JP2007313952A - 下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム - Google Patents

下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム Download PDF

Info

Publication number
JP2007313952A
JP2007313952A JP2006143406A JP2006143406A JP2007313952A JP 2007313952 A JP2007313952 A JP 2007313952A JP 2006143406 A JP2006143406 A JP 2006143406A JP 2006143406 A JP2006143406 A JP 2006143406A JP 2007313952 A JP2007313952 A JP 2007313952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inclined surface
shaft
guide
lower traveling
traveling body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006143406A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4775112B2 (ja
Inventor
Mitsuo Nakatani
光夫 中谷
Hiroyoshi Ishihama
大義 石濱
Yasunari Watanabe
康成 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2006143406A priority Critical patent/JP4775112B2/ja
Publication of JP2007313952A publication Critical patent/JP2007313952A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4775112B2 publication Critical patent/JP4775112B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Abstract

【課題】クローラフレームと支持フレームとのガタつきを抑制することができる下部走行体の製造方法、これに適した下部走行体及び作業機械並びにクローラフレームを提供すること。
【解決手段】支持フレーム2に前後に並んで配設された各水平面S1、S2に対し各基準面S3、S4がそれぞれ当接し、かつ、各挿入軸26、27の前後外側位置又は前後内側位置にそれぞれ配置されるとともに前後方向について相反する向きに配置された各第一傾斜面T1、T2に対し各第二傾斜面T3、T4がそれぞれ当接した状態で、各ガイド筒6、7に挿入されている各挿入軸26、27の基端部が各保持部11、16に取り付けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業機械に設けられるクローラ式の下部走行体に関する技術である。
従来から、バケット等を先端に具備するアタッチメントが装着される上部体と、この上部体が搭載される下部走行体とを備えた作業機械が知られている。
前記下部走行体には、上部体を支持する支持フレームと、この支持フレームに設けられる左右一対のクローラフレームとを備え、これらクローラフレームがそれぞれ支持フレームに対し左右方向(車幅方向)に移動可能に構成されたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のトラックフレーム(クローラフレーム)には、それぞれ相手のトラックフレーム側へ延びる前後一対の取付フレームが形成されている一方、走行機台(支持フレーム)には、前記前後の取付フレームをそれぞれ受け入れる前後一対の支持ガイド部が形成され、これら支持ガイド部の左右の開口から各トラックフレームから延びる取付フレームがそれぞれ挿入されている。
そして、特許文献1の技術では、前記支持ガイド部内で各取付フレームを摺動させることにより各トラックフレームを走行機台に対し左右方向に接離させるようになっている。
特開平2−2906934号公報
前記特許文献1のように、前後の支持ガイド部のそれぞれ内側位置で各取付フレームを摺動させることによりトラックフレームを左右に接離させる構成を採用する場合、各取付フレームと各支持ガイド部との組み付け時に各取付フレームを各支持ガイド部に確実に挿入することができるように、当該支持ガイドと各取付フレームとの間に所定のクリアランスが必要となるが、組み付け後の段階においては、このクリアランスが前記摺動方向と直交する方向について各取付フレームと各支持ガイドとの相対移動を許容するように作用するため、同方向におけるトラックフレームと走行機台とのガタつきを生じさせる要因となっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、クローラフレームと支持フレームとのガタつきを抑制することができる下部走行体の製造方法及びこれに適した下部走行体及び作業機械並びにクローラフレームを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、左右方向に延びるガイド用の内側面が形成された前後一対のガイド筒を有する支持フレームと、この支持フレームの左右両側にそれぞれ設けられ、クローラを保持する保持部及びこの保持部から相手方へ延びる前後一対の挿入軸を含む一対のクローラフレームとを有し、前記各挿入軸がそれぞれ前記ガイド筒に対しその左右の開口から挿入されるとともに前記ガイド用の内側面に沿って摺動することにより前記各クローラフレームが前記支持フレームに対し左右に接離可能とされた下部走行体を製造する方法であって、前記ガイド用の内側面が上方又は下方へ向く水平面と、この水平面と上下方向について相反する向きとなり、かつ当該水平面と平行しない第一傾斜面とを含む前記各ガイド筒を、これら第一傾斜面同士が前後方向について相反する向きとなるように、前記支持フレームに形成するガイド筒形成工程と、基準面とこの基準面を前記水平面に当接した状態で前記第一傾斜面と摺接可能な第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有する前記各挿入軸を形成する挿入軸形成工程と、前記基準面が水平面に当接するとともに前記第二傾斜面が第一傾斜面に当接する位置で、前記ガイド筒に挿入されている前記各挿入軸の基端部を前記各保持部にそれぞれ取り付ける取付工程とを含むことを特徴とする下部走行体の製造方法を提供する。
本発明によれば、ガイド筒に挿入された挿入軸の基準面をガイド筒に形成された水平面に当接させることにより、支持フレームに対する各挿入軸の高さ位置を位置決めすることができる。
そして、挿入軸の第二傾斜面とガイド筒の第一傾斜面とを当接させた状態で、当該各ガイド筒に挿入されている各挿入軸を保持部に取り付けることができる。
つまり、本発明に係る製造方法によれば、各挿入軸の基準面と各ガイド筒の水平面とが当接し、かつ、各挿入軸の第二傾斜面と各ガイド筒の第一傾斜面とが当接した状態にある下部走行体を製造することができる。
したがって、このように製造された下部走行体では、前後の挿入軸とガイド筒との前記当接状態が相互に作用して、クローラフレームと支持フレームとの間のガタつきを抑制することができる。
例えば、上方に向く一対の水平面と、下方に向く一対の第一傾斜面とを備え、これら第一傾斜面のうちの前方のものが前方へ向かうに従い下がる傾斜角に設定されているとともに、後方のものが後方へ向かうに従い下がる傾斜角に設定された場合を例示すると、以下のようになる。
前方の挿入軸については、第一傾斜面と第二傾斜面との当接によって支持フレームに対し上方及び前方への移動が規制される一方、基準面と水平面との当接によって下方への移動が規制される。逆に、後方への移動は許容される。
後方の挿入軸については、第一傾斜面と第二傾斜面との当接によって支持フレームに対し上方及び後方への移動が規制される一方、基準面と水平面との当接によって下方への移動が規制される。逆に、前方への移動は許容される。
前記のように各挿入軸の一方についてみれば、支持フレームに対して所定の方向への移動が許容されているものの、これら許容する方向の移動は、他方の挿入軸については規制されているので、前後の両挿入軸を同時に移動させようとしても、何れか一方の挿入軸の移動が規制され、これら両挿入軸が取り付けられた保持部については前後及び上下方向の移動が規制されることになる。
したがって、本発明によれば、クローラフレームと支持フレームとのガタつきを抑制することができる。
なお、本発明における「水平面」とは、下部走行体に設定された水平面を意図するものであるが、厳密にこれに合致する必要はなく、前記支持フレームに対するクローラフレームの高さ位置を位置決めすることができる程度に傾斜した面を含む趣旨である。
また、前記挿入軸形成工程では前記基準面と第二傾斜面とを互いに隣り合わない面として含む外側面をもつ前記各挿入軸を形成することができる。
すなわち、基準面と第二傾斜面とを隣り合うように形成した場合には、当該基準面と第二傾斜面との間に角部が形成されることになるので、このような挿入軸を前記水平面に摺動させる場合、前記基準面と第二傾斜面との傾斜角等に誤差が生じていると、第一傾斜面と第二傾斜面とが当接する前に角部がガイド筒の内側面に当接してしまうといった不具合が生じることがあるが、前記方法のように基準面と第二傾斜面とが互いに離間した形態とする、つまり、基準面と第二傾斜面との間に他の面を介在させることにより前記角部が形成されるのを避けることができるので、挿入軸やガイド筒に多少の寸法誤差があっても、第一傾斜面と第二傾斜面とを確実に当接させることができる。
前記下部走行体の製造方法において、前記挿入軸形成工程では、長方形又は正方形の断面形状を有してその上側面又は下側面が前記基準面に設定される軸本体の側面に対し前記第二傾斜面をもつ傾斜面形成部材を固着することにより、これら軸本体と傾斜面形成部材から前記挿入軸を形成することが好ましい。
この方法によれば、角棒や角パイプ等の簡単な形状の軸本体を利用しながら、この軸本体に傾斜板形成部材を追加するだけの作業で、挿入軸に第二傾斜面を形成することができる。
換言すると、角棒や各パイプでは、相反する方向に面する二の外側面がそれぞれ平行しているため、これらの面を基準面及び第一傾斜面として利用することができないものの、これに傾斜面形成部材を追加するだけの構成で基準面及び第二傾斜面を形成することができるので、単一の部材で複雑な断面形状を形成する場合と比較してコストの低減を図ることができる。
具体的に、前記傾斜軸形成部材は、略直角に屈曲するL字型の断面形状を有し、前記挿入軸形成工程では、前記傾斜軸形成部材の側部両端面を前記軸本体の一の側面に固着することが好ましい。
