JP3102011B2 - トラクタ - Google Patents
トラクタInfo
- Publication number
- JP3102011B2 JP3102011B2 JP02080506A JP8050690A JP3102011B2 JP 3102011 B2 JP3102011 B2 JP 3102011B2 JP 02080506 A JP02080506 A JP 02080506A JP 8050690 A JP8050690 A JP 8050690A JP 3102011 B2 JP3102011 B2 JP 3102011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cockpit
- rear wheel
- air conditioner
- tractor
- duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トラクタに関する。
トラクタの操縦部を空調するための空調装置は、ステ
アリングハンドル前のダッシュボード部や、天井部等に
設けられるが、設置スペースが狭く、制限を受け易く、
操縦室内が窮屈であり、操縦視界の制限を受けることも
ある。
アリングハンドル前のダッシュボード部や、天井部等に
設けられるが、設置スペースが狭く、制限を受け易く、
操縦室内が窮屈であり、操縦視界の制限を受けることも
ある。
この発明は、車体1後部の操縦席2の下側に空調装置
3及び吸気口4を設けると共に、空調装置3にはダクト
21,21を操縦席2後部の後側板11に沿わせて左右に分岐
すべく連結し、この操縦席2の側方の左右後輪フェンダ
5,5夫々には、該ダクト21,21の噴気口6,6を、上記操縦
席2の座乗位置よりも高い位置に設けてなるトラクタの
構成とする。
3及び吸気口4を設けると共に、空調装置3にはダクト
21,21を操縦席2後部の後側板11に沿わせて左右に分岐
すべく連結し、この操縦席2の側方の左右後輪フェンダ
5,5夫々には、該ダクト21,21の噴気口6,6を、上記操縦
席2の座乗位置よりも高い位置に設けてなるトラクタの
構成とする。
操縦席2の下側に設けられた空調装置3の駆動によっ
て、この操縦席2の下部から吸入される空気は、空調装
置3の調整を受けて、操縦席2側方部の後輪フェンダ5,
5に設けられた噴気口6,6から噴出される。
て、この操縦席2の下部から吸入される空気は、空調装
置3の調整を受けて、操縦席2側方部の後輪フェンダ5,
5に設けられた噴気口6,6から噴出される。
つまり、空調装置3が操縦席2の下側に設置されて、
横側の後輪フェンダ5,5に設けた上記噴気口6,6から噴風
するものであるが、ダクト21,21の左右への分岐構成を
操縦席2後部の後側板11に沿わせるものであるから、空
調装置3やダクト21,21は操縦席2下や背面部空間を有
効利用して、操縦空間を制限しない。また、噴気口6,6
の位置は操縦席2の座乗位置よりも高い位置に設けられ
るから、噴気口6からの噴風は制限されず、搭乗者周辺
の特に上半身部に効率良く注がれ、快適感を得る効果が
ある。
横側の後輪フェンダ5,5に設けた上記噴気口6,6から噴風
するものであるが、ダクト21,21の左右への分岐構成を
操縦席2後部の後側板11に沿わせるものであるから、空
調装置3やダクト21,21は操縦席2下や背面部空間を有
効利用して、操縦空間を制限しない。また、噴気口6,6
の位置は操縦席2の座乗位置よりも高い位置に設けられ
るから、噴気口6からの噴風は制限されず、搭乗者周辺
の特に上半身部に効率良く注がれ、快適感を得る効果が
ある。
なお、図例において、トラクタ車体1は、前車輪7、
後車輪8を、前部に搭載のエンジン9によって伝動駆動
する構成と、操縦席2は、後車輪8の内側から上周部を
覆う左右の後輪フェンダ5間に設け、この操縦席2を支
持する下部底板10は左右両側を後輪フェンダ5に連結
し、後側板11は操縦席2後側の後輪フェンダ5と同じ高
さに設置している。又、底板10及び後輪フェンダ5の前
端部はステップフロア12に連結している。
後車輪8を、前部に搭載のエンジン9によって伝動駆動
する構成と、操縦席2は、後車輪8の内側から上周部を
覆う左右の後輪フェンダ5間に設け、この操縦席2を支
持する下部底板10は左右両側を後輪フェンダ5に連結
し、後側板11は操縦席2後側の後輪フェンダ5と同じ高
さに設置している。又、底板10及び後輪フェンダ5の前
端部はステップフロア12に連結している。
これら操縦席2、後輪フェンダ5等からステアリング
26前部のダッシュボード13部間に亘って、操縦室14を構
成するように、前、後、左、右の各ガラス窓15、左右の
ドア16、天井17等を設け、前部支柱33、後部支柱32、及
びドア12の後縁部を受ける中間支柱41等を有して、車体
1に対して支持し、操縦室14の内外を遮蔽する構成とし
ている。
26前部のダッシュボード13部間に亘って、操縦室14を構
成するように、前、後、左、右の各ガラス窓15、左右の
ドア16、天井17等を設け、前部支柱33、後部支柱32、及
びドア12の後縁部を受ける中間支柱41等を有して、車体
1に対して支持し、操縦室14の内外を遮蔽する構成とし
ている。
空調装置3は、ファン18、モータM、蒸発器19、ヒー
タ34等によって、エアコンディショナを構成している。
蒸発器19のパイプ口35は、前方のボンネット20内に装着
してエンジン9によって駆動されるコンプレッサ27やコ
ンデンサ36等を経るパイプ28と連結し冷媒を循環させる
構成としている。該ヒータ34の後側に風圧室37の左右両
側から、後輪フェンダ5と操作パネル22との間の間隔部
23を通して、この操作パネル22の上端面に開口する噴気
口6に亘ってダクト21を連結している。モータMの駆動
によって、ファン18が回転されて、吸気口4から吸入さ
れる操縦室14の空気は、ファン18室から蒸発器19、ヒー
タ34等を経て、風圧室37、ダクト21を通り、噴気口6か
ら操縦室14内へ噴出循環される。
タ34等によって、エアコンディショナを構成している。
蒸発器19のパイプ口35は、前方のボンネット20内に装着
してエンジン9によって駆動されるコンプレッサ27やコ
ンデンサ36等を経るパイプ28と連結し冷媒を循環させる
構成としている。該ヒータ34の後側に風圧室37の左右両
側から、後輪フェンダ5と操作パネル22との間の間隔部
23を通して、この操作パネル22の上端面に開口する噴気
口6に亘ってダクト21を連結している。モータMの駆動
によって、ファン18が回転されて、吸気口4から吸入さ
れる操縦室14の空気は、ファン18室から蒸発器19、ヒー
タ34等を経て、風圧室37、ダクト21を通り、噴気口6か
ら操縦室14内へ噴出循環される。
後輪フェンダ5の上部から操縦室14側に亘って覆うよ
うに操作パネル22を設け、これら後輪フェンダ5と操作
パネル22との間の間隔部23に上記ダクト21を通し、操作
パネル22には、主変速レバーを案内する主レバーガイド
溝24や、副変速レバーを案内する副レバーガイド溝25等
を設けると共に、該ダクト23を下面に連通する噴気口6
を設け、この噴気口6には防塵網を設けている。
うに操作パネル22を設け、これら後輪フェンダ5と操作
パネル22との間の間隔部23に上記ダクト21を通し、操作
パネル22には、主変速レバーを案内する主レバーガイド
溝24や、副変速レバーを案内する副レバーガイド溝25等
を設けると共に、該ダクト23を下面に連通する噴気口6
を設け、この噴気口6には防塵網を設けている。
29は車体1後端部の油圧装置、30はこの油圧装置29に
よって回動されるリフトアーム、31は動力取出軸であ
る。
よって回動されるリフトアーム、31は動力取出軸であ
る。
なお、後輪フェンダ5の上面と、操作パネル22の上面
との間は段部38を形成し、この段部38に沿って、左右の
後部支柱32間にはシール39を設け、前後の中間支柱41と
後部支柱32との間にはシール40を設け、開閉する後部ガ
ラス窓や、側部ガラス窓15等を受けることができる。
との間は段部38を形成し、この段部38に沿って、左右の
後部支柱32間にはシール39を設け、前後の中間支柱41と
後部支柱32との間にはシール40を設け、開閉する後部ガ
ラス窓や、側部ガラス窓15等を受けることができる。
又、第5図、第6図のように、操縦室14を取外して、
単なる安全フレームの支柱42と天井43とを設けるだけの
場合は、上記段部38の外側にハンドキャッチャ44をボル
ト等の締付具45で取付けるとよい。
単なる安全フレームの支柱42と天井43とを設けるだけの
場合は、上記段部38の外側にハンドキャッチャ44をボル
ト等の締付具45で取付けるとよい。
図はこの発明の実施例を示すもので、第1図は一部の正
断面図、第2図は一部の平面図、第3図は一部の側面
図、第4図はトラクタの側面図、第5図は別発明の側面
図、第6図はその一部の平面図である。 (符号の説明) 1……車体、2……操縦席 3……空調装置、4……吸気口 5……後輪フェンダ、6……噴気口
断面図、第2図は一部の平面図、第3図は一部の側面
図、第4図はトラクタの側面図、第5図は別発明の側面
図、第6図はその一部の平面図である。 (符号の説明) 1……車体、2……操縦席 3……空調装置、4……吸気口 5……後輪フェンダ、6……噴気口
Claims (1)
- 【請求項1】車体1後部の操縦席2の下側に空調装置3
及び吸気口4を設けると共に、空調装置3にはダクト2
1,21を操縦席2後部の後側板11に沿わせて左右に分岐す
べく連結し、この操縦席2の側方の左右後輪フェンダ5,
5夫々には、該ダクト21,21の噴気口6,6を、上記操縦席
2の座乗位置よりも高い位置に設けてなるトラクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02080506A JP3102011B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | トラクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02080506A JP3102011B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | トラクタ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11003222A Division JP3097683B2 (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | トラクタの空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03276885A JPH03276885A (ja) | 1991-12-09 |
JP3102011B2 true JP3102011B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=13720201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02080506A Expired - Fee Related JP3102011B2 (ja) | 1990-03-27 | 1990-03-27 | トラクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3102011B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-27 JP JP02080506A patent/JP3102011B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03276885A (ja) | 1991-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |