JPS61150511A - ノイズフイルタ - Google Patents

ノイズフイルタ

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Publication number
JPS61150511A
JPS61150511A JP27940084A JP27940084A JPS61150511A JP S61150511 A JPS61150511 A JP S61150511A JP 27940084 A JP27940084 A JP 27940084A JP 27940084 A JP27940084 A JP 27940084A JP S61150511 A JPS61150511 A JP S61150511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
impedance
band
frequency
common mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27940084A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Yamane
山根 達夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Nippon Ferrite Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Ferrite Ltd filed Critical Nippon Ferrite Ltd
Priority to JP27940084A priority Critical patent/JPS61150511A/ja
Publication of JPS61150511A publication Critical patent/JPS61150511A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ノイズフィルタに関し、特に回路構成に関す
るものである。
(従来゛の技術) 従来の一般的なノイズフィルタの回路を第2図に示す。
Lは、コモンモートチ1−クコイルであり、CIは、ノ
ーマルモードノイズ低減用コンデンサであり、C雪e 
Cmは、コモンモードノイズ低減用コンデンサである。
従来のノイズフィルタの場合、数100KH2〜数10
MHzまでの幅広い帯締において、コモンモードノイズ
に対してケタげ40 dB程度μノ上の減衰tを得る為
には、コモンモートチ1−クコイルLと共に、ラインー
アース間のコンデンサC! 、 Csを必要とした。し
かし、ラインーアース間のコンデンサを配設しても、実
際にフィルタを使用する際、フィルタを設置する機器の
構造上あるいは漏洩電流の関係上、アース配線を行うこ
とが出来ない場合が多々ある。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した様に、ノイズフィルタをアース接地しないで使
用する場合、コモンモードノイズに対して、コモンモー
ドノイズ低減用コンデンサCm、Csは全く効果を示さ
ず、コモンモートチ1−クーイルLのみが、ノイズの減
衰に効力を発揮する。
このように、フィルタをアース接地しないで使用する場
合は、第S図の模式図で示す様に、;モンモードノイズ
Vnは、ノイズフィルターのインピーダンス乙と電子機
器2のラインとフレームグランド6との間のインピーダ
ンスz雪とフレームグランド3とアースとの間のインピ
ーダンスZs Kより というノイズ電流を流す事になり、ノイズフィルタによ
る減衰量αは、 で表わされる。
ここで、ノイズフィルタのインピーダンスzlは、前述
の事よりコモンモードチョークコイルLのインピーダン
スである。従りて、このコモンモードチョークコイルの
インピーダンスが大きい程、大きな減衰量が得られるこ
とになる。
このコモンモードチョークコイルの等価回路を第4図に
示す。ここで、 L冨μL。
R=#ωLO+RDC ω=2tf C:コイルの入出力間の分布容量 となる。このコモンモードチョークコイルのインピーダ
ンスは、ノイズフィルタとして有効に動作するためには
、所望の周波数帯で所定(例えば、10KO以上)のイ
ンピーダンスが必要である。しかシ、一般のコモンモー
トチ1−クコイル用磁芯として主に使用されているフェ
ライト磁芯では、そのμ、μの値から上記の式によりイ
ンピーダンス2を試算すると、単独のコイルで、HF帯
からHF帯にわたりて、2≧10にΩとなるコモンモー
ドチョークコイルを得ることは極めて難しく、実用性に
乏しい。
従って、従来のノイズフィルタでは、アース接地を行わ
ない場合、例えばHF帯からHF帯にわたる幅広い周波
数領域において、充分なコモンモード減衰特性を得るこ
とは出来なかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解決し、アース接地を行わなく
とも、コモンモードノイズに対し幅広い周波数帯域にお
いて充分な減衰特性の得られるノイズフィルタを提供す
るために1インピーダンスの周波数特性の異なるコモン
モートチ1−クコイルを少なくとも2種類以上有し、か
つ前記コモンモートチ1−クコイルを直列Km続するこ
とを特命とするものである。
(作用) 前述した様に、コモンモートチ1−クコイルのコモンモ
ードノイズKPl!lするインピーダンスzは(6)式
で示され、そのベクトルインピーダンス売は、で示され
る。ここで、フェライトコアを磁芯とするコモンモート
チ言−クコイルを例として見ると、実際のインピーダン
ス特性は、第5図の様になるOaはインピーダンスの給
対値、bはμにより決まる誘導性リアクタンスs c 
tf 7エライトの自然共鳴物象に伴なう磁気損失によ
る抵抗、dれ分布容量による容量性リアクタンスである
前述1.りmK:、一つのコモンモードチョークコイル
で、インピーダンスが10 KQ DJ、上となる周波
数帯域を、HF帯からHF帯という広帯域にすることが
困難なため、一つのコイルL+のインピーダンスが不足
する周波数帯については、その周波数帯において大魚な
インピーダンスを有する別のコイルLオを直列に接続す
ることによって、周波数特性を改善する本のである。
但し、LsとL!を直列に接続するとインピーダンスの
周波数特性は、第6図及び!7図に示す様ニ、Llの容
量性リアクタンス7、 Lt sinθ!トL!の誘導
性リアクタンスZ Lm sinθ2が等しくなる周波
数foにおいて、L、Cの直列共振現象が起こり、イン
ピーダンス2は、 Z = Z Llco8θ1 + ZLz cosθ!
