JP2007307231A - ゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲーム媒体が入賞部の内部に入ってしまっても、プレイヤのゲーム意欲を向上することができ、また、プレイフィールドにゲーム媒体を放出する動作を面白く演出でき、さらに、抽選に当選した場合にも、時間を持て余すことなくゲームを続行することができるゲーム機を提供する。
【解決手段】メダル貯留部16にチェッカー15と、メダル放出孔16bとを設け、メダル3がチェッカー15に入賞し、大当たりが発生したときに、メダル貯留部16を上昇動作させ、さらに、レバー9の操作に応じて、左右に傾くように揺動動作させることより、貯留したメダル3を、メダル放出孔16bからプレイフィールド2に、再び、放出した。
【選択図】図4

Description

本発明は、プレイフィールドに設けられた入賞部に、ゲーム媒体を入賞させるゲーム機に関するものである。
従来から、プレイヤによってプレイフィールルドに投入されたメダルがチェッカーに入賞したときに抽選処理を行い、当選した場合に、プレイフィールドに大量のメダルを放出するメダルゲーム機があった(例えば、特許文献1)。
しかし、従来のメダルゲーム機では、チェッカーに入賞したメダルは、ゲーム機の内部に収容されてしまうため、当選に外れた場合には、メダルがゲーム機に回収されてしまい、プレイヤにとっては、ゲーム意欲が減退する場合があるという問題があった。
また、従来のメダルゲーム機は、抽選に当選し、メダルがプレイフィールドに放出される間、プレイヤは、何もすることがなく、時間を持て余す場合があるという問題があった。
さらに、従来のメダルゲーム機は、プレイフィールドにメダルを放出する方法が、単純で、面白みに欠けるという問題があった。
特開2002−253842号公報
本発明の課題は、ゲーム媒体が入賞部の内部に入ってしまっても、プレイヤのゲーム意欲を向上することができ、また、プレイフィールドにゲーム媒体を放出する動作を面白く演出でき、さらに、抽選に当選した場合にも、時間を持て余すことなくゲームを続行することができるゲーム機を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、プレイフィールド(2)内に設けられ、前記プレイフィールド(2)内に投入されたゲーム媒体(3)が入賞する入賞部(15)と、前記入賞部(15)に入賞した前記ゲーム媒体(3)を、貯留し、放出可能なゲーム媒体貯留部(16)と、前記ゲーム媒体貯留部(16)に所定の動作をさせることにより、貯留した前記ゲーム媒体(3)を、前記プレイフィールド(2)内に放出させるゲーム媒体放出手段(20)と、を備えたゲーム機である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のゲーム機において、前記ゲーム媒体放出手段(20)は、前記ゲーム媒体貯留部(16)に昇降動作をさせて、前記ゲーム媒体(3)を放出すること、を特徴とするゲーム機である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のゲーム機において、前記ゲーム媒体放出手段(20)は、プレイヤの操作に応じて、前記ゲーム媒体貯留部(16)に前記所定の動作をさせる操作部(9)を備えること、を特徴とするゲーム機である。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のゲーム機において、前記入賞部(15)に設けられ、前記ゲーム媒体(3)の入賞を検出する検出部(30)と、前記検出部(30)の出力に応じて、当たりか否かの抽選処理を行い、当たりの場合に、前記ゲーム媒体貯留部(16)に前記所定の動作をさせる制御部(40,41〜43)とを備えること、を特徴とするゲーム機である。
請求項5の発明は、請求項3に記載のゲーム機において、前記入賞部(15)に設けられ、前記ゲーム媒体(3)の入賞を検出する検出部(30)と、前記検出部(30)の出力に応じて、当たりか否かの抽選処理を行い、当たりの場合に、前記操作部(9)の操作を可能にする制御部(40,41〜43)とを備えること、を特徴とするゲーム機である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、入賞したゲーム媒体を、ゲーム媒体貯留部に所定の動作をさせることにより、プレイフィールドに放出させるので、ゲーム媒体が入賞部の内部に入ってしまっても、ゲーム媒体を取り戻す機会を、プレイヤに与えることができ、プレイヤのゲーム意欲を向上することができる。