この方法によれば、断面L字型の傾斜軸形成部材を軸本体に固着することにより、当該軸本体に対し二の外側面を追加することができ、これら外側面の一つを第二傾斜面として利用することができる。
さらに、前記各挿入筒を前記ガイド筒に挿入するとともに、前記第二傾斜面が第一傾斜面に当接するように前記基準面を水平面に対し摺動させる移動工程と、前記基準面と水平面との当接状態、及び前記第一傾斜面と第二傾斜面との当接状態をそれぞれ保つように、前記各ガイド筒と各挿入軸との相対位置を保持する保持工程とをさらに備え、前記保持工程では、前記ガイド筒内における挿入軸の移動範囲を制限する制限部材を、前記挿入軸の外側面と前記ガイド筒の内側面との間に挿入することが好ましい。
この方法によれば、挿入軸とガイド筒との間に制限部材を挿入するだけの作業で、これら両者の相対移動を規制することができる。
そして、前記取付工程の後に、前記ガイド筒と挿入軸との間から前記制限部材を取り出す工程を行うことにより、挿入軸とガイド筒との間に所期のクリアランスを確保することができる。
また、本発明は、作業機械に設けられる下部走行体であって、左右方向に延びるガイド用の内側面が形成された前後一対のガイド筒を有する支持フレームと、クローラを保持する保持部と、前記ガイド筒に挿入可能な前後一対の挿入軸と、前記保持部に設けられ前記各挿入軸の基端部を取付可能な取付部とをそれぞれ有し、前記支持フレームの左右位置に配設された一対のクローラフレームとを備え、前記各挿入軸がそれぞれ前記ガイド筒に対しその左右の開口から挿入されるとともに前記ガイド用の内側面に沿って摺動することにより前記各クローラフレームが前記支持フレームに対し左右に接離可能とされ、前記ガイド用の内側面は、上方又は下方へ向く水平面と、この水平面と上下方向について相反する向きとなり、かつ当該水平面と平行しない第一傾斜面とを含み、前記支持フレームには、前記各ガイド筒の第一傾斜面同士が前後方向について相反する向きとなるように配置され、前記各挿入軸は、基準面とこの基準面を前記水平面に当接した状態で前記第一傾斜面と摺接可能な第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有し、前記各水平面に対し前記各基準面がそれぞれ当接し、かつ、前記各第一傾斜面に対し各第二傾斜面がそれぞれ当接した状態で、前記各ガイド筒に挿入されている前記各挿入軸の基端部が、前記各保持部に取り付けられていることを特徴とする下部走行体を提供する。
本発明によれば、クローラフレームと支持フレームとを上述した方法を利用して製造することができるので、クローラフレームと支持フレームとのガタつきを抑制することができる。
さらに、本発明は、アタッチメントが起伏可能に装着される上部体と、この上部体が搭載される前記下部走行体とを備えた作業機械を提供する。
また、本発明は、左右方向に延びる前後一対のガイド筒が形成された支持フレームの左右何れかの位置で、当該支持フレームに接離可能な状態でクローラを保持するクローラフレームであって、前記クローラを保持する保持部と、前記ガイド筒に挿入可能な前後一対の挿入軸と、前記保持部に設けられ前記各挿入軸の基端部を取付可能な取付部とを備え、前記各挿入軸は、基準面とこの基準面と上下方向について相反する向きとなり当該基準面と平行しない第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有し、前記取付部は、前記保持部に対する特定の高さ位置における任意の前後位置で前記各挿入軸がそれぞれ取付可能な形状を有することを特徴とするクローラフレームを提供する。
本発明に係るクローラフレームによれば、各ガイド筒に挿入された挿入軸を、所定の左右位置に移動させた上で取付部に取り付けることができるので、前述した製造方法を採用することができ、クローラフレームと支持フレームとのガタつきを抑制することができる。
本発明によれば、クローラフレームと支持フレームとの円滑な摺動動作を確保しながら当該クローラフレームと支持フレームとのガタつきを抑制することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る下部走行体を示す斜視図である。
図1を参照して、作業機械の一例としての油圧ショベルは、先端にバケットを有するアタッチメント(図示せず)が起伏可能に装着された上部旋回体(図示せず)と、この上部旋回体を旋回可能に支持するクローラ式の下部走行体1とを備えている。なお、以下の説明では、下部走行体1の進行方向を前後方向とし、これと直交する方向を左右方向として説明する。
下部走行体1は、前記上部旋回体を支持する支持フレーム2と、この支持フレーム2の左右両側位置に設けられた一対のクローラフレーム3、4とを備えている。
図2は、図1の下部走行体の支持フレームの分解斜視図である。図3は、図1のクローラフレームの一部を分解して示す斜視図である。図4は、図1の下部走行体の側面断面図である。
図2〜図4を参照して、支持フレーム2は、平面視略H字型に形成されたベースプレート5と、このベースプレート5の前後で左右方向に延びる一対のガイド筒6及びガイド筒7とを備えている。
各ガイド筒6、7は、前記ベースプレート5上に固着された側面視L字型のアングル8と、このアングル8上を覆うカバー9とをそれぞれ備え、これらアングル8とカバー9との間に五角形の側面開口形状で左右方向に延びる軸受け部10がそれぞれ形成されたものである。
