JP2007307971A - 作業車両 - Google Patents

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JP2007307971A
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Tomoyoshi Yamaguchi
知慶 山口
Shigeharu Kimura
重治 木村
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】エア循環時の粉塵の悪影響を避けてカーオーディオが取り付けられる作業車両を提供することを課題としている。
【解決手段】キャビン4のルーフ11を構成するインナルーフ13とアウタルーフ12との間の空間14を空調装置17のエア循環ルートとし、該空間14に外周を防塵カバー20によって覆われた状態でカーオーディオ19を設置した。カーオーディオ19は、底面及び前面がインナルーフ13によってカバーされ、防塵カバー20は、カーオーディオ19の底面及び前面を除く他の面を覆う。
【選択図】図11

Description

本発明は、トラクタ等の作業車両に関する。
従来キャビンのルーフがインナルーフとアウタルーフとからなり、インナルーフとアウタルーフとの間の空間を、空調装置のエア循環ルートとしたトラクタが公知となっている(例えば特許文献1参照)。そして空調装置のエア循環ルートとなるインナルーフとアウタルーフとの間の空間にカーオーディオを設置することが一般的に行われている。
特開2004−256010号公報
インナルーフとアウタルーフとの間の空間(エア循環ルート)は、エアの循環時に、循環するエアによって粉塵が発生する。この粉塵によってカーオーディオにトラブルが発生する場合があるという欠点があった。
上記課題を解決するための本発明の作業車両は、キャビン4のルーフ11が、インナルーフ13とアウタルーフ12とからなり、インナルーフ13とアウタルーフ12との間の空間14を、空調装置17のエア循環ルートとし、上記空間14内にカーオーディオ19を設置した作業車両のキャビンにおいて、カーオーディオ19の外周を覆う防塵カバー20を設け、カーオーディオ19が、防塵カバー20によって覆われた状態で上記空間14内に取付けられることを第1の特徴としている。
第2に、カーオーディオ19を、底面及び前面がインナルーフ13によってカバーされるように配置し、防塵カバー20を、カーオーディオ19の底面及び前面を除く他の面を覆うように形成したことを特徴としている。
以上のように構成される本発明の構造によると、カーオーディオは、防塵カバーによって覆われた状態で、空調装置のエア循環ルート内に配置されるため、エア循環時にエア循環ルート内で発生する粉塵から保護される。上記粉塵からの保護によってカーオーディオのトラブルを減少させることができる。
カーオーディオを、底面及び前面がインナルーフによってカバーされるように配置することによって、防塵カバーを、カーオーディオの底面及び前面を除く他の面を覆うように形成することができ、防塵カバーの形状を簡単にすることができるという効果がある。
図1,図2は、本発明のキャビンを採用した作業車両であるトラクタの側面図及び平面図である。走行機体1は、前後輪2,3を備えている。走行機体の後方側にキャビン4が設けられている。該キャビン4内に、座席6を備えた運転席7が構成されている。キャビン4は、左側方に前開きの開状態となるドア8を備えている。オペレータ(操縦者)はドア8を開けてキャビン4内に乗り込み、運転席7内に入り、座席6に座り、トラクタの運転等を行うことができる。
図3に示されるようにキャビン4はキャビンフレーム9を備えている。図1に示されるように、キャビン4の上方は、キャビンフレーム9側に取り付けられるルーフ11によって閉じられている。該ルーフ11は、図1,図2に示される外側のアウタルーフ12と、図3に示される内側のインナルーフ13とからなる。
図3は、アウタルーフ12を取り外した状態のキャビン4の斜視図である。アウタルーフ12とインナルーフ13とは、図4に示されるようにルーフ11の形成状態(アウタルーフ12とインナルーフ13との組み合わせ状態)で、アウタルーフ12とインナルーフ13との間に空間14が形成されるように構成されている。
インナルーフ13の後方側は、上方(アウタルーフ12)に向かって突出した突出部16となっている。突出部16はキャビン4内においては上方に窪んだ窪みを形成する。突出部16(窪み)によってキャビン4内の頭上高をかせぎ出している。突出部16の前面16aは垂直からわずかに後方に向かって傾斜している。突出部16の前面16aは、図5に示されるように、キャビン4内において、座席6の前方上方の操作パネル面18を構成している。
図4,図6に示されるように、前述の空間14内における突出部16の前方には、空調装置(エアコンユニット)17が設置されている。上記空間14におけるエアコンユニット17と突出部16の前面16aとの間には、外周が防塵カバー20によってカバーされたカーオーディオ19と各操作ユニット21,22とが取り付けられている。
カーオーディオ19は、図7に示されるように、概ねボックス状をなし、正面に操作パネル19aが設けられている。操作ユニット21,22はエアコンユニット17やワイパ等の操作用のものとなっている。
カーオーディオ19と操作ユニット21,22は、各々の操作パネル19a,21a,22aが操作パネル面18からキャビン4内に突出するように設置されている。キャビン4内において各操作パネル19a,21a,22aによってカーオーディオ19と操作ユニット21,22の操作を行うことができる。
図8に示されるように、エアコンユニット17はブロアファンモータ23の上面からエアの吸い込みを行い、ダクト24からエアコンディショニングしたエアを送出する。ダクト24は、突出部16の左右両側面において開口した排出口26(図5参照)に延び、エアコンディショニングされたエアは、排出口26からキャビン4内に送り出される。
インナルーフ13における後端部分には、キャビン4内のエア(内気)を、アウタルーフ12とインナルーフ13との間の空間14に導入する内気取込口27が設けられている。内気取込口27にはフィルタが取り付けられている。
図9に示されるように、アウタルーフ12の後方には、左右方向に突出した庇28が設けられている。一方(左側)の庇28の下面側には外気を、アウタルーフ12とインナルーフ13との間の空間14に導入する外気取込口29が設けられている。外気取込口29にはフィルタが取り付けられている。
内気取込口27及び外気取込口29は、レバー操作等によって開閉可能となっている。エアコンユニット17は、内気取込口27又は外気取込口29からアウタルーフ12とインナルーフ13との間の空間14に導入されるエア(内気又は外気)をカーオーディオ19より前方においてブロアファンモータ23の上面から取り込み、エアコンディショニングして排出口26からキャビン4内に排出する。
上記のようにアウタルーフ12とインナルーフ13との間の空間14は、突出部16の後方側から、カーオーディオ19より前方に向かってエアが流通するエアコンユニット17におけるエア循環ルートとなっている。
前述の防塵カバー20は、図10に示されるように、左右側面20L,20R及び上面20Tを備えた略ゲート状の断面を有し、さらに前面20Fを備え、合計4面を持つ金属プレートからなる。
防塵カバー20は、図11,図12に示されるように、両側面20L,20Rがカーオーディオ19の側面にボルト32等によって一体的に固定されている。防塵カバー20は、カーオーディオ19への取り付け状態において、カーオーディオ19の前面,左右両側面及び上面を覆う。
カーオーディオ19は、インナルーフ13の上面に載置され、防塵カバー20の上面20Tがブラケット33を介してキャビンフレーム9側に固定されることによって、キャビン4側に取り付けられている。ブラケット33と防塵カバー20とは、ブラケット33に設けられた長孔34を介してボルト36によって固定される。
カーオーディオ19は、上記取り付け状態においては、左右側面と上面と前面とが、防塵カバー20の左右側面20L,20Rと上面20Tと前面20Fとによって各々覆われている他、底面がインナルーフ13の上面によって、前面(操作パネル面18に突出する操作パネル19a以外の部分)が突出部16の前面16aによって各々覆われている。
前述のようにカーオーディオ19が収容されているアウタルーフ12とインナルーフ13との間の空間14は、エアコンユニット17のエア循環ルートとなっているため、エア循環時に粉塵が発生する。
これに対してカーオーディオ19は、防塵カバー20によって左右側面,上面,前面が、インナルーフ13によって底面が、突出部16の前面16aによって操作パネル19a以外の前面部分が各々覆われ、外周の全てがカバーされているため、カーオーディオ19を上記粉塵から保護する。この粉塵からの保護によってカーオーディオ19のトラブルを減少させることができる。
前述のようにカーオーディオ19は、底面及び前面がインナルーフ13と突出部16とによってカバーされるように取り付けられている。このため防塵カバー20は、カーオーディオ19のその他の面(左右側面,上面,前面)のみを覆う簡単な形状ですみ、コストアップを避けることができる。
なお防塵カバー20は金属プレートであり、エア循環ルートを循環するエアによってカーオーディオ19の冷却を行う。特にエアコンユニット17が冷房にセットされている状態では、エア循環ルートを冷却エアが循環するため、カーオーディオ19の冷却効果が向上する。
カーオーディオ19は、ブラケット33の前後方向の長孔34によって取り付け位置が前後に調節される。図13に示されるように、防塵カバー20における突出部16の前面16aと向かい合う後端縁20aは、側面視において前記突出部16の前面16aの傾斜に沿って傾斜している。
これによりカーオーディオ19の取り付けの前後調節代が比較的大きくとれ、組立て調節が容易となり、突出部16の前面16aによるカーオーディオ19の前面の保護が効果的に行われるように、カーオーディオ19を位置決めして取り付けることができる。
トラクタの側面図である。 トラクタの平面図である。 アウタルーフを取り外した状態のキャビンの斜視図である。 ルーフの中央断面図である。 キャビン内からの操作パネル面の正面図である。 アウタルーフを取り外した状態のキャビンの要部斜視図である。 カーオーディオの斜視図である。 アウタルーフを取り外した状態のキャビンの平面図である。 ルーフの平面図である。 防塵カバーの斜視図である。 キャビンの防塵カバー部分の要部斜視図である。 アウタルーフを取り外した状態の防塵カバー部分の側面図である。 位置調節状態のカーオーディオの斜視図である。
符号の説明
4 キャビン
11 ルーフ
12 アウタルーフ
13 インナルーフ
14 空間
17 エアコンユニット(空調装置)
19 カーオーディオ
20 防塵カバー

Claims (2)

  1. キャビン(4)のルーフ(11)が、インナルーフ(13)とアウタルーフ(12)とからなり、インナルーフ(13)とアウタルーフ(12)との間の空間(14)を、空調装置(17)のエア循環ルートとし、上記空間(14)内にカーオーディオ(19)を設置した作業車両において、カーオーディオ(19)の外周を覆う防塵カバー(20)を設け、カーオーディオ(19)が、防塵カバー(20)によって覆われた状態で上記空間(14)内に取付けられる作業車両。
  2. カーオーディオ(19)を、底面及び前面がインナルーフ(13)によってカバーされるように配置し、防塵カバー(20)を、カーオーディオ(19)の底面及び前面を除く他の面を覆うように形成した請求項1の作業車両。
JP2006137165A 2006-05-17 2006-05-17 作業車両 Pending JP2007307971A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140162A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 井関農機株式会社 走行車両のキャビン

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