JP2006305166A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技者が飽きることがない、新たな遊技を楽しむことができる遊技機を提供する。
【解決手段】 キャビネット2の内部に設けられ、複数種類の図柄を変動可能に有するリール3L・3C・3Rに設けられ、遊技機1の外部から照射される光を受光する光センサ7を備える。そして、光センサ7により光を受光すると、変動するリール3L・3C・3Rの停止を指令する停止信号を出力し、停止指令信号を検知するとリール3L・3C・3Rの変動を停止させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、メダルを用いて遊技を行うことが可能なパチスロ機やパチンコ機、その他の遊技機に関する。
遊技機としてのパチスロ機は、複数種類の図柄が記された複数の回転リールが回転し、一定時間経過後自動的に或いは遊技者の停止操作により、各回転リールの回転が停止するようになっている(特許文献1)。このとき、各回転リールの図柄が予め設定された入賞ライン上に、所定の組み合わせ(入賞図柄)で停止した場合にメダル等の遊技価値が払出されるようになっている。この入賞図柄は、遊技機の内部的な抽選処理に当選(以下、内部当選と言う)することにより決定される。
特開2004―154488号公報
このような遊技機を遊技する場合、遊技者は、回転リールの停止操作をするという単純な操作を行うだけであるため、長時間遊技をした場合など、遊技に飽きてしまう場合があった。
そこで、本発明の目的は、遊技者が飽きることがない、新たな遊技を楽しむことができる遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を鑑み、本発明の遊技機は、筐体の内部に設けられ、複数種類の図柄を変動可能に有する複数の図柄変動手段を停止させ、複数の図柄表示手段が停止した状態での図柄の組み合わせに基づいて所定の遊技価値を付与する遊技機において、図柄変動手段に設けられ、筐体の外部から照射される光を受光する受光手段と、受光手段により光を受光すると、変動する図柄変動手段の停止を指令する停止信号を出力する停止信号出力手段と、停止指令信号を検知すると図柄変動手段の変動を停止させる変動停止手段とを備えている。
この構成によると、外部からの光を受光すると変動する図柄が停止するようになっている。従来、例えば、「パチスロ機」等の遊技機は、筐体に変動する図柄を停止させる停止ボタンスイッチが設けられていることが一般的であるが、外部からの光により停止させることで、遊技者はこれまでにない新たな遊技を楽しむことができる場合がある。
また、本発明は、遊技者が視認可能に遊技価値を展示する遊技価値展示部をさらに備えている構成であってもよい。この構成によると、遊技者が遊技価値を視認することができるため、遊技者の遊技に対する興趣を向上させることができる場合がある。
さらに、本発明は、筐体と一体に設けられ、遊技者による操作に応じて筐体の外部から図柄変動手段に向かって光を照射する光照射手段をさらに備えていてもよい。この構成によると、図柄を停止させるための光照射手段を一体に設けることで遊技機の管理が容易になる場合がある。
この場合、光照射手段は、単位遊技の開始を指令する遊技開始指令信号を出力する遊技開始指令手段を有していてもよい。この構成によると、変動する図柄を停止させるための光照射手段が遊技を開始させる手段を有した構成と成っているため、遊技者は遊技の開始から終了までの一連の動作を簡単にすることができる場合がある。例えば、遊技を開始させる手段を筐体に設けた場合、遊技者は、筐体まで近づき遊技を開始させ、筐体から離れて遊技を行うといった手間を要してしまい、遊技に集中できなくなる場合がある。
本発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて以下に説明する。
本実施形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を入賞ライン上に停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作の検知により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、景品、コインやメダル、遊技球等の他、遊技者に付与された、若しくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技価値として景品100を用いて説明する。景品100は、例えば、車や飛行機の模型であってもよいし、人形であってもよい。また、本実施の形態では、所定枚数(例えば、2枚)のメダルをメダル投入口22から投入することで、所定回数(例えば、1回)の遊技を行うことができるものとして説明する。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、液晶表示装置5の背面側に配置されたリール3に記された複数の図柄が視認可能で、キャラクタ等による演出等を表示することが可能な透明型の表示手段である。尚、本実施形態においては、液晶表示装置5が、リール3の前面に設けられている場合について説明するが、液晶表示装置5が設けられる位置は、特に限定されるものではない。
液晶表示装置5の背面側には、図2に示すようなリール3(図柄表示手段)が設けられている。具体的には、横方向に3つのリール3L・3C・3Rが並設され、それが縦方向に3列に形成された合計9個のリール3が設けられている。このリール3L・3C・3Rの外周面には、それぞれその帯状のリール帯27L・27C・27Rが貼設されている。そして、リール帯27L・27C・27Rには、図3に示すように、複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7(図柄91)」、「青7(図柄92)」、「下チリ(図柄93)」、「ベル(図柄94)」、「スイカ(図柄95)」、「Replay(図柄96)」及び「上チリ(図柄97)」の図柄からなっている。なお、上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のボーナスが成立する入賞態様を意味し、この図柄が後述の入賞ラインに並ぶことで遊技者は景品100を獲得できるようになっている。
また、各リール3L・3C・3Rの回転中心は、ステッピングモータ49L・49C・49Rによりそれぞれ回転可能に支持されている。ステッピングモータ49L・49C・49Rは、定速回転(例えば80回転/分)でリール3L・3C・3Rを回転させる。さらに、各リール3L・3C・3Rの内部には、3つの部屋に仕切られたセンサケース26が設けられている。センサケース26は、リール3L・3C・3Rの内周面側が開口されていると共に、後述するが液晶表示装置5を介して視認できる図柄に対向するように配置されている。このセンサケース26には、複数の光センサ7(受光手段)が設けられている。光センサ7は、光エネルギーを電気エネルギーに変換するフォトセンサ等であり、後述の光線銃4から照射された光をリール3L・3C・3Rの表面側に形成された図柄を介して検知すると光量に比例した電流が流れるようになっている。そして、ステッピングモータ49L・49C・49Rは、光センサ7が光を検知するとリール3L・3C・3Rの回転を停止させるようになっている。
なお、光センサ7が光を検知しやすいように、各図柄を透明に形成するようにしてもよい。また、光センサ7は、上述した配設位置に限定されることはなく、光を検知しやすい位置であればよい。また、図柄それぞれに対して光センサ7を設けるようにしてもよい。
上記したように、合計9つのリール3が液晶表示装置5の背面側に配置されている。そして、図4に示すように、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、1つのリール3に対し縦方向に3つずつ、合計27つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。具体的には、入賞ラインは、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向に横切るクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eがあり、各入賞ラインは各リール3の視認可能な3つの図柄の真ん中の位置に対応して設定されている。
これらの入賞ラインは、後述の光線銃4に設けられたスタートボタン11を押圧操作することで全入賞ライン8a〜8eが有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合わせを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。なお、本実施の形態において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
液晶表示装置5の左側の背面側には、遊技開始表示ランプ25、当り表示ランプ(所謂「WINランプ」)17、メダル投入ランプ24、クレジット表示部19及び残ゲーム回数表示部20の各種表示部とが設けられている。これらランプも、リール3と同様に、キャビネット2の正面から液晶表示装置5を介して、視認できるようになっている。
WINランプ17は、ボーナスに内部当選した場合に所定確率で点灯し、また、ボーナスの入賞が成立した場合にも点灯する。なお、内部当選とは、所定の役(内部当選役)に入賞成立可能な状態になることを言う。メダル投入ランプ24は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。遊技開始表示ランプ25は、入賞ライン8a〜8eが有効化されたとき、即ち、光線銃4のスタートボタン11が操作されたときに点灯する。また、クレジット表示部19は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、残ゲーム回数表示部20は、貯留されているメダル枚数に基づいて遊技可能なゲーム回数を表示する。これらの表示部は、7セグメント表示器からなるものである。
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられており、台座部10の左側には、貯留されているメダルをメダル返却口16から払い出すメダル返却ボタン14が設けられている。さらに、台座部10の下側には、ボーナスが入賞したときに、遊技者が獲得することができる景品100を展示する景品展示部6(遊技価値展示部)が設けられている。景品展示部6は、前面に透明パネル6aを有しており、内部に載置した景品100を遊技者が遊技機1の前面側から視認できるようになっている。このように、遊技者が遊技価値である景品100を視認することができるため、遊技者の遊技に対する興趣を向上させることができる場合がある。