カバー9は、前記ベースプレート5と平行に配置される天板9aと、この天板9aから下方へ屈曲する傾斜板9bと、この傾斜板9bから前後方向で前記天板9a側へ屈曲する屈曲部9cとを一体に備え、前記天板9aの下面が前記アングル8の上面に固着されるとともに、屈曲部9cの下端部が前記アングル8の固着部8a上に固着されている。
図4に詳しく示すように、ガイド筒6においては、前記ベースプレート5上に固定されたアングル8の固着部8aの上面が下部走行体1の水平面と平行に設定された水平面S1に設定されているとともに、カバー9の傾斜板9bの内側面が第一傾斜面T1に設定されている。
すなわち、前記水平面S1は上方に面している一方、第一傾斜面T1は下方に面しており、これら水平面S1と第一傾斜面T1とは上下方向について相反する向きとされている。また、第一傾斜面T1は、前方へ向かうに従い下がるように傾斜している。
一方、ガイド筒7においては、前記アングル8の固着部8aの上面が下部走行体1の水平面と平行に設定された水平面S2に設定されているとともに、カバー9の傾斜板9bの内側面が第一傾斜面T2に設定されている。
すなわち、前記水平面S2は上方に面している一方、第一傾斜面T2は下方に面しており、これら水平面S2と第一傾斜面T2とは上下方向について相反する向きとされている。また、第一傾斜面T2は、後方へ向かうに従い下がるように傾斜している。
そして、前記水平面S1、S2は、それぞれ同一平面上で前後に並んで配置されているとともに、各第一傾斜面T1、T2は、後述する挿入軸26、27(図3参照)の前後外側位置に配置されている。すなわち、第一傾斜面T1は、前側の挿入軸26の前方位置に配置され、第一傾斜面T2は、後側の挿入軸27の後方位置にそれぞれ配置されている。
さらに、各第一傾斜面T1、T2は、それぞれ前後方向について相反する向きに面して配置されている。
再び図2〜図4を参照して、右側のクローラフレーム3は、図外のクローラを保持する保持部11と、この保持部11から左側のクローラフレーム4側へ延びる前後一対の挿入部14及び挿入部15とを備え、これら挿入部14、15の基端部が保持部11の左側面(取付部)にそれぞれ取り付けられている。
一方、左側のクローラフレーム4は、図外のクローラを保持する保持部16と、この保持部16から右側のクローラフレーム3側へ延びる前後一対の挿入部17及び挿入部18とを備え、これら挿入部17、18の基端部が保持部16の右側面(取付部)にそれぞれ取り付けられている。
なお、各クローラフレーム3、4には、左右に対向するブラケット19が設けられ、これらブラケット19間に掛け渡された図外の油圧シリンダの伸縮動作によって、各クローラフレーム3、4は、左右に近接した縮小位置と、左右に離間した張り出し位置との間で支持フレーム2に対し移動することが可能とされている。
右側のクローラフレーム3の各挿入部14、15と、左側のクローラフレーム4の各挿入部17、18とは、それぞれ左右対称の形状とされているため、以下の説明では、各挿入部14、15の構成について説明し、これら構成の符号を当該構成と左右対称となる挿入部17、18の構成に付することにする。
前側の挿入部14は、相手のクローラフレーム4側へ延びる挿入軸26と、この挿入軸26の端末に設けられた取付板22とを備えている。
挿入軸26は、長方形の側面断面で左右に延びる矩形筒部(軸本体)20と、後方へ開く「く」の字型の側面断面で左右に延びるアングル(傾斜面形成部材)21とを備えている。
矩形筒部20は、長方形の側面断面の長手方向を上下に向けた姿勢で前記保持部11に取り付けられている。
アングル21は、その側部両端面が前記矩形筒部20の前面に固着されている。これにより、アングル21と矩形筒部20とが全体として五角形の外側面を有する筒状に形成され、この外側面は、前記ガイド筒6内に所定のクリアランスをもって挿入可能な形状とされる。
そして、前側の挿入部14においては、矩形筒部20の下面が基準面S3に設定されているとともに、アングル21の前側上部の外側面が第二傾斜面T3に設定されている。つまり、基準面S3と第二傾斜面T3とは上下方向に相反する向きに配置されている。
取付板22は、前記矩形筒部20及びアングル21の右端面に固着され、前記保持部11の左側面(取付部)11aに取り付けられる。この左側面11aは、前記取付板22を任意の位置で溶接することが可能な平坦面とされている。つまり、前記左側面11aは、前記保持部11に対する特定の高さ位置における任意の前後位置で挿入部14が取付可能な形状を有している。
なお、本実施形態では、左側面11aを平坦面に形成しているが、この左側面11aから左側へ突出する突起を設け、この突起の上面を略水平に配置するとともに、この上面に沿って取付板22の下面を前後に摺動させるように構成してもよい。このようにすれば、保持部11に対する挿入部14の高さ位置を保持しながら、当該挿入部14の前後の溶接位置を調整することができる。
一方、後側の挿入部15は、相手のクローラフレーム4側へ延びる挿入軸27と、この挿入軸27の端末に設けられた取付板25とを備えている。
挿入軸27は、長方形の側面断面で左右方向に延びる矩形筒部23と、前方へ開く「く」の字型の側面断面で左右に延びるアングル(傾斜面形成部材)24とを備えている。
矩形筒部23は、長方形の側面断面の長手方向を上下に向けた姿勢で前記保持部11に取り付けられている。
アングル24は、その側部両端面が前記矩形筒部23の後面に固着されている。これにより、アングル24と矩形筒部23とが全体として五角形の外側面を有する筒状に形成され、この外側面は、前記ガイド筒7内に所定のクリアランスをもって挿入可能な形状とされる。