(5)で表わされる最小値となり、第7図に示す様に1
コイルL1単独でのインピーダンスの周波数特性はグラ
フf、コイルL2単独でのインピーダンスの周波数特性
はグラフg、コイルL1とコイルL2を直列に接続した
ものの周波#特性はグラフeとなる。
つまり、ft< f < foでは、コイルL1とコイ
ルL!の直列接続のインピーダンス2はコイルL1のイ
ンピーダンスZLsよ抄小さく、fo< f < hで
は、コイルL1とコイルL2の直列接続のインピーダン
ス2けコイルL2のインピーダンスZ Lxより小さい
0従って、foにおける2を目標値Zx (例えば10
にΩ)以上となる様に、コイルL+ 、 Lxの仕様を
選定することにより、従来コイルLIのみでは2≧Zx
となる周波数がh< f < fsであったのをム<f
<f4と広帯域にすることかで★る。さらにコイルL2
より高い周波数でインピーダンスが大きくなるコイルを
順次直列に接続すれば、同様にさらに高周波まで大きな
インピーダンスを得ることができる。
ここで、foにおける2の値は、(4)式よりで表わさ
れ、3個以上直列に#続した場合、(6)式にて、第6
項以項が存在するが、はとんど無視できる程小さい値で
ある。
以上詳記した様に、上記の考え方によりコイルの仕様を
選定すれば、所定の周波数帯域(例えば50KHz〜5
0MHz)で所定のインピーダンス特性(例對ば、Z≧
10にΩ)をもつコモンモートチ1−クコイルを得る事
が可能となり、アース配線がなくても幅広い周波数帯坊
にわたって、充分な減衰特性を有するフィルタを得る事
ができる。
(実施例) 第1図に、本発明に係る一実施例の回路図を示す。第1
図において、Lsけ磁芯にμ=5000゜、j’=10
0のフェライトを使用し、Lo (空芯のインダクタン
ス)=6μH,コイルの入出力間の分布容t18PFで
あり、L4は磁芯にμ=4000゜μ=50のフェライ
トを使用し、Lo ” 1μF、コイルの入出力間の分
布容量9PFであり、Lsは磁芯にth= 1500.
5=60のフェライトコアを使用し、Lo=0.6μH
,コイルの入出力間の分布容量4PFで設計しである0
また、04 、 Cmは共に0.47μFである。
この実施例のコモンモードノイズに対する減衰特性を第
8図のグラフhに示す。また、グラフiは、コイルLs
のみのコモンモードノイズに対する減衰特性であり、所
謂従来の場合である。
この第8図より明らかに、従来例では、減衰量が40d
B以上となるのけ、約80KHz〜約1M)TZであっ
たのに対し、本を明の実施例では、約80K Hz〜約
23MHzという広帯域にわたっている。
(発明の効果) 本発明は、インピーダンスの周波数特性が異なるコモン
モードチョークコイルを少なく、!−41211I類以
上直列に接続することにより、アース配線をしなくとも
、コモンモードチョークコイルのみKよって、コモンモ
ードノイズを広帯域にわたり所望の減員貴を得ることを
可能とするものでちゃ、産業上極めて有益なものである
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る一実施例の回路図であり、第2
図は、従来のノイズフィルタの回路図であり、第6図は
、ノイズフィルタをアース接地しないで使用する場合の
模式図であり、第4図は、コモンモードチョークコイル
の等価回路であシ、第5図は、フェライトコアを磁芯と
するコモンモードチョークコイルのインピーダンス特性
のグラフであ怜、第6図は、LlとL2のインピーダン
スのベクトル図であり、第7図は、IgとL2のインピ
ーダンスの周波数特性であり、第8図は、本発明に係る
一実施例と従来例とのコモンモードノイズに対する減衰
特性である0 補/回 第?図 第3@ 茶4面 芽5図 す !A回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.インピーダンスの周波数特性が異なるコモンモード
    チョークコイルを少なくとも2種類以上有し、かつ前記
    コモンモードチョークコイルが直列に接続されている事
    を特徴とするノイズフィルタ。
JP27940084A 1984-12-25 1984-12-25 ノイズフイルタ Pending JPS61150511A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27940084A JPS61150511A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 ノイズフイルタ

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JP27940084A JPS61150511A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 ノイズフイルタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61150511A true JPS61150511A (ja) 1986-07-09

Family

ID=17610586

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27940084A Pending JPS61150511A (ja) 1984-12-25 1984-12-25 ノイズフイルタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315513A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Japan Power Fastening Co Ltd 自己穿孔ねじ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753651A (en) * 1980-09-18 1982-03-30 Olympus Optical Co Ltd Measuring instrument of ion concentration

Patent Citations (1)

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JP2007315513A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Japan Power Fastening Co Ltd 自己穿孔ねじ

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