JP2007313952A - 下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム - Google Patents
下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】支持フレーム2に前後に並んで配設された各水平面S1、S2に対し各基準面S3、S4がそれぞれ当接し、かつ、各挿入軸26、27の前後外側位置又は前後内側位置にそれぞれ配置されるとともに前後方向について相反する向きに配置された各第一傾斜面T1、T2に対し各第二傾斜面T3、T4がそれぞれ当接した状態で、各ガイド筒6、7に挿入されている各挿入軸26、27の基端部が各保持部11、16に取り付けられている。
【選択図】図4
Description
S3、S4 基準面
T1、T2 第一傾斜面
T3、T4 第二傾斜面
1 下部走行体
2 支持フレーム
3、4 クローラフレーム
6、7 ガイド筒
8 アングル
9 カバー
11、16 保持部
14、15 挿入部
17、18 挿入部
20、23 矩形筒部(軸本体)
21、24 アングル(傾斜面形成部材)
26、27 挿入軸
Claims (12)
- 左右方向に延びるガイド用の内側面が形成された前後一対のガイド筒を有する支持フレームと、この支持フレームの左右両側にそれぞれ設けられ、クローラを保持する保持部及びこの保持部から相手方へ延びる前後一対の挿入軸を含む一対のクローラフレームとを有し、前記各挿入軸がそれぞれ前記ガイド筒に対しその左右の開口から挿入されるとともに前記ガイド用の内側面に沿って摺動することにより前記各クローラフレームが前記支持フレームに対し左右に接離可能とされた下部走行体を製造する方法であって、
前記ガイド用の内側面が上方又は下方へ向く水平面と、この水平面と上下方向について相反する向きとなり、かつ当該水平面と平行しない第一傾斜面とを含む前記各ガイド筒を、これら第一傾斜面同士が前後方向について相反する向きとなるように、前記支持フレームに形成するガイド筒形成工程と、
基準面とこの基準面を前記水平面に当接した状態で前記第一傾斜面と摺接可能な第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有する前記各挿入軸を形成する挿入軸形成工程と、
前記基準面が水平面に当接するとともに前記第二傾斜面が第一傾斜面に当接する位置で、前記ガイド筒に挿入されている前記各挿入軸の基端部を前記各保持部にそれぞれ取り付ける取付工程とを含むことを特徴とする下部走行体の製造方法。 - 前記挿入軸形成工程では前記基準面と第二傾斜面とを互いに隣り合わない面として含む外側面をもつ前記各挿入軸を形成することを特徴とする請求項1に記載の下部走行体の製造方法。
- 前記挿入軸形成工程では、長方形又は正方形の断面形状を有してその上側面又は下側面が前記基準面に設定される軸本体の側面に対し前記第二傾斜面をもつ傾斜面形成部材を固着することにより、これら軸本体と傾斜面形成部材から前記挿入軸を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の下部走行体の製造方法。
- 前記傾斜軸形成部材は、略直角に屈曲するL字型の断面形状を有し、前記挿入軸形成工程では、前記傾斜軸形成部材の側部両端面を前記軸本体の一の側面に固着することを特徴とする請求項3に記載の下部走行体の製造方法。
- 前記各挿入筒を前記ガイド筒に挿入するとともに、前記第二傾斜面が第一傾斜面に当接するように前記基準面を水平面に対し摺動させる移動工程と、前記基準面と水平面との当接状態、及び前記第一傾斜面と第二傾斜面との当接状態をそれぞれ保つように、前記各ガイド筒と各挿入軸との相対位置を保持する保持工程とをさらに備え、前記保持工程では、前記ガイド筒内における挿入軸の移動範囲を制限する制限部材を、前記挿入軸の外側面と前記ガイド筒の内側面との間に挿入することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の下部走行体の製造方法。
- 前記取付工程の後に、前記ガイド筒と挿入軸との間から前記制限部材を取り出す工程をさらに含んでいることを特徴とする請求項5に記載の下部走行体の製造方法。
- 作業機械に設けられる下部走行体であって、
左右方向に延びるガイド用の内側面が形成された前後一対のガイド筒を有する支持フレームと、
クローラを保持する保持部と、前記ガイド筒に挿入可能な前後一対の挿入軸と、前記保持部に設けられ前記各挿入軸の基端部を取付可能な取付部とをそれぞれ有し、前記支持フレームの左右位置に配設された一対のクローラフレームとを備え、
前記各挿入軸がそれぞれ前記ガイド筒に対しその左右の開口から挿入されるとともに前記ガイド用の内側面に沿って摺動することにより前記各クローラフレームが前記支持フレームに対し左右に接離可能とされ、
前記ガイド用の内側面は、上方又は下方へ向く水平面と、この水平面と上下方向について相反する向きとなり、かつ当該水平面と平行しない第一傾斜面とを含み、
前記支持フレームには、前記各ガイド筒の第一傾斜面同士が前後方向について相反する向きとなるように配置され、
前記各挿入軸は、基準面とこの基準面を前記水平面に当接した状態で前記第一傾斜面と摺接可能な第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有し、
前記各水平面に対し前記各基準面がそれぞれ当接し、かつ、前記各第一傾斜面に対し各第二傾斜面がそれぞれ当接した状態で、前記各ガイド筒に挿入されている前記各挿入軸の基端部が、前記各保持部に取り付けられていることを特徴とする下部走行体。 - 前記各挿入軸は、それぞれ前記基準面と水平面とを互いに隣り合わない面として含む外側面を有していることを特徴とする請求項7に記載の下部走行体。
- 前記各挿入軸は、長方形又は正方形の断面形状を有するとともに特定の外側面が前記基準面に設定された軸本体と、この軸本体の前記基準面以外の軸本体の外側面に固着され、前記第二傾斜面が設定された傾斜面形成部材とをそれぞれ備えていることを特徴とする請求項7又は8に記載の下部走行体。
- 前記傾斜面形成部材は、略直角に屈曲するL字型の断面形状を有し、その側部両端面が前記軸本体の一の外側面に固着されていることを特徴とする請求項9に記載の下部走行体。
- アタッチメントが起伏可能に装着される上部体と、この上部体が搭載される請求項7〜10の何れか1項に記載の下部走行体とを備えた作業機械。
- 左右方向に延びる前後一対のガイド筒が形成された支持フレームの左右何れかの位置で、当該支持フレームに接離可能な状態でクローラを保持するクローラフレームであって、
前記クローラを保持する保持部と、
前記ガイド筒に挿入可能な前後一対の挿入軸と、
前記保持部に設けられ前記各挿入軸の基端部を取付可能な取付部とを備え、
前記各挿入軸は、基準面とこの基準面と上下方向について相反する向きとなり当該基準面と平行しない第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有し、
前記取付部は、前記保持部に対する特定の高さ位置における任意の前後位置で前記各挿入軸がそれぞれ取付可能な形状を有することを特徴とするクローラフレーム。
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2006
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