JP2007315513A - 自己穿孔ねじ - Google Patents

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Abstract

【課題】強度が低い石膏ボードであってもしっかりと押さえ固定できるねじを提供する。
【解決手段】ねじは軸1と頭2とを備えており、軸1に形成したねじ部のうち先端側に位置した第1単位ねじ部7は高さが相違する2条のねじ山4,5から成っており、頭2の側に位置した第2単位ねじ部8は1条のねじ山4のみから成っている。頭4はラッパ状の基部2aとその終端から張り出したフランジ部2bとで構成されている。基部2aの外径はねじ部の最大径(呼び径)の約2倍の寸法であり、フランジ部2bの最大外径はねじ部の最大径(呼び径)の約2.5〜3倍に設定されている。石膏ボード12は、過度に潰されることなく頭2によって広い面積で押さえられる。このため、石膏ボード12をしっかりと固定できる。
【選択図】図2

Description

本願発明は、もみ切りタイプ及びドリルタイプの自己穿孔ねじ(ビス)に関するものである。
自己穿孔ねじには、木ねじに代表されるもみ切りタイプと、先端に切刃付きドリル部を設けたドリルタイプとがある。もみ切りタイプのねじは、先端を尖らせた先窄まり部で部材(ワーク)の組織を押し広げることによって軸を部材に進入させるものであり、木材のような軟質材製基材や例えば板厚が0.5〜0.8mm程度の薄鋼板製基材に各種ワークを締結することに多用されている。
他方、ドリルタイプの自己穿孔ねじは、例えば1mm以上の厚さの鋼板製基材に各種のワークを締結することに多用されているが、木材同士の締結にも使用されている(特に、木ねじでは割れが生じる場合にドリルタイプが使用されている)。
自己穿孔ねじの用途の一つとして、建物の壁や天井を構成する石膏ボードを枠材(下地材)に締結することがある。石膏ボードを自己穿孔ねじで締結する場合、頭の全体が石膏ボードの内部に埋め込まれる必要がある。これは、石膏ボードの表面に壁紙を貼るためである。そして、石膏ボードを締結するためのねじにおいて、その頭は石膏ボードへの埋め込みを容易ならしめるため湾曲したプロフィールを有するラッパ状に形成されており、また、従来、頭の外径はねじ部の外径(呼び径)の2倍程度になっている(例えば特許文献1)。
特許第3334563号公報
石膏ボードは脆い素材であるが、近年、特に脆くなっている傾向にある。これは、リサイクルの促進のため廃物を混入することが多くなり、粒子同士の結合力が低下しているためと推測される。石膏ボードが脆くなっても所定の締結強度は必要であり、必要な締結強度を確保する方法として、締結するねじの本数を増やすことと、頭の外径を大きくすることが考えられる。
しかして、ねじの本数を増やすのはコストや作業能率の点から好ましくない。他方、頭の径を単に大きくしても、頭の体積が増えることで石膏ボードが従来以上に潰れることが懸念され、必ずしも締結力のアップにつながらない可能性が高いと言える。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたもので、石膏ボードのような脆い素材からなるワークや、断熱材のような軟質材からなるワークの締結に好適な自己穿孔ねじを提供することを課題とするものである。
ところで、壁や天井を構成する枠材(基材)として従来は木材が使用されていたが、近年、耐火性向上や耐久性向上のため、例えば厚さ0.5〜0.8mm程度で断面略C字状に形成された薄鋼板製枠材(下地材)が多く使用されるに至っている。本願発明者はこのような実情も考慮し、本願発明を完成させた。
請求項1の発明はもみ切りタイプの自己穿孔ねじに係るもので、このねじは、基本構成として、軸とその基端に一体に設けた頭とを備えており、前記軸の先端部は最先端を尖らせた先窄まり部になっており、前記軸には先窄まり部から立ち上がった少なくとも一条のねじ山が形成されている一方、前記頭の頂面にはドライバビットが嵌まる係合穴が空けられている。