(2)本発明は、ゲーム媒体貯留部を昇降動作させて、ゲーム媒体を放出するので、プレイフィールドにゲーム媒体を放出する動作を、面白く演出することができる。
(3)本発明は、プレイヤによる操作部の操作に応じて、ゲーム媒体貯留部に所定の動作をさせるので、プレイヤ自らの操作で、ゲーム媒体を放出させる反射神経型ゲームの要素を取り入れた新しいタイプのゲームを提供することができる。
(4)本発明は、ゲーム媒体の入賞に応じて、当たりか否かの抽選処理を行い、当たりの場合に、ゲーム媒体貯留部に所定の動作をさせるので、当たりの場合に、ゲーム媒体を放出することができる。
(5)本発明は、抽選処理の結果、当たりの場合に、操作部の操作を可能にするので、抽選に当選した場合にも、プレイヤが、時間を持て余すことなく、ゲームを続行することができる。
本発明は、ゲーム媒体が入賞部の内部に入ってしまっても、プレイヤのゲーム意欲を向上することができ、また、プレイフィールドにゲーム媒体を放出する動作を面白く演出でき、さらに、抽選に当選した場合にも、時間を持て余すことなくゲームを続行することができるゲーム機を提供するという目的を、メダル貯留部にチェッカーと、メダル放出孔とを設け、メダルがチェッカーに入賞し、大当たりが発生したときに、メダル貯留部を上昇動作させ、さらに、レバーの操作に応じて、左右に傾くように揺動動作させることより、貯留したメダルを、メダル放出孔からプレイフィールドに、再び、放出することによって実現した。
以下、図面等を参照して、本発明を適用したゲーム機の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本実施例のゲーム機1の全体を示す正面図である。
図1に示すように、ゲーム機1は、その外径が2m程度の大型の装置であり、例えば、ゲームセンタ等に設置される。ゲーム機1は、平面形状が、例えば、六角形であり、複数のプレイヤが独立してゲーム可能な複数のステーションを備えている。以下、ステーションST1について説明するが、他のステーションについても同様な構造である。なお、図中、ステーションST1の左右方向を矢印X方向、径方向を矢印Y方向、鉛直方向を矢印Z方向として、以下説明する。
ゲーム機1は、プレイフィールド2内に配置されたメダル3(ゲーム媒体)を、プッシャ台12(ゲーム媒体搬送手段)を用いて、メダル獲得孔13(後述する)に搬送し、メダル払い出し口10に払い出すプッシャゲーム機である。また、ゲーム機1は、メダル3がチェッカー15(入賞部)に入賞し、大当たりが発生すると、プレイフィールド2の中央に配置されたティラノサウルスを模した模型5の口5aから、数百枚のメダル3を数分間(例えば、5分間程度)にわたって、プレイフィールド2内に放出し、大量払い出しをする。
ゲーム機1は、プレイフィールド2と、ケース6と、ウィンド7と、操作パネル8と、レバー9(操作部)と、メダル払い出し口10とを備えている。
プレイフィールド2は、プレイヤがメダル3を投入し、実際にゲームが行われる領域であり、メダル3が載置されたプッシャ台12等が設けられている。
ケース6は、ゲーム機1の筐体である。
ウィンド7は、ゲーム機1の外部とプレイフィールド2とを仕切るための部材であり、プレイフィールド2を外部から視認できるように、例えば、透明なアクリル、ガラス等から形成される。
操作パネル8は、メダル投入装置11(後述する)、レバー9等を配置するためのパネルであり、プレイヤが操作しやすいように、ケース6の正面に設けられている。
レバー9は、メダル貯留部16(後述する)を操作するための部材であり、操作パネル8に直立するように設けられている。
メダル払い出し口10は、プレイヤが獲得したメダル3を払い出すための払い出し口であり、プレイヤがメダル3を取り出しやすいように、ケース6の正面に設けられている。
次に、ゲーム機1のステーションST1の構成について詳しく説明する。
図2は、本実施例のゲーム機1のステーションST1部の斜視図であり、図3は、メダル貯留部16の平面図である。
図2に示すように、ステーションST1には、メダル投入装置11と、プッシャ台12と、メダル獲得孔13と、枠14と、チェッカー15と、メダル貯留部16(ゲーム媒体貯留部)と、メダル供給孔17と、スロット部18とが設けられている。
メダル投入装置11は、プレイヤが挿入したメダル3を、プレイフィールド2に投入するための装置であり、操作パネル8(図1参照)に設けられている。メダル投入装置11は、メダル投入口11aから投入されたメダル3を、管部11bを介して、先端部11cが向いている方向(矢印A方向)に投入する。このとき、プレイヤは、先端部11cの向き(矢印θ1方向)を調整することによりメダル3の投入方向を定め、プッシャ台12の状態を確認し、タイミングを図りながらメダル3を投入する。