また、図5に示すように、景品展示部6において、景品100を載置する載置部分がベルトコンベア13となっており、ボーナスが入賞すると、具体的には、後述のボーナス遊技状態においてボーナスに入賞すると、ベルトコンベア13が作動し、載置されている景品100を遊技機1の内部方向に搬送するようになっている。そして、景品100がベルトコンベア13の端まで搬送されると、ベルトコンベア13から景品展示部6の下方にある景品取出口15に落下し、景品取出口15から景品100を取り出すことができるようになっている。
キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。スピーカ21L・21Rは、遊技状態に応じた演出音等を発生する。2台のスピーカ21L・21Rの間には、入賞図柄の組み合わせ及びメダルの配当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられている。また、スピーカ21L・21Rや配当パネル23の上方には、遊技に伴って点滅・点灯する演出用のLEDランプ29が設けられている。
次に、光線銃4(光照射手段)について詳述する。光線銃4は、遊技機1から所定の距離を離れた位置(遊技位置)から遊技機1に向かって光を照射して変動するリール3を停止させるための停止手段であり、引金41、マイクロスイッチ42及び光源43とを有している。マイクロスイッチ42は、引金41の操作の有無を検出する検出手段であり、光源43は、銃口4aの近傍に設けられ、マイクロスイッチ42が引金41の操作を検出すると銃口4aから光を照射するようになっている。上記した光線センサ7は、この光源43の光を検出するようになっている。なお、かかる光は可視光であってもよいし赤外線などであってもよい。
また、光線銃4は、引金41と銃口4aとの間に遊技を開始するスタートボタン11(遊技開始指令手段)が設けられている。そして、光線銃4は、ケーブル9により遊技機1と接続されており、スタートボタン11を押圧操作することで、遊技機1に単位遊技を開始させる遊技開始指令信号を送信するようになっている。光線銃4にスタートボタン11を設けることで、遊技者は予め複数枚のメダルを投入し、貯留しておけば、遊技機1から離れた遊技場所であっても遊技の開始から終了までの一連の動作を行うことができる場合がある。例えば、遊技を開始させる手段を遊技機1に設けた場合、遊技者は、遊技機1まで近づき遊技を開始させ、遊技機1から離れて遊技を行うといった手間を要してしまい、遊技に集中できなくなる場合があるが、スタートボタン11を光線銃4に設けることで遊技に集中できる場合がある。
なお、遊技機1は、光線銃4から遊技開始指令信号を受信した場合、単位遊技に必要な枚数のメダルが貯留されていれば、単位遊技を開始するようになっている。具体的には、各入賞ライン8a〜8eを有効化し、各リール3を回転させる。
また、光線銃4は、引金41の操作に伴って衝撃を遊技者に与えるように構成されている。即ち、遊技者が光線銃4を把持する際に握る部分である銃握44には、衝撃伝達部材45が設けられている。衝撃伝達部材45は、略平行に両端部に形成された端部45a、45bを有している。また銃握44にはこの端部45a,45bを案内するガイド面44a,44bが形成されており、この衝撃伝達部材45が銃握44の内外方向にスライド可能となっている。また、この衝撃伝達部材45の端部45a,45bにはそれぞれスプリング46a,46bの一端が係止され、他端はそれぞれ銃握44に係止されている。このスプリング46a,46bは衝撃伝達部材45を銃握44の内部方向に付勢するものである。
銃握44の中央付近であって衝撃伝達部材45の前側には電磁ソレノイド47が配設され、この電磁ソレノイド47が駆動された場合にその往復動可能に設けられたロッド47aが衝撃伝達部材45の内壁に当接して衝撃を付与するようになっている。かかる電磁ソレノイド47が、上述したマイクロスイッチ42が引金41の操作を検出することで作動するようになっており、遊技者が引金41を操作することで、その衝撃を体感することができるようになっている。
なお、光線銃4は、上記のような構成に限定することはなく、例えば、遊技機1の所定領域に光源43から光を照射すると、遊技が開始されるように構成してもよい。また、遊技者が、変動するリール3を停止させるタイミングを把握しやすいように、衝撃伝達部材45を介して遊技者に衝撃を与えるようにしてもよし、ボーナスに入賞すると衝撃を与えるようにしてもよい。また、光線銃4と遊技機1とをケーブル9により接続しているが、単に鎖などで接続し、光源43からの光により、遊技を開始させ、リール3を停止させるようにしてもよい。さらに、光線銃4と遊技機1と接続しなくてもよい。ケーブル9や鎖などで接続する場合、光線銃4が紛失したりすることなく、光線銃4や遊技機1の管理が容易になる場合があり、また、光線銃4を接続しない場合、遊技者はケーブル9等で遊技がし難くなってしまったりすることがなくなる場合がある、また、複数の遊技機1で光線銃4を共有することができる場合がある。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図7に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30(変動停止手段)を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のCPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、光線銃4のスタートボタン11が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、内部当選役を決定するようになっている。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(WINランプ17、メダル投入ランプ24、遊技開始表示ランプ25)と、各種表示部(クレジット表示部19、残ゲーム回数表示部20)と、景品100を載置し、コンベア駆動回路41の命令により景品取出口15に落ちるまで景品100を搬送する上述のベルトコンベア13と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、リール3L・3C・3Rの回転させたり、停止させたりするためにステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39(変動停止手段)、ベルトコンベア13を駆動制御するコンベア駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、光線銃4、返却スイッチ14S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路51がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
リール停止信号回路46(停止信号出力手段)は、各リール3に設けられた光センサ7が光を検知すると停止指令信号を発生する。リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3の位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、景品検出部13Sが、景品100がベルトコンベア13から景品取出口15に落下した時、景品払出完了を検知するための信号を発生する。
また、主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、実行中の遊技状態や、投入されたメダルの枚数等が格納される。一方、主制御回路71のROM32には、光線銃4のスタートボタン11を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブルや停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群等のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。主制御回路71に接続されている副制御回路72は、上記の主制御回路71からの信号に応じてスピーカ21L、21RやLEDランプ29、液晶表示装置5の出力制御を行う。
(光線銃の電気的構成)
光線銃4は、図8に示すように、CPU61、RAM62、ROM63からなるマイクロコンピュータ60を主たる構成要素とし、光源駆動回路64、入力回路65、コイル駆動回路66を備えている。入力回路65は、マイクロスイッチ42、スタートスイッチ11Sに接続されており、これらからの入力をデータ信号に変換する。マイクロスイッチ42は、引金41の操作を検知し、スタートスイッチ11Sはスタートボタン11の操作を検知する。光源駆動回路64は、光源43が接続されており、光源43から光を照射させる。具体的には、光源駆動回路64は、マイクロスイッチ42が引金41の操作を検知すると、光源43を駆動させ光を照射させる。コイル駆動回路66は、電磁ソレノイド47が接続されており、電磁ソレノイド47に電流を流す。具体的には、コイル駆動回路66は、マイクロスイッチ42が引金41の操作を検知すると、電磁ソレノイド47に電流を流し、上述したように衝撃伝達部材45を振動させることで遊技者に衝撃を体感させる。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』及び『ボーナス遊技状態』からなる2種類の遊技状態を出現させる。これら「2種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当選する可能性のある役の種類、再遊技に内部当選する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当選と入賞成立との関係により区別される。具体的には、『ボーナス遊技状態』は、『一般遊技状態』よりも内部当選に当選しやすく、入賞役に入賞しやすくなっている。
ボーナスの入賞は、一般遊技状態やボーナス遊技状態において「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。一般遊技状態においてボーナスに入賞するとボーナス遊技状態へと移行し、さらに、ボーナス遊技状態においてボーナスに入賞すると景品100を獲得することができる。そして、ボーナス遊技状態においてボーナスの入賞が成立した後、遊技状態が一般遊技状態となる。また、ボーナス遊技状態で所定回数(例えば、5回)の遊技を行った場合も、一般遊技状態に移行する。
再遊技は、一般遊技状態又はボーナス遊技状態において「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技が成立すると、メダル枚数が減ることなく次ゲームを行うことができる。また、一般遊技状態及びボーナス遊技状態では、『上チリの小役』、『下チリの小役』、『ベルの小役』、及び『スイカの小役』の入賞成立を実現することが可能である。そして、これらの小役が入賞した場合、例えば、それぞれ5枚、5枚、3枚、2枚、1枚、4枚のメダルが払い出される。具体的には、獲得するメダルはクレジットされ、返却ボタン14を押圧操作することでメダル返却口16からメダルが払い出される。
(遊技機1の動作)
上記のように構成された遊技機1において、図9に示すメインルーチンのフローチャートを参照して、制御動作について説明する。
初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。
次に、メダル投入処理を行う(A3)。具体的には、CPU31は、単位遊技に必要なメダル枚数が貯留されているか否かを判定し、所定枚数のメダルが投入されるまで待機状態となる。単位遊技に必要なメダル枚数が貯留されていたり、メダルが投入されると、メダル投入信号を副制御回路72に送信すると共に、光線銃4のスタートボタン11の操作によりスタートスイッチ11Sがオンされたか否かを判定する(A4)。
スタートスイッチ11Sがオンされてない場合には(A4:NO)、A4を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ11Sがオンされた場合には(A4:YES)、各入賞ライン8a〜8eを有効化し、抽選用の乱数を抽出する(A5)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認する(A6)。即ち、今回のゲームの遊技状態を一般遊技状態、ボーナス技状態の何れかにセットする。そして、確率抽選処理を行い(A7)、内部当選役を決定する。続いて、停止テーブル群選択処理が実行される(A8)。具体的には、内部当選役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のA10において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、内部当選役や、遊技状態、停止テーブル群、内部当選役に対応する図柄に係る情報を含む遊技開始信号を副制御回路72へ送信する。副制御回路72では、かかる情報に基づいて、演出表示したり演出音を出力させたりする。
続いて、リール回転処理が行われる(A9)。具体的には、リール3L・3C・3Rを回転させ、所定速度(例えば、定速回転)に達した際に、リール停止許可信号を副制御回路72に送信する。リール停止許可信号には、所定速度に達した後、リール位置検出回路47が内部当選役に対応する図柄が有効ラインに位置したときに検出する検出信号が含まれる。次に、リール回転停止処理が実行される(A10)。即ち、各リール3が有する光センサ7が光線銃4から照射された光を検知すると、CPU31は停止指令信号を受信する。そして、この停止指令信号の受信タイミングとA9において決定(選択)された停止テーブルとに基づいて、それに対応するリール3を停止させる。なお、本実施の形態では、停止操作がされた後、リールが停止するまでの間に移動する図柄の数(所謂、滑りコマ数)は「0」、即ち、光線銃4による停止操作と同時にリールを停止させるようにする。また、光線銃4から照射された光を検知し、対応するリールが停止する毎にリール停止信号を副制御回路72に送信する。また、全てのリールが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、CPU31は入賞判定を行う(A11)。入賞判定とは、液晶表示装置5を介して視認可能なリールの27つの図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別する。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。続いて、入賞役に応じて、メダルや景品100の払い出しを行う(A12)。具体的には、ボーナス遊技状態において入賞役がボーナスである場合、景品100を払い出す。即ち、ベルトコンベア13を駆動させて、載置されている景品100を景品取出口15に落とす。また、遊技状態に関わらず入賞役がボーナスでない場合は、獲得したメダルの貯留を行う。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。尚、貯留されたメダルは、次ゲームでメダルを賭けることができる。
次に、現在の遊技状態が『ボーナス遊技状態』であるか否かを判定する(A13)。遊技状態が『ボーナス遊技状態』でない場合には(A13:NO)、A2に戻る。遊技状態が『ボーナス遊技状態』である場合には(A13:YES)、ボーナス遊技状態での遊技回数をチェックする(A14)。そして、ボーナス遊技状態が終了か否かを判定する(A15)。具体的には、ボーナス遊技状態で所定回数遊技を行ったか、又は、ボーナスに入賞したかを判定する。ボーナス遊技状態が終了である場合(A15:YES)、即ち、所定回数遊技を行ったり、ボーナスに入賞した場合には、ボーナス遊技状態を終了し一般遊技状態への移行(セット)を行い(A16)、A2に戻る。ボーナス遊技状態が終了でない場合(A15:NO)、ボーナス遊技状態を継続し、A2に戻る。
(本実施形態の概要)
以上のように、本実施形態は、筐体(例えば、キャビネット2)の内部に設けられ、複数種類の図柄を変動可能に有する複数の図柄変動手段(例えば、リール3L・3C・3R)を停止させ、複数の図柄表示手段が停止した状態での図柄の組み合わせに基づいて所定の遊技価値(例えば、景品100)を付与する遊技機において、図柄変動手段に設けられ、筐体の外部から照射される光を受光する受光手段(例えば、光センサ7)と、受光手段により光を受光すると、変動する図柄変動手段の停止を指令する停止信号を出力する停止信号出力手段(リール停止信号回路46)と、停止指令信号を検知すると図柄変動手段の変動を停止させる変動停止手段(例えば、モータ駆動回路39、マイクロコンピュータ30)とを備えている。
この構成によると、外部からの光を受光すると変動する図柄が停止するようになっている。従来、例えば、「パチスロ機」等の遊技機は、筐体に変動する図柄を停止させる停止ボタンスイッチが設けられていることが一般的であるが、外部からの光により停止させることで、遊技者はこれまでにない新たな遊技を楽しむことができる場合がある。
また、本実施の形態は、遊技者が視認可能に遊技価値を展示する遊技価値展示部(例えば、景品展示部6)をさらに備えている。この構成によると、遊技者が遊技価値を視認することができるため、遊技者の遊技に対する興趣を向上させることができる場合がある。
また、本実施の形態は、筐体と一体に設けられ、遊技者による操作に応じて筐体の外部から図柄変動手段に向かって光を照射する光照射手段(例えば、光線銃4)をさらに備えている。この構成によると、図柄を停止させるための光照射手段を一体に設けることで遊技機の管理が容易になる場合がある。
そして、この光照射手段は、単位遊技の開始を指令する遊技開始指令信号を出力する遊技開始指令手段(例えば、スタートボタン11)を有している。この構成によると、変動する図柄を停止させるための光照射手段が遊技を開始させる手段を有した構成と成っているため、遊技者は遊技の開始から終了までの一連の動作を簡単にすることができる場合がある。例えば、遊技を開始させる手段を筐体に設けた場合、遊技者は、筐体まで近づき遊技を開始させ、筐体から離れて遊技を行うといった手間を要してしまい、遊技に集中できなくなる場合がある。
(本実施形態の変形例)
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機1は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複、置き換えて備えていてもよい。例えば、上述の実施の形態では、内部当選した役を光線銃4で停止可能としているが、内部当選に関わらず、変動する図柄を光線銃4により光を照射するだけで停止させるようにしてもよい。この場合、遊技者の技量(例えば、動体視力や射的技術)のみで遊技価値を獲得することができるため、遊技者の遊技に対する興趣を向上させることができる場合がある。また、遊技価値は、景品100でなくメダルとしてもよいし、それ以外であってもよい。まら、リール3の設置数や設置位置などは、上述の実施の形態に限定されることはない。
さらに、本発明は、上述のパチスロ機やパチンコ遊技機等の実機の他、これらパチスロ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。尚、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本実施の形態のパチスロ機の斜視図。 リールの斜視図。 リールに配列された図柄の例を示す図。 正面から見た液晶表示装置の変形例を示す説明図。 図1のパチスロ機の側面からみた概略透視図。 図1の光線銃の概略構成を示す一部透視図。 主制御回路のブロック図。 光線銃のブロック図。 メインルーチンのフローチャート。
符号の説明
1 遊技機
2 キャビネット
3L,3C,3R リール
4 光線銃
5 液晶表示装置
7 光センサ
26 センサケース
49L,49C,49R ステッピングモータ

Claims (4)

  1. 筐体の内部に設けられ、複数種類の図柄を変動可能に有する複数の図柄変動手段を停止させ、前記複数の図柄表示手段が停止した状態での前記図柄の組み合わせに基づいて所定の遊技価値を付与する遊技機において、
    前記図柄変動手段に設けられ、前記筐体の外部から照射される光を受光する受光手段と、
    前記受光手段により光を受光すると、変動する前記図柄変動手段の停止を指令する停止信号を出力する停止信号出力手段と、
    前記停止指令信号を検知すると前記図柄変動手段の変動を停止させる変動停止手段と
    を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技者が視認可能に前記遊技価値を展示する遊技価値展示部をさらに備えていることを特徴とする遊技機。
  3. 前記筐体と一体に設けられ、遊技者による操作に応じて前記筐体の外部から前記図柄変動手段に向かって光を照射する光照射手段をさらに備えていることを特徴とする遊技機。
  4. 前記光照射手段は、
    単位遊技の開始を指令する遊技開始指令信号を出力する遊技開始指令手段を有していることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。



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