そして、特徴として、前記ねじ山が形成されているねじ部のうち先窄まり部を除いた部分は軸方向に分かれた複数の単位ねじ部から成っており、この複数の単位ねじ部は、谷径とねじ山の条数とのうち少なくとも一つが相違した非同一形態になっており、かつ、谷径が相違する場合は先端側に位置した単位ねじ部が小径になっており、一方、前記頭は、頂面に近づくに従って外径が大きくなる座面を有する基部と、前記基部の終端から張り出した薄板状のフランジ部とから成っており、基部の最大外径はねじ山の最大外径の約2倍に設定され、フランジ部の最大外径はねじ部の最大外径の2倍以上に設定されている。
請求項2に係る発明はドリルタイプの自己穿孔ねじに係るもので、このねじは、基本構成として、軸とその基端に一体に設けた頭とを備えており、前記軸の先端部は切刃を有するドリル部になっており、前記軸には少なくとも1条のねじ山が形成されている一方、前記頭の頂面にはドライバビットが嵌まる係合穴が空けられている。そして、特徴部分の構成は請求項1と同じである。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記頭の基部は縦断面視で座面の形状が湾曲しているラッパ状に形成されており、頭部におけるフランジの外径はねじ部の最大外径の約2.5〜3倍に設定されている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちの何れかにおいて、前記ねじ部は先端側に位置した第1単位ねじ部と頭の側に位置した第2単位ねじ部とを備えており、第1単位ねじ部には第1ねじ山と第2ねじ山との2条のねじ山が形成されており、第2単位ねじ部には前記第1ねじ山のみが形成されている。
請求項5の発明は、請求項1〜3のうちの何れかにおいて、前記ねじ部は先端側に位置した第1単位ねじ部と頭側に位置した第2単位ねじ部とを備えており、前記第1単位ねじ部の谷径が第2単位ねじ部の谷径よりも小径になっており、更に、前記第1単位ねじ部と第2単位ねじ部とには、一連に延びると共に高さを互いに異ならせた第1ねじ山と第2ねじ山とが形成されている。
請求項では頭のうちフランジ部の外径を呼び径との関係で設定しているが、フランジ部の外径を基部の最大外径との関係で定義することも可能であり、この場合、フランジ部の外径を基部の最大外径の1.2〜1.5倍程度が好適と言える。
本願発明では、フランジ部を設けたことで頭の外径が従来よりも大きくなっているが、基部は従来と同じ体積のままでよい。従って、石膏ボードの締結に使用した場合、石膏ボードを過度に潰すことなく、石膏ボードを押さえる面積を従来よりも大きくすることができ、その結果、高い締結強度(押さえ力)を確保できる。
ところで、ねじ山の高さがその全長にわたって同じであると、ねじ山の進入によって石膏ボードの組織が浚われた状態になり、ねじ部と石膏ボードとの密着性が低下することがある。これに対して、本願発明のうちねじ部の谷径を異ならせる構成を採用すると、頭の側の部分のねじ部も石膏ボードに食い込む状態になるため、ねじ部と石膏ボードとの密着性を高めて締結強度の向上により一層貢献できる利点がある。
他方、ねじ山が1条でしかもリード角が大きいと、ねじ込みに際して、ねじ込み抵抗の反力としてねじが倒れる傾向を呈するが、本願発明のうち複数の単位ねじ部においてねじ山の条数を異ならせる構成を採用すると、例えば請求項4のように先端側の単位ねじ部を2条ねじに形成して頭の側の単位ねじ部を1条ねじに形成することにより、ねじ込みに際しての姿勢の安定性を確保しつつ、ねじ山によって石膏ボードが過度に潰されることを防止できる。
ねじ山の外径とフランジの外径との好適な比率は用途によって相違するが、石膏ボードを締結することに使用する場合は、請求項3に記載したように、2.5〜3倍程度が好適であった。例えば断熱材のような軟質材を締結する場合は、フランジは例えば3倍以上のように更に大径であるのが好適と言える。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、石膏ボードの締結に好適な自己穿孔ねじ(以下の実施形態では、単に「ねじ」と表示する)に適用している。
(1).第1実施形態の構造