プッシャ台12は、メダル投入装置11から投入されたメダル3を、メダル獲得孔13に搬送するための装置である。プッシャ台12は、メダル3を載置できるようにテーブル表面が上側を向くように設けられた移動テーブル12Aと、固定テーブル12Bとを備えている。
移動テーブル12Aは、固定テーブル12Bの上側に配置された移動テーブルであり、駆動機構(図示せず)によって径方向(矢印Y方向)に往復移動し、移動テーブル12A自身及び固定テーブル12Bに載置されたメダル3を、径方向外側(矢印Y1方向)に押し出す。
固定テーブル12Bは、プレイフィールド2内に固定され、プッシャ台12の下部を構成するテーブルである。
プッシャ台12の動作を説明すると、プレイフィールド2に投入されたメダル3が移動テーブル12A上に載置されると、このメダル3は、移動テーブル12Aが径方向内側(矢印Y2方向)に移動したときに、枠14及びメダル貯留部16の正面16aにぶつかり、径方向内側への移動が妨げられ、移動テーブル12Aに対して、径方向外側に移動する。これに応じて、移動テーブル12A上の他のメダル3は、移動テーブル12Aに対して径方向外側に、少しずつ押し出され、やがて、移動テーブル12A上から固定テーブル12B上に落下する(矢印B参照)。同様に、固定テーブル12B上に落下したメダル3は、移動テーブル12Aにより、径方向外側に移動し、固定テーブル12B上の他のメダル3が、押し出されてメダル獲得孔13に落下する(矢印C参照)。
メダル獲得孔13は、プッシャ台12よりも径方向外側に設けられた開口孔であり、プッシャ台12によって押し出されたメダル3が、外部に払い出されるように、メダル払い出し口10(図1参照)に連通している。
枠14は、メダル貯留部16を移動可能に収容するために径方向が開口した枠体である。枠14には、メダル貯留部16を移動する貯留部駆動部20(後述する)が設けられている。
チェッカー15は、プレイフィールド2内に投入されメダル3が通過することにより入賞とされる開口孔であり、メダル貯留部16の正面に3ヶ所設けられている。チェッカー15は、プレイフィールド2内を転がってきたメダル3が通過できるように、鉛直方向に長いスリット状である。
メダル貯留部16は、チェッカー15に入賞したメダル3を貯留し、また、後述するように、昇降及び揺動動作することにより、貯留したメダル3を、プレイフィールド2に、再び、放出するため箱体である。メダル貯留部16は、貯留したメダル3をゲーム機1の外部から視認できるように、その上部が開口している。図3に示すように、メダル貯留部16は、2つのカムフォロア16aと、2つのメダル放出孔16bとを有している。
カムフォロア16aは、メダル貯留部16の左右の側面から突出するように設けられ、後述するように、カム孔21に挿入され、ベルト22L,22Rに接続される。
メダル放出孔16bは、ボーナスゲーム(後述する)時にメダル3を放出するために、メダル貯留部16の底面に設けられた貫通孔である。メダル放出孔16bは、径方向に長いスリット状に設けられ、その幅は、メダル貯留部16が基準位置P0(図2に示す位置)にあるときに、メダル3が通りにくいようにメダル3の径よりも小さい。メダル放出孔16bは、チェッカー15に入賞したメダル3が直ぐに出てしまわないように、その左右方向の位置が、チェッカー15とはずらして配置されている。
図2に示すように、メダル供給孔17は、メダル貯留部16にメダル3を供給するための開口孔であり、枠14の内側面に設けられている。メダル供給孔17は、メダル3がチェッカー15に入賞し、小当たりが発生した場合に、メダル貯留部16の上部開口から、メダル貯留部16にメダル3を供給する。
スロット部18は、リール画像を表示するための表示装置であり、例えば、LCD(液晶表示装置)等である。スロット部18は、枠14の上面に左右方向に(矢印X方向)に並べて配置された3つの表示部18a〜18cを備え、メダル3のチェッカー15への入賞に応じて、大当たり、小当たり、ハズレに対応した映像を表示する。
次に、メダル貯留部16を動作させる貯留部駆動部20(ゲーム媒体放出手段)について説明する。
図4は、本実施例の貯留部駆動部20を説明する図であり、図4(a)は、貯留部駆動部20の正面図、図4(b)は、図4(a)のB−B部矢視断面図(右側面図)である。図5は、メダル貯留部16の一連の動きを示す断面図である。
図4に示すように、貯留部駆動部20は、カム孔21と、ベルト22L,22Rと、プーリ23A〜23Dと、モータ24L,24Rと、前述したカムフォロア16a等とを備えている。