そして、後側の挿入部15においては、矩形筒部23の下面が基準面S4に設定されているとともに、アングル24の後側上部の外側面が第二傾斜面T4に設定されている。つまり、基準面S4と第二傾斜面T4とは上下方向に相反する向きに配置されている。
取付板25は、前記矩形筒部23及びアングル24の右端面に固着され、前記保持部11の前記左側面(取付部)11aに取り付けられている。
以下、前記下部走行体1の製造方法について、図2〜図6を参照して説明する。
図5は、図4の下部走行体の要部を拡大して示す側面断面図である。図6は、図5の要部をさらに拡大して示す側面断面図である。
前記下部走行体1を製造する際には。まず、図2に示すように、ベースプレート5上にガイド筒6、7を形成する(ガイド筒形成工程)。
具体的には、前記ベースプレート5上の前部位置に、固着部8aの先端部を前方へ向けた姿勢でアングル8を固着するとともに、ベースプレート5の後部位置に固着部8aの先端部を後方へ向けた姿勢でアングル8を固着する。
さらに、前方のアングル8上に前記傾斜板9bを前に向けた姿勢でカバー9を取り付けるとともに、後方のアングル8上に前記傾斜板9bを後に向けた姿勢でカバー9を取り付ける。このとき、アングル8とカバー9との間には、前記挿入軸26、27の断面形状よりも若干大きな平面形状を有するゲージ28が配置され、このゲージ28を挟み込むようにしてアングル8とカバー9とが固着される。
これにより、ベースプレート5上には、前記各挿入軸26、27を挿入可能な開口形状で左右方向に延びる前後一対のガイド筒6、7が形成される。
次いで、図3に示す前記挿入部14、15を形成する。
具体的に、矩形筒部20、23に対しそれぞれアングル21、24を固着して挿入軸26、27を形成し(挿入軸形成工程)、これら挿入軸26、27を取付板22、25に対してそれぞれ固着する。
このように形成された各挿入軸26、27は、左右の開口を通して、各ガイド筒6、7に挿入される。
前記各ガイド筒6、7の開口形状を規定したゲージ28が各挿入軸26、27の断面形状よりも大きく設定されていることから、当該各ガイド筒6、7とこれに挿入された各挿入軸26、27との間には、若干のクリアランスが形成されることになる。
そこで、本実施形態では、まず、ガイド筒6、7の水平面S1、S2と挿入軸26の基準面S3、S4とをそれぞれ当接させることにより、保持部11、16に対する各挿入軸26、27の高さ位置を位置決めするようにしている。
次いで、ガイド筒6の第一傾斜面T1と挿入軸26の第二傾斜面T3とが当接するように、ガイド筒6の水平面S1に挿入軸26の基準面S3を摺動させるようにして、当該挿入軸26を前方へ移動させる(移動工程)。
同様に、ガイド筒7の第一傾斜面T2と挿入軸27の第二傾斜面T4とが当接するように、ガイド筒7の水平面S2に挿入軸27の基準面S4を摺動させるようにして、当該挿入軸26を後方へ移動させる(移動工程)。
つまり、この移動工程では、前記保持部11、16に対する各挿入軸26、27の高さ位置を維持しながら、当該各挿入軸26、27を前後方向に移動させるようにしている。
そして、第一傾斜面T1、T2と第二傾斜面T3、T4とが当接すると、当該第一傾斜面T1、T2と第二傾斜面T3、T4との当接状態、及び水平面S1、S2と基準面S3、S4との当接状態を保つように、各ガイド筒6、7に対する各挿入軸26、27の相対位置を保持する(保持工程)。
具体的には、図6で挿入軸26について例示するように、前記各当接状態を形成した状態で、挿入軸26の後方への移動を阻止するように、前記ガイド筒6の内側面(アングル8の前面)と挿入軸26の外側面(矩形筒部20の後面)との間に仮ビード(制限部材)29を形成する。
そして、このように第一傾斜面T1、T2と第二傾斜面T3、T4とが当接した状態、かつ、水平面S1、S2と基準面S3、S4とが当接した状態で、各挿入軸26、27の基端部に設けられた取付板22、25を保持部11、16に取り付ける(取付工程)。
以上説明したように、前記製造方法によれば、ガイド筒6、7に挿入された挿入軸26、27の基準面S3、S4をガイド筒6、7の水平面S1、S2に当接させることにより、支持フレーム2に対する各挿入軸26、27の高さ位置を位置決めすることができる。
そして、挿入軸26、27の第二傾斜面T3、T4とガイド筒6、7の第一傾斜面T1、T2とを当接させた状態で、当該各ガイド筒6、7に挿入されている各挿入軸26、27を保持部11、16にそれぞれ取り付けることができる。
つまり、前記製造方法によれば、各挿入軸26、27の基準面S3、S4とガイド筒6、7の水平面S1、S2とが当接し、かつ、各挿入軸26、27の第二傾斜面T3、T4と各ガイド筒6、7の第一傾斜面T1、T2とが当接した状態にある下部走行体1を製造することができる。
したがって、このように製造された下部走行体1では、前後の挿入軸26、27とガイド筒6、7との前記当接状態が相互に作用して、クローラフレーム3、4と支持フレーム2との間のガタつきを抑制することができる。
具体的に、前記実施形態では、上方に向く各水平面S1、S2と、下方に向く各第一傾斜面T1、T2とを備え、第一傾斜面T1が前方へ向かうに従い下がる傾斜角に設定されているとともに、第一傾斜面T2が後方へ向かうに従い下がる傾斜角に設定されているため、前方の挿入軸26については、第一傾斜面T1と第二傾斜面T3との当接によって支持フレーム2に対し上方及び前方への移動が規制される一方、基準面S3と水平面S1との当接によって下方への移動が規制される。逆に、後方への移動は許容される。