図1及び図2では第1実施形態を示しており、ねじの構成は図1に示されている。図1のうち(A)は正面図、(B)はねじ山の状態を示す観念図、(C)はねじ山を省略した状態での正面図、(D)は平面図である。
ねじは、断面円形の軸1とその基端に一体に繋がった頭2とを備えており、軸1のうち頭2と反対側の先端部は、最先端を尖らせた先窄まり部3になっている。先窄まり部3のテーパ角度θは略25度程度に設定している。なお、本実施形態の先窄まり部3は円錐状に形成しているが、縦断面の形状を曲面と成した砲弾形に形成することも可能である。
軸1には、第1ねじ山4と第2ねじ山5との二条のねじ山が形成されており、隣り合ったねじ山4,5の間には縦断面視で平坦状の谷が露出している。両ねじ山4,5は先窄まり部3から始まって(立ち上がって)おり、第1ねじ山4は首下近傍まで延びているが、第2ねじ山5は軸1の約半分程度の長さまでしか延びていない。
従って、軸1に形成されたねじ部6のうち先窄まり部3の部分を除いた部分(基本ねじ部)は、第1ねじ山4と第2ねじ山5とが併存する第1単位ねじ部7と、第1ねじ山5しか存在ない第2単位ねじ部8とに分かれており、第1単位ねじ部7が軸1の先端側に位置して第2単位ねじ部8が頭2の側に位置している。なお、本実施形態では、第1単位ねじ部7を2条ねじ部と言い換え、第2単位ねじ部8を1条ねじ部と言い換えることも可能である。
第1ねじ山4の始端(先端)は先窄まり部3の先端まで延びており、第1ねじ山4の始端がもみ(揉み)切り部4aになっている。このもみ切り部4aの食い込み作用により、軸1が部材(ワーク、基材)に進入するきっかけが作られる。第1ねじ山4及び第2ねじ山5とも終端部は徐々に高さが低くなっており、第2ねじ山5の終端は図1(A)において背面箇所に位置している。
第1単位ねじ部7の谷部は、第2単位ねじ部8に連続する終端部を除いて谷径D1が一定のストレート状になっている一方、第2単位ねじ部8の谷部は全長にわたって谷径D2が一定のストレート状になっており、かつ、第1単位ねじ部7の谷径D1よりも第2単位ねじ部の谷径D2が大径になっている。そして、第1単位ねじ部7の終端部は第2単位ねじ部7と滑らかに連続するためのテーパ部7aになっている。従って、第1単位ねじ部7の谷径はどの部分も第2単位ねじ部8の谷径よりも小径になっている。
D1とD2との寸法差はあまり大きくする必要はなく、例えば呼び径が4mmのねじの場合、D1は2.2〜2.4mm、D2は2.5〜2.7mm程度でよい。更に敷衍すると、D1はD2の85〜95%でよいと言える。
第1ねじ山4の山の高さは第2ねじ山5の山の高さよりも高くなっている。また、第1ねじ山4はその始端部及び終端部を除いて同じ高さになっている。そして、既述のように第1単位ねじ部7におけるストレート部の谷径D1が第2単位ねじ部8の谷径D2よりも小径であるため、第1単位ねじ部7における第1ねじ山4の外径D3は第2単位ねじ部8における第1ねじ山4の外径D4よりもやや小径になっている。
従って、第1単位ねじ部7における第2ねじ山5の外径をD5とすると、D5<D3<D4の関係になっている。また、D4とD3との差よりもD3とD5との差のほうが大きくなっている。第1ねじ山4の山の角度は30度程度、第2ねじ山5の山の角度は60度程度に設定している。勿論、両ねじ山4,5の山の角度を同じ程度に揃えることも可能である。本実施形態では、第1ねじ山4の最大外径D4がねじの呼び径になる。
頭2は、軸1に連続した基部2aと、基部の終端から半径外向きに張り出した板状のフランジ2bとから成っており、基部2aは、頂面に近づくに従って直径が拡大するラッパ状に形成されている。換言すると、基部2aの座面は外向き凹状の曲面になっている。頭2の頂面には、ドライバビットが嵌まる係合部の一例として十字穴9が形成している。
基部2aの最大外径D6はねじの呼び径D4の約2倍に設定されており、また、フランジ部2bの最大外径D7は呼び径D4の2.7倍程度に設定している。一般に石膏ボードの締結に使用するねじは呼び径D4が4〜5mmであり、この場合、フランジ部2bの厚さは0.6〜0.8mm程度でよい。
(2).使用状態