カム孔21は、メダル貯留部16のカムフォロア16aが挿入され、メダル貯留部16をガイドするために設けられたガイド孔であり、図4(b)に示すように、枠14の左右の側壁に矩形状に周回するように設けられている。
ベルト22L,22Rは、モータ24L,24Rの駆動力を、メダル貯留部16に伝達するための駆動力伝達部であり、メダル貯留部16のカムフォロア16aに接続されている。図4(b)示すように、ベルト22L,22Rは、プーリ23A〜23Dに掛け渡され、側面図において、カム孔21の中心に沿って周回する。
プーリ23A〜23Dは、ベルト22L,22Rを周回するために、ベルト22L,22Rが巻き掛けられた部材であり、枠14の左右にそれぞれ設けられている。プーリ23A〜23Dは、カム孔21の各頂点付近にそれぞれ配置され、軸受け等によって、回転可能に支持されている。
モータ24L,24Rは、メダル貯留部16を動作させる駆動力を発生するための部材であり、例えば、DCモータ等である。モータ24L,24Rは、その回転軸の先端にプーリ23Aが取り付けられ、これを回転することにより(矢印θ3方向参照)、ベルト22L,22Rに駆動力を伝達する。
次に、貯留部駆動部20の動作について説明する。
メダル3がチェッカー15に入賞し大当たりが発生すると、モータ24L,24Rが同期して駆動され、メダル貯留部16は、水平を保った状態で上昇し、基準位置P0と移動位置P1(図5(a)参照)の中間で停止する。その後、モータ24L,24Rは、レバー9の操作に応じて独立して駆動され、これにより、図4(a)に示すように、メダル貯留部16は、左右に傾くように揺動動作し、内部に貯留されたメダル3を、メダル放出孔16b(図3参照)から、プレイフィールド2に、再び、放出する。なお、メダル貯留部16は、カムフォロア16aを中心とした回転(矢印θ2方向)を防止する回転防止機構(図示せず)を備えており、カムフォロア16aを中心として回転することはない。
以上のように、貯留部駆動部20は、メダル貯留部16に昇降及び揺動動作(所定の動作)をさせることにより、メダル貯留部16に貯留したメダル3を、再び、プレイフィールド2に放出する。
そして、大当たりが終了すると、モータ24L,24Rは、再び、同期して駆動され、メダル貯留部16は、カム孔21に沿って移動し、移動位置P1,P2を経て、基準位置よりも径方向内側の移動位置P3に移動する(図5(b)参照)。その後、メダル貯留部16は、移動テーブル12A上をスライドして移動位置P1から基準位置P0に移動し、メダル放出孔16bから放出され移動テーブル12A上に載置されたメダル3を、径方向前側に押し出す(図5(c)参照)。
次に、ゲーム機1のブロック図について説明する。
図6は、本実施例のゲーム機1のブロック図である。
図6に示すように、ゲーム機1は、チェッカー検出部30と、制御部40と、前述したレバー9、スロット部18、貯留部駆動部20等を備えている。
チェッカー検出部30は、チャッカー16の内部に設けられ、メダル3の入賞を検出し、信号を制御部40に出力するための検出部である。チェッカー検出部30は、例えば、発光部と受光部とが対向配置された光学センサであり、受光部への光が遮られることにより、メダル3の入賞を検出する。
制御部40は、ゲーム機1を統括的に制御するための制御部であり、例えば、CPU(中央処理装置)等を備えている。制御部40は、抽選制御部41と、レバー制御部42と、貯留部制御部43と、必要に応じてこれら制御部との間で情報を伝達するためのバスライン44とを備えている。
抽選制御部41は、チェッカー検出部30の出力に応じて、当たりか否かの抽選処理を行うための制御部である。抽選制御部41は、抽選用の乱数を生成し、小当たり、大当たり、ハズレを決定し、これら抽選結果を、スロット部18に表示する。本実施例では、抽選制御部41は、スロット部18に、小当たりの場合、揃った数字、例えば、「222」等を表示し、大当たりの場合、「777」を表示し、ハズレの場合、これら以外の数字を表示する。
貯留部制御部43は、抽選制御部41による抽選結果が大当たりの場合に、貯留部駆動部20を駆動して、メダル貯留部16に昇降動作等をさせるための制御部である。
レバー制御部42は、大当たり時のボーナスゲームの間、レバー9からの入力を受け付け、レバー9の操作によるメダル貯留部16の動作を可能にするための制御部である。なお、レバー制御部42は、ボーナスゲーム時以外のときは、レバー9からの入力を受けつけない。
次に、ゲーム機1の動作について説明する。
図7は、本実施例のゲーム機1の動作を示すフローチャートである。