一方、後方の挿入軸27については、第一傾斜面T2と第二傾斜面T4との当接によって支持フレーム2に対し上方及び後方への移動が規制される一方、基準面S4と水平面S2との当接によって下方への移動が規制される。逆に、前方への移動は許容される。
このように、各挿入軸26、27の一方についてみれば、支持フレーム2に対して所定の方向への移動が許容されるものの、これら許容する方向の移動は、他方のものについては規制されているので、前後の両挿入軸26、27を同時に移動させようとしても、何れか一方の挿入軸26、27が規制され、これら両挿入軸26、27が取り付けられた保持部11、16については前後及び上下方向の移動が規制されることになる。
なお、前記実施形態では、各第一傾斜面T1、T2が各挿入軸26、27の前後外側位置に配設された構成について説明しているが、これら各傾斜面T1、T2をそれぞれ各挿入軸26、27の前後内側位置(各挿入軸26、27の間の位置)に配設しても、前記と同様の効果を奏することができる。
さらに、前記実施形態では、前方の第一傾斜面T1が前方へ向かうに従い下方に傾斜し、後方の第一傾斜面T2が後方へ向かうに従い下方に傾斜しているが、これら第一傾斜面T1、T2は、少なくとも前後方向について相反する方向に向いて形成され、かつ、第一傾斜面T1と水平面S1、及び第一傾斜面T2と水平面S2とがそれぞれ上下方向について相反する方向に形成されていればよい。
また、前記実施形態のように基準面S3、S4と第二傾斜面T3、T4とを互いに隣り合わない面として含む外側面をもつ挿入軸26、27とすることにより、第一傾斜面T1、T2と第二傾斜面T3、T4とを確実に当接させることができる。
すなわち、基準面S3、S4と第二傾斜面T3、T4とを隣り合うように形成した場合には、当該基準面S3、S4と第二傾斜面T3、T4との間に角部が形成されることになるので、このような挿入軸を前記水平面S1、S2に摺接させる場合、前記基準面S3、S4と第二傾斜面T3、T4との傾斜角等に誤差が生じていると、第一傾斜面T1、T2と第二傾斜面T3、T4とが当接する前に角部がガイド筒6、7の内側面に当接してしまうといった不具合が生じることがあるが、前記実施形態のように基準面S3、S4と第二傾斜面T3、T4とが互いに離間した形態とすることにより前記角部が形成されるのを避けることができるので、挿入軸26、27やガイド筒6、7に多少の寸法誤差があっても、第一傾斜面T1、T2と第二傾斜面T3、T4とを確実に当接させることができる。
また、前記実施形態では、各パイプ状の簡単な形状の矩形筒部20、23を利用しながら、この矩形筒部20、23にアングル21、24を追加するだけの作業で、挿入軸26、27に第二傾斜面T3、T4を形成することができる。
本発明の実施形態に係る下部走行体を示す斜視図である。 図1の下部走行体の支持フレームの分解斜視図である。 図1のクローラフレームの一部を分解して示す斜視図である。 図1の下部走行体の側面断面図である。 図4の下部走行体の要部を拡大して示す側面断面図である。 図5の要部をさらに拡大して示す側面断面図である。
符号の説明
S1、S2 水平面
S3、S4 基準面
T1、T2 第一傾斜面
T3、T4 第二傾斜面
1 下部走行体
2 支持フレーム
3、4 クローラフレーム
6、7 ガイド筒
8 アングル
9 カバー
11、16 保持部
14、15 挿入部
17、18 挿入部
20、23 矩形筒部(軸本体)
21、24 アングル(傾斜面形成部材)
26、27 挿入軸

Claims (12)

  1. 左右方向に延びるガイド用の内側面が形成された前後一対のガイド筒を有する支持フレームと、この支持フレームの左右両側にそれぞれ設けられ、クローラを保持する保持部及びこの保持部から相手方へ延びる前後一対の挿入軸を含む一対のクローラフレームとを有し、前記各挿入軸がそれぞれ前記ガイド筒に対しその左右の開口から挿入されるとともに前記ガイド用の内側面に沿って摺動することにより前記各クローラフレームが前記支持フレームに対し左右に接離可能とされた下部走行体を製造する方法であって、
    前記ガイド用の内側面が上方又は下方へ向く水平面と、この水平面と上下方向について相反する向きとなり、かつ当該水平面と平行しない第一傾斜面とを含む前記各ガイド筒を、これら第一傾斜面同士が前後方向について相反する向きとなるように、前記支持フレームに形成するガイド筒形成工程と、
    基準面とこの基準面を前記水平面に当接した状態で前記第一傾斜面と摺接可能な第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有する前記各挿入軸を形成する挿入軸形成工程と、
    前記基準面が水平面に当接するとともに前記第二傾斜面が第一傾斜面に当接する位置で、前記ガイド筒に挿入されている前記各挿入軸の基端部を前記各保持部にそれぞれ取り付ける取付工程とを含むことを特徴とする下部走行体の製造方法。
  2. 前記挿入軸形成工程では前記基準面と第二傾斜面とを互いに隣り合わない面として含む外側面をもつ前記各挿入軸を形成することを特徴とする請求項1に記載の下部走行体の製造方法。
  3. 前記挿入軸形成工程では、長方形又は正方形の断面形状を有してその上側面又は下側面が前記基準面に設定される軸本体の側面に対し前記第二傾斜面をもつ傾斜面形成部材を固着することにより、これら軸本体と傾斜面形成部材から前記挿入軸を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の下部走行体の製造方法。