図2ではねじの使用状態を示している。この例では、石膏ボード12を断面略C字状の薄鋼板製枠材13に締結することに使用しており、(A)はねじ込み切った状態での断面図、(B)はねじ込み途中の断面図である。石膏ボード12の表面と裏面とにはそれぞれ紙14,15が貼られている。
ねじのねじ込みにおいて、先に第1単位ねじ部7が石膏ボード12から枠材13に進入し、次いで、第2単位ねじ部8が石膏ボード12と枠材13に進入していく。ねじ込み切った状態では、第2単位ねじ部8の第1ねじ山4に枠材13の内周縁に引っ掛かると共に、頭2はその全体が石膏ボード12の内部にめり込んだ状態になる。
ところで、第1ねじ山4しか存在しない場合は、第1ねじ山4のリード角が大きいことから、軸1が石膏ボード12及び枠材13に進入するに際してぶれる現象が生じることがある。つまり、第1ねじ山4が石膏ボード12及び枠材13に食い込んで行くに際して抵抗が生じ、このため、軸1は、第1ねじ山4の食い込み位置と反対側に倒れる傾向を呈するが、食い込み位置は軸1の回転に伴って連続的に変化するため、ねじが軸心回りにぶれる(倒れる)現象が生じる。
これに対して本実施形態では、第1単位ねじ部7は2条ねじになっているため、2条のねじ山4,5が軸心を挟んだ両側において石膏ボード12及び枠材13に食い込んでいくことになり、すると、石膏ボード12及び枠材13に対する両ねじ山4,5の抵抗が互いに打ち消しあって、軸1を石膏ボード13の表面に対して直立した姿勢に保持することができるのである。
そして、ねじ部6の全体が2条ねじであると、石膏ボード12の組織にねじ山が過度に接触して組織が潰され過ぎることがあり、このため、いわば石膏ボード12とねじとの間にガタが生じる状態になることがあるが、本願発明では、ねじ部のうち頭側に位置した第2単位ねじ部8は1条ねじであるため、石膏ボード12の組織が過度に潰されることはなく、その結果、石膏ボード12をしっかりと押さえ固定できるのである。
更に、枠材13には、軸1のねじ込み方向に突出したバーリング状の膨出部13aが形成され、この膨出部13aがねじ山のフランク(追い側フランク)に引っ掛かることでねじの抜けが阻止されるが、本実施形態では、膨出部13aは第2単位ねじ部8の箇所で第1ねじ山4のみに引っ掛かるように設定されており、このため、膨出部13aを第1ねじ山4にしっかりと引っ掛けることができる。
更に、本実施形態では、ねじ山の最大外径及び谷径とも第2単位ねじ部8が第1単位ねじ部7よりも大きくなっているため、第2単位ねじ部8の箇所においても谷部及び第1ねじ山4が枠材13を押し広げる傾向を呈しており、従って、ねじ込み切った状態で、第2単位ねじ部8は枠材13の膨出部13aにしっかりと引っ掛かっている。よって、高い締結強度を確保することが可能になる。
そして、頭2にはフランジ部2bが形成されていることにより、頭2と石膏ボード12との接触面積が従来よりも格段に広くなるため、頭2による石膏ボード12の押さえ力を格段に向上できる利点がある。また、頭の全体を大きくするのではなく、基部2aは従来と同じままでフランジ部2bを設けることで石膏ボード12の押圧面積を大きくしているため、石膏ボード12が頭2によって過度に潰されることはないのであり、この面でも、締結強度(押さえ力)のアップに貢献している。
なお、2枚の石膏ボードを重ねて枠材13に締結することがあるが、この場合は、第2単位ねじ部8の長さを長くするか、又は、第2単位ねじ部8と頭2との間にねじ無し部を形成するかしたらよい(締結した状態で2枚の石膏ボード12に第1ねじ山4が掛かっているのが好適であると言える。)。
また、本実施形態のねじは、木製の枠材に石膏ボード12を締結することにも使用できる。この場合、木製の枠材には主として第2単位ねじ部8が食い込むことになるが、ねじ山の最大外径及び谷径とも第2単位ねじ部8が第1単位ねじ部7よりも大きいため、ねじは枠材にしっかりと食い込む。
(3).第2〜第6実施形態
図3〜図4では第2〜第6実施形態を示している。これらの実施形態は、もみ切り式でかつ第1単位ねじ部7を2条ねじとして第2単位ねじ部8を1条ねじとしている点で第1実施形態と共通している。また、頭2とねじ部6との関係は第1実施形態と同じである。以下、詳述する。
