ29aには、後述するように、バイアス印加回路(本発明における帯電信号生成手段の一例)60から帯電電圧Vcgが印加される。
感光ドラム27の表面は、感光ドラム27の回転に伴って、まず、帯電器29により一様に正帯電された後、スキャナ部16からのレーザビームの高速走査により露光され、画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ31の回転により、現像ローラ31の表面上に担持されかつ正極性に帯電されているトナーが、感光ドラム27に対向して接触するときに、感光ドラム27の表面上に形成された静電潜像に供給され、選択的に担持されることで可視化され現像が達成される。
転写ローラ30(「搬送手段」の一例)は、感光ドラム27の下方において、この感光ドラム27に対向配置され、ドラムカートリッジ26に、矢印方向(反時計方向)に回転可能に支持されている。転写ローラ30は、転写動作時には、バイアス印加回路60から所定の転写バイアス電圧が印加され、現像された静電潜像が用紙3に転写される。
(c)定着部
定着部18は、図1に示すように、プロセスカートリッジ17の後方下流側に設けられ、加熱ローラ41(「搬送手段」の一例)、加熱ローラ41を押圧する押圧ローラ42(「搬送手段」の一例)、および、これら加熱ローラ41および押圧ローラ42の下流側に設けられる1対の搬送ローラ43(「搬送手段」の一例)を備えている。加熱ローラ41は、金属製で加熱のためのハロゲンランプを備えており、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(時計方向)に回転駆動される。
また、押圧ローラ42は、この加熱ローラ41を押圧した状態で、この加熱ローラ41に従動して矢印方向(反時計方向)に回転される。そして、定着部18では、プロセスカートリッジ17において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ41と押圧ローラ42との間を通過する間に熱定着させ、その後、その用紙3を搬送ローラ43によって、排紙パス44に搬送する。排紙パス44に送られた用紙3は、排紙ローラ(「搬送手段」の一例)45に送られて、その排紙ローラ45によって排紙トレイ46上に排紙される。
さらに、レーザプリンタ1には、用紙3の両面に画像を形成するために、反転搬送部47が設けられている。反転搬送部47は、排紙ローラ45と、反転搬送パス48と、フラッパ49と、複数の反転搬送ローラ(「搬送手段」の一例)50とを備えている。用紙3の両面に印刷する場合には、通常の搬送経路を排紙ローラ45まで搬送された用紙3が、排紙ローラ45の逆回転によって、フラッパ49、反転搬送パス48および複数の反転搬送ローラ50を介して搬送され、レジストローラ12ることにより、用紙3の表裏が反転し、用紙3の裏面に印刷されることとなる。なお、図1に示されるように、排紙ローラ45に一番近い反転搬送ローラを、以下、第1反転搬送ローラ50aと記す。
2.帯電制御の構成
図2は、帯電器29に対する帯電制御に関する回路構成を概略的に示すブロック図である。感光ドラム27の帯電は、バイアス印加回路60によって帯電器29の帯電ワイヤ29aに高圧、例えば、5.5kV〜8kVの帯電電圧Vcgを印加して、帯電器29のグリッド29bを介して感光ドラム27の表面に対してコロナ放電を発生させることによって行われる。
バイアス印加回路60は、転写ローラ30、現像ローラ31、およびスコロトロン型帯電器29の帯電ワイヤ29aに印加する各バイアス電圧を生成する。なお、図2には、説明の便宜上、帯電バイアス電圧Vcgに係る構成のみが示される。
バイアス印加回路60は、CPU(本発明の「制御手段」に相当)61、帯電電圧印加回路(本発明の「印加手段」に相当)62、帯電電圧検出回路63、および帯電電流検出回路(本発明の「電流検出手段」に相当)64を含む。
帯電電圧印加回路62は、例えば、PWM信号平滑回路、昇圧トランス、平滑整流回路等によって構成され、CPU61からのPWM(Pulse Width Modulation;パルス幅変調)信号によって定電流制御される。すなわち、CPU61は、帯電電流Icgが定電流となるように、帯電電圧印加回路62による帯電電圧Vcgの生成を制御する。
帯電電圧検出回路63は、例えば分圧抵抗によって構成され、帯電電圧Vcgを分圧して帯電電圧検出信号Svを生成し、帯電電圧検出信号SvをCPU61に供給する。なお、帯電電圧検出回路63は、昇圧トランスの一次側の電圧を整流して帯電電圧検出信号Svを生成する構成であってもよい。
帯電電流検出回路64は、例えば帯電電圧印加回路62の昇圧トランスの二次巻き線と電源電圧Vccとの間に接続された抵抗によって構成され、その抵抗の二次巻き線側の一端に帯電電流検出信号(電圧信号)Siを生成し、帯電電流検出信号SiをCPU61に供給する。この場合、帯電電流Icgは、電源Vccから、帯電電流検出回路64、昇圧トランスの二次巻き線、帯電器29、および感光ドラム27を経由して流れ、共通グランドを介してバイアス印加回路60に戻る。その際、電源電圧Vccは、帯電電流検出回路(抵抗)64と負荷抵抗(放電路および感光ドラム27)とによって分圧される。すなわち、帯電電流検出回路64において、帯電電流Icgは電源電圧Vccの分圧値として検出される。
CPU61は、通常の帯電制御において、帯電電流検出信号(フィードバック信号)Siを受け取り、帯電電流検出信号Siが所定の値となるように帯電電圧印加回路62を制御することによって、帯電電流Icgを定電流制御する。
一方、帯電制御中において、帯電器29と感光ドラム27との間に異常放電が発生した場合には、帯電電流Icgが通常の放電時と比べて増加するため、帯電電流検出信号Siの値が通常時と異なる。そのため、帯電電流検出信号Siの変化によって、CPU61は、異常放電が発生したかどうかを判定する。具体的には、異常放電が発生すると放電路の抵抗値が減少し、それによって電源電圧Vccの分圧値、すなわち帯電電流検出信号Siの値が減少する。したがって、ここでは、CPU61は、帯電電流検出信号Siの値(電圧値)が所定の基準値以下となった場合に、帯電電流Icgが所定値以上となり、異常放電が発生したと判定する。
また、CPU61は帯電電圧検出信号Svを受け取り、帯電電圧検出信号Svに基づいて、所望の帯電電圧Vcgが帯電電圧印加回路62によって生成されているかどうかを監視する。なお、CPU61は、バイアス印加回路60の制御のみならず、その他、画像形成に係る処理の制御も行う。
3.異常放電時の排紙処理
次に図3および図4を参照して、実施形態1における異常放電時の排紙処理について説明する。図3は、所定のプログラムにしたがってCPU61によって実行される、異常放電時の排紙に係る処理を示すフローチャートである。図3のフローチャートには、上記したように、帯電電流検出信号Siの値に基づいてCPU61によって帯電器29における異常放電が検出された以後の処理が示される。図4は、用紙の後端部3bと帯電器29との位置関係を示す説明図である。
図3のステップS110において、CPU61は、異常放電の発生時において、現在、用紙3への印字中であるかどうかを判定する。ウォームアップ動作中など印字中でない場合には、ステップS180において即座にレーザプリンタ1全体の動作を停止させる。そしてステップS190において放電エラーを、例えば操作パネルの表示装置に表示する。その際、例えば、「ドラムカートリッジが汚れています、帯電ワイヤを掃除してください」と表示して、帯電ワイヤの掃除をユーザに促す。
一方、ステップS110において、現在、用紙3への印字中であると判定した場合には、ステップS120において、帯電電圧Vcgの値を所定電圧まで低減させるように帯電電圧印加回路62を制御する。なお、ここで、帯電電圧Vcgは、露光されていない感光体27の領域に現像剤が付着しない程度、すなわち、不必要な現像剤が用紙3に乗らない程度の所定電圧に低減される。帯電電圧Vcgの値が所定電圧まで低減すると、ステップS130において、所定時間、例えば100msec〜300msecの間、待機する。なお、帯電電圧Vcgの値が所定電圧まで低減したかどうかの判定は、帯電電圧検出信号Svに基づいて行われる。
次いで、ステップS140において、CPU61は、帯電電圧Vcgの低減後であって、所定待機時間の経過後においても異常放電がまだ発生しているかどうかを判定する。この判定は帯電電流検出信号Siに基づいて行われる。異常放電の発生が停止したと判定した場合には、ステップS170において印刷中の用紙3を排紙トレイ46上に排出させ、ステップS190において放電エラーを表示する。
一方、ステップS140において、まだ異常放電が発生していると判定した場合には、ステップS150において、用紙3の後端3bの位置関係をチェックする。具体的には、図4に示すように、画像形成位置Xから用紙後端3bまでの長さLを算出する。なお、長さLは、例えば、用紙3の搬送速度vを一定として、レジ後センサ13が用紙3の後端3bを検出した時刻をt0とし、ステップS140において異常放電がまだ発生していると判定した時刻をt1とし、レジ後センサ13から画像形成位置Xまでの距離をdとすると、
L=d−v(t1−t0)
として算出される。
なお、ここでは、レジ後センサ13から画像形成位置Xまでの距離dは、感光ドラム27の円周における帯電器29と対向する位置Yから画像形成位置Xまでの回転方向の長さM(図4参照)より大きいものとする。
次いで、ステップS155において、長さLが、長さM以下であるかどうかを判定する。長さLが、長さM以下である場合、ステップS160において、CPU61は、帯電電圧Vcgの発生をOFFさせ、ステップS170において、感光ドラム27、転写ローラ30、定着部18、排紙ローラ45等を介して画像形成中の用紙3を搬送し、用紙3を排紙トレイ46上に排出させる。これは、長さLが長さM以下である場合、帯電器29による感光ドラム27の帯電をOFFさせても、現在の用紙3の位置が、現像ローラ31から感光ドラム27における非帯電部分に供給されたトナーが転写位置Xに到達するときには用紙3の後端部3bが転写位置Xを既に通過している位置であることによる。すなわち、この場合、用紙3を搬送して排紙トレイ46に排出する動作が行われても、その用紙3に対して必要以上のトナーが消費されることはない。
一方、ステップS155において、長さLが、長さM以下でないと判定された場合には、現像ローラ31から感光ドラム27における非帯電部分に供給されたトナーが用紙3に余分に乗る可能性があるため、用紙3の排出を断念してステップS180以降の処理を行う。
4.実施形態1の効果
実施形態1においては、画像形成動作中に異常放電が発生した場合、帯電電圧Vcgの値が、現像剤が露光されていない感光体27の領域に付着しない程度、すなわち、不要な現像剤が用紙3に乗らない程度に低減される。そのため、帯電電圧Vcgの低減によって異常放電の発生が停止した場合には、用紙3に大量の現像剤を付着させることなく、用紙3が排出(排紙)される。そのため、画像形成動作中に異常放電が発生した場合においても、現像剤の浪費を抑制するとともに、レーザプリンタ1内部に残留した用紙3を取り除く手間を削減することができ、異常放電が発生した場合の対応処置を軽減することができる。
また、帯電電圧Vcgの値を低減させる処置によって異常放電の発生が停止しなかった場合においても、画像形成位置Xから用紙の後端3bまでの長さLが、所定量M以下の場合には画像形成中の用紙3を排紙させる。そのため、異常放電の発生が停止しなかった場合においても、用紙3に意図しない現像剤が大量に付着させることなく好適に画像形成中の用紙3を排紙することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を、図5を参照しつつ説明する。図5は、実施形態2における、異常放電時の排紙に係る処理を示すフローチャートである。図5のフローチャートには、図3と同様に、帯電電流検出信号Siの値に基づいてCPU61によって帯電器29における異常放電が検出された以後の処理が示される。
なお、実施形態2の機械的および電気的構成は実施形態1と同一であり、異常放電時の排紙に係る処理のみが実施形態1と異なる。そのため、図5において、図3に示される処理と同一処理には同一のステップ符号を付しその説明を省略し、その相違点のみを説明する。
実施形態2においては、ステップS110において、現在、用紙3への印字中であると判定した場合には、ステップS125において、CPU61は、異常放電を停止させるために、帯電電圧印加回路62を制御して帯電電圧Vcgの発生を停止させ、帯電電圧Vcgの帯電器29への印加を一旦OFFする。ステップS135において、所定時間、例えば10msec〜100msecの間、待機する。これは、異常放電を完全に停止させるためである。
そして、ステップS136において、帯電電圧印加回路62を制御して所定電圧の帯電電圧Vcgを再度発生させ、帯電電圧Vcgの帯電器29への印加をONする。なお、このときの帯電電圧Vcgの値は、異常放電発生前の帯電電圧の値以下とされる。これは、帯電電圧Vcgを再印加した場合の異常放電の発生を抑制するためである。
次いで、ステップS137において、所定時間、例えば100msec程度の間、待機する。そして、ステップS145において、CPU61は、帯電電圧VcgのOFF後であって、所定待機時間の経過後において帯電電圧Vcgを印加した場合に、再度異常放電が発生したかどうかを判定する。異常放電が再度発生した場合には、上記ステップS150以降の処理が行われ、異常放電が再度発生しなかった場合には、上記ステップS170以降の処理が行われる。
このように、実施形態2においては、異常放電が発生した場合には、帯電電圧Vcgの発生が一旦OFFされ、所定時間経過後において、異常放電発生前の帯電電圧Vcgの値以下の値を有する帯電電圧Vcgが生成され帯電器29に印加される。そのため、実施形態2によれば、異常放電を確実に停止させることができるとともに異常放電の再発生を抑制できる。その結果、画像形成中に異常放電が発生した場合においても、より多くの場合に用紙3を排紙することができ、不必要な現像剤の消費量をより低減させることができる。
<実施形態3>
次に、実施形態3において、両面(Duplex;DX)印刷する場合における異常放電時の排紙に係る処理を、図6のフローチャートを参照して説明する。図6のフローチャートには、異常放電が停止した以後の処理が示される。すなわち、実施形態1においては図3のステップS140の判定処理において、異常放電が停止したと判定された場合以後の処理、あるいは実施形態2においては図5のステップS145の判定処理において、再度異常放電が発生しなかったと判定された場合以後の処理が、実施形態3の処理に該当する。
異常放電の停止後において、ステップS210では、現在、両面印刷処理における第2面目、すなわち、用紙3の裏面の印刷中であるかどうかが判定される。第2面の印刷中であれば、ステップS215において用紙3の排出処理が行われ、ステップS260において放電エラー表示が行われる。
一方、ステップS210において、第2面の印刷中でない、即ち、両面印刷処理における第1面目(用紙3の表面)の印刷中であると判定された場合には、ステップS220において、すでに両面印刷のために用紙3の搬送が反転されたかどうかが判定される。具体的には、両面印刷のために、一旦その先端部がレーザプリンタ1外へ排出された用紙3を引き戻すために、排紙ローラ45の回転がすでに反転されたかどうか判定される。用紙3の搬送がまだ反転されていない場合には、ステップS245において、CPU61は、両面印刷動作を停止して、すなわち、排紙ローラ45の回転を反転させずに、ステップS255において、用紙3をそのまま排紙トレイ46上に排出(排紙)させる。そして、ステップS260において放電エラー表示が行われる。
一方、ステップS220において、すでに両面印刷のために用紙3の搬送が反転されたと判定された場合には、ステップS230において、両面印刷のために排紙ローラ45の反転によってプリンタ1内に戻された用紙3の先端部(図4(用紙反転前)の後端部3bに相当;以下、反転された用紙3の先端部を「後端部3b」と記す)の位置がチェックされる。具体的には、異常放電の発生が停止したと判定した時刻に、用紙3の後端部3bが反転搬送部47のどこに位置するかがチェックされる。このチェックが行われるのは、異常放電の発生が停止したと判定した時刻(タイミング)に、プリンタ1内に戻された用紙3の後端部3bがまだ第1反転搬送ローラ50aに達してない場合には、排紙ローラ45をさらに反転させて、すなわち、排紙ローラ45を正回転させて用紙3を排出できるからである。なお、プリンタ1内に戻された用紙3の後端部3bがすでに第1反転搬送ローラ50aに達していた場合には、排紙ローラ45を正回転させて用紙3を排出させようとしても、第1反転搬送ローラ50aがその動作を阻害するため、排出させることができない。
ステップS240において、排紙ローラ45の反転を中断して正回転させることが可能かどうか、すなわち、異常放電の発生が停止したと判定した時刻に、プリンタ1内に戻された用紙3の後端部3bがまだ第1反転搬送ローラ50aに達してないかどうかが判定される。用紙3の後端部3bがすでに第1反転搬送ローラ50aに達していたと判定された場合には、排紙ローラ45の反転を中断して正回転させることが不可能であるので、ステップS250において、プリンタ1の動作を停止してステップS260において放電エラー表示する。
一方、ステップS240において、用紙3の後端部3bがまだ第1反転搬送ローラ50aに達していないと判定された場合には、排紙ローラ45の反転中断が可能であるので、ステップS245において、両面印刷をキャンセル、すなわち、この場合、排紙ローラ45の反転動作を中断する。そしてステップS255において、排紙ローラ45を正回転させて、用紙3を排出(排紙)させ、ステップS260において放電エラー表示する。
なお、用紙3の後端部3bを検出する排紙センサ51から排紙ローラ45までの距離、両面印刷のために排紙ローラ45を反転動作させるタイミング、排紙ローラ45によって搬送される用紙3の速度、および排紙ローラ45から第1反転搬送ローラ50aまでの距離が既知の値であるため、CPU61は、用紙3の後端部3bが第1反転搬送ローラ50aに到達するタイミングをそれらに基づいて認識することができる。そのため、排紙ローラ45の反転動作後において異常放電が停止したタイミングにおいて、用紙3の後端部3bが第1反転搬送ローラ50aに到達しているかどうかを判定することができる。
このように、両面印刷する場合においても、CPU61は、反転動作するように排紙ローラ45を制御した後における所定タイミングより前に、異常放電の発生が停止したと判定した場合には、排紙ローラ45の反転動作をさらに反転させ、画像形成中の用紙3を排紙するように排紙ローラ45を制御する。この場合、所定タイミングは、排紙ローラ45の反転動作によって戻された用紙3の後端部3bが第1反転搬送ローラ50aに到達するタイミングである。
そのため、両面印刷を行うプリンタ1においても、画像形成中に異常放電が発生した場合において、用紙3の反転以前あるいは反転以後においても、用紙3に意図しない現像剤を大量に付着させることなく、好適に用紙3を排出(排紙)させることができる。特に、反転以後においては、反転動作するように排紙ローラ45を制御した後において、排紙ローラ45の反転動作によって戻された用紙3の後端部3bが第1反転搬送ローラ50aに到達するタイミングより前に、異常放電が停止したと判定した場合には、用紙3の排出が可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1において、CPU61は、異常放電が発生したと判定した場合、帯電電圧Vcgの値を段階的に低減するように帯電電圧印加回路62を制御するようにしてもよい。
この構成によれば、帯電電圧Vcgの値を段階的に低減させることによって、できるだけ正常時に近い帯電電圧Vcgの値において、異常放電を停止させることができる。そのため、画像形成中に異常放電が発生し、用紙3を排紙する際の現像剤の消費量を確実に低減させることができる。
(2)実施形態1あるいは上記他の実施形態(1)において、帯電電圧Vcgの値を低減させる、あるいは帯電電圧Vcgの値を段階的に低減させることに代えて、帯電電流検出信号Siに基づいて、帯電電流Icgの値を低減させる、あるいは帯電電流Icgの値を段階的に低減させるようにしてもよい。その際、帯電電流Icgの値について、例えば、異常放電発生前の267μAを低減し、200μAに設定するようにする。この場合、通常、帯電電流Icgの変更は帯電電圧Vcgの変更によって行われるため、帯電電圧Vcgを変更することと同様な効果が得られる。
(3)実施形態1あるいは実施形態2において、ステップS150、155、および160の処理は省略されてもよい。すなわち、異常放電が停止しない場合には、用紙排出を断念するようにしてもよい。
本発明の実施形態1に係るレーザプリンタの内部構成を示す概略的な側断面図 帯電制御に関する回路構成を概略的に示すブロック図 実施形態1における異常放電時の排紙に係る処理を示すフローチャート 用紙の後端部と帯電器との位置関係を示す説明図 実施形態2における異常放電時の排紙に係る処理を示すフローチャート 両面印刷の場合における異常放電時の排紙に係る処理を示すフローチャート
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
3…用紙(被記録媒体)
5…画像形成部(画像形成手段)
27…感光ドラム(感光体)
29…スコロトロン型帯電器(帯電手段)
43…搬送ローラ(搬送手段)
45…反転ローラ(搬送手段)
50a…第1反転搬送ローラ50a(搬送手段)
61…CPU(制御手段)
62…帯電電圧印加回路(印加手段)
64…電流検出回路(電流検出手段)

Claims (7)

  1. 感光体と、
    前記感光体を放電によって帯電する帯電手段と、
    前記放電を発生させるための帯電電圧を生成し、前記帯電電圧を前記帯電手段に印加する印加手段と、
    前記帯電電圧を前記帯電手段に印加した際に流れる帯電電流を検出し、電流検出信号を生成する電流検出手段と、
    帯電された前記感光体に担持された現像剤像を用いて被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    画像が形成された前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記電流検出信号を受け取り、前記電流検出信号に基づいて画像形成動作中に異常放電が発生したかどうかを判定し、前記異常放電が発生したと判定した場合、前記帯電電圧の値を低減するように前記印加手段を制御し、前記帯電電圧の値の低減によって前記異常放電の発生が停止したと判定した場合、画像形成中の前記被記録媒体を排紙させるように前記搬送手段を制御する制御手段と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記異常放電が発生したと判定した場合、前記帯電電圧の値を段階的に低減するように前記印加手段を制御する。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記異常放電が発生したと判定した場合、前記帯電電圧の発生を一旦OFFし、所定時間経過後において、異常放電発生前の前記帯電電圧の値以下の値を有する前記帯電電圧を前記帯電手段に印加するように前記印加手段を制御する。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記異常放電が発生したと判定し、前記帯電電圧の値を低減させる処置によって前記異常放電の発生が停止しなかった場合において、画像形成位置から被記録媒体の後端までの長さが、前記感光体の円周における前記帯電手段と対向する位置から画像形成位置までの回転方向長さ以下となる位置に前記被記録媒体がある場合、前記帯電電圧の発生をOFFさせ、画像形成中の前記被記録媒体を排紙させる。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記搬送手段は、被記録媒体の両面に画像形成するために、一旦排出された前記被記録媒体を引き戻すための反転動作を行い、
    前記制御手段は、
    前記反転動作するように前記搬送手段を制御する前に、前記異常放電の発生が停止したと判定した場合には、前記反転動作をさせずに、前記画像形成中の前記被記録媒体を排紙するように搬送手段を制御する。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記搬送手段は、被記録媒体の両面に画像形成するために、一旦排出された前記被記録媒体を引き戻すための反転動作を行い、
    前記制御手段は、
    前記反転動作するように前記搬送手段を制御した後における所定タイミングより前に、前記異常放電の発生が停止したと判定した場合には、前記搬送手段の前記反転動作をさらに反転させ、前記画像形成中の前記被記録媒体を排紙するように前記搬送手段を制御する。
  7. 請求項6に記載の画像形成装置において、
    前記搬送手段は、前記搬送手段の反転動作によって戻された前記被記録媒体をさらに搬送する反転搬送ローラを含み、
    前記所定タイミングは、前記反転動作によって戻された前記被記録媒体の先端部が前記反転搬送ローラに到達するタイミングである。
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