  4. 前記傾斜軸形成部材は、略直角に屈曲するL字型の断面形状を有し、前記挿入軸形成工程では、前記傾斜軸形成部材の側部両端面を前記軸本体の一の側面に固着することを特徴とする請求項3に記載の下部走行体の製造方法。
  5. 前記各挿入筒を前記ガイド筒に挿入するとともに、前記第二傾斜面が第一傾斜面に当接するように前記基準面を水平面に対し摺動させる移動工程と、前記基準面と水平面との当接状態、及び前記第一傾斜面と第二傾斜面との当接状態をそれぞれ保つように、前記各ガイド筒と各挿入軸との相対位置を保持する保持工程とをさらに備え、前記保持工程では、前記ガイド筒内における挿入軸の移動範囲を制限する制限部材を、前記挿入軸の外側面と前記ガイド筒の内側面との間に挿入することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の下部走行体の製造方法。
  6. 前記取付工程の後に、前記ガイド筒と挿入軸との間から前記制限部材を取り出す工程をさらに含んでいることを特徴とする請求項5に記載の下部走行体の製造方法。
  7. 作業機械に設けられる下部走行体であって、
    左右方向に延びるガイド用の内側面が形成された前後一対のガイド筒を有する支持フレームと、
    クローラを保持する保持部と、前記ガイド筒に挿入可能な前後一対の挿入軸と、前記保持部に設けられ前記各挿入軸の基端部を取付可能な取付部とをそれぞれ有し、前記支持フレームの左右位置に配設された一対のクローラフレームとを備え、
    前記各挿入軸がそれぞれ前記ガイド筒に対しその左右の開口から挿入されるとともに前記ガイド用の内側面に沿って摺動することにより前記各クローラフレームが前記支持フレームに対し左右に接離可能とされ、
    前記ガイド用の内側面は、上方又は下方へ向く水平面と、この水平面と上下方向について相反する向きとなり、かつ当該水平面と平行しない第一傾斜面とを含み、
    前記支持フレームには、前記各ガイド筒の第一傾斜面同士が前後方向について相反する向きとなるように配置され、
    前記各挿入軸は、基準面とこの基準面を前記水平面に当接した状態で前記第一傾斜面と摺接可能な第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有し、
    前記各水平面に対し前記各基準面がそれぞれ当接し、かつ、前記各第一傾斜面に対し各第二傾斜面がそれぞれ当接した状態で、前記各ガイド筒に挿入されている前記各挿入軸の基端部が、前記各保持部に取り付けられていることを特徴とする下部走行体。
  8. 前記各挿入軸は、それぞれ前記基準面と水平面とを互いに隣り合わない面として含む外側面を有していることを特徴とする請求項7に記載の下部走行体。
  9. 前記各挿入軸は、長方形又は正方形の断面形状を有するとともに特定の外側面が前記基準面に設定された軸本体と、この軸本体の前記基準面以外の軸本体の外側面に固着され、前記第二傾斜面が設定された傾斜面形成部材とをそれぞれ備えていることを特徴とする請求項7又は8に記載の下部走行体。
  10. 前記傾斜面形成部材は、略直角に屈曲するL字型の断面形状を有し、その側部両端面が前記軸本体の一の外側面に固着されていることを特徴とする請求項9に記載の下部走行体。
  11. アタッチメントが起伏可能に装着される上部体と、この上部体が搭載される請求項7〜10の何れか1項に記載の下部走行体とを備えた作業機械。
  12. 左右方向に延びる前後一対のガイド筒が形成された支持フレームの左右何れかの位置で、当該支持フレームに接離可能な状態でクローラを保持するクローラフレームであって、
    前記クローラを保持する保持部と、
    前記ガイド筒に挿入可能な前後一対の挿入軸と、
    前記保持部に設けられ前記各挿入軸の基端部を取付可能な取付部とを備え、
    前記各挿入軸は、基準面とこの基準面と上下方向について相反する向きとなり当該基準面と平行しない第二傾斜面とを含む外側面をそれぞれ有し、
    前記取付部は、前記保持部に対する特定の高さ位置における任意の前後位置で前記各挿入軸がそれぞれ取付可能な形状を有することを特徴とするクローラフレーム。
JP2006143406A 2006-05-23 2006-05-23 下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム Expired - Fee Related JP4775112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006143406A JP4775112B2 (ja) 2006-05-23 2006-05-23 下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006143406A JP4775112B2 (ja) 2006-05-23 2006-05-23 下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007313952A true JP2007313952A (ja) 2007-12-06
JP4775112B2 JP4775112B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38848226