最初に、ステップS1において、ゲーム機1の電源スイッチ(図示せず)がONとされることにより、制御部40は、一連の処理をスタートする。
ステップS2において、プレイヤによりメダル投入装置11に挿入されプレイフィールド2内に投入されたメダル3は、チェッカー15に入賞するとメダル貯留部16に貯留される。チェッカー検出部30は、メダル3の入賞を検出すると、信号を制御部40に出力する。
ステップS3において、抽選制御部41は、チェッカー検出部30の出力に応じて、抽選用の乱数を生成する。抽選結果が大当たりではない場合、つまり、ハズレ又は小当たりの場合(ステップS3:NO)、制御部40は、ステップS2に戻り、再び、チェッカー検出部30の出力を待つ。なお、抽選結果が小当たりの場合、抽選制御部41は、同じ偶数の数字をスロット部18に表示し、制御部40は、メダル供給装置(図示せず)を駆動して、メダル供給孔17からメダル貯留部16に、複数枚(例えば、10枚程度)のメダル3を供給する。これにより、ボーナスゲーム時に、プレイヤは、より多くのメダル3を、プレイフィールド2に放出することができる。
一方、ステップS3において、抽選結果が大当たりの場合(ステップS3:YES)、抽選制御部41は、「777」とスロット部18に表示して、大当たりが発生したことをプレイヤに伝え、制御部40は、数分間にわたって、メダル3を大量払い出しする。すなわち、制御部40は、模型5の口5aから大量(例えば、数百枚)のメダル3を、プレイフィールド2に放出し、このうちメダル獲得孔13に落下したメダル3が、メダル払い出し口10に払い出される。この大量払い出しは、後述するステップS6の処理が終了するまで間、連続して行われる。
ステップS4において、貯留部制御部43は、モータ24L,24Rを同期して駆動して、メダル貯留部16を、水平を保った状態で上昇させ、基準位置P0と移動位置P1との中間で停止させる。
ステップS5において、制御部40は、ボーナスゲームの処理を行う。レバー制御部42は、レバー9からの出力の受け付けを開始し、レバー9からの信号が、レバー制御部42を介して貯留部制御部43に伝達され、モータ24L,24Rが独立して駆動される。これにより、プレイヤがレバー9を左右に傾けると、メダル貯留部16が左右に傾くように揺動動作し、メダル貯留部16に貯留されたメダル3がメダル放出孔16b(図3参照)から、再び、プレイフィールド2内に放出される。
このように、ゲーム機1は、大当たり後のボーナスゲーム時に、レバー9の操作を可能にするので、プレイヤは、時間を持て余すことなく、ゲームを続行することができる。また、ゲーム機1は、レバー9の出力に応じて、メダル貯留部16に揺動動作をさせ、メダル3を放出するので、プレイヤが自らの操作でメダル3を獲得でき、反射神経型ゲームの要素を取り入れた新しいタイプのプッシャゲームを提供することができる。
ステップS6において、メダル3の大量払い出しが終了すると、制御部40は、ボーナスゲームを終了する。レバー制御部42は、レバー9からの出力の受け付けを停止する。これにより、レバー9からの信号が貯留部駆動部20に伝達されなくなり、レバー9の操作によるメダル貯留部16の揺動動作が停止される。
ステップS7において、貯留部制御部43は、再び、モータ24L,24Rを同期させて駆動して、メダル貯留部16を、動作位置P1〜P3を経て基準位置P0へと、カム孔21に沿って移動させる(図5参照)。メダル貯留部16は、移動位置P3〜基準位置P0に移動する過程において、移動テーブル12A上に放出されたメダル3を、径方向前側に押し出す。こうして、押し出されたメダル3の一部は、移動テーブル12Aの往復移動により、固定テーブル12B上に落下し、さらに、固定テーブル12B上のメダル3の一部が、メダル獲得孔13に落下し、メダル払い出し口10に払い出される。
貯留部制御部43が基準位置P0に移動すると、制御部40は、ステップS8に進み、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施例のゲーム機1は、大当たりの場合に、レバー9の操作に応じて、メダル貯留部16(ゲーム媒体貯留部)からメダル3(ゲーム媒体)を放出するので、プレイヤは、時間を持て余すことなくゲームを続行することができ、また、反射神経型ゲームの要素を取り入れた新しいタイプのプッシャゲームを提供することができる。
さらに、ゲーム機1は、メダル貯留部16を昇降動作させて、メダル3を放出するので、プレイフィールド2にメダル3を放出する動作を、面白く演出することができる。
さらにまた、ゲーム機1は、入賞したメダル3を、プレイヤに視認できるように貯留し、大当たりの場合に、メダル貯留部16に昇降及び揺動動作(所定の動作)をさせることにより、メダル貯留部16に貯留したメダル3を、再び、プレイフィールド2に放出する。これにより、メダル3が入賞部の内部に入ってしまっても、プレイヤに、メダル3を取り戻す機会を与えることができ、プレイヤのゲーム意欲を向上することができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)本実施例において、メダル貯留部は、スリット状のメダル放出孔を有し、左右に傾くように揺動動作してメダルを放出する例を示したが、これに限定されず、貯留したメダルを放出できればよい。例えば、メダル貯留部は、ひっくり返すことで、メダルを上部開口から放出してもよく、また、カムフォロアを中心に前後に傾くように揺動動作して、メダルを放出してもよい。
(2)本実施例において、ゲーム機は、メダル貯留部を、モータによって電気的に駆動する例を示したがこれに限定されない。例えば、ゲーム機は、メダル貯留部を、リンク、カム機構等によって、機械的に駆動してもよい。この場合、ゲーム機は、制御部の処理を簡便にすることができる。
(3)本実施例において、ゲーム媒体は、メダルである例を示したが、これに限定されない。例えば、ゲーム媒体は、球体、円柱状でもよく、この場合、プレイフィールド上での動きが予測困難になるので、ゲームの面白さを向上することができる。
本発明を適用したゲーム機の本実施例の正面図である。 本実施例のゲーム機のステーション部の斜視図である。 本実施例のメダル貯留部の平面図である。 本実施例の貯留部駆動部の正面図、断面図である。 本実施例のメダル貯留部の一連の動きを示す断面図である。 本実施例のゲーム機のブロック図である。 本実施例のゲーム機の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ゲーム機
2 プレイフィールド
3 メダル
9 レバー
11 メダル投入装置
12 プッシャ台
12A 移動テーブル
12B 固定テーブル
13 メダル獲得孔
15 チェッカー
16 メダル貯留部
16a カムフォロア
16b メダル放出孔
18 スロット部
20 貯留部駆動部
21 カム孔
22L,22R ベルト
23A〜23D プーリ
24L,24R モータ
30 チェッカー検出部
40 制御部
41 抽選制御部
42 レバー制御部
43 貯留部制御部

Claims (5)

  1. プレイフィールド内に設けられ、前記プレイフィールド内に投入されたゲーム媒体が入賞する入賞部と、
    前記入賞部に入賞した前記ゲーム媒体を、貯留し、放出可能なゲーム媒体貯留部と、
    前記ゲーム媒体貯留部に所定の動作をさせることにより、貯留した前記ゲーム媒体を、前記プレイフィールド内に放出させるゲーム媒体放出手段と、
    を備えたゲーム機。
  2. 請求項1に記載のゲーム機において、
    前記ゲーム媒体放出手段は、前記ゲーム媒体貯留部に昇降動作をさせて、前記ゲーム媒体を放出すること、
    を特徴とするゲーム機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のゲーム機において、
    前記ゲーム媒体放出手段は、プレイヤの操作に応じて、前記ゲーム媒体貯留部に前記所定の動作をさせる操作部を備えること、
    を特徴とするゲーム機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のゲーム機において、
    前記入賞部に設けられ、前記ゲーム媒体の入賞を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、当たりか否かの抽選処理を行い、当たりの場合に、前記ゲーム媒体貯留部に前記所定の動作をさせる制御部とを備えること、
    を特徴とするゲーム機。
  5. 請求項3に記載のゲーム機において、
    前記入賞部に設けられ、前記ゲーム媒体の入賞を検出する検出部と、
    前記検出部の出力に応じて、当たりか否かの抽選処理を行い、当たりの場合に、前記操作部の操作を可能にする制御部とを備えること、
    を特徴とするゲーム機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016168279A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 株式会社コナミデジタルエンタテインメント ゲーム機、それに用いられる制御方法、及びコンピュータプログラム

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