図3(A)に示す第2実施形態は、第2単位ねじ部8の谷径を第1単位ねじ部7の谷径よりも小径に設定した場合において、第1単位ねじ部7における第1ねじ山4と第2ねじ山5との山の高さを同じに設定している。従って、第1単位ねじ部7において両ねじ山4,5の外径D5は同じ寸法になっている。この第2実施形態では、ワーク(例えば石膏ボード12)や基材(例えば枠材13)に進入する第2単位ねじ部8の食い込みは第1実施形態の場合よりも大きくなる。
図3(B)に示す第3実施形態は、第1単位ねじ部7の谷径と第2単位ねじ部8の谷径とが同径になっている(すなわちねじ部の谷が先窄まり部を除いてストレート状になっている)場合において、第1単位ねじ部7での両ねじ山4,5の山の外径D8を同じ寸法に設定している。
図3(C)に示す第4実施形態では、第1単位ねじ部7の谷径と第2単位ねじ部8の谷径とを同径に設定した場合において、第1ねじ山4は第1単位ねじ部7及び第2単位ねじ部8とも同じ外径D4に設定し、第2ねじ山5の外径D5は第1ねじ山4の外径D4よりも小径に設定している。
図4(A)に模式的に示す第5実施形態では、第1単位ねじ部7の谷径を第2単位ねじ部8の谷径より小径に設定した場合において、第1単位ねじ部7では第1ねじ山4の外径を第2ねじ山5の外径よりも小径に設定し、第2単位ねじ部8における第1ねじ山4の外径を第1単位ねじ部7における第2ねじ山5の外径と同径に設定している。
図4(B)に模式的に示す第6実施形態では、第1単位ねじ部7と第2単位ねじ部8とで谷径を同じに設定した場合において、第1ねじ山4の外径は両ねじ部7,8において同径に設定し、第1単位ねじ部7のみに位置した第2ねじ山5の外径を第1ねじ山4の外径よりも大径に設定している。この実施形態では、ワークや基材に対する第2単位ねじ部8の進入抵抗は殆どないと言える。
(4).第7実施形態
図5及び図6では第7実施形態を示している。図5のうち(A)は正面図、(B)はねじ山4,5を省略した状態での正面図、(C)は平面図である。また、図6は使用状態を示す図で、(A)はねじ込み切った状態での図、(B)はねじ込み途中の状態を示す図である。
この実施形態はドリルタイプのねじに適用したものであり、軸1の先端部は2つの切刃16aと2条の縦溝16bとを有するドリル部16に形成されている。ドリル部16の先端にはチゼルエッジが形成されている。ねじ部6は、2条のねじ山4,5を有する第1単位ねじ部7と、1条のねじ山4を有する第2単位ねじ部8とからなっており、両ねじ山4,5はドリル部16の近くから立ち上がっている。ドリル部16を除いた部分の形態や、頭2とねじ部6との寸法関係は第1実施形態と同じであるので、説明は省略する。
なお、ドリル部16の外径を第1単位ねじ部7の谷径よりやや大径に設定するというように、両者の外径を異ならせることも可能である(この点は、他のドリルタイプの実施形態に関しても同様である。)。
ねじ山4,5をドリル部16から立ち上げることも可能であるが、枠材13がある程度以上に厚い場合(例えば1.2mm以上)は、ねじを高速で回転させて枠材13に下穴を切削することになるため、ねじ込み初期のねじの回転によって石膏ボードの組織が潰れてしまう虞がある。そこで本実施形態では、ドリル部16の長さを石膏ボード12の厚さと同じ程度に設定しており、このように構成すると、ねじが高速で回転してもねじ山4,5は石膏ボード12に全く又は殆ど掛からないため、石膏ボード12が過度に潰れてしまうことを防止できる利点がある。従って、本実施形態は、枠材13のような基材が厚い場合に好適である。
また、薄鋼板製の枠材13に使用する場合のような板材製基材への締結用に使用する場合は、一般的には、ねじ山のピッチは細かいほうが良いと言える。従って、ねじ山4,5のピッチ(或いはリード角)を、第1単位ねじ部7では隣り合った山4,5の裾が密接又は近接して、第2単位ねじ部8では隣り合った山4の間に平坦状の谷が露出するような寸法に設定しておいても良い。
(5).第8〜第13実施形態
図7〜図8では第8〜第13実施形態を示している。これらの実施形態はドリルタイプのねじの別例であり、頭2とねじ部6との関係は第1実施形態及び第7実施形態と同様であり、また、第1単位ねじ部7を2条ねじと成して第2単位ねじ部8を1条ねじ部と成している点も従前の実施形態と共通している。以下、これらの実施形態について第7実施形態と相違する点のみを説明する。
図7に示す第8〜第11実施形態では、ねじ山4,5の始端部をドリル部16の箇所に位置させた点で共通している。従って、ドリル部16とねじ部6とは重複している。
図7のうち、(A)に示す第8実施形態は、第1単位ねじ部7の谷径を第2単位ねじ部8の谷径よりも小径に設定して、第1単位ねじ部7の箇所において両ねじ山4,5の高さを異ならせている。図7(B)に示す第9実施形態は、第1単位ねじ部7の谷径を第2単位ねじ部8の谷径よりも小径に設定した場合において、第1単位ねじ部7の箇所において両ねじ山4,5の高さを同じにしている。
図7(C)に示す第10実施形態は、第1単位ねじ部7及び第2単位ねじ部8において谷径を同じに設定した場合において、第1単位ねじ部7の箇所において両ねじ山4,5の高さ(外径)を同じにしている。他方、図7(D)に示す第11実施形態は、第1単位ねじ部7及び第2単位ねじ部8において谷径を同じに設定した場合において、第1単位ねじ部7の箇所において両ねじ山4,5の高さを異ならせている。
図8(A)に示す第12実施形態では、第1単位ねじ部7と第2単位ねじ部8との谷径を異ならせた場合において、2条のねじ山4,5を両ねじ部7,8に形成すると共に、両ねじ部7,8においてねじ山4,5の高さ(外径)を異ならせている。この実施形態では、ねじ山4,5はドリル部16には掛かっていない。
図8(B)に示す第13実施形態では、第1単位ねじ部7と第2単位ねじ部8とで谷径を異ならせた場合において、両ねじ部7,8に2条のねじ山4,5を形成し、かつ、第1単位ねじ部8では両ねじ山4,5の高さ(外径)を同じに設定し、第2単位ねじ部8では両ねじ山4,5の高さ(外径)を異ならせている。
(6).第14実施形態
図9〜図10では第14実施形態を示している。図9のうち(A)は正面図、(B)はねじ山を省略した状態での正面図、(C)は平面図、図10は使用状態を示す図で、(A)はねじ込み切った状態での図、(B)はねじ込み途中を示す図である。
この実施形態はもみ切りタイプのねじに適用したもので、第1実施形態の変形例と言える。第1実施形態との相違は、第2ねじ山5が第2単位ねじ部8にも存在している点である。
(7).第15〜18実施形態
図11〜図12では第15〜18実施形態を示している。図11(A)に示す第15実施形態は第14実施形態の変形例であり、第14実施形態との相違点は、第2単位ねじ部8において両ねじ山4,5の外径(高さ)を同じにしている点である。
図11(B)に示す第16実施形態では、第1単位ねじ部7と第2単位ねじ部8とで谷径を異ならせたもみ切りタイプのねじにおいて、第1単位ねじ部7は第1ねじ山4のみが存在する1条ねじ部と成し、第2単位ねじ部8は高さが相違する2条のねじ山4,5が存在する2条ねじ部と成している。
図11(C)に示す第17実施形態では、第1単位ねじ部7と第2単位ねじ部8との谷径を異ならせたドリルタイプのねじにおいて、両ねじ部7,8に2条のねじ山4,5を一連に延びるように形成し、かつ、両ねじ部7,8で、それぞれ両ねじ山4,5の高さ(外径)を揃えている。
図12に示す第18実施形態では、第1単位ねじ部7と第2単位ねじ部8との谷径を異ならせたもみ切りタイプのねじにおいて、両ねじ部7,8に一連に延びる1条のねじ山17を形成している。
(8).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、複数のねじ部の谷径を異ならせる場合、谷径が相違する3つ以上の部分を備えることも可能である。また、3条以上のねじ山を形成することも可能である。
更に、複数のねじ部の谷径を異ならせる形態としては、例えば第2単位ねじ部の谷部をストレート状に形成して第1単位ねじ部の谷部は先端に向かって緩い角度で細くなるテーパ状に形成することなども可能である。頭の基部は、縦断面視で座面の形状が直線を成している皿状(台錐状)に形成することも可能であり、また、基部(及び/又はフランジ部)の座面に、放射方向に延びる多数本の切刃(フレキ)を形成することも可能である。
頭の基部の最大外径を呼び径の1.5倍〜2.0倍に設定し、フランジ部の外径を基部の最大外径の1.4倍程度に設定することも可能である。
第1実施形態の構造を示す図である。 第1実施形態の使用状態を示す図である。 第2〜第4実施形態を示す図である。 第5〜第6実施形態を示す図である。 第7実施形態の構造を示す図である。 第7実施形態の使用状態を示す図である。 第8〜第11実施形態を示す図である。 第12〜第13実施形態を示す図である。 第14実施形態の構造を示す図である。 第14実施形態の使用状態を示す図である。 第15〜第17実施形態を示す図である。 第18実施形態を示す図である。
符号の説明
1 軸
2 頭
2a 頭の基部
2b 頭のフランジ部
3 先窄まり部
4,5,17 ねじ山
6 ねじ部
7 第1単位ねじ部
8 第2単位ねじ部
9 係合穴の一例としての十字穴
12 ワークの一例としての石膏ボード
13 基材の一例としての薄鋼板製の枠材

Claims (5)

  1. 軸とその基端に一体に設けた頭とを備えており、前記軸の先端部は最先端を尖らせた先窄まり部になっており、前記軸には先窄まり部から立ち上がった少なくとも一条のねじ山が形成されている一方、前記頭の頂面にはドライバビットが嵌まる係合穴が空けられている自己穿孔式ねじであって、
    前記ねじ山が形成されているねじ部のうち先窄まり部を除いた部分は軸方向に分かれた複数の単位ねじ部から成っており、この複数の単位ねじ部は、谷径とねじ山の条数とのうち少なくとも一つが相違した非同一形態になっており、かつ、谷径が相違する場合は先端側に位置した単位ねじ部が小径になっており、
    一方、前記頭は、頂面に近づくに従って外径が大きくなる座面を有する基部と、前記基部の終端から張り出した薄板状のフランジ部とから成っており、基部の最大外径はねじ山の最大外径の約2倍に設定され、フランジ部の外径はねじ部の最大外径の2倍以上に設定されている、
    自己穿孔ねじ。
  2. 軸とその基端に一体に設けた頭とを備えており、前記軸の先端部は切刃を有するドリル部になっており、前記軸には少なくとも1条のねじ山が形成されている一方、前記頭の頂面にはドライバビットが嵌まる係合穴が空けられている自己穿孔式ねじであって、
    前記ねじ山が形成されているねじ部は軸方向に分かれた複数の単位ねじ部から成っており、この複数の単位ねじ部は、谷径とねじ山の条数とのうち少なくとも一つが相違した非同一形態になっており、かつ、谷径が相違する場合は先端側に位置した単位ねじ部が小径になっており、
    一方、前記頭は、頂面に近づくに従って外径が大きくなる座面を有する基部と、前記基部の終端から張り出した薄板状のフランジ部とから成っており、基部の最大外径はねじ部の最大外径の約2倍に設定され、フランジ部の最大外径はねじ山の最大外径の2倍以上に設定されている、
    自己穿孔ねじ。
  3. 前記頭の基部は縦断面視で座面の形状が湾曲しているラッパ状に形成されており、頭部におけるフランジの外径はねじ部の最大外径の2.5〜3倍に設定されている、
    請求項1又は2に記載した自己穿孔ねじ。
  4. 前記ねじ部は先端側に位置した第1単位ねじ部と頭の側に位置した第2単位ねじ部とを備えており、第1単位ねじ部には第1ねじ山と第2ねじ山との2条のねじ山が形成されており、第2単位ねじ部には前記第1ねじ山のみが形成されている、
    請求項1〜3のうちの何れかに記載した自己穿孔ねじ。
  5. 前記ねじ部は先端側に位置した第1単位ねじ部と頭側に位置した第2単位ねじ部とを備えており、前記第1単位ねじ部の谷径が第2単位ねじ部の谷径よりも小径になっており、更に、前記第1単位ねじ部と第2単位ねじ部とには、一連に延びると共に高さを互いに異ならせた第1ねじ山と第2ねじ山とが形成されている、
    請求項1〜3のうちの何れかに記載した自己穿孔ねじ。
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