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006143406A Expired - Fee Related JP4775112B2 (ja) 2006-05-23 2006-05-23 下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4775112B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179582A (en) * 1981-04-28 1982-11-05 Satake Eng Co Ltd Controller for drying of drier
JPH02296934A (ja) * 1989-05-10 1990-12-07 Kubota Corp バックホウのクローラ走行装置
JPH0585427A (ja) * 1991-09-30 1993-04-06 Kubota Corp 作業車用の走行装置
JPH11129950A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Toyota Autom Loom Works Ltd クローラにおけるフレームの製造方法、クローラ及び車両
JP2000326875A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Seirei Ind Co Ltd 旋回作業車のクローラ走行装置
JP2006021727A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Kubota Corp クローラ式走行装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179582A (en) * 1981-04-28 1982-11-05 Satake Eng Co Ltd Controller for drying of drier
JPH02296934A (ja) * 1989-05-10 1990-12-07 Kubota Corp バックホウのクローラ走行装置
JPH0585427A (ja) * 1991-09-30 1993-04-06 Kubota Corp 作業車用の走行装置
JPH11129950A (ja) * 1997-10-31 1999-05-18 Toyota Autom Loom Works Ltd クローラにおけるフレームの製造方法、クローラ及び車両
JP2000326875A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Seirei Ind Co Ltd 旋回作業車のクローラ走行装置
JP2006021727A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Kubota Corp クローラ式走行装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4775112B2 (ja) 2011-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101542046B (zh) 工作机械的驾驶室支承装置
KR100693978B1 (ko) 선회 작업기
US7530184B2 (en) Working machine
JP2007106286A (ja) 作業機械のキャブ
JP4848344B2 (ja) 起震車
JP4775112B2 (ja) 下部走行体の製造方法、下部走行体及びこれを備えた作業機械並びにクローラフレーム
JP5352980B2 (ja) 上部体及びこれを備えた建設機械
EP2453063B1 (en) Upper frame for a construction machine
JP6017362B2 (ja) 作業機のホースガイド構造
JP2007016419A (ja) 作業機のロック装置
JP2012001321A (ja) 伸縮ブーム
JP4120530B2 (ja) 建設機械のサポート柱取付方法
JP6497736B2 (ja) 建設機械におけるカウンタウエイト支持構造
JP6260284B2 (ja) 建設機械のサイドフレーム
JP6117012B2 (ja) 乗物用シート
JP5507041B2 (ja) 旋回作業車
JP6557019B2 (ja) 建設機械
JP4736940B2 (ja) 下部走行体及びこれを備えた作業機械
JP2009098405A (ja) 起震車
JP6210098B2 (ja) 作業機械
JP6425129B2 (ja) 車体前部構造
JP5741853B2 (ja) 車両用ヘッドランプの位置決め治具
JP5298694B2 (ja) クローラフレーム、これを備えた建設機械及びクローラフレームの製造方法
JP2008302795A (ja) 作業機械のシート構造
JP5790937B2 (ja) 車両用フェンダーパネルの位置決め治具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110531

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4775112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees